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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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スイセンハナアブ 投稿者:pakenya 投稿日:2007/04/22(Sun) 16:18:07 No.3400  引用 
こんにちは

昨日撮影したスイセンハナアブ:Merodon equestrisの♀です。
林縁でオカザキタマヒラタアブの停飛を撮影していたところ、
足元のヒメジョオンに飛来しました。キンアリノスアブと思って撮影し、採集したのですが、針を刺す段になってやっと気づきました ^^;)
外来種とのことですが、なかなかきれいな虫ですね。

世田谷区岡本にて撮影です。
web図鑑に使えるようでしたらお使いください。

貼り逃げご免 投稿者:Acleris 投稿日:2007/04/20(Fri) 20:59:49 No.3394 ホームページ  引用 
今日仕事で遠出した際、途中休憩した場所にいたオドリバエです。
三枝先生の検索(以前ここで紹介されたpdf)でRhamphomyia属まではわかりました。
Dipteraは文献の持ち合わせがないので貼り逃げします。
何かの参考になりましたら幸いです。

2007年4月20日
兵庫県豊岡市但東町
標高160〜170m付近
写真のスケールは1mm目盛りです。


Re: 貼り逃げご免 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/04/21(Sat) 10:57:50 No.3395  引用 
Calorhamphomyia亜属のR. complicansにやや近い未記載種の雌だと思います.この種は「馬場博士採集の新潟県のオドリバエ科」の186ページのsp.4(添付の図でE)です.豊岡の低山地ですと,このほかにR, itoiとR. complicans,それにもう1種やや大型の未記載種(M)が春から初夏にかけて出現します.添付した図でMというのがこの未記載種,Eが今回写真の種,Cがcomplicans,Iがitoiです.7prは第7腹節の付属突起,aeは挿入器の途中の部分です.Mの右に線で結んであるのは,左の側面図の部分を斜め前から見たももので,線の先の点のところは竜骨突起でその基部の本体が楕円形系に広がっているのを示したものです.ご参考までに.

保存しました。 投稿者:Acleris 投稿日:2007/04/21(Sat) 18:29:50 No.3396 ホームページ  引用 
アノニモミイア様、さっそくのご教示ありがとうございました。
♀でもそこまでわかるものなんですね!
今回は時間もなく、ついでのような採集でしたが、また何か採れたら、この交尾器画像を役立てたいと思います。
ありがとうございました。

Re: 貼り逃げご免 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/04/21(Sat) 22:39:03 No.3397  引用 
未記載種Eの雌の特徴は,1)翅の基部が黄色味が強く,外側がかなり暗色になること,2)腿節が黄色(橙黄色ー赤褐色)で後腿節の先端のみ暗色,3)前,中脛節の先1/2が暗色,後脛節の基部1/4−1/3を除く大部分が暗色,4)後腿節の肥大がやや弱い(complicans雌に比べて)です.これらの形質を総合すると,本種の雌に到達します.なお,琵琶湖北岸の山地には北アルプスの亜高山帯にいるR.(C.) pretiosaが棲息しています.これは第7腹節腹板の突起が足首型ですが小さく,挿入器が一様に細長く円筒状です.ほかに兵庫県山地にはpretiosa亜群に入る小型の未記載種がいますが,これは前記腹板突起が大きく菱形です.以上が兵庫県北部関連のCalorhamphomyiaのcomplicans群です.もちろん他の群の種も棲息しています.

Empis (Polyblepharis)の2種? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/04/18(Wed) 21:52:31 No.3382  引用 
こんちは。

 4月7日にEmpis (Polyblepharis) compsogyne かと思って採ったオドリバエ2♂がいるのですが、よく見ると2種の形態が異なっていました。
 1枚目の画像が、Empis (Polyblepharis) compsogyneかと思っています。
 2枚目は、以前、未記載種?とされた種ではないかと思います。
 後脛節の色彩の差が顕著ですが、小楯板の剛毛の数が異なっていました。(E.compsogyne型=4本(2対),未記載型=2本(1対)
 同時に1♀も採れましたが、こちらは、後ふ節の第1節に鱗毛が無いのでE.compsogyneかと思ったのですが、小楯板の剛毛は、上記の未記載種型と同じで2本(1対)で、混乱してしまいました。
 これは、どのように考えたらよろしいのでしょうか?


Re: Empis (Polyblepharis)の2... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/04/18(Wed) 21:53:29 No.3383  引用 
2枚目の、未記載型の画像です。

Re: Empis (Polyblepharis)の2... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/04/18(Wed) 21:54:25 No.3384  引用 
3枚目は、どちらかわからない、♀です。

Re: Empis (Polyblepharis)の2... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/04/19(Thu) 08:15:35 No.3389  引用 
バグリッチさん,大変いい形質に気付かれたですね.確かにcompsogyneは小楯板剛毛が2対,未記載種は1対ですが,前種では地域または個体によって,外側の1対が内側のものに比べて長さ,太さ共に1/2以下になるものがあります.逆に外側のものと内側のが大差なく,且つ1-4本程度の追加剛毛を生じることもあります.一般に雌は雄に比べて剛毛の発達が悪いので,あなたの雌のように,外側の1対が消失した個体が現われたのではないかと推測しています.私のところの未記載種は1対で追加の剛毛はありません.
 
もう一点,これは小楯板剛毛と関連しますが,dorsocentralsがcompsogyneでは前方で多列になる傾向が強く,humerusの後方でかなり多数の(10本以上くらいの;これも変異がありますが)弱いsetaeとなって分散します.ところが未記載種では前半がせいぜい不規則な2列で,posthumeral areaにはほとんど分散しないで,この部分のsetaeは数本以下というのが一般的です.しかし,これらの特徴も地域や個体である程度の変異があります.

また,中胸背板の淡色部の色彩がcompsogyneでは濃色ですが,未記載種では淡色で,時にはほとんど灰白色の場合もあります.これも変異がある程度認められます.

これまで特徴として書きました雌後脚の色彩,羽状剛毛の長さや生じる範囲にも変異がある程度みられますが,現在のところこの形質が一見した場合に一番簡単な目安になるのではないでしょうか.

なお,これからの時期,Planempis亜属のholocleroides種群が出現してきます.雌ではこの亜属とPolyblepharis亜属を明確に識別する形質はありません.この点も同定には注意が必要ではないでしょうか.一般にPlanempisの雌の場合には中室(discal cell)が雄より拡大する傾向が見られます.

というわけで,いろいろ問題が多いのですが,オドリバエ科は概して多数の個体が得られますので,これらを採集して変異を調べていく必要があると思います.日本列島では群によってかなり地理的分化が複雑な様相で進んでいますので,難しいし,またそれゆえに興味ある点だと思います.

Re: Empis (Polyblepharis)の2... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/04/19(Thu) 21:39:23 No.3391  引用 
アノニモミイア様

 ご教示 ありがとうございます。

 compsogyneは小楯板剛毛に変異が多いとは本当に勉強になります。
 ということは、3枚目の画像の♀はcompsogyneと理解します。 しかし、大型種なのに、肉眼ではそっくりに見えます。

 holocleroides種群には注意してみます。
 『雌ではこの亜属とPolyblepharis亜属を明確に識別する形質はありません.』というのも、難しいですね。
 いろいろ勉強してみます。

 引き続き ご教示宜しくお願い致します。

オドリバエ 投稿者:Arge 投稿日:2007/04/17(Tue) 10:36:37 No.3373  引用 
先日大阪府箕面市で採集したオドリバエです。

三枝先生の検索表では、Empis属のEmpis亜属(あるいはPlanempis亜属)と思われます。

画質が悪くて申しわけありませんが、わかりましたらよろしくお願いします。


Re: オドリバエ 投稿者:Arge 投稿日:2007/04/17(Tue) 10:38:04 No.3374  引用 
腹端の拡大写真です。S字状に大きく曲がった突起があります。

Re: オドリバエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/04/18(Wed) 01:06:25 No.3377  引用 
何度かお答えの投稿をするのですがその度に投稿拒否されました.これが拒否されなければ.名前だけここでお伝えします.Empis (Polyblepharis) compsogyne Freyの雄です.

Re: オドリバエ 投稿者:Arge 投稿日:2007/04/18(Wed) 09:25:41 No.3378  引用 
アノニモミイア様、同定ありがとうございました。
また、何度も投稿いただきお手数をお掛けしました。

この種は以前市毛さんの投稿で写真も見たのですが、腹端の形状がまったく違って見えたので同種とは思いませんでした。

今年から大阪の自然史博物館で淀川の調査があり、双翅目や膜翅目を集めています。また何かありましたらよろしくお願いいたします。

偉大なる虫屋に感謝 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/04/17(Tue) 11:32:17 No.3375  引用 
2007年4月15日に志賀昆虫普及社の爺様の志賀卯吉さんがなくなったそうです。享年104歳とのことです。

今でこそネットで簡単に昆虫の道具が入手できる時代になりましたが、以前は志賀昆虫以外では難しい時代でしたよね。昆虫学の普及についてはその道具の供給などにおいて、まさに先駆者であり、ただただ感謝の言葉しか思い浮かびません。

お店に立たれて、「どこかに採集にいくの?うん、そうか。」と声をかけていただいたときの事が思い出されます。
謹んでご冥福をおいのりいたします。

通夜等の情報が必要な方はハエ男(古田治)までお問い合わせください。

Re: 偉大なる虫屋に感謝 投稿者:Acleris 投稿日:2007/04/17(Tue) 19:22:55 No.3376 ホームページ  引用 
お会いしたことはありませんが、器具の購入で志賀昆虫には大変お世話になりました。お亡くなりになったんですか。著書などを読むと誠実な人柄がしのばれます。謹んでご冥福をお祈りします。

ところで、先日ミツモンハチモドキバエを採りました。
♂の交尾器が変わっていたので貼っておきます。
よろしければ図鑑にどうぞ。それでは。

掲示板新機能? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/04/14(Sat) 23:04:34 No.3371  引用 
先ほど気がついたのですが、ページ上にアルバムや旧過去ログというボタンが増えていますね。

アルバムボタンを押すと、サムネイル状に写真が表示されるようです。写真上のタイトルをクリックすると、発言のツリーが表示されるので大変便利です(^。^)

スパム対策以外も、大分掲示板が進化したようですね。

Re: 掲示板新機能? 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/04/15(Sun) 02:11:19 No.3372  引用 
今のところ、過去ログ扱いにならずに、すべて表示されていますので、意味がない機能ですが、将来的にはきっと使い勝手がよくなるものと思います。

ただ、やっぱし、旧掲示板から新掲示板へのデータ移植はやっぱし面倒でした。(画像の数が多いし・・)

ちなみにURLは一度に2件まで書き込めるように設定してあり、3件以上入ってると投稿拒否されてしまうので、ご注意下さい。

カメムシシンポジウム in 科博分... 投稿者: 投稿日:2007/04/13(Fri) 23:03:46 No.3369 ホームページ  引用 
カメムシの話題ですいません。
国立科学博物館で東アジア地域のカメムシ研究をテーマとしたシンポジウムが開催されます。詳細については下記の案内をご覧ください。私もヒラタカメムシの話をさせていただきます。当日参加者には付録としてヒラタカメムシ科の絵解き検索資料(亜科までを予定。属レベル検索は余力があれば作ります)を配布する予定です。

研究集会のご案内

 サシガメ類の分類学研究者として知られる中国農業大学の彩万志教授が,日本学術振興会の招へい研究者として3月20日から2ヶ月間来日され,アジアのサシガメの共同研究をされています.この機会に,下記の研究集会を催すことになりました.皆様にはふるってご参加いただきたく,ご案内申し上げます.また,集会の後,会費制の懇親会も計画しています.
 集会の参加費は不要ですが,会場準備の都合上,集会,懇親会に参加ご希望の方は下記までメール,Faxもしくは郵便葉書でお申込くださるようお願いいたします.       招へい受入研究者:友国雅章



研究集会
 「東アジア産カメムシ類の分類学研究の現状と展望」

とき:2007年4月28日(土) 14:30?18:00 (13:30受付開始)
ところ:国立科学博物館分館(東京都新宿区百人町3-23-1)

話題提供:
彩 万志(Wanzhi Cai):中国農業大学
  Taxonomic studies on Heteroptera in China: past and present
林 正美:埼玉大学教育学部
  日本産水生半翅類の研究動向
石川 忠:東京農業大学
  アジア産サシガメ科の分類研究の現状と展望
長島聖大:伊丹市昆虫館
  日本産ヒラタカメムシ科概説 ー現状と展望ー
山田量崇:徳島県立博物館
  東アジア産ハナカメムシ科の分類学的研究
友国雅章:国立科学博物館
  カメムシ類の分類学研究の世界的動向と展望

参加申込先:〒169-0073東京都新宿区百人町3-23-1
国立科学博物館 友国雅章
Fax 03-3364-7104
E-mail: tomokuni@kahaku.go.jp

Re: カメムシシンポジウム in 科... 投稿者: 投稿日:2007/04/13(Fri) 23:40:53 No.3370 ホームページ  引用 
私の講演スライド表紙も貼り付けます。
>ハエ男さん
アンチスパムバージョンの掲示板いいですねぇ!私も乗り換えようかなぁ。

ヤドリバエ質問 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/04/10(Tue) 20:16 No.3359  引用 
秋口によく見かける特徴のあるヤドリバエです。舘博士にお会いする機会がありましたら、よろしく願いします。

体長は約12mm程で、標本は茨城県産です。




Re: ヤドリバエ質問 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/04/11(Wed) 00:40 No.3361  引用 
舘博士は身近から転居しましたので気軽に聞ける状況ではなくなりました.

私はヤドリバエ科はまったくの素人ですが,次は参考になるのでは.
この写真の種はしばしば採集できますが,戦後発行された手元にある図鑑類にはみられません.しかし,松村先生の新日本千蟲圖解巻之二(1926),394-395,pl.XXII,Fig.22で記載されているHemyda nigrata Matsumuraクロヒゲナガハリバイ(原綴による)ではないでしょうか.この種がその後どのように扱われているか知りませんし,日本産昆虫総目録にも掲載されていません.しかし,同書にクロヒゲナガハナバエの和名でHermya beelzebul (Wiedemann, 1830)[Tachinidae, Phasiinae, Hermyini]が掲載されていて,Phasiinaeはしばしばハナバエの和名で呼ばれますので,和名的には同一のものかと推測します.この種は中国蝿類下冊にも載っています.この検索表でも写真の種はbeelzebulに行きます.

HemydaとHermyaは共にManual of Palaearctic Dipteraにはでていましすが,中国蝿類には後者のみです.ManualではHermyaは触角第3節が大変ながく,翅が黒色であるとかかれています(First flagellomere at least six times as long as pedicel. Wing entirely darkly pingmented).

ご参考までに.

Re: ヤドリバエ質問 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/04/11(Wed) 10:58:29 No.3365  引用 
舘博士にメールでお尋ねしたところ,私が上記のように推定したHermya beelzebul (Wiedemann, 1830)であるとのご返事をいただきました.市毛さん名前がわかってよかったですね.Tachinidaeも本種のように顕著な特徴がある種はまだ何とか写真でわかりそうなので,専門家に無理をいえますが,そうではないのは写真では同定不可能のようです.この点はご留意ください.

「写真のヤドリバエは,先生の推察通り,Hermya beelzebul (Wiedemann, 1830)です.カタログによれば,松村先生のかかれたHemyda nigrataは,この種のシノニムです.和名に関
しては,私自身使いませんので詳しくは分かりませんが,日本産総目録のまま(クロヒゲナガハナバエ)使うのが,現状では混乱が少ないと思います.ちなみに,Hemyda属[Phasiinae, Cylindromyiini]も旧北区に広く分布しており,2種が
記録されています.」

Re: ヤドリバエ質問 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/04/11(Wed) 18:29:26 No.3367  引用 
アノニモミイア様。

わざわざ舘博士に問い合わせて頂き、ありがとうございました。

こんにちは 投稿者:ナミテントウ 投稿日:2007/04/03(Tue) 12:11 No.3339  引用 
初めまして
埼玉県の岩槻での撮影だと記憶していますが、季節は忘れてしまいました。
教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。


Re: こんにちは 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/04/04(Wed) 08:14 No.3342  引用 
ナミテントウさん、こんにちは。

ツルギアブの1種だと思います。

Re: こんにちは 投稿者:ナミテントウ 投稿日:2007/04/04(Wed) 09:00 No.3343  引用 
茨城@市毛さま、おはようございます。
早速の返信ありがとうございました。
「ツルギアブの一種」その辺また検索してようと思います。
本当にありがとうございました。


Re: こんにちは 投稿者: 投稿日:2007/04/04(Wed) 18:00 No.3344  引用 
ナミテントウ様、どうもです。

表記の写真は市毛さんのレスの通り、「ツルギアブ科の一種」で良いと思います。そこから先の種までの同定については、双翅目談話会会誌の「はなあぶ」に詳細な検索表が出ていますが顕微鏡下でかなり細かい形質を見なければならないので、写真では厳しいと思われます。

ということで。

ケンセイ(生息地:小平市)

Re: こんにちは 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/04/05(Thu) 16:58 No.3345  引用 
ツルギアブ科については九大目録で14種が出ているのですが、一般に入手できる図鑑では1種程度しか出ていないのが現状です。

これを同定するにはケンセイさんも書いてるように、永富昭・大石久志 日本産ツルギアブの同定 「はなあぶNo.9p1-32」を入手する必要があります。(ネットでも同定の参考になるようなサイトはまだないと思います。)
また、本論文の著者も書いているように、全形はよく似ていて写真判定は困難であり、複眼やその周囲の状態(複眼の縦横の長さの比も使ってる)、平均棍の状態、などかなり細かいところまで見ないと種まで同定することが難しいとされています。また最終的には♂交尾器もきちんと見なければならないグループなので、同定には必ず標本が必要となってしまうグループであるといえます。

Re: こんにちは 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/04/05(Thu) 22:11 No.3346  引用 
こんちは。

 種名を断定するのは危険ですが、関東の平地で、このようは触角と体色のツルギアブは、かなり高い確率で、ショージツルギアブのメスではないかと考えます。

 関東の平野部の雑木林周辺では、普通な種です。

 雄は、全体黒っぽくて、腹部のシマシマ模様は判らなく、長毛はずっと少ないです。
 昨年、メスが、雨の当らない 乾いた地面に産卵している様子を観察したことがあります。

 あくまで、参考としていただき、種名の決定には、ケンセイさん、ハエ男さんが紹介いただいている文献で ご同定下さい。

 

Re: こんにちは 投稿者:ナミテントウ 投稿日:2007/04/10(Tue) 13:01 No.3358  引用 
こんにちは
ケンセイさま、ハエ男さま、バグリッチさまコメントありがとうございます。
やはり専門の図鑑は必需のようですね。

こちらショージツルギアブの♀と記録しておこうとおもいます。

今日は岩槻の公園でこんなハエを見つけましたが、珍しいと思うのは素人の私だけでしょうかね。


Re: こんにちは 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/04/10(Tue) 21:10 No.3360  引用 
ナミテントウさん、こんちは。

 埼玉南東部で活動されているのですね。

 画像の種は、ミズアブ科のOdontomyia属の一種の♂と思われます。
 ♀は、腹部の白い長毛はほとんど無く、複眼が離眼的なので、見た目はかなり異なります。
 しかし、種名までは行き着いていません。

 この種は、湿地や河川敷で4月の早い時期に時々採れます。

 白い長毛がとても綺麗で特徴的な いい種ですよね。

 ではまた。


Re: こんにちは 投稿者:ナミテントウ 投稿日:2007/04/11(Wed) 17:28:57 No.3366  引用 
バグリッチさん早速コメントありがとうございます。

ミズアブ科とは想像もしていませんでした。
ハエ、アブは本当に奥が深くて、専門的知識がないと太刀打ちできないなぁ・・・と実感している所が現実です。

本当にありがとうございました。

都合により一日お休み!! 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/04/11(Wed) 01:22 No.3362  引用 
すみません、いよいよスパムが合計で2000通を超えるようになってきてしまいました。

すみませんが、4/11日の今日1日投稿をお休みくださるようお願いいたします。(作業中の投稿はバックアップの関係で、反映されない可能性が大きいので・・・ご協力お願いいたします。)

私がOKを出したら投稿してくださいね~・・
管理人(ハエ男)

Re: 都合により一日お休み!! 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/04/11(Wed) 03:45:50 No.3363  引用 
とりあえず移植完了!

最新のシステムに切り替わりました。
なんとかこれでうまくいってくれると良いのですが・・

投稿OKです〜〜!

Re: 都合により一日お休み!! 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/04/11(Wed) 03:56:41 No.3364  引用 
アルバム機能はOKですが、過去ログ機能がうまく働いていないようです。これはまた、明日にでも・・直したいなあ・・

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