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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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蕨にいたハエについて 投稿者:HM 投稿日:2013/03/24(Sun) 14:32:57 No.8169  引用 
静岡県裾野市で蕨にとまっていたハエを3月23日に採集しました。体長は5ミリ程度です。
このハエがシダハナバエである可能性はあるでしょうか。
ご教示いただけましたら幸いです。
                      HM


Re: 蕨にいたハエについて 投稿者:HM 投稿日:2013/03/24(Sun) 14:34:35 No.8170  引用 
追加の画像です。 HM

Re: 蕨にいたハエについて 投稿者:茨城@市毛 今回の総会は欠席です. 投稿日:2013/03/26(Tue) 21:20:31 No.8174  引用 
HM様

誰からも,コメントが付かないようですので,解る範囲でコメントさせて頂きます.

ハナバエなどの有弁類の場合,よほど特徴のある種類でなければ,写真では判断が困難です.
写真を見る限り,ハナバエ科のような気がしますが,科の識別に必要な場所が見えないのではっきりしません.

また,シダハナバエというのはネットでは全く情報が無く,新訂大図鑑を見るとハナバエ科のChirosia属の複数種に新称として使われております.
Chirosia属は日本に20種程が分布していますが,かなり細かく体の剛毛や交尾器を見ないと確定することが困難です.

詳しくは,下記の論文(Anthomyiidae of Japan)を見てください.
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/9777

Re: 蕨にいたハエについて 投稿者:HM 投稿日:2013/03/27(Wed) 23:27:22 No.8177  引用 
茨城@市毛様

不十分な情報に対し、丁寧なコメントを寄せていただき感謝申し上げます。論文もたいへん参考になりました。
ありがとうございました。
                        HM

Empis(Planempis)の種 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/03/24(Sun) 09:31:25 No.8166  引用 
皆さん こんにちは。
 
 引き続き、秩父のDipteraを同定しています。
画像の種は 8月採集の約8mmのオドリバエです。
 日本のPlanempisの検索(Saigusa、1964)を使ってみましたところ、E.(Planempis) holocleroidesに行き着きました。
 (途中のKEYで、少し不安もあり、またゲニタリアの記述にもやや違和感があります)

 さらにゲニタリアの図も探せずにいて、同定に自信がありません。

 本種につきまして、ご教示いただけましたら幸いです。
 何卒 よろしくお願い申し上げます。


Re: Empis(Planempis)の種 投稿者:三枝豊平 投稿日:2013/03/25(Mon) 01:22:43 No.8171  引用 
バグリッチさん。写真のオドリバエはEmpis属Planempis亜属のitoiana群の1種です。広い意味ではsyusiroianaなどを含む群に分類できます。

E. itoianaには数種近似種がありまして、写真の種はその一つです。台湾のE. hyalogyeにやや近い未記載種で、この群の再検討の際に記載するつもりです。

私は関東の標本を持たないので何とも言えませんが、最も近いものは北海道から青森にかけて分布している種です。これについては、Ooyagiさんの「北のフィールドノート」のブログでEmpisと検索すると、イトウサケオオドリバエの近似種としていろいろな生態画像が見られます。たぶんあなたの種はこれか、これに酷似した種と思います。

Re: Empis(Planempis)の種 投稿者:三枝豊平 投稿日:2013/03/25(Mon) 01:34:27 No.8172  引用 
このグループの図をFreyの論文から引用して添付しましあので、参考にしてください。

Re: Empis(Planempis)の種 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/03/25(Mon) 22:15:15 No.8173  引用 
三枝先生

 画像につきましてご教示いただき、ありがとうございます。

 早速、ご紹介いただきましたHP(Ooyagiさんの「北のフィールドノート」)でイトウサケオオドリバエの近似種の画像を拝見いたしました。
 確かに画像の種と良く似ています。
 生きている時の色彩は、一段ときれいですね。

 Freyの論文から引用の図も大変参考になります。

 今回の種は未記載種と位置づけ、未同定種とさせていただきます。
 
 沢山の教示をいただき ありがとうございました。 
 

Re: Empis(Planempis)の種 投稿者:三枝豊平 投稿日:2013/03/27(Wed) 15:09:14 No.8176  引用 
3月25日の私の書き込みは、読み返しをしなかったために、誤字などありましたので、修正しておきました。

ユスリカの仲間 投稿者:田中川 投稿日:2013/03/23(Sat) 23:16:43 No.8161  引用 
溜池横の湿地でつかまえました.翅に斑紋があるので種名がわかるとうれしいのですが.
2013.3.20三重県津市


Re: ユスリカの仲間 投稿者:田中川 投稿日:2013/03/23(Sat) 23:18:48 No.8162  引用 
裏返して撮影しました.いかがでしょうか.体長は7ミリほどです.

