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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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同定依頼 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 19:48:02 No.7997  引用 
同定のご指導を仰ぎたいと思います。

撮影日 2012.11.21
撮影地 長野県駒ヶ根市

ハナバエの一種ではないかと思うのですが、同定することは可能でしょうか?


Re: 同定依頼 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 19:49:31 No.7998  引用 
横から撮影したもの。

Re: 同定依頼 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 19:51:15 No.7999  引用 
頭部の接写

Re: 同定依頼 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 19:52:24 No.8000  引用 
翅脈のスケッチ

Re: 同定依頼 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/21(Wed) 21:42:41 No.8001  引用 
komachan様.

ハナバエ?はどの科を指しているのかはわかりません.

イエバエ科Musciadaeのハナゲバエ属Dichaetomyiaやハナバエ科AnthomyiidaeはM1脈が前方に屈曲しません.

写真のようにM1脈が前方に屈曲するのは,ヤドリバエ科Tachinidaeやクロバエ科Calliphoridae,ニクバエ科Sarcophagidaeです.

科の検索については,北隆館の新訂昆虫大図鑑や保育社の原色日本昆虫図鑑(下)を参考にしてください.

見た目は,クロバエ科Calliphoridaeのコクロバエ属Paradichosiaですかね.

Re: 同定依頼 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 22:56:21 No.8003  引用 
茨城@市毛さん、ありがとうございます。

無知ゆえの的外れですから大目にみてください。
間違えて覚えることも多々あると思いますので。

コクロバエ属Paradichosiaに関するweb情報はほとんど見つかりませんね。
お尋ねしてよかったです。

翅脈相の図 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/19(Mon) 16:26:19 No.7982  引用 
No.7972の同定依頼で翅脈相の図を自作などの自助努力が必要との指摘をいただきましたので、挑んでみました。
たまたま撮影したガガンボのような虫でやってみました。

こんな感じでよろしいのでしょうか。


Re: 翅脈相の図 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/19(Mon) 16:31:27 No.7983  引用 
No.4888に三枝先生からガガンボダマシの翅脈相の画像が提供されていたので、合わせてみました。
R3脈に若干のズレがみられますが、ガガンボダマシの種まで同定するの翅脈相からでは無理との過去の書き込みもありましたが、この程度でガガンボダマシの一種と同定できるのでしょうか。


Re: 翅脈相の図 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/19(Mon) 16:36:46 No.7985  引用 
生態写真です。

Re: 翅脈相の図 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/20(Tue) 15:25:51 No.7989  引用 
正解です.ずいぶん正確にTrichoceridaeの翅脈相が描かれていると思います.努力された成果だと思います.虫に対する理解が深まることと思います.

この科の特徴はCuP脈とA1脈の2本があって,A1脈が大変短く強く翅縁に向かって湾曲するのがこの科の特徴です.ガガンボ科 Tipulidae(現在は3つの科に分割されています)ではA1脈が長くこのように強くは湾曲していません(旧来の解釈ではA1脈とA2脈という解釈でして,現在でも多くの文献ではこのように示されているので注意が必要です.旧来の解釈はさまざまな根拠から明らかに間違いですが,習慣というもので,間違ったことに気付かないか,気づいても相変わらず使っている場合が多いようです).


なお,この科にはTrichoceraとParacladulaの2属があります.少し観察しにくいのですが,付節(正確な漢字は人偏が足偏です;5節にわかれている)の最初の節がかなり長いのがTrichocera,きわめて短いのがParacladulaです.これからは両種とも早春に向かって庭先などで群飛うするので採集できます.少し倍率の高い虫めがねでもわかると思います.ともに日本にある程度の種が生息していて,翅に顕著な斑紋がない種の同定は♂交尾器の検査が必要になります.

