46160504
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [新着順表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: Bicellaria早春のヒメセダカオドリバエ? (3) / 2: ヒコサンアリヅカノミバエAenigmatias gotoi Disneyでしょうか? (3) / 3: ムシヒキアブでしょうか? (7) / 4: ハネオレバエ(ハネオレホソバエ)でしょうか?? (1) / 5: ハネナガケブカミバエでしょうか? (6) / 6: ハナレメイエバエ科でよいでしょうか? (0) / 7: ハネフリバエ (2) / 8: 砂浜の、ConchopusとPlatypulpus (4) / 9: Elaphropezaケズネクサハシリバエでしょうか? (3) / 10: Conchopus saigusaiゲンカイシグマクチナガイソアシナガバエですか? (6) / 11: オドリバエ科の何かでしょうか?? (1) / 12: オドリバエ科のDolichocephala属でしょうか?? (2) / 13: オドリバエ科の何かでしょうか?? (2) / 14: シダコバエAnthomzidaeでしょうか? (3) / 15: 名前がわかりません (2) / 16: くりのけらClinoceraでしょうか? (0) / 17: ネジレオバエでしょうか?? (2) / 18: 鎌状の前脚オドリバエCheliferaでしょうか? (3) / 19: Crossopalpusホホナガハシリバエですか? (0) / 20: マガリケムシヒキ? (8) /

おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
コメント内には下記と同じURLを書き込まないで下さい
参照URL
添付File  (100kBまで)
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
文字色

キイロヤドリイエバエ 投稿者: 投稿日:2014/12/31(Wed) 07:55:38 No.9124  引用 
去年の年末にはヒメヤドリイエバエ属の投稿をしましたが,
今回はヤドリイエバエ属です.
採集したのは半年前ですが2014年6月27日,岐阜県海津市南濃町,12.5mmです.
曇りの日に林床を飛んでいるのを見て,とまったところをすくいました.
見たのは一回のみです.
以前の書き込みで次は採集したいと書いたものとは違うものです.


Re: キイロヤドリイエバエ 投稿者: 投稿日:2014/12/31(Wed) 07:56:32 No.9125  引用 
やはり後気門の下には不規則な毛があります.

たまたまR2+3脈の先端が小さく分岐しています.
以前教えていただいたように,C脈がどこまで伸びているかは微妙だと思いました.
R4+5で止まってはいません.
しかしiaは0+2なのでSyngamopteraでいいと思います.

種の検索表では,
胸部は完全に黒色ではなく,第1腹板には刺毛がない.
オスの額は狭く,前額帯は黒色か暗褐色.
少なくとも腿節は完全に黄色.
小盾板,胸部側板,前胸腹板,中胸気門はオレンジから黄色.
これでキイロヤドリイエバエ Syngamoptera flavipes (Coquillett, 1898) になります.

日本のイエバエ科でも日本昆虫目録でも,見ると最初はSpilogaster属というものだったことがわかるのですが,
Coquillett(1898)の334ページを見ると,それはハナバエ科だったようです.
http://biostor.org/cache/pdf/55/2e/f4/552ef480a450a07ed447f42274110e28.pdf
CuA+CuP脈が紛らわしいからなのかどうかは分かりませんが,科が違ったようです.


未採集のヤドリイエバエ属 投稿者: 投稿日:2014/12/31(Wed) 07:57:45 No.9126  引用 
本当は狙っていたのはこれなのです.
同じく岐阜県海津市南濃町で,撮影日は2011年5月8日です.
こちらは大きさはもっと小さいです.
見通しの良い開けた所にいたので周囲の環境も違います.
色からしてカノウヤドリイエバエかもしれないと思うのですが,来年は確保して確かめたいです.



皆様今年もありがとうございました.
よいお年を.

同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2014/12/23(Tue) 23:28:12 No.9113  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
12月23日に採集したハエの画像を見ていただけますでしょうか。イエバエ科かと思いましたが、いかがでしょうか。
体長は約7ミリ、採集場所は静岡県御殿場市です。
よろしくお願いいたします。


Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2014/12/23(Tue) 23:29:16 No.9114  引用 
追加の画像です。

Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2014/12/23(Tue) 23:31:37 No.9115  引用 
もう一枚、追加の画像です。

Re: 同定のお願い 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2014/12/24(Wed) 02:38:33 No.9116  引用 
HMさん,これらの画像からだけの判断ですから,間違っているかもしれませんが,ヒメイエバエ科FanniidaeのFanniaの1種ではないでしょうか.

