47150413
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [新着順表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: 小笠原の海のユスリカ? (3) / 2: ショウジョウバエの同定について (0) / 3: ヤドリバエ科Peleteria属 (6) / 4: Bicellaria早春のヒメセダカオドリバエ? (3) / 5: ヒコサンアリヅカノミバエAenigmatias gotoi Disneyでしょうか? (3) / 6: ムシヒキアブでしょうか? (7) / 7: ハネオレバエ(ハネオレホソバエ)でしょうか?? (1) / 8: ハネナガケブカミバエでしょうか? (6) / 9: ハナレメイエバエ科でよいでしょうか? (0) / 10: ハネフリバエ (2) / 11: 砂浜の、ConchopusとPlatypulpus (4) / 12: Elaphropezaケズネクサハシリバエでしょうか? (3) / 13: Conchopus saigusaiゲンカイシグマクチナガイソアシナガバエですか? (6) / 14: オドリバエ科の何かでしょうか?? (1) / 15: オドリバエ科のDolichocephala属でしょうか?? (2) / 16: オドリバエ科の何かでしょうか?? (2) / 17: シダコバエAnthomzidaeでしょうか? (3) / 18: 名前がわかりません (2) / 19: くりのけらClinoceraでしょうか? (0) / 20: ネジレオバエでしょうか?? (2) /

おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
コメント内には下記と同じURLを書き込まないで下さい
参照URL
添付File  (100kBまで)
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
文字色

渓流のハナアブ 投稿者: 投稿日:2010/07/18(Sun) 22:16:19 No.6425  引用 
2010.7.17鈴鹿市の山地,渓流沿いの草地で出会いました。
体長は約12ミリ。腿は太いが腹はそんなに長くない。種名は判りますでしょうか?


Re: 渓流のハナアブ 投稿者: 投稿日:2010/07/18(Sun) 22:19:10 No.6426  引用 
角度を変えて。
よろしくお願いします。


Re: 渓流のハナアブ 投稿者:pakenya 投稿日:2010/07/19(Mon) 09:53:48 No.6429  引用 
田中川さん、こんにちは。

このハナアブは、ハラアカハラナガハナアブ:Chalcosyrphus (Xylotomima) frontalis (Shiraki et Edashige, 1953)のメスです。

ハラナガハナアブ属の中では比較的ポピュラーな種で、各種の花に来ています。出現期間も春から夏までと長いので、フィールドで出会う機会も多いんでしょうね。

Re: 渓流のハナアブ 投稿者: 投稿日:2010/07/19(Mon) 11:13:38 No.6430  引用 
pakenyaさん,ありがとうございます。
比較的ポピュラーな種だったのですね。登山者以外はめったに行けない場所だったので,てっきり珍品だと思い込んでいました。私にとっては初めての出会いでした。もっといろんな環境へも出かけてみようかと思います。

トラフムシヒキの翅脈 投稿者: 投稿日:2010/07/15(Thu) 01:36:44 No.6417  引用 
新訂原色昆虫大図鑑第3巻でムシヒキアブ亜科のトラフムシヒキを調べました。同書では,「R4脈はR2+3脈とは独立に翅縁に達するために亜縁室は2室」がムシヒキアブ亜科の特徴と出ています。また,トラフムシヒキの「M3と2ndMの両室は接する」と解説されています。
トラフムシヒキの翅脈図を試作してみましたが,R2+3脈や2ndMはどこにあるのでしょうか? また,M3はm3と小文字を使うべきなのではと思いますが,いかがでしょうか?


Re: トラフムシヒキの翅脈 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2010/07/16(Fri) 09:13:47 No.6418 ホームページ  引用 
田中川様.

ムシヒキアブの翅脈については,下記のURLを参考にしてみてください.

http://www.geller-grimm.de/morph/morph06.htm

Re: トラフムシヒキの翅脈 投稿者: 投稿日:2010/07/16(Fri) 23:33:06 No.6419  引用 
茨城@市毛様,ありがとうございます。
すごく詳しく紹介しているサイトがあるんですね,
R2+3脈の所在は分りましたが,Cu偽脈などの解釈が図鑑と異なっていて,私の疑問が半分解決できませんでした。2ndMって,どこにあるんですか?
件の図鑑に「本書旧版段階では伝統的命名にもとづいて記載されており,改定分についても著者によって記述が異なり,両命名法が混在しているので,混同しないように注意されたい。」と書かれてあることに今気付きました。
最新の解釈に基づいた科別,属別の翅脈図が欲しいものです。

Re: トラフムシヒキの翅脈 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2010/07/18(Sun) 19:07:23 No.6422 ホームページ  引用 
田中川様.

