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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ヤマトorサッポロ? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/09/15(Sun) 09:06:10 No.8512  引用 
皆さんこんにちは。

 9/14に熊谷市にてヒゲナガハナアブの一種(体長約16mm)が採れました。
 サッポロかヤマトではないかと思うのですが、この2種をどこで判断するか良くわかりません。
 ご教示いただけましたらありがたく存じます。

 画像もう1枚、後ろに付けます。


Re: ヤマトorサッポロ? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/09/15(Sun) 09:18:56 No.8513  引用 
画像、もう1枚です。

 左上:小楯板
 右上:左後脚の根元を腹面を上にして撮影
     →基節の先近くの外側が、多少こぶ状に突出する
      が、その部分に特に毛や刺毛が集中して生じて
      いる様子はない。
 下 :腹部背面、左側辺部
     →各節後縁を縁取る黄色部分は、側縁に達すると
      やや前方に伸びる。(黄色と黒のマダラとなる)
      各腹背板の黄色斑紋は腹部背板側縁に接しない。
      (腹部側縁の縁取りまでで止まる)

 これらの特徴である程度わかるでしょうか?


Re: ヤマトorサッポロ? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/09/15(Sun) 11:53:42 No.8514  引用 
このグループの分類は,非常に難しい問題を含んでます.
ヨーロッパでさえ"Difficult five"と言われているのに,極東に来るとさらに種類が倍増し,交尾器や触角比で区別出来ない種類が混沌としてます.

日本でのCh. arcuatus(arcuatum)は誤認の可能性が高いと思うのですが,素木コレクションに唯一残されていた標本は貸出中で正体不明です.
また,このCh. arcuatumとCh. festivumは研究者によって入替るので未だ良く解りません.Iliff&Chandler(2000)Case 3090 Musca arcuata and M. festiva Linnaeus, 1758 (currently Chrysotoxum arcuatum and C. festivum) and M. citrofasciata De Geer, 1776 (currently Xanthogramma citrofasciatum) (Insecta, Diptera): proposed conservation of usage of the specific names by the designation of neotypes for M. arcuata and M. festiva. Bull. Zool. Nomen. 57:87-93.

Ch. sapporoとCh. shirakii(=japonica)は中間型が見られるのでシノニムの可能性が高いようです.

この他に,竹内がCh. shirakiiとして図示した未記載種(Ch. graciosumの近似種)が普通に採れます.これは各腹板後縁の斑紋が発達します.

ヒゲナガハナアブ属のこのグループは,貸出中のタイプ標本を精査するとともに,DNA等も交えて再検討が必要性と思えます.
今年 S.-W. Suk,, Han H.-Y., 2013. Clarification of previously confused Chrysotoxum sapporense and Chrysotoxum graciosum (Insecta: Diptera: Syrphidae) in East Asia based on morphological and molecular data. Animal Cells and Systemsという論文が出ています.
論文がまだ届いていないのですが,下書きを読んだ感じでは,結構きれいに分かれてます.

今回の標本は,Ch. sapporense - shirakii群と思われます.

Re: ヤマトorサッポロ? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/09/16(Mon) 08:22:58 No.8515  引用 
市毛様

 ご無沙汰しております。
 また、ご教示ありがとうございます。

 相当面倒な感じですね。
 まずは、Ch. sapporense - shirakii群ということで理解します。
 
 埼玉では、Ch. arcuatusの記録がありますが、Ch. sapporenseはありません。
 Ch. arcuatusの正体が不明であれば、記録に注釈などの付記が必要かもしれませんね。
 
 また、いろいろ教えてください。

亜科までいけません 投稿者:SGR 投稿日:2013/09/11(Wed) 23:15:56 No.8502  引用 
画像は2013.8.5に山梨県韮崎市穴山町で採集し、イエバエ科♀であろうと判断したハエです。

