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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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Eutolmus sp. 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/17(Tue) 01:01:35 No.7507  引用 
6月に岡山平野の河川敷で採ったEutolmus sp.♀です。
ウスグロムシヒキ Eutolmus rufibarbisに似ているものの、腹端の形などが違います。
河川敷などでは結構普通にとれる種です。
正体がわかるでしょうか?


Re: Eutolmus sp. 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/17(Tue) 01:02:49 No.7508  引用 
同じ個体の顔です。

Re: Eutolmus sp. 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/17(Tue) 01:04:43 No.7509  引用 
腹端部のアップです。
E. rufibarbisとは違っているように見えます。


Re: Eutolmus sp. 投稿者:バグリッチ 投稿日:2012/01/17(Tue) 21:19:26 No.7518  引用 
斉藤@岡山

 こんにちは。

 本種は小さいムシヒキアブではありませんか?
 体長をご確認お願いいたします。

 オスが欲しいところです。

Re: Eutolmus sp. 投稿者:ケンセイ@自宅 投稿日:2012/01/18(Wed) 21:39:40 No.7527  引用 
斉藤@岡山さま

私にはチャイロムシヒキ Eutolmus brevistylus の♀に
見えるのですが、脛節の色は明るい褐色でしょうか?

ムシヒキアブ図鑑のチャイロムシヒキの画像が参考に
なると思います。

http://www3.kcn.ne.jp/~tgw/m-index2-j.htm

ケンセイ@自宅

Re: Eutolmus sp. 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/18(Wed) 23:43:40 No.7529  引用 
バグリッチ様

レスありがとうございます。
体長は18mmです。
スケール入りの横向き画像を載せます。
♂もあれば良かったのですが、採れたのは♀1頭だけでした。


ケンセイ様

大変お忙しいところ、レスありがとうございます。
脚は脛節の一部を除き、ほとんど真っ黒です。
もしかしたら、黒化個体なのかもしれません。
ムシヒキアブ図鑑のチャイロムシヒキとも、腹端の形態が違っているように思いますが、これも変異の範疇なのでしょうか。


Re: Eutolmus sp. 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/19(Thu) 01:37:02 No.7530  引用 
2000年7月に八丈島で採集した、同種と思われる標本がありました。
油が出て黒くなってますが、genitaliaなどの特徴は一致します。
前腿節下面に刺列があり、脛節基部の一部が明るい褐色です。


Re: Eutolmus sp. 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/19(Thu) 01:39:25 No.7531  引用 
上記と同じ所で採集した♂もありました。
交尾器をアップします。
♀個体と同種とは限りませんが、一応参考になればと。


Re: Eutolmus sp. 投稿者: 投稿日:2012/01/19(Thu) 16:11:49 No.7535  引用 
斉藤@岡山さま

脛節が真っ黒ならばやはりウスグロムシヒキではないかと・・・
自分はチャイロとウスグロ以外のEutolmus属は認識しておりません。

ケンセイ@♂はウスグロっぽいですね

Re: Eutolmus sp. 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/20(Fri) 00:17:19 No.7546  引用 
ケンセイ様

コメントありがとうございます。

ウスグロ♂は、ゲニの前の第7腹板が後方に伸びるはずなのですが、写真の個体は伸びていません。
機会があれば、次こそ♂の捕獲を狙ってみます。

Re: Eutolmus sp. 投稿者:宇津木 投稿日:2012/01/20(Fri) 19:19:27 No.7550  引用 
斉藤@岡山さま
はじめまして、宇津木と申します。

斎藤さまがおっしゃるようにEutolmus属でしたら第8腹板が後方に伸長しますので、八丈島でとれたものはEutolmusではありません。八丈島のものはハナアブ(7) 7-18の 八丈島のムシヒキアブにのっているEpitiptus属の不明種と思われます。ちなみにEpitiptus属は現在Tolmerus属のシノニムになっていますので八丈島のものはTolmerus sp. でよいと思います。
ただ岡山のものと八丈島のものが同種であるかはこの写真では判断できません、またTolmerus属は近縁のMachimus属との区別が非常に難しいので、第8腹板の縁が円形に多少伸長していたらMachimus属の可能性もあります。ですので岡山のものはTolmerus sp. もしくはMachimus sp. というのが私の意見です。

Re: Eutolmus sp. 投稿者: 投稿日:2012/01/21(Sat) 10:46:00 No.7552  引用 
宇津木さま、コメント有り難うございます。

というわけで、ムシヒキアブの専門家の意見なので参考になさってください>斉藤@岡山さま

ケンセイ@ムシヒキアブ科もまだまだ未知の種がいますね

Re: Eutolmus sp. 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/21(Sat) 15:30:58 No.7553  引用 
宇津木様
ケンセイ様

興味深いコメントをいただき、ありがとうございます。

♂で伸びるのは第8腹板でしたか。
No.7546では勘違いして第7と書いてしまいました。

岡山のものはTolmerus sp. もしくはMachimus sp. とのこと。
属までの同定も、結構難しいのですね。
まだまだ精進せねばなりません。

今後とも宜しくお願い致します。

ヤドリバエでしょうか? 投稿者: 投稿日:2012/01/19(Thu) 17:12:03 No.7536  引用 
千葉県北西部の雑木林林縁を飛んでいたハエですが、ヤドリバエの仲間でしょうか?
体長は6.8mm。平べったいハエです。
ご教示くださいませ。


Re: ヤドリバエでしょうか? 投稿者: 投稿日:2012/01/19(Thu) 17:12:53 No.7537  引用 
画像2

Re: ヤドリバエでしょうか? 投稿者: 投稿日:2012/01/19(Thu) 17:13:53 No.7538  引用 
画像3

Re: ヤドリバエでしょうか? 投稿者: 投稿日:2012/01/19(Thu) 17:15:35 No.7539  引用 
画像4

Re: ヤドリバエでしょうか? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/01/19(Thu) 17:57:54 No.7540  引用 
KT様.

