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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ホソムシヒキ 投稿者:TAKAO YAMADA 投稿日:2007/08/01(Wed) 22:17:34 No.3722 ホームページ  引用 
ミノモホソムシヒキでしょうか?
クモを捕まえている様です。
2007/07/31 三重県南伊勢町


Re: ホソムシヒキ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/08/02(Thu) 17:29:23 No.3730  引用 
コメントがないので素人ですが一言.Leptogaster属は雄交尾器の構造に相違が見られますが,写真のようにメスの場合は種までの同定は難しいのではないかと思います.どなたかムシヒキアブに詳しい方で♀でも種の同定ができればいいのですが.

クモを餌にしているとのこと,本属の種は地上近くの小枝や枯れ枝の直下をそれに沿うように水平に飛翔して,そこに静止している獲物を捕獲するような行動がしばしば観察されます.オドリバエ科のRhamphomyia属のCalorhamphomyia亜属のいくつかの種も同じような狩りの行動をあらわし,R. (C.) latistriata等はもっぱらクモを狩ります.

また,本属の種で飛翔しながら(ホバリングのような)交尾を続けるのを観察したことがあります.これも他のムシヒキアブとはずいぶん違った行動だと思いました.

アリノスアブがわかりません 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/22(Sun) 19:47:13 No.3668  引用 
諏訪の入笠山で撮影したアリノスアブです。

雌雄とも体はエメラルドグリーンの金属光沢を持ち、胸背は黄色系の長毛に覆われています。腹部は第3節以降が黒っぽく、淡色の毛に覆われる第2節と対照的です。

「日本のハナアブ」のシリグロアリノスアブや、「札幌の昆虫」に掲載されているニシキアリノスアブあたりに似た感じですが、区別点が分らないので困っています。


Re: アリノスアブがわかりません 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/22(Sun) 19:54:22 No.3669  引用 
撮影・採集地点は、入笠山のひとつ南の山頂(1960m)です。当日(7/6)は曇りがちだったせいか、動きは不活発でしたが、個体数は結構多く、交尾ペアを5組は見ました。

標本のgeniの画像(側面)です。

教えてください。


Re: アリノスアブがわかりません 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/07/23(Mon) 19:29:40 No.3677  引用 
私にもわかりません.

「札幌の昆虫」の生態写真を見ても判るように,生時と死後とでは胸背の色彩が著しく異なるため,生態写真では余計判りません.

同定については,下記の文献の検索などを読んでみて下さい.
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004702065/en/

ざっと見た感じでは,ミヤマアリノスアブとニシキアリノスアブが非常に近縁なようで,腹部の黒色毛の分布もほとんど同じですが,生時の胸背の色が全く異なります.
本州編の検索が出ないと,山岳性の同定は難しいようです.

なお,アリノスアブ亜科の交尾器は,外見が非常に酷似しているので,殆ど検討されていないようです.
内部構造を緻密に検討すると,同定に使用出来るかもしれません.

Re: アリノスアブがわかりません 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/27(Fri) 14:42:09 No.3688  引用 
市毛様。いつもお世話になります。レスが遅れて申し訳ありませんでした。連日30度超の千葉と都内の現場を渡り歩いておりました。

生態写真と標本写真では全く雰囲気が変わることは多いですね。標本写真を添付します。まずは、♂の背面です。

小楯板には1対のトゲがありますが、トゲアリノスほど目立ちません(写真では分らないです)。腹部の第2節から第3節は黄色の長毛に覆われ、第4節は前半がほぼ黒色短毛で覆われています。


Re: アリノスアブがわかりません 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/27(Fri) 14:45:07 No.3689  引用 
次は頭部を斜め上から見たもの。

複眼は、頭幅の1/5ほど離れています。
Microdonの顔は丸っこくて愛嬌がありますね。


Re: アリノスアブがわかりません 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/27(Fri) 14:56:13 No.3690  引用 
最後に触角です。

第1〜3節の比は3:1:2です。

先に添付したように、surstylusは細長く、中央部に切れ込みがあります。

これらの特徴は、ニシキアリノスアブ:Microdon yokohamaiの記載と異なる部分がありません。♀個体では、第4腹板の被毛に淡色のものが混在することが異なりますが、それ以外は全く一致しているようです。

ミヤマアリノスアブの胸部はどのような色彩なのでしょうか?


