木佐浩之様.
ヒラタアシバエ科で合っています. 見たことがない腹部斑紋です.
茨城@市毛 様
毎度の鑑定有難うございます。 後脚ふ節が平たくなっているように見えませんが、 このような例外もあるのですね。
木佐浩之様.
Chandler(2001)ヨーロッパのヒラタアシバエによると, "The posterior tarsi of many species are enlarged and in the Platypezinae flattened, especially in the female." と,太くなるだけのグループも有るそうです. なお,日本でヒラタアシバエとしてブログ等に写真が出ているのは,Platypezinaeヒラタアシバエ亜科のLindneromyia属やPlatypeza属です.
追加のご説明有難うございます。
名称に囚われて脚ばかり気にしていましたが、 この科には扁平に膨らまない種が含まれると理解しました。 ハエ目は図鑑で調べられる情報も乏しく、 どうしても研究者の方の知見に頼ってしまいます。 市毛様には、毎回、素人の疑問に手間暇を厭わず対応して頂いて感謝しています。 重ねてお礼申し上げたいと思います。 |
![]() 先日、海岸でイエローパントラップをやったところ ハエが複数入りまして、調べてみたところ ニクバエ科ではないかと思ったのですが自信が持てません。 ご教授いただければ幸いです。 場所:愛知県 知多半島 伊勢湾側 体長:約10mm
ツリタマムシ様.
模様や翅脈からニクバエで合っていると思います.
ありがとうございます。
ここから種におとすためには何が必要なのかを教えていただけると嬉しいです。
ツリタマムシ様.
ニクバエ科は,一部のグループを除いて♂交尾器で区別します. ♂交尾器は,下記のURLのニクバエ科にあるように様々な形状です. http://syrphidae1.a.la9.jp/diptera_web/issun_photo.htm 最近の検索表は下記の論文です. Kurahashi H, Kakinuma S (2015) Key to the flesh flies of Japan, with the description of new genus and species from Honshu (Diptera: Sarcophagidae). Medical Entomology and Zoology 66: 167-200. https://doi.org/10.7601/mez.66.167 この論文には図がないので,Fauna Japonica等の図を見る必要があります. 下記の論文にも多数図が載っており,各部名称の解説図もあり,役に立ちます. 加納六郎、小林洋、河内武(1997)千葉県産ニクバエ類の知見 千葉生物誌 47(1/2): 1-16
ご返答 ありがとうございます。
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けけけ様.
トゲオイシアブ Choerades sp.3(春沢・別府,2003, 図3-b)= Ch.sp.1(ムシヒキアブ図鑑) に見えます. イシアブ類は,ムシヒキアブ図鑑の下記の検索や春沢・別府(2003)で調べて下さい. http://www3.kcn.ne.jp/~tgw/web_page/Laphriinae/key_Laphriinae.htm 春沢圭太郎・別府隆守. 2003. 四国からのイシアブ亜科の記録 はなあぶ (15-1): 83-87.
資料も参考にしてみたところ、仰る通りトゲオイシアブが一番近そうだと感じました。ありがとうございました。
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けけけ 様.
下側板(中基腹節)に下側剛毛列があるので,クロバエ科です. Dexopollenia flavaショウジョウクロバエという種類です. みんなで作る双翅目図鑑 画像一括閲覧ページ等も参考にして下さい.http://syrphidae1.a.la9.jp/diptera_web/issun_photo.htm
ご丁寧にありがとうございます。勝手にヤドリバエ科だと思っていましたが、クロバエ科だだったのですね。他の科である可能性も考慮するべきでした。
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