交尾器の検査というのも,それほどややこしいことではありません.双翅類の群にもよりますが,物によっては拡大率のたかいデジカメの画像でもわかることがあります.
要は,腹の後半をハサミか何かで切って,これを10%程度の苛性ソーダまたは苛性カリに1日ほどつけて,それを水にいれて,水をかき回すようにして液の成分を薄め,新しい水に酢を1,2滴いれたのに腹を移して数分置きます.これをできればグリセリンの液につけておけば観察も保存もできます.グリセリンがなければ浣腸の液で十分です.なお,苛性ソーダや苛性カリが入手しにくいかもしれません.白い粒ですが水溶液にしてもタンパク質を分解するので,肌や毛織物につけるとその部分を分解してしまいます(ぬるぬると溶けてきます).注意が大事です.苛性ソーダを使わなくても,乳酸で処理する人もいます.キッチンハイターもアルカリですからあるいは使えるかもしれません.まだ試みてはいませんが,これだと同時に脱色される可能性があります(色の黒いものはかえって淡くなっていいかもしれません).材料が水やグリセリンの表面に浮いて困るときは,台所の中性洗剤を10倍くらいに薄めたものをごく微量のを加えると,界面活性が高まって沈みます(交尾器や腹部の内部に空気は入っているとそれでも浮きますが,洗剤処理をしないよりましです).先の細いピンセットがあるとしやすいです.近頃はホームセンターなどでも売っています.砥石ややすり,グラインダーなどでさらに細くすると使いやすいです.

Re: 翅脈相の図 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 09:15:26 No.7994  引用 
アノニモミイアさん、ありがとうございます。
翅脈相の図にやっと手が掛かったところなので、交尾期の検査の領域にまでベルアップするのはこの先の課題とさせていただきたいと思います。

まだ、どの種類に対して、どんな情報が同定に必要になるのかの判断が付かない素人なので、少しずつ教えていただこうと思います。
よろしくお願いします。

教えてください。 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/18(Sun) 08:50:17 No.7972  引用 
撮影日 2012.11.09
撮影地 長野県駒ヶ根市

マダラカバエかなと思ったのですが足に棘がある。
何でしょうか?
よろしくお願いします。


Re: 教えてください。 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/18(Sun) 15:58:09 No.7973  引用 
双翅目,特に糸角亜目の名称を調べる場合には翅脈相が重要な形質になります.生態写真でも翅脈相がある程度わかる場合があります.このような場合には,写真から翅脈相の図を自作して,図鑑などの図と比べてみることで,おおよその見当をつけることができます.このような手法をとることによって,双翅目への関心も高まっていきます.自助努力が必要です.

カバエ科には少なくとも中央室がありますが,はたしてこの画像からそれがわかるでしょうか.

次に,この掲示板にご自身でこの画像から作成した翅脈相の図を投稿してみてください.2枚の翅が重なっていることも考慮に入れて作成する必要があります.かなり特徴的な翅脈相と斑紋をもっているので,科はもとより属(あるいは種)までの検索が可能でしょう.

Re: 教えてください。 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/18(Sun) 23:54:44 No.7979  引用 
アノニモミイアさん、ご指導ありがとうございます。
素人には、なかなか手が出せない領域まで踏み込まねばいけないのですね。
掲示板の留意事項には「画像で種名を質問する際は採集(撮影)場所、日時、などのデータを入れてください。」とだけありましたが翅脈相の図を投稿するとなると素人はちょっと及び腰になります。
こちらの掲示板に質問するには、そこまで求められるとは存じ上げずに失礼しました。
今後はご指導(翅脈相の図などの自助努力)に沿わない種名の質問は受け付けていただけないのでしょうか。

Re: 教えてください。 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/19(Mon) 02:01:28 No.7980  引用 
あなたのかなり鮮明な写真からは翅の翅脈は写真をなぞるだけでもある程度たどれるものです.決して素人が手が出ないという領域ではありません.

あなたの画像から私が作成した翅の図を添付しておきます.これを参考にされて,あなたの画像を拡大して対応させてみてください.

この掲示板がどのような質問を受け付けるか否かは管理者ではない私が関与するところではありません.


Re: 教えてください。 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/19(Mon) 09:42:40 No.7981  引用 
アノニモミイアさん、わざわざ翅の図を作成していただきましてありがとうございます。
皆様のようなハイレベルな領域に近づくのは無理にしても、素人なりに少しずつ精進していけたらなと思います。

専門的な知識や資料(図鑑)を持たない素人の、素朴な疑問に単刀直入にお答えいただける場として期待しておりますので、大目にみてやってください。
ところで、この画像の個体はキノコバエの一種と考えてよろしいのでしょうか?

Re: 教えてください。 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/20(Tue) 23:59:37 No.7990  引用 
ここに,岡田一次博士のStudien ueber die Pilzmucken aus Hokkaido(北海道帝国大学農学部紀要 第42巻第4号pp.267-335, Pl. XV-XVIII)のpl.XVIIに図示されたキノコバエ科の1種,Leia winthemiナミエナガキノコバエの翅の写真を添付しておきます.なお,私が描いた図では前縁に近い短い横脈の位置が間違っていました.これはScとRの間であって,CとScの間の横脈(humeral corssvein)はもっと翅の基部にあります.

あなたの画像の翅と比較してみたらいかがでしょうか.

ほかにLeia属ではこれとそっくりの斑紋をもった種は日本では見かけたことはないので,多分この種でしょう.


Re: 教えてください。 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 09:09:07 No.7993  引用 
アノニモミイア さん、ありがとうございます。
翅脈図を再度自作して重ね合わせてみました。
見事に一致しました!

専門家の方から貴重な情報を得られたことで、素人でも同定の真似事ができたことに感謝します。
今後もご指導をお願いします。

きれいな翅のハエ。その3 投稿者:まあ 投稿日:2012/10/24(Wed) 22:29:27 No.7908  引用 
これも、きれいでした。
6月下旬 場所は同じです。

私の今年の『シマバエ御三家』、感動の3種でした。


Re: きれいな翅のハエ。その3 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/18(Sun) 23:34:24 No.7978  引用 
まあ様.

 この種類も,シマバエ科のNoeetomima sp.ということになりますが,本種は国後から記載されたNoeetomima aberransの可能性が高いと思われます. 
また,以前の質問にあったNoeetomima sp.はN. fulgensの可能性が高いと思います.

Re: きれいな翅のハエ。その3 投稿者:まあ 投稿日:2012/11/19(Mon) 16:31:31 No.7984  引用 
名前までたどり着ける事が出来て嬉しいです。『可能性が高い』ということは、何か特徴等がイラストではなくて記述という形だったのかなと想像してしまいます。そういう資料がたくさんあるのかもしれないなあとちょっと感じました。自力ではネット上に画像、資料も見つけられませんでしたので助かりました。どうもありがとうございます。

同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/16(Fri) 21:19:45 No.7959 ホームページ  引用 
いつもご指導ありがとうごさいます。
コオニユリの実についていたハエを見ていただけますでしょうか。
採集データは以下の通りです。

採集日  2012年11月16日
採集場所 静岡県裾野市
体長   10ミリ

よろしくお願いいたします。   FS


Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/16(Fri) 21:22:29 No.7960 ホームページ  引用 
追加の画像です。 FS

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/16(Fri) 21:23:37 No.7961 ホームページ  引用 
もう一枚、追加です。 FS

Re: 同定のお願い 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/17(Sat) 21:58:06 No.7968  引用 
FS様.

写真のハエは,ニクバエ科の♀と思われます.
それ以上の同定は,標本があってもかなり困難です.

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/18(Sun) 20:41:48 No.7975 ホームページ  引用 
茨城@市毛様

コメントありがとうございました。
勉強になりました。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。

                 FS

Vockeroth博士の逝去 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/11/17(Sat) 18:12:09 No.7962  引用 
ハナアブ科,フンバエ科,キノコバエ科をはじめ多くの双翅類の優れた研究者であったカナダのJ. Richard (Dick) Vockeroth 博士が本日オタワで逝去されました.本掲示板関係の双翅目愛好者,とくにハナアブ科の人々に彼の逝去をお知らせします.添付書類は彼についての概要です.

添付:7962.doc (32KB)

Re: Vockeroth博士の逝去 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/17(Sat) 22:08:26 No.7969  引用 
三枝様.

先ほど,ハナアブ科の国際的なメーリングリストでもVockeroth博士の悲報が流れてきました.
ハナアブ科のほか,キノコバエ科のような小型種などまで幅広い分野を調べていた偉大な研究者でしたね.

Re: Vockeroth博士の逝去 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/11/18(Sun) 00:47:10 No.7971  引用 
私が1966年にハワイのビショップ博物館に1年間出張しているときに,Vockeroth博士一家(奥様と二人の息子さん)がやはり1年間の出張で来られて,一緒に東南アジアの双翅類の研究を行いました.東南アジアのMuscidaeの論文はその時に彼が研究した成果です.また,1985年には私がオタワの中央実験農場のカナダ国立昆虫コレクションでオドリバエ科の北米のRhamphomyiaの研究のために4か月を過ごした時も,彼はここのスタッフで,双翅類について多くのことを学ばせてもらいました.2006年に福岡で開催された国際双翅類学会にも参加されて,この時には宮崎県須木村(現小林市須木)の猪ノ子谷で一緒に双翅類の採集を行ったのが彼と会った最後の思い出でした.その時の写真です.

並外れた記憶力の持ち主で,一昔も二昔も前に会った人についてその時の会話はもとより相手の服装まで鮮明に記憶していました.今ならコンピューターに入力されたような記憶力をもった頭脳でした.もちろんこの記憶力で双翅類について稀にみる豊かな知識をもっていました.私がこの掲示板でいろいろな双翅類について投稿できるのも,彼の教えによるところが多々あります.

博士論文は英国オックスフォード大学で世界のフンバエ科の分類でした.私もこの論文の分厚い原稿を見せてもらいましたが,残念ながらこの論文は出版されませんでした.その後ハナアブ科の研究をはじめ,Syrphiniの属の再検討など重要な論文を発表しています.

私との関係では,キノコバエ科にSaigusaiaという属を創設してくださったことと,私がオドリバエ科Rhamphomyia属にVockerothempisという亜属を創設したことが記念として残りました.この亜属のタイプ種は松村先生が記載されたR. arakawaeです.

福岡の学会の頃から糖尿病を患っていまして,その後さらに体調を崩されたようです.晩年は残念ながらあの超人的な記憶力も薄れてしまっていた,とのことです.双翅類学の超碩学がこの世から去ってしまいました.ご冥福をお祈りいたします.

同定のご指導をお願いします。 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/10(Sat) 18:29:45 No.7949  引用 
撮影日 2012.11.06
撮影地 長野県駒ヶ根市

都合の良い体勢で止まってくれていたのでよく撮れたと思うものの、同定に至りません。
よろしくお願いします。


Re: 同定のご指導をお願いします... 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/10(Sat) 18:30:58 No.7950  引用 
横からの画像です。

Re: 同定のご指導をお願いします... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/12(Mon) 01:47:57 No.7955  引用 
どなたからのレスポンスもないですね.Muscidaeイエバエ科ですが,篠永先生のようにこの科の分類に詳しい方がこのスレッドに気付いてくれないと,属のレベルでも難しいのでは.

Re: 同定のご指導をお願いします... 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/13(Tue) 07:55:19 No.7958  引用 
アノニモミイアさん、コメントありがとうございます。

有益な情報をいただけるまで、辛抱強く待ち続けます・・・。

同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/11(Sun) 21:47:32 No.7952 ホームページ  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
また1種、教えていただけますでしょうか。
すすき野原で採集しました。

採集日  2012年11月11日
採集場所 静岡県裾野市
体長   8ミリ

よろしくお願いいたします。
             FS


Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/11(Sun) 21:48:33 No.7953 ホームページ  引用 
追加の画像です。 FS

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/11(Sun) 21:49:37 No.7954 ホームページ  引用 
追加の画像です。 FS

Re: 同定のお願い 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/12(Mon) 07:55:56 No.7956  引用 
FS様.

