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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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何バエでしょうか? 投稿者:通りすがり 投稿日:2016/10/31(Mon) 19:03:38 No.9702  引用 
卵のパックに入っていたハエなんですが、何バエでしょうか?

添付:9702.pdf (15KB)

ハナホソバエ科で合ってますでし... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:20:32 No.9693  引用 
ご無沙汰しております。
以前からよく見ているハエなのですが、細身のショウジョウバエだと思っていたのを検討し直したところハナホソバエ科じゃないかと思うのですが、私では決めきれません。
判りましたらお教え願います。
神戸市須磨区10月の採集品です。
バナナから垂れ下がっている丸まった枯葉を叩くとたくさん落ちてきます。
まず♀の側面です


Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:24:19 No.9694  引用 
触角刺毛は発達し髭剛毛があり、上前側板に剛毛はありません。

Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:26:21 No.9695  引用 
透過処理した脚です。
全脛節に亜末端剛毛がありません。


Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:29:28 No.9696  引用 
翅の拡大です。
前翅Sc脈は不完全
M3+4脈は翅縁に達する
中室は第1基室より長く末端は翅の中央に位置しています。


Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:32:25 No.9697  引用 
透過処理した頭部です。
後単眼剛毛は収斂的
カバーガラスで額眼縁剛毛の向きがおかしいですが
すべて後傾です。


Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:34:53 No.9698  引用 
♂の腹端です。
上雄板は樋状に伸長せず下腹部を覆うように折れ曲がってもいません。
用意した画像は以上です。
よろしくお願いします。


Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2016/10/31(Mon) 00:54:04 No.9699  引用 
Anthomyzidaeと思います。本科の東亜の標本は今Rohacekに送って現在研究してもらっています。

Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/31(Mon) 12:24:34 No.9701  引用 
アノニモミイア様、さっそくのご教示ありがとうございます。
Anthomyzidae=ハナホソバエ科ということ、種までの同定は研究中なので今のところは無理である、ということで納得しました。
とりあえず、北隆館の新訂原色昆虫大図鑑3巻にある「双翅目の科までの検索表」は何とか使いこなせるようになったのかな?と思います。
ありがとうございました。

ヒメチビクロバエ 投稿者: 投稿日:2016/10/30(Sun) 19:00:18 No.9690  引用 
黒色のOnesiaが採れました.
Onesia menechmoides ヒメチビクロバエ


採集場所は愛知県愛西市,採集日は2016年10月13日,体長は7mmです.
他には,同じ場所で7月に1頭,10月に8頭,愛知県一宮市で10月に4頭採りました.
環境は堤防や河川敷の草の上です.
空模様は曇りや夕方でした.


Re: ヒメチビクロバエ 投稿者: 投稿日:2016/10/30(Sun) 19:01:36 No.9691  引用 
ゲニタリアの写真は別の個体です.

Surstylusを横から見ると,中ほどが細く先端近くで太いことが特徴的です.

第五腹板には目立つ剛毛が一対あり,中国動物誌麗蝿科ではこの毛も図に描かれています.
(そこでの名前はBellardia menechmoides)
後内角が四角くなっているという記述が,検索表中に出てきます.


Re: ヒメチビクロバエ 投稿者: 投稿日:2016/10/30(Sun) 19:02:33 No.9692  引用 
腹部は上から見るとほぼ黒色に見えますが,
後から見ると中条を除いた両脇は,腹板の後縁を残して前方が白い粉に被われています.

Kurahashi, 1964. Kontyu 32(4) 484-489. では,北陸で普通に見られるという事が書いてあります.
(そこでの名前はPolleniopsis menechma)
しかし実際には,よく見ないとコチビクロバエと混同するなど,なかなか気づかないと思います.最近地元で数例採集したばかりなので,今後観察を続けていきたいと思います.

トラ柄のハエ 投稿者:木佐浩之 投稿日:2016/10/22(Sat) 17:47:58 No.9685  引用 
徳島県の沿岸部にいた5mm程の小さなハエです。
黄色と黒のトラ柄模様が特徴的で調べられるかなと思ったのですが、
合致する画像を見つけられませんでした。
見当がつくようでしたらご教示をお願いします。


Re: トラ柄のハエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/10/23(Sun) 21:34:15 No.9686  引用 
木佐浩之様.

各部の特徴が見辛いのですが,腹部に長い剛毛があることや,翅のM脈かR4+5に合流することから,ヤドリバエ科のPhasiinae亜科の可能性が高そうです.