Re: アリノスアブがわかりません 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/07/27(Fri) 20:40:57 No.3692  引用 
ミヤマアリノスアブは,私のHPに載っていますが,撮影方法が古いのでちょっと色が違って見えます.生時にどのような色彩であったかが,うろ覚えなのですが,ニシキのような顕著な色彩はしてなかったと思います.

pakenya様が採集したのも,恐らくミヤマとしている種類なのでしょう.

後は,自力で調べるしかないようです;^_^)

北大で撮影した写真を調べたところ,Microdon nigrodorsatumはアリノスアブMicrodon japonicusに近似した種類のようでした.(スナップ的に写した写真なので,あまり良くわかりません)

本州のアリノスアブも,細かく調べると色々と出てくるかもしれません.

Re: アリノスアブがわかりません 投稿者:maruyama 投稿日:2007/07/29(Sun) 14:57:24 No.3703  引用 
はじめてコメントさせていただきます。北海道の種の著者の一人です。市毛様のおっしゃるとおりニシキと「ミヤマ」(=「シリグロ」)は非常に近縁で、ニシキを記載する際にも同種すべきか否か迷いました。しかし、頭部の形態(計測値)が明瞭に異なるのと、寄主が異なるということで(ニシキがクロヤマアリを寄主とするのに対し、「ミヤマ」がヤマクロヤマアリを寄主とする)、今後の課題に残しておこうという結論に達しました。まだ知られていませんが、ヤマクロヤマアリの分布からして東北地方でも採集される可能性があり、北海道と本州中部の間の標本を待って検討したいと考えています。

入笠山の個体はわたしも採集しており、一般に「ミヤマ」と呼ばれている種と同種であることを確認しています。

ちなみにこの仲間の交尾器は複雑でありながらもほとんど使えません。内部構造も詳しく調べましたが、いまのところ同定に有用な形質は見つかっていません。アメリカのMicrodonは詳しく調べられていますが、その著者によると交尾器が使えないのはどこでも同じようで、腹部の毛斑や色彩、頭部の計測値がやはり手がかりとなるようです。

Re: アリノスアブがわかりません 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/07/29(Sun) 19:30:29 No.3705  引用 
maruyama様.

わざわざ御足労ありがとうございます<m(__)m>

本州編のアリノスアブの検索が出るのをお待ちしております.

Re: アリノスアブがわかりません 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/30(Mon) 07:19:13 No.3708  引用 
maruyama様、ご無沙汰しております。
・・・って、ハンドル名だけじゃ判らないかな。

ミヤマ、シリグロ、ニシキの周辺の事情を理解しました。
東北や奥只見でも探してみます。

また、よろしくお願いします。

Re: アリノスアブがわかりません 投稿者: 投稿日:2007/08/02(Thu) 14:03:05 No.3729  引用 
市毛様、まだまだ細かい問題が多く残されており、検索表は当分先になるとは思いますが、とりあえずは「日本産好蟻性昆虫データベース」を数年中に公開する予定で、そこに大部分の種の写真を掲載したいと考えております。

pakenya様、うーん、すみません。どなたかわかりません。よろしければ、個人的にメールいただけると幸いです。奥只見で調査されているのでしたら、新潟から最近記載された正体不明種nigrodorsatumがそのあたりに分布する種に該当するかもしれません。成果を楽しみにしております。

真夏もオドリバエ 投稿者:Acleris 投稿日:2007/08/01(Wed) 18:09:03 No.3718 ホームページ  引用 
コンニチワ、いつもお世話になります。
真夏にもオドリバエはいるんですね。
検索表をたどると、Hybos属に行き着きましたが、あっているでしょうか?
後脚は通常なのですが、中脚付節は突起のある不思議な形をしています。前脚腿節にはブラシ状の毛束があります。
あと複眼は、真ん中から上は大きな個眼、下側は小さめの個眼にはっきり区分され、まるで遠近両用めがねのようでした。
何でもかんでも無節操に虫取りしていますが、よろしくお願いします。


