「みんなで作る双翅目図鑑」のマドギワアブ(マドアブ)の項ですが・・・
http://furumusi.aez.jp/wiki.cgi?%a5%de%a5%c9%a5%a2%a5%d6%b2%ca 色々調べているうちに気づいたんですが、3のParasarcophagaってなんだかニクバエみたいだなと思ったら、旧ミセラニクバエ(現在のキヒゲミセラ)そのものの学名です。確認すると、上の2種もセンチニクバエ、オガサワラニクバエの学名です。 この図鑑のデータのミスかと思ったら、下の九大目録から間違っていました(769ページ)。どうしてこんなことになったのでしょう? 「みんなで作る双翅目図鑑」のほうは、後で直しておきます。
「みんなで作る双翅目図鑑」直そうと思ったら、アクセスできなくなっていました。修正は来月になりそうです。
後で思ったんですが、埼玉県昆虫誌あたりに何か書いてありそうな気もします。手元にこの本がないので確認できません。 |
お世話になります。
数年前から、はなあぶ誌上で兵庫県の双翅目について順次まとめているところですが、収集した文献の中に、名和昆虫研究所の月刊誌、「昆虫世界」の1934年分に、竹中眞一という方が「須磨産双翅目昆虫目録」という報告を5編にわたって発表されたものがあります。 須磨は兵庫県神戸市須磨のようですが、竹中眞一氏についてはこちらで他の情報を得ることができませんでした。 貴重な記録もいくつかあるのですが、古い文献の上に標本の所在が不明なので、残念ながらそのまま引用することができないものもあります。 そこで質問なのですが、どなたかこの竹中氏についてご存知ではありませんでしょうか。 よろしくお願いします。 |
こんにちは。妙なナガハナアブ…と思われるハナアブを採集したのですが、いったい何者なのかと頭を悩ませています
先日、祖母の家(福井県小浜市)に帰った時近くの山(標高800m程度)の頂上で採集したものですが、多数のキョウトハナアブやヨコモンハナアブ、トゲモンハナアブに混じり3時頃に一匹だけ立ち枯れにふらりと飛んできてとまりました。 最初は、これがヒロズモンハナアブか〜この角張った三角頭がたまんねぇΣと山頂でニヤニヤしていましたが、家に帰ってきてから ・・・ なんだこの触角は! となり今現在に至ります。
五枚目
その為、向こうで撮って来たこれだけが今ある全ての写真です。 PCにカメラから画像をコピーしている時に あれ?? モンハナアブってこんなに触角長かったっけ?? と思い調べてみたものの全く当てはまるハナアブが無く、掲示板に書き込ませてもらいました。 他、ヒサマツハチモドキハナアブや、トゲモンハナアブと同じ位の小さめの黒いモンハナアブ?などなど、変わったハナアブが生息していたので、まさにハナアブの楽園でした。
ゆーちゃん様.
写真のハナアブは,Sphecomyia属もしくは近縁の新属と考えているハナアブです.長野や石川県などで数頭採集されています. 借り物の標本ばかりなので,海外に送付して調べてもらっていません.
すっげー!
ゆーちゃん、これってメチャええ虫やん。うらやましいです。 「極東」の属の検索部分(はなあぶNo.9)のSphecomyia属の触角の絵はよく似ていますね。でも「体はまばらに毛を装う。大型でスズメバチに似る」には該当しない感じですね。 はなあぶに投稿して!
pakenya様.
確かに,極東の昆虫の検索等の旧北区での属の検索Keyからは別種のように見えます. しかし,私たちに身近なモンキモモブトハナアブ が属するPseudovolucella属の検索Keyなども,世界的に見ると例外的な種類の特徴を基にしており,大半のPseudovolucella属がたどり着けません. このように,色彩などを重視せずに,形態を細かく観察してみてください. なお,以前話題になったLejotaやBleraについても,Hippa(1978)に詳しく解説されています. 参考文献) Reemer & Hippa, 2008, Review of the species of Pseudovolucella Shiraki,. 1930 (Diptera: Syrphidae). Tijdschrift voor Entomologie 151: 77-93. http://science.naturalis.nl/media/120203/reemer_hippa_2008_pseudovolucella.pdf Hippa H. 1978, Classification of Xylotini (Diptera, Syrphidae). Acta Zoologica Fennica 156: 1-153.
≫市毛さん
同定ありがとうございます。ちょうど福井と滋賀と京都の県境付近にある山なので、ブナの原生林があり環境はとてもいい場所です。標高も(あの周辺じゃ)十分あるほうなんで、石川や長野のような比較的涼しい場所で採られているのもわかる様な気がします。 ≫pakenyaさん 採ったときはずっとヒロズモンと思っていたので、帰ってきてからのほうが驚きました(笑 どっちかって言うと土蜂のような感じですね。毛もふさふさしていますし。あ、大きさはヨコモン♂と同じ位の大きさです キバラナガの記録や、書いたままPCに眠っている文章が何件かあるのでまとめて投稿するつもりです☆ 最後に、同じ所で採った1cm程の妙なハナアブ(めっちゃ下手糞な写真でゴメンナサイ…)
ゆーちゃん様.
妙なハナアブは,恐らくChalcosyrphus hisamatsui ヒサマツケブカハラナガハナアブと思われます.
≫市毛さん
ありがとうございます。確かに顔の辺りはそっくりですね。翅が若干黒っぽいので、ヒサマツケブカはスルーしてました…
無事、近畿大学農学部農業生産科学科に合格しました!
ようやくこれで大手を振って網を持てそうです。 去年の総会の時、声掛けて頂いたりとてもとても心配してくださった方、本当にご心配をお掛けしました。 溜まってる原稿、記録、色々ありすぎて締め切りが・・・ 写真が無いと寂しいので、綺麗なCriorhinaを貼っておきます これも上の記録と殆ど変わらない場所です
ゆーちゃん様,合格おめでとうございます.
今度の写真のハナアブは,九州産?の♀を見たことがあるのですが,MatsumyiaかCriorhinaかで悩んでいます. Criorhina ainoと同様にkatepmeronに長毛を欠くので困っていました. 今回のは♂ですので,交尾器の構造で所属が解決するかもしれません.
ありがとうございます(^^
上にも出た「極東」の属の検索部分を見たんですが、オスの複眼は互いに離れる→Criorhina決定 ってあるのでCriorhinaだと思います。写真は写り悪いんで拡大してもぼやけちゃいますが… ところで、katepmeronって何でしょうか??? 今まで、ちゃんと虫の事勉強したわけじゃないので、専門用語が出てくると少し辛いです(;; 早く翅脈の名前とか交尾器の名称とか学ばなければ…
詳しく説明して頂きありがとうございます。
明後日、自然史博物館に用事があるので、その際に北隆館の図鑑も参照しながら他の各部の名称も勉強してきます。 今後また質問することが出てくると思うので、その際は宜しくお願い致します。 |
皆さん今日は達磨@白神自然観察園です。
昨年、アノニモ先生と一緒に日本産コシボソガガンボをまとめました。4新種を含む2属12種です。Zoosymposia 3: 273-303, 2009. ご希望の方へはPDFをお送りいたしますので、私までご連絡ください。 これをまとめる上での最大の問題はPtychoptera takeuchiiの正体でしたが、タイプ標本を確認したところ、ホロタイプとパラタイプは別種で、これまでホロタイプは図示されたことがなく、原記載文に添えられた翅の図(パラタイプ)が混乱のもとであったことが判明しました。などなどです。 まとめた直後でこのようなことを言うのははばかられるのですが、実はまだ未記載種が数種いるようです。 |
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