paranoiaさん、こんにちは。
市毛(2012)を見る限り、フトハチモドキバエ Eupyrgota fuscaか、オオハチモドキバエ E. luteola に似た印象を受けます。外見の印象だけですので、正確な同定には標本を精査剃る必要があります。もちろんどちらにも該当しない種の可能性もあります。なおフトハチモドキバエは奄美大島から記録があります。 いずれにしても、西表島からは初記録の可能性がありそうです。
Campsicn 様
お世話になります。早々にご回答下さり有難う御座いました。 お陰さまで標本が無駄にならなくて済みました。当方この分野では全くの素人ですので、然るべき人に託そうと思います。 引き続きご教示をお願いする事になるかも知れませんが、その時は宜しくお願い致します。 |
BaconLさん、こんにちは。
私も絵合わせですが、ヒサマツケブカハラナガハナアブという可能性はいかがでしょうか? 似ているように感じましたので、一度見てみてください。
バグリッチ様、御無沙汰しております。
翅の模様からこの属だと思い込んでいたのですが、顔の感じはヒサマツケブカハラナガハナアブによく似ていますね。ありがとうございます。 埼玉からの記録はもしかするとないのでしょうか?
BaconL様
こちらこそご無沙汰です。 埼玉県昆虫誌に出ていませんし、目にした資料では、その後の記録は見ていないです。(見落としてるかもしれません) 同定できましたら 是非ご報告お願いいたします。 |
初めまして。この度はお世話になります。つい先日、西表島にてハチモドキバエを採集したのですが、当方浅学ゆえに詳細な種名が分かりません。ご教示頂けると助かります。
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mezaseguinessさま、こんにちは。
お尋ねのアリノスアブは、全長が14mmと大きいこと、胸部と腹部の色彩が同じであること、腹部第4節側部に黒斑があることなどから、トゲアリノスアブMicrodon oitanus Shiraki, 1930で間違いないです。 和名のトゲは、小楯板の後縁に1対のするどいトゲ状突起を持つことに起因しますが、長い毛に埋もれてしまうので写真では確認しづらいです。斜め後から観察すればよく見えると思います。キンアリノス、シリグロアリノスやコマチアリノスにはこのトゲがありません。 確認してみてください。
pakenya様、ありがとうございます。
確かに毛が邪魔です。試しにピンセットで辺りをなぞると引っかかりました。 |
翅脈です。
ハナアブ科の♂かな?と思うのですけど、もし名前が少しでも絞り込めるようであれば教えて下さい。 よろしくお願いします。 ブログの方には吸蜜シーンの動画と標本の追加写真を掲載しておりますので、よろしければそちらもご覧下さい。
腹部。
連貼り失礼しました。 ブログには追加の写真と動画がありますので、よろしければご覧下さい。 せめて何科のハエなのか?ぐらいは自分で見分けられるようになりたいのですが、教えて頂けると助かります。 よろしくお願いします。
しぐま様.
写真のハナアブは,Melangyna lucifera カオビロホソヒラタアブと思われます. 次のハエは,Calliphora nigribarbis オオクロバエ かな? 顔の写真は見慣れない角度ですし,胸背の写真も不鮮明で剛毛の本数が解りません. 種類が別の場合は,新しいスレッドを立てるようにしてください. また,見分け方については何度も色々なスレッドが立っています.過去のスレッドを熟読してください. 基本的には,新訂 原色昆虫大図鑑 第III巻にある"日本産ハエ目の科の検索表"を""ハエ目概説"の各部名称を参考にしながら調べていきます. 慣れると,外見からある程度の絞り込みが出来ますが,最終的には検索表にあるような特徴で科を確認します. その他の資料としては,Flies: The Natural History & Diversity of Diptera という解説書がAmazon経由で入手可能です.この本は,第一線の研究者が多数執筆に協力しており,2000枚以上の写真が載っています.
茨城@市毛さま
いつもお世話になっております。 お忙しいところ、ご教示ありがとうございました。 >種類が別の場合は,新しいスレッドを立てるようにしてください. 分かりました。 次回から気を付けます。 2つとも正体が分かって嬉しいです。 手元にある『札幌の昆虫』という図鑑にカオビロホソヒラタアブが載っていました。 近縁種(ムツモンホソヒラタアブ属)の見分け方の表があって、標本の観察ポイントや目の付け所が私にもなんとなく分かりました。 ところで本種の説明には「国内では北海道だけに見られる種類」という記号が付いているのが気になりました。 今回、山形県内で得られたということは、けっこう珍しい事例なのでしょうか? いつも丸投げのような写真鑑定依頼になってしまい、心苦しく思っています。 そもそも識別点が分からないので適当に接写しているだけですし…。 とりあえずハエやアブの翅脈を読み解けるようになるのが当面の目標です。 翅脈は素人でもとっつきやすいですし、バリエーションの進化に造形美のようなものも感じます。 いろんな虫の翅脈を密かに少しずつ撮り貯めているところです。 このようなサイトも見つけました。 http://www.drawwing.org/ 日本では似た様なプロジェクトは無いのかな? 文献の紹介もありがとうございます。 本格的な専門書はお高いですね…。 他にも買い揃えないといけない文献資料(図鑑)やら機材やらが山積してますので、すぐには無理ですけど、買い物リストに入れておきました。
しぐま様.
カオビロホソヒラタアブは,早春の一時期にだけ見られる種類で,フクジュソウやバッコヤナギ等で得られます.茨城県でも採っているので,本州中部ぐらいまでは分布していると思います. どの様な写真を撮ればよいかも,過去ログを見ていくと解ると思います. また,下記のような文献がpdfで公開されています. ・Manual of Nearctic Diptera http://www.esc-sec.ca/aafcmono.php ・Handbooks for the identification of British Insects 1. Introduction and key to families http://www.royensoc.co.uk/sites/default/files/Vol09_Part01.pdf
おはよう御座います。
度々のご指導ありがとうございました。 |
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