![]() 体長2.5mm。数日前に自宅庭のマレーズに入っていました。 一応、Okada(1988)やOkada(1990)で調べてみました。 ハエは難しいです(^_^;)
こんちは。
Leucophengaの文献を少しづつ集めていたのですが、日本のLeucophenga類では、L.argentata以外は いちおう 何がしかの情報が取れました。(浅い情報ですが・・・) とりあえず、良くわからないL.argentata シロコガネショウジョウバエは、九州大のDBによると 西表島の分布となっていたので 無視することとします。 手元にある、画像とそっくりな種をいろいろ調べてみますと、カザリコガネショウジョウバエL.ornataという結果になりました。 非常に間接的な結論ですが、画像の種は カザリコガネショウジョウバエの可能性が強いと思います。 とりあえず、わかったことまで ご報告。
こんちは。
ピリオド『.』が読みにくくて、前のコメントの学名が判り難いので、も一度書いておきます。 L.argentata → L.argentata L.ornata → L.ornata
バグリッチ様。
やはり、この種類に落ち着きそうですね。 ショウジョウバエの文献は、プリントが出来ませんが1823年以降のものがJDDで殆どダウンロードできます。http://sagafly.dgrc.kit.ac.jp/~jdd/class/index.html FallenもWalkerもvan der Wulpも何でも有りです。 せめて、著作権が切れたものはプリント可能にして欲しいです。 Syphidaeもこんなの作ってくれませんかね(^_^;)
確かにここのPDFはプリントや保存ができませんが、ファイル→(ページを電子メールで送信)を選択して、自分のアドレスに送ると、添付ファイル扱いになるのでやはり印刷はできないものの、とりあえず保存は出来るようです。
|
![]() 属を調べたところ、Silba属ということなので、Silba excisaと思われますが如何でしょうか? 意外とこのクロツヤバエ科についての情報は少ないようで、旧北区の双翅目マニュアルにも載っていなかったようです。 Malloch Societyというところに、"Checklist of World Lonchaeidae"と"Key to the European genera"が載っています。 http://www.mallochsociety.org.uk/display/ShowJournal?moduleId=1013283&categoryId=88784
市毛さんは、宍塚大池へ行かれるんですか?
私も年に1−2回くらい行くことがあります。 網振ってると、うるさそうな人たちがいるので、あまり行きませんが、興味深い場所のひとつと思っています。 手持ちのクロツヤバエを、教えていただいた検索にかけてみると、やはり全部 Silba属になりました。 このほかには、属の検索表はネットなどにないでしょうか? 以前、Lonchaea sp.と聞いた記憶があり、Silba属とうい確信がもちたいです。
バグリッチ様。
つくば市まで子供の送迎をしたので、時間つぶしに宍塚大池を数年ぶりに訪れました。 ハエを調べていると言えばあまりうるさく言われません。 Lonchaeidaeは、新北区のマニュアルにMcAlpineによる属までの検索がありますが、今回の旧北区と同じ内容でした。 やはり、Katepisternumに剛毛が有るかどうかで、Lonchaea属と分かれるようです。 Silba属の検索は、McAlpineが旧世界をまとめていますので取寄せてみます。 ところで、今年から県南部の調査を委託されたのですが、他にめぼしい場所は有りませんでしょうか? 委託先に、候補地を教えてと御願いしているのですが、展示が忙しいらしく回答が無く困っています。
市毛様、どうもです。
次回の総会には大石さんのメバエ科レファレンス標本を忘れずに持っていきます。 >ところで、今年から県南部の調査を委託されたのですが、他にめぼしい場所は有りませんでしょうか? アセス屋的に面白かったor面白そうな場所としては 古利根沼(取手市) 小文間周辺(取手市) 牛久沼(牛久市) 菅生沼(坂東市) 潮来周辺(潮来市) 鉾田周辺(鉾田市) などが挙げられます。 他にも利根川沿いや霞ヶ浦沿いの湿地帯に面白い場所はありそうです。 ケンセイ(生息地:小平市)
市毛様
ケンセイさんが書かれたような多くの場所はわからないのですが、菅生沼あたりは以前 何度か行ったことがあり、興味深い場所でした。 牛久沼周辺は、沼の周りだけでなく、牛久から土浦まであちこちに 気持ちいい環境があって、平地性の種は豊富な印象があります。霞ヶ浦周辺もいいかも。 行った事は無いですが、小貝川沿いの環境は、貴重な植物相が残っているようですので、昆虫相も特異的な可能性があると考えています。 また利根川沿いの河川敷も、カワラハンミョウがいそうで(見つからないでしょうが)、なんかいい感じです。 どちらにしても、平地的環境ですので、大型の美麗種は期待し難いので、マイナー好みの人向けと思います。 つたない 情報まで。
ケンセイ様、バグリッチ様、ありがとうございます。
牛久沼は、一度寄って見たのですが、良さそうなポイントが見つかりませんでした。 色々と彷徨ってみます。
市毛様、バグリッチ様、どうもです。
小貝川沿いは調査したことがあります。 下妻あたりは河川敷にエノキの大木がたくさん生えていてオオムラサキが多産していました。樹林性の昆虫類はいろいろ採集できる可能性があると思われます。 あとは波崎町から大洗町あたりまでの海岸沿いでしょうか。 ヤマトヒメナガヒラタハナアブは必ずどこかに生息しているはずです。 それと対象グループですが、茨城県では、まだほとんど誰も手をつけていないミギワバエ科を採集すれば間違いなくそれなりの種数にはなるかと思われます。県南部はミギワバエ相は多様な地域のような気がします。ぜひ神奈川を抜いてください^^;;;; ケンセイ(生息地:小平市)
ケンセイ様。
海岸は色々と歩いてみたのですが、射爆場跡地(現海浜公園)のような風裏になるような場所が無いので、意外とハエがいないようです。 ミギワバエは、今年こそは少し力を入れようと思います(~_~;) |
昨年6月に札幌市内で採集したトゲだらけのハエです。
体長13mmと比較用に置いたベッコウバエと同じぐらいの大きさです。 ベッコウバエの仲間と思い、はなあぶNo.10の属の検索を見たのですが、検索の1行目でつまづきました。普通のベッコウバエもR1に刺毛が有るように見えるのですが? アドバイスよろしくお願い致します。
これはトゲベッコウバエSteyskalomyza hasegawai Kurahashi1982です。詳細は昆蟲 50(1),36-39,1982にA New Dryomyzid Fly Steyskalomyza hasegawai gen. n. and sp. n. Found in Forests around Pasture, Northern Japanとして出ています。(CiNiiで閲覧可)
大型のベッコウバエで脚などにもごっつい剛毛が多数あります。 盛岡の個体をホロタイプとして記載された種で、北海道でも記録があります。ちなみにワシのところにも新潟県(三国峠)産の個体があります。 ハナアブ10の検索はいわゆる旧Dryomyzaとされていたグループの検索になると思います。ですから他にもOedoparena属などもあれには出てきていません。(本属の詳細はインセクタマツムラーナNS Vol.22 p29-35に諏訪先生が書かれています。
ハエ男様。
トゲベッコウバエですね。 後で、みんなで作る双翅目図鑑にupしておきます。 ありがとうございました。 |
市毛さん、こんちは。
私も、この種と同じと思われる大きいショウジョウバエハエを時々採りますが、ダンダラショウジョウバエだろうなぁ と思っています。 どこを決め手にすればよいか 良くわかりません。近似種はいないんでしょうかねぇ。 なにぶん、ショウジョウバエまで、まだ手が届いてません。(役立たずのコメントです)
JDD - Japan Drosophila Database (http://www.dgrc.kit.jp/~jdd/sp/sp_tree.html)の中のDrosophila属の中のhttp://www.dgrc.kit.jp/~jdd/sp/02050604.htmlとhttp://www.dgrc.kit.jp/~jdd/sp/02050607.htmlにヒョウモンショウジョウバエとダンダラショウジョウバエの画像があります。このDBにある画像を片っ端から見ていくと胸部にスジのある種はそこそこあるようですが、ダンダラショウジョウバエはかなり特徴的なので、胸部側面と胸部背面の画像で識別できると思います。
ヒョウモンとダンダラがかなり模様は煮ているのですが、ダンダラのほうは前脚に短剛毛列がありますので識別可です。
画像を拡大してみると前腿節に剛毛列があるようにみえますので、ダンダラでよいと思います。
バグリッチ様、ハエ男様。
一応、Okada1988で検索はしたのですが、何分にも比較用の標本が全く無いので自信がありませんでした。有難うございました。 |
Pensoftに新刊が載っていました。
Key to the insects of the Russian Far East, Vol. 6: Diptera and Siphonaptera, Part 4 Leley, AS( ED) 2006. Vladivostok, 250x175, 653 b/w figs, index, In Russian, title and a summary in English. Hdb, 937pp. Price EURO 69. 急がないと、また売り切れになるかも(^_^;)
下記のURLで目次が見られます。
待望のSarcophagidaeが載っているようです。 http://www.biosoil.ru/tendipes/board.htm |
事務所移転の準備に追われてるハエ男です。
いろいろと物件をあたり決定しました。 新事務所は飯田市街(駅から徒歩4分)の旧ラーメン屋の一軒屋です。 5K+事務所フロア+昆虫調査事務所に似つかぬりっぱな厨房スペース+風呂トイレ付きで築45年の物件です。 寝泊り可なので、伊那谷の調査をされたい方はおいでくださいませ。 引越しをしましても、当サイトのURLや私のメールアドレスは変わりません・・・とりあえずご報告まで・・・ |
- Joyful Note -
- Antispam Version -