![]() 冬虫夏草図鑑ではこの幼虫を甲虫幼虫としていますが、http://yukipro.sap.hokkyodai.ac.jp/animal/i_02.html のキアブ幼虫の画像を見て双翅目の一種では?と思いました。 画像が不鮮明で申し訳ないですが、教えていただければ幸いです。
推定されたとおり,キアブ科Xylophagusの1種の幼虫であることはほぼ確実でしょう.
ありがとうございます。
幼虫図鑑にも全姿が載っていなかったので、教えていただけて助かりました。
この虫草の子実体(子嚢果のつぶつぶがついている部分)の写真は撮影していらっしゃいましょうか?
虫草にちょっと興味がありますものですから。
1枚目はキアブ属の1種でしょう.2枚目も双翅目でキアブらしいのですが,この画像だけではわかりません.3枚目はどちらが頭部かわからず,双翅目か鞘翅目か,幼虫か蛹かの見当がつきません.どうもパッとしないお答えです.
ありがとうございます。
昆虫をきれいにクリ-ンアップしなければなりませんでしたね。 このときは冬虫夏草をかじり始めてまもなくでしたので、菌類のほうにポイントを置いた写真になってしまいました。 3枚目のは恐らく虫体は右向きじゃないかと思いますが、今となっては確認がとれません。この場所では比較的多く見つかるので、そのうちに再確認しておこうと思っています。
pierisさんのご想像のとおり(?)画像の幼虫はサビイロクビオレタケに寄生されたものです。私の知る限りサビイロは必ずこの幼虫に寄生するようです。ホソエノアカクビオレタケも今まで多数観察してきましたが、脚のない蛆状の幼虫であり鞘翅目の幼虫ではないようです。
クチキフサノミタケの寄主は、所有する標本と幼虫図鑑をみたところゴミムシダマシ科幼虫でよいと思います。尾部に突起がある点でサビイロの寄主と似ていますが、しっかりと脚がついており無脚ではありません。
Kさまコメントをありがとうございます。
上の3種は共にブナの倒木からでした。 虫草と寄主との関係が大変面白いですね。 ハエヤドリタケはオオクロバエなどから出るのは完全型で、ムシヒキアブから出るのは不完全型のような気がします。クロバエの仲間とムシヒキアブの仲間は菌にとって条件が違うのかな、単に産地の違いかな、菌ははたして同一かなという疑問もありますね。いやはや面白いです。 |
![]() Fauna Japonica P.32を見ると,palpiの色が褐色なのでM. pusillaとなるようなのですが,交尾器を見るとM. pruinosaのようにも見えます.
Fauna Japonicaや、この記述のもと文献となったKurahashi(1964)ではpalpiの色は、M. pruinosaがblackish、つまり黒っぽく(黒色ということでないのがミソ)M. pusillaがbrownつまり褐色となっており、なおかつ"This species can be hardly differented from M. pruinosa by the external appearance."つまり、外見では(交尾器を見ない限り)同定困難とされています。基準となる比較用の標本がよほどたくさん蓄積され、個体変異の幅がつかめない限りは、palpiの色で同定しないほうがよく、交尾器の形態による判断を信じたほうがよいかと思います。
また、分類学的な変更もあるのでご注意ください。 Fauna JaponicaでMelindaに分類されていたハエは、イオコクロバエを除いてMelindaからははずされています。Melindaは亜科MELANOMYIINAEに分類されていますが、この亜科に属するハエはカタツムリ寄生で特殊化した産卵管を有していますが、Fauna JaponicaのMelindaでこの産卵管を有しているのはイオコクロバエだけです。 1979年の「ハエ-生態と防除-」ではイオコクロバエ以外のFauna JaponicaのMelindaはOnesiaに移されたとされていますが、コチビクロバエとチビクロバエは横溝後翅内剛毛が3本ではなく2本ですので、Knut Rongnesの分類に従えば、OnesiaではなくBellardiaになります。 さらにチビクロバエの原記載時の学名はMusca pusilla Meigen, 1826ですが、1790年にGmelinがMusca pusillaを記載しています(現在ハナアブ科に分類されている種らしい)ので、これのJunior primary homonymになってしまいます。そのため、Knut Rongesの"Blowflies (Diptera, Calliphoridae) of Fennoscandia and Denmark"ではOnesia viarum Robineau-Desvoidy, 1830を有効な原記載として、Bellardia viarum (Robineau-Desvoidy, 1830)を採用しています。
とりあえず♂ゲニの形状はコチビクロバエになると思います。
手元にシノニム関連の資料がないので学名の取り扱いは?つきますが中国動物誌 麗蝿科を見る限りはBellardia nartsukae=M. pruinosaになると思います。
ちょっと引っかかっている点が1つあります。
いろいろ検索してみても、Gmelinが1790年に記載している"pusilla"という種がどうしてもカメムシしか見つからないのですよね。Rongesの言うところのハナアブ科のMusca pusillaはどこに行ってしまったのでしょうか。
ウミユスリカ様.