Re: 真夏もオドリバエ 投稿者:Acleris 投稿日:2007/08/01(Wed) 18:11:45 No.3719 ホームページ  引用 
いつも聞いてばかりなので、同日に採ったミズアブを貼っていきます。

ハキナガミズアブですよね。
リストにも同属他種がいないのであっていると思うんですが。
ハエ図鑑にお使い下さい。


Re: 真夏もオドリバエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/08/01(Wed) 19:30:09 No.3721  引用 
オドリバエはSyneches属の1種です.これはParahybos亜属が適用可能な種で,chiragra群という特殊な種群に属します.日本からはSyneches deformitarsis Saigusa, 1964が西表島と石垣島から記載されています.本土の種はこれとは別種で未記載です.これは本州から九州にかけて分布し,まさに盛夏に成虫が出現します.個体数が少ないものでして,私も10頭ほどしか持ちません.Aclerisさんが記述されているような脚の形態のほかに,腹部に長毛を生じますし,後頭部が他のSynechesとは異なって膨出し,CuA室(伝統的なanal cell)が長く伸びて尖ります(この形質のためにAclerisさんがHybos属に同定されたのでしょう).♀の脚は正常で,翅は透明感が強いです.この種群は台湾に2種棲息するほかに,東南アジアに分布し,私の手元にも数種あります.生態など一切不明でして,配偶行動でもわかれば♂の変わった形質の意味が分るかもしれません.

複眼の個眼が顕著に分かれる傾向がSyneches属ではしばしば見られます.本属の場合は上部がややあるいは強く扁平になり,その部分の個眼が著しく大きくなります(最も大きい場合は単眼より大きい).ここで上空を飛ぶ餌を見ているのでしょう.感覚生理学者に聞いても,大きい意義は知らないようです.

Re: 真夏もオドリバエ 投稿者:Acleris 投稿日:2007/08/02(Thu) 04:58:10 No.3727  引用 
アノニモミイア様、詳細なご教示ありがとうございます。
Syneches属の1種とのこと、やはりシロウトの検索では迷子になってしまいます。
本個体は、画像に記載したように、神戸市の市街地から少し入った低山地で見つけました。
アラカシ、ニセアカシア、コナラなどが主体の雑木林で、標高は120m程度です。目の高さのコナラの葉の裏に、単独で止まっていました。
また、質問に伺うこともあるかと思いますが、よろしくお願いします。ありがとうございました。

教えてください 投稿者: 投稿日:2007/07/28(Sat) 12:06:26 No.3694  引用 
沢が流れていくのですが、海岸の砂浜に水が吸い込まれていく沢尻の辺りにいました。青森県下北半島の太平洋岸です。体長は6から7ミリくらいです。よろしくお願いします。4枚貼ります。

Re: 教えてください 投稿者: 投稿日:2007/07/28(Sat) 12:07:17 No.3695  引用 
2枚目です

Re: 教えてください 投稿者: 投稿日:2007/07/28(Sat) 12:08:09 No.3696  引用 
3枚目です

Re: 教えてください 投稿者: 投稿日:2007/07/28(Sat) 12:09:01 No.3697  引用 
最後です。

Re: 教えてください 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/07/28(Sat) 23:16:25 No.3701  引用 
おーやぎ様、こんちは。

 また、役立たずのコメントですが、アシナガバエ科は間違えないです。
 触角が特徴的な種ですが、私も似た感じの種を、埼玉の上流域の砂地で撮影した事があります。

 採集していないので、属が確定できていません。

 仮に採集していても、この科は、専門家でないと、種まではなかなかわからないのが現状です。

 役立たずで、すいません。


Re: 教えてください 投稿者: 投稿日:2007/07/29(Sun) 23:52:50 No.3706  引用 
バグリッチさん、こんばんは。アシナガバエ科なのですね。ありがとうございます。眼の色などは違って見えますが似てますね。
食べているものはなんでしょう。前肢で持っているようにみえますね。こちらは[3694]が、昆虫を口だけでしゃぶって回転させているように見えるものを動画で撮影しました。FLVなので割合簡単に見ることができると思います。よろしければ見てください。http://snowmelt.exblog.jp/にあります。
双翅目は舐める、刺す、吸うとだけ思っていたのですが、しゃぶる構造の口もあるのですか。


Re: 教えてください 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/07/30(Mon) 10:21:29 No.3709  引用 
アシナガバエ科のTachytrechus属の1種です.

