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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ハナバエ科でしょうか 投稿者:FS 投稿日:2012/05/26(Sat) 22:18:10 No.7713  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
ハナバエ科と思われるハエを見ていただけますでしょうか。
雑木林のクヌギの樹液に毎年たくさん集まってきます。

採集データは以下の通りです。
採集日  2012年5月24日
採集場所 静岡県裾野市桃園
体長   8ミリ

よろしくお願いいたします。
              FS


Re: ハナバエ科でしょうか 投稿者:FS 投稿日:2012/05/26(Sat) 22:20:17 No.7714  引用 
追加の画像です。 FS

Re: ハナバエ科でしょうか 投稿者:FS 投稿日:2012/05/26(Sat) 22:21:22 No.7715  引用 
追加の画像です。 FS

Re: ハナバエ科でしょうか 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/05/27(Sun) 14:02:23 No.7716  引用 
イエバエ科に詳しい人ならこの写真でも科はわかるでしょうが,私には無理.多分イエバエ科でしょう.
ハナバエ科かイエバエ科かは,この写真では写っていない検索形質のCuA+CuP脈(従来のanal vein,臀脈)が翅の縁まで伸びている(ハナバエ科)か,途中で終わっている(イエバエ科)かを見ないとわかりません.

Re: ハナバエ科でしょうか 投稿者:FS 投稿日:2012/05/27(Sun) 22:48:36 No.7718  引用 
アノニモミイア様

コメントありがとうございました。教えていただいたことをもとに調べてみたいと思います。
今後ともご指導よろしくお願い致します。

                       FS

FlyTimesの最新号 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/05/16(Wed) 15:32:31 No.7694  引用 
Flytimes No.48が発行されました。ネットでFlytimesと入力すれば,Flytimes-American Dipterists Societyが出ますので,それをクリックして,Issue 48をダウンロードできます。
直接には,http://www.nadsdiptera.org/News/FlyTimes/issue48.pdf
でも見れます。

また,小型昆虫を全方向からの照明で撮影するDome lightingの方法の改良法が示されています。これは双翅目の標本撮影に関心のある方々には参考になる方法です。

なお,本誌にはそれまで出版された双翅目の文献が列挙されています。双翅目談話会もカナダ,オタワの中央実験農場にある昆虫分類研究室に「はなあぶ」を創刊号から贈呈していまして(多分現在も送られているのかと思います),今回も「はなあぶ」に掲載されている論文もこの文献リストに挙げられています。

Re: FlyTimesの最新号 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/05/16(Wed) 18:42:26 No.7695  引用 
三枝様.

Flytimesの最新号の情報ありがとうございます.

Dome LightのFisher氏も,マクロレンズ(or 顕微鏡対物レンズ)+image stackingを使用していますね.

私も,頑丈なコピースタンド(Nikon PF-4)がオークションで入手出来,やっと安定して高倍率が撮れるようなシステムが完成しました.実用倍率で約20倍程度まで,最大倍率では約35倍まで撮影可能です.


Re: FlyTimesの最新号 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/05/22(Tue) 21:27:43 No.7708  引用 
Dome Lightの記事にあるLEDライトを調べてみたら,eBayで購入可能でした.送料込みの価格が7000円強と国内で売っている商品に比べて激安ですね.

Re: FlyTimesの最新号 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/05/23(Wed) 00:38:10 No.7709  引用 
LEDのリングライトについて は,Gainexpressのが結構機種が多く,しかも値段が安いです(国産の半値以下)。香港の会社でおそらく中国製ですから,少々安かろう悪かろうの面がなきにしもあらずです。インターネットでgainexpress.comと検索して,会社がでたら,microscope, camera, illuminatorをクリックするといろいろなリングライトの広告がでてきます。私はKD-200(89USドル,80LED)と GX860(94.5USドル,144LED)の2種類を買ってつかっています。顕微鏡の鏡筒下部の直径を考えて適したものを購入する必要があり ます。ただLEDリングライトは,1)影がなくなるので標本がフラットな印象に見える,写真も同様な結果になる,2)液などに入れて解剖する場合にピンセットなどの周囲の水面が凹面になると,これに多数のLEDが小さく反射して解剖材料が見にくい,の二つの弊害があります。それで私は冷光ファイバー照明も併用しています。なお,gainexpress のLEDについては私が紹介した最新のFly TimesにもDome lightingの記事で紹介されています。

Re: FlyTimesの最新号 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/05/24(Thu) 21:45:14 No.7711  引用 
三枝様.

