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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ヒメカスミショウジョウバエ・・... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/12/17(Mon) 21:15:54 No.4087  引用 
こんちは。

 この前の土曜日に、ヒメカスミショウジョウバエCollessia kirishimana と思われる種を採りました。
 かなり特徴的な模様ですので、あってると思いますが、なにぶん、相手はショウジョウバエ。甘く見られません。

 とりあえず、ご報告!

 

ヨコスジコガシラアブ(カラー初... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/12/17(Mon) 12:31:01 No.4084  引用 
先月の同定会にウミさんが持ち込んだヨコスジコガシラアブOgcodes nigritarsis, (Shiraki, 1932)です.

今のところ,北隆館(1950)にモノクロ図版が出ていますが,カラーは初公開だと思います.
触角が変わっていて,第3節が第1-2節の和の3倍ぐらいあり,先端に2本の短い棘?が付いてます.

現物は初めて見ましたが,北海道でも珍しい種類なのでしょうか?

公開を了承してくれたウミユスリカさんに,感謝しましょう.


Re: ヨコスジコガシラアブ(カラ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/12/17(Mon) 20:30:57 No.4086  引用 
触角の拡大です.

東京のマドギワアブ 投稿者:Arge 投稿日:2007/12/12(Wed) 12:58:08 No.4074  引用 
CiNiiで双翅目の文献を集めていたら、東京からマドギワアブ(マドアブ)科の記録を見つけました。

TKMのページにないようですので書き込んでおきます。

Nagatomi, A., Liu,N. & Evenhuis, N. L., 1994. The Genitalia of Scenopinus glabrifrons (Diptera, Scenopinidae). Kontyu, 62(1): 1-12.

詳細はCiNiiでご確認下さい。

Re: 東京のマドギワアブ 投稿者:TKM事務局 投稿日:2007/12/12(Wed) 21:32:43 No.4075  引用 
Arge様、ご指摘ありがとうございます。
「昆虫」は半年かけて通勤電車の中で東京の記録をチェックしたのですが、やはり見落としがありますね。
 よく調べたら同じ著者の下記の文献にもScenopinus glabrifronsのTokyoの記録があり、こちらは採集データ付でしたのでこちらで引用したいと思います。
●Lie,N.& Nagatomi,A.,1995,The mouthpart structure of Scenopinidae (Diptera),Jpn.J.Ent.,63(1):181-202
 九大目録ではParomphrale glabrifrons Meigen, 1824 キアシマドギワアブとなっておりますが、Scenopinus glabrifrons Meigen, 1824が正しいようです。属名が変わったなら何で( )が付かないんだろう?
 本種はコスモポリタン種だそうですが、これまでTKMでは科自体が記録されていませんでした。次回HP更新の折に加えたいと思います。

東京の双翅目 投稿者:Arge 投稿日:2007/12/14(Fri) 00:34:31 No.4081  引用 
今、大阪の淀川流域と、ついでに兵庫県の双翅目の記録を調べています。

九大の昆虫学データベースを使って記録を調べているところです。
http://konchudb.agr.agr.kyushu-u.ac.jp/konchur/index-j.html

検索語に、「Diptera」ともうひとつ地名を適当に入れると、模式産地のみですが、地域別の記録が結構出てきます。

Tokyoだと、科博に保管されている標本の記録が結構出てきてしまいますが。
Takaoだと、人名に混じって、最後に高尾山産のユスリカバエが出てきます。

Re: 東京の双翅目 投稿者: 投稿日:2007/12/14(Fri) 17:11:09 No.4082  引用 
他の方のトピックスの中で恐縮です。どれどれとTKMのホームページを拝見しました。ガガンボダマシが1種も上がっていないのですね。そういえば私自身、一度もガガンボダマシの採集に東京に行っていないことに気付きました。一度網を振りに行けばすぐに5〜6種ぐらいは採集できるのですが・・反省。
そこで、昔の文献記録で恐縮ですが1種追加です。Trichocera pictipennis Alexander, 1930はタイプ産地が東京都目黒、パラタイプには中野の個体も含まれています。出典はAlexander, C. P., 1930.Records and descriptions of Trichoceridae from the japanese empire (Ord. Diptera). Konowia 9(2):106-107.です。