写真のハエは,ツマグロキンバエです.
ハエ・アブが少なくなる秋から冬にかけてやたらと目につきます.(実際には,一年中見かけているような気がします(^_^;)

Re: ヤドリバエでしょうか? 投稿者: 投稿日:2012/01/19(Thu) 19:46:44 No.7543  引用 
市毛様
いつもありがとうございます。
ツマグロキンバエとのこと、また標本箱に仲間が加わり嬉しく思います。
>一年中見かけているような気がします
まだハエに興味を持ってから1年もたたないので、私にはこれからの観察が楽しみです。
今後ともご指導のほどお願いいたします。

お教えください 投稿者: 投稿日:2012/01/16(Mon) 23:30:31 No.7506  引用 
2011年12月14日に福岡市の舞鶴公園という都市公園に植栽されているトウカエデのささくれ立った樹皮下で見たものです。
長径5mmほどの平たい場円形をした繭のようなもので、数個見ました。調べれば簡単に若だろうと思って採集はしませんでしたので中に何かが入っている(もしくは空)かは全く確かめませんでした。
ヒロズコガの1種の蓑かなと心当たりに尋ねましたがどうもヒロズコガではないようです。
どちらかというとハエの囲蛹を平ぺったくしたような感じです。これはハエ目由来のものでしょうか?


Re: お教えください 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/01/17(Tue) 01:08:27 No.7510  引用 
私もどこかで見覚えがあるような気がします。双翅類の囲蛹ですと体節が一般には痕跡的に残りますし、気門が少なくとも後端(これはどちらが後端かわかりませんが)にあるはずですが、これらが認められません。
蛹室でしょうから、完全変態をする昆虫の繭だろうと思います。膜翅類が一番可能性が高く、次が鱗翅類かな、と推定しています。

Re: お教えください 投稿者:Acleris 投稿日:2012/01/17(Tue) 12:37:37 No.7512 ホームページ  引用 
コンニチワ。
これは神戸でもよく見かけますが、ヒメクダマキモドキの卵だと思います。
以前、初冬の頃、木の幹でヒメクダマキモドキのメスを見つけたのですが、
産卵管に卵を挟んだまま息絶えていました。
その卵とよく似ています。
カビてしまってますが標本を残しているので写真を貼っておきます。

ただ、他の樹上性ツユムシ類の卵を見たことがないので、
そちらの可能性があるかも知れません。
なお、サトクダマキモドキとヤマクダマキモドキは生木の枝を
縦に裂いて卵を並べて生み付けるので、
これらで無いことは確かです。


Re: お教えください 投稿者: 投稿日:2012/01/17(Tue) 12:40:55 No.7513  引用 
ありがとうございます。
膜翅目は考えが及びませんでした。
今度は採集してみようと思います。中を開けてみると手掛かりが得られそうです。

Re: お教えください 投稿者:ezo-aphid 投稿日:2012/01/17(Tue) 16:31:20 No.7514  引用 
カメムシBBSで「ヒメクダマキモドキ」とワード検索すると、ほぼ同様の画像が出てきます。こちらは、ケヤキの樹皮下です。

Re: お教えください 投稿者:pieris 投稿日:2012/01/18(Wed) 01:53:08 No.7521  引用 
Aclerisさん、ezo-aphidさん、大変ありがとうございます。
コメントが前後したようで、お礼が遅くなってしまいました。
ツユムシの仲間(ヒメクダマキモドキ)の卵だったのですね。
この写真撮影地の付近には確かにクダマキモドキ(種名までは確かめていませんが)の類がおり、クロアナバチもいます。
目からうろこで大喜びしています。
とはいえ、ハエ目とは全く異なる直翅目の投稿になって申し訳ありませんでした。
今後ともまたよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

カトリバエの仲間でしょうか? 投稿者: 投稿日:2012/01/17(Tue) 17:37:46 No.7515  引用 
千葉県北西部で本日(1/17)、アズマネザサを掬って採れました。体長は4.2mm(腹端まで)。
カトリバエの仲間でしょうか?


Re: カトリバエの仲間でしょうか... 投稿者: 投稿日:2012/01/17(Tue) 17:38:43 No.7516  引用 
画像2

Re: カトリバエの仲間でしょうか... 投稿者: 投稿日:2012/01/17(Tue) 17:40:09 No.7517  引用 
画像3

Re: カトリバエの仲間でしょうか... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2012/01/17(Tue) 21:56:10 No.7519  引用 
KT様

 こんにちは。
 参考意見ですが、Lispe sinica シナホソカトリバエの可能性を 調べてみてください。

 本種でしたら、関東で冬期にたまにみられることがあります。

Re: カトリバエの仲間でしょうか... 投稿者: 投稿日:2012/01/17(Tue) 22:04:41 No.7520  引用 
バグリッチ様、ありがとうございます。シナホソカトリバエは過去スレで幾つか取り上げられていました。参考に良く見てみたいと思います。その結果はまたご報告いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。

ミギワバエ_Parydra属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/14(Sat) 00:36:20 No.7462  引用 
今度はミギワバエの嵐になってすみません。
環動昆でParydra属に落ちました。
やはり種までは難しいのでしょうか?

