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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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キノコバエ同定について 投稿者:TK 投稿日:2014/01/28(Tue) 17:58:02 No.8743  引用 
皆様

初めて投稿させていただきます。
京都市で採集したキノコ食の双翅類についてご教示お願いします。
Manual of Nearctic Dipteraを調べたところ
キノコバエ科のDitomyia属へたどり着きましたが自信がありません。
この掲示板でも以前にDitomyia属についてのスレッドが
あったようですが、成虫の見た目はだいぶ違うように思えます。
写真の固体は2012年8月5日に採集したクジラタケから
8月24日に羽化した固体です。


Re: キノコバエ同定について 投稿者:TK 投稿日:2014/01/28(Tue) 17:59:29 No.8744  引用 
翅脈の写真です

Re: キノコバエ同定について 投稿者:TK 投稿日:2014/01/28(Tue) 18:07:27 No.8745  引用 
2013年6月にクジラタケの内部から採集した幼虫と蛹です

Re: キノコバエ同定について 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/01/28(Tue) 23:44:14 No.8746  引用 
TK様.

ヤマトケヅメカ Asioditomyia japonicaかそれにかなり近い種類だと思います.

参考としては下記の論文があります.
http://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/bulletin/419/documents/419-4.pdf

Re: キノコバエ同定について 投稿者:三枝豊平 投稿日:2014/01/29(Wed) 00:32:42 No.8747  引用 
このキノコバエはAsioditomyia japonica (Sasakawa)の♀でしょう。この属はDitomyia属に比べて口器がかなり退化し,小腮鬚はたった1節になっていますので,標本でこの点も確認してください。もし,1節なら確実にAsioditomyiaです。

Re: キノコバエ同定について 投稿者:TK 投稿日:2014/01/29(Wed) 20:23:07 No.8748  引用 
茨城@市毛さま
参考文献ありがとうございます。referencesも含めて大変参考になりました。

三枝さま
ありがとうございます。小腮鬚を観察したところ1節からなるようです。Asioditomyiaで間違いなさそうです。


Re: キノコバエ同定について 投稿者:TK 投稿日:2014/01/29(Wed) 20:24:38 No.8749  引用 
オスの交尾器も撮影しました。

Re: キノコバエ同定について 投稿者:三枝豊平 投稿日:2014/01/30(Thu) 10:03:27 No.8750  引用 
雄交尾器の形態からみてもAsioditomyia japonicaの可能性が高いと思います。ひとまず本種の交尾器の図を載せておきます。ただgonostylusの形状や小腮鬚の形状にやや疑問が残りますので,もし幼虫や蛹も含めて余分の材料があればお送りくりいただければ,こちらで比較材料と検討します。

なお,Asioditomyia属は日本のほかに,ネパールヒマラヤ,ミャンマー,中国,台湾からの標本を持っていまして,これらはいずれもA. japonicaにかなり類似したもので,たとえjaponicaとは別種であっても異所的な種分化をしたものと思われます。一方スラウェシの高地に分布するCelebesomyia inocellata Saigusa, 1973は上記のような東アジアに分布するAsioditomyiaの祖先種がスラウェシに侵入して特化したものと思われます。種小名の通りキノコバエ類としては例外的に単眼をまったく失った種です。ボルネオやマレー半島などにもおそらくこの仲間が生息すると思われますが,まだ材料が得られていません。

Familyがわかりません 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 00:19:58 No.8726  引用 
皆様, こんばんは.

昨年に北アルプスで採集した個体に, Familyにどうしても落とせない(変なところに落ちてしまいました)種がいます. 体長は15mm程です.
Familyだけでもお分かりでしたら, 是非教えて頂ければ助かります.

よろしくお願いいたします.


Family 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 00:21:15 No.8727  引用 
側面の画像です.

Family 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 00:22:39 No.8728  引用 
顔面の画像です.

Re: Family 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/01/26(Sun) 08:55:43 No.8729  引用 
ゴウハク様.

写真のアブは,ヤチバエに近縁な未記載属です.
以前,私も同じ種類を質問してアノニモミイア氏から回答を頂いたのですが,ログ消失事件の際に消えてしまいました.
新潟県,茨城県,宮崎県で採れているようです(茨城と宮崎は,共にシイタケ圃場の近くです).

Re: Family 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 11:41:00 No.8730  引用 
茨城@市毛様

ご連絡ありあとうございました.
中脚脛節の後背剛毛の有無,R4+5とM1+2が狭まっていることで混乱していました.
みんなで作る双翅目図鑑に載っている未記載種とは,また違うのでしょかね.脚の色や翅脈M1+2の曲がり方が違うように見えました.

Re: Family 投稿者:三枝豊平 投稿日:2014/01/27(Mon) 02:30:54 No.8739  引用 
ゴウハクさん初めまして。市毛さんが指摘されている本種について以前に回答しましたのは私です。

本種の科の所属についてこれらの群に詳しい米国自然史博物館の故Sabrosky博士やSteyskal博士とも協議しましたが,ヤチバエ科に近縁ではあるが明確に科の所属が明らかにできなかったものです。

ひとまずヤチバエ科の異形の属として記載を準備しています。あなたの採集された個体は♀のようですが,本種の♀の良好な標本がありません。ご恵贈または拝借させていただければ大変ありがたいです。(この場合はタイプシリーズの一部に含めて,ご恵贈の場合は九州大学総合研究博物館の所属にさせていただきたいと思います)

以上のような次第ですのでよろしくご配慮ください。

Re: Family 投稿者: 投稿日:2014/01/28(Tue) 00:10:26 No.8740  引用 
三枝先生, ご連絡ありがとうございます.
標本は, 是非ご活用頂ければ幸いです.
標本のお届け先等, メールにてご連絡頂ければお送り致します.また詳細データもございますのでお送り致します.

今年も北アルプスに双翅目を調べに行く予定ですので, 追加個体も狙ってみます.

オドリバエに関しまして 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 18:43:51 No.8731  引用 
こんばんは

千葉県のオドリバエの標本が2個体, 手元にあります.
三枝先生の検索表でどちらも, Rhamphomyia属に落ちましたが, 自信がありません.

ご享受していただければ幸いです.


Re: オドリバエに関しまして 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 18:44:36 No.8732  引用 
側面

Re: オドリバエに関しまして 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 18:45:38 No.8733  引用 
2個体目の画像です.

Re: オドリバエに関しまして 投稿者:ゴウハク 投稿日:2014/01/26(Sun) 18:46:24 No.8734  引用 
側面です.

Re: オドリバエに関しまして 投稿者:三枝豊平 投稿日:2014/01/27(Mon) 02:19:30 No.8738  引用 
最初の個体はRhamphomyia (Calorhamphomyia) formidabilis Frey, 1951の♂です。

2番目の個体は私が越佐昆虫同好会会報50号慶祝論文集の「新潟県の昆虫」に出した「馬場博士採集の新潟県のオドリバエ科」の185ページに,Rhamphomyia (Calorhamphomyia) sp. 4 (complicans 種群)として記録してある未記載種です。本種は本州のほぼ全域に分布し,R. (C.) complicansと同所的で,これより約一か月早く成虫が発生する種です。♂交尾器の第7腹節腹板に生じる突起の形状などにcomplicansとの相違がみられます。新訂原色昆虫大図鑑第3巻にcomplicansの交尾器の写真を出していますので比較されるとよろしいかと思います。

Re: オドリバエに関しまして 投稿者: 投稿日:2014/01/28(Tue) 00:45:54 No.8741  引用 
三枝先生.

早速, 新訂原色昆虫大図鑑第3巻で交尾器を比較して違いがよく分かりました.

とても分かりやすく教えて頂き,ありがとうございました.