(もしイエバエ科でなければ元も子もないのですが・・・)「日本のイエバエ科」で検索表を見ていく際にいくつか分からないことがあったので質問させて頂きたいと思います。

316ページの亜科の検索表で4までいったのでそこからです。
半月溝の上あたりで完全に交叉している剛毛が一対確認できるのですがこれを額内交叉剛毛として見てよいのでしょうか?
また、翅のM脈はこのような画像のハエの場合は直線状とみればいいのでしょうか、それとも先端で前方に湾曲しているとみればいいのでしょうか?その点でも混乱しているため、4から先に進めずにいます。
ちなみに6ページの検索表では3で止まってしまいます。

もしほかに必要な箇所の写真が必要でしたら、貼りたいと思います。稚拙な質問ですが、どうぞよろしくお願いします。


Re: 亜科までいけません 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/09/13(Fri) 22:50:48 No.8506  引用 
SGR様.

額内交叉剛毛,M脈共に,本文とText-fig.1を見比べれば解ると思います.

この掲示板で何度か出ているように,「日本のイエバエ科」は検索表が英文と和文で一部異なっている場所が何ケ所もあるので,使いこなすのはかなり難しく感じます.

ある程度の量の標本を「ハエ−生態と防除−」や「Fauna Japonica Muscidae 」,「RES Handbook Muscidae」等と比べながら調べていくと良いと思います.

Re: 亜科までいけません 投稿者:SGR 投稿日:2013/09/14(Sat) 21:18:39 No.8507  引用 
茨城@市毛様

御回答有難うございます。もう一度しっかり読み込んでみようと思います。
和文と英文とで異なる部分はどちらが正しいのか分からないうちは非常に怖く感じます。その上、使いこなすのはかなり難しいのですか・・・。
今後は教えて頂いた書籍を入手した後、それぞれを参考に読んでいきたいと思います。

幼稚な質問でしたがお答え頂いて、また参考となる書籍を教えて下さって有難うございました!
今度ともよろしくお願い致します。

教えてください 投稿者:SGR 投稿日:2013/08/30(Fri) 01:01:16 No.8490  引用 
初めて投稿させて頂きます。
採集日は2013.8.17
採集地は埼玉県さいたま市の公園で、芝生をスイーピングした際、(見た目が同じな個体が)大量に入った個体の中の1匹です。

あまり綺麗な画像ではないのですが、よろしくお願いします。


Re: 教えてください 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2013/08/30(Fri) 23:44:25 No.8493  引用 
2枚の画像からの判断は確信はないのですが、翅脈相からキモグリバエ科Chloropidaeの1種でしょう。

キモグリバエ科についてはまったくの門外漢ですが、この科で後脚の腿節が肥大して、これとの関連で脛節も湾曲するものの一つにMyromyza属があります。

小腮鬚の色、胸部の斑紋からMeromyza pratorum Meigenの可能性があります。

Re: 教えてください 投稿者:SGR 投稿日:2013/08/31(Sat) 10:07:18 No.8494  引用 
アイニモミイア様、詳細なご回答に感謝します。

このハエはキモグリバエ科だったのですね。科すらわからなかったので、本当にありがたいです。そしてMyromyza属の説明も大変勉強になりました。

また質問させて頂きたいと思います。その際は是非よろしくお願いします!

Re: 教えてください 投稿者:SGR 投稿日:2013/09/11(Wed) 23:35:12 No.8503  引用 
大変失礼なミスに気づきました。

質問に御回答下さった方の名前を間違えてるとは恥ずかしい上に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

アノニモミイア様、非礼このうえないことと、謹んでお詫びを申し上げます。

Re: 教えてください 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2013/09/12(Thu) 00:46:32 No.8504  引用 
SGRさん。勘違いや入力ミスは私もしばしばしています。一切ご心配ありません。なお、このハンドルネームは、Anonymomyiaのカタカナ書きです。anonymos-myia(無名ーハエ)いわば名無しの権兵衛(ゴンバエ)のつもりです。まだまだ日本列島には、名前の付けられていない双翅類の種(名無しのハエ)がおびただしく生息しています。ぜひ今後もハエに執着して、珍しい種を見つけてください。

