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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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チャバネトゲハネバエでしょうか 投稿者:HM 投稿日:2014/02/25(Tue) 22:42:18 No.8765  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
2月22日に静岡県裾野市でトゲハネバエと思われるハエを採集しました。
チャバネトゲハネバエでしょうか。翅脈が若干違うようにも思えます。
ご教示のほど、よろしくお願いいたします。


Re: チャバネトゲハネバエでしょ... 投稿者:HM 投稿日:2014/02/25(Tue) 22:43:15 No.8766  引用 
追加の画像です。

Re: チャバネトゲハネバエでしょ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/02/28(Fri) 07:41:08 No.8767  引用 
HM様.

翅の前縁に棘状の剛毛が出ているので,Heleomyza 属トゲハネバエ科の仲間だと思いますが,同科には,No.8682のスレッドのように多数の種類がいるので,他の特徴が写りこんでいないと,判別が困難です.
昨年投稿された"富士山五合目のハエについて"のように,剛毛を調べるとチャバネトゲハネバエとは異なる属の場合もあります.

Re: チャバネトゲハネバエでしょ... 投稿者:HM 投稿日:2014/02/28(Fri) 22:32:23 No.8768  引用 
茨城@市毛様
コメントをありがとうございました。
トゲハネバエ科の多様さがよくわかりました。
自分なりに勉強してみたいと思います。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。
                    HM

スイカズラに関わりがあるハエに... 投稿者:HM 投稿日:2014/02/16(Sun) 08:09:47 No.8760  引用 
スイカズラの葉とハマキガの幼虫を入れておいたケースからハエが羽化しました。蛹が見つからず不思議に思っています。もしかしたら何かの拍子に紛れ込んだ可能性も皆無とは言えないと思いますが、画像を見ていただけますでしようか。
よろしくお願いいたします。
                         HM


Re: スイカズラに関わりがあるハ... 投稿者:HM 投稿日:2014/02/16(Sun) 21:22:44 No.8762  引用 
今日も同じ種類のハエが羽化しました。紛れ込んだ可能性はないと考えてよさそうです。画像から判断できることがありましたらご教示ください。よろしくお願いいたします。採集データは以下の通りです。 HM
採集場所 静岡県裾野市 標高約200メートル
体長   約3ミリ
採集日  平成26年2月7日


Re: スイカズラに関わりがあるハ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2014/02/17(Mon) 01:53:42 No.8763  引用 
写真のハエはハモグリバエ科Agromyzidaeの1種です.画像だけからでは同定は困難ですが,スイカズラにも寄生するハモグリバエがあります.少なくともスイカヅラハモグリバエChromatomyia suikazurae Sasakawaという種があり,これはLoniceraの各種に潜葉します.本種は新訂原色昆虫図鑑第3巻361ページや幼虫などは北隆館の日本幼虫図鑑の679ページにNapomyza xylostei Kaltenbach の学名で解説されています.

ハモグリバエ科は一般に雌が葉の組織内に1個産卵し,孵化した幼虫,要するに蛆は葉の葉肉内に坑道を作りながら葉の表皮だけを残して葉肉の組織を摂食します.十分に摂食して老熟すると,葉から離れて地上で蛹化するものや,スイカヅラハモグリバエやセンニンソウハモグリバエなどのように潜葉痕の最後の部分で蛹化します.蛹化と言ってもハモグリバエ科のようなハエの仲間は幼虫の皮膚が一般に俵型に変形して囲蛹殻にかわり,その中に蛹の本体が形成されます.そして羽化するときには成虫が頭部の前端を膨らませてその力で囲蛹殻の前部をあたかもマンホールの蓋をあけるように押し開いて脱出してきます.上記のハモグリバエの場合には葉の表皮の直下で蛹化するので,その部分の表皮を押し開けるようにして羽化してきます.

今回の場合は,おそらくスイカズラの葉に白っぽい細い曲線を引いたような模様が見えるかと思います.これが幼虫が摂食しながら穿孔したあとの潜葉痕で,その先によく注意すれば中に囲蛹殻が見えて,その部分の葉の表皮がごく小さく破れているはずです.この破れ目がハエが脱出した穴です.

