山間部(低山)の道端でイワガラミの葉裏に垂れ下がって死んでいた芋虫(蛾の幼虫?)に小さな蝿が集まって死骸を舐めていました。
特徴的な翅紋があるのですけど、名前が分かるようでしたら教えて下さい。 山形県 2016年7月上旬 素人目にはミバエの仲間かな?と思うものの、死骸に集まっているのは初見です。 よろしければ動画をご覧下さい。(2:14) https://youtu.be/L7XwzmW_o4U (添付した写真は動画から切り取ったスナップショットです。) 大体の分類でも助かるのですが、標本がないと難しいでしょうか?(未採集・未採寸) それから、この芋虫の死因について心当たりのある方がいらっしゃいましたら教えて下さい。 体内寄生したヤドリバエ幼虫が寄主を食い破って脱出した後はこんな感じの変死体になりますかね? よろしくお願いします。
しぐま様.
写真のハエは,ミバエ類ではなく,ヒロクチバエ科のRivellia nigricansミスジヒメヒロクチバエかその近縁種のようです.
おそらく,核多角体病(NPV),ウイルス病かもしれません。
死骸の一部をスライドグラスに,一滴の水を垂らして,400倍程度で,六角形の多角体が見えれば核多角体病と思います。
茨城@市毛さん、liriomyzaさん、貴重なコメントありがとうございました。助かりました。
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yamasanaeさん
皆さん こんにちは。 ご質問の昆虫はウンカ科の一種と思われ、双翅類ではないようです。 竹の中にいたことは、興味深いですね。 ちなみに、アリはシリアゲアリの一種と思われます。 ではまた。
パグリッチさん
早速、ありがとうございます。不完全変態のようにもおもっていたので、カメムシの仲間(ウンカ科)だというのは腑に落ちました。 そういえば、跳ねたようにみえました。 アリについてもありがとうございました。
その後、ウンカの類を調べたところ、クロモンヒラアシウンカ (クロモンウンカ)Cemus nigromaculosus(ウンカ科ウンカ亜科Cemus)あたりのようでした。
残念ながら、アリとの共生関係などの記載は見つかりませんでした。 お騒がせしました。 |
黒色のOnesiaが採れました.
Onesia menechmoides ヒメチビクロバエ 採集場所は愛知県愛西市,採集日は2016年10月13日,体長は7mmです. 他には,同じ場所で7月に1頭,10月に8頭,愛知県一宮市で10月に4頭採りました. 環境は堤防や河川敷の草の上です. 空模様は曇りや夕方でした. |
木佐浩之様.
各部の特徴が見辛いのですが,腹部に長い剛毛があることや,翅のM脈かR4+5に合流することから,ヤドリバエ科のPhasiinae亜科の可能性が高そうです.
茨城@市毛 様
毎度のご教示有難うございます。 特徴的な外見のハエですが、意外と知られていなかったですね(たぶん和名も無いのでは?)。 検索したところ、トラフヒラタヤドリバエと似た色調ですが、これとも部分的に異なっています。 とりあえずヒラタヤドリバエ亜科(Phasiinae)の一種ということで保存したいと思います。 どうもお世話になりました。 |
天牛YS様.
No.2588にもあるように,関西,四国や対馬にも分布してます. 海外では中国やフィリピンにも分布しているので九州等でも記録されそうな気がします.
こんにちは。
画像で見える部分からは、たぶん、ヤマトヤチバエと思います。 細かい部分をチェックして、確かめてみてください。
いろいろお教えいただき,ありがとうございました。
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