Re: 東京の双翅目 投稿者: 投稿日:2007/12/15(Sat) 09:40:34 No.4083 ホームページ  引用 
Arge様、達磨様、ご指摘ありがとうございます。
 東京の双翅目リストはまだ科の単位で未記録のものがかなりあります。今後もお気づきの点がありましたらご教示ください。
 外国人が日本の材料を使って外国の雑誌に記載したものは、専門家でないとまず探し出せないので特にご協力をいただきたい部分です。

珍しいシラミバエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/12/11(Tue) 15:47:18 No.4070  引用 
香川県でヤマシギの死体より得られたというシラミバエをいただきましたので、調べてみたところ、Ornithomya chloropsという種類であることが判明しました。(参考文献「カザフスタンのシラミバエ}・・もちろんロシア語・・読めませんが・・各種の図版はしっかりしてるので、十分参考になります。)

Re: 珍しいシラミバエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/12/11(Tue) 15:51:32 No.4071  引用 
茂木らの日本の蛹生類の記録では一応、記録はあるものの、10例のみと少なく、またヤマシギからははじめての記録となります。

Ornithomya属は眼縁剛毛配列で日本産既知種については同定可能だと思われます。


Re:属までの検索 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/12/11(Tue) 16:03:48 No.4072  引用 
シラミバエを調べてるうちにとりあえず、こんなのを作ってみました。MNDにはすばらしい検索が出てるのですが、やってみると結構わかりにくいので、もっとやさしくできないかと考えてみました。とりあえず、既知の日本産シラミバエ限定ということでお願いします。あと、属の和名は調べてもわからなかったので、仮につけたものです。

暫定版日本産シラミバエ科既知種(属)の検索(成熟成虫編・・シカシラミバエ属の新成虫は有翅のため、これでは落ちません)

1:無翅→2

有翅→3

2:翅は2次的に脱落したため、基部は残るか、平均棍を持つ。(シカシラミバエ属Lioptena)3種

翅は退化し、完全に無翅、平均棍もない。(シラミバエ属 Melophagus)ヒツジシラミバエ1種

3:翅の先端は細く尖る→4

翅の先端はなめらかに弧を描く。→5

4:翅の先端は著しく細く尖り、基部から先端にかけて膜質部も著しく少ない。(ホソバネシラミバエ属Stenepteryx)イワツバメシラミバエ1種

翅の先端は細く尖るが、基部や中央には膜質部は広く存在する。(コバネシラミバエ属Crataerina)アオキアマツバメシラミバエ1種

5:単眼を欠く。→6

単眼を持つ→8

6:翅前縁部以外の翅室は完全に仕切られず、つながっている。(ウマシラミバエ属 Hippobosca)H.longipennis1種

翅後縁の翅室は仕切られて独立している。→7

7:翅のdm-cu脈を完全に欠く(Pseudolyncha属)P.canariensis1種

dm-cu脈は不完全だが確認できる(Icosta属)4+1種

8:頭部のpedicelは著しく太く長い(Palpusの長さよりも長い)( フトヒゲシラミバエ属Ornithoctona)O.plicata1種

pedicelはPalpusの長さをを超えない。→9

9:翅に2A脈を持つ(セルリシラミバエ属Ornithophilla)・・・セルリシラミバエ1種

2A脈を持たない。→10

10:翅のR1脈に刺毛列を持つ。(マルヒゲシラミバエ属Ornithoica)2種

R1脈に刺毛列を持たない。(ハトシラミバエ属Ornithomya)6種

現在検討中の内容なので暫定ということでお願いします。また間違いなどお気づきの方はぜひご教示ください。

日本語検索! 投稿者:Acleris 投稿日:2007/12/13(Thu) 01:35:39 No.4076 ホームページ  引用 
ほったらかしだった手持ちのシラミバエを早速検索してみました。
セルリシラミバエに行き着きました。ヤホホ〜
日本語は楽です。ホント。
ハエ男様、ありがとうございました m(_'_)m

このハエは阪神大震災で傾いた自宅を引き払う際に、室内の電灯カバーの中から死骸で見つけたものです。
前年のうちに迷い込んで死んだものと思います。


Re: 日本語検索! 投稿者:Acleris 投稿日:2007/12/13(Thu) 01:40:05 No.4077 ホームページ  引用 
各部の拡大です。
2A脈があります(矢印)。
単眼は見落としそうなくらい非常に小さいですね。

ところで、セルリであってますか?
(比較標本全くないのでちと不安)


Re: 珍しいシラミバエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/12/13(Thu) 06:09:57 No.4078  引用 
眼縁剛毛は抜けてしまってるようなので、断定はしにくいですが、多分セルリであってると思います(ほかの部分はあってるように見えますし・・)。一応、カザフのモノグラフに出てる図版も出しておきます。

Re: 珍しいシラミバエ 投稿者:Acleris@会社 投稿日:2007/12/13(Thu) 20:26:57 No.4079 ホームページ  引用 
ハエ男様、コンニチワ。
セルリであっているとのこと、ありがとうございます。

少し調べたら、「ハナアブNo.8(双翅目談話会,1999)」にセルリシラミバエの報文が載ってました。
それによると、本種は熱帯・亜熱帯で繁殖し、その周辺部で広く採集され、13目42科134属の鳥類に寄生する。とあり、すでに兵庫県でも未発表ながら記録されているようです。

寄主からほとんど離れないため、採集はされないものの、けっこうあちこちにいる種類のようですね。

今日のキノコバエ-Epicypta属 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/12/08(Sat) 21:58:30 No.4066  引用 
こんちは。

 先週、今週は、キノコバエがたくさん採れました。
 今日採ったEpicypta属(?)と思われる種・5種をアップしてみます。
 ゲニのアップは左上の種のもので、かなりカッコ良かったので、拡大してみました。

 勉強不足なので、種名までは、とても行き着きません。

 他にもたくさんいて、先週・今週で80頭くらい採れましたので、また今度 貼り付けて見たいと思います。
 ではまた。


Re: 今日のキノコバエ-Epicypta... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/12/10(Mon) 18:35:57 No.4069  引用 
たくさん採集されましたね.Epicypta属はヨーロッパや北米では極めて少数の種しかいませんが,日本から東南アジアにかけてはおびただしい種が分布していて,その大部分が未記載種のようです.宮崎南部の山地でも一ヶ所に10数種以上が生息しています.日本の正式の記録がある既知種はornatipennis Okada1種です.中国から最近数種が記載されており,日本産の種に近いあるいは同じものが含まれています.

左下の翅の中央にはっきりした暗紋があるのは間違いなくEpicyptaですか?

Re: 今日のキノコバエ-Epicypta... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/12/11(Tue) 23:29:20 No.4073  引用 
アノニモミイア様

 コメントありがとうございます。
 採ったばかりでしたので、よく視ないで画像を貼ってしまいましたが、ご指摘の左下の種は、もしかしたらMycetophila属も知れません。Cu-A1の方向が微妙で、この部分で判定している私には難しいです。
 また、右の上下2枚は、CuAが分岐していませんでした。
 もしかしたら、Sceptonia という属の種でしょうか?

 是非とも、ポイント部分のご教示を お願い致します。
 

Minettia 投稿者:Mbc 投稿日:2007/12/04(Tue) 14:39:13 No.4058  引用 
こんにちは。
他の掲示板でもすでにお伺いしたのですが
この写真だけでは判別するのは不可能ということでした。
もしも”たぶんこれだろう”というのでも結構ですので
教えていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。


Re: Minettia 投稿者:ウミユスリカ 投稿日:2007/12/04(Tue) 22:35:58 No.4060  引用 
翅の雰囲気などから、シマバエ科の可能性が高そうなのですが、いかがでしょう?

Re: Minettia 投稿者: 投稿日:2007/12/05(Wed) 20:35:45 No.4063  引用 
ケンセイです。

写真の種はシマバエ科のMinettia属で間違いないと思われます。なお、日本のMinettia属はFrendelia亜属、Minettia亜属、Plesiominettia亜属を含む10種が知られています。
Minettia属のどの種になるかは♂交尾器の精査が必要なので写真ではわかりません。

ちなみに、日本産のシマバエ科の属までの検索表は以下のウェブサイトに掲載されていますので参考にしてください。

http://www.ecoris.co.jp/hae.html

ケンセイ@生息地:小平市

Re: Minettia 投稿者:Mbc 投稿日:2007/12/08(Sat) 07:02:26 No.4065  引用 
ウミユスリカさん、ケンセイさん
どうもありがとうございました。
判別はやはり写真では無理なのですね。
もしかしたら分かるかも、とかすかな期待をしていたのですが。
シマバエと間違いないと教えていただけた
だけで嬉しいです。どうもありがとうございました。

Re: Minettia 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/12/09(Sun) 10:25:15 No.4067  引用 
双翅目の場合、一方向からのみの画像での同定は極めて難しいです。ただし下のAclerisさんの投稿(記事No4050からの一連の投稿)のように生態画像、その個体を確保しての各方向からの画像、交尾器の画像まで出てくるとかなりの精度で同定が可能になります。
また専門の方々が持っている資料もカラー図版のついた資料は極めて少なく、学会誌や大学紀要などの専門学術雑誌で同定せざるを得ない場合が多のが現状です。またそれらは図があっても白黒線画ですし、形態も文章のみで記載されている場合も多いので、標本の検討という作業が欠かせません。

ハエの場合、体の模様のみで同定できる可能性は極めて低いとご理解ください。(翅脈、胸部や頭部、脚の剛毛、刺毛の配列、♂交尾器がわからないと同定できない種が極めて多いのです。)

Re: Minettia 投稿者: 投稿日:2007/12/10(Mon) 18:26:54 No.4068  引用 
ケンセイです。

Minettia属について、ちょっと補足します。
図鑑などに掲載されているMinettia属の代表種として、ヤブクロシマバエMinettia longipennisが挙げられます。問い合わせの画像のMinettia属もヤブクロシマバエの可能性が高いと思われますが、♂交尾器を精査する必要があり、断定はできません。なお、♀では種に落とすことは難しいと思われます。

ケンセイ:生息地:小平市

ヒメニクバエ 投稿者:Arge 投稿日:2007/11/09(Fri) 13:30:28 No.3993  引用 
すみませんが、引き続き質問です。

8月に兵庫県南西部の揖保川河川敷で採集したニクバエです。
当初ホリやジョセフの仲間と思っていたのですが、種を区別するための突起が見当たらず、しばらく不明種になっていました。後で思いついてFauna Japonicaをじっくり見直した結果、ヒメニクバエではないかと思いました。

本州ではFJの東京の記録以降、埼玉の記録があるだけのようですが、少ない種なのでしょうか。


Re: ヒメニクバエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/11/09(Fri) 17:14:19 No.3994  引用 
ヒメニクバエは兵庫、和歌山などの河川でも出ているのですが、環境アセス調査の獲物&同定結果なので、きちんとした形で公開されているかどうかは?が付きます。

Re: ヒメニクバエ 投稿者:Arge 投稿日:2007/11/10(Sat) 23:32:51 No.4000  引用 
ハエ男さま

ありがとうございました。アセス関係のものは、たぶん一般公開されていないと思います。
ほかにインターネット上をいろいろ探してみたら、山口県の記録が見つかりました。

のちほど、みんなで作る双翅目Web図鑑のほうにも載せておきたいと思います。

Re: ヒメニクバエ 投稿者:Arge 投稿日:2007/11/12(Mon) 13:20:33 No.4004  引用 
とりあえず、双翅目Web図鑑のヒメニクバエのページを作りました。

http://furumusi.aez.jp/wiki.cgi?Sarcophagidae050

私の失敗例を元にコメントも書いていますが、問題があるようでしたら修正・削除などしてください。

なお、前のコメントに書いた山口県の記録は間違いでした。

Re: ヒメニクバエ 投稿者: 投稿日:2007/11/12(Mon) 19:47:30 No.4006  引用 
Arge様、どうもです。

今から3年ほど前に、栃木県佐野市周辺でヒメニクバエが採れています。自分としては、その時が初めての同定だったのでハエ男さんに問い合わせた記憶があります。

その後はヒメニクバエには出会っていないので、やはり関東でも少ないニクバエではないかと思っています。

ヒメニクバエの♂交尾器はあまり特徴がないので、同定は難しいように思います。

ケンセイ@生息地:小平市

Re: ヒメニクバエ 投稿者: 投稿日:2007/11/12(Mon) 21:03:30 No.4007  引用 
しばらく前に私が「はなあぶ」に投稿していますが、私は昨年の7月にヒメニクバエを東京都の葛西臨海公園の西なぎさでハマベニクバエやイソニクバエとともに採集しています。

また5〜6月だったと思うのですが、千葉県習志野市の埋立地の公園で採集した小型のニクバエのメスから未熟な卵を採卵して、湿らせたティッシュペーパーの上で成熟させ、孵化させた幼虫を豚レバーで飼育して羽化させたら、やはりヒメニクバエでした。このときの雌雄のセットは、倉橋先生に雌形質の比較研究の材料として提供しています。

これらのことから、森林環境よりはむしろ海岸や住宅街の公園のように、裸地の多い開けた環境が好みなのではないかと思います。Arge様の採集された環境は河川敷ですので、海水と淡水の差はありますが、私の採集した海岸と立地は似ているのではないかと思います。

Re: ヒメニクバエ 投稿者:Arge 投稿日:2007/11/13(Tue) 13:55:46 No.4009  引用 
ケンセイ様、ウミユスリカ様
ありがとうございました。

普通種でもないけれど、記録は時々あるようですね。

ところで、はなあぶNo.22を見直してみましたが、葛西臨海公園から記録されているのはヒメではなくコニクバエのようですが・・。

せっかくニクバエネットがあるので、ある程度は兵庫、大阪とその周辺ぐらいは何とかデータを集めて載せていきたいと思います。双翅目図鑑のほうにもある程度写真を載せていく予定です。
(そんな暇があればハ○チの図鑑でも作れといわれそうですが、そっちも一応準備はありますが謎の文字化けやトラブルが発生してなかなかうまくいきません)

兵庫大阪も河川敷および一部海浜のデータはある程度ありますが、今のところ山地性がネックです。

Re: ヒメニクバエ 投稿者: 投稿日:2007/11/21(Wed) 11:24:09 No.4015  引用 
Arge様、どうもです。

今年の採集品の同定をしていて、埼玉の三郷市で採集したニクバエの中にもヒメニクバエが入っていましたのでお知らせします。

ケンセイ@生息地:小平市

Re: ヒメニクバエ 投稿者:Arge 投稿日:2007/11/22(Thu) 23:09:52 No.4018  引用 
ケンセイ様
情報ありがとうございます

金曜まで静岡県某所で現場の予定が1日早く終わってしまったので、現在横浜に宿泊中です。明日は横浜見物でもして、明日夜宇都宮入りの予定です。
Arge 携帯より

Re: ヒメニクバエ 投稿者:ウミユスリカ 投稿日:2007/12/04(Tue) 22:37:48 No.4061  引用 
Arge様、すみません。こちらの記憶違いでした。コニクバエでした・・・

正体不明の無弁翅類 投稿者: 投稿日:2007/11/16(Fri) 18:20:35 No.4010  引用 
ケンセイです。

またまた正体不明の無弁翅類が採れたので画像をアップします。
もしわかればご教示ください。

自分が調べた限りでは、市田さんの「青森県のミバエ科」の最初の頁に出ている翅に斑紋のあるミバエ科ではない無弁翅ハエ類の3番目のSeioptera vibrans?(Otitidaeマダラバエ科)に一番似ているように思うのですが、微妙に斑紋が違うようにも見えます。

