雰囲気からするとヤドリニクバエ類っぽいですね。
ヤドリニクバエ類ではMetopia属ってのが種類数的に多いし、知られていて、頭部を横から見ると三角形に近いイメージなのですが、この画像からはなんとなくそんなイメージが感じられます。 前にワシが出したカノウハナバチノスヤドリニクバエは頭部がそんな風にとがってない別の亜科、属になります。 Macronychiaは♂ゲニが膜質部の多い特徴のあるゲニで、一般によくいるSarcophaga属のガッシリしたゲニとはかなり構造が異なっています。 Metopiaもゲニは膜質部が多くて特徴的なゲニをしてます。 http://furumusi.aez.jp/hp.fly/fly.top/fly.new/adult_only_fly/macronychia_kanoi1.htm
コメントありがとうございます。
この種(と思われる種)とは、千葉県の平野と、秩父盆地 の2箇所で合いました。 Metopia の可能性が大きいとのこと、ご教示ありがとうご ざいます。 また、いろいろ教えてください。 ではまた。 |
ハエ男様。
ツマキハナブトハナアブ Brachyopa violovitshiですね。 結構体色に変異がありますが、腹部第2節に1対の紋が有ることと腹部背板各節後縁が黄褐色等の帯を持つことが特徴です。
茨城@市毛さん>ありがとうございます。
本種の和名はツマキ-ハナブト-ハナアブでいいんですよね? 市毛さんのサイトではツマキ−ハラブト〜になってたので・・
ハエ男様。
紛らわしいんですよ。ハハハ・・ まだ間違いが色々あると思います。 ハナバチモドキハナアブCheilosia bombiformisは、意図的にこの名前にしています。ハナアブ図鑑のハナバチモドキアブというのは何となく好きになれません。 ハナアブモドキEristalis distinctaも違和感があります。 良いゴールデンウィークを!
茨城@市毛さんのHPのBBS閉鎖しちゃったんですね・・・
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ここ数日、風が強い日が多くハエ採りに向かない日が多いので、昔の獲物を再チェックしたりしてますが・・・1998年の安房峠産の液浸標本を見てたら、クロチビヒメイエバエが入ってて驚きましたさ。しかし、最近はその頃(1998年当時)に比べると大分同定能力も上がったのではと思ってはいるのですが・・・相変わらず分からないDipteraの山で・・・もっと勉強せねばいかんなぁと思いつつ、顕微鏡を見てるワシなのです。
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Diptera info を見てたらこんなサイトがありました。
Tachinid Times http://www.nadsdiptera.org/Tach/TTimes/TThome.htm 当然英文ですが、日頃ヤドリバエ情報がなくてお困りの方はこちらを見るといいかもしれません。(ワシもまだ全部は見てません。) 英文でわからないという方はライブドアなどのサイト翻訳をかけて見て見ると訳はいいかげんですが、なんとなくニュアンスはつかめます。(なんせ、Fly を「飛ぶ」って訳してる場合もあるし・・) http://translate.livedoor.com/ |
最近、当サイトを外国の方も見てくれてるようです。(感謝)
画像投稿される方で、和名がわかってる方はお手数ですが、学名も一緒にだしてくれるとありがたいです。 手元に文献が無い場合は日本産昆虫名称辞書(DJI)で検索していただいて出してくれるとこれまたありがたいのです。 http://konchudb.agr.agr.kyushu-u.ac.jp/dji/index-j.html 超ドメスティック路線(日本語&方言丸出し)でまい進してきたこのBBSですが、少しだけでも外国の方が見ても分かるようにご協力お願いします。 種名がわからない場合はPlease identify.(同定してちょ〜)とでも入れてくれるとわかりやすいかも・・・ |
うーん・・・。やばいのがでてきましたね。これは北海道では結構とれていますが、本州でもとれましたか!私自身、10年程前からその存在は認識しておりましたが、腑に落ちないところがあり、発表を躊躇している種です。Melangyna(Meligramma)cingulataという日本未記録種である可能性が一番高いのですが、若干ヨーロッパの本種とは違うようなところもあり、未記載種という可能性も残されています。最近さぼってて日本未記録ネタをためこんでます。すいません。
やっぱし・・・この手のはやばそうだなと思って静観してたのですが・・・
こわいなあ・・・ハナアブ・・
こんちは。いろいろありがとうございます。
この種は、沢沿いの イヌシデ(ORアカシデ)の花を スイーピングしていくつか入ったのもです。 とりあえず2♂が手元にあります。 ご入用でしたら、お知らせください。
こんばんは。
私のところでも採れており、某ヨーロッパのハナアブ研究者の意見ではEusyrphus cingulata Matsumura 1917に該当するのではないかとコメントがつきました。 松村のタイプ標本と比較を考えております。(この学名は、Melangyna属に変更した場合、M. cingulata Egger, 1860のホモニムになるので種名の変更が必要となります。)
おっと!ちょっと見ないうちに書き込みが増えてましたね!ヨーロッパの研究者がEusyrphus cingulata Matsumura,1917ではないかと判定したとのことですが、そうではないと思います。本種の原記載では、触角が黒色、口縁、頬が黒色、複眼が密に毛に覆われる、腹部背板第2節の斑紋が第3〜4節の斑紋に比べて顕著に小さい、後脚は膝のみ黄色で他は黒色である旨が説明されており、バグリッチさんの写真の種と異なることは明らかです。
ただ、標本をよく見てみると、口縁が黄色であることと、腹部斑紋の特徴から、M.(M.) cingulata Egger,1860ではなくて、M.(M.) triangliferaの方が正解かもしれません。失礼しました。こちらも北海道では採れてますが、まだ未発表です。
ヒラタアブ様。
書いた後で、原記載を見ていないのに気が付きましたが、削除パスワードを忘れ削除できないでいる間に書かれてしまいましたm(__)m ヨーロッパの研究者の勘違いですかねm(__)m 自分が送った標本と手元の標本の番号が間違っていなければ良いのですが(^^ゞ すみませんm(__)m |
ヒメイエバエ科のハエは多くの種が原生林や里山などの比較的自然(というよりは植物が)が多く残っている所に多く出没し、家屋に入る種は、ナミヒメイエバエ、コブアシヒメイエバエ、コガタヒメイエバエ、ハイイロヒメイエバエ、クロヒメイエバエ程度なのですが、今日、家の台所を飛んでいたハエを採ったらナミヒメイエバエに混じって、ハナシヒメイエバエが2頭入っておりました。
驚き・・・・・ といっても、勝手口の外にはハナシヒメイエが数頭ホバーリング(今回に限っては輪舞ではない)してましたが・・ 今日の獲物・・・ナミヒメイエバエ4♂ハナシヒメイエバエ4♂、ヒゲナガヤチバエ2ex,ヤドリバエ科sp. |
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