2007年4月15日に志賀昆虫普及社の爺様の志賀卯吉さんがなくなったそうです。享年104歳とのことです。
今でこそネットで簡単に昆虫の道具が入手できる時代になりましたが、以前は志賀昆虫以外では難しい時代でしたよね。昆虫学の普及についてはその道具の供給などにおいて、まさに先駆者であり、ただただ感謝の言葉しか思い浮かびません。 お店に立たれて、「どこかに採集にいくの?うん、そうか。」と声をかけていただいたときの事が思い出されます。 謹んでご冥福をおいのりいたします。 通夜等の情報が必要な方はハエ男(古田治)までお問い合わせください。 |
先ほど気がついたのですが、ページ上にアルバムや旧過去ログというボタンが増えていますね。
アルバムボタンを押すと、サムネイル状に写真が表示されるようです。写真上のタイトルをクリックすると、発言のツリーが表示されるので大変便利です(^。^) スパム対策以外も、大分掲示板が進化したようですね。
今のところ、過去ログ扱いにならずに、すべて表示されていますので、意味がない機能ですが、将来的にはきっと使い勝手がよくなるものと思います。
ただ、やっぱし、旧掲示板から新掲示板へのデータ移植はやっぱし面倒でした。(画像の数が多いし・・) ちなみにURLは一度に2件まで書き込めるように設定してあり、3件以上入ってると投稿拒否されてしまうので、ご注意下さい。 |
カメムシの話題ですいません。
国立科学博物館で東アジア地域のカメムシ研究をテーマとしたシンポジウムが開催されます。詳細については下記の案内をご覧ください。私もヒラタカメムシの話をさせていただきます。当日参加者には付録としてヒラタカメムシ科の絵解き検索資料(亜科までを予定。属レベル検索は余力があれば作ります)を配布する予定です。 研究集会のご案内 サシガメ類の分類学研究者として知られる中国農業大学の彩万志教授が,日本学術振興会の招へい研究者として3月20日から2ヶ月間来日され,アジアのサシガメの共同研究をされています.この機会に,下記の研究集会を催すことになりました.皆様にはふるってご参加いただきたく,ご案内申し上げます.また,集会の後,会費制の懇親会も計画しています. 集会の参加費は不要ですが,会場準備の都合上,集会,懇親会に参加ご希望の方は下記までメール,Faxもしくは郵便葉書でお申込くださるようお願いいたします. 招へい受入研究者:友国雅章 記 研究集会 「東アジア産カメムシ類の分類学研究の現状と展望」 とき:2007年4月28日(土) 14:30?18:00 (13:30受付開始) ところ:国立科学博物館分館(東京都新宿区百人町3-23-1) 話題提供: 彩 万志(Wanzhi Cai):中国農業大学 Taxonomic studies on Heteroptera in China: past and present 林 正美:埼玉大学教育学部 日本産水生半翅類の研究動向 石川 忠:東京農業大学 アジア産サシガメ科の分類研究の現状と展望 長島聖大:伊丹市昆虫館 日本産ヒラタカメムシ科概説 ー現状と展望ー 山田量崇:徳島県立博物館 東アジア産ハナカメムシ科の分類学的研究 友国雅章:国立科学博物館 カメムシ類の分類学研究の世界的動向と展望 参加申込先:〒169-0073東京都新宿区百人町3-23-1 国立科学博物館 友国雅章 Fax 03-3364-7104 E-mail: tomokuni@kahaku.go.jp |
舘博士は身近から転居しましたので気軽に聞ける状況ではなくなりました.
私はヤドリバエ科はまったくの素人ですが,次は参考になるのでは. この写真の種はしばしば採集できますが,戦後発行された手元にある図鑑類にはみられません.しかし,松村先生の新日本千蟲圖解巻之二(1926),394-395,pl.XXII,Fig.22で記載されているHemyda nigrata Matsumuraクロヒゲナガハリバイ(原綴による)ではないでしょうか.この種がその後どのように扱われているか知りませんし,日本産昆虫総目録にも掲載されていません.しかし,同書にクロヒゲナガハナバエの和名でHermya beelzebul (Wiedemann, 1830)[Tachinidae, Phasiinae, Hermyini]が掲載されていて,Phasiinaeはしばしばハナバエの和名で呼ばれますので,和名的には同一のものかと推測します.この種は中国蝿類下冊にも載っています.この検索表でも写真の種はbeelzebulに行きます. HemydaとHermyaは共にManual of Palaearctic Dipteraにはでていましすが,中国蝿類には後者のみです.ManualではHermyaは触角第3節が大変ながく,翅が黒色であるとかかれています(First flagellomere at least six times as long as pedicel. Wing entirely darkly pingmented). ご参考までに.
舘博士にメールでお尋ねしたところ,私が上記のように推定したHermya beelzebul (Wiedemann, 1830)であるとのご返事をいただきました.市毛さん名前がわかってよかったですね.Tachinidaeも本種のように顕著な特徴がある種はまだ何とか写真でわかりそうなので,専門家に無理をいえますが,そうではないのは写真では同定不可能のようです.この点はご留意ください.
「写真のヤドリバエは,先生の推察通り,Hermya beelzebul (Wiedemann, 1830)です.カタログによれば,松村先生のかかれたHemyda nigrataは,この種のシノニムです.和名に関 しては,私自身使いませんので詳しくは分かりませんが,日本産総目録のまま(クロヒゲナガハナバエ)使うのが,現状では混乱が少ないと思います.ちなみに,Hemyda属[Phasiinae, Cylindromyiini]も旧北区に広く分布しており,2種が 記録されています.」
アノニモミイア様。
わざわざ舘博士に問い合わせて頂き、ありがとうございました。 |
すみません、いよいよスパムが合計で2000通を超えるようになってきてしまいました。
すみませんが、4/11日の今日1日投稿をお休みくださるようお願いいたします。(作業中の投稿はバックアップの関係で、反映されない可能性が大きいので・・・ご協力お願いいたします。) 私がOKを出したら投稿してくださいね~・・ 管理人(ハエ男)
とりあえず移植完了!
最新のシステムに切り替わりました。 なんとかこれでうまくいってくれると良いのですが・・ 投稿OKです〜〜!
アルバム機能はOKですが、過去ログ機能がうまく働いていないようです。これはまた、明日にでも・・直したいなあ・・
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