ハエ男様、どうもです。
先日兵庫県の雑虫同定をしていたら多くのトウヨウカトリバエやシナホソカトリバエに混じって1♂のみケヅメカトリバエが入っていました。文献では本種の分布は九州と南西諸島となっていますが本州ではまだ未記録なのでしょうか?だとしたらそのうち報文を書かねばなりませんね。 しかしケヅメカトリバエはとても特徴的なカトリバエですな。慣れれば止まった状態でも区別できるのではないかと思ったりします。 p.s.ニクバエネット良いですね。いま関わっているやけくそ業務が一段落したら参上したいと思います。 ケンセイ@小平市
以前、昆虫のスポットライトの中のイエバエ科の部分で取り上げたんですが、こいつはアセス物件の標本だったので産地を出しませんでしたが、関西(奈良)産の1♂でした。
http://furumusi.aez.jp/fly/spotlight/muscidae/lispe/lispe.htm 東京都のニクバエ情報についてはTKMのMさんの許可がいただけましたので新学名への変更をしてニクバエネットに転載させていただきました。でもあれだけの文献の調査は大変だったろうな〜と思います。(感謝です。) 12月の関東支部の後にオドリバエの文献が大量に当方に来る予定なので、その中の情報はTKMに流せると思います。
岡山県でも1♂採れてるようです。
ハエ男様、情報ありがとうございます。
奈良県、兵庫県、岡山県から記録されたということは近畿地方には生息しているのでしょうね。私の記録はアセスではないのでそのうちカキコしたいと思います。 ケンセイ@小平市 |
翅脈の肛脈をみるとギュンって曲がってますから、間違いなくヒメイエバエ科のFannia sp.です。
腹部に黄褐色部はないので、(ナミ)ヒメイエバエでない、灰色(この個体は黒色の腹部)の腹部に顕著な黒紋はなさそうなので、コガタヒメイエバエ、ワラベヒメイエバエではない・・ことは確実なのですが、翅か黒っぽいですね・・なんだろう・・・♂交尾器を見ればかなりわかるのですが・・・
レスありがとうございます。
うう、やっぱり交尾器の世界ですか? 小蛾では何回かやったことあるんですが・・・ ハエはバラバラになりそうで怖くて出来ましぇん、、、 Fannia sp.で覚えておきます。ありがとうございました。
ヒメイエバエ科の場合は腹部末端にかぶさるようになってる交尾器をペロンと起こすようにして見るだけなので、比較的楽ですよ。
この画像のヒメイエバエの種名が判明しました。
シラハマヒメイエバエ(旧称シナハマヒメイエバエ)です。 Aclerisさんからワシの所に送られてきたゲニの画像よりそう判断しました。 |
I think this one belongs to the family Heleomyzidae!
Greetings
こんちは。
私も、つい最近、この種と同じと思われるトゲハネバエを♂♀採りました。 キノコに集まっていました。 大き目な種ので、お判りになる方がいらっしゃるのでは?と 期待しています。 宜しくお願い致します。
Gerard is right. It belongs to the family Heleomyzidae. More precisely it belongs to the genus Suillia, a genus with rather many species.
Greetings, Jan Willem
九大DBから引いてみましたら下記のように12種が記録されてるようです。ただし、一部表示がへんになってますが、これは九大DBでもこのように表示されてました。
Suillia ?bicolor Suillia ?marginata Suillia atricornis ツノグロキイロトゲハネバエ Suillia brunneipennis ミヤマキイロトゲハネバエ Suillia elbergi Suillia gorodkovi Suillia nartshukella Suillia oldenbergii Suillia quadrilineata Suillia rubida Suillia shirozui オキナワキイロトゲハネバエ Suillia stroblii キイロ系のトゲハネバエは結構種類いそうなんですよね〜・・ それにゲニ見るのが構造的にめんどくさいやつなんですよね〜・・ ワシもトゲハネバエはいっぱい採れちゃうけどお蔵入りのが多いです。
そういえば、双翅目Web図鑑には、センチトゲハネバエが種名リストから抜けているようですが、どこ行っちゃったんでしょう?
