こんちは。
良い色ですねぇ。 近所にトゲアリのコロニーがあれば、探しに行くんですが(探しているとは限りませんが)・・・残念です。 記載論文はケンランながら、オウゴンの神通力もあって、どちらを使うか、個人的には悩みます。 ではまた。
Sundog様、バグリッチ様。
トゲアリがいる雑木林は見つけているのですが、コロニーの密度が足りないようでアリノスアブは見つかりません。 ところで、以前頂戴したベッコウアブの羽化が始まっており、毎日数頭のスズキベッコウが地面から這い出しております。えさ不足のためか多少小さいようですが可愛いもんです。
市毛様
出ましたか!やはりスズキでしたか!!いいなぁ。 私の手元に残した分は、長野のアパートで凍らせて全滅してしまいました。 今年こそは、成功させようと思います(エサを多めに、ですね)。 天井裏で、スズメバチの巣下から回収したニクバエ幼虫も全滅させてしまったので、こちらも機会があったら再チャレンジの予定です。 採集したら、お知らせしますが、まだ要りますか(もういらない/100頭位なら/500でも1000でも採れただけ)?
スズメバチの巣から得られたニクバエ幼虫ですか、それはすごい!
ニクバエ科やクロバエ科の幼虫のちょっとした飼育テクニックを紹介いたします。食品包装資材店や比較的大きなホームセンター、クワガタムシ飼育資材店などで売っているPET製の直径10cmほどの使い捨て食品ポットの底に寒天を流し入れて固め、そこに餌を置きます。ポットの口はセットになっている蓋ではなく、台所用不織布(ペーパータオル)のリードをかぶせ、輪ゴムでとめます。それを昆虫飼育用のプラケースに入れてポットの周囲は細かく裂いたティッシュペーパーで埋め尽くし、軽く霧を吹きます。さらにプラケースの口にもリードをかぶせて蓋を閉めておきます。成長した幼虫はポットの口にかぶせたリードを突き破って、周囲のティッシュペーパーの中で蛹になります。
ウミユスリカさま
幼虫の飼育テクニック、ご教授ありがとうございます。 巣下の残骸(スズメバチの尿・食べ残し・死骸の混合物)を丸ごと、厚手のビニール袋で密閉して、カビだらけにしてしまいました。 ハエ幼虫のエサですが、「ハエ幼虫の飼育」で検索したら「フスマ10、魚粉10、エビオス1」というのが出てきたので、コレでやってみます。 危険分散のために、なるべくばら撒きたいので、採れたらこちらで里親募集させて頂きます。 よろしくお願いします。
sundog様
ふすまと魚粉、エビオスの混合餌は、イエバエ用に開発されたもので、イエバエやヒメイエバエの餌には適していても、ニクバエ科には不適です。つまり、草食動物の糞や腐敗植物質を基本にしながらも、かなり雑食性の強い蛆に適合させたものなんです。もしその蛆が本当にニクバエ科の蛆なら、もっと動物質中心の餌でなくてはなりません。科の特定ができていないなら、やはり、できたら巣の下の残骸混合物をそのまま使うのが無難だと思います。ハエの蛆の餌は腐敗が進みやすいため、密閉してしまうと酸欠になりがちです。また乾燥も餌の性情を悪くしてしまいます。私のやっている技法は、要するに通気性と湿度の維持、餌からの浸出液の吸収保持、蛹化場所の確保を両立させているわけです。 里親の件、ぜひよろしくお願いします。輸送の際は、いったん幼虫と餌を分離し、幼虫は湿ったティッシュペーパーとともに餌と別容器にしたほうがいいと思います。
ウミユスリカさま
ハエ幼虫は飼育した事がないので、ご指導、大変ありがたいです。 ゴミの中には、他にもゴミムシ幼虫(?)や、ハネカクシが入っており、ハエ幼虫をエサにしているようです。 今年はそれらも(釣具屋でサシを買ってきて)飼育しようと思っています。 天井裏のスズメバチの駆除は、天井板にシミが出来る9月以降が本番になります。採集できたら、メールでもご連絡させて頂きます。 今後ともよろしくお願いします。 |
突然すみません。いろいろ調べてたらお詳しい方々ばかりなのでお邪魔させていただきました。
今イエバエについて調べているのですが、イエバエの好きな色や模様ってあるのでしょうか!? よろしくお願いいたします。
白い色のトレーを使ったホワイトパントラップには花に来るタイプのイエバエ科は結構来ます。
ただ、イエバエ科のハエは現在は100種類以上もありますので、種によっても相当好みは違いがあると思われます。 ただし、これらの種による好みの違いについての情報が出ている文献はまだないと思います。
ハエ男さん。早速ご返信ありがとうございます。まったく無知で申し訳ないですが、ホワイトパントラップとはなんですか?教えてください。
しかも100種類以上もいるのですか・・・なんかハクゲンさんの商品説明のページで水色とか水玉模様というのは発見したのですが、それもある特定の種だけということになりますかね!?
