クシヒゲガガンボ亜科の投稿を増やす。。。
2021/05/29、新潟県で採集した個体です。 鞭小節の突起が3本なのでTanyptera属でしょうか。 ・Takahashi(1960)で同定を試みたところ、 Tanyptera (Tanyptera) atrata portschinskyi (Enderlein, 1912)に近い種なのではないかと思いました。 ・同種なのかどうかは判断できていないです。 portschinskyiの写真がどこかにあればよいのですが...。 (交尾器の精査はまだしていないです。。)
ふかさわ 様.
属は合ってますので,r1+2脈に着目して検索してみてください.なお,時折左右でr1+2脈の発達度が違う場合があります.
市毛様
ありがとうございます。 時間がある時に確認してみます!
再度検索してみました。
(交尾器は精査していないです。 1個体しかいないため、慣れていない状態で解剖して、破損したらと思うと。。。) 添付した画像の中で、赤い丸で囲ったところで、右側にちょこんと出てる脈をr1+2と解釈しています。 ■r1+2は存在するが、costaまでたどり着いていないので、Takahashi(1960)の検索表の1番目より7番目へ。 (Wings with r1+2 imperfect or lacking, not connected with costa....7) ■正直、交尾器の精査をせず判断して良いのかわからないですが ・r1+2ははっきりと存在していること(tsurugianaはほぼ視認できない?) ・costaまでたどり着いていない こと(検索表の7の上側の内容)に加えて ・以下の文献内の内容を見て Undescribed species of Japanese crane-flies. Part V. Alexander, C.P.1925a https://ccw.naturalis.nl/documents/Alexander,_1925a.pdf (PDF注意) Tanyptera (Mesodictenidia) angustistylus Alexander, 1925 ヒメクシヒゲガガンボ の可能性が高いのではないかと思いました。 |
小金井虫 様.
イッシキイシアブのペアの可能性が高いと思われます. イッシキイシアブの♂は,腹部背板全体に金毛を装う型と第5節もしくは第6節腹部背板以降の金毛を欠く2つの型が報告されており,今回の写真は後者の♂と見受けられます. 参考文献 春沢圭太郎・別府隆守 (2003) 四国からのイシアブ亜科の記録 はなあぶ 15-1: 83-87.
茨木@市毛様
回答、ありがとうございました! イッシキイシアブとのこと。異なる型があるということで次回はそのあたりも含め、しっかり確認してみたいと思います。 |
芋虫のつぶやき 様.
翅の縁紋がはっきり見えませんが,Baccha laphrieformis ムモンコシボソハナアブの可能性が高いと思います. |
訂正。クシゲガガンボではなくクシヒゲガガンボです。
松田 様.
べッコウガガンボの黒斑が退化した個体と思われます. 関東〜九州で見られるべッコウガガンボとは別亜種の可能性があると伺っています.
市毛様
ご教示ありがとうございます。 ベッコウガガンボでもこのような斑紋のものがいるのですね。納得しました。 |
流水性のトビケラを調べています。水生双翅目と同じように蛹化時に繭を紡ぎます。関連で水生双翅目の繭について教えてください。
1 水生双翅目の繭の中の水は何ですか。 2 繭の中の水の役目は何ですか。 3 トビケラの場合、夏季に繭が縮んだ個体が見られますが、水生双翅目にはそのような例はないですか。 4 もし、繭が縮む例があるとすれば、その原因は何ですか。 5 以上に関連した文献などありましたらご紹介願います。 |
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