Re: ユスリカの仲間 投稿者: 投稿日:2013/03/23(Sat) 23:56:22 No.8163  引用 
田中川さま
このユスリカはモンユスリカ亜科(Tanypodinae)に含まれる種でPsectrotanypus orientalis (Fittkau, 1962) (クロバヌマユスリカ)です。

Re: ユスリカの仲間 投稿者:田中川 投稿日:2013/03/24(Sun) 00:42:58 No.8164  引用 
エリユスリカ様
早々とご回答いただきありがとうございます.
クロバヌマユスリカは以前にも教えていただいたことがあります.今回の個体はとてもスレンダーな体型なのでてっきり別種かと思っておりました.

きれいな翅のハエ。その2 投稿者:まあ 投稿日:2012/10/24(Wed) 18:15:58 No.7903  引用 
これは6月下旬。場所は同じです。
この頃は、いろいろなシマバエが出て来てました。
これもシマバエでしょうか?


Re: きれいな翅のハエ。その2 投稿者:バグリッチ 投稿日:2012/10/24(Wed) 20:52:34 No.7904  引用 
まあ様、皆様こんにちは。

 画像は埼玉県昆虫誌IIに掲載されている写真とよく似て
 いますので、、Trypetisoma sp.と思われます。
 シマバエ科です。
 

Re: きれいな翅のハエ。その2 投稿者:まあ 投稿日:2012/10/24(Wed) 22:15:58 No.7906  引用 
バグリッチ様、どうもありがとうございます。
シマバエもミバエぐらいきれいな模様のがずいぶんいるんですね。木陰が好きなようでなかなか明るいところで会えなくて残念でした。

Re: きれいな翅のハエ。その2 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/03/16(Sat) 17:49:45 No.8145  引用 
こんにちは。

 かなり古いスレッドですが、同種と思われる手元の種を同定してみました。
 結果、Trypaneoides japonicusと同定されました。

 画像の種も、同じ種の可能性が高いと思われす。

 (この属は、以前は 前回お知らせしたTrypetisoma属の亜属だったようですが、今は別属とされているようです。)

Re: きれいな翅のハエ。その2 投稿者:まあ 投稿日:2013/03/17(Sun) 21:01:12 No.8148  引用 
どうもありがとうございます。
また名前までわかって嬉しいです。
japonicusということは日本に標本があるんでしょうか?
自分ではなかなか資料が見つけられず難しいです。

Re: きれいな翅のハエ。その2 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/03/20(Wed) 06:33:30 No.8149  引用 
まあ様

 日本に分布していることは書かれていましたが、標本が
 日本にあるかどうかは、わかりません。

 詳しくなくて、すいません。

Re: きれいな翅のハエ。その2 投稿者:まあ 投稿日:2013/03/21(Thu) 14:53:46 No.8150  引用 
いえいえ、ふと思ったもので、、(汗)
自分では何もわからなかったのでたくさんの情報に感謝です。

Re: きれいな翅のハエ。その2 投稿者:茨城@市毛 今回の総会は欠席です. 投稿日:2013/03/22(Fri) 09:45:29 No.8151  引用 
まあ様,バグリッチ様.

このTrypaneoides japonicusとTrypaneoides poecilusは,戦前にZhenzhuristという人によって高尾山やOfune(大船?)で採集された標本で,タイプ標本はサンクトペテルブルクのロシア科学アカデミーに保管されていると思います.(原記載では,3か所併記されていますが,Zhenzhuristの標本はRussian Academy of Sciencesにあるはずです)

この採集者名,どこかで見たと思ったのですが,ギンガクアシナガバエ属にLiancalus zhenzhuristiというのがありましたね.