 改めて新訂版と旧版の解説を調べて見たところ,新訂版のムシヒキアブ科の各種の解説は旧版の久松定成氏のオリジナルをそのまま掲載していることが分かりました.田中川さんの疑問を解決するには久松氏がどのような論文を元に翅脈を見ていたかが鍵となります.

 ムシヒキアブに近縁のツルギアブ科の古い文献ですと,田中川さんの書かれた図で,中室となっているのが1.M2, m2室が2.M2, m3室がM3となり,各翅脈については全て小文字となっている文献もあります.

双翅目に限らず,各部名称というのは時代や研究者によって色々と変わってしまうので,かなり古い文献でも眼を通しておかないと,論文を正しく解釈出来ないことがあるのでやっかいです;^_^)

また,翅脈と翅室の大文字・小文字の件については,1980年頃逆転したばかりなので,やむおえない混乱だと思っています.

Re: トラフムシヒキの翅脈 投稿者: 投稿日:2010/07/18(Sun) 21:59:49 No.6424  引用 
茨城@市毛様,丁寧に調べていただいて,ありがとうございます。
2ndMもようよう読めてきました。
翅脈に関する解説文にはまだまだ悪戦苦闘しそうです。

ヒメベッコウに寄生したツリアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2010/07/08(Thu) 06:59:10 No.6407  引用 
5月中旬、ベッコウバチ(クモバチ)科のヒメベッコウ(Auplopus carbonarius)が作ったと思われる泥巣を発掘しました。
(里山の参道に立つお地蔵さんの背中@山形県飯豊町)
育房から採集した6個の繭を個別に飼育してみたところ、寄生されていたようで6月下旬になってツリアブが2匹羽化して着ました。

この組写真は繭#1から羽化した個体です。
羽化直後(左)は翅の黒色が薄いようです。
数日間容器内で飼育して成熟を待ってみたら翅が擦り切れてしまいました。


Re: ヒメベッコウに寄生したツリ... 投稿者:しぐま 投稿日:2010/07/08(Thu) 07:01:16 No.6408  引用 
こちらの組写真は繭#8から羽化した成虫と羽化殻です。
羽化に先立って、寄生した蜂の繭を蛹の頭部の鋭い突起で破る様子を観察できました。
『ファーブル昆虫記』で読んだ通りの劇的な脱出法に感動しました。


Re: ヒメベッコウに寄生したツリ... 投稿者:しぐま 投稿日:2010/07/08(Thu) 07:04:44 No.6409  引用 
これも繭#8から羽化した個体。
#1の反省を踏まえ、羽化した当日に安楽死してもらいました。

素人目にはホシツリアブかな?と思うものの、全く自信ありません。
もし性別とかも分かるようでしたらお願いします。


Re: ヒメベッコウに寄生したツリ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/07/08(Thu) 09:27:38 No.6410  引用 
どなたか、ツリアブにお詳しい方のレスが期待されますが、一見したところ翅斑はコウヤツリアブに類似してはいないでしょうか。未熟個体のために翅の基部の暗色部の黒化がすすにでいないためか、その部分に基本的には生じる斑紋がより淡色のバックに浮き出して、結果的にホシツリアブのような斑紋にも見えますが。

Re: ヒメベッコウに寄生したツリ... 投稿者:しぐま 投稿日:2010/07/08(Thu) 20:41:44 No.6412  引用 
アノニモミイアさん、どうもありがとうございます。
ツリアブもparasitoidですよね。
寄主の蜂に繭を作らせてから殺す(捕食する)ところが策士です。

うーむ、コウヤツリアブなのかな?
擦り切れた状態でお恥ずかしいのですが、個体#1の成熟した翅の写真も一応載せておきます。


Re: ヒメベッコウに寄生したツリ... 投稿者: 投稿日:2010/07/08(Thu) 22:47:36 No.6413  引用 
しぐま様

コウヤツリアブとホシツリアブについては、「はなあぶ」誌上にツリアブ屋のKさんが書いているように、非常に難しい問題が含まれており、簡単ではありません。もしかしたら写真では同定が困難なのかもしれませんが、Kさんに連絡しておきますので、もしかしたら、書き込んでもらえるかも知れません。

