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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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クシヒゲガガンボ亜科のガガンボ... 投稿者:HM 投稿日:2015/08/15(Sat) 20:11:09 No.9405  引用 
8月15日に静岡県御殿場市でクシヒゲガガンボ亜科のガガンボを採集しました。ホリカワクシヒゲガガンボではないように思うのですが、種までの同定は可能でしょうか。
ご教示いただけますと幸いです。


Re: クシヒゲガガンボ亜科のガガ... 投稿者:HM 投稿日:2015/08/15(Sat) 20:14:06 No.9406  引用 
追加の画像です。よろしくお願いいたします。

Re: クシヒゲガガンボ亜科のガガ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/08/17(Mon) 15:54:25 No.9413  引用 
HM様.

胸側部に黄色斑が見えますので,スネブトクシヒゲガガンボCtenophora nohiraeの♀と思われます.

Re: クシヒゲガガンボ亜科のガガ... 投稿者:HM 投稿日:2015/08/17(Mon) 19:32:00 No.9414  引用 
茨城@市毛様

ご教示ありがとうございました。
種名がわかり、たいへんうれしく思っております。
ハチに擬態したと思われる姿に本当に驚きました。

同定をお願いします 投稿者:KURO 投稿日:2015/08/11(Tue) 21:53:20 No.9393  引用 
先週末に徳島県の山地施設の窓で見つけたムシヒキです。(標高1400m程)。
イシアブの一種だと思いネット上の画像を参照してみましたが、該当する種を見つけられません。
やや小型で体長は2cmに満たなかったように記憶しています。
この画像で見当がつくようでしたらご教示ください。
よろしくお願いいたします。


Re: 同定をお願いします 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/08/12(Wed) 20:27:48 No.9395  引用 
KURO様.

写真のイシアブは,チャイロオオイシアブに近縁な未記載種と言われています.

Re: 同定をお願いします 投稿者:KURO 投稿日:2015/08/12(Wed) 22:20:32 No.9401  引用 
茨城@市毛 様
毎度のご教示有難うございます。
未記載種ですか。探しても見つからないはずですね。
とりあえずイシアブ亜科の一種として保存しておきます。
このタイプがすでに知られているのでしたら早く名前をつけて頂きたいものですね。

アシナガムシヒキについて 投稿者:HM 投稿日:2015/08/11(Tue) 00:25:12 No.9392  引用 
8月10日に富士山の1000メートル付近で撮影したムシヒキについてお教えください。
この画像はアシナガムシヒキMolobratia japonica (Bigot, 1878)と考えてよろしいでしょうか。
このピントで一枚しか撮影できなかったのですが、もし画像から判断できることがありましたらご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。


Re: アシナガムシヒキについて 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/08/12(Wed) 20:19:21 No.9394 ホームページ  引用 
HM様.

アシナガかサッポロアシナガか迷いましたが,腹部背板の後側部に白色微粉による斑点があるので,サッポロアシナガムシヒキMolobratia sapporensisと思われます.

Re: アシナガムシヒキについて 投稿者:HM 投稿日:2015/08/12(Wed) 20:46:13 No.9396  引用 
茨城@市毛様

コメントをありがとうございました。
同定のポイントまで丁寧にご教示いただき、感謝申し上げます。

岐阜県のサタニクバエ 投稿者: 投稿日:2015/08/05(Wed) 00:50:26 No.9387  引用 
冷凍しておいたニクバエを出してきてマウントしていたら,Heteronychiaが採れていました.

採集場所は岐阜県海津市南濃町,月見の森.標高100m.
採集日は2015年7月9日.
体長は9mmです.

2011年の4月にニホンクロニクバエを採ったのとほとんど同じ場所です.
山中の遊歩道の途中にある広場の柵にとまっていました.
雨,曇り,少し晴れ間と天気が変わった日で,採集した時は曇りでした.


Re: 岐阜県のサタニクバエ 投稿者: 投稿日:2015/08/05(Wed) 00:51:28 No.9388  引用 
Kano and Kurahashi (1999)にはHeteronychia属の4種の検索表があります.
Discovery of the Female of Heteronychia nipponensis Shinonaga & Matsudaira (Diptera, Sarcophagidae)
国立科学博物館研究報告A類:(動物学) 25(1), 73-77,

R1脈に刺毛の列があり,腹部第3背板に中縁剛毛があるので,
当時のH. obscurataになります.

サタニクバエは日本昆虫目録では
Heteronychia depressifrons (Zetterstedt, 1845)
となっています.

分布に本州は載っていませんが,実際には過去にこの掲示板でも投稿されていますね.


Re: 岐阜県のサタニクバエ 投稿者: 投稿日:2015/08/05(Wed) 00:52:36 No.9389  引用 
ゲニタリアの図は,Kano, Kaneko and Shinonaga (1965)を見ました.
Notes on flies of medical importance in Japan, Part XXIV.
: Six unrecorded species of sarcophagid flies
衞生動物 16(1), 1-5,

thecaがもっと前に起きたほうがかっこよかったのですが,
phallusの途中で曲がって根元のほうはあまり動きませんでした.



以前の投稿で冷凍庫に入れる方法がきれいだと書きましたが,
生きた状態で冷凍庫に入れると,後でゲニタリアを開く時に固めになると思います.
今回は死んでから冷凍しましたが,その場合は影響はないようです.

今度はある程度水分を発散させてから毒物を使って殺虫した場合に,
変色する液がどの程度出るか試してみたいと思っています.


Re: 岐阜県のサタニクバエ 投稿者: 投稿日:2015/08/05(Wed) 21:51:56 No.9390  引用 
大宮さま

お世話になっております.さんごです.

今度はサタニクバエですか.日本産ニクバエ全種制覇に向かってまっしぐらですね.

貴重な生態情報いつもありがとうございます.柵,いいですね.ニクバエはなぜか柵が好きなようですね.なので,ポイントがつかめない場所では必ずチェックするようにしています.

それにしても岐阜はとても面白そうですね.一度行ってみたいと思っています.

目録中に記されている分布についてですが,執筆された先生にお伺いしたところ,原稿はかなり前に執筆されたものとのことでしたので,分布を含め現在の知見とはタイムラグがあるようです.

本種を,私は個人的には地元の山口県と,奄美大島,久米島で採集しています.山口県では低山の山頂で,奄美大島と久米島では海浜の植生上で採集しました.

南西諸島と本土では採集された環境の雰囲気が全く異なるので,実はよく似た別種かもしれませんが,そもそも生態もほとんどわかっていないようですね.

本種を含め,ニクバエには生態がわかっていないものが多いようなので,少しでも情報が増えるとうれしいです.

今後ともどうぞよろしくお願いします.

双翅目談話会同定会でお会いできることを楽しみにしております.

Re: 岐阜県のサタニクバエ 投稿者: 投稿日:2015/08/06(Thu) 00:50:01 No.9391  引用 
さんご様

お世話になっております.

僕は離島へは行った事がなく,海辺の決め手になるポイントもないので,なかなか全種制覇には程遠いです.
しかし森のフィールドはいい所を見つけられたと思っています.
思いつきで自宅から一番近い山に出掛けたのが4年ほど前で,今では天気が良ければ毎週のように行っています.
一度に採る量は少なくて,遠出でなければニクバエ類は多くて5頭ほどですが,頻繁に通っているのがいいのかもしれません.

目録の情報や,採集された環境について教えて下さりありがとうございます.
山頂と海浜植生ではだいぶ違いますね.
報文を書く時には環境についてうまく表現できるようになりたいと思います.

今度の同定会は採集会も参加できるよう調整中で,とりあえずバスと宿をおさえました.
仙台駅近辺は無理で,多賀城のほうでとりました.
ニクバエの標本ではカスミニクバエの仲間が複数種採れたので持って行く予定です.
お会いできた時にはまたよろしくお願いいたします.

稲の葉の上に産まれた卵 投稿者:ありんこ 投稿日:2015/07/18(Sat) 17:42:34 No.9381  引用 
通りすがりの者ですが失礼します。
お訊ねしたい「卵」があります。

毎年夏になると田んぼの稲の葉の上に卵が産み付けられているのを見かけます。
これは何の卵なのでしょうか。
田んぼの中にはヒゲナガヤチバエがよく飛んでいますが、こいつの卵なのでしょうか。
これら(↓)に似ていると思ったのですが、決定打がありません。

https://www.flickr.com/photos/36195887@N06/5886266218/

よろしければご教示ください。
写真の撮影は7月8日、北海道です。


稲の葉の上に産まれた卵(その2... 投稿者:ありんこ 投稿日:2015/07/18(Sat) 17:44:24 No.9382  引用 
こちらは6月30日、北海道です。
もしかしたら1枚目とちがう種の卵かもしれません。

これ(↓)にも似ていると思いました。
http://bugguide.net/node/view/49089/bgimage


Re: 稲の葉の上に産まれた卵(そ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/07/22(Wed) 06:08:01 No.9383  引用 
ありんこ様.

だれからもコメントが付かないようなので,門外漢ながらコメントさせていただきます.

おそらく,両者ともアブ科の卵塊ではないでしょうか?

なお1枚目のリンクある写真は,偶然止まったというよりアブの卵を捕食しているのかもしもません.

ありがとうございました 投稿者:ありんこ 投稿日:2015/07/25(Sat) 22:16:17 No.9384  引用 
茨城@市毛様

情報ありがとうございました。
やはりアブの卵でしたか。
毎年見かけるのにわからないでいたのが、これでスッキリしました。

田んぼで必ずといっていいほど見かけるヒゲナガヤチバエは肉食のようですが、残念ながら成虫のお食事シーンは見たことがありません。いつか見てみたいものです。

Re: ありがとうございました 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2015/08/01(Sat) 17:37:35 No.9385  引用 
ネットで「Egg mass of horse flies」と検索すれば、アブ科の卵塊の画像がいくつか見れます。

ミズアブ科写真集 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/07/06(Mon) 19:44:08 No.9379  引用 
ミズアブ科を調べていて,アメリカのDr.Martinが多数の写真をPicasaアルバムにupしているのを見つけました.
https://picasaweb.google.com/Stratiomyidae

参考までに.

同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2015/06/21(Sun) 22:05:31 No.9365  引用 
6月13日に静岡県裾野市で採集したハエについてご教示ください。
よろしくお願いいたします。


Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2015/06/21(Sun) 22:06:22 No.9366  引用 
追加の画像です。

Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2015/06/21(Sun) 22:07:26 No.9367  引用 
もう一枚追加します。

Re: 同定のお願い 投稿者:haruka 投稿日:2015/06/26(Fri) 16:10:15 No.9374  引用 
3枚の写真を拝見しました。
Holopogon japonicus NAGATOMI,1983 ヒメクロムシヒキで間違いないと思います。宇津木(2014)によって日本昆虫目録 第8巻第1部のp.401にリストアップされています。
里山から山地にかけての林縁部の枯れた枝先に静止して、頭をクリクリ動かして獲物や♀の通りかかるのを待っている姿をよく目撃します。私はまだ交尾しているのを見たことがありませんでした。

Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2015/06/28(Sun) 04:48:25 No.9375  引用 
haruka様
コメントありがとうございました。
種名がわかり、うれしく思っております。日本昆虫目録でも確認いたしました。たいへん勉強になりました。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。

(同定のお願い)ゴヘイニクバエ... 投稿者:KW 投稿日:2015/06/21(Sun) 22:58:09 No.9368  引用 
初めてコメントいたします、KWと申します。

昨日、急にゴヘイニクバエ、ゼニゴギンガクバエを採りたいと思い、砂浜に出かけました。
腐肉トラップには大きなニクバエしか来なかったので、砂浜を目視で踏査し、それらしいサイズのハエを4個体採集しました。

しかし、この掲示板の写真と見比べても、該当の種なのか全くわかりませんでした。
写真でわかる範囲でかまいませんので、採集した種がゴヘイ、ゼニゴギンガクなのか、上記2種の可能性がある場合、どの部位を見るのが良いのかご教示いただけないでしょうか。

お手数をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。


Re: (同定のお願い)ゴヘイニク... 投稿者:KW 投稿日:2015/06/21(Sun) 22:59:40 No.9369  引用 
2個体目です。

採集日2015年6月20日
採集ラベルは全て「石川県志賀町」です。


Re: (同定のお願い)ゴヘイニク... 投稿者:KW 投稿日:2015/06/21(Sun) 23:00:44 No.9370  引用 
3個体目です。

Re: (同定のお願い)ゴヘイニク... 投稿者:KW 投稿日:2015/06/21(Sun) 23:01:50 No.9371  引用 
4個体目です。

Re: (同定のお願い)ゴヘイニク... 投稿者: 投稿日:2015/06/23(Tue) 12:53:09 No.9372  引用 
KWさま

こんにちは.

さんごといいます.そろそろ名前を変えたいと思っています.

さて,お尋ねのハエですが,写真からでは断言しにくいのですが,お尋ねの写真のうち,2, 3, 4はハネボシスナニクバエの♀ではないかと思います.

頭部の横からの写真と,顔の写真(顔というのは,触角より下の部分です)があるともう少しわかりやすいのですが,頭部を横から見た場合,先端となる触角の周囲が,ゼニゴと比べてハネボシスナニクバエでは丸っこいです.parafacialの毛の生え方にも特徴があります.ゴヘイやゼニゴギンガクではないと思います.

野外での区別は,なれないとちょっと難しいかもしれませんが,一度みるとなんとなくわかるようになります.

ゴヘイは,普通のニクバエのように全体くすんだ灰色ですが,腹部はよくある市松模様ではなく,小さい三角形の紋が縦に3列にならび,腹部背板の後ろの縁から生える剛毛が目立ちます.写真の個体のように明らかに白っぽい部分はゴヘイではみられません.

ゼニゴギンガクは,♂は額(両目の間で触覚より上の部分)が銀メッキのように白く強く輝き,腹部に「山」という文字のような紋があり,よく似たギンガクヤドリニクバエMetopia argyrocephalaよりも全身白っぽいです.それと,ギンガクヤドリニクバエのなかまは,ors(額の上のほうに生えている毛)が2+3 (前向きが2本,後ろ向きが3本)ですが,写真の個体は3+1です.

石川県でしたら,もともとはゴヘイもゼニゴギンガクもいるはずですが,近年の記録はどうでしょうか.いたとしても相当めずらしいものと思われます.

ゴヘイは腐肉や糞によく反応し,いちはやく飛来しますが,モトミセラやイソニクバエなど大型のニクバエが来ると席を譲って,離れた草の上などで待機しますので,腐肉の周囲40-50cmほど離れた草の上なども注意してみてみてください.私の地元山口県では3月から11月まで見られます.

1個体目はちょっと雰囲気が異なるのでパスさせてください.ゴヘイやゼニゴギンガクではなさそうです.

少しでも参考になりましたら幸いです.

Re: (同定のお願い)ゴヘイニク... 投稿者:KW 投稿日:2015/06/25(Thu) 16:38:10 No.9373  引用 
さんごさま

ご回答いただきまして、ありがとうございます。

ハネボシスナニクバエの画像を、この掲示板で検索してみましたが、確かにそっくりですね。

石川県のゴヘイ、ゼニゴの記録は、はなあぶに掲載された2000年代の記録以降はおそらくないかと思います(こちらもタイトルのみでの確認で、まだ入手できておりません)。
石川県でも砂浜の改変が進んではおりますが、他県に比べるとまだ良い環境が残っておりますので、今後も探しに行ってみます。

このハエを採集した日には、腐肉トラップには大型のニクバエ、キンバエが来ていましたので、ひょっとするとその周りにいたのかもしれませんね。
次回トラップを設置する際には周囲の様子にも気を使ってみます。

この度は、大変ご丁寧な解説をいただき、まことにありがとうございました。

次回、それらしいハエが採集できましたら、また相談にのっていただければ幸いです。

これは何オドリバエでしょうか 投稿者: 投稿日:2015/06/04(Thu) 16:30:38 No.9359 ホームページ  引用 
2015.06.02に青森県下北半島むつ市脇野沢でとりました。お教え下さい。

Re: これは何オドリバエでしょう... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2015/06/07(Sun) 12:31:30 No.9362  引用 
おーやぎさん:画像のオドリバエはいずれもRhamphomyia (Calorhamphomyia) formidabilis Freyの雌雄です。本種は本州から九州まで広く分布していて、脚の色彩は北に行くほど黄色部が拡大し、雌の脚の鱗状剛毛(羽状剛毛)の大きさや密度も変化します。交尾器にもクライン的な形状の変化があります。

本種に限らずRhamphomyiaやEmpis、さらに一部のHilaraで雌の腹部中央の側面膜質域から繊細な短毛をビロード状に密生した三角錐状の突起を生じることがあります。私の観察では群飛中に雌はこの部分を外にだしています。この理由について米国の研究者が、雌が自分の腹部を大きく偽装して、卵巣が発達しているように見せ、これで群飛中に他の雌より雄の交尾意欲を誘い、雄から求愛給餌を受けやすいのだろう、という仮説をだしています。いろいろなオドリバエのこの構造を見た経験からは、必ずしも自分の腹部を大きく見せていると言うわけではないと思える種もあります(黄色く細長い紐状突起のこともある)。私の仮説はこの部分はフェロモン分泌器官で、ここから雄を誘引するフェロモンか、あるいは集合フェロモンのようなものを空中に出して、群飛に誘っている、という考えです。個体群密度の大きいオドリバエ(例えばMegacyttarus亜属)は別にして、Calorhamphomyiaのように必ずしも個体群密度が高くない種では、広い森林内で群飛を効果的に行うためには、このような手段があってもいいのではないかと思います。

Re: これは何オドリバエでしょう... 投稿者: 投稿日:2015/06/08(Mon) 09:18:25 No.9363 ホームページ  引用 
三枝先生ありがとうございます。スキバオオウルワシオドリバエ(仮称)というのですね。
林の中で採りましたので、視覚よりもフェロモンというほうが有利だろうなとは考えられますね。

Re: これは何オドリバエでしょう... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2015/06/08(Mon) 23:33:30 No.9364  引用 
おーやぎさん。投稿された雌が、R. (C.) praecellens Freyに相当する東北地方のformidabilisの集団です。脚の黄色部が拡大し、雌の翅の透明感が強くなります。

上記シノニムは正式には発表されていませんので、日本昆虫目録ではそれぞれ別種としての扱いになっています。なお、スキバオオウルワシオドリバエの名称は上記目録で用いられているので仮称ではなくなりました。

ホソムシヒキの一種 投稿者:NEKISE 投稿日:2015/06/02(Tue) 18:13:30 No.9357  引用 
こんにちは。以前にも質問させていただいたNEKISEです。今回はムシヒキアブの質問をしたく、投稿させていただきました。

東京都奥多摩町、標高700メートルあたり
2012年9月採集

採集当時はてっきりコシボソハナアブだと思っておりました。最近標本を見直すと明らかにムシヒキアブの顔だったので、「ムシヒキアブ図鑑」を覗いたところホソムシヒキアブ亜科Leptogastrinaeだとわかりました。この分類群の存在を初めて知ったのですが、属以降の検索についてお教えください。また写真から同定できそうでしたら、よろしくお願いします。


Re: ホソムシヒキの一種 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/06/02(Tue) 22:20:19 No.9358  引用 
NEKISE様.

このグループは,ムシヒキアブの中でも難解なグループのようで,Nagtomi(2002)によれば25種類以上が日本に分布しており,多数の未記載種がいるようです.

Nagatomi, A., H. Ohishi, and D. Yang, 2002. Review of the Genera of Leptogastrinae (Diptera, Asilidae) through the Literature. Kagoshima University Museum Monographs 1: i-ii, 1-111

Re: ホソムシヒキの一種 投稿者:NEKISE 投稿日:2015/06/05(Fri) 17:26:34 No.9361  引用 
茨城@市毛様

すぐに回答を頂いておきながら返信が遅くなり申し訳ございません。ご解説ありがとうございます。

ネットの「ムシヒキアブ図鑑」というサイトでは十数種でしたので、そんなにいるとは驚きでした。ネット上ではミノモホソムシヒキやアメイロホソムシヒキの画像が出てきますが、このような状況ではとても信じられませんね。

お教えいただいたkagoshima university museum monographsは大学の別のキャンパスにあるので、今から用事ついでに見てくる予定です。

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