双翅目談話会の方々にも親交の深かった脇一郎さんが9月15日にご逝去されました。双翅目談話会BBSの方に投稿がありましたので、転載いたします。
本日、脇一郎さんがご逝去なされました。 謹んでご冥福をお祈りすると共に、皆様方にお知らせ申し上げます。 有限会社 興伸典礼 神奈川県綾瀬市寺尾南3−16−10 小山田ビル3F (0467)76−6044 通夜 2007年9月17日(月) 18:00〜 告別式 2007年9月18日(火) 10:00〜 会場 寺尾会館 (小山田ビル2F)
先ほど,告別式より戻りました.
今朝の幹事会メールで訃報を知らされ,呆然としたままあちこちに電話をかけましたが,東京のI氏も仕事で出られないの事でしたので,色々と標本をお借りしている手前もあり,急遽告別式に参列してきました. 式には,神奈川の鈴木氏,久保氏,松原氏や甲虫の平野氏等多数の神奈川昆虫同好会メンバーが参列されました. 脇さんは,直前まで元気だったそうで,まるで眠っているような御顔でした.奥様の話では,つい先日も夜間採集に出かけており,本人が一番驚いているのではないかとのことでした. 脇さんは,ハナアブ以外にもミギワバエやニセミギワバエについて多大な成果をあげており,非常に残念な思いです. また,他のマイナー昆虫でも神奈川の第一人者であり,神奈昆のメンバーも,大きな損失と話しておりました. 謹んでご冥福をお祈りします.
今、昆虫学会から帰ってきて訃報を知り、驚いております。先日お目にかかったときはあんなにお元気でしたのに、信じようとしても信じられません。甲虫でもハネカクシの分野で大きな業績を挙げておられましたよね。本当に残念でなりません。
脇さんはもともと蝶屋さんで地元の蝶やカラスアゲハの亜種間交配などを熱心にされていました。結局外国産の個体と交配しなければ結論がでないという壁に阻まれ中断しました。
その後、90年代前半ころから脈翅、長翅、双翅などのマイナー昆虫に転向し、多くの論文を発表しました。昆虫と自然に連載したカラスアゲハを熱く語る話と、最近のミギワバエやニセケバエに熱中している有様はあまりの落差にとても同一人物とは思えません。 その転身のきっかけになったのは神奈昆の例会に講師として招かれた佐々治寛之先生の言葉で、「神奈川は甲虫はすごいけど他の虫はぜんぜん調べられていない」といわれて発奮し、マイナー昆虫を手がけるようになったそうです。 8/26の神奈昆の例会でも「世界でイスラエルと神奈川県愛川町でしか採れていない属のミギワバエ」についてお話されていました。晩年になっても新しい分野に挑戦し続ける姿勢には本当に頭が下がります。まだまだいろいろな虫を手がけたかったのではないでしょうか。 ご冥福をお祈りいたします。 P.S. >甲虫でもハネカクシの分野で大きな業績を挙げておられましたよね。 ・・・・ウミさん、それ誰かと勘違いしてますよ。 |
ヒロクチバエ科のハエだとは思いますが、この科でこの手の翅の斑紋をしてるのがダイズコンリュウバエとツマグロホソナガヒロクチバエの2種が知られています。
この1枚だけだと決めかねるのですが、顔が細長く見えるところからダイズコンリュウバエになるのかもしれません。
ハエ男さん!
検索したら、キスをするハエの動画や、他にも画像が出て来ました。 そういえば、このハエは葉っぱの上でクルクル回っていました。 他の方向から撮ろうとしたら、逃げて行き、この方向の画像しか撮れなかったです。(^^; ありがとうございました♪<(_ _)> |
管理人ハエ男はちょいと出張で留守にします。金曜深夜
または土曜に帰宅予定です。 |
「昆虫おたずね掲示板」でハエ男さまにカマバエ類の見つかる場所を「河原の砂地というよりはちょっとネトっとした感じのした泥に近い感じの水辺」と教えてもらいました。
本日、このような場所を探して、茨城県の菅生沼というところに行って見ました。確かに、ネトとした泥っぽい感じの場所をじっと双眼鏡で探していると、カマバエを見ることができました。菅生沼を横断する形で橋が架かっているのですが、その橋から双眼鏡で見ると小さなハエが泥の上にいます。遠くて写真に捉えることができなかったのが残念です。 ほかのハエとは違いやや後ろ足で立ち上がったようなポーズで鎌をボクシング選手のように手元に引き込んで構えています。動きも他のハエとはかなり違います。 ひょとすると以前にも見たことが、あったのかもしれませんが、小さいハエなので、その異型の姿に気がつかなかったようです。 とても面白いハエだと思いました。ハエ男さんのアドバイスが大変有効でした。有難うございました。 |
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