Re: きれいな翅のハエ。その2 投稿者:まあ 投稿日:2013/03/22(Fri) 21:06:16 No.8152  引用 
詳しい情報ありがとうございます。
なるほどそういうことなのですね。今回は残念でした。
アシナガバエやノミバエやユスリカなども聞いてみたいのがいるんですけど、この辺はややこしいのでしょうか?
お目汚しで載せるだけ載せてみようかなと思います。
またよろしくお願い致します。

オドリバエ 属不明? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/03/16(Sat) 15:10:09 No.8142  引用 
皆さん こんにちは。

 画像は昨年7月末に秩父で採集した4.5〜5mm程度のオドリバエですが、『双翅目昆虫の検索システムに関する研究』を使って検索してみましたところ、未記載属に行き当たりました。
 (どこかで間違えたかもしれません。)

 確かに特徴的な外観ですが、関連情報があるようでしたら是非ご教示いただきますよう お願い申し上げます。


Re: オドリバエ 属不明? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2013/03/17(Sun) 07:46:38 No.8146  引用 
最近のオドリバエ上科やキノコバエ上科の研究状況は、数十年前に私がこれらの群の研究を始めたころとは大変様変わりして、多数の研究者が成果を競い合う様は、まさに、生き馬の目を抜くがごとき、状態です。私が研究を始めたころは、オドリバエ上科はカナダでChillcott,フランスでVaillantらが研究していて、高名なフィンランドのFrey、米国のMelanderや英国のCollinは亡くなったか、老境でした。キノコバエ上科も同様でした。
オドリバエ科(広義)に限ってもその後、Smith, Sinclair, Cumming, Chvala, Plant, Papp, Daugeron, Grootaert, Wagner, Bartak, Rafael, Shamshev, 楊さん、等々、おびただしい研究者が現れています。

私がのんびりと構えている間に、みなさん次々と新しいものを見つけては即時発表する状況になりました。今回バグリッチさんのこのオドリバエも私が未記載属であるとしたものですが、2001年にPapp, L. & Fordavari, M.によって新属として記載されました。属名はChvalaeaです。チェコの研究者Chvala博士に献名されたものです。東欧にLeptopeza rugosiventris Stroble, 1910という種があり、標本は見なかったのですが、記載から私が未記載属としたものに含まれると思っていましたら、それをタイプ種にして記載されました。

日本産はバグリッチさんのと同じ1種ですが、この仲間は台湾から中国、東南アジアからパプア・ニューギニアまで広く分布し、多数の種から構成されています。この属は私がPimplogasterの属名で英国のSmithと新属で記載しようと試みたのですが、Smithからgasterの語尾に異議がでまして、頓挫していたものです。腹部の状態がヒメバチ科の1種を思い起こさせるような、硬くて多数の点刻があるものです。

同じ論文で、Megagraphaの1種も記載されています。この属は北米からのもので、その後日本から韓国、中国、ネパールにかけて相当数の種が生息している実態を私は把握しています。

Chvalaeaの論文は、
Papp, L. and Foldavari, M. (2001). A new genus and three new species of Hybotidae with new records of the Hungarian Empidoidea (Diptera). Acta Zoologica Academiae Scientiarum Hungaricae 47(4): 349-361.

です。ネットで検索できるはずですが、もし入手できなかったら、バグリッチさん、ご連絡ください。

Re: オドリバエ 属不明? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/03/17(Sun) 13:21:10 No.8147  引用 
三枝先生

 詳細にご教示賜り、深謝申し上げます。

 検索結果が正しかったことと、新属の名称がChvalaeaであること、さらにこれまでの経緯などが良くわかりました。

 ご紹介いただきました文献は、ネットで入手できました。
 この中の全体図は、私の画像と非常によく似ていて、同属であることが一目でわかりました。
 このような面白い形態の種がいるオドリバエ科は 本当に興味深いです。
 
 同じく秩父で採りましたオドリバエでわかりそうで わからない種がいくつかありましたので、改めまして お伺いしたいと思っております。
 引き続き宜しくお願い申し上げます。
 

奄美大島のハエ 投稿者:やまちゃん 投稿日:2013/03/15(Fri) 20:33:49 No.8137  引用 
お願いしまーす。どなたかお詳しい方、教えてください。
3月13日に、奄美大島の水たまりの上で群れ飛んでました。
肢が長く、立派な生殖器を持ってます。