なお,最初の画像が雌,2番目の個体が雄です.腹端部の形状は雌雄で異なり,雌の腹端は強く骨化した細い円筒状になっていて,この部分の内側に産卵用の腹端部があり,ここで葉に傷をつけて産卵やまた種によってはそこから染み出る葉の汁を舐めたりします.雄の腹端部のくびれの先についているのが雄の外部生殖器,すなわち交尾器です.

Re: スイカズラに関わりがあるハ... 投稿者:HM 投稿日:2014/02/17(Mon) 21:08:48 No.8764  引用 
アノニモミイア様

たいへん詳しい解説をありがとうございました。
翅脈からハモグリバエではないのではないかと勝手に判断していました。穿孔のあとも見つけることができませんでした。
以前にハモグリバエの幼虫を観察したことはあり、囲蛹殻も探したのですが、見つかりませんでした。

http://www.youtube.com/watch?v=ysOZ-2SAgVA

探し方が悪かったようです。今日も続けて3匹目が羽化しました。囲蛹殻探しをこのあともう一度してみようと思います。

ハモグリバエの生態や雌雄の別など、たいへん勉強になりました。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。
                        HM

ガガンボの幼虫について 投稿者:HM 投稿日:2013/12/02(Mon) 23:01:39 No.8674  引用 
12月1日に御殿場市の渓流で採集したガガンボの幼虫です。
画像で判断できることがありましたらご教示いただけますと幸いです。
体長は3センチ程度ですが、さらに小さい個体も他に採集しました。どうぞよろしくお願いいたします。


Re: ガガンボの幼虫について 投稿者:HM 投稿日:2013/12/02(Mon) 23:02:28 No.8675  引用 
追加の画像です。

Re: ガガンボの幼虫について 投稿者:HM 投稿日:2013/12/02(Mon) 23:03:16 No.8676  引用 
もう一枚追加です。
よろしくお願いします。


Re: ガガンボの幼虫について 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2013/12/06(Fri) 10:46:31 No.8679  引用 
どなたからもレスがないので、全くの専門外ですが、気付いたことを。

腹端の気門領域を囲む突起の数、配列、それぞれの長さなどを考慮すると亜科Tipulinaeに属するものでしょう。Tipula属の図が日本産水生昆虫の683ページやMNDに出ていますが、これにもよく合います。

ガガンボの幼虫はあまり飼育したことはありませんが、鰓で水中溶存酸素を呼吸をする水生昆虫の幼虫に比べると、気門からの呼吸ですから、水の汚れや溶存酸素の欠乏などには強いでしょうから、意外と飼育は容易かもしれません。水中の腐植物などを摂食しているしょうから、いろいろと餌を考えて飼育してみたらいかがでしょうか。日本のガガンボ科の幼虫の研究は大変遅れています。幼虫、蛹ともにいろいろと識別形質には富んでいるので、調べてみると面白いだろうと思います。渓流、朽木、腐植の多い土壌、湿った岩に生じる蘚類の下層、などいろいろな場所で幼虫が採集できますし、また、蛹は羽化するときに、朽木や蘚類、土壌などの場合には、前半身を乗り出して羽化するので、このような状況を見たらそこでまだ羽化していない蛹や幼虫なども採集できるかもしれません。

Re: ガガンボの幼虫について 投稿者:HM 投稿日:2013/12/06(Fri) 23:06:14 No.8680  引用 
 たいへん勉強になるコメントをありがとうございました。  Tipula属についてさらに知りたい気持ちが高まり、ネットで調べてみたところ、1993年に鳥居隆史先生が幼虫を飼育して同定を試みたという記事を見つけました。この週末に同じ場所で網を入れてみようかと思っておりますが、前回の幼虫はすぐに死んでしまいました。当地は標高450メートルあり水温の低い渓流に幼虫は生息していましたので、水温を低く保つことが飼育には大切なのかもしれません。ユニークな羽化を実際に見られたらどんなに素晴らしいことかと思います。
 ご指導ありがとうございました。

Re: ガガンボの幼虫について 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2013/12/07(Sat) 23:20:48 No.8681  引用 
 昨日の投稿で、”気門からの呼吸ですから、水の汚れや溶存酸素の欠乏などには強いでしょう”と書きましたが、これは全面的には正しくはない記述でした。

 それは、Tipulaの幼虫の腹端気門域を取り囲む辺縁に溌水毛を密生じた突起は、おそらく水面下にこの部分が入る際には突起が籠状に気門を覆い、この籠状空間に空気(気泡)を包んで、この部分がplastronを構成し、この気泡内に気門から出される二酸化炭素と水中の溶存酸素の交換を行うplastron respiration(プラストロン呼吸)を行うと推定されます。そうすると、水中の溶存酸素量が少ない場所では、plastron respirationが効率よく行えなくなるので、水の汚れや溶存酸素量の減少は幼虫の生存に悪影響を与えるでしょう。

Re: ガガンボの幼虫について 投稿者:HM 投稿日:2014/02/16(Sun) 20:21:39 No.8761  引用 
アノニモミイア様
貴重なコメントをいただきながら、見落としてしまっておりました。まことに申し訳ございません。
プラストロン呼吸について初めて学ぶことができ、たいへんうれしく思っております。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。    HM

オオクロイエバエ 投稿者: 投稿日:2014/02/14(Fri) 00:02:33 No.8757  引用 
またメスの投稿をしてみます。
採集場所は岐阜県海津市南濃町、採集日は2013年12月6日、体長は測りにくくて1[cm]くらいです。
個体差や写りによってはもう少し白黒の濃淡が強く出る時もあると思います。
風貌は離れて見るとイエバエ科だと思わない時もあります。
採集場所では糞に来ているのを時々見ることがありますが、オスは認識した中では見たことがありません。
岐阜県の別の山や、愛知県の平野でも撮影したことがありますがメスでした。
長野県の宝剣岳に行った時に、メスの近くにいたのがオスだったかもしれませんが、写りは悪く採集もしませんでした。
確信をもってこの種のオスだと思うものは見たことがありません。


Re: オオクロイエバエ 投稿者: 投稿日:2014/02/14(Fri) 00:03:29 No.8758  引用 
腹部の変形については以前に、何かの方法でゆっくり乾燥させれば、、、という書き込みをしたことがあります。
しかし正露丸を入れたフィルムケースの中の水分を多くして結露するくらいでも、
その時はたまたまハエを入れたまましばらく経ってしまったという事だったのですが、
ミヤマキンバエの腹部が変形したことがありました。
乾燥だけが原因ではないらしいことが分かりました。

日本のイエバエ科のPolietes 属の種の検索表を見ると、前胸腹板の毛を聞いてきます。
体色や光の当たり方などで写りが変わりますが、今回は毛が白く光っているのがなんとか確認できる程度です。
毛があるのは、P. nigrolimbatus 、オオクロイエバエになります。

あちこち見ていると、nigrolimbatus とnigrolimbata との二通りの名前が出てきます。
例えば日本産昆虫目録データベースではnigrolimbata になっています。
Systema Dipterolum で調べると、nigrolimbata という種小名を持つ属のほうが多いようで、類似した名前の取り違えなのか、
それとももしかしたら命名規約に関係する文法上の問題があるのか、想像は膨らみますがよく分かりません。


Re: オオクロイエバエ 投稿者: 投稿日:2014/02/14(Fri) 00:04:39 No.8759  引用 
産卵器は引き出してみると濃い黄色でちょっとびっくりしました。
Fauna Japonica Muscidae を見て、Plate X のFig.20.に産卵器の図がありました。
腹板と背板は黄色っぽく描いてありますが、全体をここまで濃い色にはしてありません。
どこか毒々しい感じがします。
現物を触ってみると発見があり、挑戦してみてよかったと思いました。

第1から第5腹板については、オスの図ですが、下記の文献に載っていました。
Park & Shinonaga (1985)
A New Polietes (Diptera, Muscidae) from Korea
Japanese journal of entomology 53(1), 213-215, 1985-03-25
第五腹板は雌雄で違い、それ以外の比較は微妙だと思いました。

産卵器をまっすぐに伸ばすのは簡単ではなく、今まで何度かやってみたところ、だいたいは波うちます。
撮影する時にきれいにピントが合いません。
場合によっては回転するようにひねる時もあります。
最近ではフリーソフトで深度合成ができるようなのでそのうちに挑戦するかもしれません。
また投稿してみたいと思います。

名前を教えて下さい 投稿者:tosaka 投稿日:2014/01/31(Fri) 17:34:22 No.8751  引用 
体長は約2.0mm(頭から翅端まで約2.7mm)の小さなハエです。
科のレベルだけでも名前が判るようでしたら、ご教示いただけますでしょうか。
2014年1月25日、東京都八王子市にて撮影しました。

よろしくお願いいたします。


Re: 名前を教えて下さい 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/01/31(Fri) 18:31:08 No.8752  引用 
tosaka様.

キモグリバエ科のアジアコブカタキモグリバエ Meijerella inaequalisと思われます.

Re: 名前を教えて下さい 投稿者:tosaka 投稿日:2014/02/03(Mon) 22:08:13 No.8756  引用 
市毛様
早速ご回答いただきありがとうございました。種名までわかり感激です。

アリスアブがわかりません。 投稿者: 投稿日:2014/01/17(Fri) 06:46:41 No.8709  引用 
初めて書き込みをさせていただきます。
昨年、談話会に入会させていただいた蟻屋?のlacと申します。
2009年6月2日に香川県三木町にて画像のアリスアブ(2♀)を採集したのですが、種名がわかりません。
標高200mほどの明るい林内に営巣したハヤシクロヤマアリのコロニーに飛来したもので、同時期、同所的にシリグロアリノスアブ、トゲ、キンが得られています。
凍結乾燥標本で生時の色彩はよく保存されていると思います。
体長は12.3mm、小楯板後縁のトゲ状突起は無く、顔面や脚は全体が黒色毛に覆われています。
シリグロの雌の黒色型に似ていますが、腹部背面3節以降も黄褐色毛に覆われ、周縁に黒色毛斑が見られます。
キンは県下の低地5箇所で、40個体ほどを見ていますが、顔面や脚が全体に黒いものはありませんでした。
画像では難しいとは思いますが、ご教授いただけますと幸いです。


Re: アリスアブがわかりません。 投稿者:lac 投稿日:2014/01/17(Fri) 07:03:23 No.8710  引用 
上記に関連して、画像の2雌は今年、上記個体と同所にて得られたものですが、黒い個体もシリグロアリスなのでしょうか。
雄に似て黄褐色毛に覆われる個体と、小楯板付近の長毛まで黒色毛に置き換わる個体があるようです。
採集状況や飼育下の交尾行動、やや中間的な色彩の個体があることなど、同一種のような気がするのですが。。。
また、「日本のハナアブ」や「アリの巣の生き物図鑑」などに、キンアリスの四国の分布が示されていません。
記録の有無などご存じでしたら、ご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


Re: アリスアブがわかりません。 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/01/20(Mon) 12:49:35 No.8713  引用 
lac様.

アリの巣生き物図鑑に記されているように,アリノスアブは種を分ける特徴に乏しく,実物を見ても個体変異か悩む時があります.シリグロアリノスアブもどこまで黒くなるのかはっきりしていないと思います.

なお,四国のキンアリノスアブの記録は,大原賢二・山本栄治(2000)小田深山のハナアブ科.小田深山の自然.に載っています.

Re: アリスアブがわかりません。 投稿者:lac 投稿日:2014/02/01(Sat) 19:27:40 No.8755  引用 
茨城@市毛様

返信が遅くなり、大変失礼いたしました。
ご教示ありがとうございます。
「小田深山の自然」は持っておらず、昨日やっと見ることができました。

また、昨日はなあぶの原稿を送信させていただきました。
よろしくお願いいたします。
時間が無かったこともあり、とんでもないミスをしていなければよいのですが。。。
報文では一番上の個体はシリグロ状でないことから、別種として扱いました。
しかし、触角、顔面、額の比などではシリグロと区別できず、どのように扱うべきだったのか、いまだに悩んでいます。
シリグロの採集記録は比較的多いようなので、色彩変異などもある程度知られているかと思ったのですが。。。
キンやコマチは、記載文によると脚は部分的に褐色、顔面は淡黄色毛に覆われるようですが、素木が記載したMicrodon auricomus nigripesは脚が黒いそうで気になるところです。
総会などで色々とご教示いただければ幸いです。

シマバエ科文献情報 投稿者:Arge 投稿日:2014/01/31(Fri) 23:01:09 No.8753  引用 
ご無沙汰しております。
シマバエ科を調べてみようと標本を一箱に集めてみたのですが、文献が散発的でなかなか種が決定できません。

その過程でネット上の文献を見つけたので貼っておきます。
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010813734

これで兵庫県が1種増。
ついでに東京のTKM未記録種もひとつ。

Re: シマバエ科文献情報 投稿者:TKM事務局 投稿日:2014/02/01(Sat) 01:49:29 No.8754  引用 
 Arge様、御無沙汰してます。東京都の記録をご紹介いただきありがとうございます。こういう文献はなかなか気づかないので助かります。
Okadome, T.,2011,Genus Itomyia and a new species from Japan (Diptera, Lauxaniidae),
Scientific reports of the Faculty of Agriculture, Meijo University,(47):1-4
 東京からはItomyia atrifronsという種が記録されました。
 東京都本土部の双翅目は現在1454種で埼玉県昆虫誌を越えました。(昆虫全体で10087種)
 今後ともご協力をお願いいたします。

キノコバエ同定について 投稿者:TK 投稿日:2014/01/28(Tue) 17:58:02 No.8743  引用 
皆様

初めて投稿させていただきます。
京都市で採集したキノコ食の双翅類についてご教示お願いします。
Manual of Nearctic Dipteraを調べたところ
キノコバエ科のDitomyia属へたどり着きましたが自信がありません。
この掲示板でも以前にDitomyia属についてのスレッドが
あったようですが、成虫の見た目はだいぶ違うように思えます。
写真の固体は2012年8月5日に採集したクジラタケから
8月24日に羽化した固体です。


Re: キノコバエ同定について 投稿者:TK 投稿日:2014/01/28(Tue) 17:59:29 No.8744  引用 
翅脈の写真です

Re: キノコバエ同定について 投稿者:TK 投稿日:2014/01/28(Tue) 18:07:27 No.8745  引用 
2013年6月にクジラタケの内部から採集した幼虫と蛹です

Re: キノコバエ同定について 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/01/28(Tue) 23:44:14 No.8746  引用 
TK様.

ヤマトケヅメカ Asioditomyia japonicaかそれにかなり近い種類だと思います.

参考としては下記の論文があります.
http://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/bulletin/419/documents/419-4.pdf

Re: キノコバエ同定について 投稿者:三枝豊平 投稿日:2014/01/29(Wed) 00:32:42 No.8747  引用 
このキノコバエはAsioditomyia japonica (Sasakawa)の♀でしょう。この属はDitomyia属に比べて口器がかなり退化し,小腮鬚はたった1節になっていますので,標本でこの点も確認してください。もし,1節なら確実にAsioditomyiaです。

Re: キノコバエ同定について 投稿者:TK 投稿日:2014/01/29(Wed) 20:23:07 No.8748  引用 
茨城@市毛さま
参考文献ありがとうございます。referencesも含めて大変参考になりました。

三枝さま
ありがとうございます。小腮鬚を観察したところ1節からなるようです。Asioditomyiaで間違いなさそうです。


Re: キノコバエ同定について 投稿者:TK 投稿日:2014/01/29(Wed) 20:24:38 No.8749  引用 
オスの交尾器も撮影しました。

Re: キノコバエ同定について 投稿者:三枝豊平 投稿日:2014/01/30(Thu) 10:03:27 No.8750  引用 
雄交尾器の形態からみてもAsioditomyia japonicaの可能性が高いと思います。ひとまず本種の交尾器の図を載せておきます。ただgonostylusの形状や小腮鬚の形状にやや疑問が残りますので,もし幼虫や蛹も含めて余分の材料があればお送りくりいただければ,こちらで比較材料と検討します。

なお,Asioditomyia属は日本のほかに,ネパールヒマラヤ,ミャンマー,中国,台湾からの標本を持っていまして,これらはいずれもA. japonicaにかなり類似したもので,たとえjaponicaとは別種であっても異所的な種分化をしたものと思われます。一方スラウェシの高地に分布するCelebesomyia inocellata Saigusa, 1973は上記のような東アジアに分布するAsioditomyiaの祖先種がスラウェシに侵入して特化したものと思われます。種小名の通りキノコバエ類としては例外的に単眼をまったく失った種です。ボルネオやマレー半島などにもおそらくこの仲間が生息すると思われますが,まだ材料が得られていません。

Familyがわかりません 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 00:19:58 No.8726  引用 
皆様, こんばんは.

昨年に北アルプスで採集した個体に, Familyにどうしても落とせない(変なところに落ちてしまいました)種がいます. 体長は15mm程です.
Familyだけでもお分かりでしたら, 是非教えて頂ければ助かります.

よろしくお願いいたします.


Family 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 00:21:15 No.8727  引用 
側面の画像です.

Family 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 00:22:39 No.8728  引用 
顔面の画像です.

Re: Family 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/01/26(Sun) 08:55:43 No.8729  引用 
ゴウハク様.

写真のアブは,ヤチバエに近縁な未記載属です.
以前,私も同じ種類を質問してアノニモミイア氏から回答を頂いたのですが,ログ消失事件の際に消えてしまいました.
新潟県,茨城県,宮崎県で採れているようです(茨城と宮崎は,共にシイタケ圃場の近くです).

Re: Family 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 11:41:00 No.8730  引用 
茨城@市毛様

ご連絡ありあとうございました.
中脚脛節の後背剛毛の有無,R4+5とM1+2が狭まっていることで混乱していました.
みんなで作る双翅目図鑑に載っている未記載種とは,また違うのでしょかね.脚の色や翅脈M1+2の曲がり方が違うように見えました.

Re: Family 投稿者:三枝豊平 投稿日:2014/01/27(Mon) 02:30:54 No.8739  引用 
ゴウハクさん初めまして。市毛さんが指摘されている本種について以前に回答しましたのは私です。

本種の科の所属についてこれらの群に詳しい米国自然史博物館の故Sabrosky博士やSteyskal博士とも協議しましたが,ヤチバエ科に近縁ではあるが明確に科の所属が明らかにできなかったものです。

ひとまずヤチバエ科の異形の属として記載を準備しています。あなたの採集された個体は♀のようですが,本種の♀の良好な標本がありません。ご恵贈または拝借させていただければ大変ありがたいです。(この場合はタイプシリーズの一部に含めて,ご恵贈の場合は九州大学総合研究博物館の所属にさせていただきたいと思います)

以上のような次第ですのでよろしくご配慮ください。

Re: Family 投稿者: 投稿日:2014/01/28(Tue) 00:10:26 No.8740  引用 
三枝先生, ご連絡ありがとうございます.
標本は, 是非ご活用頂ければ幸いです.
標本のお届け先等, メールにてご連絡頂ければお送り致します.また詳細データもございますのでお送り致します.

今年も北アルプスに双翅目を調べに行く予定ですので, 追加個体も狙ってみます.

オドリバエに関しまして 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 18:43:51 No.8731  引用 
こんばんは

千葉県のオドリバエの標本が2個体, 手元にあります.
三枝先生の検索表でどちらも, Rhamphomyia属に落ちましたが, 自信がありません.

ご享受していただければ幸いです.


Re: オドリバエに関しまして 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 18:44:36 No.8732  引用 
側面

Re: オドリバエに関しまして 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 18:45:38 No.8733  引用 
2個体目の画像です.

Re: オドリバエに関しまして 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 18:46:24 No.8734  引用 
側面です.

Re: オドリバエに関しまして 投稿者:三枝豊平 投稿日:2014/01/27(Mon) 02:19:30 No.8738  引用 
最初の個体はRhamphomyia (Calorhamphomyia) formidabilis Frey, 1951の♂です。

2番目の個体は私が越佐昆虫同好会会報50号慶祝論文集の「新潟県の昆虫」に出した「馬場博士採集の新潟県のオドリバエ科」の185ページに,Rhamphomyia (Calorhamphomyia) sp. 4 (complicans 種群)として記録してある未記載種です。本種は本州のほぼ全域に分布し,R. (C.) complicansと同所的で,これより約一か月早く成虫が発生する種です。♂交尾器の第7腹節腹板に生じる突起の形状などにcomplicansとの相違がみられます。新訂原色昆虫大図鑑第3巻にcomplicansの交尾器の写真を出していますので比較されるとよろしいかと思います。

Re: オドリバエに関しまして 投稿者: 投稿日:2014/01/28(Tue) 00:45:54 No.8741  引用 
三枝先生.

早速, 新訂原色昆虫大図鑑第3巻で交尾器を比較して違いがよく分かりました.

とても分かりやすく教えて頂き,ありがとうございました.

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