確かに,色については難しいものですね. 交尾器での同定に自信が持てなかったのは,Kurahashi(1964)やFauna Japonicaでの古い分布記録と,埼玉県昆虫誌や皇居の昆虫での分布が逆転しているように感じたからです. Kurahashi(1964)やFauna Japonicaでは,M. pruinosaコチビクロバエが山岳部に分布し,M. pusillaチビクロバエは森林地帯や沼沢地の普通種と記されています. 一方,埼玉県昆虫誌ではM. pruinosaコチビクロバエが平地に分布し,M. pusillaチビクロバエが山岳部で記録されており, 皇居の昆虫でもコチビクロバエ M. pruinosaが記録されています. どちらの分布が合っているのでしょうかね? なお,学名については諸説があるようですが,次回の目録では両種ともOnesia属で,コチビクロバエはOnesia nartshukae (Grunin, 1970)となっていたのでは?
ハエ男.
返信を書いている間に,コメントが入ってしまいましたね. コチビクロバエとのことありがとうございます. ウミユスリカ様. Musca(Syrphus) pusilla Gmelin, 1790はSys. Nat. Ed.13で収録されたと記されていますが,旧北区のカタログではDoubtful species of Syrphidaeとの扱いになっています.
市毛様
Kurahashi(1964)をよく見ると、チビクロバエが標高2500mの高山にまで出現し、世界での分布も北に偏っている(北欧のデンマークにまで出現する)のに対し、コチビクロバエは山地に出現するものの比較的稀(つまり地点の例数が少なくなりがち)で、世界での分布も南に偏っている(北欧では記録されておらず、チビクロバエの記録がない北アフリカのチュニジアやアルジェリアに出現する)ことが読み取れます。「埼玉県昆虫誌」や「皇居の昆虫」の記述とは矛盾しないと思います。 >> 次回の目録では両種ともOnesia属で,コチビクロバエはOnesia nartshukae (Grunin, 1970)となっていたのでは? まだ公式には未発表のリストなので、あえてスルーしておきました。Onesia属とBellardia属は非常に縁が近いので、BellardiaとOnesiaを分けない見解なのだと推測しております。横溝後翅内剛毛の数と前縁脈の下面の毛の生えている範囲に違いが出るのですが、この辺りの形質の評価で見解が分かれるのかもしれません。 >> 旧北区のカタログではDoubtful species of Syrphidaeとの扱いになっています. なるほど。存在するか疑わしい種なのですね。
>> まだ公式には未発表のリストなので、あえてスルーしておきました。
と書きましたが、「埼玉県昆虫誌」で既にこの学名になっていましたね。今確認いたしました。 また、「中国蝿類」ではコチビクロバエがBellardia nartshukae (Grunin, 1970)、チビクロバエがBellardia pusilla (Meigen, 1826)となっていました。「中国動物誌 麗蝿科」では、Bellardia nartshukaeの方は掲載されていますが、チビクロバエは掲載されていませんでした。 どうも、Bellardia属を認めるか、またMusca pusilla Meigen, 1826を有効な記載とみなすかどうかがどの学名を採用するかの焦点となっているようですね。
ウミユスリカ様.
ネットを調べたら,もっと劇的な論文が出ていました. Verves(2004)The species of genus Bellardia Robineau-Desvoidy http://www.biosoil.ru/fee/2004/N-135/N-135.pdf この論文では,Melinda pruinosaとM. pusilla双方を誤同定としてBellardia nartshukaeのシノニムとしています. 分布を見る限り,極東側にはヨーロッパとは別の種類が 分布すると考えているようです. 私としては,双方の形態の差が少ないので,このほうがスッキリするような気にもします. ありがとうございました.
>> この論文では,Melinda pruinosaとM. pusilla双方を誤同定としてBellardia nartshukaeのシノニムとしています.
なるほど。でも、Bellardiaって世界的に見ても、雄でも(つまり交尾器をチェックしても)種間の形質の差異がわずかで、同定の難しさは札付きなんですよ。だから、コチビクロバエとチビクロバエが同種を無理に2種に分けてしまっていたのか、本当に別の2種なのかは、まだまだ検証研究が不足しているようにも思えます。 もっと微細な形質を徹底的に比較して、さらに最終的にはDNAバーコーディングなんかの手も借りる必要があるかもしれません。
おまけですが、RongnesはTriceratopyga(フタオクロバエ属)とAldrichina(ケブカクロバエ属)は認めていません。Calliphoraに統合しています。このあたりの属レベルの分類はまだ流動的ですね。
ウミユスリカ様.
確かに,有弁類は分類が流動的なところが多いようですね. 今年こそと有弁類の標本を整理していますが,和名を書いていると自分がイエバエ科を調べていたのかクロバエ科を調べていたのか判らなくなります. イエバエ科のなかには,○○ハナバエというのも多いですし;^_^)
>> 和名を書いていると自分がイエバエ科を調べていたのかクロバエ科を調べていたのか判らなくなります.
イエバエ科にキバネクロバエ、セアカクロバエ、オオセアカクロバエなんていうのがいますからね。ただ、後二者は小盾板を見れば、いかにもなオオイエバエ属ではありますが。 >> イエバエ科のなかには,○○ハナバエというのも多いですし;^_^) この辺は篠永先生や、晩年の加納先生が、ほぼ修正されましたね。みんな○○イエバエになりました。一時期イエバエ上科の中の科の範囲がなかなか確定しなくて、和名がついた時期にはハナバエ科に入れられていたようですね。Fauna Japonicaの執筆時期にはこの問題が解消されてある程度時間が経過していたのですが、にもかかわらず修正されていなかったのは、和名の安定性を乱すことを懸念されたのかもしれません。 |
![]() ・・・と言う訳で背面からの写真しかありません。しかし、頭部胸部の剛毛配列や脛節端付近に剛毛があることから、シマバエ科で間違いないものと思います。以前、No.5060からのスレッド(生憎消失した部分です)に投稿したシマバエ科のHomoneura属と思しきハエと頭部胸部の剛毛が細部に至るまで殆ど同じ(相違は、単眼剛毛が以前のハエでは前向き平行なのに対し、このハエでは前向きで八の字型に拡がることのみ)なので、Homoneuraかその近縁属の可能性が高いと思います。 他に写真はありませんが、色彩が非常に特徴的なので、何方か御存知の方、居られますでしょうか。 追記:体長は4mm、翅端まで5.5mmです。
アーチャーン様.
Homoneura属と判断なされたなら,論文ナビゲーターCiniiで下記の論文を一度御覧になって見られたらと思います. Sasakawa, 1985, A Revision of the Japanese Species of Homoneura (Homoneura) (Diptera, Lauxaniidae) Part 3 http://nels.nii.ac.jp/els/110003377430.pdf?id=ART0003853773&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1237018249&cp= 今のところ,Homoneura属を一括で検索できるのはこの文献しかなく,この文献以降に日本から記録された種類は記載文などに総当りで調べるしかないようです. Shatalkin(2000)は,記載が全く無いのであまり頼りになりません. 論文ナビゲーターには,この他のグループについてもかなりの論文が公開されているので,結構重宝します.
市毛様、アーチャーン様
CiniiはPDFファイルへの直接リンクは有効ではないので、以下の検索データ表示ページからPDFファイルへのリンクをクリックすれば閲覧できます。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003377430/
茨城_市毛様、ウミユスリカ様:
論文の御紹介有り難う御座います。 背面からの写真1枚では検索は困難なので、当該論文の1~3までの記載をザッと見てみましたが、体色が該当する種は見つかりませんでした。しかし、あくまで「ザッと」なので、もう一度キチンと見てみます。 シマバエ科であることは確かと思いますが、Homoneuraである確証はありません(何分にも写真1枚ですから)。別属の可能性も大いにあります。 取り敢えず御礼まで。
アーチャーン様.
偶々,似たような標本を見つけましたが,Protrigonometopus 属かもしれません. ![]() Protrigonometopus属は,日本のシマバエ科(エコリス)で2種となっているが,Shatalkin(1999)によるとSasakawa(1998)でP. okinawanusが記載されており,日本産は3種となる.他に東洋区にP. deciptor Mallochが分布していると記されている. 恐らく,北海道~本州に分布しているのは,Р. maculifronsとР. sexlituris の2種. ・Р. maculifronsは頭部が三角形に近く,触角刺毛は黒色微毛を装い太く見える.顔の中央部に1対の大きな斑紋を備える.日本,北朝鮮,中国に分布.皇居でも確認されている. ・Р. sexlituris は頭部が三角形状ではなく,触角刺毛は肥大しない.顔の両側に1対の小さな斑紋を備え,触角下部と口器上部にも1対の斑紋を備える.沿海地方と日本に分布. 自宅(茨城)で見られるのも,Р. maculifronsのようです.
茨城_市毛様:
御回答有り難う御座います。 触角刺毛は太いですし、東京付近ではProtrigonometopus maculifronsの記録が彼方此方にあるのに対し、P. sexliturisは全く見つかりませんでしたから、P. maculifronsで決まりの様ですね。 脛節端に2本の剛毛が見えるので、エコリスの検索表では、一番最初で間違えてしまいました。 かなり普通種で、しかも晩秋に限られる種ではない様ですから、今後気を付けて、見付けたら顔の写真を撮って確認したいと思います。 標本写真有難う御座いました。 |
![]() 先日「ユスリカの世界」を買ってみて、どうもユスリカの1種らしいと思い始めました。そこでChironomidaeで外国のサイトを見て回ると、Tanytarsus pallidicornisと言う(http://popgen.unimaas.nl/~jlindsey/commanster/Insects/Flies/SpFlies/Tanytarsus.pallidicornis.html)、添付の写真に全体も翅脈もかなりよく似たユスリカの画像が見つかりました。「ユスリカの世界」に拠ると、ヒゲユスリカ属Tanytarsusは成虫の体長3-5mmとあり、添付の写真の虫よりも大きめです。ヒゲユスリカ属の1種とするのは、単なる絵合わせなので非科学に過ぎますが、ヒゲユスリカ族の1種と考えても宜しいでしょうか。 この虫、冬期は稀でしたが、5月下旬には同種と思われるものが物凄い数いて、草むらを歩くとウンカの如く出て来ました。冬と違い非常に敏捷で、留まるとアッと言う間に葉裏に逃げ込んでしまいます。町内の2個所に多産していましたが、何れも直ぐ近くにかなり水量のある泉があります。 宜敷御教示下さい。
写真からの判定では、ヒゲユスリカ族の一種までしか判りません。5月頃にヒゲユスリカ属は水田脇の水路、溜め池等から非常に沢山出てきます。平地ではこの時期がこの族のピーク期です。残念ながらヒゲユスリカ族には外見では属までは識別するのは困難です。雄生殖器を見れば一瞬で属までは判るのですが。色彩も似たものが沢山います。黄白色のものが殆どです。
エリユスリカ様:
初めまして。早速の御回答有難う御座います。 「何蚊でしょう?」と言う問い合わせは余りにも無責任と思い、この蚊の所属をある程度まで解決することは、昨年の冬からの懸案でした。お陰様で漸くヒゲユスリカ族まで確実に落とす出来ました。 極めて普通でありながら、非常に小型である故にWeb上では写真が見つからないユスリカ類はかなり多いのではないかと思います。今までは敬遠しておりましたが、今後は少しユスリカ類も撮ろうと思っております。 有難う御座いました。今後とも宜敷御願い致します。 |
![]() 2009.3.10昼頃 三重県津市
海岸の磯に生息するTelmatogetonイソユスリカ属の1種でしょう.脈相が不明瞭にしか写っていないので,私には種の同定はできません.本属には場所によっては渓流性の種もあります.しかし,渓流に生息し,Telmatogetonに形態や行動がよく似ているのがDiamesaヤマユスリカ属です.早春から羽化しますので,渓流のぬれた岩の表面を走り回って雌を探している雄を観察できます.
Telmatogetonは海生のユスリカの1群で,成虫は飛翔かのうですが,われわれが観察するのはもっぱ磯を走り回っているすがたです.かたまりになっているというのは交尾したペアにほかの雄がまとわりついている状況ではないでしょうか. ほかに海生のユスリカはClunioウミユスリカ属がありますが,これはずっと小型で,雌は翅を欠き,雄はオドリバエ科のミナモオドリバエ属Hilaraの種のように水面を滑走するように飛翔して,雌を探します.凪いだ磯近くの海岸の海面を凝視して,白い微小な昆虫が水面を流れるように滑っている(実際は飛んでいる)のが観察できたら,それはおそらくClunioの雄です.ただし,Hilaraの中には海面で求愛餌の捕獲行動をとるものがあるので,Clunioと間違えるかもしれません. さらに,海生のユスリカにはPontomyiaオヨギユスリカ属があり,これも雌は無翅蛆状で,雄は翅が飛翔には適さない特殊な形に変形し,著しく長い脚を持っており,おそらくこれらを用いて海水面を滑走するのでしょう.この仲間は日没後に潮溜まりなどに現れるとのことですが,私は残念ながら観察したことがありません.紀州の沿岸にぎょう産するとの記述があります.
三枝先生のおっしゃられる通り、Telmatogeton(イソユスリカ属)の一種です。この属は日本から2種、T. japonica(ヤマトイソユスリカ)とT. pacificus(ミナミイソユスリカ)が知られています。紀伊半島ですとこの2種が混生している事があります。翅脈が判れば種の判定は可能です。一般にjaponicaに比べてpacificusは見た目、かなり小さく感じられます。また、紀伊半島ならイソユスリカ属の仲間であるハマベユスリカThalasomya(T. japonica:ヤマトハマベユスリカ)も見られるかも知れません。
イソユスリカは岩に付着した藻の中で、ハマベユスリカは潮溜まりの中で幼虫を見いだすことが出来るかも知れません。ハマベユスリカはしっかりと空間を確保できる容易な岩の隙間などで沢山の雄が集合して群飛します。 立て続けにユスリカの報告が出てきて、喜んでおります。
Thalassomyaです。
またまた訂正.Telmatogeton japonicusです。
![]() 種名が判明する可能性があるならと、翅脈を撮影したく、今日もイソユスリカたちに会いに行ってきました。 これらの写真で判らないようでしたら、捕まえてみようと思います。
いずれエリユスリカさんから専門的な回答があるでしょうが,翅のいわゆるCu fork(翅の後方に位置する二分岐した脈)の分岐点がr-m crossvein(Cu forkの分岐部の前方,翅の前縁に近くボヤーと暗色に見える斜めの短い帯に相当)とほぼ同じ位置ですから,ヤマトイソユスリカTelmatogeton japonicus Tokunaga でしょう.
なお,Cu forkの分枝の前の脈はM4脈,後の脈はCuA脈です.これらは従来伝統的にそれぞれCuA1, CuA2脈と同定されていた脈です.
Telmatogeton2種の図を示しておきます。三枝先生のご指摘通り、翅のfcuを矢印で示しました。これとr-m横脈との位置関係から2種を識別することが出来ます。参考にして下さい。
添付:5229.pdf (36KB)
三枝豊平様、エリユスリカ様、ありがとうございます。
イソユスリカについて、物知りになった気分です。 2種の比較図もすごく参考になりました。 ![]() オヨギユスリカ属は日本から2種が知られています。紀伊半島なら、セトオヨギユスリカPontomyia pacificaでしょう。私は、この種は観察したことがありませんが、西表島でおそらくサモアオヨギユスリカP. natansだと思うのですが、この種については実際に採集しております。時期は2月中旬でした。新月の夜8時ごろ、星砂ビーチです。真っ暗な中、懐中電灯を頼りに採集をしました。潮溜まりでは見ることは出来ませんでした。波打ち際で盛んに海水面を走り回っているのを見ています。極々狭い範囲を活発に動いていました。残念ながら、雌を採集することは出来ませんでした。紀伊半島なら成虫を観察することが出来るかも知れません。ただ、大変小さい、1ミリちょっとの大きさですので、注意しなければ見逃すかも知れません。 知り合いから、頂いたセトオヨギユスリカの雌の写真を貼付しておきます。
言い忘れましたが、幼虫は昼間、潮溜まりで採集致しました。ですから、潮溜まりでも活動しているのかも知れません。
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