写真のハエは,クロバエ科のDexopollenia flava ショウジョウクロバエです.
夏にやや高い山で見かけます.

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/13(Tue) 00:41:36 No.7957 ホームページ  引用 
茨城@市毛様
コメントありがとうございました。
採集したのは、標高250メートルほどのところですが、これまでにも何度か姿を目にしてきました。これからも観察を続けていきたいと思います。
                         FS
             

ムシヒキアブモドキ Mydidae 投稿者: 投稿日:2012/11/06(Tue) 17:36:47 No.7921  引用 
標本整理をしていたら、こんなものがでてきました。
ムシヒキアブモドキ科Mydidae の一種。
(西表島南風見田 2001年7月3日)
この仲間の文献を一つも持たないので、さて。
Neomydas gruenbergi (Hermann, 1914) ムシヒキアブモドキでいいのかな?


Re: ムシヒキアブモドキ Mydida... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/08(Thu) 16:27:27 No.7927  引用 
ウーーン.まだ日本で自分で採集していない双翅目の科があった!南風見田には何度もいっているのに.なぜか・・・

自慢できるのはHilarimorphidaeくらいかな.北大の久万田先生が屋久島で1♀,小生はオドリバエがnuptial giftとして捕ってきたのを横取りした1♂のみ.

Re: ムシヒキアブモドキ Mydida... 投稿者: 投稿日:2012/11/09(Fri) 10:12:52 No.7937  引用 
オドリバエモドキは採っていないでしょうね。採っていてもそれと気づかずアブくくりで三角紙で眠っていることもないとは言い切れないですけれど。こんな分かりやすいムシヒキアブモドキもそれと気づかずあったくらいですから。標本はちゃんと作らないとダメですね。日々反省。

Re: ムシヒキアブモドキ Mydida... 投稿者:りゅうひ 投稿日:2012/11/10(Sat) 15:18:13 No.7948  引用 
達磨さん、ツリアブモドキ・アミカモドキも採ってますか?(笑)
こちらには久しぶりの投稿で恐縮です。
私もこの前の同定会で披露させていただきましたが、ペアの本種?(一応今のところ国内では1種みたいになってますが・・・)を、インセクトフェアで購入しました。たまにあのフェアも変なものがありますです。生きた個体を見たいものです。

Re: ムシヒキアブモドキ Mydida... 投稿者:達磨 投稿日:2012/11/11(Sun) 00:18:26 No.7951  引用 
ツリアブモドキ(アカツリアブモドキかな?)は栃木県博においてきました。
アミカモドキは昨年の昆虫学会の際に松本でアノニモ先生と一緒に初めて見てきました。こちらについてはFly times, issue 47 : 2-5. に紹介があります。
http://www.nadsdiptera.org/News/FlyTimes/issue47.pdf
目下、見つけたい科の筆頭は Corethrellidaeチスイケヨソイカ科(Corethrella towadensisというのが青森から記録されている)とPhrebotomidaeサシチョウバエ科(これも青森にいる)。いずれもちっちゃくて、トラップを使わないと見つからない。

同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/07(Wed) 22:10:40 No.7923 ホームページ  引用 
いつもご指導ありがとうごさいます。
また1種、教えていただけますでしょうか。
採集データは以下の通りです。
採集日  2012年11月7日
採集場所 静岡県裾野市
体長   8ミリ
よろしくお願いいたします。
                FS


Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/07(Wed) 22:12:15 No.7924 ホームページ  引用 
追加の画像です。FS

Re: 同定のお願い 投稿者:Campsicn 投稿日:2012/11/08(Thu) 22:12:55 No.7932  引用 
FS様

ヤチバエ科のヒゲナガヤチバエのように見えます。

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/10(Sat) 00:54:18 No.7947 ホームページ  引用 
Campsicn様
コメントありがとうございました。
確認しましたが、間違いないと思われます。
おかげさまで、「ヒゲナガヤチバエの生活史」(永冨昭・櫛下町鉦敏)という非常に興味深い論文も読むことができました。
心から感謝申し上げます。
                         FS

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