蕗 様.
M3室がありますので,御推測通りXylomyidaeキアブモドキです. また,M3室の基部側(第2基室側)が広く離れ,第2背板の中央部が白いのでXylomya matsumuraiと思われます.
茨城@市毛 様
この度も同定いただきありがとうございました。 種まで落ちてすっきりしました。 今後ともよろしくお願いいたします。 |
けいこん 様.
こちらのハエは,オドリバエ科ではなくケバエ科のBibio属と思われます(前脚脛節の先端に長い刺が見えます).
ありがとうございます。自分の知識ではどうにもならなかったので助かりました。
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私は、4月の中旬から2か月間にわたり本コーナー「一寸のハエにも五分の大和魂・改」において、70種余りの同定をお願いしてきました。生態写真だけでのお願いにも関わらず、茨城@市毛様をはじめ、三枝豊平様、Pakenya様、小須田貴延様の皆様から、誤りの指摘、正しい種名の提示、同定の際の着眼点、図鑑の紹介など多くのご教示をいただきました。まことにありがとうございました。またヘキサポーダリサーチの管理者の古田治様には本コーナーを利用させていただいたこと感謝に堪えません。
私は北海道の蘭越町で十数年前に蘭越自然探検隊というグループを作り、ニセコ地域を中心に、自然観察会や自然体験活動、自然や環境をテーマにした講演会や勉強会などを行ってきました。観察会の際に簡単な資料を作り、参加者に配布したのがきっかけで、10年ほど前から蘭越地域に生息する生きものの図鑑を作るようになりました。DTPソフトを使用して野鳥、昆虫、植物の図鑑を作り、少部数を印刷して、探検隊の会員に配布したり、図書館、町民センター、各学校、高齢者施設、道の駅などにおいてもらい、町民や旅行者の皆さんの閲覧に供してきました。 昆虫の分野ではこれまで「蘭越の昆虫」シリーズとして「チョウ篇」など4篇を作りましたが、これらは完成前に地域の学芸員や専門家の方に目を通していただくことができました。ところが現在制作中の「アブ・ハエ篇」については、どなたにお願いしていいか困り、ウェブサイトを調べているうちに当サイトに出会ったのです。 投稿を拝見すると、細部まで鮮明な標本写真が掲載されており、また専門的な用語が飛び交っており、自分のようなものが加わっていいものか若干迷いはありましたが、この機を逃したら他に方法がないと考え、思い切って同定のお願いを始めました。幸い4名の皆様から親切、丁寧なご教授を賜り、たいへんありがたく、またうれしく思っているところです。 ご教授いただいた内容をもとに誤りの訂正など改善を図って図鑑を完成させ、これまで同様町民の皆さんに見ていただくつもりです。また可能であれば、多めに印刷して広範な方に配布できればと考えています。 今回ご教示いただいた茨城@市毛様、三枝豊平様、Pakenya様、小須田貴延様にはご迷惑でなければ「蘭越の昆虫 ハエ篇」をご覧いただきたいと思っています。完成の際にはご連絡いたしますので、よろしくお願いします。 |
大表章二 様.
Rs脈が幾分長く感じますが,M4脈が独立しているのでNephrotoma属で良いと思います.
茨城@市毛様
同定いただきありがとうございました。 |
はじめまして。今回初めて投稿させていただく小須田貴延と申します。この種はセスジハリバエ亜科のNemoraea属と思われます。
小須田貴延様
初めまして。ハエ目は入り口付近をうろうろしています。よろしくお願いします。 同定いただきありがとうございます。 “セスジハリバエ属”ではなく、上位階級の亜科になるのですね。
もう少し正確なコメントをすべきでした。正しくは、画像の種はセスジハリバエ属(Tachina)ではなく、Nemoraea属と思われます。分類上この2つの属は、セスジハリバエ亜科(Tachininae)のセスジハリバエ族(Tachinini)セスジハリバエ属(Tachina)と、Nemoraeini族のNemoraea属に分類され、いずれも大型種で構成されます。
小須田貴延様
追加コメントまでいただきありがとうございます。ちゃんと頭に入るように、図示などしてみます。 |
画像の種は、Tachina(Servillia)amurensis(Zimin1929)ヨコジマオオハリバエかその近縁種です。なお、セスジハリバエ属(Tachina)には、セスジハリバエ亜属(Eudoromyia)とヨコジマオオハリバエ亜属(Servillia)の代表的な2つの亜属があります。
小須田貴延様
科の下に亜科があり、族や亜属もあって、その名称を頭に入れるだけで、混乱しそうになります。詳細な説明ありがとうございます。 |
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