10月に岡山平野の河川敷で採れています。


Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/14(Sat) 00:37:10 No.7463  引用 
同じ個体の顔です。

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/14(Sat) 00:38:33 No.7464  引用 
背中です。

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/14(Sat) 00:39:42 No.7465  引用 
腹端です。
やはり交尾器を解剖しないとわからないですかね。


Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/01/14(Sat) 06:42:26 No.7468  引用 
斉藤@岡山様.

写真で見ると,私が思っているParydra属とはイメージが異なりますが,私も実物をほとんど見ていないので判断出来ません.

一応,Parydra属のFJの検索を張っておきます.
Key to the Japanese species of genus Parydra
l . Bristles on head and mesonotum strongly reduced; scutellum with four marginal papillae; costal index over 2.5 (Subgenus Paryu'ra) ・・・P. aquila( P. bituberculata sense Miyagi)
- Bristles on head and mesonotum well developed; scutellurn without papila; costal index less than 2.5 (Subgenus Chaetoapnaea)・・・・・・・・・・・・.2
2. Small species, less than 3.5 mm., in length. Oral margin in frontal view, apparently convex centrally; face in lateral view most prominent at oral margin. Head a little shorter than the height. Veins unduated; costal index at least 2.0: 1.・・・・・・・・・3
- Large species, at least 3.5 mm., in length. Oral margin in frontal view nearly horizontal; face in lateral view most prominent at epistoma. Head as long as or a little longer than height. Veins all straight; costal index less than 2.0: 1.・・・・・・5
3. Antennae, apical part of femora and tibiae yellow; face convex distinctly above epistoma; costal index 1.2: 1. Head index 3: l.・・・・・・P. pacifica, sp. nov.
- Antennae, femora and tibiae black, face not convex.・・・・・・・・・4
4. Tarsi black; wings yellowish brown;last section of fourth vein arched; second longitudinal vien without apical appendage; costal index 1.4:1 . Head index 3.5 : 1 .・・・・・・・・・・・・ P. lutumilis, sp. nov.
- Tarsi yellowish-brown; last section of fourth vein straight; second longitudinal vein with an apical appendage; costal index 1.8: 1 . Head index 3.4:l . ・・・・・・・・・P. quadripunctata (Meigen)
5. Large species, at least 4.0 mm., in length. Scutellum with a well developed papilla at apex; one pair of well developed scutellars apically. Head index 1.8:l. Costal index 2.5 : 1.・・・・・・P. pulvisa, sp. nov.
- Small species, less than 4.0 mm., in length. Scutellum without apical papilla, if present very small; two pairs of marginal scutellars, the dorsolateral being weaker. Head index 2.0: 1 . Costal index 2.6: 1.・・・・・・・・・.6
6. Mesonotum shining black, with yellowish brown sparse pollen, dorsal stripes of mesonotum absent. Face and clypeus witish gray pollen; an apical papilla of scutcllurn present, sometimes very weak.・・・・・・・・・P. alvipulvis, sp. nov.
- Mesonotum with dorsal stripes;scutellum without apical papilla.・・・・・・P. japonica, sp. nov.

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:バグリッチ 投稿日:2012/01/14(Sat) 23:08:34 No.7470  引用 
斉藤@岡山様
茨城@市毛様

 こんにちは、中を割って入って申し訳ありませんが、市毛さんのコメントにもありましたが、本種にはなんとなく違和感があります。
 
 画像では何ともいいきれませんが、見た感じミギワバエではないようにも見えます。
 もう一度、科をあらい直してみることにも、一考の価値があるかと思います。

 標本では、翅の切れ目(2か所あるはず)や触角刺毛(上面のみ羽毛状のはず)はいかがでしょうか?(カッコ内はミギワバエ科の特徴)

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/01/14(Sat) 23:24:11 No.7471  引用 
斉藤@岡山様.

いくら見直してもParydra属とは違う属と思われます.
胸背剛毛列,及び頭部剛毛列式を見直して頂きたいと思います.

剛毛の脱落が激しいようなので,ソケットの有無で,剛毛列式を推測する必要があります.

ここまで小型種だと,深度合成しないと写真での同定は困難です.
・presutuarl dcは有りますか?
・ntlの本数及び位置は?
・prescutellar acrの有無は?
・orの方向は?
・複眼は有毛ですか?

双翅目の同定の場合,左右で剛毛列が異なることがあるので,細かくチェックする必要があります.

また,Canon NFD28mm F2.8の分解能のチェックはしていますか?
高倍率の撮影の場合,1万円札のホログラムを撮影しての分解能のチェックが普及しています.
http://d.hatena.ne.jp/doublet/20080211
一度撮影してみて,各倍率での適正F値を検討してみることをお勧めします.

意外と,振動を拾っている場合もあり,ストロボを使用しての1/1000程度の高速撮影をすると,解像度が向上する場合があります.

