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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ウスイロアシブトケバエでしょう... 投稿者:天道虫 投稿日:2012/12/02(Sun) 12:01:33 No.8023  引用 
もう1種お願いします。
ネットなどで調べてウスイロアシブトケバエの雌かと思ったのですが、体色などが違うので別種でしょうか?


Re: ウスイロアシブトケバエでし... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/12/02(Sun) 20:08:31 No.8024  引用 
天道虫様.

ネットやこの掲示板の過去ログにあるように,体色や外見ではなく体の各部を細かく調べる必要があります.

No.8011「ケバエ科のハエについて」にコメントされている論文などをもとに調べてみてください.

細かな特徴を調べられるのは,撮影した本人だけです.

Re: ウスイロアシブトケバエでし... 投稿者:天道虫 投稿日:2012/12/02(Sun) 21:10:24 No.8026  引用 
わかりました。このサイトにいろいろ出ているんでした。調べてみます。

ウラジオストクの生物学・土壌科... 投稿者: 投稿日:2012/11/27(Tue) 10:23:16 No.8016  引用 
実に19年ぶりにロシア、ウラジオストク市にある科学アカデミー極東支部生物学・土壌科学研究所を訪問しました。沿海地方は当時甲虫の研究をしていた私が初めてガガンボの採集をした地です。今回の訪問は標本調査と弘前大学との共同研究ができないかとの相談。ハエの標本はバシリ・シドレンコが整理していたのですが,彼が2010年に46才の若さで亡くなってから双翅目の担当者が配置されていません。ユスリカの研究をしているマカルチェンコさんは淡水生物学研究室の方で直接コレクション管理は行っていないようです。どうなっているのかも心配でした.

Re: ウラジオストクの生物学・土... 投稿者: 投稿日:2012/11/27(Tue) 10:28:36 No.8017  引用 
19年前とほぼ同じメンバーが今も活躍中です。直翅目研究者でFar Eastern Entomologist誌の編集担当のセルゲイ・ストロゼンコさん(左)と現在室長のアルカディ・リレイさん。年はとっても19年前と同様、ストロゼンコさんは眉間にしわを寄せながら話をするし,リレイさんは「Nakamura-San, Have some tea」とニコニコしながらお茶をすすめてくれました。

Re: ウラジオストクの生物学・土... 投稿者: 投稿日:2012/11/27(Tue) 10:32:08 No.8018  引用 
こちらはユスリカ(ハネカも)研究者のマカルチェンコさん。今年60才で定年退職の年だそうですが,ロシアでは健康上問題がなければ,希望する限り職を続けることができるそうで、「俺はまだやるよ」と仰っていました。ハバロフスクから車で5時間ほどの所にマスの孵化場があり、そこには定期的に行っているので今度一緒に行こうと誘われました。

Re: ウラジオストクの生物学・土... 投稿者: 投稿日:2012/11/27(Tue) 10:39:04 No.8019  引用 
ガガンボの標本に愛を注ぐ人がいないらしく,標本も少なく、どうしても見たかったベッコウガガンボのタイプ産地(ウラジオストク)産の唯一の雄の腹部がなく、こちらはちょっと残念でした。しかし、ここにはもと所長だったP. A. Lehr博士のすばらしいムシヒキアブのコレクションがあります。多数のタイプを含むおよそ100箱。ロシア全域にすむ既知種のほとんどが含まれているとのことでした。

Re: ウラジオストクの生物学・土... 投稿者: 投稿日:2012/11/27(Tue) 10:45:55 No.8020  引用 
現在、標本がひどく傷んでいるという様子はありませんが,何ぶん双翅目の担当者がいませんのでこのコレクションの行く末がちょっと心配。調べたい人はできるだけ早く見に行った方がよいと思います。今回の旅行のかかりは飛行機(大韓航空で青森からソウル経由で往復7万円)、宿泊(ソウル2泊、ウラジオ5泊で6万円)、ビザのやホテルの手配など(1万円)、現地での食事、交通費など(ちょっと贅沢に2万円)ほどでした。

Re: ウラジオストクの生物学・土... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/29(Thu) 22:55:03 No.8021  引用 
達磨様,寒い中,より寒い地方への出張ご苦労様です.

達磨様が心配しているように,双翅目の担当者がいなくなると標本の管理は心配ですね.

他の昆虫に比べ,双翅目は箱の開閉の風で翅が傷みやすかったり,カビが発生するとクリーニングが困難で,翅・脚・腹部や頭部が脱落することがあったりと昆虫の中でも一段と気を遣う標本だと思います.

某研究所のハナアブ科のコレクションでも,頭部が落ちている標本が色々あって残念な思いをしてます.

ケバエ科のハエについて 投稿者:FS 投稿日:2012/11/25(Sun) 20:20:18 No.8011  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
11月24日に静岡県裾野市で採集したハエについてお教えください。ケバエ科のハエかと思われるのですが、北隆館の大図鑑では該当するものを見つけることができませんでした。複数の個体を見かけましたので、11月が発生の時期と思われます。体長は約10ミリです。
ご教示のほどよろしくお願いいたします。
                        FS


Re: ケバエ科のハエについて 投稿者:FS 投稿日:2012/11/25(Sun) 20:21:16 No.8012  引用 
追加の画像です。FS

Re: ケバエ科のハエについて 投稿者:FS 投稿日:2012/11/25(Sun) 20:22:23 No.8013  引用 
追加の画像です。FS

Re: ケバエ科のハエについて 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/25(Sun) 22:54:12 No.8014  引用 
FS様.

ケバエ科については,脛節の突起などを見ないと判断が難しいと思います.文献がネットで見られますので参考にしてください.
http://hbs.bishopmuseum.org/pi/pi2-4.htm

以前,同種と思われるケバエ科について,No.5037 Bibio属の1種という一連のスレッドで話題になりました.参考にしてください.

Re: ケバエ科のハエについて 投稿者:FS 投稿日:2012/11/26(Mon) 16:57:52 No.8015 ホームページ  引用 
茨城@市毛様

コメントをありがとうございました。
文献とスレッドを紹介していただき、感謝申し上げます。
2つの資料で勉強してみたいと思います。
今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。
                      FS
     

ジガバチに寄生するハエ 投稿者:しぐま 投稿日:2012/11/17(Sat) 21:44:54 No.7963  引用 
皆様こんばんは。またお世話になります。

巣穴に獲物を搬入するジガバチ♀が、この小さな寄生ハエに相当しつこくつきまとわれていました。
8月上旬@山形県南部の山地(標高〜600m)
写真鑑定は難しいとは思いますが、せめて科だけでも教えてくださると幸いです。
背中の縦縞がよく見えないのですけど、ニクバエ科なのでしょうか?
唯一私の知ってるドロバチヤドリニクバエとは素人目にも違う気がします。


Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者:しぐま 投稿日:2012/11/17(Sat) 21:45:51 No.7964  引用 
側面

Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者:しぐま 投稿日:2012/11/17(Sat) 21:47:08 No.7965  引用 
翅脈

Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者:しぐま 投稿日:2012/11/17(Sat) 21:48:03 No.7966  引用 
腹背

Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者:しぐま 投稿日:2012/11/17(Sat) 21:49:15 No.7967  引用 
顔。
連貼り失礼しました。

ブログの記事には追加の写真(別アングル)も載せてあります。
http://sigma-nature-vlog.blogspot.jp/2012/11/3.html
よろしくお願いします。


Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/17(Sat) 22:28:39 No.7970  引用 
しぐま様.

恐らく,ドロバチヤドリニクバエと同じニクバエ科のヤドリニクバエ亜科の1種だと思います.Fauna of Indiaを見ると,この仲間は交尾器の他に腹部斑紋にも種の特徴が出るようなので,専門家が見ると種まで解るのではないかと思います.
また,額が広いのも特徴的に見え,Kurahashi(1970)に図示されたSphenometopa matsumurai シロオビギンガクヤドリニクバエの♀の頭部と酷似しているように見えます.

Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者: 投稿日:2012/11/18(Sun) 19:34:51 No.7974  引用 
しぐま様
茨城@市毛様

こんばんは

私もSphenometopa matsumurai に1票入れたいと思います.

本種の♀は見たことがないのですが,♂はこれとよく似た腹部の斑紋をしています.ただし♂は腹部の白の部分がもっと純白な感じですが.

ぜひ交尾ペアを採集していただいて,♂の画像を再び投稿してください.たしか本種のホストは未知ではなかったでしょうか(知らないのは私だけ?).もし本種と特定できれば大変貴重な記録ではないかと思います.

♀が歩いてハチを追尾するのですね.何かかわいい感じですね.アナバチヤドリニクバエやシリグロヤドリニクバエの場合は飛行して追尾します.とても面白いものを見させていただきました.どうもありがとうございます.

Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者:しぐま 投稿日:2012/11/18(Sun) 21:04:06 No.7977  引用 
茨城@市毛さん、さんごさん
ご指導ありがとうございました。
色々と勉強になりました。
まさか種名までたちどころに判明してしまうとは予想だにしませんでした。感謝感激。
分類屋さんは「Fauna of India」なんていう文献まで手を広げて勉強なさってるんですねー。びっくり!

>ぜひ交尾ペアを採集していただいて,♂の画像を再び投稿してください.たしか本種のホストは未知ではなかったでしょうか.大変貴重な記録ではないかと思います.

分かりました。気を付けて探してみることにします。
来季はジガバチの巣穴を暴いて貯食物を採集し、蜂の子を飼育してみる計画です。
もしかしたら寄生ハエの成虫も♂♀得られるかもしれません。
私にとってはこっちの方が早道のような気がします。

ホスト追尾法が種によって違うという話も興味深いですね。

ジガバチの同定だけ未だ出来ていないのが悩みの種です。
サトジガバチまたはヤマジガバチだと思うのですけど、自分では形態的に見分けられないでいます。

Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者:しぐま 投稿日:2012/11/21(Wed) 22:42:30 No.8002  引用 
こんばんは。
二点、追加報告がございます。

ジガバチの正体が判明しました。
蜂屋のヒゲおやじさんに写真鑑定してもらい、ヤマジガバチだろうとご教示頂きました。

シロオビギンガクヤドリニクバエが寄生するホストにオオシロフクモバチも加わりました。
全く同じ裸地で数日後にオオシロフクモバチ♀の営巣を観察していると、
獲物のクモを貯食した直後に寄生ハエが現れ、隙を見て巣穴に幼虫を産仔しました。
(興味のある方はお手数ですが下記の拙ブログから動画をご覧下さい。)
http://sigma-nature-vlog.blogspot.jp/2012/11/blog-post_21.html

寄生蝿は採集できませんでしたが、巣の横で待ち構えているところを写真に撮りました。
これもやはりシロオビギンガクヤドリニクバエ♀のようです。
という訳で、寄主のリストにオオシロフクモバチも加わりました。


Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者:さんご 投稿日:2012/11/22(Thu) 10:09:03 No.8005  引用 
しぐま様

おはようございます.

これもすごい映像ですね.ホストは限定されないのですね.

一点,前回のコメントで説明不十分なことがありましたので追記します.

写真の個体は,頭部が茨城@市毛さんのご指摘のとおり,Kurahashiのレビジョンのシロオビギンガクの♀にドンピシャで,私の持っている同種の♂にも斑紋が酷似していますが,市毛さんがご指摘のように,♀から種の判定まで持ち込むのは専門家でないと厳しいです.

日本には同属は1種のみとされていますが,ときどき本邦から記録がなかった種がみつかったりしますので,現時点でシロオビギンガクとは言い切れないです.産仔の場面に遭遇しても,その時点で種がなかなか確定できないのが,このグループの生態を研究する上でブレーキになっています.

「おそらく」シロオビギンガク♀だろう,という程度と認識していただけたらと思います.

ぜひ♂をゲットしていただいて,その映像(交尾器を含め)をご投稿くださることを願っています.

Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者:しぐま 投稿日:2012/11/23(Fri) 06:53:05 No.8007 ホームページ  引用 
おはようございます。
さんごさん、コメントありがとうございました。
了解しました。
もし誰かにつっこまれたら、そのようにお伝えします。
ヤドリニクバエの世界はやはり奥が深く、強烈に難しいのですねー。
もし私の観察が正しければシロオビギンガクヤドリニクバエ幼虫(蛆虫)が食べて育つ餌は鱗翅目の幼虫(ジガバチの貯食物)でもクモ(クモバチの貯食物)でも選り好みしないということになります。
そこまでの広食性はあり得るのかな?と少々疑問(心配)になりました。
ヤマジガバチとオオシロフクモバチの営巣習性(掘坑性)がたまたま似ているので産仔できましたけど、結局獲物が口に合わなくて成虫まで育たないかもしれませんね。

そうなってくるとやっぱり、カリバチの巣を暴いて貯食物を採集し、飼育下で寄生ハエ成虫を得るのが一番確実のような気がします。
とにかく小さなハエなので、交尾中のペアを見つけて採集するというのは不慣れな私には至難の技だと思います。
あまり当てになさらず、気長にお待ち下さい。

Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者:さんご 投稿日:2012/11/23(Fri) 10:15:25 No.8008  引用 
しぐま様

ご返信ありがとうございます.

投稿していただいた映像があまりに鮮烈だったので,ハエマニアである私は思わず興奮してコメントした次第です.心理的にご負担をおかけしてしまったようで申し訳ないです.

シロオビギンガクニクバエは,かつては普通種だったようですが,ほとんどの記録が1960年代のもので,近年の記録が非常に少なく,希少種になっているもののようです.ずっと本種のホストについてあれこれ考えていましたので,感動している次第です.本種は私の地元では非常にまれで,産仔を観察するのはほとんど不可能です.

そのようなわけで,♂がゲットできれば重要な生態上の発見ととなると思い,勝手に興奮して書き込みをしました.♂なら専門家に同定していただいた比較標本をもっていますので,正しい同定に近づきやすいし,交尾ペアであれば確実性が増すからです.

♂の交尾器の確認ができればベストなのですが,本種は小型なうえ,このグループは交尾器が軟弱で,引き出すのがやや難しいです.

交尾ペアも,採れれば最高という意味で,必要ということではありません.

あくま個人的希望として「もしよろしければお願いします」という気持ちで書き込みしていますので,お気軽にお考えいただけたらと思います(内心はメチャクチャ期待しています).

ぜひ本種の生態を解明してください.どうぞよろしくお願いします.

Re: ジガバチに寄生するハエ 投稿者:しぐま 投稿日:2012/11/24(Sat) 06:22:38 No.8010 ホームページ  引用 
さんご様
お気遣いありがとうございます。
(逆に気を使わせてしまって恐縮です)
問題の背景を解説して頂けると、なかなかやりがいのあるミッションのようですね。
今後ともご指導よろしくお願いします。

オドリバエ Ocydromia属? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2012/11/18(Sun) 20:42:10 No.7976  引用 
みなさん、こんにちは。

 この秋9月にオドリバエ Ocydromia属と思われるオドリバエを採りました。
 日本産のこの属についての情報が見つけられないのですが、あたっているか否か、ご意見が伺えればありがたく思います。

 体長は4mm強で、採集地は埼玉県の山地です。


Re: オドリバエ Ocydromia属? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/11/21(Wed) 00:29:10 No.7992  引用 
バグリッチさん:

画像のオドリバエは同定された通りOcydromiaです.新訂原色昆虫図鑑第3巻に本属の種を入れるのを度忘れしていました.先ほど見てみましたら,抜けていました.図鑑用に標本写真まで撮ってあったのですが,間抜けなことです.

この属は私の手元に日本産は少なくとも3種あります.2種はヨーロッパから広く分布しているO. glabriculaとO. melanpleuraです.少なくともと言いましたのは,日本のO. glabriculaと思われる標本に色彩変異がかなり著しく,♂の胸部が全面的に黒色のものやあなたの写真のような赤褐色で黒紋のあるものまで変異があり,まだその実態を十分に把握していないためです.第3の種は胸部は赤褐色で中胸背板が強く尖るように突出したもので,九州の山地などで取れています.
なおO. glabriculaはヨーロッパでは♂は黒色,♀には♂と同様のものから赤褐色のものまで変異があるようです.

あなたの画像の個体は北海道や山梨の北部山地などに多いものです.