トゲハネバエ科でしょうか 投稿者:HM 投稿日:2014/01/23(Thu) 21:49:11 No.8719  引用 
いつもお世話になります。
1月23日に採集したハエについてご教示ください。
トゲハネバエ科でよろしいでしょうか。
体長は5ミリ程度です。
採集場所は静岡県御殿場市です。
よろしくお願いいたします。 HM


Re: トゲハネバエ科でしょうか 投稿者:HM 投稿日:2014/01/23(Thu) 21:52:07 No.8720  引用 
追加の画像です。 HM

Re: トゲハネバエ科でしょうか 投稿者:Campsicn 投稿日:2014/01/25(Sat) 14:29:24 No.8721  引用 
こんにちは。

画像を見る限りでは、トゲハネバエ科のチャバネトゲハネバエに似ているような印象を受けます。

チャバネトゲハネバエであれば翅が褐色になるのが普通ですが、No.3064にあるような、翅が透明な個体もいるようで、別種なのか変異なのかはわかりません。

Re: トゲハネバエ科でしょうか 投稿者:HM 投稿日:2014/01/26(Sun) 21:52:44 No.8737  引用 
Campsicn様
コメントありがとうございました。
チャバネと名付けられていながら透明な翅の個体がいる可能性があることに驚きました。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。
                       HM

名前を教えて下さい 投稿者:rakuichi 投稿日:2014/01/25(Sat) 15:12:03 No.8722  引用 
初めて投稿させて頂きます。
ハエの仲間と思われますが、サザンカで吸蜜中でした。
お手数かけますが、この画像で分かればご教示方宜しくお願いします。
画像は2枚添付します。


名前を教えて下さい 投稿者:rakuichi 投稿日:2014/01/25(Sat) 15:13:16 No.8723  引用 
2枚目の画像です。
尚、撮影場所は長崎県、撮影日は昨日(1月24日)です。


Re: 名前を教えて下さい 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/01/25(Sat) 19:52:50 No.8724  引用 
rakuichi様.

鱗弁が暗色に見えるので,ケブカクロバエかオオクロバエの可能性が高いと思われます.

Re: 名前を教えて下さい 投稿者:rakuichi 投稿日:2014/01/25(Sat) 20:17:37 No.8725  引用 
茨城@市毛様
早速ご教示頂き有難うございました。
クロバエの仲間(ケブカクロバエかオオクロバエ)として記録させて頂きます。
今後とも宜しくお願いします。

クロマルハナバチ♀っぽいハナア... 投稿者:しぐま 投稿日:2014/01/22(Wed) 06:50:29 No.8715 ホームページ  引用 
今年もお世話になります。

山麓にある鎮守の森(スギ林)の薄暗い林床でサラシナショウマを訪花する虻を撮りました。
ツートンカラーの配色が一緒に訪花していたクロマルハナバチ♀と少し似ている気がしました。
もし名前と性別(左右の複眼が接しているから♂?)が分かるようでしたら教えて下さい。
ストロボを焚いたら肉眼の印象とは違った写真になってしまいました。
ホバリングしながら吸蜜する様子を動画に撮りましたので、よろしければブログ記事もご覧ください。

2013年9月下旬・山形県
未採集・未採寸


Re: クロマルハナバチ♀っぽいハ... 投稿者:しぐま 投稿日:2014/01/22(Wed) 06:52:44 No.8716 ホームページ  引用 
もう一枚、横からの写真。
よろしくお願いします。


Re: クロマルハナバチ♀っぽいハ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/01/22(Wed) 07:39:38 No.8717  引用 
しぐま様.

ツマキオオヒラタアブDideoides coquillettiの♀です.

Re: クロマルハナバチ♀っぽいハ... 投稿者:しぐま 投稿日:2014/01/22(Wed) 20:41:10 No.8718 ホームページ  引用 
茨城@市毛さん、こんばんは。
いつもお世話になっております。
迅速な回答ありがとうございました。
当てずっぽうの絵合わせでは丸っきり見当はずれのところを見ていたようです…。

ニクバエ科の話題 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/01/15(Wed) 12:51:03 No.8702  引用 
Zoological Recordを見ていたら,Fragmenta Dipterologicaという雑誌を見つけました.

下記のURLで閲覧できます.
http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Fragmenta_Dipterologica

ニクバエ等のLehrer氏の論文が多数載っております.

ZooRecoには,Vol.27のParasarcophago chihoi,Vol.29のKonoisca honshunia,Vol.30のPseudolhyrsocnema nevaiが日本からの新種記載と載っています.

時間が有ったら,読んでみてください.

Re: ニクバエ科の話題 投稿者: 投稿日:2014/01/16(Thu) 14:14:59 No.8704  引用 
茨城@市毛 様

いつもお世話になっています.さんごです.

貴重な情報を提供していただき,どうもありがとうございます.Zoological Recordにこのような報告がのっているとは,まったく気が付きませんでした.詳細これから確認してみます.

取り急ぎ,御礼までに.

フンバエ科の話題 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/01/15(Wed) 13:08:13 No.8703  引用 
色々と不明種が多くやっかいなフンバエのネタです.

Ozerovが2008年に大阪 和泉葛城山産の標本を元にMegaphthalmoides japonicusというフンバエを記載していたのを見つけました.

旧北区の検索でMegaphthalmoides属の特徴を見ると,Scathophaga属とは胸側部の長毛で区別が出来るようです.

論文のタイトルは
A.L. Ozerov, 2008, New species of Scathophagidae (Diptera). Russian Entomol. J. 17(4): 419-427.
ですが,直接リンクが張れません.

"ent17_4 419_427 Ozerov Scathoph (color).P65"で検索してください.

このハエの名前を教えてください 投稿者:TED 投稿日:2014/01/10(Fri) 20:04:44 No.8697  引用 
このハエの名前を教えてください。
撮影日;2013年10月24日
撮影場所;大阪府高槻市
シナヒイラギの葉の上に止まっていました。
クロバエ科と思うのですが、それ以上判りません。
よろしくお願いします。


Re: このハエの名前を教えてくだ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/01/11(Sat) 09:16:44 No.8698  引用 
TED様.

下側板剛毛や下小楯板が見えないのではっきりしませんが,腹部第3背板に太い背板剛毛と後縁剛毛があるので,ヤドリバエ科の可能性があると思います.

Re: このハエの名前を教えてくだ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2014/01/11(Sat) 16:05:29 No.8699  引用 
画像のハエは,賢そうな顔つきと市毛さんのご指摘のように腹部背板に直立して生じる強い剛毛からヤドリバエ科のことはほぼ間違いないでしょう。クロバエ研究者からは叱られそうですが,クロバエ科のハエの顔つきは何となく愚鈍か,垢ぬけしていない印象を受けます。私の勝手な印象ですが。オオクロバエの♂などは少々賢そうにみえますが,こいつらはただ単にテリトリーを張って♀の飛来を今や遅しと待っている面構えだけです。ヤドリバエがなぜ利口そうなのか?って。それは必死に寄主を探したり,多数の卵を忙しげに次々と産卵しなければならず,クロバエのように主に腐敗物を嗅覚頼りに集まってくるのとは違うのでは?

Re: このハエの名前を教えてくだ... 投稿者:TED 投稿日:2014/01/11(Sat) 21:37:38 No.8700  引用 
茨城@市毛様
アノニモミイア様

ありがとうございました。

撮影の時、亜小楯板、腹部背板が確認できる写真も
必要ですね。
とても勉強になりました。これからもよろしくお願いします。

コシアキツマグロキンバエ 投稿者: 投稿日:2013/12/01(Sun) 23:23:01 No.8669  引用 
先日教えていただいたCladura sp.と同じ時に採ったものです。
三重県いなべ市、渓流沿いの林道で標高400[m]くらい、11月8日、体長10[mm]です。
落ち葉が目立つ林道の路面にいたのですが、普通に各地で見るツマグロキンバエよりも大きいと思いました。
そして腹部の明るい部分も広く、珍しいのでメスでも採集しました。

胸部の側面をピンセットでつまんで翅を振り上げたところ、今回は運よく腹部から離れる角度になり、色の違いが見やすくなりました。
頑張って腹部末端を引っ張り出しましたが、撮影した後で乾燥させる時に下に垂れてしまいました。
次からはお尻を下向きにして安置しようと思います。


Re: コシアキツマグロキンバエ 投稿者: 投稿日:2013/12/01(Sun) 23:23:55 No.8670  引用 
Fauna Japonica Calliphoridae には、ツマグロキンバエとハラアカツマグロキンバエのメスの腹部末端の絵は載っているのですが、
コシアキツマグロキンバエについては載っていないです。
検索表を見ると、後脛節の前背剛毛で見分けるようです。

中国蝿類にもメスの図はないですが、記述の上では、
 ”産卵器第七背板の対は両方が楕円形の骨片で、第七腹板は三角形に似る。”
というようなことが書いてあり、それは当てはまると思いました。