ファイバー照明に比べると安い代わりに欠点もあるのですね.
ありがとうございました.

GX860到着 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/05/27(Sun) 20:42:26 No.7717  引用 
GX860が到着しました.

HPに20000Luxと表示しているだけあって,減光しないと眩しいです.現在使用している,150Wハロゲンランプを光源としたリング照明より明るいのには驚きました.拡散版を付けても明るそうです.
また,三枝様が指摘していたように,一つ一つのLEDが離れて見えるので,反射した明かりが均一ではありません.(LED自体は互いに接するように並べられていますが,封入樹脂やレンズ部に比べLED素子自体が小さいので,構造的に仕方が無いようです.)
GX860は内径が61mmですので,レンズ径が67mmと大きいLecia MZやCanon MP-E65には直接付けられません.アームスシステムの「LED照明装置・60φ〜70φ顕微鏡取り付け用アタッチメント 」を利用すると取り付けられそうです.
同社のKD200であれば内径70mmまで直接取り付けが可能なようです.

もしかするとオゼハナダカチビハ... 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2009/06/15(Mon) 20:55:49 No.5602  引用 
先日,Sphegina(Sphegina) sp.5としていた標本を精査してみました.(茨城県の標高70m程の山間部で5月に採集)

前・中腿節に暗色帯を備えている点が原記載と異なっていますが,Sphegina(Sphegina) ozeensis Shiraki, 1968の可能性が高いことが判明しました.

また,オスの第3-4腹板には特徴的な黒色剛毛が多数見られ,S.(S.) spinventralis Stack.の可能性も高いようです.

なお,一見すると腹部背面の赤色斑からミヤマハナダカチビハナアブS.(Asio.) sp.4と混同し易く,注意が必要なようです.


Re: もしかするとオゼハナダカチ... 投稿者:pakenya 投稿日:2009/06/16(Tue) 10:04:49 No.5607  引用 
市毛様

なるほど、Shiraki(1968)の記述と一致する点が多いですね。また、大石さんの資料のS. (S.) sp.4とも一致しているように思えます。

Sphegina亜属もまだ全体像がつかめませんね。

オゼハナダカチビハナアブ確定 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/05/16(Wed) 08:01:38 No.7692  引用 
Sphegina(Sphegina) sp.5としていた標本が,今年は各地で採れました.今年採った標本は,大半が前・中腿節に黒色部を欠きますが,不明瞭な暗色部を持つ中間的な個体も得られました.体の黒化が進む(成熟する?)と前・中腿節の黒色部が濃くなるようです.
これで,Sph.(Sph.) sp.5 = Sph.(Sph.) ozeensis Shirakiで間違いないようです.

なお,Sph.(Asio.) sp.4も前・中腿節に2パターンあり,検索表に工夫が必要なようです.


Re: オゼハナダカチビハナアブ確... 投稿者:pakenya 投稿日:2012/05/24(Thu) 10:20:37 No.7710  引用 
市毛様・皆様

やっとS. ozeensisの正体が明るみに出てきましたね。うれしいです。第4腹板の形状は特異ですねえ。まるでチョウのようです。Shiraki(1968)の記載ではこの形には触れていませんね。

ところで、同じ種を東京奥多摩の日原で先週末に採集しましたので画像を添付します。当然東京都初記録になります。卯の花に飛来していたSpheginaを30個体採集したうちの1頭です。他にはS.(S.) mikado, S.(S.) sp.1, S.(S.) sp.6, S.(A.) japonica, S.(A.) nitidifrons, S.(A.) freyana, S.(A.) sp.5, S.(A.) sp.8と計9種が採れています。S.(A.) sp.5は標高1000m未満にも生息することが確認できました。

なんにしても♀が難しいです。


Re: オゼハナダカチビハナアブ確... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/05/24(Thu) 22:02:52 No.7712  引用 
pakenya様.

今年は,異様に春が遅かったりと例年に無い異常気象のためか,今まで採れなかった種類が採れる年のようです.

先週末は,S.(S.) verae以外は全てオゼハナダカチビハナアブでした.同時に採れた多数の♀も,オゼハナダカチビハナアブの可能性が高いのではないかと思います.
S.(S.)で交尾中のペアを採集したのはミカドだけですので,腹板等にどのような違いがあるのか検討したいと思います.

Sphegina属も,インロー箱(大)の8箱目が一杯になり,9箱目に突入しました.一応,タコ採りした種類は,三角紙を丸めて包んだり小箱に入れたりして減量に努めているのですが,♀を採るようになってから増える一方です.

福岡県糸島市のSphegina速報 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/04/19(Thu) 22:32:57 No.7632  引用 
 総会翌日の採集会の折り,福岡県糸島市のカエデの花で採集したSpheginaの速報です.

・Sphegina(Sphegina) mikado ミカドハナダカチビハナアブ 3♂.

・Sphegina(Sph.) violovitshi クロハラハナダカチビハナアブ 1♂.

・Sphegina(Asiosphegina) sp.4 ミヤマハナダカチビハナアブ 3♂.

・Sphegina(Asio.) sp.8 モモミイロハナダカチビハナアブ 12♂.


池崎さんの話通り,S.(A.) sp.8が最普通種でした.

Re: 福岡県糸島市のSphegina速報 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/04/22(Sun) 21:25:00 No.7643  引用 
一部訂正!

・Sphegina(Sphegina) mikado ミカドハナダカチビハナアブ 3♂.

=> Sphegina(Sph.) sp.6 モモコブハナダカチビハナアブ 3♂.

sp.6は北方系と思っていましたが,あっさり九州で採れましたね.検索表を作り直さなければ(^_^;)

Re: 福岡県糸島市のSphegina速報 投稿者:pakenya 投稿日:2012/04/24(Tue) 15:14:47 No.7650  引用 
遅ればせながら、私が持ち帰ったSpheginaの同定が終わりましたので報告します。

・Sphegina (Asiosphegina) sp.8 モモミイロ6♂
・Sphegina (Asiosphegina) sp.5? ツマグロ? 1♀
・Sphegina (s. str.) montana  クロケ1♂
・Sphegina (s. str.) sp.1 ?   ハラブト? 1♂

ツマグロ?はやや未熟な♀なのですが、額前半が裸体で光沢があることなど♂と共通の特徴があるのでツマグロと判断しました。
ハラブト?とは、交尾器や第4腹板の形状はハラブトなのですが、後腿節下面に小さな瘤があります(モモコブほど顕著ではない)ので疑問符をつけました。もしや市毛さんのもこれでは?


九州の標本は関東以北のものと色彩が合わず、困ったことに和名が適切でないようです。Asiosphegina sp.8のモモは2色です。また、montanaの額と背の毛は黄褐色です。一考が必要ですね。

Re: 福岡県糸島市のSphegina速報 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/05/20(Sun) 19:35:23 No.7702  引用 
pakenya様.

御指摘通り,S.(S.) sp.6としたのはsp.6に似た別種でした.(写真のように交尾器が全く違いました)
伯母子岳産のS.(S.) sp.1と同種かもしれませんが,標本を比較して見るまでは仮にS.(S.) sp.7としておきます.
旧北区のS. claviventris species-groupは,従来4種でしたがこれで6種に増えました.

手持ちの標本を調べたところ,山梨県牧丘町(国師ヶ岳山麓)の標本に混じっていました.
なんと,山梨県牧丘町ではS. mikadoとS.(S.) sp.6とS.(S.) sp.7と日本に分布するSph. claviventris group 3種全てが混じっていました.

先日,栃木県の塩原でカエデの花からS. mikadoとS.(S.) sp.7を数頭ずつ得られました.

S.(S.) sp.6は,記載のため北海道産の1♂と山梨産の1♂を除いて全てDr. Mutinに送ってしまっているので,もう少し標本がほしいところです.(Dr. Thompsonの横槍で記載が止まっているます *`へ´*)
描画用に交尾器を解剖するのに,thecaとaedeagusとの結合の仕方が良くわからないので,S. mikadoで練習してみようと思います.

S.(S.) montana クロケは,surstylusでの区別は個体変異があるかもしれません.aedeagusの先端形状で確認すべきです.
幸い,両者はtekaから出ている部分の形状が全く異なるので区別は容易です.

Sphegina (Asiosphegina) sp.5? ツマグロ? については,pakenyaさんの勇み足です.同様の特徴はS.(A.) sp.8の♀でも見られます.
先日も,地元の山でウツギに来るSpheginaを即席の飼育箱に入れて交尾観察をし,やっと2組のペアを得ました.これで,S.(A.) sp.8は4組のペアが得られました.
S.(A.) sp.8の和名については,国内で最初に報告しているのは木村輝夫さんですので,キムラハナダカチビハナアブで良いと思います.
S.(A.) sp.5は今のところ,標高1300〜1500m付近の高地からしか採れていません.

P.S. 昨日,追加標本を得るために再び塩原に行ってきましたが,狙いのS.(S.) sp.7は採れませんでした.
しかし,新手のSphgeina亜属の未知種を採ってしまいました.
極東の昆虫の検索では,S.(S.) tenuifemorataに行くのですが,aedeagusはS.(S.) veraeにドンピシャです.
個体変異?で前付節の先2節が黒化しているので,検索が上手くいかないようです.

残念ながら,S.(S.) veraeの原記載文が載っているThe fauna and ecology of insects in the south of the Far Eastという雑誌が,国内は元より大英図書館にも収蔵されていないのでDr. Mutinにコピーを送ってもらうしかないようです.


Re: 福岡県糸島市のSphegina速報 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/05/21(Mon) 19:49:15 No.7707  引用 
S.(S.) veraeと思われる個体の♂交尾器です.
展足した時は,aedeagus先端が良く見えていたのですが,乾燥と共にteka内に入ってしまいました.
surstylusを見ただけで「また未記録種が出た」と思い,喜び半分,困惑半分でした.

シロオビハリバエでよろしいでし... 投稿者:FS 投稿日:2012/05/21(Mon) 06:52:11 No.7703  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
5月20日に静岡県裾野市で採集したヤドリバエを見ていただけますでしょうか。シロオビハリバエでよろしいでしょうか。
中胸楯板の模様が同定のポイントのようですが、いかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
                       FS


Re: シロオビハリバエでよろしい... 投稿者:FS 投稿日:2012/05/21(Mon) 06:53:05 No.7704  引用 
追加の画像です。 FS

Re: シロオビハリバエでよろしい... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/05/21(Mon) 09:26:36 No.7705  引用 
FS様.

Trigonospila属は,前胸背の黒紋の他にParafacial側顔の幅やgena頬の高さなどで種類を判別します.

写真のヤドリバエは,前胸背の中央の黒紋が翅の付け根まで届いていないので,T. ludioかT. magnaと思われます.

詳しくは,Shima, H., 1979, Study on the Tribe Blondeliini from Japan (Diptera : Tachinidae) II. Revision of the Genera Trigonospila Pokorny and Lixophaga Townsend from Japan.に記されています.

Re: シロオビハリバエでよろしい... 投稿者:FS 投稿日:2012/05/21(Mon) 15:35:13 No.7706  引用 
茨城@市毛様

丁寧な解説をありがとうございました。
たいへん勉強になりました。
今後ともご指導をよろくお願い申し上げます。

                   FS

ガガンボの同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/05/16(Wed) 23:56:33 No.7696  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
タゴガエルの生息する岩穴の入り口で同じ種のガガンボがたくさん交尾をしていました。
画像からわかることがありましたらご教示願えますでしょうか。よろしくお願いいたします。
                       
採集日  2012.05.16
採集場所 静岡県裾野市
体長   10ミリ
                        FS


Re: ガガンボの同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/05/16(Wed) 23:57:44 No.7697  引用 
追加の画像です。 FS

Re: ガガンボの同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/05/16(Wed) 23:59:01 No.7698  引用 
追加の画像です。 FS

Re: ガガンボの同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/05/16(Wed) 23:59:57 No.7699  引用 
追加の画像です。 FS

Re: ガガンボの同定のお願い 投稿者: 投稿日:2012/05/17(Thu) 12:10:06 No.7700  引用 
ユウレイガガンボ (Dolichopeza (Oropeza))の一種。

Re: ガガンボの同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/05/17(Thu) 13:06:11 No.7701  引用 
達磨様
コメントありがとうございました。
勉強になりました。
今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。

                   FS

ニンジンのハエ 投稿者: 投稿日:2009/04/15(Wed) 15:14:29 No.5384 ホームページ  引用 
皆様はじめまして。お世話になります。

ニンジンの地下部分を真冬に食べていた幼虫から羽化させました。
一見するとニンジンハネオレバエのようなのですが、ネットに落ちている
写真(下記参照)とは、触角周りを中心になんだか雰囲気が異なります。
体長4.2mm、前翅長3.8mm程度です。

http://www.applenet.jp/~towada-aec/kamikitaraku/NO012.html#010-2

このハエの正体が分かる方がおられましたら、ご教示下さい。


Re: ニンジンのハエ 投稿者:hasegawaosamu 投稿日:2012/05/16(Wed) 11:15:16 No.7693 ホームページ  引用 
キクノネハネオレバエ Psila nigricornis Meigen
だと思われます。

ニンジンハネオレバエではないようです。

Fauna Sinica Syrphidae入手 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/05/14(Mon) 22:29:13 No.7691  引用 
China Scientific Book Servicesで英文タイトルと中国語タイトルとが異なっていた,Fauna Sinica Insecta Vol.50が届きました.

HPの英文タイトルでは「Fauna Sinica Insecta Vol.50 Dipera Muscidae」となっていましたが,やはり中国語で書かれているように内容はハナアブ科でした.
もちろん,本の見開きには「Fauna Sinica Insecta Vol.50 Diptera Syrphidae」と書かれています.(Diperaというのも笑えます)

内容はかなり古臭い感じです.

2007年に発行されたFauna of Syrphidae from MT.Qinling-Bashan in Chinaより後退しています.
標本写真もカビが生えてるような標本写真です(^_^;)

面白いことに,素木が台湾から記載した種類について,「分布 中国台湾」として収録しています.

送料込み(Air Mail)で9000円でした.

腹部に黒い突起があるオドリバエ 投稿者: 投稿日:2012/05/11(Fri) 01:07:52 No.7686  引用 
三重県松阪市の森林公園で5月6日,腹部中央付近の両サイドに黒い突起があるオドリバエを捕まえました.Rhamphomyia属かと思いますが,この突起にはビックリしました.何のためにあるんでしょう.また,種の特徴なんでしょうか.標本にしたところ,乾燥が進むにつれ,突起が少し縮んでしまいました.画像は採集当日のものです.

Re: 腹部に黒い突起があるオドリ... 投稿者: 投稿日:2012/05/11(Fri) 01:09:57 No.7687  引用 
ひっくり返して撮影.翅長は約7ミリ.いかがでしょうか.

Re: 腹部に黒い突起があるオドリ... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/05/11(Fri) 10:13:33 No.7688  引用 
このオドリバエはRhamphomyia属のCalorhamphomyia亜属の1種です。♀ですのでただちに種までの同定はできません。

本亜属に限らずEmpis属や一部のHilara属でもこのような膜状の突出物が生じます。この突出物は死後にも出ていることもありますが,私の観察では,Calorhamphomyiaの1種やカナダのRhamphomyia longicaudaでは,群飛中の♀がこれを出していました。

Nuptial giftを与えるオドリバエの群飛では,giftを持った♂が群飛の主体の場合は,これに♀が加わってただちに交尾して,その後は群飛から普通は離れます。一方,giftを持ってくる♂が少ない場合は♀だけの群飛が生じ,これに時折giftを持った♂が加わるとただちに交尾して,群飛から離れます。このようなわけで,オドリバエの群飛はほとんど♂だけ,ほとんど♀だけという二通りの群飛が見られますが,両性の個体数が著しく多い場合は♂♀混合の群飛も見られます。

私が観察したのはCalo.の場合は雌だけの群飛,longi.の場合は両性混合または♀だけの群飛でした。

この付属物については,♀が自らの卵巣が成熟しているように腹部を大きく見せかけて,そのような♀はすぐに産卵する可能性が高いのでこのような♀を♂が好んで選んでgiftを送るのであろう,という説があります。しかし,この説が成立するためには,♂が腹部の大きい♀を選択するということが実証されないと難しいしい上に,すべての♀が同様な行動を群飛中にするのであれば,♂にとってはいずれの♀も選択対象になり,結果的にこの突出物を出す効果がなくなってしまいます。私はこの説にはかなり疑問を持っています。

私が考えているのは,
1.この突出物は皮膚腺で,ここからフェロモンを分泌して,これに♂も♀も惹かれるのであれば,群飛が形成しやすくなる。
2.♂の少ない群飛の場合には,♀はながく群飛中で飛翔することになり,エネルギー消費が大きい。これを防ぐためにこの部分を広げて空中にとどまりやすくしている。(♀の脚に羽状剛毛が発達するのも,私はこのためと思っています)。
の二つの仮説です。

この膨らみがどのようにして突出するのか,
内部の構造はどうなっているのか,
自然状態でのこの突出物に関する行動をよく観察する,

の3点が今後の課題です。

Re: 腹部に黒い突起があるオドリ... 投稿者: 投稿日:2012/05/11(Fri) 23:22:12 No.7690  引用 
三枝先生,いつもありがとうございます.
この突起物は♀だけにできるもので,複数の属にみられるものであることを初めて知りました.
見つけた場所へ又出かけてみます.

白神山地(周辺)で採集会 投稿者:pakenya 投稿日:2012/05/07(Mon) 09:34:47 No.7683  引用 
双翅目談話会の採集会を6月23日と24日に予定しています。
場所は、弘前大学白神自然園がらみで周辺のブナ林域を考えています。

23の晩は達磨様と懇親会もあります。

東北北部のブナ自然林域で何と出会えるのか、興味のある方の参加を募集します。

Re: 白神山地(周辺)で採集会 投稿者: 投稿日:2012/05/09(Wed) 09:36:47 No.7684  引用 
みなさん、お待ちしています。

Re: 白神山地(周辺)で採集会 投稿者: 投稿日:2012/05/11(Fri) 12:42:01 No.7689  引用 
竹内様、達磨様、どうもです。

仕事であのあたりは何回も行きましたが、なかなか面白いところです。自分が行ったときは6月にはモトドマリクロハナアブがたくさんいて、8月にはマツムラナガハナアブが普通に草地の花にヒョウモン類に混じって飛んできました。

うう、行きたいですが仕事があああ終わらないいい^^;;;;

ケンセイ(来年以降も不定期でやりたいですね^^)

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