本属は卵胎生で,知られている限りでは雌は牛糞など動物の糞の上で産児し.幼虫は糞の中のほかの双翅類などの幼虫を捕食するようです.そのために♀の腹端は多くのオドリバエの場合にように徐々に細くならないで,一見♂のように裁断型(truncate)しています.

Re: オドリバエ Ocydromia属? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2012/11/22(Thu) 20:49:17 No.8006  引用 
三枝様

 詳細のご解説をいただき、厚く御礼申し上げます。

 Ocydromiaの一種で間違いないとのこと、同定が間違えていなうことがわかって 安心しました。
 O. glabriculaか否かは、色彩変異の個体を精査しないとまだわからない状況も良くわかりました。

 わからないことが多いオドリバエ類には興味がわきます。
 引き続き、機会があるたびに採っていきたいと思います。

 また是非いろいろご教示賜りますよう お願い申し上げます。

 

 
 

Flies: The Natural History and... 投稿者:てる 投稿日:2012/11/21(Wed) 18:13:08 No.7995  引用 

Re: Flies: The Natural History... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/21(Wed) 19:39:50 No.7996  引用 
てる様.

Amazonで「在庫あり。(入荷予定あり)8000円弱」となっていたので注文したのですが,いつまでたって出荷準備中のままです.(大型本でぶ厚いので海外からの取り寄せは送料が高そうです)

現在,値上がりして約9500円で在庫有りとなっていますが,クリックして届くか模様眺め中です.

9月に予約注文した「Britain's Hoverflies: An Introduction to the Hoverflies of Britain and Ireland 」も未だ入荷時期不明となっています.

Re: Flies: The Natural History... 投稿者:てる 投稿日:2012/11/22(Thu) 08:27:57 No.8004  引用 
Abebooksだと日本への送料込みでも7000円台の模様ですよ。このままじわじわと円安になりそうな気配もあり、個人輸入は決断時期かも。

ところで処分したい古昆虫学の大著が1つあるのですが、この掲示板を見ている人なら、適合するかな。夕方にでも書いてみます。

同定依頼 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 19:48:02 No.7997  引用 
同定のご指導を仰ぎたいと思います。

撮影日 2012.11.21
撮影地 長野県駒ヶ根市

ハナバエの一種ではないかと思うのですが、同定することは可能でしょうか?


Re: 同定依頼 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 19:49:31 No.7998  引用 
横から撮影したもの。

Re: 同定依頼 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 19:51:15 No.7999  引用 
頭部の接写

Re: 同定依頼 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 19:52:24 No.8000  引用 
翅脈のスケッチ

Re: 同定依頼 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/21(Wed) 21:42:41 No.8001  引用 
komachan様.

ハナバエ?はどの科を指しているのかはわかりません.

イエバエ科Musciadaeのハナゲバエ属Dichaetomyiaやハナバエ科AnthomyiidaeはM1脈が前方に屈曲しません.

写真のようにM1脈が前方に屈曲するのは,ヤドリバエ科Tachinidaeやクロバエ科Calliphoridae,ニクバエ科Sarcophagidaeです.

科の検索については,北隆館の新訂昆虫大図鑑や保育社の原色日本昆虫図鑑(下)を参考にしてください.

見た目は,クロバエ科Calliphoridaeのコクロバエ属Paradichosiaですかね.

Re: 同定依頼 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 22:56:21 No.8003  引用 
茨城@市毛さん、ありがとうございます。

無知ゆえの的外れですから大目にみてください。
間違えて覚えることも多々あると思いますので。

コクロバエ属Paradichosiaに関するweb情報はほとんど見つかりませんね。
お尋ねしてよかったです。

翅脈相の図 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/19(Mon) 16:26:19 No.7982  引用 
No.7972の同定依頼で翅脈相の図を自作などの自助努力が必要との指摘をいただきましたので、挑んでみました。
たまたま撮影したガガンボのような虫でやってみました。

こんな感じでよろしいのでしょうか。


Re: 翅脈相の図 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/19(Mon) 16:31:27 No.7983  引用 
No.4888に三枝先生からガガンボダマシの翅脈相の画像が提供されていたので、合わせてみました。
R3脈に若干のズレがみられますが、ガガンボダマシの種まで同定するの翅脈相からでは無理との過去の書き込みもありましたが、この程度でガガンボダマシの一種と同定できるのでしょうか。


Re: 翅脈相の図 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/19(Mon) 16:36:46 No.7985  引用 
生態写真です。

Re: 翅脈相の図 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/20(Tue) 15:25:51 No.7989  引用 
正解です.ずいぶん正確にTrichoceridaeの翅脈相が描かれていると思います.努力された成果だと思います.虫に対する理解が深まることと思います.

この科の特徴はCuP脈とA1脈の2本があって,A1脈が大変短く強く翅縁に向かって湾曲するのがこの科の特徴です.ガガンボ科 Tipulidae(現在は3つの科に分割されています)ではA1脈が長くこのように強くは湾曲していません(旧来の解釈ではA1脈とA2脈という解釈でして,現在でも多くの文献ではこのように示されているので注意が必要です.旧来の解釈はさまざまな根拠から明らかに間違いですが,習慣というもので,間違ったことに気付かないか,気づいても相変わらず使っている場合が多いようです).


なお,この科にはTrichoceraとParacladulaの2属があります.少し観察しにくいのですが,付節(正確な漢字は人偏が足偏です;5節にわかれている)の最初の節がかなり長いのがTrichocera,きわめて短いのがParacladulaです.これからは両種とも早春に向かって庭先などで群飛うするので採集できます.少し倍率の高い虫めがねでもわかると思います.ともに日本にある程度の種が生息していて,翅に顕著な斑紋がない種の同定は♂交尾器の検査が必要になります.

交尾器の検査というのも,それほどややこしいことではありません.双翅類の群にもよりますが,物によっては拡大率のたかいデジカメの画像でもわかることがあります.
要は,腹の後半をハサミか何かで切って,これを10%程度の苛性ソーダまたは苛性カリに1日ほどつけて,それを水にいれて,水をかき回すようにして液の成分を薄め,新しい水に酢を1,2滴いれたのに腹を移して数分置きます.これをできればグリセリンの液につけておけば観察も保存もできます.グリセリンがなければ浣腸の液で十分です.なお,苛性ソーダや苛性カリが入手しにくいかもしれません.白い粒ですが水溶液にしてもタンパク質を分解するので,肌や毛織物につけるとその部分を分解してしまいます(ぬるぬると溶けてきます).注意が大事です.苛性ソーダを使わなくても,乳酸で処理する人もいます.キッチンハイターもアルカリですからあるいは使えるかもしれません.まだ試みてはいませんが,これだと同時に脱色される可能性があります(色の黒いものはかえって淡くなっていいかもしれません).材料が水やグリセリンの表面に浮いて困るときは,台所の中性洗剤を10倍くらいに薄めたものをごく微量のを加えると,界面活性が高まって沈みます(交尾器や腹部の内部に空気は入っているとそれでも浮きますが,洗剤処理をしないよりましです).先の細いピンセットがあるとしやすいです.近頃はホームセンターなどでも売っています.砥石ややすり,グラインダーなどでさらに細くすると使いやすいです.

Re: 翅脈相の図 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 09:15:26 No.7994  引用 
アノニモミイアさん、ありがとうございます。
翅脈相の図にやっと手が掛かったところなので、交尾期の検査の領域にまでベルアップするのはこの先の課題とさせていただきたいと思います。

まだ、どの種類に対して、どんな情報が同定に必要になるのかの判断が付かない素人なので、少しずつ教えていただこうと思います。
よろしくお願いします。

教えてください。 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/18(Sun) 08:50:17 No.7972  引用 
撮影日 2012.11.09
撮影地 長野県駒ヶ根市

マダラカバエかなと思ったのですが足に棘がある。
何でしょうか?
よろしくお願いします。


Re: 教えてください。 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/18(Sun) 15:58:09 No.7973  引用 
双翅目,特に糸角亜目の名称を調べる場合には翅脈相が重要な形質になります.生態写真でも翅脈相がある程度わかる場合があります.このような場合には,写真から翅脈相の図を自作して,図鑑などの図と比べてみることで,おおよその見当をつけることができます.このような手法をとることによって,双翅目への関心も高まっていきます.自助努力が必要です.

カバエ科には少なくとも中央室がありますが,はたしてこの画像からそれがわかるでしょうか.

