かなり前ですが、確か市毛@茨城さんから「Insecta Matsumuranaの古い号でDiptera(ケバエ)の記載をしている"Ichiji Okada"は玉川大学の岡田一次先生なのだろうか?」という書込みがあったと思います。
この件は私も気になったので調べる機会をうかがっていましたが、先日、東京駅近くの八重洲ブックセンターで岡田先生の著書を発見し略歴のところを見てきました。 1934年北海道大学卒とあります。ケバエ論文の発表が1934〜1939年ですので時期的に一致しています。そうどこにもある名前ではないので同一人物の可能性が高いと思います。略歴によりますと北大を離れた後、満州、朝鮮、台湾などを経て、玉川大学に至ったそうです。玉川大での仕事はむしろ応用面でしたので、何かイメージが一致しませんね。
飄々蟲様。
やはり同一人物の線が濃いようですね。 それにしても、ばりばりの分類屋から応用に転ずるとは意外でしたね。 わざわざ、ありがとうございました。 |
こんばんは、こちらへは初めて書き込みさせていただきます。
トラツリアブの件ありがとうございました。以下のURLにお礼と飛翔写真がアップされています。 http://mosyupa.exblog.jp/2952331#2952331_1 蝶の場合、採り屋と撮り屋に分かれるのですが、この写真を見ると、やっぱり撮るのがいいなと思います。
Ryochanさん ようこそです。
偶然、虎キチさんより虎野球軍リーグ優勝のときに本種の指名手配書が回ってきたので偶然知ってたのです。 あの解説の文章もほとんど手配書のまんまですし・・・ さて、ハエ目の場合見た目で同定できない種類がいっぱいあります。剛毛、刺毛、の本数や長さの比、♂交尾器を解剖して引き出して見ないとわからないのが本当にいっぱいあるんですね。今回は画像でわかる種類でラッキーでした。 たしかにトラツリアブはかわいい・・というか萌え系双翅目に思えました。(爆笑) |
今朝、家より見えます中央アルプスの山々が初冠雪したのですが、そんな日ともなると山は完全に冬モードに入ったような感じです。大鹿にも採集に行ってきましたが結果は散々で、シカシラミバエももちろん完封(寒風)敗・・・
わずかにいるのはガガンボ系の小型種やキノコバエらしきのがちょっと・・・ この際は・・・早く雪ふらんかなあ・・今年こそは大量クモガタガガンボゲットしたいものです。
先週採集したニッポンシカシラミバエですが、最後の2頭が今朝、動かない体になっていました。・・・一週間はもたないですね〜・・・(飼育記録)
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いつもお世話になります。
インターネットで探すと似たものとしてスズキハラボソツリアブとニトベハラボソツリアブがあるのですが、ネット上の画像を比較しても両者の違いが分かりません。この写真は何者でしょうか。 15〜16mmの大きさです。
I wanted to ask this question too. Apparently similar images are named variably for the two Systropus sp,
平群庵様。
ハラボソツリアブの検索はこんな感じです。 1)後胸腹板が黄色。 キムネハラボソツリアブS. luridus ヤエエマハラボソ S. excisus yaeyamensia 11)後胸腹板が黒色。 2)後脚の第1付節は全体黄色 スズキハラボソS. suzukii 22)後脚の第1付節の後半部は黒ずむ 3)中胸背板肩部の黄色班は後方へ伸びる ニトベハラボソS. nitobei 33)中胸背板肩部の黄色班は後方へ伸びない タイワンハラボソS. sp. (原文は、久松定成:インセクタリウム 1998.8 P238参照) 以上の結果から、写真のツリアブはニトベハラボソツリアブS. nitobeiと思われます。 PS.平群庵様、資料送付用に一度メールを下さい。
新たな発見!