ホントですね。シノニムとかで学名変わったって話も聞いてないんですけどね・・ちょっとその辺調べて近いうちに修正します。
皆様、おはようございます。
センチトゲハネバエは、私の入力ミスです。 亜科を分けているうちに、消してしまったようです。 すみません_(._.)_ 双翅目図鑑は、主に酔っている時等にやっているので、ミスります(^_^;)
双翅目Web図鑑は、どうしても余剰時間に作ってますので、ときどき誤植などがあるかもしれません。(Iさんは晩酌しながら・・・Fは本業がいやになるとWikiに逃げ出します・・・)
間違いがありましたらどんどん指摘したってください。 (Wiki上での表現制約によって、「.」「,」などの記号は変えざるを得ない場合があります。)
この手のトゲハネバエそっくりなベッコウバエ科のハエいませんでしたっけ。交尾中を採集したオスの交尾器がなんとなくそれに似ているような・・・。
いるよ。
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蝦夷産のマルズヤセバエ科の1種1ペアがワシのとこに来てるんですが、どうやら交尾器や口器の形状から日本の既知の属ではなく北米や露西亜にいるCnodacophora属であると思われました。カアリフォルニアのマルズヤセバエの中では北米には1種のみとあるのですが、交尾器の形状(太さや曲がり方等)が多少異なっているので、別種だと思われ、
http://essig.berkeley.edu/CIS/cis14.pdf 極東ロシアの双翅目ではロシアに3種類あるようなことがい書いてあったのですが、こちらには図はそれほどないし・・ロシア語わからんし・・・(涙)・・・ ということで日本でマルズヤセバエやってる方ご存知ないですか? 九大DBでは引っかからなかったんで・・・
ハエ男様。
Cnodacophora属であれば、P.504のC.rfithoraxが北海道と書いてありますが? dcが1本, Thoraxがreddish- yellow 6.0-7.5 Sakhalin, South Kuril Is., -Japan(Hokkaido)...C. fufithorax Hennig.
3. Cnodacophora Czemy. У ♂ между[between] тазиками[basins] задн.[hind] ног[leg] имеется[there is] короткий[short], раздвоенный[doubled] на[on] вершине[apex] вырост[lobe/ projection] (рис.[figure] 316, 5). Бр.[Abdomen] ♂ с[with] боковыми[lateral] палочковидными[rod-shaped] выростами[projection] только[only] на[on] V стерн.[sternite(sternum)] В роде[kind] 4 вида[species], все[all] отмечены[noted] в России.[Russia] - 3 вида[species].
1. 2 dc. Гр.[thorax] полностью[completely] красно-желтая[red- yellow]. 6.0-7.5. - Сах.[о-в Sakhalin], Ю Кур.[south Kuril Is.南千島] -Япония[Japan] (о-в Хоккайдо[Hokkaido]) ................... С. rufithorax Hennig - 1 dc. Срсп.[Mesonotum] черная[black], в сером[gray] налете[dusting], с[with] несколькими[several] блестящими[shining] пятнами[spot] ................ 2 2. Задн.[Hind] половина[half] лба[forehead] черная[black], пер.[anterior] - красно-желтая[red- yellow]. Срсп.[Mesonotum] с[with] большим[large] звездчатым[starlike] пятном[spot] (рис.[figure] 316, 12). Боковые[lateral] выросты[excrescence] V стерн.[sternite] бр.[abdomen] ♀ в основании[base] с[with] кочкообразным[hummock descriptive] бугорком[prominence] (рис.[figure] 316, 14). 5.8. ♀ неизвестна[unknown]. - Ю Прим.[south Primorski Krai沿海地方南部] ................................. С. maritima Ozerov - Лоб[Frons] красно-желтый[red-yellow], иногда[sometimes] в задн.[hind] трети[third] затемнен[darkened]. Блестящие[Shining] пятна[spot] на[on] Срсп.[Mesonotum] разделены[divided] между[between] собой[themself]. Боковые[lateral] выросты[excrescence] V стерн.[sternite] бр.[abdomen] ♂ в основании[base] с[with] пологим[gently sloping] возвышением[elevation], без[without] кочковидного[kochkovidnogo] выроста[lobe/ projection] (рис.[figure] 316, 15). 4.5-5.3. Амур.[Amur Region]; Ю[south(southern)] Якут.[Yakutiyaヤクート], Заб.[Transbaikalia], Иркут.[Irkutsk Region], Алтай[Altai], 3 Сиб.[Siberia] - Монголия[Mongolia], Таджикистан[Tadzhikistan], Швеция[Sweden], Великобритания[Great Britain], С[north(northern)] Америка[America] ................... С. stylifera Lw. |
ニクバエ専門ページ、ニクバエネットのフォーマットが完成です。まだ、各地のデータが長野県と福井県しか入ってないのでスカスカですが、今後増やしていきたいですね。
http://furumusi.aez.jp/fly/nikubae-net/nikubae-net1.htm 皆さんがお持ちのニクバエ標本のデータを教えてください。
ページ作成お疲れ様です。
ちょっと文献を調べてみましたが、地元の兵庫県からは何もなし。まとまったものは、大阪府で2種、岡山県で3種、広島県で14種とほとんどないみたいです。 標本箱をあさってみます。ちゃんと交尾器が見られるものがあるかどうか・・・。 ![]() この写真でわかりますでしょうか。 本当なら双翅目談話会の同定会に持っていってみていただくのがいいのでしょうが、今回残念ながら法事のため参加できません。
和名問題ありのミセラニクバエ Sarcophaga(Liosarcophaga) dux かイソニクバエS.(L.)brevicornis、クサニクバエS.(L.)harpax のどれかだと思うのですが、
かなり太目の前交尾鉤のように見えるのでミセラは却下・・ 悩んだときは第5腹板をみるとわかるのですが、今回はないので、内狭子の先端が2段階で細くなってるので、イソかなあ・・ クサニクバエは山っぽい場所のハエだから、とりあえず、イソニクバエの可能性が高いということで・・・ (ちなみにクサニクバエは第5腹板(Y字状の部分)の基部がものすごく細くてすぐわかるのです。他の2種はそれなりに太い基部なのです。)
ありがとうございました。
写真を撮る際にいじくりまわしたのが悪かったのか、第5腹板は壊れてしまったみたいです。 標本箱を探し回ったのですが、兵庫県産のナミニクバエと、奄美大島産のよくわからないのが1つずつしかありませんでした。 どうせわからないからと、ほとんど採集していなかったみたいです。 |
HP見ました・・・手乗りスズメ・・・画像見ただけでこわいっす。
個人的には口で刺すのは許せるんだけど、お尻で刺すのはなんともこわいのです。(単なる根拠のない個人の感覚ですが・・) ワシも、今日、山でオオスズメバチの巣を見つけました。 すかさずハチ屋に連絡しましたら・・近々採りに来るって・・ そうしたらワシもウジ虫大会できるかもしれません。 巣って掘った後、何日くらいワーカーがうろついてるものなんでしょうか?
手乗りスズメ、オオだけは刺されると洒落にならないので緊張します。
スズメバチのワーカーの寿命は平均2週間。気温が低いと最大4週間。しかし、氷点下になると死んでしまうようです。 この時期になると、新たなワーカーはほとんど生まれていないので、1週間ほど近づかなければ、大丈夫でしょう。 確認する場合は、暗くなってから足音を忍ばせて近づくようにしてください。 雨合羽+ゴム長靴+ゴム手袋、厚いタオルで頭と首を守れば、なお安心です。 |
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