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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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頭きたぞ! 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/04/09(Mon) 18:54 No.3355  引用 
土曜からスパムが異様に多いのです。
今日に至っては朝削除してるにもかかわらず、夕方スパムログがFull・・ってことは昨夜から800件以上ってことです。

BBSは維持するつもりですが、近々大幅なシステム変更を余儀なくされるかもしれません。

その時はよろしくお願いします。
管理人

翅に縞のあるハエ? 投稿者: 投稿日:2007/04/06(Fri) 13:09 No.3347 ホームページ  引用 
こんにちは。
これはある人のブログで見つけて承諾を得て投稿する写真です。
場所は東海地方、体長は5mmほどという事です。
珍しいハエのような気がしますが、一体何者なんでしょうか?


Re: 翅に縞のあるハエ? 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/04/06(Fri) 14:15 No.3348  引用 
翅の紋だけをみるとミスジハマダラミバエとなりそうですが、小盾板がほぼ黄色であるところからミバエ科のTrypeta luteonotaの♀ではないかと思われます。

ミスジハマダラは小盾板がほぼ黒系の色のはずです。
珍しいかどうかは私の持っている資料ではわかりませんでした。(記録数はそこそこあったようです。)

Re: 翅に縞のあるハエ? 投稿者: 投稿日:2007/04/06(Fri) 15:05 No.3349 ホームページ  引用 
ハエ男さん、こんにちは。
早速回答いただきましてありがとうございます。
Trypeta luteonota 和名はないのですね。

Re: あくまでも多分・・ 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/04/06(Fri) 19:01 No.3350  引用 
私はミバエ科の専門ではないので、Trypeta luteonotaの可能性は高いと思われますが、あくまでも多分ということでご了承下さい。

本来、ハエ目を一方向のみの画像で同定することは相当無理があり、正確な同定には体の各部の刺毛、剛毛の配列、翅脈、交尾器などを精査する必要があるからです。

あと、当BBSをご紹介いただく場合はいきなりここのURLを載せるのではなく、1段前のhttp://furumusi.aez.jp/login.cgi
(パスワードの入力ページ)の方にしていただきますようお願いいたします。(なにせ不正投稿が1日に数百あるので・・)


Re: 翅に縞のあるハエ? 投稿者: 投稿日:2007/04/07(Sat) 08:01 No.3351 ホームページ  引用 
万事承知しました。
パスワード入力で一度このページに入りますと、次からパスワードの入力を求めるページにはならず、いきなりここに入ってしまうんですよ。

ヒラタヤドリバエ亜科の一種? 投稿者: 投稿日:2007/03/26(Mon) 13:54 No.3111  引用 
初めまして。
「むし探検広場」でハエならここで聞いたら、と教えてもらいました。昨年の6月25日、川崎市北部の公園で撮影したものです。
もし名前が解るのなら、教えていただきたいのですが。


Re: ヒラタヤドリバエ亜科の一種... 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/03/27(Tue) 12:20 No.3112  引用 
32.407始めましてryoi さん

画像の種はヒラタヤドリバエ亜科の一種ということは私にもいえるのですが、ヤドリバエ科は実は日本では400種以上が記録されている大変大きなグループです。(でもこれらを網羅する図鑑みたいなものは出ていません。)多くの場合、日本で始めて発見されたときの論文や新種として発表されたときの論文を個別に集めていかないと判断が付きにくいグループなのです。
ヒラタヤドリバエ亜科については九大目録(1989)では32種が記録されているのですが、これらについても、一般にはほとんど情報が出回っていないので、当BBSでもよく質問されるグループなのですが、亜科までしか答えられないというのが現状です。(ヤドリバエ科の専門の先生ならわかるかもしれませんが・・)

Re: ヒラタヤドリバエ亜科の一種... 投稿者: 投稿日:2007/03/27(Tue) 17:42 No.3114  引用 
ハエ男さん、こんにちは。
丁寧に回答していただいてありがとうございます。
よくわかりました。
ヤドリバエの専門家のだれかが、HPかブログを開いてくれると嬉しいですね。

Re: ヒラタヤドリバエ亜科の一種... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/03/27(Tue) 18:25 No.3115  引用 
この前ヤドリバエの同定をしていただいた舘博士は目下極多忙で対応してもらえないでしょう.しばらくしたら,開いてくれるかもしれませんね.それまでお待ちください.

Re: ヒラタヤドリバエ亜科の一種... 投稿者: 投稿日:2007/03/28(Wed) 08:30 No.3116  引用 
アノニモミイアさん、こんにちは。
うわ、ありがとうございます。
楽しみに待っています。

Re: ヒラタヤドリバエ亜科の一種... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/04/03(Tue) 09:28 No.3338  引用 
写真のヤドリバエは舘博士にお尋ねしたら,「シナヒラタヤドリバエEctophasia rotundiventrisの腹部黒紋を欠く個体であろう」とのことでした.

Re: ヒラタヤドリバエ亜科の一種... 投稿者:ryoi 投稿日:2007/04/03(Tue) 23:20 No.3341  引用 
アノニモミイアさん、こんばんは。
実はブログでいったんそう紹介していたんですよ。
すっきりしました。ありがとうございます。

とりあえず復旧 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/04/02(Mon) 11:14 No.3337  引用 
事務所引越しにともない、数日、メール&BBSの応対ができなかったのですが、なんとか新事務所にもネット環境が整いまして、復旧いたしました。

今度は信州は飯田の街中ですので、車を気にせず飲みにいけます。(それが第一の目的ではないのですけど・・)

今後ともよろしくお願いいたします。

クロバエ科 投稿者:Arge 投稿日:2007/03/29(Thu) 14:54 No.3117  引用 
以前西表島で採集したツマグロキンバエの仲間です。

もしわかりましたらよろしくお願いします。


Re: クロバエ科 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/03/29(Thu) 18:56 No.3118  引用 
コシアキツマグロキンバエIdiella sternalisだと思います。(今、引越し中なので、文献が手元にないので詳細はわからないのですが・・)

Re: クロバエ科 投稿者:Arge 投稿日:2007/03/31(Sat) 21:07 No.3164  引用 
ありがとうございました。

もし確定できましたら、図鑑の方に使って下さい。

ハナバエ 投稿者:Arge 投稿日:2007/03/20(Tue) 10:40 No.3095  引用 
先日は双翅目談話会でお世話になりました。

今月初めに淀川河川敷で採集したシマバエ科の Sciasminettia dichaetophora です。
はなあぶNo.4を参考に同定しました。

研究用に買ったCCDカメラの練習中ですが、やっぱり最近はデジカメのほうが画質がいいような気がします。
あとは照明の使い方を練習すればもっとうまく撮れるとは思います。



シマバエ 投稿者:Arge 投稿日:2007/03/27(Tue) 13:47 No.3113  引用 
投稿用に「みんなで作るWeb双翅目図鑑」のシマバエ科を作りましたが、一部の文献は未入手です。

Hilara tricolorでしょうか? 投稿者: 投稿日:2007/02/24(Sat) 20:53 No.3032  引用 
昨年5月中旬に茨城県内の里山(alt. 70m)で採集したオドリバエです。体長約5mm。

Hilara tricolorで良いのでしょうか?

また、新潟県のオドリバエ科を見ると、Hilara tricolorは2種が混同されており、新潟のものは♂交尾器の背葉板突起が極めて長い点で他の1種と区別可能と書かれております。
これは、どちらに該当するのでしょうか?

よろしくお願い致します。


Re: Hilara tricolorでしょうか... 投稿者: 投稿日:2007/02/24(Sat) 21:03 No.3033  引用 
同日採集した別個体の交尾器背面です。
(気泡が入ってしまっています;^_^)


Re: Hilara tricolorでしょうか... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/02/25(Sun) 18:25 No.3037  引用 
橙黄色の中型のHilara(ミナモオドリバエ属)は日本列島に数種ありまして,H. tricolorの原記載に問題があります.これら橙黄色の種の多くは夜行性で,多発地の渓流に夜,灯りで水面を照らすと,水面で昼行性の種と同様に雄が求愛餌をさがして水上飛行機型の飛翔をしているのを観察できます.明後日から2週間ほど外に採集にでますので,帰国次第調べてお返事します.
なお,Hilara属は日本列島に300種以上棲息していまして,まずはFrey博士の記載した種の整理をしないと,次に取り掛かれない状況です.Frey博士の記載したHilaraの多くの種が複数の種を含んでいますし,同一のものを別種として記載したものもあります.また,ビルマなどの種を記録しているのも,別種の場合があります.

