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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ヤドリバエの求愛行動? 投稿者:芋虫のつぶやき 投稿日:2020/06/20(Sat) 20:45:00 No.10741  引用 
ヤドリバエの一種(ハリバエの仲間?)の♂が、ホバリングしながら腹部の先端につけた排泄物?の水滴を♀の頭部に近づける行動を観察しました。

この行動は4分近く続き、隙を見て交尾を狙うような接近もあったため、求愛行動のひとつと思われました。

このような行動につきまして知見をお持ちの方、ご教示ください。

2020.6.20 長野県白馬村


Re: ヤドリバエの求愛行動? 投稿者: 投稿日:2020/06/21(Sun) 13:24:07 No.10742  引用 
画像の種は、ヤドリバエ亜科(Exoristinae)カイコノウジバエ族(Goniini)オオズハリバエ属(Gonia)の、Gonia chinensis Wiedemann1824オオズクロスジハリバエかその近縁種です。この属の種は、ホバリングが上手で、雄が雌に求愛する際に雌の上空数センチの空間でホバリングする行動が見られます。

Re: ヤドリバエの求愛行動? 投稿者:芋虫のつぶやき 投稿日:2020/06/21(Sun) 18:39:30 No.10743  引用 
小須田貴延 様

ご返信ありがとうございます。
オオズクロスジハリバエかその近縁種とのこと、たしかに「大頭」ですね。ホバリングの名手も納得です。こうした求愛形式は他の昆虫ではあまり見ませんので、大変勉強になりました。
♀を上から写したシーンがありましたので、写真を添付します。


Re: ヤドリバエの求愛行動? 投稿者: 投稿日:2020/06/22(Mon) 05:48:26 No.10744  引用 
雌の画像からこの種はオオズクロスジハリバエで間違いなさそうです。なお、この種が属するカイコノウジバエ族の種は形態は多様な一方で、生態面で共通しているのは、雌は植物の葉の外側に非常に小さな卵を産み付け、これを寄主昆虫(蝶や蛾の幼虫、ハバチの幼虫、コガネムシの成虫)が摂食すると体内で孵化し、寄生生活を開始します。ちなみにこの種はヨトウムシ類(ヨトウガの幼虫)に寄生します。

Re: ヤドリバエの求愛行動? 投稿者:芋虫のつぶやき 投稿日:2020/06/22(Mon) 21:06:59 No.10747  引用 
小須田貴延 様

詳細なコメントをありがとうございました。
摂食による体内寄生とは、恐るべき戦略を身につけているのですね。産卵のシーンも撮ってみたいものです。

ヨトウガ類で思い出しました。話は逸れるかもしれませんが、以前ヨトウガ亜科のヨモギキリガを飼育していたところ、ヤドリバエの幼虫?が出てきたことがありました(写真2003.6.3安曇野)。この蛾はクララの葉を隙間なく綴って中に籠るため、どうやって寄生されたのか不思議に思ったことでした。

よろしくお願いします 投稿者:けいこん 投稿日:2020/06/16(Tue) 20:08:15 No.10730  引用 
初投稿です。                         雑木林と池が隣接する桜並木で採取しました。形状はモモブトセダカオドリバエに類似していると思います。スマートフォンからの撮影で不明瞭ですがどうぞよろしくお願いします。

Re: よろしくお願いします 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/06/17(Wed) 12:37:08 No.10734  引用 
けいこん 様.

こちらのハエは,オドリバエ科ではなくケバエ科のBibio属と思われます(前脚脛節の先端に長い刺が見えます).

Re: よろしくお願いします 投稿者:けいこん 投稿日:2020/06/22(Mon) 12:09:07 No.10745  引用 
ありがとうございます。自分の知識ではどうにもならなかったので助かりました。

お礼の言葉 投稿者: 投稿日:2020/06/20(Sat) 18:43:16 No.10740  引用 
 私は、4月の中旬から2か月間にわたり本コーナー「一寸のハエにも五分の大和魂・改」において、70種余りの同定をお願いしてきました。生態写真だけでのお願いにも関わらず、茨城@市毛様をはじめ、三枝豊平様、Pakenya様、小須田貴延様の皆様から、誤りの指摘、正しい種名の提示、同定の際の着眼点、図鑑の紹介など多くのご教示をいただきました。まことにありがとうございました。またヘキサポーダリサーチの管理者の古田治様には本コーナーを利用させていただいたこと感謝に堪えません。
 私は北海道の蘭越町で十数年前に蘭越自然探検隊というグループを作り、ニセコ地域を中心に、自然観察会や自然体験活動、自然や環境をテーマにした講演会や勉強会などを行ってきました。観察会の際に簡単な資料を作り、参加者に配布したのがきっかけで、10年ほど前から蘭越地域に生息する生きものの図鑑を作るようになりました。DTPソフトを使用して野鳥、昆虫、植物の図鑑を作り、少部数を印刷して、探検隊の会員に配布したり、図書館、町民センター、各学校、高齢者施設、道の駅などにおいてもらい、町民や旅行者の皆さんの閲覧に供してきました。
 昆虫の分野ではこれまで「蘭越の昆虫」シリーズとして「チョウ篇」など4篇を作りましたが、これらは完成前に地域の学芸員や専門家の方に目を通していただくことができました。ところが現在制作中の「アブ・ハエ篇」については、どなたにお願いしていいか困り、ウェブサイトを調べているうちに当サイトに出会ったのです。
 投稿を拝見すると、細部まで鮮明な標本写真が掲載されており、また専門的な用語が飛び交っており、自分のようなものが加わっていいものか若干迷いはありましたが、この機を逃したら他に方法がないと考え、思い切って同定のお願いを始めました。幸い4名の皆様から親切、丁寧なご教授を賜り、たいへんありがたく、またうれしく思っているところです。
 ご教授いただいた内容をもとに誤りの訂正など改善を図って図鑑を完成させ、これまで同様町民の皆さんに見ていただくつもりです。また可能であれば、多めに印刷して広範な方に配布できればと考えています。
今回ご教示いただいた茨城@市毛様、三枝豊平様、Pakenya様、小須田貴延様にはご迷惑でなければ「蘭越の昆虫 ハエ篇」をご覧いただきたいと思っています。完成の際にはご連絡いたしますので、よろしくお願いします。
                                                        

同定のお願い1 投稿者: 投稿日:2020/06/16(Tue) 21:17:27 No.10731  引用 
ホソガガンボ属の一種でしょうか?
撮影日:2913年6月13日 撮影場所:北海道蘭越町です。
よろしくお願いします。


Re: 同定のお願い1 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/06/18(Thu) 06:53:27 No.10736  引用 
大表章二 様.

Rs脈が幾分長く感じますが,M4脈が独立しているのでNephrotoma属で良いと思います.

Re: 同定のお願い1 投稿者: 投稿日:2020/06/18(Thu) 09:39:56 No.10738  引用 
茨城@市毛様

同定いただきありがとうございました。

同定のお願い2 投稿者: 投稿日:2020/06/16(Tue) 21:24:16 No.10732  引用 
マルヒラタアブでしょうか?
撮影日:2010年9月24日 撮影場所:北海道蘭越町です。
だいぶ前に同定をお願いした種ですが、どなたからも返信がありませんでした。まことに図々しいと思いましたが、再度同定のお願いをします。よろしくお願いします。


Re: 同定のお願い2 投稿者: 投稿日:2020/06/17(Wed) 07:51:58 No.10733  引用 
画像の種は、前・中腿節の大部分が黒色ではなく黄褐色なので、マルヒラタアブではなくヘリヒラタアブだと思います。

Re: 同定のお願い2 投稿者: 投稿日:2020/06/18(Thu) 09:38:34 No.10737  引用 
小須田貴延様

同定の根拠も示していただきありがとうございます。

アゲハから出ました! 投稿者:やまちゃん 投稿日:2013/04/16(Tue) 19:10:08 No.8206  引用 
毎度お世話になります。

一か月ほど前、名古屋生まれのアゲハの蛹が変色したので、しめしめ、もうすぐ羽化するぞと喜んでおりましたところ、次第に雲行きが怪しくなって、ついには大きな黒豆みたいのが1つコロリンと転がっており、頭にきたんです。何か出てきたら懲らしめてやろうと思って3週間ほど待っていましたところ、昨日ご覧のように体長1.2cmの立派な奴が・・・なかなかどうしてかわいげですねぇ。どうか、どなたかこいつの分類をご教示頂けませんでしょうか? よろしくお願いいたします。


Re: アゲハから出ました! 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/04/18(Thu) 09:37:44 No.8210 ホームページ  引用 
やまちゃん様

残念ながら,ヤドリバエに詳しい人は掲示板には出てきてくれません.

Shima(2006)A Host-Parasite Catalog of Tachinidae (Diptera) of Japanよると,ナミアゲハからはBlepharipa属やExorista属のヤドリバエが羽化した記録があるようです.

写真を見ると,上記2属ではなくCarceliaやSenometopia等のほうが近そうな気がしますが,胸背に縦筋が見えないので別の属のようです.まだまだ見たことのない属が沢山あるので属まで調べることも困難です.

なお,ヤドリバエは他のハエ以上に剛毛を徹底的に見ないと区別が出来ません.
MOSCH WEB Interactive Key of Diptera Tachinidae というHPがありますので,どの様な特徴を見ているのか一度ご覧になってください.

Re: アゲハから出ました! 投稿者:やまちゃん 投稿日:2013/04/18(Thu) 23:05:43 No.8215  引用 
市毛様:

毎度お世話になります。ご教示どうもありがとうございました。

あらら、そうだったんですか。此処には寄生バエ・エキスパートの方は来られないと・・・そして属すら困難とは・・・残念に思っております。さらに、お教え頂いたMOSCH云々のサイト、もうタダならぬ雰囲気の素人御免の近寄りが難いマニアックさですねぇ。寄生バエってこんなにも敷居が高かったんですね・・・私はもう萎えてしまいましたが、もし今度アグレッシブな気分になれたら、MOSCH云々にアタックしてみますね! そして、もしも分かったら、自らこのサイトに報告しようと思います! もしも分かったら、なんですけどね・・・。

どうもありがとうございました。

Re: アゲハから出ました! 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2013/04/19(Fri) 01:25:27 No.8217  引用 
やまちゃんさん。今回のハエの名前についての投稿で懲りる必要はまったくありません。

ヤドリバエ科というのは市毛さんが投稿されている通り日本に数百種以上の種が生息していて、それらの同定には体や脚などに生じている剛毛の分布や長さなど細かな特徴を調べたり、♂の交尾器の構造を調べなければなりません。この作業をして同定ができる研究者は日本に現在2名しかいません。双翅類を専門としている研究者でもこの科以外の専門家にはヤドリバエ科というのは実は手も足も出ない、と言うのが実態です。ですから、この科はとくに簡単ではないな、という程度に思われたら良いかと思います。

しかし、ヤドリバエ科でもいくつかの種は生態写真でもほぼ種の同定がついたり、種まで行かなくてもおおよその群がわかるものもあります。ですから、今後も諦めないで、わからない双翅類のことがあったら、この掲示板で質問されたらよろしいと思います。

昆虫類の名称は、トンボ類、直翅類(バッタ、コオロギなど)、カメムシ類、セミ類、チョウ類、蛾類、大部分の甲虫類については既刊の図鑑類でおおよその同定は可能です。しかし、その他の昆虫、特に双翅類や膜翅類(ハチ類)では大型の一部の種を除いて、同定には標本を顕微鏡下で詳しく調べる必要があるものが大部分です。

しかし、種まで同定ができなくても、科あるいは属などがわかると、いろいろな情報が得られることもあります。この掲示板でもこのレベルでは大概は回答を期待できると思います。是非今後ともハエ、アブ、カなどでわからないことがありましたらこの掲示板を利用されたらいかがですか。

Re: アゲハから出ました! 投稿者:やまちゃん 投稿日:2013/05/13(Mon) 00:00:04 No.8306  引用 
アノニモミイア様:

これはしばらく訪問していない間にお返事を頂戴していまして、どうもありがとうございました。日本に専門家はお二人ですか・・・スゴいですね。お名前を知りたいものですが、なかなか出せないんでしょうね!

実は今もう3個、別のヤドリバエの蛹を持ってます! アカタテハから出ました。早く羽化しないかな、とずっと待ってますが、もう蛹が出てから早2か月が経つでしょうか・・・死んでしまったかもです。羽化して来ましたら、早速ここにご報告させて頂きたく存じますので、その節にはどうぞよろしくお願いいたします!

Re: アゲハから出ました! 投稿者: 投稿日:2020/06/18(Thu) 04:59:48 No.10735  引用 
画像の種は、複眼が裸出していることや体型に加えて、後脚の脛節にくし歯状の剛毛列があることから、カイコノウジバエ属(Blepharipa)だと思います。
カイコノウジバエ属にはアゲハチョウ類の幼虫に選択的に寄生する種がいて(埼玉県のヤドリバエ科や皇居のヤドリバエ科に記述あり)、恐らくその種であろうと思います。

同定のお願い3 投稿者: 投稿日:2020/06/14(Sun) 03:22:17 No.10721  引用 
セスジハリバエ属の一種でしょうか?
撮影日:2010年6月29日 撮影場所:北海道蘭越町です。
先ほどの種とは、胸部や腹部の色や斑紋の違いから同属の別種だと思うのですが?
よろしくお願いします。


Re: 同定のお願い3 投稿者: 投稿日:2020/06/14(Sun) 07:24:11 No.10722  引用 
はじめまして。今回初めて投稿させていただく小須田貴延と申します。この種はセスジハリバエ亜科のNemoraea属と思われます。

Re: 同定のお願い3 投稿者: 投稿日:2020/06/15(Mon) 04:30:51 No.10723  引用 
小須田貴延様

初めまして。ハエ目は入り口付近をうろうろしています。よろしくお願いします。
同定いただきありがとうございます。
“セスジハリバエ属”ではなく、上位階級の亜科になるのですね。

Re: 同定のお願い3 投稿者: 投稿日:2020/06/15(Mon) 06:47:58 No.10725  引用 
もう少し正確なコメントをすべきでした。正しくは、画像の種はセスジハリバエ属(Tachina)ではなく、Nemoraea属と思われます。分類上この2つの属は、セスジハリバエ亜科(Tachininae)のセスジハリバエ族(Tachinini)セスジハリバエ属(Tachina)と、Nemoraeini族のNemoraea属に分類され、いずれも大型種で構成されます。

Re: 同定のお願い3 投稿者: 投稿日:2020/06/16(Tue) 04:52:20 No.10729  引用 
小須田貴延様

追加コメントまでいただきありがとうございます。ちゃんと頭に入るように、図示などしてみます。

同定のお願い1 投稿者: 投稿日:2020/06/14(Sun) 03:13:52 No.10719  引用 
ヨコジマオオハリバエ属の一種でしょうか?
撮影日:2010年7月25日 撮影場所:北海道蘭越町です。
よろしくお願いします。


Re: 同定のお願い1 投稿者: 投稿日:2020/06/15(Mon) 07:05:02 No.10726  引用 
画像の種は、Tachina(Servillia)amurensis(Zimin1929)ヨコジマオオハリバエかその近縁種です。なお、セスジハリバエ属(Tachina)には、セスジハリバエ亜属(Eudoromyia)とヨコジマオオハリバエ亜属(Servillia)の代表的な2つの亜属があります。

Re: 同定のお願い1 投稿者: 投稿日:2020/06/16(Tue) 04:50:36 No.10728  引用 
小須田貴延様

科の下に亜科があり、族や亜属もあって、その名称を頭に入れるだけで、混乱しそうになります。詳細な説明ありがとうございます。

同定のお願い2 投稿者: 投稿日:2020/06/14(Sun) 03:18:06 No.10720  引用 
セスジハリバエ属の一種でしょうか?
撮影日2012年8月15日 撮影場所:北海道蘭越町です。
よろしくお願いします。


Re: 同定のお願い2 投稿者: 投稿日:2020/06/15(Mon) 06:30:48 No.10724  引用 
画像の種は、セスジハリバエ亜科(Tachininae)セスジハリバエ族(Tachinini)セスジハリバエ属(Tachina)
のセスジハリバエTachina(Eudoromyia) micado (Kirby1884)かその近縁種です。

Re: 同定のお願い2 投稿者: 投稿日:2020/06/16(Tue) 04:47:06 No.10727  引用 
小須田貴延様

分類階級が複雑で混乱しますが、整理して説明いただきありがとうございます。

同定のお願い3 投稿者: 投稿日:2020/06/11(Thu) 16:02:31 No.10707  引用 
コンボウナガハリバエでしょうか?
撮影日:2008年9月23日 撮影場所:北海道蘭越町です。
よろしくお願いします。


Re: 同定のお願い3 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/06/12(Fri) 20:49:26 No.10712  引用 
大表章二 様.

アシナガヤドリバエ亜科のTorocca mundaコンボウナガハリバエではなく,ヒラタヤドリバエ亜科のCylindromyia pandulata ヒョウタンハリバエです.

よく似た種類ですが,コンボウナガハリバエはr4+5室から翅端に伸びる柄を欠き,腹部背板の各節には中央と後縁沿いに剛毛を備えています.

竹内吉蔵(1955, 原色日本昆虫図鑑.保育社)第68図版に両種が並べて載っています.

下記の画像等が真のコンボウナガハリバエです.
http://moth2001.web.fc2.com/5-383.html

ネット上に間違った画像が多く驚きました.

Re: 同定のお願い3 投稿者: 投稿日:2020/06/14(Sun) 03:05:51 No.10718  引用 
茨城@市毛様

同定いただきありがとうございます。
保育社の図鑑は持っていないので、図書館から借用して調べてみたいと思います。また、翅の詳細な図で両種の違いを確認しようと試みましたが、無理でした。
詳細なご教示ありがとうございました。

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