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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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お礼とお詫び 投稿者:しぐま 投稿日:2010/07/07(Wed) 18:50:01 No.6406  引用 
ハエ男様、アノニモミイア様
お礼が遅くなりましてすいません。
No.6387の投稿(おんぶしているマルボシヒラタヤドリバエ)にレス頂きましてありがとうございました。

スパム投稿とはじかれたのですが、しばらくここをチェックしていませんでした。
投稿が復活していることに今頃気づいた次第です。
スパマー対策の巻き添えでプロバイダ規制されたのかと思ってました。
NGワードについては今後気をつけるようにします。
スパム対策は大変ですよね。

台湾の採集調査のご報告 投稿者:pakenya 投稿日:2010/07/01(Thu) 15:23:57 No.6394  引用 
ケンセイさんから催促されちゃったので別スレ立てます。

談話会のメンバー6名(関西のKHT,四国のB、関東のST)が、シダ植物採集チームと合同で、6/25-28で台湾へ行ってきました。

すごいのをいっぱい採って来るぞ!と、意気込んで臨んだのですが、天候が今一な上、タイトなスケジュールで、満喫には程遠い感じでした。

それでも、シュモクバエ、ベンガルバエ、スジメハナアブ、メンガタハナアブ、ブルーメタリックなムシヒキ、などなどが採れ、B氏はヨロイバエも採ってました。

問題は、どうやって同定するかです。ハナアブはShiraki,1930を見るとして、他のハエ・アブはどうしましょうと思ってます。ま、秋の同定会に持ち込みますので、興味のある方はご覧くださいませ。

きれいなやつは、週明けには画像をアップできそうですが、今日はTextだけでご勘弁を・・


PS.持ち帰った正露丸フィルムケース4本分の展翅がまだ終わりません。S君も苦労してるんだろうなあ。

Re: 台湾の採集調査のご報告 投稿者: 投稿日:2010/07/03(Sat) 11:31:03 No.6401  引用 
pakenya様、別スレありがとうございます^^

シュモクバエ、ベンガルバエ、メンガタハナアブ、ヨロイバエ、ブルーメタリックなムシヒキ、良いですねえ^^南の香りがぷんぷんしますねえ。

>問題は、どうやって同定するかです。ハナアブはShiraki,1930を見るとして、他のハエ・アブはどうしましょうと思ってます。ま、秋の同定会に持ち込みますので、興味のある方はご覧くださいませ。

了解です。秋の同定会は楽しみにしています。

>きれいなやつは、週明けには画像をアップできそうですが、今日はTextだけでご勘弁を・・

無理のない範囲でかまわないので、かっこいい奴があればぜひアップしてください。

Re: 台湾の採集調査のご報告 投稿者:JIGMS 投稿日:2010/07/04(Sun) 08:05:03 No.6402  引用 
pakenya様、S君です(^^)

佃煮の整理は、何とか終わり、少しずつマウントしています(徹夜作業でした^_^;)

ケンセイ様、シュモクバエ、ヨロイバエ、ブルーメタリックなハエ・ムシヒキの画像を来週にでもアップします。

自分は展翅なんてとんんでもありません、数か月かかっちゃいます^_^;
東大和に帰ってからは、どこにも行けな〜い(ToT)/~~~

Re: 台湾の採集調査のご報告 投稿者:pakenya 投稿日:2010/07/05(Mon) 09:29:28 No.6404  引用 
JIGMSさん、ケンセイさん、どうもです。

大阪のKさんから早速珍しいハナアブの画像が届いたのでアップします。

前便でメンガタハナアブと書いちゃいましたが、ヨーロッパなどに居るMyathropa属ではなく、南方系のKorinchia formosana Shiraki, 1930です。Kさんは、タイワンジンメンハナアブとでもしましょうか?ですって。

私は、採集できなかった種で、うらやましいです。

ではまた


Re: 台湾の採集調査のご報告 投稿者: 投稿日:2010/07/06(Tue) 12:35:38 No.6405  引用 
pakenya様
いきなり、すごいハナアブの画像ありがとうございます。

>ヨーロッパなどに居るMyathropa属ではなく、南方系のKorinchia formosana Shiraki, 1930です。Kさんは、タイワンジンメンハナアブとでもしましょうか?ですって。

ジンメンって人面という意味だと思うのですが、胸背の模様が人面に似ているからなのでしょうか?

台湾にはものすごいハナアブがごろごろしていそうですね^^

これらは何というハエでしょう? 投稿者:mu 投稿日:2010/07/02(Fri) 07:15:44 No.6396  引用 
ベランダ菜園でクロバネキノコバエ科やショウジョウバエは毎年のように見かけるのですが、今年はクロバネキノコバエがいなくなったと思ったらこいつが結構大量に発生しました。体長は2mm程度。羽根の斑点が特徴的かと思うのですが。

Re: これらは何というハエでしょ... 投稿者:mu 投稿日:2010/07/02(Fri) 07:20:26 No.6397  引用 
そして10日ほどで上記のハエを見かけなくなったと思ったらこんどは、こいつの集団が。こいつは体長8mm程度です。

それぞれなんというハエか分かりますでしょうか?


Re: これらは何というハエでしょ... 投稿者:Bacon.L 投稿日:2010/07/02(Fri) 09:45:45 No.6398  引用 
No.6397はクロオビハナバエの♀だと思います。

Re: これらは何というハエでしょ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/07/02(Fri) 12:38:38 No.6399  引用 
最初の写真はミギワバエ科EphydridaeのScatellaハマダラミギワバエ属の一種でしょう。湿地など湿った土壌の中で幼虫が生活しています。ミギワバエ科の多くの種の幼虫は水辺などに生息する微生物、バクテリア、単細胞藻類などを食べているといわれています。この科のハエに詳しい人ではこれらの写真をもとに種までわかるかも知れません。

二枚目はBacon.Lさんの指摘通り、ハナバエ科AnthomyiidaeのクロオビハナバエAnthomyia illocata Walkerです。成虫はいろいろな腐敗物に集まります。

いずれも関東地方以西の日本各地で普通に観察できるハエです。

Re: これらは何というハエでしょ... 投稿者:mu 投稿日:2010/07/02(Fri) 13:48:55 No.6400  引用 
どうも有り難うございます。
両方ともよくいるハエなんですね。
たくさんいたから目に付いただけで今までもやってきてたのかも
しれないですね。
これからもっと注意深くベランダにやってくるハエを観察したいと思います。
それにしても7階のベランダの餌場を見つけてやってくるとか昆虫の能力は凄いですねぇ。

メバエの仲間の交尾 投稿者:Hepota 投稿日:2010/06/26(Sat) 14:52:48 No.6384  引用 
はじめまして。ドシロウトです。今日メバエの仲間が交尾しているところを目撃しました。めずらしいかもしれないので投稿してみます。もし名前がわかるようなら教えてください。下のハンマーさんのとは別の種類のような気がするので、別スレッドにしました。
撮影日:2010年6月26日、撮影場所:東京都多摩市(多摩丘陵の公園)、体長:上13mm 下15mm。
以前見かけたときからずっと気になってましたが、あの突起はやっぱり交尾に使うんですね。


Re: メバエの仲間の交尾 投稿者:Hepota 投稿日:2010/06/26(Sat) 14:56:41 No.6385  引用 
背面です。

Re: メバエの仲間の交尾 投稿者:pakenya 投稿日:2010/06/30(Wed) 15:57:32 No.6390  引用 
Hepotaさん、こんにちは。
メバエも大好きなPakenyaです。
だれも書き込まないので・・・

この交尾中のメバエも、ムネグロメバエでいいと思います。
交尾中の写真は結構珍しいです。雌雄をじっくり見られるので貴重です。

複眼沿いの黒点は個体差があるようで、この写真のオスはかなり薄いですね。ですが、触角の比率1:2:1.5や額の皺、胸部、脚の色彩などからムネグロメバエだと思います。

Hepotaさんが気になっていた「あの突起」とは第4腹板の突起のことだと思いますが(過去スレNo.3473参照)、Hepotaさんの写真では後方に大きく突き出していて、交尾には使ってないようですね。この仲間は、Hostに抱きつくようにして産卵するようですので、Hostのハチの背板の間にこの突起を差し込むのではないかと想像しています(見たことないのですが・・)。

関東では5月から7月に見られるようで、イボタやネズミモチなどの花の周辺でHostの飛来を待っているようです。

Re: メバエの仲間の交尾 投稿者:Hepota 投稿日:2010/06/30(Wed) 23:12:40 No.6391  引用 
pakenyaさま、同定ありがとうございます。ムネグロメバエで良かったんですね。

私、大きな勘違いをしていたようで、上にいる♂の腹部にある太い突起が、♀の背面側から突き刺さっているように見えてました。つながっている部分は♀の腹部だったんですね。

ただ、先のハンマーさんのスレッドでリンクされていたサイトに、「巨大な腹部突起を持つオス」という表現があるので、その突起がはまっているんじゃないかと思うんですが、どうでしょう。
http://blog.goo.ne.jp/mezaseguiness/d/20070701

ちょっとブレてますが、結合部分のアップを貼ってみます。


Re: メバエの仲間の交尾 投稿者:pakenya 投稿日:2010/07/01(Thu) 09:44:15 No.6392  引用 
ゴトウヒラタさんは勘違いをしているようです。
メバエで腹面突起を持つのはメスです。

Hepotaさんの拡大写真では、下方の個体(♀)の左後方に延びているのが腹面突起です。

本種の場合、雌雄共に腹端が下方へ強く湾曲しており、Genitaliaは前向きです。このため、メスの腹部後半を大きく上へ反らせて接合させているんですね。
初めて知りました。

Re: メバエの仲間の交尾 投稿者: 投稿日:2010/07/01(Thu) 12:51:27 No.6393  引用 
pakenya様

無事帰って来られたようで何よりです。
どんな成果があったか楽しみです。

すごいハナアブやヨロイバエなどは採れましたでしょうか?

すみません。メバエとは関係のない話題でした^^;;

ケンセイ@仕事が立て込んできてなかなか八王子にも行けません

Re: メバエの仲間の交尾 投稿者:Hepota 投稿日:2010/07/01(Thu) 17:08:36 No.6395  引用 
pakenya様、ご教示ありがとうございました。そういうことでしたら納得です。
ということは、pakenyaさんの3473とハンマーさんの6381はともにメスということですね。
ホームページ直さないと…。

交尾後ガード? 投稿者:しぐま 投稿日:2010/06/27(Sun) 13:45:49 No.6387  引用 
こんにちは。またお世話になります。
横からしか撮れなかったんですけど、もし名前が分かるようでしたら教えて下さい。
♂は♀の背中に乗ったままじっとしており、実際の交尾は行わいませんでした。
そのまま飛んで逃げました。

6/26 里山の林道沿い 山形県飯豊町


Re: 投稿者:ハエ男 投稿日:2010/06/29(Tue) 17:30:04 No.6388  引用 
しぐまさん、すみません。

スパム投稿のチェックをしていたらあったので、復活表示の処理をしました。く

当BBSでは自動的に性的な表現がとされる語句あるとスパムと断定してはじくようになっています。今回はタイトルの「こうび」と裸を意味する「○ード」という部分が連動して引っかかったみたいですね。
昆虫学的には当たり前でも、一般のBBSではスパムと認識されてしまう語句がありますので、ご注意ください。

何回か投稿してだめなときはNGワードを疑っていただき表現を変えて投稿してみてください。

このスレッドは管理者パスをしっている方しか投稿できませんので、ご注意ください。(タイトルのRe〜〜ではじかれてしまいます。)

しぐまさんのおんぶしているハエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/06/29(Tue) 18:27:09 No.6389  引用 
写真のおんぶ状態のハエはおそらくマルボシヒラタヤドリバエGymnosoma rotundatum (Linnaeus)でしょう。

カメムシ類に♀が産卵し、幼虫はこれに捕食寄生して成長します。捕食寄生の意味はお分かりかと思いますが、寄生して寄主を殺さないような(ヒトのカイチュウのような)寄生と異なり、ヤドリバエやヒメバチなどの捕食寄生者は、寄主に寄生して、寄主を内側から食べて(捕食して)しまうので、この摂食様式を捕食寄生と言っています。このような昆虫は英語でもparasiteではなくてparasitoidとして区別しています。

♂が交尾後も♀にしがみついている状態は双翅目でどの程度一般的なのか知りませんが、稀には他の科で観察できます。このような場合に♂は♀を他の♂に取られないために確保しているように思えます。

メバエの1種 投稿者:ハンマー 投稿日:2010/06/23(Wed) 21:43:01 No.6381  引用 
メバエの1種だと思いますが、写真で同定可能でしょうか?
体長は15mm弱だったと思います。
2010年6月20日、兵庫県加東市にて撮影。


Re: メバエの1種 投稿者:ハンマー 投稿日:2010/06/23(Wed) 21:44:17 No.6382  引用 
横からの写真です。

Re: メバエの1種 投稿者: 投稿日:2010/06/26(Sat) 14:33:55 No.6383  引用 
ハンマー様
メバエに興味があるケンセイです。

画像のメバエはムネグロメバエConops (Asiconops) opimusではないかと思われます。

ネットで画像がヒットしましたので以下にアドレスを示します。
http://blog.goo.ne.jp/mezaseguiness/d/20070701

なお、本種は島根レッドに選定されているので、島根レッドの文章を以下に示しておきます。

<島根レッドの記述>
体長はメスが12-18mm、オスが12-17mm。メバエ類のなかでは大型種である。個体の大小差は、寄主サイズに由来すると考えられる。全体が茶褐色を呈する。両複眼の内縁部には、それぞれ1個の黒点がある。最近の大社砂丘における調査によると、オオズグロメバエよりも早く出現し、活動期間は5月中旬から6月中旬であった。寄主は、ヒメハナラナガツチバチと推定される。寄主がよく訪花するハマヒルガオの花の周辺で待ち伏せが見られる。国内では、北海道、本州、四国、九州に分布する。国外では、中国・韓国からも分布が記録されている。

ちなみに本種は関東以北ではかなり珍しいと思います。私はまだ見たことがありません。

Re: メバエの1種 投稿者:ハンマー 投稿日:2010/06/27(Sun) 17:02:20 No.6386  引用 
ケンセイさん、どうもありがとうございます。
ご紹介いただいたサイトの写真と一致していると思います。
ムネグロメバエとして整理しておきます。

島根レッド記述にある両複眼の内縁部の黒点というのは、横からの写真にも写っていますが、これのことですよね。

ダニカの仲間 投稿者:くまじろう 投稿日:2010/06/21(Mon) 22:08:20 No.6380  引用 
撮った後で気が付いたのですが、ザトウムシの仲間の脚や体に
ダニカの仲間がとりついておりました。

同定依頼と言う訳ではありませんが、
興味深かったので貼っておきます。

Melangyna ではないかと・・・ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2009/07/10(Fri) 20:21:41 No.5699  引用 
こんにちは。

 昨年夏に埼玉の山地で採ったハナアブです。

 ヒメホソヒラタアブに似てると思いますが、分布からすると無理がありそうです。
 是非、何者かご教示いただきたく、お願い申しあげます。


Re: Melangyna ではないかと・... 投稿者:pakenya 投稿日:2009/07/13(Mon) 09:19:21 No.5702  引用 
バグリッチ様

師匠は遠征中なのでしょうか、書き込みがないので代わりに・・・

確かに腹部は細く、小楯板は暗色で、触角がオレンジ色で、山地に普通なモトドマリハラボソ/ミヤマムツモンホソではないようですね。

Melangyna属であることは間違いないと思います。
ヒメホソは、Meligramma亜属ですので、腹部背板第4・5節に縁取りがあるかないかを確認してください(はなあぶ9号P42のkey29参照)。

ヒメホソなら本州初かも!
秋の同定会に是非持ち込んでくださいね。

Re: Melangyna ではないかと・... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2009/07/18(Sat) 19:19:13 No.5730  引用 
pakenyaさま

 遅ればせながら、ご教示に御礼申し上げます。

> 腹部背板第4・5節に縁取りがあるかないかを確認してください(はなあぶ9号P42のkey29参照)。

 この縁取りと言うものが いまひとつよくわからないのです。あるような ないような・・・
 秋の同定会には 持っていくようにします。

 引き続きよろしくお願い申し上げます。

Re: Melangyna ではないかと・... 投稿者:pakenya 投稿日:2010/05/09(Sun) 17:00:47 No.6289  引用 
ずいぶん古いスレを引っ張り出して恐縮です。

今年の4/21に横浜の職場の隣の公園で私も採集しました。
バグリッチさんの個体より斑紋が大きくて明瞭ですが、同じ種と思われます。腹部の縁取りは確認しづらいようで認識できませんが、後脚基節の後方に剛毛群がないので、すんなりMeligrammaに行けました。

本州からの正式な記録は見当たらないようなので、バグリッチさんの記録と合わせてはなあぶに投稿したいと思います。


Re: Melangyna ではないかと・... 投稿者:pakenya 投稿日:2010/05/09(Sun) 17:05:17 No.6290  引用 
ゲニの側面図も付けます。

Hypandriumのlingulaが細長く、これははっきりした特長ではないでしょうか。


この春は、同じ場所でムツモンオビなど、なかなか面白いものが採れています。


Re: Melangyna ではないかと・... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2010/05/09(Sun) 22:24:22 No.6291  引用 
pakenyaさん、こんにちは。

 画像のMelangynaと思われる種は、私の持っている個体とよく似てます。(同じかどうかわかりませんが)

 標本は一つしかありませんが、送りましょうか?

Re: Melangyna ではないかと・... 投稿者:pakenya 投稿日:2010/05/11(Tue) 08:47:19 No.6292  引用 
バグリッチ様

発表するとなれば、標本を精査しなければと思いますので、お貸し願いたいと思っていました。

送り先は、はなあぶ誌に載せている職場のほうにお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

Re: Melangyna ではないかと・... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2010/05/11(Tue) 21:22:32 No.6295  引用 
pakenya様

 了解しました。
 近く お送りします。

Re: Melangyna ではないかと・... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2010/06/19(Sat) 08:11:30 No.6379  引用 
pakenya様

 大変遅くなり申し訳ありませんが、本日発送しようとおもいます。
 はなあぶ28号のpakenya様の会社住所へ送ろうとして、伝票へ記入する電話番号をNTTに問い合わせましたが、確認できませんでした。
 移転していますでしょうか?

 よろしければ、私のHPの表紙 最後尾のmailアドレスへ 電話番号(または新たな送り先)を ご連絡いただけますと助かります。

 よろしくお願いいたします。

 おまけ画像は、昨年撮ったハマベニクバエの額嚢の様子です。テネラルがいくつもいたのでを捕まえたら、もがくたびに膨らんでいました。
※この画像 以前 アップしましたっけ?

ハエでしょうか? 投稿者:giga 投稿日:2010/06/14(Mon) 07:58:21 No.6373  引用 
突然素人の質問で失礼します。
葉の上で動き回っていたので、オオチョウバエのつもりで撮影したんですが、PCで開いて違うことが判りました。
ハエの仲間だと思うんですが、何でしょうか?


Re: ハエでしょうか? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/06/14(Mon) 08:56:29 No.6374  引用 
写真の昆虫は半翅目(カメムシ目)のカイガラムシの仲間の♂の成虫です。おそらくワタフキカイガラムシ科のオオワラジカイガラムシの♂ではないかと思います。この仲間は♀が翅を欠き、寄主植物に口吻を刺したまま固着状態で、体表から蝋状ないし綿状の蝋物質を分泌して、体はこれで覆われていきます。♂も幼虫時代はこのような生活をしていますが、その後蛹化して有翅の成虫に羽化してきます(蛹化といっても、チョウや甲虫のような完全変態群の蛹とは異なります)。後翅が退化しているので双翅目のような外観をしめすので、しばしばこれと間違われます。

オオワラジカイガラムシは主にカシ、クヌギなどの樹幹、大枝などに寄生します。春から初夏にかけて成虫になります。♀成虫はほかのカイガラムシ類とは異なり、かなり移動性があります。

本種の生態の諸相については「福光村昆虫記」で、オオワラジカイガラムシと検索すれば、多数の画像が掲載されています。

Re: ハエでしょうか? 投稿者:giga 投稿日:2010/06/14(Mon) 09:33:19 No.6375  引用 
アノニモミイアさん、お早うございます。
早速の回答恐れ入ります。
福光村昆虫記・オオワラジカイガラムシで検索、まったく同じような画像を確認することが出来ました。
有難うございました。

アタマアブでしょうか 投稿者:pakenya 投稿日:2010/06/07(Mon) 15:25:54 No.6358  引用 
4/29に八王子市の滝山自然公園で採集した標本です。

びっしりと花をつけたグミ(ナツグミでしょうか)の枝下の空間で、ゆらゆらとホバリングしていました。

全長8.0mmもある大きなアブで、採集時にはミズアブかなって思って採りました。でも翅脈は全然違ってハナアブと似ています。科の検索ではアタマアブ科に行き着きます。ですが、ハネナガアタマアブなどと異なり、m脈が分枝しています。

これもアタマアブ科なのでしょうか?

ご存知の方がいらっしゃれば、是非ご教示願います。


Re: アタマアブでしょうか 投稿者:三枝豊平 投稿日:2010/06/07(Mon) 17:08:05 No.6359  引用 
この異型のアタマアブはNephrocerinae亜科のNephrocerus属の一種です。あなたが観察されたように、樹木の枝の下の空間でゆっくりとホバリングをしているのが観察されます。日本からMorakoteさんによって4種が記載されています。

Chalarinae亜科とは異なって、Pipunculinae亜科と同様に、単眼剛毛を欠き、後頭部が側面から観察されます。一方、複眼の後縁が中ほどで強くえぐられ、触角の第1鞭節は腎形で、下端はとがらず、中胸楯板の側部や小楯板に強い剛毛を生じている、などの点でPipunculinae亜科とは区別できます。腹部基部がしばしば淡色になります。

Re: アタマアブでしょうか 投稿者:三枝豊平 投稿日:2010/06/07(Mon) 18:17:37 No.6360  引用 
Morakoteさんの論文は以下の通りです:

Morakote, Rut, 1988. Four new species of Nephrocerus Zetterstedt (Diptera:Pipunculidae) from Japan. Esakia, (26):79-90.

もし、pdfが入手できなかったらご連絡ください。

あなたの写真から判断すると、触角第1鞭節も小楯板も鮮黄色ですので、N. spineus Morakoteの可能性がありますが、これは北海道標茶産の1雄で記載されたものです。ほかの小楯板が黄色の種はN. japonicus Morakoteがあります。これは第1鞭節が暗橙色となっています。N. japonicusは愛知県からの標本で記載されています。

4種ともにほとんど1頭の標本で記載されており、まだほかに種がある可能性が高いと思います。私も4既知種以外の種の標本を持っていますし、日本産の種については、私はMorakoteさんの論文しか知りませんので、ほかにも記録された種があるかもしれません。

Re: アタマアブでしょうか 投稿者:pakenya 投稿日:2010/06/08(Tue) 12:25:44 No.6367  引用 
三枝先生、ご教示ありがとうございます。

ご紹介の論文を早速DLして比べてみました。
属の特徴は全くそのとおりでした。
種の検索は、後脚転節下面にトゲを持たず、脛節端に強い剛毛の輪を持たないので、Nephrocerus japonicusに行き着くのですが、どうも記載内容とはしっくり来ない点があります。

触角第3節は鮮やかなオレンジ色で大きく、第2節の倍の長さと幅を持っています。Aristaの形状と色彩はjaponicusと同じです。
小楯板の後縁には3対の強剛毛を持ちますが、別の標本では2対です。
腹部第2節は第3節より若干長いですが、別の標本ではほぼ同じ長さです。
Genitaliaは、japonicusの特徴とほぼ一致します。

体色などの色彩には変異があると思われますし、Genitaliaが一致するならjaponicusと同定したいところですが、触角の形状が一致しないのは、近似の別種の可能性があると見るべきでしょうか。悩みます。

顔面の画像を添付します。


Re: アタマアブでしょうか 投稿者:三枝豊平 投稿日:2010/06/09(Wed) 23:38:16 No.6370  引用 
N. japonicusは♂1頭で記載されたもので、当然ある程度の個体変異があると思われます。触角の色彩にしても、標本の状態である程度の暗化はおこると思われます。

♂交尾器の構造に顕著な相違がない限り、あなたの同定の通りN. japonicusでいいのではと思います。Morakoteさんの図をみても、本属の♂交尾器にはかなり顕著な種間差が見られますので、今回の標本がjaponiusと別種であれば、交尾器にかなりの違いが生じていいはずだと思います。

Re: アタマアブでしょうか 投稿者:pakenya 投稿日:2010/06/10(Thu) 09:20:19 No.6371  引用 
三枝先生、コメントをありがとうございます。

記載に用いられた標本数は少なく、変異の幅がわかりませんから、Holotypeとの違う点が出る可能性はあると考えます。触角の色彩と形状以外は問題がないので、N. japonicusと同定しておくことにいたします。

東京都内初記録になります。

ありがとうございました。

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