次に,この掲示板にご自身でこの画像から作成した翅脈相の図を投稿してみてください.2枚の翅が重なっていることも考慮に入れて作成する必要があります.かなり特徴的な翅脈相と斑紋をもっているので,科はもとより属(あるいは種)までの検索が可能でしょう.

Re: 教えてください。 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/18(Sun) 23:54:44 No.7979  引用 
アノニモミイアさん、ご指導ありがとうございます。
素人には、なかなか手が出せない領域まで踏み込まねばいけないのですね。
掲示板の留意事項には「画像で種名を質問する際は採集(撮影)場所、日時、などのデータを入れてください。」とだけありましたが翅脈相の図を投稿するとなると素人はちょっと及び腰になります。
こちらの掲示板に質問するには、そこまで求められるとは存じ上げずに失礼しました。
今後はご指導(翅脈相の図などの自助努力)に沿わない種名の質問は受け付けていただけないのでしょうか。

Re: 教えてください。 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/19(Mon) 02:01:28 No.7980  引用 
あなたのかなり鮮明な写真からは翅の翅脈は写真をなぞるだけでもある程度たどれるものです.決して素人が手が出ないという領域ではありません.

あなたの画像から私が作成した翅の図を添付しておきます.これを参考にされて,あなたの画像を拡大して対応させてみてください.

この掲示板がどのような質問を受け付けるか否かは管理者ではない私が関与するところではありません.


Re: 教えてください。 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/19(Mon) 09:42:40 No.7981  引用 
アノニモミイアさん、わざわざ翅の図を作成していただきましてありがとうございます。
皆様のようなハイレベルな領域に近づくのは無理にしても、素人なりに少しずつ精進していけたらなと思います。

専門的な知識や資料(図鑑)を持たない素人の、素朴な疑問に単刀直入にお答えいただける場として期待しておりますので、大目にみてやってください。
ところで、この画像の個体はキノコバエの一種と考えてよろしいのでしょうか?

Re: 教えてください。 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/20(Tue) 23:59:37 No.7990  引用 
ここに,岡田一次博士のStudien ueber die Pilzmucken aus Hokkaido(北海道帝国大学農学部紀要 第42巻第4号pp.267-335, Pl. XV-XVIII)のpl.XVIIに図示されたキノコバエ科の1種,Leia winthemiナミエナガキノコバエの翅の写真を添付しておきます.なお,私が描いた図では前縁に近い短い横脈の位置が間違っていました.これはScとRの間であって,CとScの間の横脈(humeral corssvein)はもっと翅の基部にあります.

あなたの画像の翅と比較してみたらいかがでしょうか.

ほかにLeia属ではこれとそっくりの斑紋をもった種は日本では見かけたことはないので,多分この種でしょう.


Re: 教えてください。 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/21(Wed) 09:09:07 No.7993  引用 
アノニモミイア さん、ありがとうございます。
翅脈図を再度自作して重ね合わせてみました。
見事に一致しました!

専門家の方から貴重な情報を得られたことで、素人でも同定の真似事ができたことに感謝します。
今後もご指導をお願いします。

きれいな翅のハエ。その3 投稿者:まあ 投稿日:2012/10/24(Wed) 22:29:27 No.7908  引用 
これも、きれいでした。
6月下旬 場所は同じです。

私の今年の『シマバエ御三家』、感動の3種でした。


Re: きれいな翅のハエ。その3 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/11/18(Sun) 23:34:24 No.7978  引用 
まあ様.

 この種類も,シマバエ科のNoeetomima sp.ということになりますが,本種は国後から記載されたNoeetomima aberransの可能性が高いと思われます. 
また,以前の質問にあったNoeetomima sp.はN. fulgensの可能性が高いと思います.

Re: きれいな翅のハエ。その3 投稿者:まあ 投稿日:2012/11/19(Mon) 16:31:31 No.7984  引用 
名前までたどり着ける事が出来て嬉しいです。『可能性が高い』ということは、何か特徴等がイラストではなくて記述という形だったのかなと想像してしまいます。そういう資料がたくさんあるのかもしれないなあとちょっと感じました。自力ではネット上に画像、資料も見つけられませんでしたので助かりました。どうもありがとうございます。

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