中国動物志麗蝿科には589ページにIdiella tripartita の図があり、載っていました。
中国のほかの三種と比べてみてもこれが一番合うと思いました。

それにしてもFauna Japonica Calliphoridae には一般的にオスメス共に図が載っている事が多いので、
採集すれば各種これを見ればメスでも同定できるかもしれないと思いました。


はなあぶ28号と30-1号には本土でも見つかったという記事があり、
九州から関西地方の記録、茨城の記録があり、今回の採集場所はその間という事になります。
掲載された記録の中ではメスは1匹だけです。
11月の記録はないようです。
今度はオスも採ってみたいと思いました。


Re: コシアキツマグロキンバエ 投稿者:さんご 投稿日:2013/12/02(Mon) 11:03:44 No.8671  引用 
大宮様

こんにちは.いつもお世話になっております.さんごです.

これはこれは,貴重な写真を投稿くださいまして,ありがとうございます.

翅脈や交尾器もばっちり写っていて感激です.私は実物を見たことがないので大変参考になります.

もし機会がありましたら生態写真にも期待したいです.

とりいそぎ御礼までに.

Re: コシアキツマグロキンバエ 投稿者: 投稿日:2013/12/02(Mon) 23:23:05 No.8677  引用 
さんご様

こちらのほうこそお世話になっております。

残念ながら生態写真はないです。
採集するようになってからもできるだけ撮影もするようにしているのですが、
この日はだんだんと雲が出てきて、これを採った昼過ぎにはマクロ撮影は厳しいと思うようになりました。
接写に合ったフラッシュを使えればいいのですが、そこまできちんと用意していません。
たまに思いつきでフラッシュの発光部にフィルムケース型容器を押し当ててディフューザー代わりにしたこともありますが、確立したやり方ではありません。

撮影もするようにしていると言うよりは、いざハエを前にすると欲が出ると言った方が当たっているかもしれません。
しかしそのために撮影している間に当然逃げられる事もあります。
始めて日が浅いですが永遠のテーマかもしれません。

Re: コシアキツマグロキンバエ 投稿者: 投稿日:2013/12/15(Sun) 20:55:10 No.8687  引用 
あっ!

逃げられました。
撮影場所は岐阜県海津市、標高100[m]くらい、12月5日です。
前回採集した所から直線距離で8.5[km]ほど離れていて、県をまたいでそれぞれ養老山地の西側と東側という位置づけです。
サザンカの花に来ていたツマグロキンバエに混じって、見たのはたぶん一匹だけです。
一つの花に長くとどまることはなく、何度か見かけてから飛び去って行きました。
網を振ったのですが間に合いませんでした。
目の高さよりも若干高く、カメラの構えに手間取っていたのも災いしたかもしれません。

今週も探しに行こうと思っていたのですが、休みの都合や用事の都合や天気の都合が合わず、
いよいよ冬の天気になってきたので断念しました。
こちらはよく行く所なので来年以降またチャンスはあるかもしれません。


Re: コシアキツマグロキンバエ 投稿者:さんご 投稿日:2013/12/16(Mon) 12:04:48 No.8688  引用 
大宮様

いつもお世話になっております.さんごです.

これもまた素晴らしい写真を投稿いただきまして,ありがとうございます.

私は本種を生で見たことがないので感謝感激です.

噂にたがわぬ美麗なハエですね.

せっかく網をもっておられたのに,生態写真撮影をお願いしたばかりに逃げられてしまったようで,申し訳ないです.

12月になっても見られるのですね.勉強になります.

今後もがんばって下さい.そして興味深いものが採れましたら,ぜひまた投稿してください.

今後ともよろしくお願いします.

Re: コシアキツマグロキンバエ 投稿者: 投稿日:2013/12/17(Tue) 00:10:48 No.8690  引用 
喜んでいただけてうれしいです。

寒くなってきたのでこれからの時期は、日当たり加減を見て近場の風通しの悪い所でハエ探しをしたいと思っています。
平年並みなら年明けごろまで何かしらいると思うので頑張ります。

今年投稿しそびれているものもあるので、調べたらまた上げてみようと思います。

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