高価なレンズとして知られるCanonのMP-E65でも,解放から1-2絞り以上絞ると,かなり解像力が落ちます.

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/01/15(Sun) 00:12:31 No.7472  引用 
第2基室+中室の後縁脈中央にゆがみがあり、たぶんキモグリバエ科でしょう。Apotropinaあたりかな。

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/01/15(Sun) 01:17:54 No.7473  引用 
Apotropina japonica Kanmiyaの画像を3枚続けて示します。私の同定なので信頼性は劣ります。

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/01/15(Sun) 01:18:49 No.7474  引用 
Apotropina japonicaの胸部です。

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/01/15(Sun) 01:22:38 No.7475  引用 
最後、頭部です。いずれも1月9日のミズアブMicrochrysaのスレッドの最後に説明したCOOLPIX990で撮影した画像ですから雑なものですが、特徴は何とかでているでしょう。

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/01/15(Sun) 12:22:54 No.7479  引用 
Apotropinaはキモグリバエ科としてはやや異形の属ですが、前述のような翅脈上のゆがみ、大型三角形のocellar triangle、相互に相接して交叉する後単眼剛毛を目安にするとミギワバエ科でないことがわかります。なお、この属は後前胸背板剛毛(肩剛毛)が2本ある点、中胸背面の刺毛が長いこと, 額眼縁剛毛がミギワバエ科の多くのように外側を向いて複眼の上にかかる、などの点で他のほとんどのキモグリバエの属から識別できます。これらの形質は私の粗い画像でもわかるでしょう。特に最後の額眼縁剛毛の向きがミギワバエ科と取り違えられる点です。

ミギワバエ科は、かなりの属が触角刺毛の背面に枝毛を生じること、多くは前縁脈にはっきりとした2個の切れ目があること、単眼瘤の後方にある1対の刺毛(上記のApotropinaにある真の後単眼剛毛ではなくて)が相互に離れる点で、Apotropinaとは異なっています。なお、最後の形質はショウジョウバエ科からミギワバエ科を識別するのに簡便な形質です。

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/15(Sun) 15:53:42 No.7480  引用 
茨城@市毛様
バグリッチ様
アノニモミイア様

いろいろご教示いただき、ありがとうござます。
ご指摘通り、ミギワバエ科ではなかったようです。
もう一度よく見ると、前縁脈の切れ目は1個、後単眼剛毛は互いに交差しています。
アノニモミイア様の提示された、キモグリバエ科のApotropina属の特徴、A.japonicaの写真ともよく一致しました。

レンズの解像度もチェックしてみました。
添付写真は1万円札のホログラムを、NFD28mmF2.8リバース直づけで、絞りF4(ISO100)で撮影し、トリミングしたものです。
1ミクロンの線(Nのモザイクの間の黒い線)が辛うじて見える程度で、リンク先の撮影例のようなカリカリのシャープネスには到底及びません。
F8よりもF4〜5.6あたりが良いように見えました。
倍率が約2.7倍と固定なので、トリミングによる画質劣化も相当あると思います。
スタンドも軽量なので、床から伝わる微振動も、当然影響しているでしょう。

昔の機材を流用したマクロもどきでは、やはり微小種の同定には厳しいみたいですね。
市毛さんのように、ストロボ、ベローズ、マクロレンズ、深度合成キットがやはり必須なのでしょうね。
パソコンも8年使ってて、そろそろ限界がきてるし・・・
我が家の来年度予算折衝は、相当厳しいものになりそうです。


Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/01/15(Sun) 20:49:03 No.7485  引用 
斉藤@岡山様.

リンク先の写真は,設備やレンズ・技術全てプロクラスですので,あのような写真は普通には取れません.

一般的には,EOS+MP-E65がお勧めでしょう.
MP-E65で約3倍に設定すると,F5.6のピクセル等倍でこのくらいには撮れます.


Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/01/16(Mon) 00:50:32 No.7490  引用 
市毛さん。あなたが示されたホログラムの撮影というのがどういうものかと、興味本位で例のクラッシックデジカメにいろいろと組み合わせて撮影してみた一つです。これについてコメントなりご教示なりいただけたら幸いです。

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/01/16(Mon) 15:24:17 No.7497  引用 
アノニモミイア様,いつも色々とコメント頂きありがとうございます.

 ホログラムの1つ1つの隅がはっきり見えているので,色にじみやブレが無いきれいな写真だと思います.
 画素数が少ないのが難点ですが,COOLPIX990や995は顕微鏡撮影に最適なカメラだと思います.
 同シリーズが,COOLPIX4500を最後に消えてしまったのが残念です.(後年,COOLPIX S4というスイバル式が復活しましたが,フィルターネジが無いので特殊なアダプターが無いと顕微鏡に取り付けることが出来ません.)
レンズ部が回転出来るのが仇になったのか,故障しやすいカメラなので,大事に使ってください.

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/01/16(Mon) 16:09:39 No.7498  引用 
市毛さん。お褒めいただいたのでこの寒空の下、少しばかり心がほんわかとなりました。

COOLPIX990の画素数が少ない点を不満として、その後CanonのPowershotS5ISにクローズアップレンズをつけたり、銀塩カメラのOlympusOM4シリーズのマクロ撮影レンズ、装置一式を持っていたので、同社のE-420のボディーを買ってフォーサーズでレンズを取り付けてみたり、いろいろ試みましたが、使い方が下手なのか、後者は液晶モニターで焦点が合っていてもその通りには保存されていない(記録素子面に焦点が合っていない?)などで、しばらく努力したのですが、あきらめてその後は保管庫入りのままです。

COOLPIX990はその後オークションなどで中古品を購入して現在4台もっていますが、電池ボックスの蓋の爪が壊れたり、コマンドダイヤルがちゃんと作動しないなど故障が多いです。そのために、蓋の爪が壊れた1台はAC電源を使ってスタンドに固定して標本写真用にして、必要に応じて実体顕微鏡の10倍の接眼レンズを逆付してマクロレンズ替わりにして撮影したり(キモグリバエの全景写真、新訂図鑑のほとんどの写真)、2台目はダイヤルが不良なので光学顕微鏡用に固定してセットして、翅脈と微細構造などの撮影に使い、まともな2台の一つは、1台目では拡大が不十分の場合に実態顕微鏡の接眼レンズに押し付けて撮影するのに使い(キモグリバエApotropinaの胸部、頭部、1万円札のホログラム)、4台目が野外での生態などの撮影に使っています。

ただし、実体顕微鏡に押し付けて撮影している場合に、肉眼で見た像に比べると撮影したものが分解能が劣っています。これがなぜかわかりません。この点が現在最も不満に思っているところです。何か改善の方法はないものでしょうか?

COOLPIX990は部品がもう数年前からオリンパスにもないそうですから、市毛さんの言われる通り、このカメラに固執して大事に使っていくつもりです。

ご教示ありがとうございました。

Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/01/16(Mon) 20:34:14 No.7499  引用 
アノニモミイア様

やはり,だいぶ壊れていますね.私も3台目で諦めました.
画像の写りが悪いのは,手振れ等が原因の可能性もあると思います.

実体顕微鏡の接眼レンズの根元の直径は30mmですか?(余程,古くない限りは25.4mmではなく,30mmだと思います)
現在,写真のようなCoolpix用アダプタが手元に残っています.(値札プレートでカメラが回転するのを抑えています)

このアダプタでカメラを顕微鏡に固定して,セルフタイマー撮影すれば手振れは防げると思います.


Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/01/16(Mon) 20:35:56 No.7500  引用 
接眼レンズとカメラアダプタ,固定用値札プレートです.
値札プレートの調整で,カメラの水平を調整します.

カメラアダプタは,Kenko フィールドスコープ用アダプターFS28です.

必要であれば,そちらにお送りします.


Re: ミギワバエ_Parydra属 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/01/17(Tue) 01:28:30 No.7511  引用 
市毛さん。実体顕微鏡への装着についてご教示ありがとうございました。アダプターについてもしお使いにならないようでしたら、お送りいただいてこちらで試させていただければありがたいです。
実体顕微鏡の像が目でみたように鮮明には撮影できないのが何とも不可解ですので、よろしくお願いします。

ミギワバエ_Scatella属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/16(Mon) 03:10:47 No.7493  引用 
7月に岡山平野の河川敷でとれたミギワバエです。
BOXライトで数百のS. breviventrisに混じって、数個体だけとれていました。

前縁脈が奇妙に太くなっていること、剛毛の配列などから、Scatella (Scatella) callosicosta Bezzi, 1895
ではないかと思います。
しかし、翅に白斑が確認できない(折れているし、薄くて見えないだけ?)など、Fauna Japonicaの記述とぴったりではありません。
いかがでしょうか?


Re: ミギワバエ_Scatella属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/16(Mon) 03:12:36 No.7494  引用 
上記と同じ個体の顔です。
頬に1剛毛があります。
全体的に褐色の粉をふいています。


Re: ミギワバエ_Scatella属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/01/16(Mon) 22:50:53 No.7502  引用 
斉藤@岡山様.

大石氏の説明では,Scatera属ではS.calida, S.obsoleta, S. stagnalisの3種は個体変異の幅が広く同定が難しいそうです.

特に,S. obsoreta(= S. callosicosta)は,無紋型と有紋型があり,明色型と暗色型もあるそうです.

前縁脈が明瞭に太くなっているので,S. obsoretaの無紋型の可能性が高いと思います.

Re: ミギワバエ_Scatella属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/16(Mon) 23:27:21 No.7504  引用 
茨城@市毛

ご教示ありがとうございます。

S. obsoreta(= S. callosicosta)の可能性が高いとのこと。
Scatera属はややこしそうですね。
交尾器を出すにも、2mm程度の極小種ですし。

今回、♂は4個体しかなく、交尾器を出すことに成功しませんでした。

なお、同じトラップでとれた、同種♀と思われる個体(あまり自信なし)の写真を追加しておきます。
♂のように前縁脈は太くありません。


Re: ミギワバエ_Scatella属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/16(Mon) 23:29:11 No.7505  引用 
上記の顔面です。
前の♂個体ほど、粉をふいた感じになっていません。
エタノール液浸だったサンプルを乾かしたものなので、少し落ちたのかもしれません。

ミギワバエ_Brachydeutera属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/16(Mon) 00:02:26 No.7486  引用 
7月に岡山平野の河川敷でとれたミギワバエです。
BOXライトでS. breviventrisの次にたくさんとれました。

剛毛の生え方や翅脈などから、Brachydeutera属♀ではと考えます。
また、茨城@市毛様のご厚意で入手できたFauna Japonicaの検索では、B.longipesになりそうです。
いかがでしょうか?


Re: ミギワバエ_Brachydeutera属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/16(Mon) 00:04:46 No.7487  引用 
背中側の剛毛の様子です。
うす茶色の背中に、細かな毛が並んでいます。
しっかりした剛毛がほとんどありません。


Re: ミギワバエ_Brachydeutera属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/16(Mon) 00:07:40 No.7488  引用 
触角の羽毛部分はかなり長いです。

Re: ミギワバエ_Brachydeutera属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/16(Mon) 00:08:59 No.7489  引用 
同じ場所でとれた♂個体です。
腹部をはずして腹側から写しました。


Re: ミギワバエ_Brachydeutera属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/16(Mon) 01:36:57 No.7492  引用 
上記を水に浸して軟化させ、交尾器を引き起こしました。
微小種ですが、突起が大きいので、結構簡単にできました。


Re: ミギワバエ_Brachydeutera属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/01/16(Mon) 22:31:09 No.7501  引用 
斉藤@岡山様.

Brachydeutera属については,下記の総説があります.

Mathis (1985) Studies of Parydrinae (Diptera : Ephydridae), I: A Review of the Genus Brachydeutera Loew from the Oriental, Australian, and Oceanian Regions

http://www.sil.si.edu/SmithsonianContributions/Zoology/pdf_hi/SCTZ-0406.pdf

♂交尾器の図を見ると,特徴的な突起が認められるので,斉藤様のご指摘通りB.longipesで良いと思います.

Re: ミギワバエ_Brachydeutera属 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/16(Mon) 23:13:54 No.7503  引用 
茨城@市毛様

ご教示ありがとうございます。
総説の交尾器の図も確認しました。

ミギワバエの同定を始めたばかりなのに、種まで落とすことができて、とても嬉しいです。
本当にありがとうございました。

なお、まえのコメントで、交尾器は案外簡単に引き起こせたと書きましたが、撤回します。
その後、何個体か試しましたが、最初のやつほど簡単にいかず、苦戦しています。

クロバエ科sp.です 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/08(Sun) 17:29:56 No.7421  引用 
写真の種はなんでしょうか?
岡山平野の河川敷で10月に採集したものです。

とりあえず背中側に線や帯はありません。
横溝後正中剛毛は2対です。
ソケットの有無も確認しました。


Re: クロバエ科sp.です 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/08(Sun) 17:30:58 No.7422  引用 
同じ個体の側面です。
鱗弁は概ね白いですが、少し褐色かかっています。
脛節は黒です。


Re: クロバエ科sp.です 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/08(Sun) 17:34:03 No.7423  引用 
産卵管を引っ張り出して、第6・第7腹板を撮りました。

Re: クロバエ科sp.です 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/08(Sun) 17:39:00 No.7424  引用 
顔はこんな感じです。

Fauna Japonica Calliphoridaeの検索では、キンバエに落ちそうですが自信がありません。

ご教示のほど、宜しくお願い致します。


Re: クロバエ科sp.です 投稿者:さんご 投稿日:2012/01/15(Sun) 07:28:19 No.7477  引用 
斉藤@岡山様

おはようございます.遅レスですみません.

コメントがないようなので,素人の私から・・(間違っていたらすみません)

第6腹板の形からはむしろミドリキンバエのようにも見えますが,角度による見え方の違いでしょうか?
鱗弁の色は汚れなどで褐色を帯びることが多いので判断しにくい場合が多いですが,写真の個体はどちらかというと白いように思えます.

第6背板に緑色の金属光沢がありますか? キンバエでは緑色の金属光沢がありますがミドリキンバエでは黒っぽいです.

fronsの幅は触角の基部のレベルでみて触角第3節の長さよりも明らかに小さいですか? キンバエではメスでもfronsが多少せまいです.

Re: クロバエ科sp.です 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/15(Sun) 16:32:18 No.7481  引用 
さんご様

レスありがとうございます。
第6背板には緑色の金属光沢があります。

第7背板は、Fauna Japonicaのキンバエ(Fig23)のように真ん中がつながっており、ミドリキンバエ(Fig24)のように分かれていないようです。


Re: クロバエ科sp.です 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/15(Sun) 16:39:17 No.7482  引用 
顔の正面です。
fronsの幅とは、両複眼間の幅と考えてよいでしょうか?
それならば、第3触角長より明らかに広そうです。


Re: クロバエ科sp.です 投稿者: 投稿日:2012/01/16(Mon) 06:55:18 No.7495  引用 
斉藤@岡山様

追加の写真提示どうもありがとうございます.

先日のコメントで,fronsの幅は触角の基部のレベルでみて触角第3節の長さよりも小さいという表現をしましたが,間違えていました.明らかに大きいが正しいです(大きいのがミドリキンバエです).キンバエのfronsはミドリより多少狭いのはたしかですが,誤解を招く表現でしたね.すみません.
キンバエではfronsの幅が触角第3節の長さとほぼ等しい程度です.

写真の個体はfronsの幅は微妙ですね.たしかにやや広めに見えますね・・・

第6背板に緑色の金属光沢があることを重視して,この個体はキンバエと考えます.お騒がせして申し訳ありません.

Re: クロバエ科sp.です 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/16(Mon) 09:28:42 No.7496  引用 
さんご様

ありがとうございます。
写真の個体は、frons幅:触角第3節長=5:4くらい。
少し広めではありますが、他の特徴を総合すると、キンバエと判断してよいようですね。

ダニに寄生されていたミギワバエ 投稿者:Campsicn 投稿日:2011/10/11(Tue) 23:29:27 No.7164  引用 
こんばんは。この間はアシナガバエの件でお世話になりました。

さて今年の夏に、水生植物の葉の上に多数のハエがとまっており、翅脈がアシナガバエに似ていたので採集してみたらミギワバエでした(素人目にはよく似ているように見えました)。

また採集の際に、一頭ダニに寄生されたミギワバエがふらふら歩いているのを見つけたので、動画も撮ってみました。寄生されるとじっとできなくなるものなのかと興味深かったです。

http://www.youtube.com/watch?v=M-cQX19k4pY

せっかくなので種名も知りたいと思ったのですが、ミギワバエを調べる文献で手に入りそうなものがなく、なかなか同定に困っております。Fauna Japonicaや環動昆の検索表は入手困難であるようですが、亜科への検索表や属への検索表といったもので、入手しやすいものはなにかありますでしょうか。もしご存知であればご教示ください。

ちなみに写真がそのミギワバエです。No.7060で紹介されていた種に近い印象ももちますが、なにか違和感があります。この写真だけでは同定は不可能に近いと思いますが、採集は7月21日、神戸市です。体長約4mmです。


Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/10/12(Wed) 11:00:58 No.7173 ホームページ  引用 
Campsicn様.

 現在,日本のミギワバエ科を的確に属まで落とせる文献は,環動昆の検索表しかありません.Fauna Japonicaも役に立つ文献ですが,当時とは分類がかなり変わっているので注意が必要です.
 写真のミギワバエは,Setacera属かEphydra属と思われます.
 また,動画を見てみましたが,時折,白い有機物を摂食していると思われる行動が見られますので,ダニの影響でふらふらしているのではなく,葉上の食物を探索しているようです.

Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者: 投稿日:2011/10/12(Wed) 13:03:23 No.7175  引用 
Campsicn様

ミギワバエ好きのケンセイです。
私も市毛さんと同じくSetacera属かEphydra属ではないかと思います。

ちなみにそれぞれの属のkeyを以下に示します。

Setacera属・・・orは2本でfr frontal setaを欠く。触角第3節の外側に長毛がある。小楯板前のacrを欠く。

Ephydra属・・・orは3〜4本で1対のfrを有する。触角第3節の外側に長毛を欠く。小楯板前のacrがある。

何を言っているのかさっぱりわからないと思いますので、絵解き検索の図を以下に示します。参考になれば幸いです。


Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/10/12(Wed) 23:41:26 No.7179 ホームページ  引用 
ケンセイ様,フォローありがとうございます.

Campsicn様.
 Ephydra japonicaの写真を撮影してみました.
 赤矢印がor(上額眼縁剛毛),黄色矢印がfr(額剛毛)のsocket(毛穴),青矢印がacr(中剛毛)のsocketです.

P.S. 撮影機材 EOS Kiss X4+OM Autobellows+Zuiko38mm,制御システム StackShot+HeliconRemote,深度合成 Heliconfocus


Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:Campsicn 投稿日:2011/10/13(Thu) 00:45:07 No.7181  引用 
茨城@市毛様

やはり環動昆のものくらいしかないのですね。六本脚でも売り切れているようですし、所蔵している図書館などもなさそうなので、今となっては入手が難しいようですね。

Ephydra japonicaの写真まで用意して下さり、ありがとうございます。部位の名称はいつもどこがどれだったか迷うので、大変ありがたいです。

ケンセイ様

属の区別点をお示し下さりありがとうございます。絵解き検索の図も大変参考になりました。

改めて標本をチェックしてみたところ、orが2本、frを欠く、触角第3節の外側の長毛がある、acrを欠くというように見えますので、Setacera属ではないかと思います。見づらいかも知れませんが、写真も改めて撮影して見ました。いかがでしょうか。


Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者: 投稿日:2011/10/13(Thu) 13:06:26 No.7184  引用 
Campsicn様

画像拝見しました。Setacera属で良いと思います。

Setacera属の場合、概ね以下のではないかと思います。
画像がミギワバエ科図鑑にありますのでご確認下さい。
http://homepage3.nifty.com/syrphidae1/diptera_web/Ephydridae_plate_css.htm

Setacera breviventris (= Setacera fluxa)

本種は河川敷などのボックスライトで良く採集されます。ボックスライトで採れるミギワバエ科の代表種というイメージがあります。

Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:Campsicn 投稿日:2011/10/13(Thu) 22:45:41 No.7185  引用 
ケンセイ様

ミギワバエ科図鑑拝見致しました。写真は♀のようでしたので、同じ時に採集した♀の標本と比べてみましたが、特徴はほぼ一致しているように見えます。写真ではR2+3脈が端まで届いていないようですが、おそらく個体差なんでしょうね。

写真はその♀の腹部ですが、ウミユスリカさんが提示されておられたS. viridisの♀とは腹部が異なるようですし、今回採集した個体については、S. breviventrisとしたいと思います。なかなか種名まで行き着くことが少ないので、今回は種名までわかって良かったと思います。

本当にありがとうございます。


Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者: 投稿日:2011/10/14(Fri) 20:17:53 No.7186  引用 
Campsicn様

S. viridisの分布はファウナヤポニカによれば北海道となっているので、本州のSetacera属は概ねSetacera breviventrisで良いと思われます。概ねとしたのは、未記載種や日本未記録種の可能性もあると思われるためです。

Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:Campsicn 投稿日:2011/10/14(Fri) 23:05:47 No.7188  引用 
ケンセイ様

なるほど、日本のSeracera属はその2種くらいしか知られていないんですね。しかし比較的解明度が高いとされているミギワバエ科でも、まだまだ未記載種や未記録種がいる可能性があるというのはなんとも面白いです。私にできることは少ないかも知れませんが、双翅目の研究がさらに進んでいくことを願ってやみません。

また何かの折に質問させていただくことがあるかと思いますが、何卒よろしくお願いします。

Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/13(Fri) 17:48:03 No.7451  引用 
皆様

岡山平野でも、S. breviventrisと思われるミギワバエがたくさんとれています。
7月に河川敷に設置したBOXライトトラップでは、1基あたり800個体以上が入っていたところもありました。

環動昆の検索表は持っていますが、Fauna Japonicaは持っていません。
とりあえず属まで落とし、ここの板で検索してたどり着きました。Campsicn様の掲載された種と同種ではないかと思います。
いかがでしょうか?


Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/13(Fri) 17:53:43 No.7452  引用 
顔の拡大です。

Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/13(Fri) 17:59:26 No.7453  引用 
腹端部の拡大です。
S. viridisとの区別点を知らないので、ご教示頂ければ助かります。


Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/01/13(Fri) 23:07:22 No.7457  引用 
斉藤@岡山様.

Fauna Japonicaと極東の昆虫の検索を読んでみましたが,どちらも♂交尾器が区別点となっています.
したがって,解剖しないとS. viridisとS. breviventrisは区別出来ないようです.

なお,参考文献としてはMathis(1982)Studies of Ephydrinae
(Diptera: Ephydridae), VII:Revision of the Genus Setacera Cressonが閲覧できます.

http://si-pddr.si.edu/jspui/bitstream/10088/5662/2/SCtZ-0350-Lo_res.pdf

Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/14(Sat) 00:17:33 No.7458  引用 
茨城@市毛様

ありがとうございました。
サンプルはたくさんあるので、頑張って交尾器を取り出してみようと思います。
アナバチヤドリニクバエのように木っ端微塵にならんよう、今度は液浸にしてから解剖します。

Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:Campsicn 投稿日:2012/01/15(Sun) 03:10:23 No.7476  引用 
斉藤@岡山様、茨城@市毛様

本種については、ちょうど私の方でも余剰の個体があり、交尾器の解剖の練習材料にしようと思っていたところでしたので、これに便乗して改めて確認して見ました。

三角紙の管理が甘く、虫食いがあったのですが、一応交尾器は形をとどめていましたので、腹部を外してみました。

写りはあまり良くありませんが、Mathis(1982)を見るかぎり、S. breviventrisの特徴とかなり一致するのではないかと思います。この個体では交尾器の先端を引き出したりはしていませんが、そのようにしたほうがより確実でしょうか?


Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/01/15(Sun) 07:45:10 No.7478  引用 
Campsicn様.

これは,Campsicnのご指摘通りS. breviventrisで間違いありません.

従来,S. viridisについては,北海道に分布するとされていましたが,Mathis(1995)World Catalog Shore Flies(Diptera : Ephydridae)では本州が追加されています.そのため,日本産昆虫総目録などに記されている分布をもとに,S. breviventrisとすることには問題があることに気づきました.

ハナアブ科でも,朝鮮半島-対馬ルートで中国地方に渡来したと思われる種類が見つかっています.

Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/15(Sun) 20:34:01 No.7484  引用 
茨城@市毛様

同じ場所でとれた♂の腹部をはずして水につけ、交尾器を取り出してみました。

片方の突起が壊れてしまいましたが、Mathis(1982)のS. breviventrisの特徴とも一致するのではないかと思います。


Re: ダニに寄生されていたミギワ... 投稿者:Campsicn 投稿日:2012/01/16(Mon) 00:53:39 No.7491  引用 
茨城@市毛様

ありがとうございます。はっきりとS. breviventrisであると確認できてよかったです。斉藤@岡山様の個体も、私のものと非常に似ているようですね。少なくともS. viridisではないように見えます。

S. viridisが北海道で見られるということは知っていましたが、本州でも確認されているんですね。

温暖化か何かで生息範囲が変化したのか、単純に混同されて見落とされていたのかはわかりませんが、これからはSetaceraを見かけても、すぐにS. breviventrisとしてしまわないよう心がけたいと思います。

本年もまた何かの折に投稿させていただくと思いますが、よろしくお願いいたします。

ミドリキンバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/08(Sun) 16:30:56 No.7419  引用 
写真の種はミドリキンバエ♀でよろしいでしょうか?
岡山平野の河川敷で7月に採集したものです。

テネラルだったようで、乾燥させると腹部が変形してしまいました。
腹部背板には暗色帯はありません。


Re: ミドリキンバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/08(Sun) 16:32:28 No.7420  引用 
同じ個体の胸部側面です。

Re: ミドリキンバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2012/01/15(Sun) 17:45:45 No.7483  引用 
額と触角の部分を追加します。

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