ケンセイ

Re: ヒメベッコウに寄生したツリ... 投稿者:ツリアブ屋のK 投稿日:2010/07/17(Sat) 02:00:33 No.6420  引用 
ケンセイさんよりご指名いただきましたので出て参りました。ツリアブ屋のK@前橋市です。
写真の個体はいずれもホシツリアブだと思います。
参考になる論文に次のものがあります。

Liu, Nagatomi & Evenhuis 1995 Genitalia of the Japanese Species of Anthrax and Brachyanax (Diptera, Bombyliidae)
Zoological Science 12(5):633-647.
この論文はネット上にPDF等が公開されていますので、ごらんになってみて下さい。

http://www.bioone.org/doi/abs/10.2108/zsj.12.633

Re: ヒメベッコウに寄生したツリ... 投稿者:しぐま 投稿日:2010/07/18(Sun) 19:26:18 No.6423  引用 
ツリアブ屋のK様
連休前の貴重なお時間を割いて回答頂きましてありがとうございます。
やはりホシツリアブでしたか。
論文PDFが無料で入手できるのも助かります。
虫の解剖用語が(英語だろうと日本語だろうと)私にはちんぷんかんぷんなので、図や写真を眺めただけですけど。今後の資料として保存しておきました。

ケンセイ様もこの度はお世話になりました。
普通種のFAQでおそらくやっかいな質問だったと思いますが、皆様に大層親切に対応してもらって感謝致します。

お礼とお詫び 投稿者:しぐま 投稿日:2010/07/07(Wed) 18:50:01 No.6406  引用 
ハエ男様、アノニモミイア様
お礼が遅くなりましてすいません。
No.6387の投稿(おんぶしているマルボシヒラタヤドリバエ)にレス頂きましてありがとうございました。

スパム投稿とはじかれたのですが、しばらくここをチェックしていませんでした。
投稿が復活していることに今頃気づいた次第です。
スパマー対策の巻き添えでプロバイダ規制されたのかと思ってました。
NGワードについては今後気をつけるようにします。
スパム対策は大変ですよね。

台湾の採集調査のご報告 投稿者:pakenya 投稿日:2010/07/01(Thu) 15:23:57 No.6394  引用 
ケンセイさんから催促されちゃったので別スレ立てます。

談話会のメンバー6名(関西のKHT,四国のB、関東のST)が、シダ植物採集チームと合同で、6/25-28で台湾へ行ってきました。

すごいのをいっぱい採って来るぞ!と、意気込んで臨んだのですが、天候が今一な上、タイトなスケジュールで、満喫には程遠い感じでした。

それでも、シュモクバエ、ベンガルバエ、スジメハナアブ、メンガタハナアブ、ブルーメタリックなムシヒキ、などなどが採れ、B氏はヨロイバエも採ってました。

問題は、どうやって同定するかです。ハナアブはShiraki,1930を見るとして、他のハエ・アブはどうしましょうと思ってます。ま、秋の同定会に持ち込みますので、興味のある方はご覧くださいませ。

きれいなやつは、週明けには画像をアップできそうですが、今日はTextだけでご勘弁を・・


PS.持ち帰った正露丸フィルムケース4本分の展翅がまだ終わりません。S君も苦労してるんだろうなあ。

Re: 台湾の採集調査のご報告 投稿者: 投稿日:2010/07/03(Sat) 11:31:03 No.6401  引用 
pakenya様、別スレありがとうございます^^

シュモクバエ、ベンガルバエ、メンガタハナアブ、ヨロイバエ、ブルーメタリックなムシヒキ、良いですねえ^^南の香りがぷんぷんしますねえ。

>問題は、どうやって同定するかです。ハナアブはShiraki,1930を見るとして、他のハエ・アブはどうしましょうと思ってます。ま、秋の同定会に持ち込みますので、興味のある方はご覧くださいませ。

了解です。秋の同定会は楽しみにしています。

>きれいなやつは、週明けには画像をアップできそうですが、今日はTextだけでご勘弁を・・

無理のない範囲でかまわないので、かっこいい奴があればぜひアップしてください。

Re: 台湾の採集調査のご報告 投稿者:JIGMS 投稿日:2010/07/04(Sun) 08:05:03 No.6402  引用 
pakenya様、S君です(^^)