Re: 教えてください 投稿者: 投稿日:2007/07/31(Tue) 21:55:05 No.3715  引用 
アノニモミイアさん、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

セダカオドリバエの一種というも... 投稿者: 投稿日:2007/07/23(Mon) 23:21:00 No.3679  引用 
こんばんは。7月8日に青森県下北半島で撮しました。ひとつ目はセダカオドリバエの一種ですか。二つ目と三つ目は何でしょうか。この口は他の動物の体液を吸うのですか。お教え下さい。

Re: セダカオドリバエの一種とい... 投稿者: 投稿日:2007/07/23(Mon) 23:22:00 No.3680  引用 
ふたつ目です。

Re: セダカオドリバエの一種とい... 投稿者: 投稿日:2007/07/23(Mon) 23:26:02 No.3682  引用 
三つ目です。ふたつ目と三つ目は同じところで撮りました。

Re: セダカオドリバエの一種とい... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/07/26(Thu) 07:15:41 No.3686  引用 
おーやぎ様.

中々コメントがつかないので,私の推測を書きます.

1枚目は,以前掲示板に出たHybos sp.もしくは近縁種.
2枚目は,体型がやや太めですが,恐らくHybos属ではないかと思います.こちらでも同じような標本を採ってます.
3枚目は,Hybos auriferもしくは近縁種.

生体は赤い目をしているのが多いのですが,標本にすると茶色くなるのでがっかりします.

Re: セダカオドリバエの一種とい... 投稿者: 投稿日:2007/07/26(Thu) 23:37:33 No.3687  引用 
茨城@市毛さん、ありがとうございます。[2649]にあるような格好で捕食するのですね。後肢の剛毛らしいのが獲物を押さえるのに適しているのですね。2枚目3枚目の後肢はたくましくはありませんがこれは雌雄の違いでしょうか。種の違いでしょうか。よろしくお願いします。

Re: セダカオドリバエの一種とい... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/07/30(Mon) 10:32:31 No.3710  引用 
1枚目は市毛さんの言われたとおりHybos属です.種は写真では分りません.脚の黒いHybosは日本に15種以上分布しています.黒いのは既知種でH. japonicusとH. tibialis (sensu Frey)です.前者は中脛節が赤褐色ですので,写真の種ではありません.後者は脚の細毛が白いので,これも写真の種ではありません.♂交尾器,中脚の剛毛,後脚腿節の形状などの形質が明らかでないと種は分りません.

2枚目と3枚目はSyneches(ヒロバセダカバエ属)の種です.本土さんのこのような中型のSynechesの分類の検討は十分ではありません.2枚目と3枚目は多分同種でしょう.胸背の色彩が異なりますが,性差もあり,また撮影のアングルで色調が変化しますので,写真だけでは両者の関係は分りかねます.Syneches属は頭部は半球状で,後頭部が扁平です.Hybosではほぼ球形,後頭部が膨出します.

これら2属は口吻が前方を向いていますが,飛翔中の小昆虫を捕らえて吸汁する際には口吻は下を向きます.多くのムシヒキアブのように前方を向いたままと言うことではありません.

Re: セダカオドリバエの一種とい... 投稿者: 投稿日:2007/07/31(Tue) 21:53:45 No.3714  引用 
アノニモミイアさんありがとうございます。写真のHybos属らしいものの側に吸汁されたと思われる極めて小さい双翅目が横たわっていました。抜け殻のような感じでしたが、彼らはただ体液をすうのでしょうね。ありがとうございました。

はじめまして 投稿者:あたらよ 投稿日:2007/07/28(Sat) 17:31:47 No.3698  引用 
見付けたハエの名前が分からず、ネットの大海をさまよっていた所、ここへたどり着きました。
過去ログを拝見して、メバエの仲間かな?とまで分かったのですが、それ以上の事は分かりませんでした。