昨日から、この発言にコメントを付けようとして、半日費やしてしまいました。 先月末にシステムダウンしたので、パソコンの調子が悪いと疑って色々設定などをいじりましたが、解決しませんでした。 ふと、ハエ男様の別の発言にコメントが付けられたことから、文面を見直してみると、習慣で付節に「足付」という文字を使っていました。 掲示板って、文字種の制限があるのですね(*_*) UniCodeでHPを作ってきたので、制限が有るってことに全く気づきませんでした。 ハエ男様、ご迷惑をおかけしましたm(__)m
市毛様
丁寧な検索解説 ありがとうございます。 教えていただいた検索でネット上のスズキハラボソツリアブ画像を調べてみました。 いくつかある中でSystropus suzukiiと思われるのは下記URLのみです。 ここのサイトは正真 S.suzukii でしょうか。 http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200008/967453653.html
平群庵様。
上記のURLの写真を見てきました。 そこのツリアブの写真は、後脚の第1付節が全体黄色なので、スズキハラボソツリアブで間違いなさそうです。 なぞの文字は直しました;^_^)
Mr.Xespok
Your question was solved. The image of No.1752 is S.nitobei.(first tarsus of hind leg,the latter half is blackish) The above URL in No.1771 is S.suzukii.(the same part is howlly yellow) 市毛様 私の最初の質問の下にXespok氏が同様質問を付け加えました。英語で答えるべく慣れないことをしました。 これで分かるなら放置、変だったらフォローしてやって下さい。
疑問!
Web上のスズキハラボソツリアブの間違いを指摘して歩いていたところ、ある方から「触角第1節の色が図鑑に書いてあると通り黒色です」と言われました。 あわててもう一度見直したところ、ペアリングしている片方の個体の触角第1節が黒色なのです。 (平群庵様の写真も、黒色に見えます。) 胸背の斑紋がつながっていない事から、タイワンかもしれないなどと間違ったことをメールしてしまい、慌てて取り消す始末です;^_^) 『岩湧バグバグぎゃらりー』の管理者の方、御迷惑おかけしました<m(__)m> http://www.ne.jp/asahi/iwa/bug/hati,abu.html この触角の色問題について、ご存知の方居りましたら、御教授願いますm(__)m
補足説明。
北隆館、日本昆虫大図鑑(III) ニトベハラボソツリアブ 触角第1節は黄褐色ないし赤褐色。 スズキハラボソは触角は全節黒い。 保育社、日本昆虫図鑑 図版はニトベハラボソツリアブ。本文では、スズキハラボソは触角は全節黒、ニトベハラボソは触角の第1節が橙黄色。
Thx, it is getting clear:
So this image http://xespok.net/gallery/Bombyliidae/Systrophus_suzukii_1000007814 shows S nitobei.
Areg様、ありがとうございます。
タイワンハラボソは記載されていたのですね。学名が解かったので原記載が検索出来ました。 Nagatomi, A., Tamaki, T. & N.L. Evenhuis. 2000. A new Systropus from Taiwan and Japan (Diptera, Bombyliidae). South Pac. Study 21: 15-18.
スズキの写真も撮ろうかと手持ちの標本を調べたのですが、ニトベばかりでした。タイワンは兵庫県で2個体(はなあぶNo.13に報告したものと、その後採集した写真の個体)採集しています。
西日本には結構いる可能性があるので、昔の標本をちゃんと調べなおす必要があるかもしれません。 タイワンの写真、よろしければ図鑑に使ってください。
いただきまっす。>タイワンの画像
タイワンハラボソツリアブのページを作ってみました。
画像は掲示板のものをそのまま張ったので後はよろしくお願いします。 ちょっと画像が大きすぎたかもしれませんが。
Arge さん>ありがとうございます。
とりあえず、あのくらいならいいと思います。逆に小さすぎると見てもわからないし・・・ 解像度を落として、でっかい画像に設定できるのが理想です。 とりあえず、A4用紙に印刷すると仮定すると600×600ピクセルくらいが限度のようです。 |
顕微鏡写真のコンクールが米国であったようですが、今年の一位はなんとイエバエの頭部の画像だったそうです。
顕微鏡下の美だってさ・・・美ねぇ・・・ http://www.nikonsmallworld.com/gallery.php?grouping=year&year=2005
ハエ男様。
Learn more。何が書いてあるか見てみたら、同軸落斜照明の説明でしたね。図に描いてあるNomarski微分干渉照明だったかな?は余計ですね。全く関係が無い機能です。 私としては、下記の写真の方が好きですね。コントラスト・ピントばっちりです。 http://helicon.com.ua/heliconfocus/Krebs_fly1/index.html Helicon focusソフトを使って18枚を自動合成しています。 あれ! よく見ると、撮影者は同一人物だ。 顕微鏡写真のコンクールはNikonのページなので、この写真が限界ということですねか(ーー;)
20:55頃の茨城南部の地震大丈夫でしたか?>市毛@茨城さん
ハエ男様。
昨日は疲れました(ーー;) 最初の揺れで大型と感じたので、急いでパソコンを停め、標本箱などを安定した場所に移しました。 その後、揺れが収まったところで、自宅を後にしました。 (私の場合は、仕事の関係で震度3以上の場合、緊急招集がかかるので、コンピュータによる召集電話が掛かってくる前に、研究所に出勤しました。) 自宅・職場とも、震源より北であったため、ほとんど被害はありませんでした。
市毛@茨城さん>とりあえず無事でなによりです。
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BBS内に一次的に表示する画像のサイズがどの程度がすわりがいいのか様子を見てます。400×400ピクセルだとBBSとしては大きいきがするので、320×320に現在はしています。
画像大きいと見やすいけど、文章がすかすかになっちゃうし・・・バランスが問題ですね。 |
某メーリングリストで配信したPapeのニクバエリストの日本産抜粋リスト、ハエ男さんのところにも届いてますよね。あのデータ、是非Web図鑑にも使ってください。
了解っす。(らじゃ)
問題なのはWikiなので、エクセルデータをそのまま入れにくいこと、プリントアウトしたときの状況がどうなるか、でしょうか。また、他の科のリストの形式と大きく変えないようにすることも大事かと思います。 当面は日本産の種のリストの学名取り扱いの修正と村山データのPapeにない種をリストに追加してエクセルデータとしてDLできるようにするのがベストではないかと思います。
あの抜粋のミソは、極東ロシア、朝鮮半島、台湾、北マリアナの抜粋リストもつけている部分です。今後、これらの隣接地域で記録されている種がどんどん見つかる可能性は捨てきれません。現に、以前、掲示板「虫@ふたば」でSalcophaga (Sarcotachinella) sinuataを北海道で採集したとの匿名投稿がありましたが、この種は極東ロシアから記録されています。
そうだ、この抜粋リストにハエ男さんの手持ちの情報を加え、さらに私がミセラ問題などの文章を加筆して次の「ハナアブ」に投稿しません?
ミセラ問題はとにかく早く誰かがきちんと紙媒体に出すべきだと思ってます。私も入れていただいての投稿は賛成です。Sarcophaga (Sarcotachinella) sinuataはなんとなく心あたりがあります。・・・前に聞かれてワシではわかんなかったやつじゃなかろうか・・?
投稿内容については1月締め切りのハナアブに向けて詰めていきましょう。
S. sinuataは、北欧にも分布しているので、Pape(1987)の、"The Sarcophagidae (Diptera) of Fennoscandia and Denmark"にも交尾器の図とともに記載されています。雌雄ともに中腿節にハエ男さんの大好きな金色の毛が生えているので容易に同定できるとか。糞や死体にも来るけど、繁殖はバッタやガといった他の昆虫の捕食寄生者で、飛翔中のバッタに雌が飛びかかって幼虫を産みつけるところが観察されているそうです。
The Sarcophagidae (Diptera) of Fennoscandia and Denmark 持ってへん・・・
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I introduced this image at diptera.info:
http://xespok.net/gallery/Chloropidae/DipteraB_1000027912 I was told that it is Platycephala sp. in Chloropidae. There appears to be only two species in HONSHU. P. sasae and P. subelongata. Do you know which one of these it is? I observed it on sasa bamboo, so it is likely to be sasae, though the other species might also be a bamboo eating species. It is quotation from Kanmiya(1983)A systematic study of the Japanese Chlorophdae. 1. Frontal triangle broad, ......; mesonotum yellow in ground color with 3 reddish yellow to brown stripes...subelongata, new sp. -. Frontal triangle much longer than wide, about 2.3-2.5x as long as wide,...........;mesonotum entirely blackish brown............sasae Nartshuk If Gensu is correct, probably I will think that your photograph is sasae.I have not seen P. subelongata. Kanmiya(1983) A systematic study of the Japanese Chlorophdae. Ent.Soc.Wah.11 |
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