47154423
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [新着順表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: 小笠原の海のユスリカ? (3) / 2: ショウジョウバエの同定について (0) / 3: ヤドリバエ科Peleteria属 (6) / 4: Bicellaria早春のヒメセダカオドリバエ? (3) / 5: ヒコサンアリヅカノミバエAenigmatias gotoi Disneyでしょうか? (3) / 6: ムシヒキアブでしょうか? (7) / 7: ハネオレバエ(ハネオレホソバエ)でしょうか?? (1) / 8: ハネナガケブカミバエでしょうか? (6) / 9: ハナレメイエバエ科でよいでしょうか? (0) / 10: ハネフリバエ (2) / 11: 砂浜の、ConchopusとPlatypulpus (4) / 12: Elaphropezaケズネクサハシリバエでしょうか? (3) / 13: Conchopus saigusaiゲンカイシグマクチナガイソアシナガバエですか? (6) / 14: オドリバエ科の何かでしょうか?? (1) / 15: オドリバエ科のDolichocephala属でしょうか?? (2) / 16: オドリバエ科の何かでしょうか?? (2) / 17: シダコバエAnthomzidaeでしょうか? (3) / 18: 名前がわかりません (2) / 19: くりのけらClinoceraでしょうか? (0) / 20: ネジレオバエでしょうか?? (2) /

おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
コメント内には下記と同じURLを書き込まないで下さい
参照URL
添付File  (100kBまで)
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
文字色

きれいな翅のハエ。その3 投稿者:まあ 投稿日:2012/10/24(Wed) 22:29:27 No.7908  引用 
これも、きれいでした。
6月下旬 場所は同じです。

私の今年の『シマバエ御三家』、感動の3種でした。


Re: きれいな翅のハエ。その3 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/18(Sun) 23:34:24 No.7978  引用 
まあ様.

 この種類も,シマバエ科のNoeetomima sp.ということになりますが,本種は国後から記載されたNoeetomima aberransの可能性が高いと思われます. 
また,以前の質問にあったNoeetomima sp.はN. fulgensの可能性が高いと思います.

Re: きれいな翅のハエ。その3 投稿者:まあ 投稿日:2012/11/19(Mon) 16:31:31 No.7984  引用 
名前までたどり着ける事が出来て嬉しいです。『可能性が高い』ということは、何か特徴等がイラストではなくて記述という形だったのかなと想像してしまいます。そういう資料がたくさんあるのかもしれないなあとちょっと感じました。自力ではネット上に画像、資料も見つけられませんでしたので助かりました。どうもありがとうございます。

同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/16(Fri) 21:19:45 No.7959 ホームページ  引用 
いつもご指導ありがとうごさいます。
コオニユリの実についていたハエを見ていただけますでしょうか。
採集データは以下の通りです。

採集日  2012年11月16日
採集場所 静岡県裾野市
体長   10ミリ

よろしくお願いいたします。   FS


Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/16(Fri) 21:22:29 No.7960 ホームページ  引用 
追加の画像です。 FS

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/16(Fri) 21:23:37 No.7961 ホームページ  引用 
もう一枚、追加です。 FS

Re: 同定のお願い 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/17(Sat) 21:58:06 No.7968  引用 
FS様.

写真のハエは,ニクバエ科の♀と思われます.
それ以上の同定は,標本があってもかなり困難です.

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/18(Sun) 20:41:48 No.7975 ホームページ  引用 
茨城@市毛様

コメントありがとうございました。
勉強になりました。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。

                 FS

Vockeroth博士の逝去 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/11/17(Sat) 18:12:09 No.7962  引用 
ハナアブ科,フンバエ科,キノコバエ科をはじめ多くの双翅類の優れた研究者であったカナダのJ. Richard (Dick) Vockeroth 博士が本日オタワで逝去されました.本掲示板関係の双翅目愛好者,とくにハナアブ科の人々に彼の逝去をお知らせします.添付書類は彼についての概要です.

添付:7962.doc (32KB)

Re: Vockeroth博士の逝去 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/17(Sat) 22:08:26 No.7969  引用 
三枝様.