この確認のためには,翅の基半部の後半をチェックする必要がありますが,どの画像でもそれが現れていません.FanniaではCuA+CuP脈(いわゆる臀脈)の後方からの脈状構造が,前脈を取り囲むような湾曲を示します.

Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2014/12/24(Wed) 20:47:52 No.9118  引用 
アノニモミイア様
ご教示ありがとうございます。
改めてCuA+CuP脈の周辺の画像を撮ってみたのですが、いかがでしょうか。もしFanniaだとすると「日本昆虫目録第8巻双翅目」の53種の中の1種ということになりますでしょうか。
合わせてご教示のほど、よろしくお願いいたします。
                     


Re: 同定のお願い 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2014/12/25(Thu) 08:48:40 No.9119  引用 
投稿のハエはFanniaの1種であることは間違いないと思います.
CuA+CuP脈(いわゆる臀脈)の後方からこの脈を取り囲むように湾曲している状態が画像で示されています.

「53種の中の1種ということになりますでしょうか。」とのことですが,Fanniaの同定は主に♂を使って,中脚脛節の状態や交尾器の構造が重要です.

 ご参考になるかどうかわかりませんが,種の同定には♂の腹部(少なくとも後半部)を苛性カリや苛性ソーダなどのアルカリの10-15%の液につけて10分ほど湯煎した後に,水洗して,水中やエタノール80%液等の中で双眼実体顕微鏡の下で解剖しなければなりません.もちろんNishida,Chillcott, Hennigなどの関係論文を参照することは必須です.解剖には砥石などで先端を鋭く尖らせた鋼鉄製のピンセットの1−2セットが必要です.解剖等が終わった材料は10%程度の酢酸または酢につけてアルカリを中和させたのちに水洗,80%程度のグリセリン(浣腸液も使える)を入れた小容器に保存すれば半永久的に保存できます.アルカリ溶液はタンパク質を溶解するので,肌,目,ウールの着衣などには決してつけないように注意が必要です.衣類などについたら薄い酢などで中和した後に水洗しておきます.グリセリンで保存すると保存液が蒸発乾燥することがほとんどないのでエタノール等より確実で,フォルマリンのような毒性はありません.

Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2014/12/26(Fri) 05:42:21 No.9120  引用 
アノニモミイア様
コメントをありがとうございました。
Fanniaの1種であることがわかりうれしく思っています。
同定の仕方までご教示いただき、たいへん恐縮しております。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。

お尋ねします 投稿者:Ponchan 投稿日:2014/12/20(Sat) 14:17:23 No.9107  引用 
お尋ねします。
12/7 東京西部郊外の道端の菊の花にいたアブです。
虫を捕えてました、種名が分かれば教えて下さい。
別の掲示板に投稿したところ種名が確認出来ず、こちらの掲示板をご案内戴きました。
種名が分かるでしょうか。


Re: お尋ねします 投稿者:Ponchan 投稿日:2014/12/20(Sat) 14:30:29 No.9108  引用 
もう一枚、上が攻撃してるアブ、下の虫も種名はわかりません。

Re: お尋ねします 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2014/12/20(Sat) 17:41:02 No.9109  引用 
Ponchanさん.
お尋ねの虫はフンバエ科のヒメフンバエScathophaga stercorariaです.フンバエ科はアブの仲間ではなくて,ハエの仲間です(厳密にアブの仲間にもオドリバエのようにハエの語尾のものもあるし,また厳密にハエの仲間でもハナアブのようにアブの語尾があるのもあるので,あまりこの区別を気にすることはありません).フンバエ科はイエバエ(イエバエ科),キンバエ(クロバエ科)などと共に広い意味で最も蠅らしい仲間ですが,この種のように体がやや細長いのでアブとまちがえてしまうでしょう.

フンバエ科の成虫のほとんどは捕食性で他の小さなハエ類などをとらえて食べます.この場面もおそらくハナアブ(ヒラタアブ)の1種を捕えて食べているところです.フンバエ科の幼虫の食性はさまざまですが,上記のヒメフンバエは名前の通り家畜などの糞を食べます.成虫はしばしば糞の上にいますが,産卵や交尾のために来ていることもあるし,そこで他のハエを捕食することもあるでしょう.

