市毛さん、こんちは。
私も、この種と同じと思われる大きいショウジョウバエハエを時々採りますが、ダンダラショウジョウバエだろうなぁ と思っています。 どこを決め手にすればよいか 良くわかりません。近似種はいないんでしょうかねぇ。 なにぶん、ショウジョウバエまで、まだ手が届いてません。(役立たずのコメントです)
JDD - Japan Drosophila Database (http://www.dgrc.kit.jp/~jdd/sp/sp_tree.html)の中のDrosophila属の中のhttp://www.dgrc.kit.jp/~jdd/sp/02050604.htmlとhttp://www.dgrc.kit.jp/~jdd/sp/02050607.htmlにヒョウモンショウジョウバエとダンダラショウジョウバエの画像があります。このDBにある画像を片っ端から見ていくと胸部にスジのある種はそこそこあるようですが、ダンダラショウジョウバエはかなり特徴的なので、胸部側面と胸部背面の画像で識別できると思います。
ヒョウモンとダンダラがかなり模様は煮ているのですが、ダンダラのほうは前脚に短剛毛列がありますので識別可です。
画像を拡大してみると前腿節に剛毛列があるようにみえますので、ダンダラでよいと思います。
バグリッチ様、ハエ男様。
一応、Okada1988で検索はしたのですが、何分にも比較用の標本が全く無いので自信がありませんでした。有難うございました。 |
Pensoftに新刊が載っていました。
Key to the insects of the Russian Far East, Vol. 6: Diptera and Siphonaptera, Part 4 Leley, AS( ED) 2006. Vladivostok, 250x175, 653 b/w figs, index, In Russian, title and a summary in English. Hdb, 937pp. Price EURO 69. 急がないと、また売り切れになるかも(^_^;)
下記のURLで目次が見られます。
待望のSarcophagidaeが載っているようです。 http://www.biosoil.ru/tendipes/board.htm |
事務所移転の準備に追われてるハエ男です。
いろいろと物件をあたり決定しました。 新事務所は飯田市街(駅から徒歩4分)の旧ラーメン屋の一軒屋です。 5K+事務所フロア+昆虫調査事務所に似つかぬりっぱな厨房スペース+風呂トイレ付きで築45年の物件です。 寝泊り可なので、伊那谷の調査をされたい方はおいでくださいませ。 引越しをしましても、当サイトのURLや私のメールアドレスは変わりません・・・とりあえずご報告まで・・・ |
事務所引越し前で、金もないのにネット書店を見ていたらこんな本が出てることを知りました。
中国[meng3]科昆虫-昆虫綱-双翅目(上下)・・(meng3が何を意味するのは不明・・・なんとなく文章の流れから蚊のような気がする)虞以新 編 2005年12月 出版社: 軍事医学科学 17140円 どなたか見たことある方います?(軍関連の本だと結構金をかけてそうな気がするんだけど・・・)
ISBNを手掛かりにして調べてみたところ、ヌカカ科の本でした。
このヌカカの漢字を入れると、この掲示板も投稿出来なくなりますね。 亜東書店ブログ に書いてあります。 http://www.ato-shoten.co.jp/blog/2007/02/10180314.html
ヌカカでしたか・・・虫へんに蒙って書くのですね〜・・やっぱし、モンゴルとかには多そうなイメージがありますね。
日本では糠蚊と書く場合が多いように思います・・ |
No.2977の末尾にカバエの改定検索表を載せておきました.最初のと差し替えてください.
詳細な検索表をありがとうございます。BBSだと将来的に下の方に行っちゃって消えちゃう可能性もあるので、とりあえず「みんなでつくる双翅目Web図鑑」のカバエ科のリストの下に解説として転載させていただきました。
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ノミバエ科の専門家の中山裕人博士にお尋ねしましたら次のようなご返事をいただきましたので,せっかくですからここに転載させていただきました.中山博士ありがとうございました.
冬に出るノミバエでtibiaに独立剛毛があるものは殆どTriphleba属の種ですが、これは体表面が独特の光沢を持っており(Triphlebaは褐色)、Spiniphora属の種の可能性が高いものと思われます。ちょうどオス交尾器が脚でかくれていますが、Triphlebaでは通常左surstylusが後方にかなり伸長し、突出するので、目立ちますが、Spiniphoraでは左surstylusが下方に伸長するため、あまり目立ちません。 Triphlebaは細長い体形をしており、冬を中心に現れますが、Spiniphoraは殆どの種が夏に現れ、ごく一部の種のみが冬に現れます。夏に現れるSpiniphoraはずんぐりしていますが、冬に現れる種は細長く、まるでTriphlebaのようですしかし、オス交尾器は夏に現れるSpiniphoraとまったく同じです。Spiniphora属の幼虫はカタツムリの死体で飼育された記録がありますが、夏に出る種の成虫は腐肉トラップでも採れ ます。冬に出現するSpiniphoraは日本ではまったく研究されていませんので写真の種も未記載種か日本未記録種となります。
アノニモミイア様、中山様、ありがとうございます。
御指摘のように、左surstylusが伸びていますので、Spiniphora属のようです。 わざわざ、中山博士に問合せて頂きありがとうございました。
一般に日本産の昆虫の種数は良く解明されている英国の種数の約3倍といわれています.チョウが約70種に対して210種とか,オドリバエ科の360種に対しておそらく1200種とかの概算ができます.ノミバエ科は英国に約300種ですから,日本には1000種くらい棲息しているのではないでしょうか.英国の300種のうち200種がMegaselia属といわれていますから,日本には600種くらいMegaseliaが棲息しているのではないでしょうか.Megaseliaはさまざまな生態をしていますので,それだけ多様化しているのでしょう.市毛さんの「どのぐらい生息している予想なのでしょうか?」の答えに十分にはなっていませんが.
アノニモミイア様。
英国の3倍が大凡の目安なのですね。 各グルーブがそれだけ多様ならば、研究者も3倍以上必要と思われますので、大幅に増員してくれると良いのですが(^_^;) ありがとうございました。 |
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