Re: トラ柄のハエ 投稿者:木佐浩之 投稿日:2016/10/24(Mon) 18:38:17 No.9687  引用 
茨城@市毛 様
毎度のご教示有難うございます。
特徴的な外見のハエですが、意外と知られていなかったですね(たぶん和名も無いのでは?)。
検索したところ、トラフヒラタヤドリバエと似た色調ですが、これとも部分的に異なっています。
とりあえずヒラタヤドリバエ亜科(Phasiinae)の一種ということで保存したいと思います。
どうもお世話になりました。

モモアカマガリケムシヒキ種群 投稿者:通りすがり 投稿日:2016/10/10(Mon) 23:34:56 No.9670  引用 
スマホ画像で失礼します。
長野県南部標高800メートルにて、本日見付けた14から15ミリのモモアカマガリケムシヒキ種群のオスですが、脚の特徴は後脚腿節や中脚第1ふ節など赤い部分が多いですが、全体的にモモアカマガリケムシヒキの様に見えます。
ただ、触角第2節が先端の方が明るい色とは言え、全体に赤褐色なのが気になります。
この程度はモモアカマガリケムシヒキの個体差の範疇になるのか、やはりモモアカマガリケムシヒキ種群の1種までとするべきなのかご教示いただけないでしょうか?


Re: モモアカマガリケムシヒキ種... 投稿者:通りすがり 投稿日:2016/10/10(Mon) 23:36:17 No.9671  引用 
転節は黒

Re: モモアカマガリケムシヒキ種... 投稿者:通りすがり 投稿日:2016/10/10(Mon) 23:38:44 No.9672  引用 
頭部

宜しくお願いします。


Re: モモアカマガリケムシヒキ種... 投稿者:haruka 投稿日:2016/10/13(Thu) 17:17:38 No.9677  引用 
モモアカマガリケムシヒキ種群と考えて良いと思います。触角第2節は基部1/2が明色部の個体が多いですが、さらに広がる個体もあります。
結構遅くまで活動しているのですね、写真からでは♂個体のようですが。

Re: モモアカマガリケムシヒキ種... 投稿者:通りすがり 投稿日:2016/10/17(Mon) 12:41:39 No.9684  引用 
haruka様、ご教示ありがとうございます。

物置小屋代わりのビニールハウス内の暖気に惹かれて入り込んだのでしょう。
この頃までは少数のAsilinaeも見られましたが、その後は少数のLaphriinaeのみ、冷え込みもあったので、これからはアイノヒゲボソムシヒキが出てくる時期ですね。

同定お願いします 投稿者:天牛YS 投稿日:2016/10/15(Sat) 05:33:30 No.9678  引用 
愛知県尾張旭市で撮影したヒゲナガヤチバエの1種です。
ヒガシヒゲナガヤチバエにそっくりですが,分布域が違いますよね?


Re: 同定お願いします 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/10/15(Sat) 09:47:54 No.9680  引用 
天牛YS様.

No.2588にもあるように,関西,四国や対馬にも分布してます.
海外では中国やフィリピンにも分布しているので九州等でも記録されそうな気がします.

Re: 同定お願いします 投稿者:バグリッチ 投稿日:2016/10/15(Sat) 21:11:20 No.9682  引用 
こんにちは。

画像で見える部分からは、たぶん、ヤマトヤチバエと思います。
細かい部分をチェックして、確かめてみてください。

Re: 同定お願いします 投稿者:天牛YS 投稿日:2016/10/16(Sun) 19:46:45 No.9683  引用 
いろいろお教えいただき,ありがとうございました。

マテバシイの殻斗のタマバエ 投稿者: 投稿日:2016/10/15(Sat) 10:59:29 No.9681  引用 
宮國晋一様
マテバシイの殻斗とどんぐりの間にいた幼虫から、タマバエを羽化させたとのご報告、大変興味深く拝見しました。少し時間がかかるかもしれませんが、同定をお引き受けいたします。直接、メールアドレスにご連絡下さい。これまで、殻斗にいるタマバエは、ブナや
マテバシイ、コナラなどから見つけられたと知らされていましたが、成虫が得られておらず、同定に至っておりません。成虫標本を拝見するのを楽しみにしています。オスだと同定に好都合ですが。標本は、生きているうちに、75%のエタノール標本にして頂ければありがたいです。乾燥標本ですと、同定できない場合があります。

同定お願いします 投稿者: 投稿日:2016/10/15(Sat) 07:15:18 No.9679 ホームページ  引用 
参照URLにあるマテバシイのドングリに寄生していた幼虫を羽化させたら、添付のようなタマバエの一種と思われるものが出現しました。体長は3mm弱程度で、ドングリから出てきた幼虫は1週間ほどで羽化しました。よろしくお願い致します。あまり鮮明な写真ではありませんが、他にも拡大撮影した部位はありますので、必要であれば指示して下さい。

マレーゼトラップのサンプル 投稿者:分類学徒 投稿日:2016/10/08(Sat) 18:14:19 No.9667  引用 
寄生蜂の分類をしている者です。今やっているグループが、ちょうどまとめられそうなので、来年からDipteraに転向しようと考えています。が、まだまだ昆虫学を勉強中の身です。

さて、Dipteraの勉強がてら、マレーゼの70%エタノールで固定したサンプルをマウントしているのですが、翅がハチのようにうまい具合にならず、クシャクシャになってしまいます。

そこで、これをイソプロピレンアルコールに一晩つけ、キシレンに10分ほど通し、キシレンをティッシュで吸い取り、キシレンを完全に蒸発させると画像のように割合、きれいに翅が広がるのですが、各パーツがかなりもろくなり、体色も白っぽくなってしまいます。


そこで質問として、
・私の行っている上記の方法はベターか?
・間違っているなら、よりよい方法は無いか?

以上の点をご教示願えないでしょうか?

よろしくお願いします。


Re: マレーゼトラップのサンプル 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/10/09(Sun) 00:38:59 No.9668  引用 
分類学徒 様.

双翅目ですと,セルソルブ・キシレン法が良く使われているようです.薬品が入手可能ならHMDSの方が簡単にできます.

どちらの方法でも,翅の伸展は種類や個体により様々です.

また,長期間アルコールに浸かっていると色が抜けて脆くなりますので,可能な限り早くソーティングして,必要な個体を優先的に乾燥標本にすることです.

大原賢二. 1983. Yellow Pan Trapによる採集去と,アルコール液漫標本を乾燥標本にする方法. まくなぎ 10:21-24.
Heraty, J., D. Hawks, 1998. Hexamethyldisilazane- A chemical alternative for drying insects. Entomological News 109:369-374.

Re: マレーゼトラップのサンプル 投稿者:分類学徒 投稿日:2016/10/09(Sun) 11:57:39 No.9669  引用 
茨城@市毛 様

ご教示ありがとうございます。


我が研究室では、基本的にソートしたものを冷凍庫に入れているので、変色は防げているようです。が、脆くなりやすいとのこと。貴重な情報ありがとうございます。

文献も当たってみます。

ハエの科の名前 投稿者:ハモ 投稿日:2016/09/19(Mon) 17:52:52 No.9658  引用 
こちがら、ハエにピンとを合わせた写真です。
よろしくお願い致します。


Re: ハエの科の名前 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/09/20(Tue) 07:45:01 No.9659  引用 
ハモ様.

写真のハエはA1脈の発達が弱く,かなり基部の方にしか認められないグループです.

どの文献の検索表を使い,どこの対句(couplet)で引っかかっているのかを書いてもらえると,よりアドバイスがしやすいと思います.

翅脈については,この掲示板の過去ログにも色々ありますので,参考にしてください.

Re: ハエの科の名前 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2016/09/25(Sun) 02:49:26 No.9660  引用 
全体的な印象からミギワバエ科 Ephydridaeではないでしょうか。双翅目の科の検索表(例えば北隆館の新訂原色昆虫大図鑑第3巻)でミギワバエ科 から逆引きしてみたらどうでしょう。逆引きとは見当をつけた対象(この場合は科)から逆に前の方に引いていきます。この方法をとると、検索対象のより絞られた形質が示されるので、安心感が出ます。

Re: ハエの科の名前 投稿者:ハモ 投稿日:2016/09/28(Wed) 12:53:50 No.9661  引用 
茨城@市毛さま

ここ数日忙しく、返信が遅くなってしまいました。
大変申し訳ございません。実は友人にコピーさせてもらったもので、文献の名前がすぐに出てこない状況です。検索の手順としては、Greater ampullaは丸くふくらんだ状態⇒Vibrissaを有する⇒Meronが無毛とうとこからA1脈、A2脈の記述があり、行き詰った次第です。過去ログも拝見しながら、知識を蓄えていこうと思います!

Re: ハエの科の名前 投稿者:ハモ 投稿日:2016/09/28(Wed) 13:13:36 No.9662  引用 
アノニモミイアさま
ミギワバエ科、特徴や生息場所も類似しています。逆引きしてみたところ、Greater ampullaとVibrissaの部分で誤った判断をしていたようです。恥ずかしいミスですが、気を取り直してもっとしっかりハエの形態を見て、勉強することが必要そうです。今後も本掲示板で勉強させていただこうと思います。

Re: ハエの科の名前 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2016/09/28(Wed) 14:22:50 No.9663  引用 
もし、ミギワバエ科でしたら、大部分の属は触角刺毛の上側(背面)に数本の枝毛が生じています。類似したショウジョウバエでは上下両方に枝毛を生じます。
写真を一見するとアシナガバエ科のような印象(腹端下端の突起のようにみえるもの、腹部の金属的な光沢)を受けましたが、翅の前縁に明瞭な切れ込みがあるので、この科ではありません。

Re: ハエの科の名前 投稿者:ハモ 投稿日:2016/10/03(Mon) 17:52:04 No.9666  引用 
アノニモミイアさま

上側のみの数本の枝毛、確認できました。検索表を逆引きし、一応、一致(乏しい技術ですが)したかと考えております。コメント、ありがとうございました。

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