Re: 教えてください 投稿者:SGR 投稿日:2013/09/12(Thu) 12:55:03 No.8505  引用 
アノニモミイア様、そう言って頂けけるととても安心できます。ありがとうございます。
そしてそのハンドルネームにはそういう意味があったのですか。一体どれほどのハエが名無しなのか予想もつきませんが、まだまだいる名無しのハエに名前がつけられるよう、未熟者なりに勉強し、少しでも貢献できる日がくるよう、今後も精進していきたいと思います。

シリアカニクバエ 投稿者: 投稿日:2013/09/04(Wed) 23:04:54 No.8495  引用 
シリアカニクバエを採りました。北龍館の新訂原色昆虫大図鑑IIIには、
「生息場所が比較的限局している。市街地にのみ見られ、札幌、仙台、東京などに多く、、、」
とあります。普通種かどうか分かりませんが、投稿してみます。

標本にしても赤い尻と頬の白い毛が目立ちます。


Re: シリアカニクバエ 投稿者: 投稿日:2013/09/04(Wed) 23:06:08 No.8496  引用 
採集日は7月12日、採集場所は名古屋市中村区、体長11[mm]です。
名古屋駅に人を送って行ってその帰り、駅から西へ2.5[km]ほど離れた神社で見つけました。
以前にまだ採集はしていなかった時、港区の公園でシリアカ状のニクバエを見かけたことがあり、
採集するようになってぜひ捕まえたいと思っていましたが、今回通りがかりに立ち寄った所で採集できました。

ほかのハエと共に犬の大きな排せつ物にたかっていて、しばらく見ていましたが、
シリアカは個体数が多くなく、飛び去ったり違う個体が来たりすると分かりやすく、
もしかしたら同じ個体があまり長時間とどまらないかもしれないという印象を持ちました。
その時はたまたまだったかもしれませんが。

赤くないニクバエもいて、予想でシリグロニクバエに見えるのは避けてわずかに一匹採りましたが、結果はモトミセラでした。


Re: シリアカニクバエ 投稿者: 投稿日:2013/09/04(Wed) 23:07:08 No.8497  引用 
Googleでcrassipalpisで画像検索すると、オーストラリアのニクバエの交尾器画像や分布が出てくる興味深いサイトがありました。
ページの階層を上がってみるとたくさん出てきます。

http://keys.lucidcentral.org/keys/v3/Sarcophaga/key/Key%20to%20the%20Australian%20Sarcophaga/Media/Html/

オンラインで同定できるようなことも出てきます。
ちなみにオーストラリアのモトミセラは色が赤いのに驚きました。


Re: シリアカニクバエ 投稿者: 投稿日:2013/09/04(Wed) 23:07:54 No.8498  引用 
学名を見ていくと、
Fauna Japonica では、Parasarcophaga crassipalpis
中国蝿類では、Parasarcophaga (Jantia) crassipalpis
みんなで作る双翅目図鑑では、Sarcophaga (Parasarcophaga) crassipalpis
Flesh Fly Generic Navigator では、Sarcophaga (Liopygia) crassipalpis
先の北龍館の図鑑では、Liopygia crassipalpis
と、いろいろ出てきます。

Parasarcophaga属にするかSarcophaga属の亜属にするかという話は少し読んだ覚えがあります。
それだけでは終わらなくてLiopygiaというのもあるようで、難しいと思いました。
それぞれ理由が分かるといいのですが、調べるのは簡単ではないと思います。
何かご存知の方がみえましたらコメントしていただけたらと思います。
よろしくお願いします。


Re: シリアカニクバエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/09/06(Fri) 14:41:03 No.8499  引用 
大宮様.

シリアカニクバエ良いですね! 未だ採ったことはありません.

熱帯・亜熱帯に広く分布し,貿易によって温帯や亜寒帯に広がった種類のように思えます.こちらのような田舎にはいないようです(^_^;)

属の取扱いについては,私のようなアマチュアには荷が重い話です.

簡単に言えば,Pape(1996)の世界のニクバエ科カタログに黙って従ってLiopygia亜属とするか,やはり細かく分けるのが望ましいと考えてLiopygia属とするか,研究者によって考えが一致していないということです.

Re: シリアカニクバエ 投稿者: 投稿日:2013/09/06(Fri) 23:44:57 No.8500  引用 
大宮様

茨城@市毛様

みなさまこんばんは.


再びニクバエの投稿をしていただきましてありがとうございます.ニクバエマニアとしてはうれしいかぎりです.

標本の作りも写真もきれいで,いつも感心しております.

シリアカニクバエは大きくて白くて,とても見事なハエですよね.都会のハエ感が漂っているようにおもいます.「大都市ではめずらしくない」的なことが書物にかかれていますが,都会がない地元山口県ではめずらしい種類のようで,これまでわずか1個体,それもなぜか人里離れた山の頂上でとっただけです.

犬糞にやってきてはすぐに去って行ったとのことですが,一般にニクバエ類は,腐肉トラップなどを仕掛けて観察すると,♂は滞在時間(摂食時間)が短い場合が多く,少し吸汁すると,すこし離れたところに移動して,ほかのハエや♂が来ると追い払ったり,♀が来ると飛びついたり,要するにケンカと♀に対する興味のほうが食事への興味より強いような奴が多い感じがします.これに対して♀はじっくり滞在して心行くまで食事を続けています.観察されたのは♂だった可能性がありますね.

これを書いていて思いましたが,「本種の発生源は不明」的なことが長崎のニクバエの報告に述べられていたように記憶しています.犬糞ですか.たしかに犬糞ならば都市部でも安定的に供給されているでしょうし,栄養も豊富でしょうね.

もっとも,摂食源と発生源が異なることも多い(花で吸蜜,死骸に産仔など)ので直ちにつながるわけではありませんが,犬糞も発生源として十分考えられると思いました.

オーストラリアのニクバエのサイト,知りませんでした.交尾器の図が多数示されていて,大変に参考になりました.ありがとうございました.

この中で,ご指摘のオーストラリアのモトミセラの交尾器ですが,確かに赤いです.しかし一般に羽化後まもないテネラル(未成熟成虫)では,キチンとキチン化していないためでしょうか,交尾器の色が薄いことがあり,赤褐色ないしアメ色に見えることもありますので,交尾器の色だけで種の判断材料とはしにくいです.腹部の市松模様の黒い部分などが赤茶色に見えるような個体ならおそらくテネラルですので注意が必要です.

ニクバエ科の研究誌についてはほとんど何も知りません.ただ,亜属Jantiaは現在Liopygiaのjunior synonymになっているらしい(またぎき)ことのみ,コメントしておきます.ニクバエではむしろ和名のほうが変動が少ないので調べるときに大変便利です

Re: シリアカニクバエ 投稿者: 投稿日:2013/09/07(Sat) 23:24:16 No.8501  引用 
皆様コメントありがとうございます。


茨城@市毛様

始めて採れるとうれしいです。
分布については貿易の影響があるのですね。
移動した先で都市部に広がるという点ではクマゼミが連想されます。

属については研究者ごとの考えがあるという事になると、簡単ではないですね。
「はなあぶ」を見ていても両方のパターンが出てくるので、どちらを見ても分かるように慣れたいと思います。


さんご様

やはりなかなか見つからない種のようですね。初めての感動もありますし、今回は変形は少なく、投稿できてよかったです。

性別による行動の違いは気づきませんでした。
言われてみると、周りのキンバエ類には無頓着なのにニクバエ類のオスが来るととたんに追いかけっこが始まるというのを見た覚えがあります。
今後さらに観察してみたいと思います。

発生源については、「はなあぶ」にも、「主たる発生源の解明が待たれる」というような記述が出てきます。(最新号では35号のp56)
漠然と分解者であるというのではなくて、種ごとに違いがあるという考えは驚きでした。
ウジを見つけたら持ち帰って羽化させる方法を調べておきたいと思いました。

テネラルの説明ありがとうございました。キチンについてキチンと知っておきたいと思います。

学名についても貴重な情報ありがとうございます。


初心者の観点からすれば、採集を始めるにあたって、調べる資料が手に入るだろうかという事が気になります。Sarcophaga属に統合されているリストを見ると、
フィールドでおよそ普通のニクバエに見えるのであれば、採集すればSarcophagaの資料で何とかなるのではないかとの予想が働きます。
実際にはニクバエ科の資料はいろいろ入手できるのですが、
知らない人がこれから何をやろうかと思う時に、細かく属に分かれているリストを見ると情報収集が大変ではないかと思うかもしれません。
また、限られた範囲の中でたくさん種類があるというのはセールスポイントにもなると思います。
ガガンボやヒメイエバエが簡単ではないという事になるとこれは当たっていないのでしょうが、
自分の場合は、Sarcophaga属にずらっと並んでいるのを見てニクバエを集めてみようと思った理由の一つになりました。
あまり科学的な観点からではないかもしれませんが。


実際に採集を始めると少しづつですが手を広げていくことになります。ほとんどが弁翅類ですが。
また投稿したいと思います。ありがとうございました。

ショウジョウバエみたいな奴 投稿者:やまちゃん 投稿日:2013/08/30(Fri) 18:56:08 No.8492  引用 
いつもお世話になります。ショウジョウバエみたいな奴なんですが、種名をお教え頂けませんでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。

教えてください 投稿者:SGR 投稿日:2013/08/30(Fri) 01:02:46 No.8491  引用 
追加です

連続ですみません。

大きさについて体長は約2mmです。

同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2013/08/22(Thu) 22:41:25 No.8484  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
静岡県御殿場市の乙女峠(標高約800メートル)でハエの写真を撮りました。残念ながら採集はできなかったのですが、画像からわかることはありますでしょうか。よろしくお願いいたします。

                         HM


Re: 同定のお願い 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/08/23(Fri) 06:23:11 No.8486  引用 
HM様.

写真のハエは,ヤドリバエ科のクチナガハリバエの可能性が高いと思います.

Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2013/08/23(Fri) 21:54:59 No.8488  引用 
茨城@市毛様

コメントをありがとうございました。
箱根で撮ったクチナガハリバエの画像をネットで見つけました。このあたりはクチナガハリバエがよく見られる地域なのかもしれません。観察を続けたいと思います。

                        HM

みんなでつくる双翅目図鑑 投稿者:Arge 投稿日:2013/08/18(Sun) 12:04:53 No.8483  引用 
ご無沙汰しております。

久しぶりにみんなで作る双翅目図鑑の更新履歴のページを見たら、スパムでいっぱいになっていました。
空白のページに書き込まれているようで、とりあえず空白にして上書き保存しておきました。
忙しくて書き込みができない間に管理用パスワードを忘れてしまったので、凍結はしていません。

更新履歴がいっぱいになっていたので、それ以前に書き込まれたものがまだ隠れているかもしれません。

というわけで、現在更新履歴が白紙ページばかりになっています。
取り急ぎご報告まで。

Re: みんなでつくる双翅目図鑑 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/08/23(Fri) 06:20:24 No.8485  引用 
Arge様.

私も先日スパムに気づいてハエ男さんにメールしておいたのですが,今のところ返事はありません.

ベースとなっているWalWikiやYukiWikiのページを見ると,長年更新されておらず,スパム書き込みなどに対応する予定はないようです.

ツリアブ科Anthrax属不明種 投稿者:板橋のK 投稿日:2013/08/09(Fri) 06:15:32 No.8464  引用 
こんにちは、こちらには初めて投稿させていただきます。
2013年8月4日に東京都板橋区で採集したツリアブです。コナラの多い雑木林の林縁で見つかり、コナラの葉上に止まっていたり、コウヤツリアブやクロバネツリアブ同様に人の周りを飛ぶこともありました。細身な体で、体長は約6mmと小型です。翅の模様からAnthrax属と思われたので、こちらの「みんなで作る双翅目図鑑」のリストにあるAnthrax属5種を片っ端から調べてみましたが、どうやら皆、体形からして異なるようでした。そこで、海外のBugGide.NetからAnthrax属を探したところ、Anthrax argyropygusという種類がよく似ていました。しかし、体形は似ているものの、翅の黒色部がr5室のr-m付近までクリアであることや、M1脈とR5脈が翅縁近くで並行的であることから別種だと思われました。また"ツリアブの一種"で検索すると、本種と同じ種と思われるツリアブが見つかりました。
こちらのリストに載っていない種となると、Anthrax属の未記載種と考えて宜しいのでしょうか。種名が判ると嬉しいです。
宜しくお願いいたします。

画像1:全体


Re: ツリアブ科Anthrax属不明種 投稿者:板橋のK 投稿日:2013/08/09(Fri) 06:17:00 No.8465  引用 
画像2:背面

Re: ツリアブ科Anthrax属不明種 投稿者:板橋のK 投稿日:2013/08/09(Fri) 06:19:01 No.8466  引用 
画像3:前翅

Re: ツリアブ科Anthrax属不明種 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/08/09(Fri) 12:11:07 No.8468  引用 
板橋のK様

写真のツリアブは,ヤマシロツリアブBrachyanax yamashiroensisだと思います.

ネット上の写真では,翅端に斑紋を欠く写真が多いですが,松村松年のタイプ標本はこのように翅端まで黒紋が伸びています.

Re: ツリアブ科Anthrax属不明種 投稿者:板橋のK 投稿日:2013/08/09(Fri) 16:26:34 No.8469  引用 
茨城@市毛様

素早いご回答ありがとうございました。
Anthrax属と思い込んでいたために見つからなかったようです。九大目録を見ると、どうやら以前はAnthrax属に所属されていたようですね。
翅の紋についても多少の変異があること、理解いたしました。
また、分からない双翅類がいれば質問に来るかもしれません。そのときは宜しくお願いいたします。

Re: ツリアブ科Anthrax属不明種 投稿者:まあ 投稿日:2013/08/10(Sat) 20:58:28 No.8471  引用 
こんにちはです。『Genitalia of the Japanese Species of Anthrax and Brachyanax (Diptera,Bombyliidae)』
というのに♂♀の翅が載ってまして、この翅は♂の翅みたいですね。

Re: ツリアブ科Anthrax属不明種 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/08/10(Sat) 23:26:27 No.8475  引用 
まあ様.

フォローありがとうございます.
Evenhuis(1981)だけ見て回答していました.Liu et al.(1995)に雌雄の翅が載っていました.
本種の学名についても,Brachyanax aterrimus (Doleschall)と変わっていたのを忘れていました.

Re: ツリアブ科Anthrax属不明種 投稿者:ハンマー 投稿日:2013/08/17(Sat) 22:42:44 No.8482  引用 
蛇足かもしれませんが、ヤマシロツリアブの産卵行動を観察したことがあるので、紹介させてください。
http://hanmmer.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/12008824_1eab.html
リンク先のブログではツリアブの1種としていますが、メールでヤマシロツリアブと教えていただいています。動画を見ていただくと産卵の様子がわかると思います。

ヒメシカシラミバエ 投稿者: 投稿日:2013/07/03(Wed) 22:53:52 No.8414  引用 
またよろしくお願いします。
シラミバエを初めて見て感動しています。
採集場所は岐阜県海津市南濃町、採集日は2013年6月14日、体長は3[mm]弱です。
しかしどういう状況だったかは不明なのです。
いつものように接写してから採集したいものがあれば採るつもりだったので、捕虫網を柄から外して腰にぶら下げていました。
林道や芝生の広場や林床などを歩きましたが、帰る時に網をきれいにしようと思って初めて何か入っている事に気が付きました。
その時はたまたま運が良かったと思いました。

微針を刺す位置が中途半端で刺毛にぶつかってしまいましたが、微針は真ん中に刺せばよいのでしょうか。


Re: ヒメシカシラミバエ 投稿者: 投稿日:2013/07/03(Wed) 22:54:46 No.8415  引用 
中国蝿類の2256,2257ページの検索表を見ました。
1(0) 翅は発達し、正常な飛行能力を具える。
2(1) 脚の爪は簡単で、外見は2片に裂け、肩甲は角状ではない。
3(2) 翅は(羽化後即脱落する)透明で、明瞭な3本の縦脈と1本の斜めの横脈があり、
額の長さは額の幅より小さい。
腹部背面に明瞭な中央骨片がある。
これでLipoptena属になります。

飛行能力があるかどうかや翅が脱落するかどうかは分からないのですが、
翅があったとしても飛べないという選択肢にすると、6(1)で、爪が2裂片で、翅を欠く、という所でつまずきます。
Lipoptena属は1種しか収録されていないのに検索表で部分に分かれるというのは、脱落前と後の違いだと推測すると、
上に書いたような選択肢でよいかと思いました。

捕まえてから4日たって死にましたが、それまでの間、後脚で翅を前から後ろに向かってぬぐう動作もしていたので、
少ししか使わない翅でも翅づくろいをするようです。

Diptera,infoで見てみても、Lipoptenaに似ていると思いました。

しかし最後の腹部背面の中央骨片というのは分かりませんでした。
科の説明で、腹部の分節は明らかでないとか、属の特性で、腹部は大部分は膜質とか書かれているので、
腹部背板に見えるのが、シラミバエ類では特別という事なのでしょうか。


Re: ヒメシカシラミバエ 投稿者: 投稿日:2013/07/03(Wed) 22:55:35 No.8416  引用 
はなあぶ35号の59ページを見ると、Lipoptena属は日本では3種が知られていることが分かりました。

CiNiiでLipoptenaで検索すると10件出てきます。手っ取り早く図がないかどうか見ていくと、
Mogi (1975)は、L. sikae の記載論文ですが、各部分の図が載っています。
藤崎ほか (1993)には、L. fortisetosa が載っていて、こちらの胸部背面の図のほうがかなり似ていると思いました。
この中にも「腹部中央背板は明瞭で均一に分布」というくだりが出てきます。
記載論文のMaa(1965)は見ることができていません。

残る一種はL. japonica ですが、
はなあぶ28号にもシラミバエ関連の記事があり、参考文献にはPasific Insectsが載っていたので、ホームページで検索しました。
Maa (1967)の検索表の19(3)で、
中胸背板mesonotumは各側で+-45本の刺毛に幾分等しく被われ、パルプが触角のピットのほとんど2倍で、頭と胸の長さが2.5mmなのが、L. japonicaで、
各側がとても不揃いに+-15本の刺毛で被われ、パルプが触角のピットとほぼ等しい長さで、頭と胸が1.3mmなのが、L. fortisetosaです。

左半分の刺毛を数えて、小盾板は入れず、背側板の6本も入れず、翅後刺毛の2本も入れず、14本とカウントしましたが、数え方はあっているでしょうか。

パルプについては、最初は黒く見えているのが普通の口吻だと思っていましたが、
北龍館の 新訂 原色昆虫大図鑑 第III巻の検索表の71で、「小顎鬚は細く、口吻を覆う鞘のようにこれに添えられる」とありました。
触角のpitについては、Diptera.infoでははっきりとした穴が見えるものがありますが、
今回は触角がぴったり張り付いているように見えるので、これが半ば埋まっている状態なのだと思いました。
パルプの隠れている部分の長さは分からないですが、触角の長さとほぼ同じだと思いました。

L. fortisetosa ヒメシカシラミバエのようです。


Re: ヒメシカシラミバエ 投稿者: 投稿日:2013/07/03(Wed) 22:56:33 No.8417  引用 
採集地でサルは見たことがありますがシカは直接は見ていません。しかし素人目に丸い糞が落ちているので、いるかもしれないとは思っていました。
海津市のホームページを見てみると、生息しているようです。

もう一度CiNiiに戻って見ていくと、分類や生態についていろいろ書いてあります。
一番驚いたのは捕虫網に飛来する話です。(山内ほか(2006)、中山(2007))
(大石(2001)はなあぶ11号は入手していません。)
中に入り込んで後で気づいて採集できたのは運が良かったにしても、習性の一つとして観察されているというのにびっくりしました。
体験できたのが少しうれしかったです。

滋賀県や三重県から報告されているので岐阜県にいても不思議ではないと思いました。
しかし初記録の報文などを見ていると、特定の地域の報告例があるかないかを調べるのはとても難しいことだろうなと思いました。
何かコツはあるのでしょうか。

よろしくお願いします。

Re: ヒメシカシラミバエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/07/07(Sun) 10:18:48 No.8419  引用 
大宮様.

誰もコメントしないようなので,解る範囲で書いておきます.

まず,大石(1999)でのL. japonicaの♂の図を貼っておきます.L. japonicaは他の2種に比べ,かなり剛毛が多いようです.

腹部背面の中央骨片については,乾燥標本では腹部が縮むため見えなくなることが良くあるようです.

各地方での採集例を調べるのは,非常に大変です.

一般的な昆虫であれば,下記のような本を調べると大体のところが解ります.
・「○○県の昆虫」とか「○○県の自然」等の目録,市町村単位で発行されている場合もある.
・その他,県立図書館などの郷土図書コーナーの色々な自然関係の書籍.
・月刊むしや昆虫と自然・新昆虫等のバックナンバー,や同好会誌紹介の目次.
・原記載論文等のデータ.
・分類群の専門誌のデータ.
・採集地周辺の同好会誌

その他,鳥海書房等自然史に強い古書店の目録に色々な調査報告書が載っています.

地方同好会誌というのは入手し辛いので,甲虫を調べていた時代は,茨城及び隣接各県の同好会や甲虫関連記事が多い福井・越佐・神奈川・北九州・静岡等20以上の会に入っていました.,

双翅目の場合は,これらの資料を丹念に調べてもあまり出てきませんし,しばしば明らかに間違っていると思われる記録もあり注意が必要です.

岐阜県であれば,1982年に発行された「岐阜県の昆虫」に一部の双翅目のリストがあります.その後の情報としては,「岐阜県の昆虫に関する文献目録1889-1999」や「宮村史 自然編」があります.

シラミバエの場合,同定自体が難しいので,殆どの情報は茂木幹義氏に集まっていると思います.


Re: ヒメシカシラミバエ 投稿者: 投稿日:2013/07/07(Sun) 22:49:34 No.8420  引用 
茨城@市毛様
コメントありがとうございます。

3種目の図を出してくださり、L. japonicaも、刺毛配列が他と違っていることが確認できました。
出そろって、やはりL. fortisetosaだと思います。

中央骨片については、もしまた採集できたら、乾燥前によく見てみたいと思います。

採集例の調べについては、本当に大変そうですね。
報文の背景にいろいろアンテナが張り巡らされている様子が分かりました。
たくさん会に入ってみえたというのを聞いて、もしも平均するとほとんど隔週刊誌のように会誌が届くというのは想像しただけでも楽しくなります。

岐阜県の情報についても挙げて下さりありがとうございます。
どこまで追跡できるか分かりませんが、調べてみたいと思います。

ありがとうございました。

Re: ヒメシカシラミバエ 投稿者:保健所オヤジ 投稿日:2013/08/15(Thu) 10:36:10 No.8480  引用 
北海道を登山された方から刺咬症の相談を受けました。捕獲した虫を持参されていたのですが、陸上選手のような脚のハエは初めてでした。原色昆虫大図鑑で最も似ていたのが、ケブカクモバエ。インターネットでシカシラミバエを知り、すぐにこちらのサイトにたどり着いた次第です。ほかの要因も考えられますが、まずは持参された虫の正体がわかり感謝いたします。

Re: ヒメシカシラミバエ 投稿者: 投稿日:2013/08/17(Sat) 00:20:13 No.8481  引用 
保健所オヤジ様

「陸上選手のような脚」というのはなるほどピッタリな形容ですね。どこか面白味もあります。

僕は文献を通り一遍見ただけで、人に飛来した時は比較的すぐに飛び去るという印象を持っていました。
もしシカシラミバエが原因の可能性があるなら、場合によっては人も刺すかもしれないと思っておいたほうがよいことになります。

いずれにしても、採集例を話題としてあげてくださり、ありがとうございます。

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