ホワイトパントラップ・・・
ホワイト=白い パン=フライパンのパンと同様に水などをためられるような形状の器 トラップ=ワナ つまり白いトレーみたいな皿状の器に水と洗剤を入れて設置しておくと、白い色に集まってくる昆虫がその液で溺れて死ぬので、それを回収するワナのことです。 ハクゲンさん(家庭用防虫剤殺虫剤のメーカーさんですよね・・)では通常、家屋に入ってくる人親和性が高いタイプのハエを対象にしていますので、街中で良く見られるいわゆる名前のはじめに何もつかないタダのイエバエや発酵臭に集まるショウジョウバエ類を対象にしていると思われます。 逆にハエを捕らえるワナとして購入しても、自然度が高い森林などにそれらのワナを設置しても思ってるほど集まりません。 |
こないだ発売されたばかりの吉田氏の著作「大阪府のハバチ・キバチ類」ですが、早くも著者のサイト内に正誤表がでていますので、ご参照ください。
やっぱし、こうでなくちゃね・・・間違いはないにこしたことはないけど、もし間違いが見つかれば、すばやく訂正・・大事なことです・・見習って欲しい大手出版社&大手かどうかわからないけど某大学出版社・・ |
kuwachanさん、こんにちは。
これは、はなあぶ誌の最新刊21の表紙に載っているヒメクロムシヒキHolopogon japonicusですね。美しく撮れていると思います。どちらで撮影されたのでしょう? ムシヒキアブの同定には、こちらのページが絶対お勧め。 http://www3.kcn.ne.jp/~tgw/ ただし、和名が雑誌等で採用されているものと違う場合があるので、注意が必要です。
私もこれは岐阜県金山や長野県の木曽谷の林道沿いで採集しましたよ。枯れ枝の先端で獲物を待ってるのがよく見られました。
そういえば、ムシヒキサイトのBBSもついに閉鎖してしまってましたね・・・ここはハエ系最後の砦のBBSかもしれません・・
こんばんは。
pakenyaさん,ありがとうございます。栃木県北部で撮りました。ムシヒキ図鑑のHolopogon japonicusに似ているとは思ったのですが自信がありませんでした。 ハエ男さん,いつもありがとうございます。ムシヒキだと思ったので,そちらのBBSに行ったら(掲示板が)ありませんと断られてしまいました。ハエの方ではないので悪いかなと思ったのですが,貼らせていただきました。名前が分かってとてもうれしいです。これからもこの掲示板が存続することを願っています。
ムシヒキサイトのtgwさんも時々このサイトを見てくれてますので、ムシヒキだけでなく双翅目や時にはそれ以外の昆虫の話しでもOKですのでどんどん投稿してやってくださいませ。
スパムメールとこの手のBBSの管理はいたちごっこになりますが、なんとか対策をとって続けて生きたいと思います。 |
ケンセイです。
以前ハエ男様のところにも甲虫屋のH氏より画像の問い合わせがあったと思いますが、先日私も同じ画像を見る機会があり、間違いなくヒロオビヒラタアブDasysyrphus tricinctusだと 思われるので、次号の「はなあぶ」に投稿しようと思います。 つきましては長野県のヒロオビヒラタアブの記録についてご存知の方があればご教示いただけるとありがたいです。 自分が調べた限り記録は見あたらないように思うのですが・・・ |
これは確かにめずらしそうなツリアブですね・・・
クロバネみたいに翅が黒だけじゃないしヤマシロに似てるけどちょっと違う・・・ これは埼玉県昆虫誌にBrachyanax sp.と表記されてるヤツだと思います。(未記載または外国で記載されてるかもしれないけどまだきちんと検討されていない種だと思います。 ) この種の生態画像ははじめて見ました
ハエ男さま早速の返信ありがとうございます。
やはり珍しい「アブ」だったんですね。 ハエかとばかり思おもっていました。 「生態画像ははじめて」とは、何時もお世話になっているので、ちょっとお返しできたかなぁ・・・と喜んでいます。 |
翅脈を見る限り、ミズアブ科であることは明白だと思います。ハラキンミズアブで良いと思います。
ただ、確かに目玉はでかいからアタマアブとしたくなる気持ちもわからなくはないですが・・・ 私はアタマアブを一般の方に紹介する時は「昆虫目玉おやじ」と読んでおります「頭部のほとんどが目ですし・・」
ありがとうございました。
アタマアブの情報が少なく,どこに違いがあるのか分からなかったので質問いたしました。翅脈の見方などもう一度確認したいと思います。お世話になりました。
アタマアブ科に関する論文は(連載?)九州大学農学部で出しているJournal of the Faculty of Agriculture, Kyushu Universityという雑誌にかなり出ています。
これらは九州大学付属図書館HPの「学内の電子化資料」→「九州大学研究誌目次速報データベース」→農学部→の 方からたどってPDFファイルをダウンロード出来ます。 以下はタイトル等です。 Journal of the Faculty of Agriculture, Kyushu University 34(3) <1990 Morakote,Rut/Hirashima,Yoshihiro A Systematic Study of the Japanese Pipunculidae(Diptera) Part I. Introduction to the Family and the Genus Verrallia Mik 1990. 34(3).123-159 A Systematic Study of the Japanese Pipunculidae(Diptera) Part II. The Genus Chalarus Walker 1990.34(3).161-181 A Systematic Study of the Japanese Pipunculidae(Diptera) Part III. The Genus Cephalops Fallen 1990.34(3).183-214 A Systematic Study of the Japanese Pipunculidae(Diptera) Part IV. The Genus Pipunculus Latreille 1990.34(3).215-239 以下Journal of the Faculty of Agriculture, Kyushu University 34(4) <1990 Morakote,Rut/Hirashima,Yoshihiro /Yano,Koji A Systematic Study of the Japanese Pipunculidae(Diptera) Part V The Genus Eudorylas Aczel 1990.34(4).281-355 A Systematic Study of the Japanese Pipunculidae(Diptera) Part VI. The Genera Dorylomorpha Acz61 and Tomosvaryella Aczel 1990.34(4).357-395 これらはPDFでDL出来るはずなので、ご参照ください。 各論文の後の方にはしっかりと図版もありましたので、わかり易いと思います。 ![]() 確かに、似ているといえば似ていますね。 10年前の私だったら同じ様に勘違いしています。 アタマアブというと、小型の黒っぽいハエで、翅が長く、漫画の三頭身のような頭が極端に大きいアブというイメージです。 下記のURL等参考になるのではないでしょうか。 http://www.canacoll.org/Diptera/Staff/Skevington/Pipunculidae/Pipunculidae.htm ![]() 九州大学は,昆虫関係の捜し物をしていると有用な情報がたくさんあるところですね。今度ゆっくりのぞいてみようと思います。貴重な情報をありがとうございました。 茨城@市毛さん 頭,胸に比べて腹が小さいこと,ハエ男さんの言うように目玉のおやじであること,羽が意外と長いことがよく分かりました。検索図も送っていただきありがとうございました。 ちょっとピントが合っていませんが,横からの画像を貼ります。
ハエ男さん、こんちは。
九州大のHPですが、文献のインデックスまでは行き着くのですが、最後のダウンロードのところで、パスワード入力が必要で、拒否されます。 なにか方法がありますでしょうか? やっぱり無理かな?
ハエ男様、バグリッチ様。
フリーで入手できるのはESAKIAだけです。
すみません・・そうでした・・・
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