Re: 奄美大島のハエ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/03/15(Fri) 21:47:48 No.8138  引用 
やまちゃん様、こんにちは。

 画像の種はおそらくアシナガバエ科のナミアシナガバエ属(Dolichopus属)の一種と思います。
 奄美大島にどのようなナミアシナガバエ属が生息しているのか知らないのですが、ナミアシナガバエ類の多くは金緑色で脚が長く、オス生殖器が大きい、というの同じような外観ですので、ゲニタリアをはじめとして詳細を観察しませんと、おそらく種まではわからないと思います。(それでもわかりませんが・・・)
 北隆館の図鑑には沢山のアシナガバエ科の種が出ていますので大変参考になりますが、画像の種と思われる種は出ていないと思われます。
 双翅目談話会の会誌『はなあぶ』NO.32-2とNO-34 に関東のアシナガバエの交尾器の略図が出ている報文が出ていますので参考になると思います。

 コメントに『水たまりの上で群れ飛んでました』とありましたが、Dolichopus属が群れ飛んでいる様子は見たことがありませんので、興味深いです。
 だいたい、水辺にいて、飛んだり止まったりしていて、オドリバエのように長時間飛んでいる様子についてのはっきりした記憶はありません。
 今年はもっと観察してみたいと思います。

Re: 奄美大島のハエ 投稿者:やまちゃん 投稿日:2013/03/15(Fri) 23:24:05 No.8139  引用 
バグリッチ様:

これはまた早速の詳しいご教示、どうもありがとうございます。私も当初アシナガバエかな?と思いましたものの、東京にいる奴とはかなり違う様子でしたので、お尋ねさせて頂きました次第です。採集の際には、ネットが水で濡れないように底をつまみ上げながら、水面ぎりぎりのところでササッと左右に往復させましたところ、一度に数十匹が採れました! 珍しい光景だったのであれば、ビデオ撮影しておけば良かったな、と思っております・・・。

なおですが、私は「やま+ちゃん」でして、「やまちゃん様」とお呼び頂きますと敬称が重複しますので、「やまちゃん」で止めて頂くのでなければ、「やま様」になりますでしょうか・・・どうかよろしくお願いいたします(さかなクンさんの件と同様であります)。いや、ばかばかしいことを申し上げました。やはりどうでも結構です。

Re: 奄美大島のハエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2013/03/15(Fri) 23:44:00 No.8140  引用 
本種はバグリッチさんが回答されていたように、アシナガバエ科のDolichopus属の1種です。本州西部から奄美大島、沖縄本島にかけて広く分布する普通種です。

♂の翅の前縁脈(翅の前縁部)が著しく肥大し、翅のM1脈が途中で2回直角に屈曲してその部分から短い距脈を生じ、♂腹端の尾角突起が大型でほぼ三角形をしているのが、本種の特徴です。
最近出版された中国のアシナガバエ科の総説(これは台湾産も含めています)にも含まれていません。研究不十分ですので断言はできませんが、未記載種の可能性もあります。

Dolichopus属のアシナガバエは多くは湿地性のもので、湿原、停留水の湿地、道のかなり永続的な水たまり、路傍から流れ出した緩やかな流れの湿地などを主要な生息場所にしています。一般に多数の個体が一か所にみられることが多く、湿地の上を歩きながら、湿地中のおそらくほかの昆虫の幼虫などを捕えて摂食しているものと思います。♂は♀を見つけると多くの種ではその上空5−10cmほどの空間に短時間ホバリングしながら、♀の関心を引くような前後飛翔のような特殊な飛翔を行ったり、脚の動きなどをした後に雌の背後に静止し、交尾を促す、という行動をとります。この際にはやや長い時間(と言っても数秒程度ですが)空中にとどまります。それ以外は地表ギリギリに短距離移動のときに飛翔するか、驚かされた場合に同様に低く飛翔して周囲の草の上などに逃れます。
そのためにやまさんの採集方法はこの仲間を採集するのにはもっとも適した採集方法です。

Re: 奄美大島のハエ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/03/16(Sat) 09:01:18 No.8141  引用 
アノニモミイア様
やま様