ケンセイ@無弁翅類は奥が深い・・・・


Re: 正体不明の無弁翅類 投稿者: 投稿日:2007/11/16(Fri) 18:21:24 No.4011  引用 
側面図をアップします。

Re: 正体不明の無弁翅類 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/11/20(Tue) 18:59:47 No.4012  引用 
あまりレスがないので一言.
Herina属以外のOtitidae+Ulidiidaeの入った標本箱が行方不明なので,写真のものとSeiopteraの比較が出来ませんが,印象としてはSeiopteraとは少し違うような感じがします.翅のCuA+CuP室(従来のanal cell または新北区マニュアルのCuA2+A1室)の先端が長く尖っているのか,ちょこっと尖っているのかで,UlidiidaeかOtitidaeか分ります(直角より鈍角ならもちろんPlatystomatidaeですが,印象はこの科ではなさそうです).先ずそのあたりから調べてみたらいかがでしょう.

Re: 正体不明の無弁翅類 投稿者: 投稿日:2007/11/21(Wed) 11:19:51 No.4014  引用 
アノニモミイア様、メールありがとうございます。

ちょっと今バタバタしているので、落ち着きましたらご指摘いただいた形質を見てみます。なお、この個体は今週末の双翅目談話会関東同定会にも持って行く予定です。

ケンセイ:無弁翅類はいつも悩みます

Re: 正体不明の無弁翅類 投稿者: 投稿日:2007/11/27(Tue) 20:18:32 No.4034  引用 
ケンセイです。

ご指摘いただいた形質を見てみたところ、翅のCuA+CuP室(従来のanal cellまたは新北区マニュアルのCuA2+A1室)の先端が長く尖っているので,Ulidiidaeハネフリバエ科ではないかと思われます。

ところで、ハネフリバエ科はルリバエPhysiphora aeneaとハネフリバエP.flavipesの2種しか思い当たらないのですが、日本から他にも記録されているのでしょうか?

Re: 正体不明の無弁翅類 投稿者: 投稿日:2007/12/02(Sun) 11:02:36 No.4053  引用 
ケンセイです。

先日の関東同定会で、市毛さんからロシアの検索表に似た奴が掲載されていると教えてもらい、早速見てみたところ、やはりUlidiidaeの中のEuxesta pechumani Curran という種に斑紋や翅脈が非常に似ていました。

とういうことで、結論ではありませんが、現状ではEuxesta pechumani Curran?としておきたいと思います。

ケンセイ@生息地:小平市

アタマアブ科質問 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/12/01(Sat) 11:05:12 No.4047  引用 
千葉県で採集された,体長8mmと大型なアタマアブ科ですが,頭部を糊付けした際に,propleuron等に糊が付着しており,毛等が確認できず,属にたどり着けません.(恐らく,Eudorylas属?)

属まででも結構ですので,わかりませんでしょうか?

よろしくお願い致します.


Re: アタマアブ科質問 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/12/01(Sat) 11:06:11 No.4048  引用 
側面です.

Re: アタマアブ科質問 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/12/01(Sat) 11:07:58 No.4049  引用 
正面です.

よろしくお願い致します.

Carnidaeの和名 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/11/29(Thu) 17:42:12 No.4040  引用 
「みんなで作る双翅目Web図鑑」でCarnidaeの科の和名がチスイコバエ科となっており,Carnus hemapterusの種の和名が「和名なし」となっています.

本種の日本新記録の岩佐光啓他の論文では,和文摘要のタイトルに「人の外耳道から見出された日本新記録のCarnus hemapterus Nitzschトリチスイコバエ(双翅目,チビコバエ科)」となっています.

これに基づくと,最初(?)に提唱された和名がチビコバエ科であり,種の和名はトリチスイコバエとなります.

そこで,どなたかご存知の方がいたら教えて頂きたいのですが,「図鑑」にあるチスイコバエ科というのは,もともとどなたがどの文献で提唱された科名でしょうか.

私見では,岩佐他の提唱されたチビコバエ科はminuteないしsmallがダブっていて,やや難点があります.チスイコバエ科の方がどちらかといえば,性質や種の和名との整合性も良いように思っています.

宜しくお願いします.

Re: Carnidaeの和名 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/11/30(Fri) 04:24:38 No.4043  引用 
すみません・・(大汗)・・なおさにゃいかんいかんと思いつつ、ついつい今日までほって置いてしまいました。張本人です。

2003年5月に当BBSに投稿された不明種の♀個体の画像に本種があり、そのときに感染症研の林先生にCarnus hemapterusの可能性をご教示いただいたのですが、腹背板の幅が広く感じられたことと、同時に得られた♂個体がそれまでに公開されていたC.hemapterusuの腹部の様子とは膜質部がほとんど見えず、かなり異なって見えたので、そのときはCarnus sp.として表示をしていました。(この個体は現在は岩佐先生の詳細な検討の結果C.hemapterusであることが判明しています。)そのときに何を勘違いしたか科名をチスイコバエとして表示してしまいました。(多分、初記録の報告の和文摘要や本文の科和名(ローマ字表記)をよく読まずに、属名のchisui-kobae-zoku と種和名ローマ字表記のtori-chisui-kobaeのからチスイコバエをとって科名として表示してしまったのだと思います。)

ですから現状では科和名の公式な取り扱いは「チビコバエ科」が正しいのですが・・なんとなく・・「チスイコバエ科」の方が響きも、印象も良く、また一般の人に話をするのにも理解を得やすいように感じられて、ネットに表示した後もそのままになってしまってました。(すみませんWeb図鑑の方は近々修正します・・今は締め切り地獄なので・・・近々ということで・・)

Re: Carnidaeの和名 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/11/30(Fri) 07:51:45 No.4044  引用 
ハエ男さん有難うございました.和名などの由来がはっきりしました.

ところで,私見ではチビコバエ科は:
1.名称の意味が字句通り大変小さいコバエとなり,前便の通り,英文にすればもっとはっきりするのですがminute small flyとなり,体長1.3mmというのは確か小さいのですが,小さいを連発するほどのことでもないと思います.コバエを小形のAcalyptrataeの一般名と考えれば,チビコバエもまあまあというところでしょう.いずれにしても類似形容詞を2重に使うのはどうかと思います.「昔の武士の侍の」の類もありますから.

2.生態的な側面がこの名称では全く出ていません.これは必ずしもこだわる点ではないかもしれませんが.
3.本科はわずかの種しか擁しておらず,その代表的種であるC. hemapterus(科の模式属の模式種)にトリチスイコバエの和名が付けられていることを考慮すると,科の名称と種の名称の語幹部分は一致した方が好ましい.

という理由で,私としてはハエ男さんがたまたま使われたチスイコバエ科を今後も使いたいと思います.今後の図鑑や目録でもこの名称が使われるように啓蒙・努力を行いたいと思いますので,ご意見がある方はお寄せ下さい.

Re: Carnidaeについて 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/11/30(Fri) 17:33:51 No.4045  引用 
Carnidaeは小さな科で、九大目録にも出ていない科なのですが、世界に広く分布しており、日本では北海道で、人の外耳に入り込んだ症例分析の結果、初記録となりました。その後、当方BBSの画像にもある長野県白馬村からの1♂♀の記録と、広島県三原からの記録が追加されており、これまでにアカゲラ、ハシボソガラス、ブッポウソウの3種より得られています。

樹洞性、非樹洞性の鳥、双方から発見されていること、これまでの記録地が北海道から長野県、広島県であることから、結構広く分布しているのではないかと考えられます。
ノミ、シラミ、シラミバエ、に続く、第4の鳥寄生性の吸血昆虫(成虫)なので、今後の発見を期待しています。(寄主に取り付くと、翅を落ちてしまうので・・翅のあるやつが見たいのです・・)

とりあえず、私としても、チスイコバエという名前はかっこいいと思ってはいるのですが、岩佐先生にも相談しないとなあ・・・

Re: Carnidaeの和名 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/12/01(Sat) 08:28:30 No.4046  引用 
チスイコバエ科に決めて作業を進めます.

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