やまちゃん様、こんにちは。
画像のハエは,先の質問と同じアシナガバエ科の仲間の♀です.かなりたくさんの種類がいますが,日本での研究が進んでおらず,種名が解るのは一部のグループだけです.
やま様
市毛様 こんにちは。 市毛さん、これってミギワバエ科の線はありませんか? やや不鮮明ですが、C脈の切れ目が2か所あるように見えませんか。
バグリッチ様.
確かに,御指摘通りミギワバエのようですね.勇み足でした(^_^;) ミギワバエだとすると,Hydrellia属あたりですかね?
市毛さん
私も おそらくHydrellia属あたりと思います。 種までは(私では)とても無理です。
市毛様、バグリッチ様:
これはまた早速に、おありがとうございます。今回はまたピントの甘い写真でしたのに、いつものように深い洞察とご議論、さすがでいらっしゃいますね。やまちゃんも、あ、いやいや、私めも早くそのような高度な知識を身に着けたいものです・・・ってとても無理なんですけど。 |
HM様
誰からも,コメントが付かないようですので,解る範囲でコメントさせて頂きます. ハナバエなどの有弁類の場合,よほど特徴のある種類でなければ,写真では判断が困難です. 写真を見る限り,ハナバエ科のような気がしますが,科の識別に必要な場所が見えないのではっきりしません. また,シダハナバエというのはネットでは全く情報が無く,新訂大図鑑を見るとハナバエ科のChirosia属の複数種に新称として使われております. Chirosia属は日本に20種程が分布していますが,かなり細かく体の剛毛や交尾器を見ないと確定することが困難です. 詳しくは,下記の論文(Anthomyiidae of Japan)を見てください. http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/9777
茨城@市毛様
不十分な情報に対し、丁寧なコメントを寄せていただき感謝申し上げます。論文もたいへん参考になりました。 ありがとうございました。 HM |
まあ様、皆様こんにちは。
画像は埼玉県昆虫誌IIに掲載されている写真とよく似て いますので、、Trypetisoma sp.と思われます。 シマバエ科です。
バグリッチ様、どうもありがとうございます。
シマバエもミバエぐらいきれいな模様のがずいぶんいるんですね。木陰が好きなようでなかなか明るいところで会えなくて残念でした。
こんにちは。
かなり古いスレッドですが、同種と思われる手元の種を同定してみました。 結果、Trypaneoides japonicusと同定されました。 画像の種も、同じ種の可能性が高いと思われす。 (この属は、以前は 前回お知らせしたTrypetisoma属の亜属だったようですが、今は別属とされているようです。)
どうもありがとうございます。
また名前までわかって嬉しいです。 japonicusということは日本に標本があるんでしょうか? 自分ではなかなか資料が見つけられず難しいです。
まあ様
日本に分布していることは書かれていましたが、標本が 日本にあるかどうかは、わかりません。 詳しくなくて、すいません。
いえいえ、ふと思ったもので、、(汗)
自分では何もわからなかったのでたくさんの情報に感謝です。
まあ様,バグリッチ様.
このTrypaneoides japonicusとTrypaneoides poecilusは,戦前にZhenzhuristという人によって高尾山やOfune(大船?)で採集された標本で,タイプ標本はサンクトペテルブルクのロシア科学アカデミーに保管されていると思います.(原記載では,3か所併記されていますが,Zhenzhuristの標本はRussian Academy of Sciencesにあるはずです) この採集者名,どこかで見たと思ったのですが,ギンガクアシナガバエ属にLiancalus zhenzhuristiというのがありましたね.
詳しい情報ありがとうございます。
なるほどそういうことなのですね。今回は残念でした。 アシナガバエやノミバエやユスリカなども聞いてみたいのがいるんですけど、この辺はややこしいのでしょうか? お目汚しで載せるだけ載せてみようかなと思います。 またよろしくお願い致します。 |
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