交尾器に気泡がはいっていますが,これは70%くらいのエタノールに入れておくと,2ー3日で消えます.水でもいいのですが,気温が高い時にはミズカビが生えることがあるので大きな気泡の時はエタノールの方がいいです.なお,短時間の内に気泡をとりたいときには,5-10ccの大きな注射器(針はつけない)に材料を容量の1/3くらいの液と共にいれて,内筒を押し込み,空気をほとんど抜いた状態にして(この操作は言葉で言うほど簡単ではありません),それから注射針を刺すところを指でしっかり止めて,内筒を引くと,内部が低圧になり,虫などの体内の空気が膨張して体外にでてきます.これを2,3回くりかえすと,気泡はごく小さくなるか,消えます.小さく残った場合でも,上記エタノールに浸けておけば数時間で消えます.試してみてください.注意点は材料を操作中などにいためないようにすることです.いらない材料で訓練する必要があります.これは私のアイデアですが,今回始めて書いたもおです(他の人も独立にやっているかもしれません).

Re: Hilara tricolorでしょうか... 投稿者: 投稿日:2007/02/25(Sun) 22:40 No.3038  引用 
アノニモミイア様、早速の書き込みありがとうございます。

Hilara属が日本に300種ですか!
ChvalaのHilara属の総説を見て200種位は覚悟していたのですが、予想以上でした。

気泡除去方法についてもアドバイスありがとうございます。
早速トライしてみます。

ついでに、水酸化カリウムでうまく透過出来ない交尾器を透過する方法は御存知無いでしょうか?
Stackelbergは過酸化水素が良いと書いていますが、色々濃度を変えたりしたのですが上手く行きません。

時間のあるときで結構ですので、よろしくお願い致します。

Re: Hilara tricolorでしょうか... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/03/24(Sat) 15:37 No.3103  引用 
Hilara tricolorに関する問合せにようやく返事ができます.本種はFreyによって伊藤修四郎先生が北海道の定山渓,仁伏,本州の広島県三段峡および山口県宇佐で採集された標本に基づいて記載されたもので,まだholotypeやlectotypeの指定が行われていません.仁伏と本州のものはほぼ同一種で,これらの触角第3節は暗褐色ないし黒色です.定山渓のものはこれらとは異なる別種で,触角の第3節は基部の2節と同様に黄色です.前種は雄交尾器の背板葉の突起が針状ですが,後者では先端は尖りますが幅広く,またこれに生じる剛毛は大変長く数も多数です.
写真の種はおそらく前種に相当すると思います.交尾器を背面から見た場合の先端外側にペアで生じる部分の先端が2個の短い突出部になっているのは両種とも共通しています.ですから,交尾器背面の写真だけでは判断できません.しかし,全形写真で触角の色彩を見ると前種のようです.
体が黄色ないし橙黄色のHilaraはこれら2種のほかに日本列島にはまだ数種未記載種があります.
以上ですので,写真の種は一先ずHilara tricolor Frey, 1955 [F205, F187, F230]と同定されたらいいと思います.Fナンバーは伊藤先生がFrey教授にお送りした際の同時採集標本の番号です.

Re: Hilara tricolorでしょうか... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/03/25(Sun) 00:41 No.3106  引用 
前便で以下の記述を修正します.また暗証キーを忘れたので原文を訂正できませんでした.
誤「仁伏と本州のものはほぼ同一種で,」
正「仁伏と本州のものはほぼ同一種か同一種群に入る異所的別種で,」
誤「写真の種はおそらく前種に相当すると思います.交尾器を背面から見た場合の先端外側にペアで生じる部分の先端が2個の短い突出部になっているのは両種とも共通しています.ですから,交尾器背面の写真だけでは判断できません.しかし,全形写真で触角の色彩を見ると前種のようです.」
正「写真の種はおそらく前種群に相当すると思います.交尾器を背面から見た場合の先端外側にペアで生じる部分の先端が2個の短い突出部になっているのは前種群2種とも共通しています.全形写真で触角の色彩も暗褐色のようで,前種群です.しかし,この種群の列島内での変異や分布の詳細は未検討です.」

なお,「ついでに、水酸化カリウムでうまく透過出来ない交尾器を透過する方法は御存知無いでしょうか?
Stackelbergは過酸化水素が良いと書いていますが、色々濃度を変えたりしたのですが上手く行きません。」
というご質問ですが,15-20%の水酸化カリウムで時間を掛けて(30分とかそれ以上)熱するか,この溶液に数日浸けておけば,クチクラの暗色の色素はかなり脱色されて,見やすくなります.更に詳細な部分を透過してみるのであれば,手間はかかりますが,脱水→キシレン透徹→バルサム封入を行えば細部が正確に観察可能です.




Re: Hilara tricolorでしょうか... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/03/25(Sun) 08:07 No.3107  引用 
H. tricolorのtype localitiesの標本の雄交尾器を参考に示しておきます.

Re: Hilara tricolorでしょうか... 投稿者: 投稿日:2007/03/26(Mon) 08:36 No.3110  引用 
アノニモミイア様。

詳細な解説ありがとうございます。
種類数の多いHilara属の中でも、体が黄色又は橙黄色のグループは、ある程度絞込みが出来そうな種類数のようですね。

交尾器の透過方法についても、アドバイスありがとうございます。早速、アドバイスに沿って試行錯誤してみます。

とりあえず、属までいきました 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/03/18(Sun) 17:27 No.3094  引用 
こんちは。

 以前採ったキノコバエで、触角が非常に短いことが特徴的な種を、手始めに検索してみました。
 行き着いたのはCordyla属でした。

 たぶん あってると思うんですが、おわかりになる方がいらっしゃったら、コメントお願い致します。

 ではまた。


Re: とりあえず、属までいきまし... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/03/24(Sat) 15:44 No.3104  引用 
この写真は間違いなくCordylaの種です.日本列島には本属は少なくとも数種以上棲息していますが,研究はすすんでいません.本属は小型種が多く,色彩斑紋もあまりぱっとしないし,雄交尾器も小さくて,他のExechiniの属ほど簡単ではありません.

Re: とりあえず、属までいきまし... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/03/25(Sun) 17:25 No.3109  引用 
アノニモミイア様

 Cordyla属まで当っていたことが判り、うれしいです。
 種までは 行くのは、難しいこともわかりました。

 確かにぱっとしないのですが、palpusの第3節が肥大しているのが気になっていた種でしたので、スッキリしました。

 またいろいろ 教えてください。
 

今日のキノコバエ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/03/17(Sat) 18:07 No.3092  引用 
こんちは。

 今日は、キノコバエのポイントを当てたので、結構採れました。
 画像は、ソートした区分ごとの外観です。
 別の画像の上段右から2番目はオスで、下段左から2番目のメスと同一種ではないかと思います。
 上段一番右も、もしかしたら同一種かもしれませんが、斑紋が非常にぼやけていたので、一応分けました。

 いろいろいるので、面白いです。
 ・・・と言う訳で、何者かは 私には当分わからないです。

 今日の報告でした。


Re: 今日のキノコバエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/03/24(Sat) 16:04 No.3105  引用 
上段右側3頭と下段左側2頭はMycetophila属です.他はExechiniの属ですが,この画像では属は分かりません.Exechiniの属の分類は東亜の種にはそのまま適用できない面もあって,これからの研究課題と思います.

Mycetophilaの北米の種は,J. L. Laffoon (1957)の「A revision of the Nearctic species of Fungivora (Meigen). Iowa State College Journal of Science,31(2): 141-336]が検索表,交尾器の図ともに勝れていて,研究を始めるには手ごろの文献です.

Re: 今日のキノコバエ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/03/25(Sun) 17:20 No.3108  引用 
アノニモミイア様、コメントありがとうございます。

 Mycetophila属の文献のご紹介もいただき 本当にありがとうございます。

 早速 入手をできるように 探してみます。
 いつも、本当にありがとうございます。

本日の1枚 モイワエゾカ 投稿者: 投稿日:2007/03/13(Tue) 20:39 No.3077  引用 
昨年夏に、北海道で採集したモイワエゾカPachyneura fasciataです。
体長13mmと大型なのですが、今までキノコバエの1種と思っていました。


Re: 本日の1枚 モイワエゾカ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/03/24(Sat) 13:27 No.3102  引用 
モイワエゾカは北海道では札幌周辺を含めて各地にかなり普通な種ですが,なぜか本州からは記録されていません.しかも,出典が不明なのですが,台湾にも分布することになっています.下北半島あたりには棲息していないのでしょうか.なお,この科Pachyneuridaeにはもう1種未記載種が愛知県の山地に棲息しています.メス1頭しか材料がありませんが,どなたかお持ちではないでしょうか.翅脈は同じですが,モイワに比べてはねは一様に淡黄褐色で,♀の腹端はモイワのように太くなくて,細く尖っています.これは沿海州にいる第二の既知種であるPachyneura oculataとは別です.

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