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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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2種類、名前を教えてください 投稿者: 投稿日:2007/07/14(Sat) 12:57:41 No.3641  引用 
マサキの花に来ていたのを7月7日に撮りました。下がメス、上がオスだと思っています。たくさんいたので普通種だと思います。ヤドリバエの仲間だと思うのですが、どうしても種名が分かりません。よろしくお願いします。

Re: 2種類、名前を教えてくださ... 投稿者: 投稿日:2007/07/14(Sat) 13:01:29 No.3642  引用 
もう1種類はこれです。鱗弁が真っ白で目立っていました。
こちらは全く見当がつきません。
よろしくお願いします。


Re: 2種類、名前を教えてくださ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/07/14(Sat) 13:49:26 No.3643  引用 
門外漢なので当てずっぽうですが,最初の写真は額が大変広く,この形質からGonia属(オオズハリバエ属とでもいうのでしょうか)のヤドリバエであることは多分間違いないでしょう.恐らく色調から推測するとオオズクロスジハリバエかそれに極めて近い種ではないでしょうか.

2枚目のは以前にもこのサイトに出たことがありますが,手元の図鑑類では分りません.ヤドリバエ科のことは間違いなく,白いのは胸弁といって,翅の後縁の基部が拡大したものです.ヤドリバエやニクバエなどにあるのですが,このヤドリバエでは著しく広がって,しかも色が白いので大変目立って,翅が4枚あるように見えて興味あるところです.ヤドリバエの専門の先生がサポートしてくれれば分るのですが・・・

Re: 2種類、名前を教えてくださ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/07/16(Mon) 16:42:16 No.3646  引用 
ヤドリバエ科の系統分類学の専門家である舘博士にお尋ねしたところ,最初のものは私が推定したとおりGonia属ですが,種名までは写真では分らないとのことです.2枚目の種はヤドリバエ科のCompsoptesisの仲間だそうです.この属名は日本や欧亜大陸のヤドリバエ科の本には出てこないので,和名はないのでは.しかし,ヤドリバエ科は種数が多く写真だけでは同定が極めて困難である,とのことです.市販の図鑑類で同定できない種の名称を写真だけでお尋ねになっても,先ず不可能ということのようです.

Re: 2種類、名前を教えてくださ... 投稿者:そよかぜ 投稿日:2007/07/16(Mon) 18:08:45 No.3650 ホームページ  引用 
アノニモミイアさん、舘博士にまでお聞きいただき、感謝します。
1枚目はなかなか面白いシーンが撮れたと思い、また2枚目は鱗弁が白くなった奇形ではないかとの思いがあり、種名を確かめたく、投稿した次第です。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします(さっそく今日、別の質問をさせていただきます)。

ヤドリバエ科のハエの名前 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/07/16(Mon) 17:05:47 No.3648  引用 
No.3536のPierisさん,No.3641のそよかぜさん,No. 3633のまゆみさんのお尋ねになったヤドリバエ科のハエの名前について,この科の新進の系統分類学者である舘 卓司 博士に機会があってお尋ねしたところ,それぞれについて以下のようなご返事をいただきました.なお,結果はそれぞれの投稿欄の末尾に私が書き込んであります.舘博士にはご協力を感謝します.

No.3536のPierisさんのはヤドリバエ科ヒラタハナバエ亜科のHemyda属の1種.
No.3641のそよかぜさんの1枚目はGonia属の1種,2枚目はCompsoptesisの仲間.
No. 3633のまゆみさんのはクチナガハリバエ.

しかし,ヤドリバエ科は種数が多く,専門家でも写真だけでは同定が極めて困難である,とのことです.市販の図鑑類で同定できない種の名称を写真だけでお尋ねになっても,先ず不可能ということのようです.私としても多忙な舘博士におりおりお尋ねするのもご迷惑でしょうし,名称は分らなくてもいいけれど,一先ず写真を紹介したい,という程度の気持ちで投稿されたら宜しいかと思います.

Re: ヤドリバエ科のハエの名前 投稿者:そよかぜ 投稿日:2007/07/16(Mon) 17:57:10 No.3649  引用 
アノニモミイアさん、ありがとうございました。ヤドリバエ科のハエは、こんなにあちこちでよく見ることができるのに、同定が難しいことがよく分かりました。舘博士にも感謝します。機会がありましたら、よろしくお伝えください。

これはなんでしょう? 投稿者: 投稿日:2007/05/31(Thu) 18:47:29 No.3536  引用 
ハエ目は全くわかりません。どのあたりの仲間なのかもさっぱりです。よろしくお願いいたします。
長崎県の野母崎で7月下旬です。


Re: これはなんでしょう? 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/06/01(Fri) 05:12:03 No.3537  引用 
翅脈をみたかぎりではヤドリバエ科の一種であると思われます。

Re: これはなんでしょう? 投稿者: 投稿日:2007/06/03(Sun) 22:03:41 No.3542  引用 
ハエ男さん、いつもありがとうございます。
これはヤドリバエだったのですか。勉強になります。

Re: これはなんでしょう? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/07/16(Mon) 16:52:44 No.3647  引用 
ヤドリバエ科の系統分類学者の舘博士にお尋ねしたところ,写真の種はヤドリバエ科ヒラタハナバエ亜科のHemyda属の仲間ではと思う,というお答えをいただきました.ご紹介しておきます.本属には日本から2種記録があるようですが,これらに和名は付けられていません.なお,ヤドリバエ科は種数が多く写真だけでは同定が極めて困難である,とのことです.市販の図鑑類で同定できない種の名称を写真だけでお尋ねになっても,先ず不可能ということのようです.

メバエ科 投稿者:田中川 投稿日:2007/07/08(Sun) 21:46:10 No.3628  引用 
はじめまして。
砂浜海岸の一角、雑草地で見つけました。メバエ科まではたどり着きましたが、種名まで分かりますでしょうか。
2007.7.2 三重県


Re: メバエ科 投稿者:田中川 投稿日:2007/07/08(Sun) 21:49:29 No.3629  引用 
同一個体の前からの画像です。

Re: メバエ科 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/07/10(Tue) 05:30:13 No.3632  引用 
メバエ科もツルギアブ科同様に図鑑による同定が難しいグループです。

始めは口吻が短い事からヤマトクチブトメバエかな?と思いましたが、記載とは脚の色彩や翅が明確に黒く見えることなどの点で異なっているので、その近縁種ということになるのでしょうか・・・?

Re: メバエ科 投稿者:田中川 投稿日:2007/07/10(Tue) 21:53:07 No.3637  引用 
ハエ男さん、ありがとうございます。
ネット検索でもなかなか画像が出てきません。美しいハエを見つけても、名前を調べることが大変難しいですね。
WEB図鑑の更なる充実を期待します。

ツルギアブ科 投稿者:田中川 投稿日:2007/07/08(Sun) 22:00:42 No.3630  引用 
ハマボウフウやコウボウムギが生えている砂浜で偶然見つけました。ツルギアブ科のようですが、このペアーの種名は分かりますでしょうか。
2007.6.20 三重県


Re: ツルギアブ科 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/07/10(Tue) 05:24:11 No.3631  引用 
ツルギアブ科の同定は画像のみでは困難です。
パット見でわかる種独自の色彩や斑紋が見られないためと、♂♀で色彩が異なる事も大きな原因です。(検索表にもそう記述されてます。)日本産はとりあえず9属14種が記録されているのですが、図鑑には1種程度しか出ていない場合が多く、図鑑による同定は無理があります。

♂交尾器の形状や前胸腹板の毛の生え方などをつかわないとツルギアブのほとんどの種類で同定はできません。(雰囲気的にはショウジツルギアブ的ではありますが・・断定はできません。)

(すぐにレスが付かない場合、大抵この手の交尾器を使わないと同定できないグループであるとか、図鑑などの資料ができていないグループである場合が多いんですよね・・)

双翅目の場合は撮影した後に採集をして現物をキープしておかないと同定できない場合が非常に多いです。

Re: ツルギアブ科 投稿者:田中川 投稿日:2007/07/10(Tue) 21:41:36 No.3636  引用 
ハエ男さん、ありがとうございます。
雌雄が揃っておれば、同定の可能性が高くなるかと期待はしていたのですが、交尾器の形状まで見ていかなければならないとなると大変なことなんですね。
WEB図鑑の一日も早い充実を期待しています。

触角が黄色いSphegina 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/01(Sun) 10:14:40 No.3606  引用 
福島県の猪苗代町で7月上旬に採集したSpheginaです。

S. nitidifrons:コハナダカチビハナアブに似ていますが、第4腹板の形状などが一致せず、同定できずにおります。


Re: 触角が黄色いSphegina 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/01(Sun) 10:15:44 No.3607  引用 
顔面の画像です。

触角第3節は、ほぼ黄色です。


Re: 触角が黄色いSphegina 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/01(Sun) 10:20:48 No.3608  引用 
腹端の側面からの画像です。

第4腹板は盛り上がりますが、板状に突出せず、顕著な毛の束も見当たりません。
Surstylusはnitidifronsのように細い針状ではなく、牛角状に波打っています。

市毛さんの探しているものとは違いますでしょうか。


Re: 触角が黄色いSphegina 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/07/01(Sun) 15:09:09 No.3612  引用 
pakenya様。

先月締めの仕事が終わらず、出勤中です(^_^;)

写真のハナアブは、Sphegina亜属ですか?
(第1腹板が有りますか?)

Re: 触角が黄色いSphegina 投稿者: 投稿日:2007/07/02(Mon) 18:38:29 No.3616  引用 
標本を確認してみました。

非常に短い(幅に対して1/5ほど)の腹板が確認できます。
退化傾向であるので、Asiosphegina亜属ですね。

同じ種と思われる標本は、山形県大石田町からも2♂♂得られております。

Re: 触角が黄色いSphegina 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/07/04(Wed) 18:23:46 No.3627  引用 
pakenya様。

Asiophegina亜属は、腹板が退化してほぼ消失します。
ですから、写真の個体はSphegina亜属です。
私が探している種類とは、付節の色なども異なるので別のようです。未記載種かもしれません。

Sphegina属は、極東ロシアだけで20種以上いますので、日本にも同程度の種類数がいると思います。
残念ながら比較標本が5種程しか届いていないので、検索表を検討出来ません。特に、付節の色で分けている部分が怪しそうです;^_^)

交尾器も部分図しかない種類が多いのでつらいです。

極東の昆虫の検索で、素木が記載した種類をいくつか扱っていますが、これについても本当に合っているのか疑問です。
私は、四国産の標本を全く持っていないので、素木が記載した種類について調べられず、正体がはっきりしません。

何というハエですか? 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/07/03(Tue) 21:25:16 No.3621  引用 
今日、変わったハエがいたのですが、何というハエですか?
林のふちのカラムシの葉っぱにいました。
違う方向から撮って見ました。
よろしくお願いします!<(_ _)>


Re: 何というハエですか? 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/07/04(Wed) 01:49:10 No.3622  引用 
ミズアブ科のネグロミズアブです。

腹部の幅が広くなっている事と、翅の基部が黒くなっているのが特徴です。

ありがとうございました♪ 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/07/04(Wed) 10:45:46 No.3626  引用 
ハエ男さん!ネグロミズアブですね!
ありがとうございました♪<(_ _)>

何バエですか?(・_・")? 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/07/03(Tue) 21:19:04 No.3619  引用 
6月30日に真っ黒いハエがいたのですが、何と言う名前ですか?
よろしくお願いします!


Re: 何バエですか?(・_・"... 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/07/04(Wed) 01:51:03 No.3623  引用 
ヤドリバエ科の一種ですね。それ以上は画像ではわかりません。

ありがとうございました! 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/07/04(Wed) 10:38:25 No.3625  引用 
ハエ男さん!ありがとうございました!<(_ _)>

北海道でもゴヘイ! 投稿者: 投稿日:2007/07/02(Mon) 21:23:04 No.3617  引用 
仕事でここ1週間ほど北海道へ飛ばされてました(^^;)。
帰り際に少し時間を作って、石狩の海岸方面に行ってちょいとハエ採ってきました。採れたハエは、ゴヘイニクバエ、ハネボシスナニクバエ、ギンガクヤドリニクバエで、なぜかニクバエ亜科のものは採れず???。カンカン照りで暑かったせいかもしれません。

いや〜、北海道にもゴヘイいるんですね。石狩なら、日本海側の砂丘地帯って条件には一応合ってますし。
ただ、採った環境が典型的な砂浜ではなく、人工的に地ならしした後に草が疎生してきたような、どちらかといえば草原チックな場所だったのが、今ひとつ腑に落ちない・・・(謎)。

採集記録
石狩市 2007年7月1日
・ゴヘイニクバエ Sarcophila japonica (Rohdendorf,1962) 2♂
・ハネボシスナニクバエ Phylloteles formosana (Townsend,1933) 5♂
・ギンガクヤドリニクバエ Metopia argyrocephala (Meigen,1824) 1♂

Re: 北海道でもゴヘイ! 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/07/03(Tue) 17:49:48 No.3618  引用 
北海道にもいたんですね・・・ゴヘイニクバエ・・重要な記録ではないですか・・ゴヘイの北限を知りたかったんですが、北海道までいるとなるとあとは樺太ですか?

まあ、整地したとしてもわざわざ本州から土砂や砂を運ぶわけはないので、北海道土着の個体群なんでしょうね。

Re: 北海道でもゴヘイ! 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/07/04(Wed) 08:54:02 No.3624  引用 
猫又様。

先月、札幌の木野田氏との会話で猫又様が出てきたのには驚きました。数年前まで札幌にいたのですから当然のような気もしますが、猫又様も顔が広いのですね(^^♪

彼も守備範囲が広いので、ニクバエなどもポツポツ採っており、自宅が海岸に近いこともありハネボシっぽいニクバエも入っていたと思います。
廣永氏が九州に行ってしまったので、ハエ仲間がいなくなってしまい寂しそうでしたので、この掲示板に誘っておきました。

小樽市の新川河口周辺なども、海浜性のDipteraがたくさんいそうでした。(それにしても、海岸にカシワ林があるというのは、世間知らずの私にはショックでした;^_^)

先日、やっと極東の昆虫の検索第4巻が届きました(^^ゞ
前回やたらと時間が掛かったので、航空便希望で注文したのですが、69EUR(11500円)の本に対して航空便で32EUR(約5000円)掛かると問い合わせがきたので、やっぱり普通便(船便)にしました。
(エコノミー航空 (SAL)便を聞いたのですが、英語が下手だったためか無視されました;^_^)
結果的には、3月上旬に注文して6月中旬の受け取りとなりました。

最新のこの本でも、ゴヘイの分布は、沿海州、日本(本州)、韓国、中国北東部となっています。

ぜひ、次号の「はなあぶ」に投稿して下さい。

ニセヨコモン? 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/01(Sun) 10:28:05 No.3609  引用 
たて続けな投稿で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

山形県米沢市の吾妻連峰北麓で、6/17に採集したBleraのオスです。体長12mmで、後脚脛節はゆるやかに湾曲する程度で、後転節に黒色短剛毛を持たないのでヨコモンハナアブB. japonicaと思ったのですが、交尾器と第4腹板の形状が違うのです。


Re: ニセヨコモン? 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/01(Sun) 10:32:26 No.3610  引用 
交尾器の側面です。

Surstylusは鋭利な先端を持って長く延びています。
B. japonicaやB. kyotoensisでは、鈍角の菱形に近い形状ですので全く違います。

Epandriumにも二つの突起があり、特徴的です。


Re: ニセヨコモン? 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/01(Sun) 10:43:40 No.3611  引用 
第4腹板の画像です。

末端は、中央が大きく湾入しており、両側部は不対称形です。
B. kyotoensisでは末端中央が小さく鋭角に切れ込むことがFauna Japonicaで記述されていますが、B. japonicaでは第4腹板について触れられていないので、たぶん変形は無いのでしょう(手持ちの標本では中央部の切れ込みはありません)。

ヨコモンハナアブの近似の別種っていましたっけ?


Re: ニセヨコモン? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/07/01(Sun) 19:59:24 No.3614  引用 
pakenya様。

この交尾器と腹板は見たことがありません。
恐らく、BleraのRevisionの中にも、図は無かったと思います。

もしかすると、日本のBlera sp.は複数の種類が混じっているのかも知れません。

Bleraは、桂さんがまとめたいと言っていたので手をつけていません。

自宅に戻れたら、Revisonを送ります。

Re: ニセヨコモン? 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/02(Mon) 18:20:07 No.3615  引用 
市毛様

BleraのRevisionと暫定検索表を提供いただき、たいへんありがとうございます。メールのタイムスタンプが4:35だったのには驚きました。お仕事、お疲れ様です。

早速、Barkalov & MutinのRevisionを紐解きました。
検索表に従うと、key18→22→23→25→31と進み、ここで後転節の黒剛毛の有無、後腿節の湾曲度合い、第5腹板のノッチの有無によってkyotoensisかjaponica+nitensに分けられるのですが、どちらにも行けません。

図示されている交尾器では、nitensがepandriumの全体形とsurstylusの伸び上がり方に類似性が感じられますが、相違点も多く、結論としてこのRivisionに収録された種には該当種はないと思います。

nitensは朝鮮半島からも記録されている種ですから、期待したのですが違いました。

これは、はなあぶ24号「ねた」にできそうですね。


ところで、市毛さんのHPにも載っているsp(Ibaraki)のメスを、奥只見地区でも採集しております。これもこのRevisionには収録されていない種のようですね。

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