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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2013/05/18(Sat) 23:40:12 No.8320  引用 
いつもご指導ありがとうごさいます。
雑木林のコナラの葉上にいたハエについて画像から判断できることがありましたらご教示ください。
採集データは以下の通りです。
採集日  2013.05.18
採集場所 静岡県御殿場市
体長 6ミリ
よろしくお願いいたします。
                  FS


Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2013/05/18(Sat) 23:44:45 No.8321  引用 
追加の画像です。 HM
(最初の画像に添えたコメントのFSをHMに訂正させていただきます。)


Re: 同定のお願い 投稿者:三枝豊平 投稿日:2013/05/19(Sun) 08:13:12 No.8323  引用 
画像の双翅類は、オドリバエ科EmpididaeのEmpis属Anacrostichus亜属に含まれるクロツヤハラオドリバエEmpis (Anacrostichus) claricolor Frey と同定してよい種の♂です。図書館などで見ることができれば、北隆館の新訂原色昆虫大図鑑第3巻419ページに本種に近縁のルリツヤハラオドリバエの項があるのでそれも参照ください。本種は本州中部山岳から発表された種で、少なくとも中部地方には広く分布しています。九州など西日本にも大変よく似た種が生息していますが、本種との種としての違いがあるかはまだ解決していません。

Anacrostichus亜属には、本種のほかに10種足らずの種が日本列島には分布しています。本亜属の種では、♂の外部生殖器が腹の先から下側に曲がって下垂するような状態になっています。また、本種やルリツヤハラオドリバエE. (A.) cyaneiventris Freyなどの1群では後脚の腿節が肥大して、腹面に棘を生じているのも特徴です。腹部が青藍色に輝く種、白い毛を密生する種、♀の翅が純白の種、逆に黒褐色の種など、概形はよく似ていますが、色彩など多様です。静岡では少なくともルリツヤハラオドリバエは生息しているかと思います。この種は年1回、4月に成虫が発生します。

ルリツヤハラオドリバエでは♂は自分とほぼ同じ大きさのミズアブ類を捕えて、これを♀への求愛餌にします。

Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2013/05/19(Sun) 18:41:44 No.8324  引用 
三枝豊平様

非常に詳しい解説をありがとうございました。
たいへん勉強になりました。
今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。
                      HM

Re: 同定のお願い 投稿者:三枝豊平 投稿日:2013/05/20(Mon) 19:13:01 No.8326  引用 
ルリツヤハラオドリバエ(ルリハラオドリバエ)の配偶行動の記事(Nature Study, 18(4):7-8)を添付しました。解像度が悪いので判読ください。

Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2013/05/22(Wed) 21:42:12 No.8337  引用 
三枝豊平様

記事を添付していただきありがとうございました。
お礼が遅れ申し訳ございません。
素晴らしい観察記録を読ませていただき心より感謝申し上げます。
                        HM

ベッコウバエの一種 投稿者:やまちゃん 投稿日:2013/05/12(Sun) 23:51:13 No.8305  引用 
いつもお世話になります。

4月末に、知人からベッコウバエとおぼしきものを頂戴しました! 頂くのは有り難い限りなんですが、こいつはハッキリ言って気持ち悪いですねぇ(なるべく手で触らないようにしてます)。だいたいにおいてデカ過ぎて、かわいげがありません・・・。

名前は「ベッコウバエ Neuroctena formosa」で良いのでしょうか? 東京都区内産で、樹液に来ていたそうです。どうぞよろしくお願いいたします。


Re: ベッコウバエの一種 投稿者:pakenya 投稿日:2013/05/13(Mon) 15:44:33 No.8308  引用 
やまちゃんさま

ベッコウバエですね。
学名はDoryomyza formosa (Wiedemann, 1830)です。

野外ではタヌキのため糞とか腐ったクズ野菜とかに群れているのを見ることが多く、あんまり触りたくないのは解ります。

先日、奥多摩で同じベッコウバエ科のトゲベッコウバエSteyskalomyza hasegawai Kurahashi, 1982を採集してきました。
こいつはもっとでかいですが、かっこいいです。
カモシカの糞とかに来るみたいですが、素手で保定するのも気になりませんでした。

Re: ベッコウバエの一種 投稿者: 投稿日:2013/05/13(Mon) 15:57:52 No.8309  引用 
これですねトゲベッコウバエ。大きな個体はなかなか迫力があります。

Re: ベッコウバエの一種 投稿者:やまちゃん 投稿日:2013/05/21(Tue) 00:29:42 No.8327  引用 
pakenya様:

早速のご回答、どうもありがとうございます。そして、こちらのお返事が遅れまして大変恐縮です・・・。

あら、そうだったんですか・・・やっぱりコイツ汚いんですね・・・私がそう直感したのは、人間の本能だったんでしょうかね! なぜなら、腐敗臭というものに対して、ハエが狂喜乱舞するのに人間には臭いと感じられるのは、人間が危険を避けるための本能だって聞きましたから・・・。視覚情報だけでも十分危険と感じられる本能があるかも知れませんですよね! トゲベッコウ、いいですね。今度奥多摩に行ったら探してみたく存じます。カモシカの糞に来るなら、素手では触りませんけど!

Re: ベッコウバエの一種 投稿者:やまちゃん 投稿日:2013/05/21(Tue) 00:34:24 No.8328  引用 
達磨 様:

これは良いお写真を、お世話になります! たしかにカッコいいハエですね。それにしても、この長い剛毛は何の役割をするのでしょう???・・・興味が尽きません!

画像 投稿者:paranoia 投稿日:2013/05/18(Sat) 07:31:48 No.8315  引用 
肝心の画像を添付し忘れました。宜しくお願い致します。

Re: 画像 投稿者:Campsicn 投稿日:2013/05/18(Sat) 16:54:04 No.8317  引用 
paranoiaさん、こんにちは。

市毛(2012)を見る限り、フトハチモドキバエ Eupyrgota fuscaか、オオハチモドキバエ E. luteola に似た印象を受けます。外見の印象だけですので、正確な同定には標本を精査剃る必要があります。もちろんどちらにも該当しない種の可能性もあります。なおフトハチモドキバエは奄美大島から記録があります。

いずれにしても、西表島からは初記録の可能性がありそうです。

Re: 画像 投稿者:paranoia 投稿日:2013/05/19(Sun) 08:02:25 No.8322  引用 
Campsicn 様
お世話になります。早々にご回答下さり有難う御座いました。

お陰さまで標本が無駄にならなくて済みました。当方この分野では全くの素人ですので、然るべき人に託そうと思います。

引き続きご教示をお願いする事になるかも知れませんが、その時は宜しくお願い致します。

Criorhinaの♀? 投稿者:BaconL 投稿日:2013/05/18(Sat) 02:58:06 No.8311  引用 
埼玉県飯能市 2013/04/29採集です。
絵合わせで見ていっても、なんだかしっくり来ません。
ナルミハナアブ?とも思いましたが、どうでしょうか。


Re: Criorhinaの♀? 投稿者:BaconL 投稿日:2013/05/18(Sat) 02:59:03 No.8312  引用 
顔です。

Re: Criorhinaの♀? 投稿者:BaconL 投稿日:2013/05/18(Sat) 03:00:15 No.8313  引用 
側面からもアップします。脚の色がナルミよりも全体的に暗色部が大きいように思ったのですが、変異の範囲でしょうか?採集経験が少ないため判断出来ません。

Re: Criorhinaの♀? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/05/18(Sat) 07:36:34 No.8316  引用 
BaconLさん、こんにちは。

 私も絵合わせですが、ヒサマツケブカハラナガハナアブという可能性はいかがでしょうか?

 似ているように感じましたので、一度見てみてください。

Re: Criorhinaの♀? 投稿者:BaconL 投稿日:2013/05/18(Sat) 19:07:03 No.8318  引用 
バグリッチ様、御無沙汰しております。
翅の模様からこの属だと思い込んでいたのですが、顔の感じはヒサマツケブカハラナガハナアブによく似ていますね。ありがとうございます。
埼玉からの記録はもしかするとないのでしょうか?

Re: Criorhinaの♀? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2013/05/18(Sat) 21:51:53 No.8319  引用 
BaconL様

こちらこそご無沙汰です。

 埼玉県昆虫誌に出ていませんし、目にした資料では、その後の記録は見ていないです。(見落としてるかもしれません)
 同定できましたら 是非ご報告お願いいたします。

ハチモドキバエ 投稿者:paranoia 投稿日:2013/05/18(Sat) 07:27:38 No.8314  引用 
初めまして。この度はお世話になります。つい先日、西表島にてハチモドキバエを採集したのですが、当方浅学ゆえに詳細な種名が分かりません。ご教示頂けると助かります。

トゲアリノスアブでしょうか 投稿者:mezaseguiness 投稿日:2013/05/12(Sun) 22:48:10 No.8300  引用 
2013年5月12日午前9時頃採集。
場所は長崎県五島列島の上五島(中通島)似首上方の林道。
アサギマダラの標識中、初見のハナアブが眼の前に止まりました。
キンアリノスアブだろうと思いましたが


Re: トゲアリノスアブでしょうか 投稿者:mezaseguiness 投稿日:2013/05/12(Sun) 22:50:07 No.8301  引用 
脚の色が黒っぽいと思い「アリの巣の生きもの図鑑」を開いてみました。
体長は14mmです。


Re: トゲアリノスアブでしょうか 投稿者:mezaseguiness 投稿日:2013/05/12(Sun) 22:51:34 No.8302  引用 
当初、複眼が離れていたので♀だとばかり思っていたら♂でした。

Re: トゲアリノスアブでしょうか 投稿者:mezaseguiness 投稿日:2013/05/12(Sun) 22:53:52 No.8303  引用 
慌てて交尾器を引き出した次第です。
トゲアリノスアブでしょうか。
よろしくお願いいたします。


Re: トゲアリノスアブでしょうか 投稿者:pakenya 投稿日:2013/05/13(Mon) 15:16:12 No.8307  引用 
mezaseguinessさま、こんにちは。

お尋ねのアリノスアブは、全長が14mmと大きいこと、胸部と腹部の色彩が同じであること、腹部第4節側部に黒斑があることなどから、トゲアリノスアブMicrodon oitanus Shiraki, 1930で間違いないです。

和名のトゲは、小楯板の後縁に1対のするどいトゲ状突起を持つことに起因しますが、長い毛に埋もれてしまうので写真では確認しづらいです。斜め後から観察すればよく見えると思います。キンアリノス、シリグロアリノスやコマチアリノスにはこのトゲがありません。
確認してみてください。

Re: トゲアリノスアブでしょうか 投稿者:mezaseguiness 投稿日:2013/05/13(Mon) 23:19:06 No.8310  引用 
pakenya様、ありがとうございます。

確かに毛が邪魔です。試しにピンセットで辺りをなぞると引っかかりました。

オオメナミアミカでしょうか 投稿者: 投稿日:2013/05/12(Sun) 16:56:25 No.8296  引用 
またよろしくお願いします。
採集場所は三重県いなべ市、採集日は2013年5月9日、体長11[mm]、翅長13[mm]です。
標高はGoogle Mapsの地形図で見ると330[m]くらいです。
世間一般の連休よりずれた休みで、渓流沿いの林道を歩いてきました。
膝の高さくらいの所に一匹だけ静止していました。
一瞬大型のキノコバエかと思ったのですが、横から見ると複眼が上下に分かれていました。
ヨツメカなんていう言い方をしたのがいただろうかと思いながら、初めて見て意外でした。
性別や餌も考えずに衝動的に採集してしまいました。結局メスのようで捕食性のものが多いようですが、
捕獲した後ケースが暑かったせいか、持ち帰る前に死んでしまいました。
同じ時に採集した弁翅類は無事だったのですが、難しいものだと思いました。
趣味で写真と言うわりにはぼけた横顔しか撮れませんでした。


Re: オオメナミアミカでしょうか 投稿者: 投稿日:2013/05/12(Sun) 16:57:23 No.8297  引用 
格好をつけている間にわりとすぐに複眼上部がへこんでしまい残念です。
採集した事がない分類群なのでこういう展脚は初めてしました。前脚は触っていて自然に上がったのでその姿勢にしました。

北龍館の「新訂 原色昆虫大図鑑 第III巻」で調べると、アミカ科Blephariceridaeになりました。
翅には翅脈のほかに多数の二次的な皺や折れ線が入っています。元の写真の明るさやコントラストを変えると見えました。

属の検索は翅脈についてで、この標本にはR2+3脈がないので、数え方を間違えて途中で迷いました。
ナミアミカ属Blephariceraになりました。
382ページのナミアミカ属の説明にある距式の0:0:1などの意味が分かりませんでした。前脚:中脚:後脚の距の数でしょうか。
種まで進んで疑問に思ったのは、2本のうち1本が短い場合は1にするのでしょうか。オスのほうで示すのでしょうか。
教えていただけたら嬉しく思います。

♀の種の検索表で最初に出てくる後脛節の2本の距は、最初ルーペで見て、ないと思っていました。
選択できないので、様子を撮影して尋ねようと思って調整していると、倍率が違うのと角度が変わったのか、見つかりました。
ふ節1節分を入れてみましたが、思っていたよりも小さなものですが、これでよろしいのでしょうか。

はじめは該当せず進めないと思っていて他の所まで疑問に思ったのですが、
検索表2番の、腹部は暗褐色で背板は一様に褐色粉で覆われるという所があります。
縦方向にも横方向にも薄い帯があるようにも見えて違和感がありました。
時間がたつと目立たなくなり、粉で被われていることには変わりはなく、平均棍や小翅片近辺が黄色といった形質も合わせて、
Blepharicera esakii オオメナミアミカが一番合うように思いました。

合っていますでしょうか。よろしくお願いします。


Re: オオメナミアミカでしょうか 投稿者:三枝豊平 投稿日:2013/05/12(Sun) 18:04:01 No.8298  引用 
大宮様:
写真のアミカはあなたが正確に同定されたように、オオメアミカBlepharicera esakii Alexanderの♀です。写真にも主要な検索形質が表れていて、間違いないと思います。新訂原色昆虫図鑑の検索表が機能してよかったです。

ご質問の距式の件は、0:0:0などは推測された通り、前・中・後脛節の距の数です。
属の距式について、0:0:2もあることを、私が原稿で欠落してしまったために、心配されたことと思います。ですから、本属では0:0:0、0:0:1、0:0:2の三つのケースがあることになります。たとえ短くても距があれば数にいれます。本種♀では短い距が長いものの約1/2の長さです。

双翅目の糸角類は乾燥に大変弱い種が多いので、採集地から生かして持ち帰る場合にはかなりの湿気を与える必要があります。しかし、容器の内面がガラスなど平滑な場合には、中に湿気を加えると、温度の変化で壁面に露結が起こり、これに翅などが付いてしまい、具合が悪いです。そうならないような工夫が必要でしょう。

長い脚の虫ですが、なかなかよい形に成形されたですね。私もかなりの数の個体を持っていますが、あなたの個体のように整然と脚が成形されたのは一つもありません。というより最初から成形していないからですが。

Re: オオメナミアミカでしょうか 投稿者: 投稿日:2013/05/12(Sun) 20:17:27 No.8299  引用 
三枝様
ご回答ありがとうございます。

ご確認いただきうれしい限りです。検索表をきちんと活用できてよかったです。

距式についてもご丁寧な説明ありがとうございます。書き込んでおこうと思います。

糸角類は湿気が重要とのことで、次に機会があった時のために考えておきたいと思います。

整形についてはお褒めいただき恐縮です。
収納スペースや破損の防止のために脚を伸ばさずに折る方法があるらしいことが分かったので採用しました。
それぞれの分類群できれいな標本を作れるよう少しづつ勉強していきたいと思います。

ありがとうございました。

Re: オオメナミアミカでしょうか 投稿者:三枝豊平 投稿日:2013/05/12(Sun) 23:42:34 No.8304  引用 
新訂原色昆虫大図鑑のBlepharicera属の♀の検索表で、
1.脛節に2本の距を持つ、 とあるのは、
1.後脛節に2本の距を持つ、 のことで、脛節を後脛節に変更して検索表を使ってください。

言い訳にもなりませんが、短い期間に忙しく原稿作成をしたものですから、各所に問題があり、読者の皆さんにはご迷惑をおかけしています。

ケジロキアブ♀では 投稿者:田中川 投稿日:2013/05/11(Sat) 15:14:44 No.8292  引用 
三重県亀山市の森林で見つけました.図鑑に「♀の翅の端縁は暗褐色に縁取られる」とあるキアブ科のケジロキアブ♀ではないかと思いますが,いかがでしょうか.2013.4.11

Re: ケジロキアブ♀では 投稿者:田中川 投稿日:2013/05/11(Sat) 15:16:23 No.8293  引用 
捕獲して弱らせて撮影しました.

Re: ケジロキアブ♀では 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2013/05/11(Sat) 18:47:10 No.8294  引用 
最近あまり標本を見ていないので、自信はありませんが、おそらくケジロキアブXylophagus albopilosus Miyatakeの♀でしょう。標本そのものについて調べてみる必要はありますが、まず本種と思います。

Re: ケジロキアブ♀では 投稿者:田中川 投稿日:2013/05/11(Sat) 21:08:29 No.8295  引用 
アノニモミイア様,早速ご回答いただきありがとうございます.
ケジロキアブ♀は図鑑にも載っていないし,ネット検索しても出てこないので,半信半疑でした.ケジロキアブを初めて見つけました.

福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/03(Fri) 22:21:31 No.8266 ホームページ  引用 
皆様こんばんは。
またお世話になります。

山際の雪解けした田んぼの近くで福寿草に訪花するアブを撮りました。
4月上旬・山形県(標高〜400m地点)


Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/03(Fri) 22:22:53 No.8267 ホームページ  引用 
採集した背面です。

Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/03(Fri) 22:23:39 No.8268 ホームページ  引用 
側面

Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/03(Fri) 22:24:48 No.8269 ホームページ  引用 
顔です。

Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/03(Fri) 22:26:09 No.8270 ホームページ  引用 
翅脈です。

ハナアブ科の♂かな?と思うのですけど、もし名前が少しでも絞り込めるようであれば教えて下さい。
よろしくお願いします。
ブログの方には吸蜜シーンの動画と標本の追加写真を掲載しておりますので、よろしければそちらもご覧下さい。


Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/05(Sun) 20:09:22 No.8276 ホームページ  引用 
こんばんは。
度々お邪魔します。
同じ日にフクジュソウに訪花するハエも撮りました。


Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/05(Sun) 20:11:28 No.8277 ホームページ  引用 
採集したハエは体長〜12mmでした。
顔です。


Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/05(Sun) 20:12:28 No.8278 ホームページ  引用 
右の翅脈です。

Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/05(Sun) 20:13:38 No.8279 ホームページ  引用 
胸部

Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/05(Sun) 20:16:59 No.8280 ホームページ  引用 
腹部。
連貼り失礼しました。
ブログには追加の写真と動画がありますので、よろしければご覧下さい。
せめて何科のハエなのか?ぐらいは自分で見分けられるようになりたいのですが、教えて頂けると助かります。
よろしくお願いします。


Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/05/05(Sun) 22:17:26 No.8281  引用 
しぐま様.

写真のハナアブは,Melangyna lucifera カオビロホソヒラタアブと思われます.

次のハエは,Calliphora nigribarbis オオクロバエ かな?
顔の写真は見慣れない角度ですし,胸背の写真も不鮮明で剛毛の本数が解りません.

種類が別の場合は,新しいスレッドを立てるようにしてください.

また,見分け方については何度も色々なスレッドが立っています.過去のスレッドを熟読してください.
基本的には,新訂 原色昆虫大図鑑 第III巻にある"日本産ハエ目の科の検索表"を""ハエ目概説"の各部名称を参考にしながら調べていきます.
慣れると,外見からある程度の絞り込みが出来ますが,最終的には検索表にあるような特徴で科を確認します.

その他の資料としては,Flies: The Natural History & Diversity of Diptera という解説書がAmazon経由で入手可能です.この本は,第一線の研究者が多数執筆に協力しており,2000枚以上の写真が載っています.

Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/06(Mon) 20:58:56 No.8284 ホームページ  引用 
茨城@市毛さま
いつもお世話になっております。
お忙しいところ、ご教示ありがとうございました。

>種類が別の場合は,新しいスレッドを立てるようにしてください.
分かりました。
次回から気を付けます。

2つとも正体が分かって嬉しいです。

手元にある『札幌の昆虫』という図鑑にカオビロホソヒラタアブが載っていました。
近縁種(ムツモンホソヒラタアブ属)の見分け方の表があって、標本の観察ポイントや目の付け所が私にもなんとなく分かりました。
ところで本種の説明には「国内では北海道だけに見られる種類」という記号が付いているのが気になりました。
今回、山形県内で得られたということは、けっこう珍しい事例なのでしょうか?

いつも丸投げのような写真鑑定依頼になってしまい、心苦しく思っています。
そもそも識別点が分からないので適当に接写しているだけですし…。
とりあえずハエやアブの翅脈を読み解けるようになるのが当面の目標です。
翅脈は素人でもとっつきやすいですし、バリエーションの進化に造形美のようなものも感じます。
いろんな虫の翅脈を密かに少しずつ撮り貯めているところです。
このようなサイトも見つけました。
http://www.drawwing.org/
日本では似た様なプロジェクトは無いのかな?

文献の紹介もありがとうございます。
本格的な専門書はお高いですね…。
他にも買い揃えないといけない文献資料(図鑑)やら機材やらが山積してますので、すぐには無理ですけど、買い物リストに入れておきました。

Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/05/07(Tue) 08:25:44 No.8285  引用 
しぐま様.

カオビロホソヒラタアブは,早春の一時期にだけ見られる種類で,フクジュソウやバッコヤナギ等で得られます.茨城県でも採っているので,本州中部ぐらいまでは分布していると思います.

どの様な写真を撮ればよいかも,過去ログを見ていくと解ると思います.

また,下記のような文献がpdfで公開されています.
・Manual of Nearctic Diptera
http://www.esc-sec.ca/aafcmono.php

・Handbooks for the identification of British Insects 1. Introduction and key to families
http://www.royensoc.co.uk/sites/default/files/Vol09_Part01.pdf

Re: 福寿草に訪花するハナアブ 投稿者:しぐま 投稿日:2013/05/08(Wed) 06:44:59 No.8290 ホームページ  引用 
おはよう御座います。
度々のご指導ありがとうございました。

たぶんホンシュウトゲアシイエバ... 投稿者: 投稿日:2013/05/07(Tue) 21:01:29 No.8286  引用 
今回は「日本のイエバエ科」で調べました。
岐阜県海津市南濃町。標高70[m]位。2013年4月5日。体長11[mm]です。
林道の登り口の木漏れ日のあたった所に何匹かいました。
木の幹にもいましたが、遊歩道わきの丸太の上で場所の取り合いをしているようでした。


Re: たぶんホンシュウトゲアシイ... 投稿者: 投稿日:2013/05/07(Tue) 21:03:19 No.8288  引用 
死んだ時は腹が膨れていて腹板がきれいに見えたのですが、3日後位から急に変形してだんだんとつぶれました。
腹部が折れ曲がってゲニタリアが後脚の膝の間にきたので、最低限撮影できるようにピンセットで引っ張りました。
何かの方法でゆっくり乾燥させるなど、変形しないやり方はあるのでしょうか。

Phaonia属の検索表は、
1 口上板は髭剛毛角の間で突出していない
5 横溝後背中剛毛は4対
31 腹部は暗褐色または黒色
32 横溝前正中剛毛はない
38 体は灰色がかった粉に被われる
39 小盾板は完全に黒色
41 腿節は完全に暗褐色か黒色
と進んで、P. honshuensis ホンシュウトゲアシイエバエになりました。

(検索表の番号のつながりだけ見ていると、英文の方では9の後半から20ではなく21に行けば、重複やもれがなくなるのかなと思いました。)


Re: たぶんホンシュウトゲアシイ... 投稿者: 投稿日:2013/05/07(Tue) 21:04:05 No.8289  引用 
第5腹板は死んですぐに撮っておいてよかったです。
138ページのText-fig.30.のd-fに図がありますが、今回もcerciの形がしっくりきません。
surstylusのほうは、微妙な長さやカーブは違うかもしれませんが、
他種と比べて大きく、だいたい長方形に近い形で、根元はくびれている、と表現するとかなり似ていると思います。

記載と比べると、ac0+1のはずが、後acが左だけ立ち位置がずれて2本あり、これは片方だけなので部分的な剛毛の異常だと思いました。
下側板に毛があるとあって、何だろうと思い見てみると、後気門の前に細かな毛がありました。
脚の剛毛は中脛の後方向に2とありますが、微妙に角度を変えて3本あります。2枚目の写真では前脚のふ節と重なっている所に真ん中の剛毛があるのです。
なかなか全てぴったりというわけにはいきませんが、おおざっぱには近いと思います。

HolotypeとParatypesを見ると、4月や5月なので、時期は一致します。
採集地の中に愛知もあり、今回の採集地も不思議ではないと思いました。
古いものは1960年代から書かれていますが、記載されたのは最近になって2003年なので、なかなかありがたい本だと思いました。
買ってすぐは難しいという印象でしたが、だんだんと面白くなってきました。

たくさん比較したわけではないので難しいとは思いながらも、何かお気づきのことがあればよろしくお願いします。

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