![]() 楽天(参照URLに記載)とココログ(http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/)で虫を中心にしたブログをやっている者です。 このハエは今年の5月下旬に東京都世田谷区の西にある国分寺崖線(かつて多摩川の作用によって出来た崖)で撮影しましたが、種類が分からず困っております。 北隆館の図鑑ではコンボウナガハリバエが一番近いのですが、かなり異なります。そこで、このサイトを頭から拝見したところ、No.1993のバグリッチ氏が投稿されているCylindromyia pandulataを見付けました。この属を調べてみると、写真の様に、這いつくばった様な格好で留まることが多い様です。 腹部の形などは違いますが、このハエはCylindromyia属でしょうか。 直ぐに逃げられてしまったので、この方向からの写真しかありませんが、宜しく御願いいたします。 |
ヤドリバエ科らしいのですが,双翅目の名前はそう簡単にわかるものではありません.
4678の投稿に対する4691の反応をお読み下さい.
なるほど、これは大変失礼なお願いをしてしまいました。
申し訳ありません。 といって、自力で同定するすべも持ち合わせておりませんので、今後がんばりますとも言えず、痛み入るばかりです。 本当に申し訳ありませんでした。 |
同僚が草木染めのためにスーパーで買ってきたベニバナの葉に大量の潜葉虫がついていました。が、ものぐさな私は見て見ぬふりをしていたのですが、今日見たら、そのラッピングの中に小さいハエがたくさんいるので、せっかくだからと思い採集しました。
ベニバナとハモグリバエで検索しても種名を特定できるHPが見つからないのですが、花卉の害虫としてわずかにナモグリバエの名を挙げてあるところがありました。写真を見ると確かによく似ているような気がします。ベニバナのハモグリバエもこの種でよろしいでしょうか。ご教示下さい。
追記です。
顔は淡黄色で頭頂には四角い黒紋があります。 体側部は胸部は暗色で、腹部は細く(メス?ではやや広く)黄色です。
深〜く深〜く潜っている管理人です。ご無沙汰してます。
ハモグリバエ類の同定は結構きついのですが、お話の内容からLiriomyza属及び近縁属の種の可能性が高いと思われます。(マメハモグリとその近縁種あたりを調べるといくつか参考になるサイトが出てきます。 この属にはキク科(ベニバナもキク科ですよね)を食害する種もいくつかあったと思います。 //www.jppn.ne.jp/kagoshima/YAKUDATI/HAMOGURI/HAMOGURI. (尻に大文字でHTMを付ける) //www.pref.fukushima.jp/fappi/byougai_library/yasai/hamoguri-library/hamoguri-discriminate. (尻に小文字でhtmをつける) 上記2サイトはとりあえず参考にできると思います。
ハエ男さん、ありがとうございました。
サイトを見てみました。 小楯板が黄色くないのでトマトやナスは除外し、ベニバナなのでネギを除外し・・・と見ていくと、消去法でやはりナモグリかなと思いました。 とはいえ、それだけでDipteraの種名を決めようなどとは恐れ多いので、もっと勉強してみたいと思います。 |
![]() 写真のハナアブはマガイヒラタアブでしょうか? 腹部がやけに透き通っているような気がするのですが… 複眼は無毛でした。 3月27日に千葉で採集しました。 よろしければお教えください。
abcho様。
腹部が透き通って見えるのは、羽化後の体が十分硬化していないためと思われます。(テネラル個体と呼んでいます) 出張+採集旅行中で、資料が手元に無いので種名は判りません。
市毛様、採集旅行中に有難うございます。
テネラル個体というんですね。初めて聞きました。 種名はわからないということですが、この個体はヒラタアブ属でいいのでしょうか? オビヒラタアブ属と悩んで極東ロシアの検索表で属の検索をしてみたところ、下胸弁背面の毛の有無がわかりにくくて、毛があるように見えたのですが、自信がありません。 またテネラル個体を普通の検索で同定するのは危険なのでしょうか? 質問ばかりで申し訳ないのですが、お教えいただけると幸いです。
いつも訊いてばかりなので、市毛さんがお帰りになるまでちょっとだけ。
翅の第二基室の微毛の生え方はどうなっていますでしょうか。後腿節の黒色部が少し短いのと、脛節がほぼ黄色なので、キイロナミホシの可能性もあるかな?と思いまして。キイロナミホシは否定されましたか? 「札幌の昆虫」の検索表では、第二基室の微毛について ・マガイは「前縁は狭く無毛域がある」 ・キイロナミホシは「広い範囲で無毛」となっています。 あと、翅はもう少し大きく前へ開くと、胸弁が完全に開いて、背面の毛と縁の毛が区別しやすくなると思います。 ![]() 第二基室の微毛は全体に生えていたのでオオフタホシヒラタアブかもしれません。ただ後腿節の色が微妙ですけど…。 マガイの「狭く無毛」というのはものすごく狭い範囲なのでしょうか 一応後腿節のアップを。
mahoro_s様。
フォローありがとうございます。 おかげさまで種類が絞れました。 第2基室が全体有毛であれば、オオフタホシかケヒラタアブです。 ケヒラタアブ♀の複眼の毛は顕微鏡で見ないと見落としがちで注意が必要です。 キイロナミホシは、本州以南には分布していない可能性が高いと思います。もっとも岩手の千葉さんなら採っているかもしれませんが(^_^;) こちら北海道でもかなりの珍品のようです。
市毛様、mahoro_s様
複眼の毛を実体顕微鏡で見た所、複眼に毛がありました! よってケヒラタアブだったようです。 お二方とも有り難うございました。 大変勉強になりました。
市毛さんwrote:
> キイロナミホシは、本州以南には分布していない可能性が高いと思います。 > もっとも岩手の千葉さんなら採っているかもしれませんが(^_^;) あらっ!?そうだったんですか! キイロナミホシ、岩手で採集されています。文献記録にあるだけで4つ、うち1つはもちろん千葉さんです。 文献リスト含めてハナアブマップのここにも載せていただいています。 http://furumusi.aez.jp/fly/hanaabu-net/iwate.html 私も自分の調査地で1回捕っていますが・・・。 もしや誤同定?もう一度確かめる必要がありますね。情報をありがとうございました。 |
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