はじめまして。今回初めて投稿させていただく小須田貴延と申します。この種はセスジハリバエ亜科のNemoraea属と思われます。
小須田貴延様
初めまして。ハエ目は入り口付近をうろうろしています。よろしくお願いします。 同定いただきありがとうございます。 “セスジハリバエ属”ではなく、上位階級の亜科になるのですね。
もう少し正確なコメントをすべきでした。正しくは、画像の種はセスジハリバエ属(Tachina)ではなく、Nemoraea属と思われます。分類上この2つの属は、セスジハリバエ亜科(Tachininae)のセスジハリバエ族(Tachinini)セスジハリバエ属(Tachina)と、Nemoraeini族のNemoraea属に分類され、いずれも大型種で構成されます。
小須田貴延様
追加コメントまでいただきありがとうございます。ちゃんと頭に入るように、図示などしてみます。 |
画像の種は、Tachina(Servillia)amurensis(Zimin1929)ヨコジマオオハリバエかその近縁種です。なお、セスジハリバエ属(Tachina)には、セスジハリバエ亜属(Eudoromyia)とヨコジマオオハリバエ亜属(Servillia)の代表的な2つの亜属があります。
小須田貴延様
科の下に亜科があり、族や亜属もあって、その名称を頭に入れるだけで、混乱しそうになります。詳細な説明ありがとうございます。 |
画像の種は、セスジハリバエ亜科(Tachininae)セスジハリバエ族(Tachinini)セスジハリバエ属(Tachina)
のセスジハリバエTachina(Eudoromyia) micado (Kirby1884)かその近縁種です。
小須田貴延様
分類階級が複雑で混乱しますが、整理して説明いただきありがとうございます。 |
大表章二 様.
アシナガヤドリバエ亜科のTorocca mundaコンボウナガハリバエではなく,ヒラタヤドリバエ亜科のCylindromyia pandulata ヒョウタンハリバエです. よく似た種類ですが,コンボウナガハリバエはr4+5室から翅端に伸びる柄を欠き,腹部背板の各節には中央と後縁沿いに剛毛を備えています. 竹内吉蔵(1955, 原色日本昆虫図鑑.保育社)第68図版に両種が並べて載っています. 下記の画像等が真のコンボウナガハリバエです. http://moth2001.web.fc2.com/5-383.html ネット上に間違った画像が多く驚きました.
茨城@市毛様
同定いただきありがとうございます。 保育社の図鑑は持っていないので、図書館から借用して調べてみたいと思います。また、翅の詳細な図で両種の違いを確認しようと試みましたが、無理でした。 詳細なご教示ありがとうございました。 |
大表章二 様.
シナヒラタヤドリバエで合っています.
茨城@市毛様
同定いただきありがとうございます。 |
大表章二 様.
アカヒョウタンハリバエで合っています.
茨城@市毛様
同定いただきありがとうございます。 |
画像の双翅類はオドリバエ科のEmpisオドリバエ属のPolyblepharisセスジオドリバエ亜属に含まれる種で,雌です.本亜属については,この掲示板上でこの亜属名で検索するといろいろと出てくると思います.雄は捕食性でほかの双翅類,カワゲラ,その他を狩り,交尾の際に雌に与えて交尾します.雌は自らは狩りを行わず,しばしばカエデ,ヤナギなどの花に飛来して吸蜜しているようです.
三枝様
生態まで教えてくださり、ありがとうございます。 普段、双翅類は、あまり採らないのですが、これは造形的に、あまりにカッコよかったので・・・。 ♂より♀の方がカッコいいですね(笑) |
大表章二様.
ニクバエ科とヤドリバエ科は,同じような翅脈なので画像での区別が難しいです. こちらは,ニクバエ科の可能性が高そうです.
茨城@市毛様
同定いただきありがとうございます。 |
- Joyful Note -
- Antispam Version -