佃煮の整理は、何とか終わり、少しずつマウントしています(徹夜作業でした^_^;)

ケンセイ様、シュモクバエ、ヨロイバエ、ブルーメタリックなハエ・ムシヒキの画像を来週にでもアップします。

自分は展翅なんてとんんでもありません、数か月かかっちゃいます^_^;
東大和に帰ってからは、どこにも行けな〜い(ToT)/~~~

Re: 台湾の採集調査のご報告 投稿者:pakenya 投稿日:2010/07/05(Mon) 09:29:28 No.6404  引用 
JIGMSさん、ケンセイさん、どうもです。

大阪のKさんから早速珍しいハナアブの画像が届いたのでアップします。

前便でメンガタハナアブと書いちゃいましたが、ヨーロッパなどに居るMyathropa属ではなく、南方系のKorinchia formosana Shiraki, 1930です。Kさんは、タイワンジンメンハナアブとでもしましょうか?ですって。

私は、採集できなかった種で、うらやましいです。

ではまた


Re: 台湾の採集調査のご報告 投稿者: 投稿日:2010/07/06(Tue) 12:35:38 No.6405  引用 
pakenya様
いきなり、すごいハナアブの画像ありがとうございます。

>ヨーロッパなどに居るMyathropa属ではなく、南方系のKorinchia formosana Shiraki, 1930です。Kさんは、タイワンジンメンハナアブとでもしましょうか?ですって。

ジンメンって人面という意味だと思うのですが、胸背の模様が人面に似ているからなのでしょうか?

台湾にはものすごいハナアブがごろごろしていそうですね^^

これらは何というハエでしょう? 投稿者:mu 投稿日:2010/07/02(Fri) 07:15:44 No.6396  引用 
ベランダ菜園でクロバネキノコバエ科やショウジョウバエは毎年のように見かけるのですが、今年はクロバネキノコバエがいなくなったと思ったらこいつが結構大量に発生しました。体長は2mm程度。羽根の斑点が特徴的かと思うのですが。

Re: これらは何というハエでしょ... 投稿者:mu 投稿日:2010/07/02(Fri) 07:20:26 No.6397  引用 
そして10日ほどで上記のハエを見かけなくなったと思ったらこんどは、こいつの集団が。こいつは体長8mm程度です。

それぞれなんというハエか分かりますでしょうか?


Re: これらは何というハエでしょ... 投稿者:Bacon.L 投稿日:2010/07/02(Fri) 09:45:45 No.6398  引用 
No.6397はクロオビハナバエの♀だと思います。

Re: これらは何というハエでしょ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/07/02(Fri) 12:38:38 No.6399  引用 
最初の写真はミギワバエ科EphydridaeのScatellaハマダラミギワバエ属の一種でしょう。湿地など湿った土壌の中で幼虫が生活しています。ミギワバエ科の多くの種の幼虫は水辺などに生息する微生物、バクテリア、単細胞藻類などを食べているといわれています。この科のハエに詳しい人ではこれらの写真をもとに種までわかるかも知れません。

二枚目はBacon.Lさんの指摘通り、ハナバエ科AnthomyiidaeのクロオビハナバエAnthomyia illocata Walkerです。成虫はいろいろな腐敗物に集まります。

いずれも関東地方以西の日本各地で普通に観察できるハエです。

Re: これらは何というハエでしょ... 投稿者:mu 投稿日:2010/07/02(Fri) 13:48:55 No.6400  引用 
どうも有り難うございます。
両方ともよくいるハエなんですね。
たくさんいたから目に付いただけで今までもやってきてたのかも
しれないですね。
これからもっと注意深くベランダにやってくるハエを観察したいと思います。
それにしても7階のベランダの餌場を見つけてやってくるとか昆虫の能力は凄いですねぇ。

メバエの仲間の交尾 投稿者:Hepota 投稿日:2010/06/26(Sat) 14:52:48 No.6384  引用 
はじめまして。ドシロウトです。今日メバエの仲間が交尾しているところを目撃しました。めずらしいかもしれないので投稿してみます。もし名前がわかるようなら教えてください。下のハンマーさんのとは別の種類のような気がするので、別スレッドにしました。
撮影日:2010年6月26日、撮影場所:東京都多摩市(多摩丘陵の公園)、体長:上13mm 下15mm。
以前見かけたときからずっと気になってましたが、あの突起はやっぱり交尾に使うんですね。


