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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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コマバムツボシヒラタアブ? 投稿者:通りすがり 投稿日:2017/01/13(Fri) 11:28:14 No.9729  引用 
1月12日に見付けた羽化したばかりのヒラタアブで、コマバムツボシヒラタアブに見えるのですが、こんな時期に羽化するものなのでしょうか?

場所は千葉県北西部です。


Re: コマバムツボシヒラタアブ? 投稿者:通りすがり 投稿日:2017/01/13(Fri) 11:30:45 No.9730  引用 
翅脈が見える画像も…

Re: コマバムツボシヒラタアブ? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2017/01/16(Mon) 10:34:38 No.9731  引用 
通りすがり 様.

 私自身は殆ど調査したことがないのですが,冬季のハナアブについては桂(2000, 厳冬期のハナアブ調査. はなあぶ 9:83-84)等の報告があります.

 桂の報告によると,12月の大阪ではコマバムツボシヒタラアブが見られるそうです.また,2月中旬の和歌山県南部での調査では,クロヒラタアブやホソヒラタアブ,フタホシヒラタアブの新成虫も得られたとのことです.

Re: コマバムツボシヒラタアブ? 投稿者:通りすがり 投稿日:2017/01/16(Mon) 23:25:29 No.9732  引用 
茨城@市毛 様

情報とコメントありがとうございます。
クロヒラタアブやホソヒラタアブが2月中旬に羽化とは、流石に暖地と言う感じですね。

コマバムツボシヒラタアブは長野県南部で11月から12月初めにかけて山を下りるものを見ているのですが、その後の生態がよく分からなかったのと、千葉では初めて見たのでお伺いをたててみようかと思い、投稿してみた次第です。
都内で記録されているので、千葉で見られるのは不思議ではありませんが、意外と水平方向にも移動する様ですね。

空中静止をする微小なハエ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/07/22(Tue) 14:09:06 No.4708 ホームページ  引用 
 連続投稿になりますが、何方からも暫く書き込みが無い様です。
 これは先日(7月15日)に我が家の庭(東京都世田谷区西部)で撮りました。体長約1.7mmのハエですが、リッパに空中静止をしており、時々10cm位を瞬時に移動します。
 腹端がやや筒状で、ミバエやハモグリバエなどに少し似ていますが、頭部の構造が違うようです。こんな小さなハエで空中静止をするのは一体何でしょうか。
 刺毛が一番よく見える写真を添付しました。前から撮った写真もありますが、完全な後ピンで、背中刺毛と思しき刺毛が3対あるのが見えるだけでした。
 小さ過ぎて検索も出来ませんが、空中静止をする小さなハエ、と言うことで分かる方には分かるのではないかと思い投稿いたしました。宜しく御教示下さい。
 なお、先日こちらで正体の判明したシマバエ科の未記載種(Steganopsis sp.)をhttp://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/steganopsis_sp_2ca3.htmlに掲載致しました。御笑覧下さい。


Re: 空中静止をする微小なハエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/07/23(Wed) 22:27:00 No.4710  引用 
間違っているかもしれませんが,おそらくショウジョウバエ科Drosophilidaeの1種でしょう.この科の専門家なら種まで同定できそうです.

ショウジョウバエ科のいくつかは,ホバリング飛翔が得意で,このような飛翔はクヌギなどの樹液に来ているショウジョウバエについて普通に観察できます.ホバリングから急に上下に小さく円形にクルクルまわるような器用な飛翔もおこないます.

バナナバエ科(Cypselosomatidae)のFormicosepsisやLycosepsisの種もかなり器用なホバリングをします.Calyptrataeではヒメイエバエ属Fanniaをはじめヤドリバエ科のCarcelia属などホバリングの上手なハエがたくさんいます.

Re: 空中静止をする微小なハエ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/07/24(Thu) 10:19:23 No.4711 ホームページ  引用 
アノニモミイア様

 御回答有難う御座います。

 ショウジョウバエが空中静止するとは全く思いもよりませんでした。ショウジョウバエの頭部の形態や剛毛の生え方などを調べてみると、確かに写真のハエと基本的に同じです。下調べが不足していたと反省しております。
 北隆館の圖鑑や北大の「日本産ショウジョウバエ」で調べてみましたが、該当する種類は見当たりませんでした。250種以上もあるのですから、まァ、当然でしょう。
 しかし、ショウジョウバエの他に、ヒメイエバエ科やヤドリバエ科の中にも空中静止をする種類が居るとは、些か驚きです。ハエの世界は複雑奇怪であることを再確認した次第です。
 ハエ類には大いに興味がありますので、今後とも宜敷御願いいたします。

Re: 空中静止をする微小なハエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/07/29(Tue) 08:16:51 No.4722  引用 
気付いただけでもホバリング飛翔をするDipteraには以下のものがあります.一つは群飛内(オドリバエでは雌も),テリトリー内での雌待ちうけ飛翔,それに狭い生息空間での飛翔,訪花上での飛翔などが,ホバリングを起こさせているように思えます.御参考までに.

