当掲示板をご覧の皆様、アクセスありがとうございます。管理人の古田です。この度のアカウント切れでご迷惑をおかけしてすみませんでした。
本来はこのような場所に書き込むべき内容ではないのですが、資金的に苦しい現状でもあり、何かご依頼があればご連絡いただければ幸いです。 (価格については内容により応談有りです。) 当面の連絡先は@hotmail.comか携帯メール(@以下がezweb.ne.jp)までお願いいたします。(メールのアカウントはfurumusiです。) |
虫撮りをしていたらブユがまとわりついてきて迷惑だったので、捕まえて瀕死にし
(写真を撮った時点ではもう死んでいます)、持って帰りました。 北隆館の図鑑で調べるとキアシオオブユが近いようでした。ただ、脚が「脛節とふ節は黄褐色」 (写真によってはこの箇所が黒ではなく茶色っぽく見えますが)というのと 胸背や額の毛はこれで長毛の範囲なのかといった不安なところがあります。この死がいは今も持っています。 これはなんというブユでしょうか。
新屋様.
翅脈などの細かい点が見えないので辛いです. 古い文献ですが,論文情報ナビゲータCiniiで「日本産ブユ科 Simuliidae の種の検索表と薬剤によるブユ幼虫の駆除法について」という論文が閲覧できます.その後追加された種類などがありますが,とりあえず参考にしてみてください. http://ci.nii.ac.jp/naid/110003824651 追記.北海道のブユに関しては下記のような文献もあります.1981年時点で31種のブユが記録されているようです. 北海道産ブユ類の分類学的研究および獣医学との関連性について Taxonomic Study of Black Flies in Hokkaido, with Notes on their Veterinary Viewpoint : Diptera : Simuliidae http://ci.nii.ac.jp/naid/110006454287/
撮っている間はここでも羽が重要とは知っておらず、羽を誤って大変な状態にしてしまいました。
また寄ってきたら捕まえようと思います。しかしブユは向こうから寄ってくる他では夜の明かりくらいでしか見ない…
日本のブユ科の普通種については、東海大学出版会発行の「日本産水生昆虫」のブユ科のところに検索表があります。
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これはEmpis compsogyneでよろしいでしょうか。2009.5.14青森県下北半島川内町で撮ったものです。同定していただいた中に入っていたものだと思います。過去ログ57あたり[No.2563]も♀ですが♂はどんなのでしょう。どなたか♂の写真をみせてください。♀を3枚のせます。
おーやぎ様.
下記の図版では如何でしょうか? http://homepage3.nifty.com/syrphidae1/diptera_web/htm/Empididae_plate.htm
茨城_市毛様。ありがとうございます。小さすぎてわからないと思っていました。クリックして、やや大きくすると見えますね。でも、生きたものの写真はないでしょうか。(もしかすれば私自身が撮っているかもしれませんが)
おーやぎ様.
サムネイル画像へのリンク設定が適当だったようです(^_^;) http://homepage3.nifty.com/syrphidae1/diptera_web/orthorrhaphous/empididae/Emp(Pol)comp_ml_M.jpg ハンマーさんの頁に,それらしき生態写真があります. ttp://plaza.rakuten.co.jp/hammeratsannda/diary/200804200001/ ttp://hanmmer.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/2009412-f53e.html また,福岡市のチョウの画像掲示板「ハエの仲間をひとつふたつ 投稿者:福田@家主 投稿日:2009/03/27(Fri) 07:27 No.4856」にも生態写真とAnonymomyiaさんのコメントがあります. ttp://www.g-hopper.ne.jp/free/fukuda/bbs/bbs-f.htm の16頁目
茨城_市毛さんありがとうございます。
一つ目とハンマーさんのはアクセスできませんでした。ハンマーさんのは以前見た「二匹ぶら下がったもの」と思います。福田さんのを見ました。やはりこれかと思います。現在三枝様に標本を送っていますので、その中の一種と思います。雄単独では撮れていないとは思いますがペアになったのがそれだと感じます。 はっきりしたら画像を載せてみます。ありがとうございました。
ご無沙汰しています。ハンマーです。
市毛さんが紹介してくださっている写真の内、上の方 http://plaza.rakuten.co.jp/hammeratsannda/diary/200804200001/ はこの掲示板で、消えたスレッドの中でアノニモミイアさんにEmpis (Polyblepharis) compsogyne Freyと教えて頂いたものです。件のスレッドは市毛さんがテキストのみ復活して下さっています。 ttp://furumusi.aez.jp/joyful1/joyful.cgi?list=pickup&num=4931#4931 下の方 ttp://hanmmer.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/2009412-f53e.html は私が見た目と状況(観察場所と時期)から同じものだろうと判断しただけですので、間違っているかもしれません。 両者で求愛餌が違っているのがちょっと気になっています。 urlが2個以上含まれるとエラーになるんですね。
Polyblepharis亜属の種はしばしば求愛給餌中のペアを良く見かけるために、撮影対象になっています。種の同定について、moiwasana-compsogyneの♂交尾器挿入器先端部の写真を示しておきます。上から、compsogyne、未記載種A本州以西集団、同青森県集団、moiwasanaの順です。左が側面、右がサドル状部の背面の写真です。E. compsogyneではサドル状部の下縁のカーブの先の方に突起を欠き、moiwasanaではこの湾曲がかなり弱いです。詳細は次に添付した文書を参照ください。
本群に関する文書を次にテキストファイルで添付してあります。この中に検索表も含まれています。
♂の写真を載せます。
この未記載種Aについての記事を私のブログに書いておきました。http://snowmelt.exblog.jp/10414301/ よろしかったら、ご覧ください。 後写真を二枚載せます。 |
こんにちは。
画像は、埼玉の山地でよく採集されるヒゲタケカです。 北隆館の図鑑と、北大のデータベースで翅の模様を見た中では、該当するように見える種は 思い当たりませんでした。 日本の確認種とされるMacrocera属の内、翅の模様の図版があった種は次の8種です。 M.abdominalis ハラボシヒゲタケカ M.alpicoloides ムナスジヒゲタケカ M.ephemeraeformis カゲロウヒゲタケカ M.ezoensis エゾヒゲタケカ M.fasciata キオビヒゲタケカ M.lutea 和名なし M.nana チビヒゲタケカ M.vittata キアシヒゲタケカ 翅の斑紋だけでみると、これらの種ではないように思えます。 すると日本での記録種の残りは次の2種です。 M.maculosa M.obscura このどちらかなのでは?と思うのですが ここで行き詰ってしまいました。 たくさんいるので、珍しくないように思えますが・・・ ご教示いただけましたら幸いです。 よろしくお願い申し上げます。
バグリッチ様.
下記のスレッドを参考にしてください. http://furumusi.aez.jp/joyful1/joyful.cgi?list=pickup&num=4324#4324
市毛様
ご教示ありがとうございます。 過去のスレッドを拝見しました。 他にも数種持っていますが、今のところ 同定は困難なようですね。 私も Insects of Japanを待つことにします。 |
また、お邪魔させていただきます。
展示会用の標本整理をしていて、見慣れないChoeradesらしきムシヒキがいることに気付きました。 翅基部に白色毛をもち、ゲニの形状からフタトゲオイシアブが近いかとも思いましたが、ゲニの形状特に下方が文献をもっていないため、わかりませんでした。 ご教示いただければ幸いです。
りゅうひ様.
手元の標本を見ると,トゲオやフタトゲオイシアブは体毛が少ないようで,写真のように金緑色の体毛を多数装っているのはケブカトゲオイシアブとなります. また,写真を見ると第7腹背板の後縁にかなり長い突起があるように見え,この点からもフタトゲオイシアブではないと思います. ムシヒキアブ図鑑の日本産 Laphriinae亜科の検索ではどれに落ちますか? http://www3.kcn.ne.jp/~tgw/web_page/Laphriinae/key_Laphriinae.htm なお,番号の対応は下記のようになるようです. フタトゲオイシアブ Choerades sp.1(春沢・別府,2003) = Ch. sp.4(ムシヒキアブ図鑑) トゲオイシアブ Choerades sp.2(春沢・別府,2003) = Ch. sp.1(ムシヒキアブ図鑑) ケブカトゲオイシアブ Choerades sp.3(春沢・別府,2003) = Ch. sp.1(ムシヒキアブ図鑑)
市毛様
お世話になっております。 またコメントありがとうございました。 和名はweb上のみんなで作る双翅目図鑑を参考にしました。 web上のムシヒキアブ図鑑ではsp.2だと思いましたのでフタトゲオだと勘違いしました。みんなで作る・・・の方とムシヒキアブ図鑑との対応が違うのですね。これで合点がいきました。「はなあぶ」の2003が手元にないので何とも言えないのですが、市毛様がご教示いただいた最下段のケブカトゲオがsp.2となるのでしょうか? ご教示いただいたものですとsp.1が2つ出てきますが?? ご教示頂ければ幸いです。
りゅうひ様.
改めて,春沢・別府(2003)を見直してみたところ,図版と本文とで番号がずれていることに気付きました. フタトゲオイシアブ Choerades sp.2(春沢・別府,2003, 図3-a) = Ch. sp.4(ムシヒキアブ図鑑) トゲオイシアブ Choerades sp.3(春沢・別府,2003, 図3-b) = Ch. sp.1(ムシヒキアブ図鑑) ケブカトゲオイシアブ Choerades sp.4(春沢・別府,2003, 図3-c) = Ch. sp.2(ムシヒキアブ図鑑) 参考文献) 春沢・別府(2003) 四国からのイシアブ亜科の記録,はなあぶ 15-1:83-87
市毛様
お手数をおかけいたしました。 やはりケブカトゲオでいいようですね。 ありがとうございました。 栃木県の本種の記録は今のところないようなので、報告したいと思います。 |
昨日、複数採集しました。
腹部第3腹節背板に長い剛毛があることと、Founa japonicaのゲニの図を比較して本種ではないかと思いました。 確認のために投稿させていただきます。 あまり画像がよくなくて大変申し訳ありません。 何卒よろしくお願いいたします。
りゅうひ様.
管理人がコメントするのを待っていましたが,アセスで出張中と思われます(^_^;) かなり特徴的な亜陰茎ですので,りゅうひ様のご指摘通りカエルキンバエで良いのではないかと思います. ところで,何県での採集ですか?
市毛様
はじめまして。 またコメントありがとうございました。 数々の報文、いつも参考にさせていただいています。 当個体は栃木県渡良瀬遊水地での採集品です。 はじめから狙って行きました。 分布は局所的で、2箇所確認しており、決まったヒメジョオンの群落にきていました。 かなりの個体数がいました。
レス遅くなりました。
♂ゲニの形状もOKですし、第3腹背板(見かけ上の第2腹背板)のヘリに長い剛毛が確認できることからもカエルキンバエでOKです。 最近は幸手市あたりで確認されていることから、利根川水系では間違いなく発見されるものと思っていましたが、やはり渡良瀬遊水地で出ましたか・・・ 花に来るのは圧倒的に♂が多いようですね。 というよりはこれまでに♀の採集例が極めて少ないのも本種の特徴であり、♀がどのような時期に出てくるかも十分にわかっていないキンバエなのです。
ハエ男様
はじめまして。 また、コメントありがとうございます。 9個体だけ確保しましたが、すべて♂でした。 今後、♀を探してみたいと思います。 しかし次から次へ訪花していたのにはその場でたまげました。 後でなんらかの誌面にて報告いたします。
ヒメジョオン×→ハルジオンです。
ハエ男さんにお願いがあります。 このページを私のブログにリンクさせていただいてもよろしいでしょうか? よろしくお願いいたします。
ブログはこちらになります。
http://musiearth.exblog.jp/
りゅうひ様、はじめまして。
カエルキンバエ屋?のケンセイです。 渡瀬遊水地での確認おめでとうございます。詳細についていろいろ調査していただいて、ぜひ「はなあぶ」などにご投稿ください。 これで関東では江戸川河川敷(幸手市など)に次いで2箇所目の本種の生息地となりますね。あとは私の予言が正しければ霞ヶ浦沿岸や利根川河川敷にも生息している可能性が高いと思われますので、ぜひチャレンジをしてみてください。 ケンセイ(今から10年ほど前に渡良瀬遊水地の第1調節池と貯水池は調査したことがあるのですが、そのときは確認できませんでした・・・)
>ケンセイさん
はじめまして。 「はなあぶ」の江戸川河川敷での記録拝見させていただいております。渡良瀬では場所が局所的?で広範囲でありますので、時期があえば見つかると思います。是非ご訪問されてみてください。月刊むしにとりあえず記録は報告いたしました。 新たな知見(寄主など)がわかりましたら改めてはなあぶに投稿させていただきます。 |
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