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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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双翅目談話会 第12回 同定会・勉... 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2008/10/02(Thu) 18:43:19 No.4879 ホームページ  引用 
双翅目談話会では,第12回 同定会・勉強会を千葉県立中央博物館で下記のような予定で行います.

日時:2008年11月23日(日)午前10時より
   午前10時 同定会
     12時 昼食・休憩
   なるべく弁当を御持参下さい.
(館内にレストランがあります.)
  午後 1時 勉強会
   講演(未定)
   ミニ講演(未定)
  午後 3時〜5時 一人一話

<忘年会を午後6時頃から予定しています(会場未定)>
◆場所:千葉県立中央博物館
www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/

会員以外も参加可能です.

アタマアブ科では 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/30(Tue) 00:03:33 No.4874  引用 
2008.9.25 三重県津市の海岸部。イネ科の草むらにて撮影。
体長はせいぜい3ミリくらい。アタマアブ科ではと思いますが、種名までには辿り着けないのでしょうか。
交尾中の一個体が頭部を取り外すようなことをして、また元通りに収めていましたが、これは何なのでしょうか。


Re: アタマアブ科では 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/30(Tue) 00:06:01 No.4875  引用 
元通りになりました。

Re: アタマアブ科では 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/30(Tue) 00:14:39 No.4876  引用 
翅脈は「みんなで作る双翅目図鑑 画像一括閲覧ページ」で見られるアタマアブ科のものと似ています。

Re: アタマアブ科では 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2008/09/30(Tue) 12:04:37 No.4877 ホームページ  引用 
田中川様.

確かにアタマアブ科の1種です.
頭部の形状や翅の縁紋からPipunculini族と思われます.

Pipunculini族は,記載されているだけでも70種近く日本に分布しているようです.腹部斑紋などの明瞭な特徴を欠くので,顕微鏡で精査しないと同定出来ません.
また,数年前に手元の標本を調べた際に,同定出来ない種類が結構あったので,もっと種類が多いのかもしれません.
(日本産アタマアブ科は,1990年時点で107種)

1枚目の写真は,メスが頭部をクリーニングしていると思われます.頭部と胸部との筋肉が細いので,こすった際に伸びてしまうようですが,非常に面白い写真ですね.

Re: アタマアブ科では 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/30(Tue) 23:33:52 No.4878  引用 
茨城_市毛様、ありがとうございます。
これらの写真では属までの絞込みが出来ないのですね。こんな小さな彼らに類似の仲間がたくさん居るのですね。できるだけ種の特徴がわかるような写真を撮りたいと思います。

メスが頭部をクリーニングしていたのですね。当初はオスに襲われているのかと思いましたが、頭が元通りに収まっていたので不思議でした。標本を試みましたが、頭が取れてしまい、諦めました。細くて、もろい筋肉で繋がっているんだなと実感しました。

何バエでしょうか? 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/29(Mon) 01:21:55 No.4870  引用 
2008.9.28撮影。鈴鹿市の砂浜で出会いました。
体長は約8ミリ。何バエでしょうか?


Re: 何バエでしょうか? 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/29(Mon) 01:24:35 No.4871  引用 
手に乗り移ってきました。

Re: 何バエでしょうか? 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2008/09/29(Mon) 07:35:22 No.4872  引用 
田中川様.

ヒゲナガヤチバエ Sepedon aenescensのようです.

湿地周辺で良く見られます.

Re: 何バエでしょうか? 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/29(Mon) 11:12:50 No.4873  引用 
茨城_市毛様、ありがとうございました。
50メートルほど離れたところに池があります。
細身の綺麗なハエでした。

ヒメバチの一種ですかね? 投稿者:まゆみ 投稿日:2008/09/24(Wed) 11:31:14 No.4862 ホームページ  引用 
こんにちは♪
お世話になります。
9月22日に葦の葉っぱに止まっていたのを撮ったのです。
体は5〜6mm。お尻から出た針のようなのは3mmくらいでした。
小さくても目立つ色彩でした。
広島市佐伯区湯来町にいました。
ヒメバチの一種でしょうか?
よろしくお願いします!


Re: ヒメバチの一種ですかね? 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2008/09/24(Wed) 12:45:40 No.4863  引用 
まゆみ様.

恐らく,ミノオキイロヒラタヒメバチかその仲間ではないかと思います.

ハチ関連は,「蜂が好き - 蜂類情報交換BBS」
http://www.raipon.jp/modules/bluesbb/topic.php?top=1
に投稿したほうが,回答を得易いと思います.

Re: ヒメバチの一種ですかね? 投稿者:まゆみ 投稿日:2008/09/24(Wed) 18:57:23 No.4865  引用 
茨城_市毛様
ありがとうございます♪
ミノオキイロヒラタヒメバチに色彩はそっくりですが、この蜂は足がマッチョでないので、微妙に違うみたいです。
仲間かもしれませんね?
「蜂が好き - 蜂類情報交換BBS」に投稿して聞いてみます。
助かりました!(^_^)/

オガサワラツリアブ 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/09(Tue) 23:01:33 No.4846  引用 
2008.8.1三重県津市の海岸でオガサワラツリアブと思われるツリアブを撮影しました。ヤブガラシに訪花している個体です。
今年、鈴鹿市が発行した『鈴鹿市の自然』に標本写真が掲載されていました。三重県初記録のオガサワラツリアブとして紹介されていました。その写真と見比べて、私の撮ったツリアブはオガサワラツリアブではないかと思いましたが、他に参考にすべき図鑑や文献も無く、皆さんにご確認いただければと思い、投稿しました。よろしくお願いします。


Re: オガサワラツリアブ 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2008/09/20(Sat) 00:06:29 No.4859 ホームページ  引用 
誰からもコメントが付かないようなので・・・

オガサワラツリアブAnthrax ogasawarensis Matsumura, 1916は,松村松年が新日本千虫図解 巻之二で記載した種類で,同書と日本昆虫大図鑑(1931)に図示解説されています.

私は,Anthrax ogasawarensisのタイプ標本しか見たことがありませんが,写真より細めで暗い色調の標本でした.(確かに,翅前縁の黒色部の形状は非常によく似ているので,タイプ標本の状態が悪かったのかもしれません.)

World catalog of bee fliesによると,現在ではExhyalanthrax ogasawarensisとなっており,写真の個体は同属のExhyalanthrax aferと非常に酷似しています.
極東の昆虫の検索によると,Exhyalanthrax aferはヨーロッパから南シベリア・中国に分布しており,東洋区やエチオピア区にも分布する広域分布種のようです.

両種の相違点について興味が出たので,京都の師匠に電話して聞いてみました.

結果,本州産の個体についてもBishop Mus.の専門家に同定してもらった結果,Exhyalanthrax ogasawarensisであるとの回答を貰っていたとのことでした.
また,本種は本州西部の海岸沿いで稀に得られるそうで,他にも何箇所かで採集されているそうです.

Re: オガサワラツリアブ 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/20(Sat) 22:30:41 No.4860  引用 
茨城_市毛様、いろいろとお調べいただきありがとうございます。
Exhyalanthrax ogasawarensisの雌雄の違いを図示したDr. Evenhuisさんの論文がPDFファイルで見られることが分かりました。
これを見ますと、私の撮った個体は♀よりも♂のほうに近いと思います。翅前縁の暗色部が♂のものと一致します。翅脈も♂のほうにより近いと思います。
しかし、悩ましいことに同属のExhyalanthrax aferが外国のサイトに画像が出ておりますが、これを見ますと、翅前縁の暗色部はオガサワラツリアブ♂と同じです。翅脈は複数の箇所で微妙に違っていますが、オガサワラツリアブ♂に近いものです。
私の写真の個体は翅の暗色部と翅脈が外国サイトのExhyalanthrax aferと一致しているのでは思います。また背面や腹部の見た目も同じように見えます。
オガサワラツリアブの背面や腹部に関しては資料が無く、比べようがありません。
つまり、Exhyalanthrax ogasawarensisとExhyalanthrax aferとでどこが違うのかが分からないのです。
ただ、『鈴鹿市の自然』717p図3のオガサワラツリアブの個体とは翅の暗色部と翅脈が合致しますので、先の論文と合わせて判断すると私の撮ったものも図3のものも♂と判定できると思います。
Dr. Evenhuisさんの先の論文については誰かがきちんと検証してくれることを期待します。翅脈の微妙なカーブや狭まり具合が気になっています。

これもハエ? 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/16(Tue) 23:46:28 No.4855  引用 
2008.9.15 三重県津市の海岸地帯にて。イネ科のメヒシバにいました。体長は3ミリほど。直に見失いました。種名は判りますでしょうか。

Re: これもハエ? 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/16(Tue) 23:48:54 No.4856  引用 
別角度からです。
よろしくお願いします。


Re: これもハエ? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/09/17(Wed) 15:38:36 No.4857  引用 
シマバエ科のSteganopsisの1種です.Steganopsisで検索すると過去のデータが見れます.

翅が内側に曲がって,まるで甲虫のように見えます.学名のSteganopsisの元になったSteganaはカブトショウジョウバエと言うショウジョウバエ科のハエの属で,これも翅がSteganopsisと同じように曲がって腹部を覆っています.この属は森林の倒木などの近くで生活しています.カブトショウジョウバエにちなんで,Steganopsisはカブトシマバエとでもいうところでしょうか(こんな和名が付いているかは知りません).

Re: これもハエ? 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/17(Wed) 23:37:33 No.4858  引用 
アノニモミイア様、ありがとうございました。
和名がまだ付いていないのですね。
甲虫の仲間かと思いながら撮っていました。

ヒメキイロコウカアブ・・・ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/09/15(Mon) 20:43:43 No.4854  引用 
こんちは。

 きょうは キノコを観察に茨城のフィールドに行ったのですが、ヒメキイロコウカアブがちょうど発生していて、あちこちで見られました。

 珍しかったので、アップしてみます。
 
 ちなみに、たくさん集まっていたキノコは 京都の報告と同じシロハツモドキでしたが、ほかのキノコにも来ている個体もありました。

 気まぐれで ご報告まで。ではまた。

ミギワバエ科? 投稿者: 投稿日:2008/09/14(Sun) 12:30:49 No.4851  引用 
はじめまして。蘭丸と申します。
画像庫の中に黄色のミギワバエ科と思われる種がありました。
古い携帯電話での撮影の為、画像が見難いとは存じますが、
もし、種類が解るようでしたら、御教え願いたく投稿させて頂きます。
'04/10/31 川崎市高津区 多摩川河川敷にて撮影

よろしくお願いいたします。


Re: ミギワバエ科? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/09/14(Sun) 23:02:21 No.4852  引用 
蘭丸さま、こんにちは。

 私の不勉強もあり、ミギワバエ科かどうか 画像が小さくて私にはよくわかりません。
 ちなみに 大きさはどの程度でしょうか?
 また 植物が何かおわかりになりますか?(サイズの参考になります)

 なんとなく ヒメフンバエにも似て見えますが、この線では検討されてみましたでしょうか? 

Re: ミギワバエ科? 投稿者: 投稿日:2008/09/15(Mon) 06:05:57 No.4853  引用 
バグリッチ様、コメントありがとうございます。
又、説明が足らず、申し訳ありませんでした。
体長はおそらく5mm程度だったと思います。
植物は、園芸植物のゴールドクレストです。
その葉の先端の大きさからも、5mm程度では無かったかな。と・・・。
前脚が鎌状に見えた事で、写真を撮ったと思うので、「カマバエの仲間」しか思いつきませんでした。
「ヒメフンバエ」検索してみます。ありがとうございます。

チビクロコヒラタハナアブでしょ... 投稿者:pakenya 投稿日:2008/09/05(Fri) 10:12:25 No.4835  引用 
北海道で6月末に採集した6mm弱の小形のハナアブです。

触角の下方で顔面がほとんど窪まず、腹部の各節は正常、翅脈などからコヒラタハナアブ族Pipiziniであることは確実と思われます。

額は丸く膨らんでいますが、各脚の基節や転節に特殊な構造を持たず、腹部腹板にも特別な構造は見当たらないので、クロコヒラタハナアブ属Heringiaの基亜属に該当すると思われます。

邦産種で既知のものはチビクロコヒラタハナアブH. (H.) familialis (Matsumura,1918)のみですが、雄を図示したものが見当たらず(雌は札幌の昆虫に掲載)、ハナアブの世界では未同定の1種が示されているのみで、確信が持てずにいます。


Re: チビクロコヒラタハナアブで... 投稿者:pakenya 投稿日:2008/09/05(Fri) 10:20:51 No.4836  引用 
横顔です。

複眼は密に褐色の立毛で覆われています。
顔面は頭幅の1/3ほどで、下方に僅かに狭まります。

このほか、胸部や腹部の特徴、各脚の特徴などは、Fauna Japonicaのfamilialisの記述及びShiraki et Edashige (1953)のPipizella nitida(後にfamilialis のシノニムとされた)の記述とほぼ一致しますが、胸背後半に淡色立毛を多く装うことが気になります。


Re: チビクロコヒラタハナアブで... 投稿者:pakenya 投稿日:2008/09/05(Fri) 10:23:15 No.4837  引用 
Geniの写真もつけます。

ハナアブの世界のH. sp.のものとよく似た形状です。


この個体をfamilialisと同定してよろしいでしょうか?
ご教示願います。


Re: チビクロコヒラタハナアブで... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/09/05(Fri) 12:27:06 No.4838 ホームページ  引用 
pakenya様.

Heringia sp.としか言いようがありません.

残念ながら,Heringia属も10年ぐらい前にヨーロッパの整理が終わったような難しい種類です.
結果的に,aedeagusの形状などを調べて,検索を作り直したような気がします.

基本的にFauna JaponicaのPipizaとHeringiaは全て間違っているものとして,再検討しなければなりません.
標本も皆無に無いので,基産地の同種の標本を採集して交尾器を調べる必要があります.

また,非常に小さな交尾器ですので,チューブ状のthecaを切り裂いてaxial system of aedeagusを無傷で取り出すのが非常に難しいです.(透過検鏡では正確な形が観察出来ません.)

札幌と岩手,面河渓の標本を誰かが大量に採集してくれるまで,気長にお待ちください.

Re: チビクロコヒラタハナアブで... 投稿者:pakenya 投稿日:2008/09/05(Fri) 18:41:11 No.4839  引用 
市毛様

いつもご教示ありがとうございます。

やっぱり、同定不可能な状況なんですね。
とりあえず、H.(H.) sp.としてファイルしておきます。

この仲間のオスの写真は「ハナアブの世界」以外には見当たらないので、来春、談話会資料にする写真集にはこのまま収録する方向で行きたいと思います。

ありがとうございました。

マメヒラタアブ 投稿者:田中川 投稿日:2008/08/30(Sat) 00:05:05 No.4817  引用 
三重県津市の海岸部。ヤブガラシの花にやってきたのはシママメヒラタアブでしょうか?体長は6ミリ。
2008.8.26撮影


Re: マメヒラタアブ 投稿者:田中川 投稿日:2008/08/30(Sat) 00:08:16 No.4818  引用 
別角度からの同一個体です。
よろしくお願いします。


Re: マメヒラタアブ 投稿者:pakenya 投稿日:2008/09/01(Mon) 09:50:40 No.4824  引用 
田中川様、こんにちは。

このParagusは、脚がほとんど黄色く見え、触角第3節が第1,2節の和とほぼ同長なので、シママメヒラタアブParagus (Paragus) clausseni Mutin,1999 の♂です。

河川沿いなどの草地に特異的に生息する種と考えられていて、あまりポピュラーな種ではありません。したがって、生態写真は珍しく、おそらくはじめてではないかと思います。

Re: マメヒラタアブ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/09/01(Mon) 20:14:52 No.4827 ホームページ  引用 
pakenya様.

学名が入れ違っていませんか?

Re: マメヒラタアブ 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/01(Mon) 23:06:48 No.4828  引用 
pakenya様、茨城@市毛様ありがとうございます。
シママメヒラタアブの特徴など教えていただき、ありがたいです。
学名は
Paragus(Paragus)fasciatus Coquillett. 1898
でしょうか。

Re: マメヒラタアブ 投稿者:pakenya 投稿日:2008/09/02(Tue) 09:18:39 No.4829  引用 
失礼いたしました!clausseniはノヒラマメの学名(極東の昆虫の検索による)でした。

正しくは田中川さんのとおりfasciatusです。

Re: マメヒラタアブ 投稿者:平群庵 投稿日:2008/09/02(Tue) 22:20:46 No.4830  引用 
横から失礼します。
添付写真は私がシママメと思っていたものですがどうも違う種のようです。関連があると思うのでこの場をお借りしてお尋ねしたいのですが、私がシママメと思っていたこのものはノヒラマメヒラタアブなのでしょうか。それとも・・・?
体長6mm、2008.6〜7月、奈良県平群町で撮影


Re: マメヒラタアブ 投稿者:pakenya 投稿日:2008/09/03(Wed) 09:05:27 No.4831  引用 
平群庵様、こんにちは。

添付写真の種は、ノヒラマメのほうです。

複眼に縞模様があるParagus亜属には、シママメ、ノヒラマメ、タイワンマメの3種の日本の種が知られています。

タイワンマメは南西諸島に分布し、小楯板にトゲ状突起が並ぶことで区別できます。本州には前2種が生息していますが、触角の長さと脚の腿節基部の色彩でほぼ区分できるようです。

Re: マメヒラタアブ 投稿者:平群庵 投稿日:2008/09/03(Wed) 23:39:21 No.4832  引用 
ノヒラマメ、ご教授ありがとうございます。素人の絵合わせでは色、模様を真っ先に比較するのですが、シママメの画像が少なく、たまたま目にした「札幌の昆虫」の中のシママメは腹が黒色でした。さらに、「ハナアブの世界」の中の画像では、シママメの腹は黒色、ノヒラマメの腹は茶色です。なんでやねん?!・・・・と言うわけですが、個体変化なのでしょうか、標本の変色なのでしょうか?

Re: マメヒラタアブ 投稿者:pakenya 投稿日:2008/09/04(Thu) 09:34:07 No.4833  引用 
腹部の色彩は、個体変異がかなりあるグループです。両種とも黒地に黄色の縞模様のものから、腹部後半が茶色いものまでいるようです。ので、両種の区別は腹部の斑紋のみではできません。

確実な区別点は、やはり形に求めるのが基本ですが、それらの情報を掲載した書物等はまだ存在しません。「日本のハナアブver.2」には是非載せたいところですが、いつできるのかは全くわかりません。

Re: マメヒラタアブ 投稿者:平群庵 投稿日:2008/09/04(Thu) 20:14:03 No.4834  引用 
教えていただいたことが目の前に現れました。本日、通り道の草むらで出会いました。あまりにもタイミングのよい偶然にうれしくなって画像を貼り付けます。茶腹のノヒラマメ、交尾のメスの方は黒腹です。
ありがとうございました。

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