糸角亜目
 Axymyiidae  Axymyia japonica雄
 Bibionidae   Plecia雄
 Simuliidae   各種雄

直縫短角類
 Tabanidae    各種雄
 Acroceridae   各種雄
 Bombyliidae   各種
 Asilidae    一部の雄のmating display
Empididae   Syneches(探餌飛翔), Hilara, Rhamphomyia(群飛,交尾飛翔など)などの一部
Dolichopodidae  Diaphorusの一部の種(群飛中),Dolichopusなどいくつかの属の一部の雄(mating display)

環縫短角類
Opetiidae    Opetia alticola雄
Phoridae     Phoraの一部の種(雄の群飛中)
Syrphidae    多数の属,種(縄張り,交尾,訪花その他の場合)
Cypselosomatidae Lycosepsis, Formicosepsis (雌雄,一般飛翔)
Lonchaeidae   Lonchaeaの一部の雄. 
Milichiidae   Milichiellaの雄
Drosophilidae  各属の雌雄,Paraleucophengaなど一部の雄(群飛内)
Anthomyiidae, Muscidae, Fanniidae,Calliphoridae(Stomorrhinaなどの雄),Tachinidaeなどの一部の属(雄の群飛などの集団)

Re: 空中静止をする微小なハエ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/07/29(Tue) 16:50:48 No.4723 ホームページ  引用 
 Anonymomyia様

 追加情報有難う御座います。
 空中静止する双翅目としては、ツリアブ科、オドリバエ科、ハナアブ科、多分イエバエ科のハエ、クロバエ科(ツマグロキンバエの雄)位しか知りませんでした。随分沢山あるので驚いております。
 なお、この「空中静止をする微小なハエ」は、「ショウジョウバエの1種」として楽天のブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/Wolffia/diary/200807280000/に掲載いたしました。この追加情報も追記としてそのまま転載させていただきました。御笑覧下さい。

Re: 空中静止をする微小なハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2010/02/13(Sat) 15:56:26 No.6149 ホームページ  引用 
アーチャーン様、皆様コンニチワ。
古いスレッドを上げてスミマセン。
ちょっと過去ログを参照している時に思い出したのですが、
昨年こちらとソックリなハエを採集しています。

画像のとおり、R2+3脈が短く、翅長の半分以下でC脈に終わっているので、ヒメホソバエ科Asteiidaeなのは確実とおもいます。
前翅長は2.3mm


Re: 空中静止をする微小なハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2010/02/13(Sat) 15:57:43 No.6150 ホームページ  引用 
生時の画像。
アーチャーン様の画像とは雲泥の差がありますが、体の模様などは似ています。

本個体は、人工島の草地をスイーピングして得たものです。
m-cu横脈がないので、Asteia属になるようです。

「A taxonomic review of Japanese Asteia」がネットで閲覧可能でしたが、
採集品は♀1個体で、毛もかなり折れてますので、
種までの同定はやめました。

ただ、アーチャーン様の写真を見ると、単眼と複眼の間に筋が見えるので、♂のようです。
上記の文献では、♂の頭部の写真がありますので、詳しい人が見たら、絞れるかも知れません。


Re: 空中静止をする微小なハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2010/02/13(Sat) 15:59:07 No.6151 ホームページ  引用 
おまけ。
顔の模様。

ハエ板の皆様、
アーチャーン様のも、ヒメホソバエ科だと思いますが、
どうでしょうか?


Re: 空中静止をする微小なハエ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/02/13(Sat) 18:16:10 No.6153 ホームページ  引用 
 Acleris様.

 貴重な情報有り難う御座います。

 実は私も一昨年に静止しているこのハエと思しき虫を撮っているのです。しかし、背側からの写真しかないのと、この時は他にもボーダイな種類のハエを撮ったので、未整理の儘に放置されています。一応保育社の図鑑(当時はこれしか無かった)でザッと検索したのですが、迷子になってしまいました。今見てみると、ヒメホソバエ科はこの図鑑には載っていませんね。現在では他にも資料が有りますので、写真を調整し、検索もしてみます。
 今日はもう時間が無いので、結果は明日にお知らせいたします。

Re: 空中静止をする微小なハエ 投稿者:茨城 投稿日:2010/02/13(Sat) 20:53:35 No.6154  引用 
アーチャーン様,Acleris様.

アーチャーンさんの写真とそっくりなサムネイルを,Diptera.infoでオランダのjavanerkelensさんが使ってます.

彼のHPをみるとAsteia amoenaの飛行中の写真と記されております.
http://www.diptera-amateur.nl/beginpaginaasteiidae.htm

Re: 空中静止をする微小なハエ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/02/14(Sun) 12:35:19 No.6155 ホームページ  引用 
茨城様.

 写真の紹介有り難う御座います。感じが私の写真と相当似ていますね。

Acleris様.

 写真を調整してみました。菊の枯葉に留まっているので、翅脈が良く見えません(背景がゴチャゴチャしていると写真が鮮明になりません)。左の写真の他に、もう少し翅脈がハッキリ写っているのがあるのですが(頭部胸部はボケている)、異常に短いR2+3らしき翅脈があるのが微かに認められる程度です。かなりアヤフヤですが、全体としてヒメホソバエ科であることは間違い無いと思います。また、m-cu横脈は、もっと怪しげですが、無い様に見えますので、Asteiaと云うことに致します。

 しかし、最初の空中静止しているハエと今日の写真では、腹部の色が違うので、別種の様な気がします。Asteiaの論文はザッと読んでみましたが、雌雄で腹背板の色が違うと云う記述はありませんでした。

 Asteia属内の検索は頬や下前側板が見えないので不可能です。空中静止の写真では、額の筋が短いのである程度は絞れますが、該当する種の記載を読むと背面から見える部分の色はみな同じで、区別が出来ません。頭部や胸背の剛毛が殆ど識別出来ないのでどうしようもありません。

 結論として、かなりいい加減ですが、Asteia sp.とすることに致します。
 Acleris様の御指摘がなければ、ヒメホソバエ科であることに気が付かなかったと思います。有り難う御座いました。

 2008年11月25日、東京都世田谷区西部にある家庭菜園内で菊の枯葉に留まっている所を撮影、翅長2.4mm。写真はピクセル等倍。

ガガンボ類の幼虫でしょうか 投稿者:ありんこ 投稿日:2016/12/28(Wed) 18:00:53 No.9726  引用 
よろしければ教えてください。
田んぼで見つけた白い幼虫です。
石をひっくり返したら付いていました。
ネット検索すると、「ウスバガガンボ」の幼虫に似ているなと思いました。
「ウスバガガンボ」の幼虫は、いずれの情報でも、河川の石面に糸で膜をつくり生息するとされていますが、撮った写真をよく見ると糸らしいものが少しあるようです。ただし、体長が4〜7mmとの情報もあり、大きさは全然違うことがわかりました。
撮影は、北海道で6月24日です。体長は17mmでした。

どうぞよろしくお願いいたします。


ガガンボ類の幼虫でしょうか(追... 投稿者:ありんこ 投稿日:2016/12/28(Wed) 18:02:11 No.9727  引用 
写真の2枚目です。

芋虫の死骸に集まるミバエ? 投稿者:しぐま 投稿日:2016/11/03(Thu) 16:15:23 No.9704 ホームページ  引用 
山間部(低山)の道端でイワガラミの葉裏に垂れ下がって死んでいた芋虫(蛾の幼虫?)に小さな蝿が集まって死骸を舐めていました。
特徴的な翅紋があるのですけど、名前が分かるようでしたら教えて下さい。
山形県 2016年7月上旬

素人目にはミバエの仲間かな?と思うものの、死骸に集まっているのは初見です。
よろしければ動画をご覧下さい。(2:14)
https://youtu.be/L7XwzmW_o4U
(添付した写真は動画から切り取ったスナップショットです。)
大体の分類でも助かるのですが、標本がないと難しいでしょうか?(未採集・未採寸)

それから、この芋虫の死因について心当たりのある方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
体内寄生したヤドリバエ幼虫が寄主を食い破って脱出した後はこんな感じの変死体になりますかね?
よろしくお願いします。


Re: 芋虫の死骸に集まるミバエ? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/11/03(Thu) 19:44:15 No.9705  引用 
しぐま様.

写真のハエは,ミバエ類ではなく,ヒロクチバエ科のRivellia nigricansミスジヒメヒロクチバエかその近縁種のようです.

Re: 芋虫の死骸に集まるミバエ? 投稿者:liriomyza 投稿日:2016/11/08(Tue) 14:30:51 No.9715  引用 
おそらく,核多角体病(NPV),ウイルス病かもしれません。
死骸の一部をスライドグラスに,一滴の水を垂らして,400倍程度で,六角形の多角体が見えれば核多角体病と思います。

Re: 芋虫の死骸に集まるミバエ? 投稿者:しぐま 投稿日:2016/11/09(Wed) 05:54:19 No.9717 ホームページ  引用 
茨城@市毛さん、liriomyzaさん、貴重なコメントありがとうございました。助かりました。

竹の中でアリと一緒に 投稿者:yamasanae 投稿日:2016/11/07(Mon) 20:18:18 No.9710  引用 
竹の中でトビイロケアリと思われるアリと一緒にいた2〜3mm程度の虫ですが、触角の様子からハエの仲間でしょうか?

Re: 竹の中でアリと一緒に 投稿者:yamasanae 投稿日:2016/11/07(Mon) 20:19:41 No.9711  引用 
翅のないものもいました。

Re: 竹の中でアリと一緒に 投稿者:yamasanae 投稿日:2016/11/07(Mon) 20:20:55 No.9712  引用 
一緒にいたアリの様子です。

Re: 竹の中でアリと一緒に 投稿者:バグリッチ 投稿日:2016/11/07(Mon) 22:02:47 No.9713  引用 
yamasanaeさん
皆さん

 こんにちは。
 ご質問の昆虫はウンカ科の一種と思われ、双翅類ではないようです。
 竹の中にいたことは、興味深いですね。

 ちなみに、アリはシリアゲアリの一種と思われます。

 ではまた。

  
 
 

Re: 竹の中でアリと一緒に 投稿者:yamasanae 投稿日:2016/11/08(Tue) 06:37:21 No.9714  引用 
パグリッチさん

早速、ありがとうございます。不完全変態のようにもおもっていたので、カメムシの仲間(ウンカ科)だというのは腑に落ちました。
そういえば、跳ねたようにみえました。
アリについてもありがとうございました。

Re: 竹の中でアリと一緒に 投稿者:yamasanae 投稿日:2016/11/08(Tue) 14:53:15 No.9716  引用 
その後、ウンカの類を調べたところ、クロモンヒラアシウンカ (クロモンウンカ)Cemus nigromaculosus(ウンカ科ウンカ亜科Cemus)あたりのようでした。
残念ながら、アリとの共生関係などの記載は見つかりませんでした。
お騒がせしました。

ハナアブについて 投稿者:HM 投稿日:2016/11/06(Sun) 22:13:12 No.9706  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
11月5日に静岡県御殿場市で採集したハナアブの画像を見ていただけますでしょうか。
同一種と思われる複数の個体が笹の葉にとまっては離れるという行動を同じように繰り返していました。採餌でも産卵でもない奇妙な行動でした。


Re: ハナアブについて 投稿者:HM 投稿日:2016/11/06(Sun) 22:16:33 No.9708  引用 
追加の画像です。

なんという種類のハエでしょうか 投稿者:nepa 投稿日:2016/10/28(Fri) 17:02:45 No.9688  引用 
10月16日に三重県北部の丘陵地で発見しました。
セイタカアワダチソウに来ていたところを発見し、1.5cmほどと大型で初めて見る種類だったので撮影しました。

ハナアブの仲間だろうと検討つけて探したのですが、今一合致するものが見つけられませんでした。もし名前が判れば教えて頂きたいのですが宜しくお願いします。


Re: なんという種類のハエでしょ... 投稿者:nepa 投稿日:2016/10/28(Fri) 17:05:45 No.9689  引用 
別角度からです

Re: なんという種類のハエでしょ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2016/10/31(Mon) 09:38:21 No.9700  引用 
ヤドリバエ科のコガネオオハリバエかその近縁種ではないかと思います。ハナアブ科とは翅の翅脈相を比較すれば一見して別物であることがわかるでしょう。ヤドリバエ科のほとんどの種はその科の分類学者でないと同定は不能です。10種程度は写真でも何とか同定できますが、その他の種の正確な名称は本掲示板ではなかなか回答が得られないと思います。

Re: なんという種類のハエでしょ... 投稿者:nepa 投稿日:2016/10/31(Mon) 21:21:36 No.9703  引用 
アノニモミイア様
ヤドリバエの仲間でしたか。花に来ていたことや、形態がベッコウハナアブに近いと感じたことからハナアブの仲間だと思い込んでいました。
基本虫の名前を調べるときには形態を頼りに探すのですが、双翅目ではその考えを改めなきゃいけなそうですね。勉強になりました。

何バエでしょうか? 投稿者:通りすがり 投稿日:2016/10/31(Mon) 19:03:38 No.9702  引用 
卵のパックに入っていたハエなんですが、何バエでしょうか?

添付:9702.pdf (15KB)

ハナホソバエ科で合ってますでし... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:20:32 No.9693  引用 
ご無沙汰しております。
以前からよく見ているハエなのですが、細身のショウジョウバエだと思っていたのを検討し直したところハナホソバエ科じゃないかと思うのですが、私では決めきれません。
判りましたらお教え願います。
神戸市須磨区10月の採集品です。
バナナから垂れ下がっている丸まった枯葉を叩くとたくさん落ちてきます。
まず♀の側面です


Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:24:19 No.9694  引用 
触角刺毛は発達し髭剛毛があり、上前側板に剛毛はありません。

Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:26:21 No.9695  引用 
透過処理した脚です。
全脛節に亜末端剛毛がありません。


Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:29:28 No.9696  引用 
翅の拡大です。
前翅Sc脈は不完全
M3+4脈は翅縁に達する
中室は第1基室より長く末端は翅の中央に位置しています。


Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:32:25 No.9697  引用 
透過処理した頭部です。
後単眼剛毛は収斂的
カバーガラスで額眼縁剛毛の向きがおかしいですが
すべて後傾です。


Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/30(Sun) 23:34:53 No.9698  引用 
♂の腹端です。
上雄板は樋状に伸長せず下腹部を覆うように折れ曲がってもいません。
用意した画像は以上です。
よろしくお願いします。


Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2016/10/31(Mon) 00:54:04 No.9699  引用 
Anthomyzidaeと思います。本科の東亜の標本は今Rohacekに送って現在研究してもらっています。

Re: ハナホソバエ科で合ってます... 投稿者:Acleris 投稿日:2016/10/31(Mon) 12:24:34 No.9701  引用 
アノニモミイア様、さっそくのご教示ありがとうございます。
Anthomyzidae=ハナホソバエ科ということ、種までの同定は研究中なので今のところは無理である、ということで納得しました。
とりあえず、北隆館の新訂原色昆虫大図鑑3巻にある「双翅目の科までの検索表」は何とか使いこなせるようになったのかな?と思います。
ありがとうございました。

ヒメチビクロバエ 投稿者: 投稿日:2016/10/30(Sun) 19:00:18 No.9690  引用 
黒色のOnesiaが採れました.
Onesia menechmoides ヒメチビクロバエ


採集場所は愛知県愛西市,採集日は2016年10月13日,体長は7mmです.
他には,同じ場所で7月に1頭,10月に8頭,愛知県一宮市で10月に4頭採りました.
環境は堤防や河川敷の草の上です.
空模様は曇りや夕方でした.


Re: ヒメチビクロバエ 投稿者: 投稿日:2016/10/30(Sun) 19:01:36 No.9691  引用 
ゲニタリアの写真は別の個体です.

Surstylusを横から見ると,中ほどが細く先端近くで太いことが特徴的です.

第五腹板には目立つ剛毛が一対あり,中国動物誌麗蝿科ではこの毛も図に描かれています.
(そこでの名前はBellardia menechmoides)
後内角が四角くなっているという記述が,検索表中に出てきます.


Re: ヒメチビクロバエ 投稿者: 投稿日:2016/10/30(Sun) 19:02:33 No.9692  引用 
腹部は上から見るとほぼ黒色に見えますが,
後から見ると中条を除いた両脇は,腹板の後縁を残して前方が白い粉に被われています.

Kurahashi, 1964. Kontyu 32(4) 484-489. では,北陸で普通に見られるという事が書いてあります.
(そこでの名前はPolleniopsis menechma)
しかし実際には,よく見ないとコチビクロバエと混同するなど,なかなか気づかないと思います.最近地元で数例採集したばかりなので,今後観察を続けていきたいと思います.

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