お手数をお掛けしますが、名前等ご存知でしたらお教えいただけませんか?
どうぞよろしくお願いいたします。


Re: はじめまして 投稿者:あたらよ 投稿日:2007/07/28(Sat) 17:34:39 No.3699  引用 
撮影:東京都、小金井公園
月日:07年7月23日

上からです。
花壇にとまっていました。


Re: はじめまして 投稿者:あたらよ 投稿日:2007/07/28(Sat) 17:36:56 No.3700  引用 
斜め前方からです。


雨上がりだったので、背中の真ん中に付いた点は、
水滴かもしれません。


Re: はじめまして 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/07/29(Sun) 06:21:18 No.3702  引用 
間違いなくメバエ科の一種です。

メバエ科の同定は現在のところ、同定に使えるような、まとまった資料がないので、かなり難しいです。

腹部の色が良く見えないので、ちょっと断言できかねるのですが、頭部の様子などからすると、オオズクロメバエに似ているように見えます。
http://www.pref.shimane.jp/section/keikan_shizen/rdb/rdb/an202.htm

Re: はじめまして 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/07/29(Sun) 19:28:58 No.3704  引用 
ハエ男さんに1枚.

ついでに落書きしておきます.

オオズクロメバエは,従来Archiconops erythrocephalus(Fabricius,1794)とされてきましたが,Stuke(2004)Revision der Gattung ArchiconopsでArchiconops niponensis (Vollenhoven,1863)に分離されました.
また,クロメバエConops nigricans Matsumura, 1918が本種のシノニムになりました.

どうも有り難うございます。 投稿者:あたらよ 投稿日:2007/07/29(Sun) 23:56:31 No.3707 ホームページ  引用 
ハエ男様、茨城@市毛様、
詳しいご返答を下さり、どうも有り難うございました。

貼っていただいたURLの標本を拝見しましたら、
私の写したものと、そっくりでした。
謎が解けて、やっと趣味ブログへ載せられます。

とても特徴的な姿だったので、
すぐに名前が見つかるかと思っていたら大間違い、
ハエの仲間の奥深さを感じました。

名前教えてください 投稿者:そよかぜ 投稿日:2007/07/24(Tue) 23:58:13 No.3683  引用 
メバエの仲間かなと思っています。メバエの仲間も写真からの同定はむつかしそうですが、よろしくお願いします。

Re: 名前教えてください 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/07/26(Thu) 06:53:37 No.3685  引用 
そよかぜ様.

デガシラバエ科のフトハチモドキバエもしくはその近縁種と思われます.

オドリバエ科 Empis(Coptophlebi... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/07/22(Sun) 11:15:15 No.3665  引用 
こんにちは。

 先日、埼玉でチダケサシの花に多数集まっている小さなオドリバエを採集し、調べてみると、Empis(Coptophlebia)属?
の可能性が高いと考えました。
 Empis (Polyblepharis)属のように ♀の脚に鱗毛が多数ついています。

 Empis(Coptophlebia)属とすると、九州大のリストには、kawatiensis Frey, difficilis Frey, villosipes Frey,の3種が本州から記録されているようです。
 
 この属かどうか 画像からお判りになれば、是非 ご教示お願い致します。


Re: オドリバエ科 Empis(Coptoph... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/07/23(Mon) 08:31:38 No.3675  引用 
盛夏になってオドリバエの発生は一段落というところですが,この時期を謳歌しているのが熱帯系のオドリバエたちです.Empis (Coptophlebia),Syneches, Hybos(これはむしろ暖温帯系),Elaphropezaなどがそうです.

写真のオドリバエは一番大事な形質(M1脈の先端が翅縁に達しない)が分りませんが,ほとんど確実にCoptophlebia亜属の種です.この亜属は日本に40種くらい棲息しています.学名が付けられたのはパグリッチさんの示された3種のほかに最近沖縄からE. (C.) urumae Daugeronがあります.命名者はフランス人ですが,私の希望で沖縄の古称「うるま」にしてもらったので,このような種名(種小名)になっています.Empis亜属が本亜属に形態的には大変にていて,これはM1脈が翅縁に達しています.しかし,この亜属はヨーロッパが主産地で,日本列島には数種しか棲息していません.ですから,埼玉の今の時期ですから写真の種はCoptophlebia亜属のことはほとんど疑いないでしょう.

Coptophlebia亜属の種は主に雄の交尾器の形態や体長などを目安に識別できます.東南アジアからはかなりの種が記載されていますし,それ以上に未記載種があります.またアフリカ,南米などにもこの亜属は分布しています.ヨーロッパは20種未満です.

この亜属で冷温帯ないし亜寒帯の1群があります.E. (C.) hyalipennis群というので,acrostichalsを欠き,第8腹節背板が左右不相称の特異な群です.これは晩夏から晩秋にかけて冷温帯上部から亜寒帯下部に発生します.これからですが,日本列島の中でかなり分化しています.北,東日本の山地帯上部から亜高山帯,西日本の高い山の山頂付近に棲息しています.林間で群飛していますので目に付きやすいものです.日本アルプスの亜高山帯には雄の翅が白っぽくて,後腿節の基部に白くふさふさした長い毛の束を具える種などがいて,なかなか面白い群です.

Re: オドリバエ科 Empis(Coptoph... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/07/23(Mon) 21:46:14 No.3678  引用 
アノニモミイア様

 早速のご教示に 深謝申し上げます。
 一番大事な形質(M1脈の先端が翅縁に達しない)という点は、画像からは判断できないかと存じますが、確かに、翅端に達しないで 消失しています。
 
 この亜属の種が、日本に40種くらい棲息しているとは、予想外に多いので驚きです。かなり分化しているのですね。

 同じ日に、Hybos sp.が2種採れましたが、これも夏に多いという印象です。

 引き続き、注意して探してみます。
 今後とも 何卒宜しくお願い申し上げます。 

無題 投稿者: 投稿日:2007/07/18(Wed) 00:01:58 No.3655  引用 
地震お見舞い申し上げます。
つぎのハエは何でしょうか。青森県下北半島で7月16日、ササの葉にいました。体長2ミリくらいのものです。


Re: 無題 投稿者: 投稿日:2007/07/18(Wed) 00:03:09 No.3656  引用 
別な個体です。

Re: 無題 投稿者: 投稿日:2007/07/18(Wed) 00:04:21 No.3657  引用 
角度を変えて。

Re: 無題 投稿者: 投稿日:2007/07/18(Wed) 00:05:24 No.3658  引用 
もうひとつすみません。

Re: 無題 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/07/22(Sun) 22:06:16 No.3673  引用 
おーやぎ様、こんちは。

 この種か、非常によく似た種は、近所(千葉県)の平地林のアズマネザサで見つかります。
 以前、撮影や採集をしましたが、そのままとなっています。

 一度、ある方に伺ったことがあるのですが、その際には、シマバエ科のTrigonopetompus属ではないか、とのコメントを頂きました。
 外観の形態からは、確かに似ています。

 役に立たないコメントですいません。

Re: 無題 投稿者: 投稿日:2007/07/22(Sun) 22:42:43 No.3674  引用 
バグリッチさんありがとうございます。シマバエ科以下には手がかりになるものは、いまのところ私にはありませんが、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。ところで属名はTrigonometopusでしょうか。

Re: 無題 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/07/23(Mon) 19:12:05 No.3676  引用 
属名でググって見たら,下記のpdfを見つけました.

当会の仙台駐在員である井上氏が作った,「日本の双翅目 I. シマバエ科」http://www.ecoris.co.jp/hae.html

「はなあぶ」に投稿予定だそうです.

キゴシハナアブの産卵 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/22(Sun) 19:24:48 No.3666  引用 
こんにちは

東京の荒川の河川敷でキゴシハナアブEristalinus quinquestriatusの産卵を観察・撮影できたので紹介します。

ドロ深いヨシ原の中で、ヨシの枯株に飛来し、しばしうろうろした後、茎の中に腹端を差し込んで産卵を始めました。


Re: キゴシハナアブの産卵 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/22(Sun) 19:29:25 No.3667  引用 
産卵を始めると、こんなに接近してレンズを向けても動ずることなく産卵を続けていました。5分ぐらいは動かなかったようです。

私はヒヌマイトトンボの調査中だったのですが、夢中になって撮影しちゃいました。だって、なかなかこんなシーンには出会えないですものね!

撮影は7/20の午前中です。

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