 おそらく、アノニモミイヤ様が書かれた『交尾を促す、という行動』と思われる行動の画像です。
 画像はツマグロナミアシナガバエとされる種ですが、メスの後ろにオスが止まり、交尾器を前に伸ばし、翅を左右に広げてちらちらとr動か続ける行動をとっています。
 5秒程度続けた後、前に進んで交尾に移ります。

 残念ながら、この画像の前方の個体はオスです。
 後ろのオスがは、前方の個体をメスと間違えて しまったようです。


Re: 奄美大島のハエ 投稿者:やまちゃん 投稿日:2013/03/16(Sat) 15:13:40 No.8143  引用 
アノニモミイア様:

これはまたさらにお詳しいご説明をどうもありがとうございました。お陰様でもう必要以上に知り過ぎてしまいました。生息状況のご説明もまさにそのとおりでして、まるで私が採集するのをアノニモミイア様が背後から見ていたのではないかと・・・。ともかく、ご親切なご解説、大変勉強になりました。

なおですが、「奄美大島、沖縄本島にかけて広く分布する普通種です」という出だしで、私の心は傷ついてしまいましたが、「未記載種の可能性もあります」という続きで天空に上りつめました! もしも逆順序で説明されていましたら、もう第3次世界大戦ものだったかも知れません・・・。

Re: 奄美大島のハエ 投稿者:やまちゃん 投稿日:2013/03/16(Sat) 15:25:06 No.8144  引用 
バグリッチ様:

これは珍しいお写真をおありがとうございます! オス同士の間違い交尾行動、素晴らしいですね。私もこんなのを撮れればうれしかったのですが、なにしろ飛び続け、待てど暮らせど止まる気配がないくらい水面を激しく行き交っており、私もカメラを構えていたものの、短気を起こして一網打尽してしまいました・・・。

なおですが、最初のお返事で、バグリッチ様はこいつをご覧になられたことがないのかな?と優越感に浸っておりましたが、しっかり私以上に観察撮影されていましたことに、恥じ入っております・・・。いや、実を申しますと普通種であることは分かっておりましたのです。あんなものが珍種だったら、世の中どんだけ甘いのかと・・・。ともかく、貴重なお写真、どうもありがとうございました。

ケバエ 投稿者:てる 投稿日:2013/03/15(Fri) 08:48:30 No.8136  引用 
まあ、どーでもいいことですが、化石バエが図案の切手というのが、(わたしの知る範囲では)1種あって、スロベニア2002年発行のBibioと同定されているものがそれ。「学術用資料」として2005年に田型で入手していましたが、今後も活用しそうにないので、処分したい。ブロック(タテヨコ2枚づつ、計4枚ということです。未使用、ヒンジ痕なし)で、400円+送料80円=480円で引き受けてくれる人いません?

図案のもとになった化石、FDCの消印がおしゃれやで;
http://www.oocities.org/paleocarniolica/zuzek.znamka.htm

RES Handbookの絶版書がダウンロ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/03/12(Tue) 13:50:17 No.8132  引用 
別件の調べもの中に,下記のRoyal Entomological Society Handbooksの絶版書がPDFで公開されていることを知りました.

Vol 9 Part 1. Diptera - 1. Introduction and key to families. H Oldroyd.

Vol 9 Part 2_1. Diptera - 2. Nematocera: families Tipulidae to Chironomidae (Tipulidae). R L Coe, Paul Freeman & P F Mattingly

Vol 9 Part 2_2. Diptera - 2. Nematocera: families Tipulidae to Chironomidae (Trichoceridae - Culicidae). R L Coe, Paul Freeman & P F Mattingly

Vol 9 Part 2_3. Diptera - 2. Nematocera: families Tipulidae to Chironomidae (Chironomidae). R L Coe, Paul Freeman & P F Mattingly

Vol 9 Part 5. Diptera Orthorrhapha Brachycera - Dolichopodidae. E C M d'Assis Fonseca

Vol 10 Part 1. Diptera. Syrphidae. R.L. Coe

Vol 10 Part 3a. Diptera - Conopidae. Kenneth G V Smith

Vol 10 Part 4a_1. Diptera - Cyclorrhapha. Calyptrata (1) Section (a) Tachinidae and Calliphoridae (Tachinidae). F I van Emden

Vol 10 Part 4a_2. Diptera - Cyclorrhapha. Calyptrata (1) Section (a) Tachinidae and Calliphoridae (Calliphoridae). F I van Emden

Vol 10 Part 4b. Diptera Cyclorrhapha Calyptrata, Section (b) Muscidae. E C M d'Assis Fonseca

Vol 10 Part 5g. Diptera, Section (g) Agromyzidae. Kenneth A. Spencer


入口は下記のURLです.
http://www.royensoc.co.uk/content/out-print-handbooks

昨年に円高で古書を色々と買ったばかりでがっかりです.

ReS Handbookの絶版書がダウンロ... 投稿者: 投稿日:2013/03/14(Thu) 20:36:14 No.8135  引用 
茨城@市毛様

free PDFの情報ありがとうございます。
Muscidaeを見てみましたが、収録されている属が違うと検索の組み立ても違ってくるので面白いと思いました。
日本で記載されていない属などを採集することはあまりないかもしれませんが、
手持ちの資料で行き詰った時などは参考までに見てみるのもいいかなと思いました。

Dichaetomyia 投稿者: 投稿日:2013/03/10(Sun) 12:49:16 No.8126  引用 
またお世話になります。
採集地は愛知県あま市、採集日は2012年12月16日で、体長8[mm]です。
冬でもシラカシの大木に樹液が出ていて、なめにきていました。
12月にハエが採れるというのはうれしいことです。


Re: Dichaetomyia 投稿者: 投稿日:2013/03/10(Sun) 12:50:09 No.8127  引用 
どうやって調べるかですが、先日教えていただいた大学図書館にはまだ行っていません。
利用申請書を顔写真添付で出してその日にはまだ利用できないようですが、
利用証は毎年度更新しなければならず、3月末で期限が切れてしまいます。
4月になったら、天気の悪い日にでも行ってみようと思います。

しかしイエバエ科なら、実は「日本のイエバエ科」を持っています。
写真は、亜科の検索表でも、トゲアシイエバエ亜科の属の検索表でも出てくる、気門の剛毛です。


Re: Dichaetomyia 投稿者: 投稿日:2013/03/10(Sun) 12:51:14 No.8128  引用 
119ページのDichaetomyiaの検索表は、D. japonica ヤマトハナゲバエに行きつくのですが、
ネットで調べると、猫又様がブログに載せてみえたのを見つけ、まさにその通りなのです。
http://nao64s.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-b9aa.html
小盾板の側面と腹面に毛がないことは、Remarksを見ると、他の種との違いの一つになっているようです。
問題の小盾板背面の剛毛がないことについては、自分の標本でもやはりないのですが、
120ページの図でも描かれていないので、それでいいかとも思ってしまいますがよくないでしょうか。


Re: Dichaetomyia 投稿者: 投稿日:2013/03/10(Sun) 12:52:04 No.8129  引用 
第5腹板です。
cerciの輪郭の方はparamereと重なって見えて、この状態ではわかりにくいです。


Re: Dichaetomyia 投稿者: 投稿日:2013/03/10(Sun) 12:52:53 No.8130  引用 
展開すると見やすくなりました。
cerciの先端に針をかけて固定しましたが、自分としてはいつも開けるとは限りません。
先ほどの写真よりももっと丸く見えるのは角度のせいかもしれません。
図とは違い、先端はやはりとがっていません。


Re: Dichaetomyia 投稿者: 投稿日:2013/03/10(Sun) 12:53:42 No.8131  引用 
側面から見ると、126ページの図eと比べて、先端は曲がっていません。
逆にparamereのほうは図よりも尖っているように見えます。
aedeagusは先端が隠れてピントもだいぶ外れていますが、今回は文献に図示されていないのであてにしなくてもいいでしょうか。

他に本文を読んで自分の標本で問題なのは、複眼の疎らで微細な毛が見当たらないこと、
R4+5脈の腹面に2,3本の短い刺毛というのが見当たらないことです。
脈の分岐点も見たのですがないようです。
ヤマトハナゲバエにしては細部がつるんとしているということになります。

今後の参考のためにお尋ねしたいのは、もしかしたら日陰にいるグループなのかどうかという事です。
種名に確信が持てないでいて、他には採集していなくて尋ねるのもおかしなことですが、
Dichaetomyia属に見えるハエの写真を他の場所でいろいろな季節に撮影したことが何度かあります。
日陰だったり、夜間の灯火に来たり、日なたのようでも実際には葉のかげにいたりで、いつも撮りづらいような気がします。
習性として直射日光の当たる所にはあまり出てこないという可能性はあるのでしょうか。

よろしくお願いします。
(あまりたくさんはらない方がいいでしょうか)


Re: Dichaetomyia 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/03/12(Tue) 14:10:46 No.8133  引用 
大宮様.

手元のD. japonicaやD. bibaxと思われる個体も,皆様同様discal britslesはありません.
しかし,付図に描かれているとおりなので,私も問題ないと思ってます.

また,複眼の微毛は,約30ミクロンほどの長さで,5-7facet毎に疎らに生えてますが,細く淡色の為かなり見辛いです.バックを黒にして,複眼を斜めにみると見えると思います.

Re: Dichaetomyia 投稿者: 投稿日:2013/03/12(Tue) 22:24:42 No.8134  引用 
茨城@市毛様

お手持ちの標本を調べてくださり、ありがとうございました。
小盾板の剛毛について、自分では判断つきかねるところをご意見いただき、ありがとうございます。
複眼の微毛については、再度のぞいてみて、確認できました。思っていたよりももっと疎らでした。今度から気を付けて見るようにしたいと思います。
いくつかつまずいている所が解消でき、ありがとうございました。

近刊、Willi Hennig伝 投稿者:てる 投稿日:2013/02/25(Mon) 18:43:22 No.8122  引用 
http://www.brill.com/taxonomy-phylogenetics-life-and-work-willi-hennig

クラウソンの伝記やったら買うんやけどなあ。R.A.Crowson自身もHennigと同様の方法論(いわゆるCladistics)に彼の著作(1950)を読む以前に到達していたのは、本人が述べているとおり。ただし人にわかるように定式化をしなかった。その自白がうそでもなんでもないことは、「甲虫の自然分類」(1952-)を精読すれば、実地に反映されていることがわかる。一方、同時代の甲虫学者でCrowsonのフリークスは、形式は真似たが、論理の本質が理解できなかったので、提出された仮説は長持ちしなかった。

Re: 近刊、Willi Hennig伝 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2013/02/28(Thu) 10:09:24 No.8124  引用 
久しぶりの「てるさん」.お元気でしたか?ちょっと安心しました.

 原始的であると推定した形質だけを保有することを根拠に,1分類単位を単一完系統群と考えて,ほかの系統群と姉妹群関係にあると推定する思考は,系統発生に対する思慮が浅い現生種分類学者にいつの時代も(今も)広く存在し,この思考に否定的な論理に基づいて実際の分類群の系統推定や理屈を述べた研究者は世界にもまた日本にもいました.Hennigはそれを「マニュアル化」するという「運動」を起こした点が,Phylogenetic Systematics発行後(その前のドイツ語の本や双翅目の翅の進化でも示してあったが)の系統発生学の状況を作り出す出発点になったのだろうと思います.Crowsonも上記研究者の一人だし,「蝶と蛾」12(4):136-138の記述も,いわゆるsymplesiomorphyに基づく系統群形成に否定的な思考を示したものです.これは,平行現象の存在と系統推定に生活史的側面を重視せよ,という主張が表に出過ぎて,上記思考が表面に顕著に現れなかった.

 しかし,Hennigが双翅目の分類学者として,また比較形態学,生物地理学の研究者として培った知見を礎に定式化した思考様式は,holomorphologyを含めて,はたして以降の系統推定理屈に生きているのか,と疑問を持たざるを得ない.系統発生像を推定するのは研究者の頭脳であり,他人の「考案」した系統ソフトに「取り出した”形質”」を入れ込んで得られた「直線画」に満足する浅薄・安易な方法でもなければ,DNAの一部の塩基配列の意義を単純大袈裟に信奉するエセ系統学者の”鶏頭”でもない,と喜寿に近い老兵(老平かな)は思っています.

Re: 近刊、Willi Hennig伝 投稿者: 投稿日:2013/02/28(Thu) 18:39:09 No.8125  引用 
BRILLからカタログが来たので、4月刊行らしいけど、生協で注文してきた。僕の場合、買っても読む時間があるかどうかが問題。

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