先ほど,ハナアブ科の国際的なメーリングリストでもVockeroth博士の悲報が流れてきました.
ハナアブ科のほか,キノコバエ科のような小型種などまで幅広い分野を調べていた偉大な研究者でしたね.

Re: Vockeroth博士の逝去 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/11/18(Sun) 00:47:10 No.7971  引用 
私が1966年にハワイのビショップ博物館に1年間出張しているときに,Vockeroth博士一家(奥様と二人の息子さん)がやはり1年間の出張で来られて,一緒に東南アジアの双翅類の研究を行いました.東南アジアのMuscidaeの論文はその時に彼が研究した成果です.また,1985年には私がオタワの中央実験農場のカナダ国立昆虫コレクションでオドリバエ科の北米のRhamphomyiaの研究のために4か月を過ごした時も,彼はここのスタッフで,双翅類について多くのことを学ばせてもらいました.2006年に福岡で開催された国際双翅類学会にも参加されて,この時には宮崎県須木村(現小林市須木)の猪ノ子谷で一緒に双翅類の採集を行ったのが彼と会った最後の思い出でした.その時の写真です.

並外れた記憶力の持ち主で,一昔も二昔も前に会った人についてその時の会話はもとより相手の服装まで鮮明に記憶していました.今ならコンピューターに入力されたような記憶力をもった頭脳でした.もちろんこの記憶力で双翅類について稀にみる豊かな知識をもっていました.私がこの掲示板でいろいろな双翅類について投稿できるのも,彼の教えによるところが多々あります.

博士論文は英国オックスフォード大学で世界のフンバエ科の分類でした.私もこの論文の分厚い原稿を見せてもらいましたが,残念ながらこの論文は出版されませんでした.その後ハナアブ科の研究をはじめ,Syrphiniの属の再検討など重要な論文を発表しています.

私との関係では,キノコバエ科にSaigusaiaという属を創設してくださったことと,私がオドリバエ科Rhamphomyia属にVockerothempisという亜属を創設したことが記念として残りました.この亜属のタイプ種は松村先生が記載されたR. arakawaeです.

福岡の学会の頃から糖尿病を患っていまして,その後さらに体調を崩されたようです.晩年は残念ながらあの超人的な記憶力も薄れてしまっていた,とのことです.双翅類学の超碩学がこの世から去ってしまいました.ご冥福をお祈りいたします.

同定のご指導をお願いします。 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/10(Sat) 18:29:45 No.7949  引用 
撮影日 2012.11.06
撮影地 長野県駒ヶ根市

都合の良い体勢で止まってくれていたのでよく撮れたと思うものの、同定に至りません。
よろしくお願いします。


Re: 同定のご指導をお願いします... 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/10(Sat) 18:30:58 No.7950  引用 
横からの画像です。

Re: 同定のご指導をお願いします... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/12(Mon) 01:47:57 No.7955  引用 
どなたからのレスポンスもないですね.Muscidaeイエバエ科ですが,篠永先生のようにこの科の分類に詳しい方がこのスレッドに気付いてくれないと,属のレベルでも難しいのでは.

Re: 同定のご指導をお願いします... 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/13(Tue) 07:55:19 No.7958  引用 
アノニモミイアさん、コメントありがとうございます。

有益な情報をいただけるまで、辛抱強く待ち続けます・・・。

同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/11(Sun) 21:47:32 No.7952 ホームページ  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
また1種、教えていただけますでしょうか。
すすき野原で採集しました。

採集日  2012年11月11日
採集場所 静岡県裾野市
体長   8ミリ

よろしくお願いいたします。
             FS


Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/11(Sun) 21:48:33 No.7953 ホームページ  引用 
追加の画像です。 FS

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/11(Sun) 21:49:37 No.7954 ホームページ  引用 
追加の画像です。 FS

Re: 同定のお願い 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/12(Mon) 07:55:56 No.7956  引用 
FS様.

写真のハエは,クロバエ科のDexopollenia flava ショウジョウクロバエです.
夏にやや高い山で見かけます.

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/13(Tue) 00:41:36 No.7957 ホームページ  引用 
茨城@市毛様
コメントありがとうございました。
採集したのは、標高250メートルほどのところですが、これまでにも何度か姿を目にしてきました。これからも観察を続けていきたいと思います。
                         FS
             

ムシヒキアブモドキ Mydidae 投稿者: 投稿日:2012/11/06(Tue) 17:36:47 No.7921  引用 
標本整理をしていたら、こんなものがでてきました。
ムシヒキアブモドキ科Mydidae の一種。
(西表島南風見田 2001年7月3日)
この仲間の文献を一つも持たないので、さて。
Neomydas gruenbergi (Hermann, 1914) ムシヒキアブモドキでいいのかな?


Re: ムシヒキアブモドキ Mydida... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/08(Thu) 16:27:27 No.7927  引用 
ウーーン.まだ日本で自分で採集していない双翅目の科があった!南風見田には何度もいっているのに.なぜか・・・

自慢できるのはHilarimorphidaeくらいかな.北大の久万田先生が屋久島で1♀,小生はオドリバエがnuptial giftとして捕ってきたのを横取りした1♂のみ.

Re: ムシヒキアブモドキ Mydida... 投稿者: 投稿日:2012/11/09(Fri) 10:12:52 No.7937  引用 
オドリバエモドキは採っていないでしょうね。採っていてもそれと気づかずアブくくりで三角紙で眠っていることもないとは言い切れないですけれど。こんな分かりやすいムシヒキアブモドキもそれと気づかずあったくらいですから。標本はちゃんと作らないとダメですね。日々反省。

Re: ムシヒキアブモドキ Mydida... 投稿者:りゅうひ 投稿日:2012/11/10(Sat) 15:18:13 No.7948  引用 
達磨さん、ツリアブモドキ・アミカモドキも採ってますか?(笑)
こちらには久しぶりの投稿で恐縮です。
私もこの前の同定会で披露させていただきましたが、ペアの本種?(一応今のところ国内では1種みたいになってますが・・・)を、インセクトフェアで購入しました。たまにあのフェアも変なものがありますです。生きた個体を見たいものです。

Re: ムシヒキアブモドキ Mydida... 投稿者:達磨 投稿日:2012/11/11(Sun) 00:18:26 No.7951  引用 
ツリアブモドキ(アカツリアブモドキかな?)は栃木県博においてきました。
アミカモドキは昨年の昆虫学会の際に松本でアノニモ先生と一緒に初めて見てきました。こちらについてはFly times, issue 47 : 2-5. に紹介があります。
http://www.nadsdiptera.org/News/FlyTimes/issue47.pdf
目下、見つけたい科の筆頭は Corethrellidaeチスイケヨソイカ科(Corethrella towadensisというのが青森から記録されている)とPhrebotomidaeサシチョウバエ科(これも青森にいる)。いずれもちっちゃくて、トラップを使わないと見つからない。

同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/07(Wed) 22:10:40 No.7923 ホームページ  引用 
いつもご指導ありがとうごさいます。
また1種、教えていただけますでしょうか。
採集データは以下の通りです。
採集日  2012年11月7日
採集場所 静岡県裾野市
体長   8ミリ
よろしくお願いいたします。
                FS


Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/07(Wed) 22:12:15 No.7924 ホームページ  引用 
追加の画像です。FS

Re: 同定のお願い 投稿者:Campsicn 投稿日:2012/11/08(Thu) 22:12:55 No.7932  引用 
FS様

ヤチバエ科のヒゲナガヤチバエのように見えます。

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2012/11/10(Sat) 00:54:18 No.7947 ホームページ  引用 
Campsicn様
コメントありがとうございました。
確認しましたが、間違いないと思われます。
おかげさまで、「ヒゲナガヤチバエの生活史」(永冨昭・櫛下町鉦敏)という非常に興味深い論文も読むことができました。
心から感謝申し上げます。
                         FS

トゲハネバエ科? 投稿者:Campsicn 投稿日:2012/11/08(Thu) 22:18:05 No.7933  引用 
いつもお世話になっております。

11月4日に福島県の湖畔で採集しました。体長4mm弱です。
はじめ翅の模様からシマバエ科辺りかと思いましたが、どうにも様子が違うと思い、検索表をたどるとトゲハネバエ科辺りに落ちました。
ただ、同じような翅をもった種を見つけることができず、科の同定にもあまり自信がありません。

よろしくお願いします。


Re: トゲハネバエ科? 投稿者:Campsicn 投稿日:2012/11/08(Thu) 22:18:56 No.7934  引用 
追加の画像です。

Re: トゲハネバエ科? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/11/09(Fri) 02:43:08 No.7936  引用 
ヤチバエ科のカスリマルヒゲヤチバエPherbellia nana reticulata (Thomson, 1869)でしょう.日本産水生昆虫の1237ページ,1252ページの図8dを参照すれば形態記述と翅の写真があります.トゲハネバエ科は翅の前縁に顕著な棘が列生します.

Re: トゲハネバエ科? 投稿者:Campsicn 投稿日:2012/11/10(Sat) 00:38:38 No.7946  引用 
三枝先生

コメントありがとうございます。確かにトゲハネバエ科にしては翅の棘が目立たないと思っていましたが、ヤチバエ科だったんですね。日本産水生昆虫などを見なおしてみたいと思います。
ありがとうございました。

同定のご指導をお願いします。 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/09(Fri) 18:44:54 No.7941  引用 
撮影日 2012.11.06
撮影地 長野県駒ヶ根市

長い前足、しぼんだような腹部に特徴があると思い、調べてみましたが同定に至りません。
ご指導いただければ幸いです。


Re: 同定のご指導をお願いします... 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/09(Fri) 18:45:59 No.7942  引用 
横からの画像です。

Re: 同定のご指導をお願いします... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/09(Fri) 19:36:57 No.7943  引用 
komachan様.

写真の虫は,ブユの1種です.
恐らく,写真では種名までは解らないと思います.

Re: 同定のご指導をお願いします... 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/09(Fri) 20:56:01 No.7945  引用 
茨城@市毛さん、ありがとうございます。

ブユですか。
腹がしぼんでいるのは、血を吸って膨らむためなんでしょうね。

「日本産ブユ科 Simuliidae の種の検索表と薬剤によるブユ幼虫の駆除法について」という論文を眺めてみましたが、同定できる自信がまったくないので、ブユの一種として整理させていただきます。

このハエは何でしょうか? 投稿者:まあ 投稿日:2012/10/31(Wed) 20:11:53 No.7909  引用 
また聞いてみたいハエがいます。
4月中旬 たぶん5mmぐらいの小さなハエだったと思うのですが、何かわかりますでしょうか?
自分ではツヤホソバエなのかなあ?なんて思ったのですが、肝心の前足もはっきりしない写真です。
ちょっと色彩で何かわからないかなあと思い載せてみたいと思います。よろしくお願いいたします。
 場所:阿武隈山地標高550mぐらい


Re: このハエは何でしょうか? 投稿者:まあ 投稿日:2012/10/31(Wed) 20:14:30 No.7910  引用 
あまり変わり映えしませんけど、もう1枚です。

Re: このハエは何でしょうか? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/11/05(Mon) 11:11:44 No.7913  引用 
画像のハエはニセヒメコバエ科PseudopomyzidaeのTenuia属の1種です.大変珍しいハエで,T. nigripes Malloch, 1927がフィリピンから記録されています.私は日本から台湾,中国にかけての標本を持っていますが,複数種を含むようです.まあさんの投稿文から判断すると撮影だけで採集はされなかったようですが,残念なことです.日本産の標本は熊本県や山梨県の山地で採集した少数の標本を持つだけです.
いずれにしてもあなたの画像はこの科の大変貴重な生態写真です.
なお,この科ではほかに沿海州から記載されたPolypathomyia stackelbergi Krovosheina,1979が北海道から九州まで分布していますが(報文としては未記録です),これもかなりの稀少種です.

Re: このハエは何でしょうか? 投稿者:まあ 投稿日:2012/11/05(Mon) 18:26:57 No.7914  引用 
ニセヒメコバエ科というのがあるのも知りませんでした。
聞いてみてよかったです。ありがとうございます。
1方向の写真じゃちょっと無理がある気もしてたので嬉しいです。
そういえば、ここで見たのも1度きりでした。
生態のことは全然わかりませんが早春の頃に見た虫は晩秋にもいることが多々あるので、探してみたいと思います。

Re: このハエは何でしょうか? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/11/08(Thu) 16:20:30 No.7925  引用 
あなたの写真で,頭部の色彩斑紋と,もう一つ重要な形質は小楯板(胸部の後にある逆三角形ないし半円形の構造)の後半部が白色であることがはっきりと写っていたので,確定できました.

Re: このハエは何でしょうか? 投稿者:まあ 投稿日:2012/11/08(Thu) 21:17:28 No.7930  引用 
背面に情報がそろっていたのですね。ラッキーでした。この頭部の色彩斑紋が似ているハエがもう1種いるのでこれも体形等似ていることから、ニセヒメコバエ科ということもありますでしょうか?写真は前よりよくないので、ダメもとで恥ずかしながら聞いてみたいと思います。こちらは10月下旬で大きさも5mmぐらいだたと思います。
場所:阿武隈山地標高500m


Re: このハエは何でしょうか? 投稿者:まあ 投稿日:2012/11/08(Thu) 21:19:01 No.7931  引用 
もう1枚貼りたいと思います。

Re: このハエは何でしょうか? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/11/08(Thu) 22:43:45 No.7935  引用 
まあさん.あなたが推察した通りこれもPseudopomyzidaeの1種です.No. 7913で書きましたPolypathomyia stackelbergiがまさにこのハエです.本種の生態写真もあなたのものが初めてだろうと思います.本種は時に樹液に飛来していることがあります.前脚の付節が部分的に白いのが特徴です.これからこれらのハエにであった時にはぜひ標本として採集しておいたください.

Re: このハエは何でしょうか? 投稿者:まあ 投稿日:2012/11/09(Fri) 15:00:47 No.7938  引用 
ニセヒメコバエ科のこの2つの属は似ているのですね。なかなか難しいです。ニセヒメコバエ科は小さいですが美麗種ですね。このハエを見てみたい方は、この辺は特別変わった場所というわけでもなく、同じような環境がひたすら続いてるような場所ですので、広葉樹林があるような場所で早春や秋に木の幹を見てみるといるような気がします。両種とも虫のあまりいない肌寒い頃に出会いました。ここは近くに川がありませんので虫も少なめですが、ちょっと川があれば虫もずいぶん多いのでそのような場所の方が見られる可能性も高いのかな?なんて思います。私もぜひもう一度会いたいです。

Re: このハエは何でしょうか? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/11/09(Fri) 18:26:17 No.7939  引用 
Tenuiaの標本写真です.山梨県甘利山,1992年6月27日採集.

Re: このハエは何でしょうか? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/11/09(Fri) 18:28:44 No.7940  引用 
Polypathomyia stackelbergiの標本写真です.中国陜西省1997年6月24日採集.

両種とも乾燥標本にすると平凡なコバエになってしまいます.生態写真はさすが生き生きとしていますね.


Re: このハエは何でしょうか? 投稿者:まあ 投稿日:2012/11/09(Fri) 20:25:40 No.7944  引用 
標本写真ありがとうございます。細かい相違点などさっそく探してみたいと思います。採集は6月下旬ですね。出会える季節も長いのですね。楽しみです。

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172] [173] [174] [175] [176] [177] [178] [179] [180] [181] [182] [183] [184] [185] [186] [187] [188] [189] [190] [191] [192] [193] [194] [195] [196] [197] [198] [199] [200] [201] [202] [203] [204] [205] [206] [207] [208] [209] [210] [211] [212] [213] [214] [215]

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -