多分ハナバエ科Anthomyiidaeの1種。多分と言うのは翅のCuA+CuP脈(伝統的な臀脈)が翅の縁まで達しているようにも見えるので。しかし,専門の人でないとこの画像だけでは同定は難しそうですね。
|
いつもお世話になります。先日、許可をいただいて沼尻付近で採集したハエですが、分類をお教え頂けませんでしょうか? Drosophila guttiferaのような紋がついてます。どうぞよろしくお願いいたします。
これはシマバエ科Lauxanidaeの1種。どなたか詳しい方のコメントがその内あるでしょう。
|
多分イエバエ科のLimnophora属ミスギワイエバエ属の1種です。種までの同定は写真では無理でしょう。
|
クロバエ科のツマグロキンバエです。よく訪花します。また♂は樹間などの空間でホバリングします。
|
おーやぎ様,相変わらず珍しい虫の写真が多いですね.
シマバエ科のNoeetomima属の1種で,以前も国後から記載されたN. fulgensではないかとした個体と同種と思われます. 昨年,モンゴル・USA・中国の研究者が共著で4新種を記載し, 備考に"Checklist of the Noeetomima of the world"がついています.今のところNoeetomima aberrans Shatalkin, 1992が北海道から記録されているだけのようです.
茨城@市毛さま
ありがとうございます。これはミバエだと思っていましたら、やや似ているのが、Web東奥のシマバエの一種http://www.toonippo.co.jp/photo_studio/insects/detail.asp?daibunrui=abu_hae&chubunrui=hae&pic=84と云うのがありまして、シマバエなのかなと質問した次第です。 |
NH様.
写真で細かいことが見えないことのほかに,体長が書かれていないのでより辛いです. なんとなく,細長いほうがチョバエの幼虫のような気がします.
早速ありがとうございます。
体長は約8ミリと5ミリの2匹です。 もう一匹(茶色っぽい方)は約3ミリ程度です。 40℃程度の湯でも死なずに生きているのが驚きです。 重ねてありがとうございます。 駆除を考えます。 |
この一見変わった感じのハエはショウジョウバエ科のカノカメノコショウジョウバエStegana (Oxyphortica) nigripennis (Hendel, 1914)です。この種は岡田先生が嘗てProtostegana kanoi Okada, 1956として記載したものです。大型のショウジョウバエで,渓流などの湿った森の樹幹に静止しているのをしばしば見かけます。九州には同属のS. (O.) dendrobium Chen et Aotsukaという種がいます。種小名は上記のような生態に基づいたものでしょう。
三枝先生:
これは早速に詳しいご解説を賜り、恐縮に存じます。これは見た目が素晴らしい、良いハエですね! ネット上にはほとんど情報がありませんので、実態がわかりまして嬉しく思っております! どうもありがとうございました。 |
- Joyful Note -
- Antispam Version -