ツリアブモドキ科のアカツリアブモドキの標本をお持ちの方があったらご連絡いただければありがたいです.それと,外観はこの種ににて翅に数個の透明紋を持つ標本をお持ちでしたら同様にご連絡ください.両者の関係を今調べています.
三枝様
いつもお世話になっております. それらしき標本を1個体,知人から託されて保管しています.しかし標本の状態がよくありません.採集者によると,マンションの階段の灯火の下に落ちていたものらしく,泥(油?)が付着していて細部が見にくいです. 原色昆虫大図鑑IIIの記述と一致しない部分もあり,アカツリアブモドキかどうかも自信がありません. このようなものでよろしければ,お送りさせていただきます.
さんごさんのご厚意で標本を調べることができました.アカツリアブモドキとは別種でして,さんごさんが多分「はなあぶ」誌上などに発表されるでしょう.さんごさん有難うございました.
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![]() 今年もよろしくお願いします。 大きくて派手な色のハエがアメリカセンダングサに訪花していました。 2012年9月下旬@山形県・山地の道端 図鑑を眺めてなんとなくダイミョウヒラタヤドリバエ(別名ダイミョウヒラタハナバエ)かなと思ったのですが、もしかしてセスジハリバエとかでしょうか? 未採集で写真も動画撮影中のスナップショットしかありません。 (恐れ入りますが動画は拙ブログへのリンクをクリックして下さい)
しぐま様.
こちらは,ヤドリバエ科のセスジハリバエTachina nupta (=T. mikado)の可能性が高いです. ダイミョウヒラタヤドリバエは下記のHPのPhasia hemipteraを参考にしてください. http://homepage3.nifty.com/syrphidae1/diptera_web/issun_photo.htm |
komachan様、はじめまして。
そして皆様、明けましておめでとうございます。 今年も私たちがいろいろな虫と出会えますように。^^ 私も素人なのでよくわかりませんが、 http://bugguide.net/node/view/372203 というところのガガンボによく似てます。 触角の違いは♂がクシヒゲ状で♀がシュッとした形なのかな? クシヒゲガガンボはそのような感じです。 『Limonia (Rhipidia)』で検索すると似たような触角のガガンボが見つかりました。 Limonia (Rhipidia) lecontei Alexander, 1940マダラクロヒメガガンボっていうのはどんなガガンボなのでしょうか?ちょっと気になります。 ![]() 本年も、皆様にお世話になりたいと思います。 教えていただいた情報を基にするとLimonia duplicataの触覚が同じように思えます。 http://bugguide.net/node/view/90336 ご紹介いただいたURLの画像によく似た個体を撮影してあります。 これが♀ということになるのでしょうか。
私的には、たぶん同種の♀(ヒメガガンボ亜科Limonia (Rhipidia)属?)かなと思いますが、どうなのでしょう?^^;
まあ様,komachan様.
世界のガガンボ科のデータベースでは, Limonia (Rhipidia) leconteiマダラクロヒメガガンボ = Limonia (Rhipidia) maculataとなっています. まあ様の御指摘どおり,♂が櫛ひげ状で,♀は普通の触角です.
茨城@市毛 プロキシ変更中さん、ありがとうございます。
素人なりに単純に解釈すると、この個体はマダラクロヒメガガンボの♂と♀でよろしいのでしょうか。
茨城@市毛様、Limonia (Rhipidia) leconteiマダラクロヒメガガンボ = Limonia (Rhipidia) maculataなのですね、ありがとうございます。
触角の形もLimonia (Rhipidia)でよいようなので、 最初のコメントで紹介したサイトの写真のガガンボが一番近いと思いますが、Limonia (Rhipidia)の仲間ということで種名にたどり着けませんでした。 ので日本の既知種に Limonia (Rhipidia) isospilotqa Limonia (Rhipidia) lecontei = Limonia (Rhipidia) maculataマダラクロヒメガガンボ Limonia (Rhipidia) pulchraセアカヒメガガンボ の3種が載っていたので、 マダラクロヒメガガンボというのが気になったわけです。 ということで、Limonia (Rhipidia) maculataで探して見ましたら今回のガガンボはマダラクロヒメガガンボではないようです。 http://www.kolumbus.fi/esko.viitanen/rhipidia_maculata_e.htm どうでしょうか? これらのサイトの写真についても、専門家の方なのかそうでないのかも私にはわかりませんので、たくさんの写真が見つからない本種については、残念ながら今のところLimonia (Rhipidia)の仲間ということしかわかりません。。 何か追加情報あるといいですね。
現在ではRhipidiaは属として扱われることが多いようです。
達磨さん、まあさん、ありがとうございます。
この個体は、ヒメガガンボ亜科LimoniaのRhipidia属の一種の♂♀として整理してよさそうですね。 |
![]() 撮影地 長野県駒ケ根市 翅脈から検索するとタケカ科に近いように思えました。 さらに、海外の翅脈のサイトで検索すると「Allodia ornaticollis, wing」と表記された翅脈が若干の違いはあるものの似ていると思われます。 http://www.drawwing.org/insect/allodia-ornaticollis-wing アドバイスをいただければ幸いです。
こんな報文がありましたので、ご紹介まで。・・・ Allodia属の4新種は雄の尾端で判別しています。
Sasakawa & Ishizaki(2003) Fungus gnats of the genera Anatella, Allodia and Cordyla in Japan. Entomological science 6(2), 97-109.
キノコバエ科(狭義)の属などの分類では,翅脈相以外に翅の表面に生じるmicrotrichiaという微小な棘状の毛の配列や脚の距や棘の状態,触角の長さなども重要な形質になります.
写真の個体は翅脈相に関してはAllodiaやBrevicornuに似ていますが,この写真だけでは判断が困難でしょう.
ezo-aphidさん、アノニモミイアさん、ありがとうございます。
この画像では属までの同定はできないことがわかりました。 AllodiaやBrevicornuに似たキノコバエの一種として分類しておきます。 |
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