Re: メバエの仲間の交尾 投稿者:Hepota 投稿日:2010/06/26(Sat) 14:56:41 No.6385  引用 
背面です。

Re: メバエの仲間の交尾 投稿者:pakenya 投稿日:2010/06/30(Wed) 15:57:32 No.6390  引用 
Hepotaさん、こんにちは。
メバエも大好きなPakenyaです。
だれも書き込まないので・・・

この交尾中のメバエも、ムネグロメバエでいいと思います。
交尾中の写真は結構珍しいです。雌雄をじっくり見られるので貴重です。

複眼沿いの黒点は個体差があるようで、この写真のオスはかなり薄いですね。ですが、触角の比率1:2:1.5や額の皺、胸部、脚の色彩などからムネグロメバエだと思います。

Hepotaさんが気になっていた「あの突起」とは第4腹板の突起のことだと思いますが(過去スレNo.3473参照)、Hepotaさんの写真では後方に大きく突き出していて、交尾には使ってないようですね。この仲間は、Hostに抱きつくようにして産卵するようですので、Hostのハチの背板の間にこの突起を差し込むのではないかと想像しています(見たことないのですが・・)。

関東では5月から7月に見られるようで、イボタやネズミモチなどの花の周辺でHostの飛来を待っているようです。

Re: メバエの仲間の交尾 投稿者:Hepota 投稿日:2010/06/30(Wed) 23:12:40 No.6391  引用 
pakenyaさま、同定ありがとうございます。ムネグロメバエで良かったんですね。

私、大きな勘違いをしていたようで、上にいる♂の腹部にある太い突起が、♀の背面側から突き刺さっているように見えてました。つながっている部分は♀の腹部だったんですね。

ただ、先のハンマーさんのスレッドでリンクされていたサイトに、「巨大な腹部突起を持つオス」という表現があるので、その突起がはまっているんじゃないかと思うんですが、どうでしょう。
http://blog.goo.ne.jp/mezaseguiness/d/20070701

ちょっとブレてますが、結合部分のアップを貼ってみます。


Re: メバエの仲間の交尾 投稿者:pakenya 投稿日:2010/07/01(Thu) 09:44:15 No.6392  引用 
ゴトウヒラタさんは勘違いをしているようです。
メバエで腹面突起を持つのはメスです。

Hepotaさんの拡大写真では、下方の個体(♀)の左後方に延びているのが腹面突起です。

本種の場合、雌雄共に腹端が下方へ強く湾曲しており、Genitaliaは前向きです。このため、メスの腹部後半を大きく上へ反らせて接合させているんですね。
初めて知りました。

Re: メバエの仲間の交尾 投稿者: 投稿日:2010/07/01(Thu) 12:51:27 No.6393  引用 
pakenya様

無事帰って来られたようで何よりです。
どんな成果があったか楽しみです。

すごいハナアブやヨロイバエなどは採れましたでしょうか?

すみません。メバエとは関係のない話題でした^^;;

ケンセイ@仕事が立て込んできてなかなか八王子にも行けません

Re: メバエの仲間の交尾 投稿者:Hepota 投稿日:2010/07/01(Thu) 17:08:36 No.6395  引用 
pakenya様、ご教示ありがとうございました。そういうことでしたら納得です。
ということは、pakenyaさんの3473とハンマーさんの6381はともにメスということですね。
ホームページ直さないと…。

交尾後ガード? 投稿者:しぐま 投稿日:2010/06/27(Sun) 13:45:49 No.6387  引用 
こんにちは。またお世話になります。
横からしか撮れなかったんですけど、もし名前が分かるようでしたら教えて下さい。
♂は♀の背中に乗ったままじっとしており、実際の交尾は行わいませんでした。
そのまま飛んで逃げました。

6/26 里山の林道沿い 山形県飯豊町


Re: 投稿者:ハエ男 投稿日:2010/06/29(Tue) 17:30:04 No.6388  引用 
しぐまさん、すみません。

スパム投稿のチェックをしていたらあったので、復活表示の処理をしました。く

当BBSでは自動的に性的な表現がとされる語句あるとスパムと断定してはじくようになっています。今回はタイトルの「こうび」と裸を意味する「○ード」という部分が連動して引っかかったみたいですね。
昆虫学的には当たり前でも、一般のBBSではスパムと認識されてしまう語句がありますので、ご注意ください。

何回か投稿してだめなときはNGワードを疑っていただき表現を変えて投稿してみてください。

このスレッドは管理者パスをしっている方しか投稿できませんので、ご注意ください。(タイトルのRe〜〜ではじかれてしまいます。)

しぐまさんのおんぶしているハエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/06/29(Tue) 18:27:09 No.6389  引用 
写真のおんぶ状態のハエはおそらくマルボシヒラタヤドリバエGymnosoma rotundatum (Linnaeus)でしょう。

カメムシ類に♀が産卵し、幼虫はこれに捕食寄生して成長します。捕食寄生の意味はお分かりかと思いますが、寄生して寄主を殺さないような(ヒトのカイチュウのような)寄生と異なり、ヤドリバエやヒメバチなどの捕食寄生者は、寄主に寄生して、寄主を内側から食べて(捕食して)しまうので、この摂食様式を捕食寄生と言っています。このような昆虫は英語でもparasiteではなくてparasitoidとして区別しています。

♂が交尾後も♀にしがみついている状態は双翅目でどの程度一般的なのか知りませんが、稀には他の科で観察できます。このような場合に♂は♀を他の♂に取られないために確保しているように思えます。

メバエの1種 投稿者:ハンマー 投稿日:2010/06/23(Wed) 21:43:01 No.6381  引用 
メバエの1種だと思いますが、写真で同定可能でしょうか?
体長は15mm弱だったと思います。
2010年6月20日、兵庫県加東市にて撮影。


Re: メバエの1種 投稿者:ハンマー 投稿日:2010/06/23(Wed) 21:44:17 No.6382  引用 
横からの写真です。

Re: メバエの1種 投稿者: 投稿日:2010/06/26(Sat) 14:33:55 No.6383  引用 
ハンマー様
メバエに興味があるケンセイです。

画像のメバエはムネグロメバエConops (Asiconops) opimusではないかと思われます。

ネットで画像がヒットしましたので以下にアドレスを示します。
http://blog.goo.ne.jp/mezaseguiness/d/20070701

なお、本種は島根レッドに選定されているので、島根レッドの文章を以下に示しておきます。

<島根レッドの記述>
体長はメスが12-18mm、オスが12-17mm。メバエ類のなかでは大型種である。個体の大小差は、寄主サイズに由来すると考えられる。全体が茶褐色を呈する。両複眼の内縁部には、それぞれ1個の黒点がある。最近の大社砂丘における調査によると、オオズグロメバエよりも早く出現し、活動期間は5月中旬から6月中旬であった。寄主は、ヒメハナラナガツチバチと推定される。寄主がよく訪花するハマヒルガオの花の周辺で待ち伏せが見られる。国内では、北海道、本州、四国、九州に分布する。国外では、中国・韓国からも分布が記録されている。

ちなみに本種は関東以北ではかなり珍しいと思います。私はまだ見たことがありません。

Re: メバエの1種 投稿者:ハンマー 投稿日:2010/06/27(Sun) 17:02:20 No.6386  引用 
ケンセイさん、どうもありがとうございます。
ご紹介いただいたサイトの写真と一致していると思います。
ムネグロメバエとして整理しておきます。

島根レッド記述にある両複眼の内縁部の黒点というのは、横からの写真にも写っていますが、これのことですよね。

ダニカの仲間 投稿者:くまじろう 投稿日:2010/06/21(Mon) 22:08:20 No.6380  引用 
撮った後で気が付いたのですが、ザトウムシの仲間の脚や体に
ダニカの仲間がとりついておりました。

同定依頼と言う訳ではありませんが、
興味深かったので貼っておきます。

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172] [173] [174] [175] [176] [177] [178] [179] [180] [181] [182] [183] [184] [185] [186] [187] [188] [189] [190] [191] [192] [193] [194] [195] [196] [197] [198] [199] [200] [201] [202] [203] [204] [205] [206] [207] [208] [209] [210] [211] [212] [213] [214] [215]

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -