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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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忘備録 台湾のWeb昆虫図鑑 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2022/11/28(Mon) 17:10:50 No.11359  引用 
忘備録的に投稿しておきます.

台湾のWeb昆虫図鑑を見つけました.
http://gaga.biodiv.tw/new23/cp021.htm

2001年開設とのことですが初めて気が付きました.
同定が怪しい所も多いですが,カラフルなハエ・アブが載っています.

ハエだと思いますが・・ 投稿者:木佐浩之 投稿日:2022/11/18(Fri) 04:38:46 No.11355  引用 
ご教示をお願いしたく投稿させて頂きました。
画像は9/20に徳島県で見つけた5〜6mm程のハエ?です。
カラフルな色合いやスリムな体型が特徴的ですが、全く見当がつきません。
種名までの特定は難しいと思いますが、せめて科レベルまで絞り込めれば有難いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


Re: ハエだと思いますが・・ 投稿者:akaitori 投稿日:2022/11/18(Fri) 06:30:41 No.11356  引用 
ナガコバチ科のような

Re: ハエだと思いますが・・ 投稿者:木佐浩之 投稿日:2022/11/20(Sun) 04:27:37 No.11358  引用 
Akaitori 様 いつもご教示有難うございます。
複眼の感じからハエのように思えたのですが、ハチでしたか。
「ナガコバチ科」で検索してみたところ、確かに似た外見のハチがヒットしました。
今回は場違いな投稿をしてしまって申し訳ありませんでした。

種名不明、ヤドリバエの一種? 投稿者: 投稿日:2022/11/08(Tue) 12:10:33 No.11344 ホームページ  引用 
初めまして、宜しく願います。11月6日にノコンギクの花に取り付いていました。場所は、栃木県茂木町の標高150m程の里山です。

Re: 種名不明、ヤドリバエの一種... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2022/11/14(Mon) 13:12:48 No.11346  引用 
小川博久様.

写真のハエは,ヤドリバエ科のGlaurocara属の仲間です.
埼玉県からはGlaurocara lucidulaが報告されています.

Re: 種名不明、ヤドリバエの一種... 投稿者: 投稿日:2022/11/19(Sat) 17:38:44 No.11357 ホームページ  引用 
茨城@市毛さん、有難うございました。珍しい種の様ですね。九州大学学術情報リポジトリ、の Glaurocara lucidula Richter, female (Mt. Jômine, Kamiizumi)確認できました。

無題 投稿者:おか 投稿日:2022/11/14(Mon) 20:31:41 No.11347  引用 
はじめまして.おかと申します.
6月,7月に山梨県と栃木県においてエダガタニクバエと思しき種(画像)を採集しました.
Keys to the flesh flies of Japanで記録を確認したところ,北海道,岩手県,山梨県で記録があることを確認したので,栃木県初,山梨県2例目としてはなあぶ誌への投稿を考えております.
申し訳ないのですが、本種の最近の記録についてご存知でしたら、ご教示頂けたら幸いです。


Re: 無題 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2022/11/15(Tue) 10:15:39 No.11348  引用 
おか 様.

手元の記録では,pseudoscopariaエダガタニクバエは下記の文献あります.

北海道(Kano, 1963; 保田, 2014; Kura, Kaki, 2015);
青森(福士, 1992; 市田, 1994); 岩手(Kurahashi et Kakinuma, 2015; 二戸市, 2020); 秋田(福士, 1992); 宮城(伊東, 2016); 茨城(市毛, 2010); 栃木(中山, 2016); 埼玉(玉木, 1997); 山梨(林田, 2013; Kurahashi et Kakinuma, 2015)

Re: 無題 投稿者:おか 投稿日:2022/11/15(Tue) 17:11:33 No.11349  引用 
市毛様.

ご回答頂きありがとうございます.
栃木県においても記録があるのですね.両県ともに記録がある為,発表は見送ろうと思います.
今後とも宜しくお願い致します.

Re: 無題 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2022/11/15(Tue) 21:53:24 No.11350  引用 
おか 様.

栃木,山梨共に1♂の1例だけですので,是非投稿してください.

山梨のKurahashi et Kakinuma(2015)は林田の記録を引用.

Re: 無題 投稿者:おか 投稿日:2022/11/17(Thu) 06:56:01 No.11354  引用 
市毛様.

お言葉に甘えて投稿させて頂きます.
経験が浅く,至らない点もあると思いますが,宜しくお願い致します.

無題 投稿者:加賀 投稿日:2022/11/16(Wed) 09:55:41 No.11351  引用 
初めまして。東京都小笠原村在住の加賀と申します。
1週間ほど前から、父島のあちこちで早朝にハエの群飛が観察されており、かなり大規模な様子(1箇所で少なくとも100頭以上がホバリングしており、羽音もドローンを飛ばしているようなレベルで聞こえる)です。
知人が発見・観察しており、群から1頭を捕獲しました。
このハエについて、種名(もしくは科名)をご教示いただけますでしょうか。

群飛は朝5:15ごろから5:35ごろと短時間で、日の出の15分ほど前には収束してしまいます。
小笠原では例年7月から10月ごろまで気温30度を超える日が多くありますが、11月になると涼しくなり、早朝は半袖だと肌寒いくらい(20度台前半)になります。感覚的な話ですが、毎年この時期に台所でノミバエの類が多く発生するようになる気がします。
上記のような大規模な繁殖活動(?)はこのような季節の変化と関係があるのでしょうか。また、島内の複数箇所で一斉に起きているらしいのですが、本州に住んでいた際はここまで大規模なものを見聞きした記憶がありません。海洋島であること、侵略性の高いグリーンアノールによってハエ類を食べるトンボがかなりダメージを受けていること(ウスバキトンボやベニヒメトンボはちらほら飛来しますが群れになるような数は見られず、小笠原固有種のトンボは父島では絶滅状態)などと関係があるのでしょうか。
長くなってしまいましたが、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。


Re: 無題 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2022/11/16(Wed) 12:21:01 No.11352  引用 
加賀様

写真のハエは,クロバエ科のChrysomya属オビキンバエの仲間です.

集団でホバリングしているのは,群舞(swarming)と呼ばれている交尾行動です.

ネットで,Chrysomya + swarmingと調べるといくつか論文が出てきますので参考にしてください.

Re: 無題 投稿者:加賀 投稿日:2022/11/16(Wed) 20:34:51 No.11353  引用 
茨城@市毛様

さっそくのご回答をありがとうございます。
教えていただいたキーワードで、文献を調べてみたいと思います。

Tachina amurensis♂? 投稿者:ふかさわ 投稿日:2022/11/05(Sat) 05:59:35 No.11341  引用 
おはようございます。
2022/09/10 神奈川県の逗子市にて、外見がTachina amurensisに類似しているヤドリバエさんを採集しました。

中国蝿類の下巻のTachinaの検索表を辿ると
Tachina amurensisに落ちましたが、中国蝿類の下巻に載っている頭部や交尾器の図と比較すると、触角第3節や側尾叶(surstylus)の形態が明らかに異なるように見えるので、amurensisではない可能性があるのではないかと思っています。
(中国語の検索表を辿ることに慣れていないので、どこかで間違ってるかもしれないですが...。)

本個体が何者かわかる方がいらっしゃいましたら、ご教示よろしくお願いいたします。


Re: Tachina amurensis♂? 投稿者:ふかさわ 投稿日:2022/11/05(Sat) 06:00:23 No.11342  引用 
交尾器の写真も添付いたします。

Re: Tachina amurensis♂? 投稿者: 投稿日:2022/11/06(Sun) 23:27:33 No.11343  引用 
ふかさわ様

自分も基本的には中国蝿類を参照しているので,Tachina amurensis はだいたいそのようなものだと思っています.
普通種のようでも個人的には5個体ほどしか採っていなかったです.

https://www.researchgate.net/publication/262797333_Identification_and_taxonomy_of_the_West_Palaearctic_species_of_Tachina_Meigen_Diptera_Tachinidae_based_on_male_terminalia_and_molecular_analyses
amurensis は出てこないのですが,旧北区西部のTachina のオス交尾器の研究があり,中国蝿類の共通種を比べてみると,surstylus 背面先端の印象が異なるものが多いです.
材料の扱い方や描き方のくせが影響している可能性があると思います.

ついでになりますが,嶌先生が1990年にまくなぎ誌に投稿された報告によると,T. jakovlevi は日本にはおそらく産しないとの事です.
(2014年の日本昆虫目録には一応「?北海道」と載っています)
腹部第三と第四背板に側心剛毛(lateral discal bristle) をもたないものがあれば,もしかしたら真のjakovlevi かもしれません.
探してみるのも面白いかもしれません.

Re: Tachina amurensis♂? 投稿者:ふかさわ 投稿日:2022/11/08(Tue) 22:36:32 No.11345  引用 
大宮様

ありがとうございます。

材料の扱い方や描き方の癖などによる違いの可能性がある…
1つの文献だけではなく、他の様々な文献見ることは重要だと改めて感じました。
(そもそも多数の文献に載ってないなど、情報が少ないのは別ですが…)

本スレに載せた個体はamurensisと同定いたします。
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>ついでになりますが…

ネット上に「ヨコジマオオハリバエ」とされてる個体が沢山居ますが、amurensis含めて、複数の種が含まれている気がしています。

Tachinaは詳しく調べる前は何となくヤドリバエ科の中でも比較的区別しやすく、調べやすい分類群なのだろうと思ってましたが 今回調べてみて、別にそんなことは無く、とても奥の深い分類群だと感じました。

今後も、野外で見かけたら積極的に採集しようかと思います。

メバエ科だと思いますが 投稿者: 投稿日:2022/11/02(Wed) 19:23:40 No.11338  引用 
初めて投稿する者です。お世話になります。
5月24日に長野県小谷村で撮影しましたが、種名が分かりません。よろしくお願いします。


Re: メバエ科だと思いますが 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2022/11/03(Thu) 20:33:38 No.11339  引用 
まるやま様.

写真のメバエは,ハチモドキメバエConops vesicularisです.

Re: メバエ科だと思いますが 投稿者: 投稿日:2022/11/04(Fri) 08:17:49 No.11340  引用 
茨城@市毛 様

ありがとうございます。ずっと分からずにモヤモヤしていました。
ハエ目は同定が難しいですが、それだけに奥が深いですね。

Clairvilliops属でしょうか? 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2022/07/25(Mon) 22:02:05 No.11318  引用 
こんにちは。
写真のヤドリバエを、2021年9月26日に、福井県の自宅にて採集しました。

以前にも、同種と思われるハエを数個体採集しており、
さらに、今年の7月18日にも1個体採集しました。

旧北区のマニュアルの検索表で同定すると、
Clairvilliopsというあまり聞き慣れない属に辿り着きました。

presutural ac setaeがabsentなのがとても特徴的です。
胸部背面の剛毛については、0+1ac, 2+3dc, 0+2ialです。
katepisternal setaeは2つです。
体長は4mmから6.5mm程度です。


Re: Clairvilliops属でしょうか... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2022/07/25(Mon) 22:05:30 No.11319  引用 
Clairvilliopsの特徴として、『Apex of abdomen of female with a pair of semiglobular corpuscles. 』という文が書いてあったのですが、この「semiglobular corpuscles(半球状の部分?)」というのは、下二つの写真で赤矢印で示した部分のことなのかなと考えたのですが、
これだと、突起があまりに短くて、あまりハサミハリバエ族らしくないなぁと思い、本当に同定が合ってるんだろうかと心配になりました。

日本昆虫目録では生息地に本州が含まれていませんでしたが、Tachinidae Resourcesの世界のヤドリバエのチェックリストには、本州も含まれていたので、一応、本州にも生息するようです。

「Annotated keys to the genera of Tachinidae (Diptera) found in tropical and southern Africa」に載っている横顔の図とはおおよそ一致するようですし、
自分の家の周りには、Clairvilliopsの寄主であるクモヘリカメムシが大量発生しているので、Clairvilliopsの可能性は高いんじゃないかなとは思いつつも、
本当にこの部分を「semiglobular corpuscles」と解釈していいのか、不安になったので、質問させていただきます。


Re: Clairvilliops属でしょうか... 投稿者: 投稿日:2022/07/27(Wed) 20:54:55 No.11320  引用 
虫キョロリス様

分布が日本,コンゴ,タンザニア,マレーシア,台湾.
難易度が高そうですね.

極東の昆虫の検索によると,胸部の剛毛の数は一致しています.
メスの腹端部の説明を翻訳サイトに貼り付けると,
”15-20個の短い棘を持つ半円形の小さな葉があります.先端のスパイクは発達していません.”
となります.
小さな棘について書いている他の文献が探せていませんが,今回の標本にはなさそうに見えますね.

Herting, B. 1981.
Typenrevisionen einiger palaarktischer Raupenfliegen (Dipt. Tachinidae) und Beschreibungen neuer Arten.
Stuttgarter Beitrage zur Naturkunde. Serie A (Biologie) 346: 1-21.

https://ia800205.us.archive.org/19/items/biostor-95787/biostor-95787.pdf

Paradionaea orientalis Baranov からClairvilliops inermis Mesnil に変更した文献で,日本の記録も出てきます.
Dionaea が大きな鉗子を備えた産卵管をもつのに対して,Clairvilliops は,
" Zange des Ovipositors zu zwei kleinen, runden Korperchen reduziert, die zusammen nur so breit sind wie 3/10 der Basis des kegelformigen 5.Tergits. "
翻訳サイトに貼り付けると,
”産卵管のはさみは2つの小さな丸い体になり、それらを合わせると円錐形の5番目の背板の底の3/10の幅になります。”
と説明しています.

他のハサミハリバエ族の形状とは異なるようです.
PaleKey やMoschWeb では,(=modified pincers) (変化したはさみ)と解釈されています.
自分も採ってみたいものです.

Re: Clairvilliops属でしょうか... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2022/07/30(Sat) 18:22:13 No.11321  引用 
大宮様、ありがとうございます!

>小さな棘について書いている他の文献が探せていませんが,今回の標本にはなさそうに見えますね.
腹端の突起、顕微鏡で最大限まで拡大して観察してみたのですが、
うーん、棘は無さそうですね。。。
手元にある他の標本も見てみましたが、棘らしきものはやはりありませんでした。
(写真は、産卵管の半円形の葉を、横側から撮ったものです。)
Clairvilliops属は、今のところC. breviforceps 一種のみの記録がありますが、
実際は、棘のある種と棘のない種というふうに何種類かいるのかも(?)知れませんね。

>他のハサミハリバエ族の形状とは異なるようです.
そうなんですね…あまりに他のハサミハリバエ族と違ったので、びっくりしました…

>Paradionaea orientalis Baranov からClairvilliops inermis Mesnil に変更した文献で,日本の記録も出てきます.
おぉ、有難うございます!この文献は知りませんでした…
これは、かなり細かい特徴書いてありますね!
最近は、色々用事があって、あまり虫の同定をする時間を取れてないのですが、
用事が終わって、時間に余裕ができたら、
この論文の説明と合致するかどうかじっくり精査してみようと思います!!


Re: Clairvilliops属でしょうか... 投稿者: 投稿日:2022/07/31(Sun) 22:06:26 No.11322  引用 
虫キョロリス様

新しい写真で太めの剛毛のようなものが並んでいますが,
棘がどんなものを指すのか,文献に図がないので分かりませんね.
機械訳の解釈もしんどいので,余裕がある時に取り組んでみてください.

Re: Clairvilliops属でしょうか... 投稿者: 投稿日:2022/10/22(Sat) 18:18:55 No.11335  引用 
虫キョロリスさま

先日,大阪市立自然史博物館へ収蔵庫の整理・調査に行った際,Clairvilliops属がいないか探してきました.
高知県で2004年9月に採集された個体等があり,掲示板に出す許可を得ました.
腹端部を左斜め下から撮りました.
赤で囲った部分は右側の尾葉の内側で,解像度が低いですが点々と白く光っているのが小さな棘状の突起です.
以前投稿していただいた写真では腹端部真ん中がが黄色っぽく見えるので,排出物があるのかもしれません.
博物館でも脂が出て見にくくなった個体がありました.
ご参考までに.


Re: Clairvilliops属でしょうか... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2022/10/24(Mon) 22:13:56 No.11337  引用 
大宮様

なんと!! ありがとうございます!!
なるほど、この写真だと、棘があるのがよくわかりますね!
黒い尾葉に銀白色の棘が点在...なんともクールで魅力的です。

大宮様の仰る通り、僕の個体は、排出物が原因で尾葉の内側が見にくかったようです。
Clairvilliopsは、僕の家の近くでは、そんなに個体数の少ない種類ではなさそうなので、
またメスの追加個体を得たら、尾葉の内側、確認してみます!

腹部がおしゃれなハナゲバエ属 投稿者:ふかさわ 投稿日:2022/10/20(Thu) 13:32:49 No.11332  引用 
2022/09/25 神奈川県午前1〜3時頃 採集

こんにちは。
書籍「日本のイエバエ科」には載っていないと思われる、腹部の模様がおしゃれなハナゲバエ属♀を採集しました。
「日本のイエバエ科」の検索表を辿ると、ヤマトハナゲバエ氏に落ちますが
色彩はもちろん、各部位の剛毛の数等が異なっている様ようなので 別種の可能性が高いと思ってます。
(雌の腹部の詳細な観察はしていないですが。。)

果たして何者なのだろうか…。


Re: 腹部がおしゃれなハナゲバエ... 投稿者:akaitori 投稿日:2022/10/22(Sat) 07:01:51 No.11333  引用 
似たものを、2021年8月26日に東京都で見ました。

Re: 腹部がおしゃれなハナゲバエ... 投稿者: 投稿日:2022/10/22(Sat) 18:15:06 No.11334  引用 
 ふかさわ 様

同じ模様のものが時々採れ,近隣各県にいるようです.
写真は静岡県藤枝市で2016年11月6日に採集したものです.
(関東同定会翌日の採集会後に個人的に散策)
採集日の翌日に撮った写真を引っ張り出してきました.

メス腹端部の腹面に刺毛は見られるものの,
6節以後に腹板の輪郭(硬化部や色素沈着部)が見られないので,
ハナゲバエ属の中でも変わったものだと思います.
中国の検索表でも該当するものがなかったと記憶していますが,
2011年に5新種追加などありますので,中国動物志蝿科の続きが出てほしいです.


Re: 腹部がおしゃれなハナゲバエ... 投稿者:ふかさわ 投稿日:2022/10/23(Sun) 18:48:22 No.11336  引用 
akaitori様
東京都でも見られるのですね。
写真ありがとうございます。 確かにそっくりです。

大宮様
静岡県で採集された種の写真に加えて、
メスの腹端部の形態の詳細、中国の検索表でも該当するものがなかったなどの情報も共有してくださりありがとうございます。

ハナゲバエ属もまだ不明種がいるということですね。
新たな文献が出るまで、首を長くして待っていようと思います。

Phasia aurulans ヤドリバエ科 投稿者:まるこぽんた 投稿日:2022/10/04(Tue) 22:08:11 No.11329  引用 
福島県檜枝岐村で撮影しました Phasia aurulans ヤドリバエ科でしょうか?

Re: Phasia aurulans ヤドリバエ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2022/10/07(Fri) 17:53:01 No.11330  引用 
まるこぽんた 様.

御推測通り,Phasia aurulansで合っていると思います.

Re: Phasia aurulans ヤドリバエ... 投稿者:まるこぽんた 投稿日:2022/10/07(Fri) 20:57:55 No.11331  引用 
ありがとうございます、発見例が少ないようで色々検索した結果、ここに同じが画像があり、投稿させて頂きました。

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