ヒメフンバエは秋から早春など比較的涼しい季節に多いものです.

Re: お尋ねします 投稿者:Ponchan 投稿日:2014/12/20(Sat) 20:22:31 No.9110  引用 
アノニモミイア さん、早々とご返事有難うございました。
最初は虫(アブ)を捕食していたので、ムシヒキアブの仲間かと思い、WEBで探して見たのですが、体形が合わず悩んでました。
ヒメフンバエと言うのですか、生態から言うとあまり衛生的な昆虫では無さそうですね。初めて知りました。
これをご縁に今後とも宜しくお願い致します。

Re: お尋ねします 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2014/12/21(Sun) 00:59:33 No.9111  引用 
ムシヒキアブは真にアブの仲間で,口吻が長く,かつ前方を向いています.また触角は多くの種では長く,頭部の長さの1/2位はあります.画像で見てもわかるようにヒメフンバエの口器は短くて下を向いているし,触角は短く,とくに3番目の節(第1鞭小節)はほぼ円形で,その先に毛状の触角刺毛が生じています.これらの点でムシヒキアブ類とは顕著に異なります.なお,下の画像で翅の先の方に達している3本の翅脈の内の中央の1本がムシヒキアブでは分岐しています.

Re: お尋ねします 投稿者:Ponchan 投稿日:2014/12/21(Sun) 10:04:34 No.9112 ホームページ  引用 
アノニモミイア さん  詳細な分類学的な面からのご指導有難うございます。大変参考になりました。難しいですが同定には写真撮影もシヤスピンで多角的に撮る必要があること痛感しました。有難うございました。

カエデの葉で作られたクモの巣の... 投稿者:HM 投稿日:2014/12/11(Thu) 22:21:54 No.9095  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
12月11日にカエデの葉で作られたクモの巣を採集したところ、中から何十という数のハエが出てきました。体長は2ミリ程度です。その中に1個体だけ他の個体と異なる体色のものがいました。この個体についてはどのように考えればよろしいでしょうか。ご教示いただけますと幸いです。
採集場所は静岡県御殿場市です。
よろしくお願いいたします。


Re: カエデの葉で作られたクモの... 投稿者:HM 投稿日:2014/12/11(Thu) 22:22:59 No.9096  引用 
追加の画像で、ハエが出てきた巣の画像です。

Re: カエデの葉で作られたクモの... 投稿者:HM 投稿日:2014/12/11(Thu) 22:23:49 No.9097  引用 
追加の画像で、他の個体の様子です。

Re: カエデの葉で作られたクモの... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2014/12/14(Sun) 08:27:42 No.9098  引用 
HMさん:ご質問の主旨が良く分からないのですが,このハエの名前をお聞きしたいのでしょうか。それともそれは分かっているから,「1個体だけ他の個体と異なる体色のものについてはどのように考えればよろしいでしょうか」と言う質問でしょうか?

1.まずこのハエの名前については以下の通りです。キモグリバエ科のヤドリキモグリバエ属Pseudogauraxの1種です。本属はクモ類の卵嚢に寄生します。日本からは,櫂歌書房発行の日本昆虫目録第8巻双翅目第2部には,P. boninensis Kanmiya, 1989ムニンヤドリキモグリバエとP. chiyokoae Kanmiya, 1972オニグモヤドリキモグリバエの2種が記録されています。前種は小笠原諸島,後種は北海道から九州,更にマレーシアまで広く分布しています。
本属の概形は,Genus Pseudogaurax - Parasitic Chloropid Fly - BugGuide.Net とネットで検索すればカラー写真も出ています。

2.最初の画像の個体が,他の個体と色が異なる個体と言う意味でしょうか。ハエ類にはある程度の個体変異や性的二型などがありますし,また羽化後の時間や日数で色彩が暗化して本来の色になるのが大部分です。異なる個体が最初の写真かどうか,あなたの文章ではわかりませんので,この点について,問題の個体と他の個体の色の違いがはっきりわかる画像をもう一度撮影して投稿してください。

本掲示板の皆様へ:
前述の,日本昆虫学会発行の「日本昆虫目録第8巻双翅目」を是非ご購入下さい。本年9月1日発行で,日本の双翅目の名称などがでている最新の著作です。学名,和名,最初に発表された文献(原記載または原公表の文献引用),地理的分布や必要に応じて備考もついています。2部に分かれて全部で1000頁あまりの大著です。福岡市の櫂歌書房の発行で,各部が13,000円(本体),合計26,000円ですが,価格を十分に上回る価値があることは間違いありません。本掲示板をご利用の双翅目に関心のある方には必携の図書です。年末で出費が多いかと思いますが,この際ボーナスなどで是非購入してみてください。櫂歌書房で検索すればわかると思います。

Re: カエデの葉で作られたクモの... 投稿者:HM 投稿日:2014/12/14(Sun) 13:08:06 No.9100  引用 
アノニモミイア様
質問の仕方に不備があり、たいへん失礼いたしました。
名前も知りたかったので、先ずはそのことを明記するべきでした。ご教示いただき、感謝申し上げます。
色の異なる個体について改めて画像を添付させていただきます。
左側の黄色い個体が他と異なる体色の個体で、スレッド9095に添付した個体と同一個体です。他の個体は右側の体色でした。ご教示のほど、よろしくお願いいたします。


Re: カエデの葉で作られたクモの... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2014/12/14(Sun) 14:28:24 No.9101  引用 
HMさん:今回の画像に出ている2個体は確かに胸部側板の斑紋や脚の色彩で相違が見られます.残念ながら本土にいるP. chiyokoaeの記載では脚の色の記載が行われていません(普通は記載するものですがネ).あなたが多くの個体と言うのは前脚や後脚の脛節が暗色に見えますし,唯一の個体は脚がかなり全面的に黄色です.画像を見た限りではこの相違が別種の違いか,同種の変異課は判断不可能です.

私はキモグリバエの分類学を専門としていませんが,これらが同一種か否かの判断は標本を見ればかろうじて可能かと思います.この点をかなりお知りになりたいのであれば標本を送ってもらえば時間がある時に見ることは可能です.その場合は色の違う1個体とその他多くの個体の数頭以上の個体を検する必要があるでしょう.

Re: カエデの葉で作られたクモの... 投稿者:HM 投稿日:2014/12/14(Sun) 22:11:39 No.9102  引用 
アノニモミイア様
画像を見ていただき、ありがとうございます。
別種の可能性があるとわかっただけで、非常にうれしく思っております。ありがとうございました。
申し訳ありませんが、もう一つだけ、質問をさせてください。
上宮博士のA SYSTEMATIC STUDY OF THE JAPANESE CHLOROPIDAEではP.chiyokoaeについて、Head entirely yellowとありますが、「多くの個体」は頭部全体が黄色とは言い難いように感じます。「多くの個体」の生態画像を添付しますので、これがentirely yellowと表現できる範囲内か、ご教示いただけますと幸いです。


Re: カエデの葉で作られたクモの... 投稿者:ezo-aphid 投稿日:2014/12/15(Mon) 12:18:23 No.9104  引用 
脇からおじゃまします。
オニグモヤドリキモグリバエについては、横浜で9月に撮られ、上宮博士に見ていただいた背面画像があります。「オニグモヤドリキモグリバエ 横浜」で検索してみてください。
その個体は、前胸背にあるはずの4本の黒条のうち、中央2条が淡い褐色なので、おそらく(羽化後まもなくで発色不十分の)テネラルと思われます。これと較べてみると、頭の縦横比、小楯板の縦横比、翅脈前縁の部分比などが違って見えます。ご参考までに。

Re: カエデの葉で作られたクモの... 投稿者:HM 投稿日:2014/12/15(Mon) 22:49:50 No.9105  引用 
ezo-aphid様
コメントありがとうございました。
画像拝見しました。とても美しい画像で感動しました。撮影の腕の違いも大いに関係していると思いますが、同じ種とは思えません。翅脈も異なっているように、確かに感じられます。添付画像の赤線部分に特に違いを感じました。

稲についているガガンボ(その1... 投稿者:ありんこ 投稿日:2014/12/07(Sun) 13:41:35 No.9088  引用 
こんにちは。通りすがりの者ですが、お訊ねさせていただきます。

稲の葉に止まっていたガガンボです。

田んぼでガガンボはよく見かけるのですが、どれも似ていて区別ができません。水田には「キリウジガガンボ」というものよくいるようですが、それで間違いないでしょうか。写真を見る限りではどれも同じ種類に見えます。
場所はいずれも北海道です。

写真1枚目は5月18日撮影です。


稲についているガガンボ(その2... 投稿者:ありんこ 投稿日:2014/12/07(Sun) 13:44:20 No.9089  引用 
写真2枚目です。
8月22日撮影です。


稲についているガガンボ(その3... 投稿者:ありんこ 投稿日:2014/12/07(Sun) 13:45:14 No.9090  引用 
写真3枚目です。
8月25日撮影です。


稲についているガガンボ(その4... 投稿者:ありんこ 投稿日:2014/12/07(Sun) 13:46:21 No.9091  引用 
写真4枚目です。
同じく8月25日撮影です。


稲についているガガンボ(その5... 投稿者:ありんこ 投稿日:2014/12/07(Sun) 13:47:23 No.9092  引用 
写真5枚目です。
これで終わりです。
8月30日撮影です。

どうぞよろしくお願いします。


Re: 稲についているガガンボ(そ... 投稿者: 投稿日:2014/12/08(Mon) 01:47:08 No.9093  引用 
写真2、3、4、5は同じものでキリウジガガンボと同じYamatotipula亜属のものです。ただ、断言はできませんが、キリウジガガンボとは別の種のように見えます。
写真1は別の亜属の種です。

ありがとうございました 投稿者:ありんこ 投稿日:2014/12/08(Mon) 23:21:51 No.9094  引用 
中村剛之様

早速のお返事、ありがとうございます。
キリウジガガンボに近い種類でしたか。
1枚目以外の写真は、ほとんど同じ時期のものですが、北海道内でそれぞれまったく違う場所で撮影したものです。「よく見かける」と思っていた種類なので簡単に考えていたのですが、そうでもないということなのですかね。ガガンボの世界は深いですね。どうもありがとうございました。

Fly times 最新号 投稿者:ハエちゃん 投稿日:2014/12/04(Thu) 18:46:55 No.9087  引用 
Fly times の最新号が出ましたので、リンクをお載せ致します。

Fly Times Issue 53, October 2014
http://www.nadsdiptera.org/News/FlyTimes/issue53.pdf

食べられているカ? 投稿者:wood-spoon 投稿日:2014/12/03(Wed) 19:10:31 No.9082  引用 
皆様、よろしくお願い致します。
今年11月中旬、大阪府の都市公園で撮影した虫です。
ヨコヅナサシガメの幼虫に食べられている所を撮影しました。
あまり精密には映っていないので申し訳ありませんが、
この虫の種類を教えていただけませんでしょうか。
カだと思うのですが、そこから既に自信がありません。

Re: 食べられているカ? 投稿者:wood-spoon 投稿日:2014/12/03(Wed) 19:12:23 No.9083  引用 
添付わすれました。

Re: 食べられているカ? 投稿者: 投稿日:2014/12/04(Thu) 00:50:27 No.9084  引用 
wood-spoon 様
ヨコヅナサシガメに捕食されている虫は、アカムシユスリカPropsilocerus akamusi (Tokunaga, 1938)のメスです。この種は年一回の発生です。11月から12月中旬にかけて、主にため池、湖沼で発生します。幼虫は基本的に止水性です。最近はあまり新聞などで話題になることが少なくなってきました。かつては琵琶湖、霞ヶ浦、諏訪湖で夥しい量の個体が発生していました。富栄養化の象徴ともいえるユスリカでした。逆に、このユスリカの大量発生が水質の富栄養化の進行を防いできたともいえます。上記の湖沼での本種の減少は、ある意味で水質が改善されてきたとも考えられます。しかし、水質の悪化が始まれば、また増加してくるかもしれません。

Re: 食べられているカ? 投稿者:wood-spoon 投稿日:2014/12/04(Thu) 10:13:23 No.9085  引用 
eriyusurikさま、詳細な解説に感謝いたします。
アカムシユスリカのメス、確認しました。水質悪化の指標ともなる生物なんですね。
なお、当地で大発生はしていない模様です。
種名の見当がつかず探しあぐねていたのでとても助かりました。
ありがとうございました。

このハエはなにでしょうか? 投稿者:ととろ 投稿日:2014/11/26(Wed) 23:25:40 No.9064  引用 
よろしくお願いいたします。千葉県でとれました。

Re: このハエはなにでしょうか? 投稿者:ととろ 投稿日:2014/11/26(Wed) 23:46:27 No.9065  引用 
お願いします

Re: このハエはなにでしょうか? 投稿者:ととろ 投稿日:2014/11/26(Wed) 23:48:00 No.9066  引用 
お願いします

Re: このハエはなにでしょうか? 投稿者:ひみゃく 投稿日:2014/11/27(Thu) 17:54:22 No.9067  引用 
ととろ 様

上のお写真はハグロケバエ
下のお写真はシオヤアブ

のように見えます。

Re: このハエはなにでしょうか? 投稿者:ととろ 投稿日:2014/11/27(Thu) 22:06:38 No.9069  引用 
教えてくださりありがとうございます。

Re: このハエはなにでしょうか? 投稿者:ととろ 投稿日:2014/11/27(Thu) 22:08:18 No.9070  引用 
教えてくださりありがとうございます。

Re: このハエはなにでしょうか? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2014/11/27(Thu) 23:38:43 No.9071  引用 
最初の黒い個体はハグロケバエとしては,前脚脛節が細すぎるし,その先端が突起状になっていません。また翅脈相もハグロケバエの属するBibioケバエ属とは異なるようです。おそらくPenthetriaヒメケバエ属のヒメセグロケバエPenthetria velutina Loewの雄の可能性が高いでしょう。

Re: このハエはなにでしょうか? 投稿者:ととろ 投稿日:2014/11/29(Sat) 10:48:25 No.9072  引用 
詳しいご回答ありがとうございます!

蚊柱の蚊について 投稿者:HM 投稿日:2014/11/23(Sun) 22:49:11 No.9061  引用 
夕方、蚊柱ができていました。その蚊について画像から判断できることがありましたらご教示いただけますでしようか。
採集場所は静岡県御殿場市、体長は約7ミリです。
よろしくお願いいたします。


Re: 蚊柱の蚊について 投稿者:HM 投稿日:2014/11/23(Sun) 22:50:16 No.9062  引用 
追加の画像です。

Re: 蚊柱の蚊について 投稿者: 投稿日:2014/11/26(Wed) 21:11:55 No.9063  引用 
HM様
セスジユスリカChironomus yoshimatsui Martin & Sublette
です。この種は年7−8回世代を繰り返します。冬季に出現する固体は、全体的に暗色となり、暖かい時期に出現する固体と比べて顕著に色彩が異なります。この種に大変よく似た種にヒシモンユスリカChironomus flaviplumus Tokunagaがいます。識別は、なれないと大変難しいのですが、セスジユスリカでは翅がややくすんでいます。たいしてヒシモンユスリカの翅は透明度が高くなります。また、雄生殖器の尾針の形状が側方から見たときに、後者は幅広苦なります。また、上底節突起も、ヒシモンユスリカは側方部が強く張り出します。

Re: 蚊柱の蚊について 投稿者:HM 投稿日:2014/11/27(Thu) 19:41:27 No.9068  引用 
eriyusurika様
たいへん詳しい説明をありがとうございました。
非常に勉強になりました。
これからもユスリカに目を向けていきたいと思います。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。
                      HM

無事報告 投稿者:ハエ男 投稿日:2014/11/22(Sat) 22:36:53 No.9059  引用 
長いこと書き込んでませんでしたが、白馬村の古田です。

先ほど、ちくとでかい地震が来ましたが、現在のところ無事です。被害状況はテーブルに上の日清カップ麺カレー味がひっくりかえったことでしょうか・・・・・あと30秒だったのに・・・


とりあえずご一報まで・・・古田でした。

Re: 無事報告 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2014/11/23(Sun) 08:46:40 No.9060  引用 
ハエ男様.

御無事で何よりでした(^◇^)
白馬村近隣で震度6と聞いて心配していました.

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172] [173] [174] [175] [176] [177] [178] [179] [180] [181] [182] [183] [184] [185] [186] [187] [188] [189] [190] [191] [192] [193] [194] [195] [196] [197] [198] [199] [200] [201] [202] [203] [204] [205] [206] [207] [208] [209] [210] [211] [212] [213] [214] [215]

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -