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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ケヅメカの一種? 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/01(Fri) 01:09:28 No.4730 ホームページ  引用 
皆様、ご無沙汰してます。

私のお散歩コースの谷筋に、2005年に倒れたコナラの風倒木があるのですが、いい感じで腐ってキノコが生えてきたりしています。

で、これにヒロズコガや、コヤガの類の幼虫がついていたので、樹皮をいくつかめくって持ち帰りました。

すると、この樹皮からあまり見たことのない双翅が出てきたので、ご質問に伺いました。

北隆館の改訂大図鑑の検索では、ケヅメカ科に行き着きました。
私の同定は、はたして合っているのでしょうか?
この画像で判るようでしたら、ご教授をお願いいたします。

2008年7月27日 キノコ付き樹皮採集
兵庫県神戸市須磨区(標高約100m)
同年7月29日 羽化

まずは横から


Re: ケヅメカの一種? 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/01(Fri) 01:11:31 No.4731 ホームページ  引用 
背面図
単眼はあります。


Re: ケヅメカの一種? 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/01(Fri) 01:12:49 No.4732 ホームページ  引用 
翅脈のスケッチ
M脈基幹は無いようです。


Re: ケヅメカの一種? 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/01(Fri) 01:14:29 No.4733 ホームページ  引用 
おまけ。

樹皮に開いた穴に入っていた蛹の殻です。
耳付き〜〜^^;
(呼吸角でしたっけ?)
おそらくこの種の蛹だと思います。

連貼り失礼しました。
よろしくお願いします。


Re: ケヅメカの一種? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2008/08/01(Fri) 10:06:59 No.4739  引用 
Aclerisさん.三枝豊平です.

大変面白い画像を拝見しました.写真では断定的な判断はできませんが,胸部背面の斑紋と翅脈の図から判断しますと,もし小腮鬚が1節でしたらAsioditomyia japonicaの可能性があります.

いずれにしましても,本属の幼生期は未知ですし,蛹殻は本科の系統を論じるうえで重要な形質です.また,同定は交尾器を検する必要があります.

本亜科の系統を研究中です.もし,宜しければ蛹殻共に借用させていただければ幸いです.

810-0035 福岡市中央区梅光園2-7-1-402 三枝豊平

Re: ケヅメカの一種? 投稿者: 投稿日:2008/08/01(Fri) 19:12:56 No.4741 ホームページ  引用 
三枝先生、コンニチワ。
ケヅメカであっていましたか。ホッ。
属の検討までしていただいてありがとうございます。

>本亜科の系統を研究中です.もし,宜しければ蛹殻共に借用させていただければ幸いです.

私は、特に標本を持っておく必要を感じないので、喜んでさしあげたいと存じます。
来週早々にでも送付したいと思います。
日曜日が休みなら、また行ってきます。
追加個体が採れればよいのですが、、、、、

写真の虫は、乾燥して台紙貼りにしたのですが、
双翅目の場合、グループによって望ましい標本形態があると思うのですが、どうなんでしょう?
液浸の方がよかったのでしょうか?
微針に刺すだけでよいとか?

1週間経ってますので、採れるかどうかは判りませんが、リクエストがあったらおっしゃって下さい。
メールアドレスを記入しておきました。

Re: ケヅメカの一種? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2008/08/02(Sat) 17:22:34 No.4745  引用 
Acrelisさん.標本をお送りくださるとのこと有難うございます.

ケヅメカ科のなかで,Symmerusはかなり硬い朽木の表層近くに通常は材の長軸にほぼ平行の坑道を掘って生活し,羽化の時には朽木の表面を坑道直径に沿って円形に切り取り線をいれて,ここを押し開けて蛹が前半身を乗り出して羽化します.Ditomyiaはキノコ類から,Asioditomyia japonicaはLenzitesのキノコからえられています.しかしこの属の幼生期の形態の記録は見当たりません.もし,今回の種が本種ですと,同一場所ではさらにキノコ類から得られる可能性があります.私は本種をすべてスイーピングで採集していますので,その生態についてはこれまで観察したことがありませんでした.

本科の蛹は顕著な呼吸突起を持っていて,その形状がかなり多様です.写真で見ますと,このような丸みを帯びた呼吸管はSummerusには見当たりません.

Symmerusはキノコバエ類としては珍しく昼行性で,雄は発生木の朽木の周囲を,これにかなり接近して飛翔しながら雌の羽化を待ちます.飛んでいる状況はキノコバエ類としてはかなり飛翔速度が速く,小形のヒメバチかベッコウバチが低く飛翔しているような印象を受けます.DitomyiaやAsioditomyiaの行動は観察したことがありません.

Dipteraの標本のことですが,私の標本はほとんどすべて乾燥標本の貼り付けです.三角台紙への貼り付けもありますが,おおくは志賀昆虫普及社の微針を短く切断して,その頭に木工ボンドで胸部右側面を貼り付けて,それを4号針に挿した賽の目のペフ板片に挿すダブルマウントを行なっています.
かなり大型の場合は直接胸部背面のやや右側を貫通するように細い針または微針で挿した,針挿し標本にしています.

液浸標本がいいのかどうか,と言う議論は世界の双翅学者の間で一時論議されました.液浸のデメリットは保存液によって特にエタノールの場合は数年以上経つと明らかに脱色が起こって,色彩斑紋の識別が困難になる点です.おそらく何らかの前処理をして60-80%のグリセリンに保存すれば褪色はかなり避けられると思いますが,今度は材料が硬化すると言う批判があります.それと,液浸標本の場合はデータの異なる標本を同一瓶に保存できないこと,同一データでも種ごとに瓶を替える必用があること,瓶の整理や保存場所をとることなどの難点があります.栓が不完全であると,液漏れが生じ,最終的には乾燥ないしカビが生えます.液浸でいいことと言えば,良く保存されている場合に形の崩れがないこと,交尾器や口器の概形がそのままで観察できることなどではないかと思います.徳永雅明先生のユスリカの液浸標本はほとんど脱色されているとか言われています.一方,北上四郎先生のアミカの液浸標本のかなりの数の瓶で液の乾燥が起こって,これからこれらの標本をどのように扱うかが大きな課題です.

キノコバエの場合は,多くの種が同時に多数個体が採集されますので,乾燥標本と液浸標本を両方作っておくと,概形や斑紋で両標本の同一性を判断し,液浸標本で交尾器などをKOH処理をしなくても概形を観察する,ということが可能かと思います.

なお,三角台紙などにマウントする場合には,右側面に糊付けすることによって,頭部が左,腹端が右,背面が向こう側,腹面が手前となり,多くの作図では頭部や交尾器などが左側面を描いていますので,それとの比較が容易になります.コウチュウやハチのように左側面に糊付けして,針の左側に標本が来るように台紙を挿し,頭部が向こう側,腹端が手前側,背面が左(外)側にくるようにすると,右手で針を持つと扱いやすい面があるので,一部の人はこのようなマウントをされています.

Re: ケヅメカの一種? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2008/08/16(Sat) 16:54:47 No.4779  引用 
Aclerisさんから標本を送っていただいて,雄交尾器などを検討した結果,Ditomyiaの1種であることがわかりました.本属は日本からは既知種は1種D. claripennis Saigusaだけで,このほかに2種が生息していることを知っています.今回の種はこれら2種とは異なり,ロシア極東の沿海州から記載されたDitomyia carinata Zeitzevとほぼ雄交尾器の形状が一致するので,この種またはこれに極めて近似した種ということになりました.神戸市の低地のようなところでこのような種が得られたことは驚きです.

本科はなかなか成虫が採集しにくいもので,今回のようにキノコから飼育して羽化させることで,今後も新しい種が得られる可能性が高いと思います.

今回の標本の雄交尾器を掲載しておきます.


Re: ケヅメカの一種? 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/16(Sat) 22:48:24 No.4780 ホームページ  引用 
三枝先生、お忙しいところ、詳細な検討ありがとうございます。
また、標本状態についてのご教授ありがとうございます。
やはり、保存性の点で乾燥標本がベストと言うことですね。

しかし、神戸のような都会で、まだ未記録種が採れるというのは、双翅目はふところが深いです。
材から出るような双翅目は、甲虫屋さんなどが材採集で目にする機会も多いと思うのですが、何かネットを通じて連携が取れるようなことが出来るとイイですね。

別スレッドのKeroplatusも含めて全く急ぎませんので、お時間の取れるときによろしくお願いします。

同定の依頼には基礎データを! 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/08/16(Sat) 00:57:30 No.4778  引用 
以前もどなたかの指摘があったところですが,同定などの依頼を含む場合は,特に秘匿にする必要がない限り詳細な観察(採集,撮影)場所とその年月日(と必要なら時間)を示してもらいたいと思います.これらのデータによって,同定がより正確になると共に,その種の分布記録としての価値がはじめて生まれることになります.昆虫の標本でも,データラベル(採集地,採集年月日,採集者)は一つ一つの標本に必須のものでして,この原則は観察記録や撮影記録などの他の記録にも必要なことです.

Ochtherohilara sp. 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/08/07(Thu) 22:56:04 No.4767  引用 
こんちは。

 埼玉の山地で採ったOchtherohilaraと思われる種です。

 似た別種も採れましたが、コシアキタイプでしたので、ある程度 種が絞られるかも知れない、と思い アップしてみました。

 多少は前に進めますでしょうか?


Re: Ochtherohilara sp. 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/08/14(Thu) 18:58:51 No.4770  引用 
バグリッチさん.
Ochtherohilaraは日本列島に約40種ほど生息しています.本亜属については私の3884にやや詳細に述べてあります.Ochtherohilaraで検索してみてください.私の怠慢もあって,これらのほとんどは未記載種で,H. (O.) mantisとH. (O.) mantispaのみが既知種となっています.写真の種はコシアキ型の2種のうちの小形種で,山梨県の山地(1500m前後)で7月中旬から8月にかけて採集されています.メスの腹部はほぼ全面的に銀白色を呈します.本種とはコシアキ型という点で類似しているだけで,系統的には離れていると思われる大型種は,6月上旬頃に本州から九州にかけて分布し,これはmantisの雄をnuptial giftにするものです.これらの他に,腹部が広範囲に淡色で,翅も白色味を帯びたものが数種あります.

Re: Ochtherohilara sp. 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/08/14(Thu) 21:05:15 No.4774  引用 
アノニモミイア様
 ご教示ありがとうございます。

 3884の詳細コメント、他一連のコメントを確認いたしました。
 また、小型の方のOchtherohilaraとのご教示 了解いたしました。
 日本列島Ochtherohilaraが約40種であれば、簡単にはわからないと感じます。
 採集しながら 勉強していきたいと思います。
 
 引き続き宜しくお願い致します。
 

この虎模様のガガンボ同定お願い... 投稿者:山本 投稿日:2008/07/06(Sun) 20:48:12 No.4678  引用 
はじめまして、山本といいます。
昨日(7月5日)に京都で撮影したガガンボの写真ですが、種名が分かりません。だれかガガンボに詳しい方教えてください。


Re: この虎模様のガガンボ同定お... 投稿者: 投稿日:2008/07/06(Sun) 23:41:59 No.4679 ホームページ  引用 
Pselliophora bifascipennis ホリカワクシヒゲガガンボ♀です。体色に変異があり、この個体よりかなり黒いものもいます。

Re: この虎模様のガガンボ同定お... 投稿者:山本 投稿日:2008/07/07(Mon) 09:15:06 No.4680  引用 
達磨さん、同定ありがとうございました。

次はこの蚊の種名を教えてくださ... 投稿者:山本 投稿日:2008/07/09(Wed) 03:05:32 No.4689  引用 
先ほど僕の腕に止まってきた蚊ですが、いつも
の蚊とは違ったので調べてみたのですが、よく
分かりません。


立て続けですが・・・ 投稿者:山本 投稿日:2008/07/09(Wed) 03:26:53 No.4690  引用 
立て続けにすみません。
ついでにこの虫の同定もお願いします。


Re: 立て続けですが・・・ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/07/09(Wed) 08:15:23 No.4691  引用 
1.双翅目(ハエ目)の同定は,外観の画像でおおよその見当が付く蝶や蛾,あるいは甲虫類などとは違って,翅にある翅脈の細かな走り具合(翅脈相)や,体に生じている毛(刺毛,剛毛),触角の細かな特徴などを顕微鏡で観察して,その形態学的形質を把握しないと,正確を期すことはできません.

2.双翅目の同定ができる一般的な図鑑類はほとんど皆無です.そのために双翅目のそれぞれの科などの専門家が,その学識に基づいてボランティア的に同定に協力することになりますが,日本では専門家の数が著しく少なく,かつこのサイトでの同定に協力している専門家はごく少数で,限定された科に留まっています.たとえば3番目のユスリカ科の場合では2,3名しかこの科全般の専門家はいなくて,いずれもこのサイトには登場されていません.

3.このような状況ですので,ハナアブ科のように非職業的研究者の協力が得られやすい少数の科を除いて,かなり同定を依頼する目的がはっきりしていないと,回答があまり期待できないと思います.デジカメの発達によって片っ端から写真を撮って,ご自分で図鑑類などでの予備的な調査を行わずに,尋ねられても,蝶や蛾のように簡単に回答が得られる可能性は少ないと思います.

4.それと,1で述べたように,双翅目の同定には細かな形態の顕微鏡での観察などを必用とするので,同定を強く期待するのであれば,必ず撮影した虫体そのものを標本として採集,保存しておくことが必須です.採集道具がない場合は手で軽くつぶして紙包みにしておいたものでも,参考になる場合があります.

5.以上の点を考慮して,ご自身でせめて科までは同定して,その上でさらに詳細な同定を依頼する,というのがご自身にとっても勉強になるし,また双翅類に対する興味が一層増すのではないかと思います.科までの検索表は日本でもいくつか出ています.最近のものでは北隆館の新訂原色昆虫大図鑑第3巻に日本産の双翅目の科の検索表があります.これは20倍くらいのルーペや双眼実体顕微鏡(たとえばニコンのファーブルシリーズなど3−5万円台の簡易のものもあります)を用いれば検索可能です.

6.それと双翅目の多くの科では,2で述べたように研究者が少なく分類学の研究が大変遅れていて,日本に生息する種の半分以上がまだ学界に未発表の未記載種(発表されたばあいに新種となる)や未記録種があります.このような種が,双翅目では特に珍しいものではなくて,人家の庭に普通に生息している種の場合さえも稀ではありません.ですから,ハネカクシ科などを除く甲虫類の多くや,小蛾類の一部の科を除く鱗翅目のように,普通に接する昆虫がほとんど名称を持っている,というようなことは双翅目では一般的ではありません.日本におそらく数百種は生息すると推定されるアシナガバエ科の場合でも,庭先や近隣の低山の路傍の湿地などにいるものの,ほとんどは名称がないか日本未記録の種です.このような点も他の昆虫の同定とは違った困難さがあります.

7・最近のtumumasiさんの4647の同定依頼に対する6月27日の市毛さんの4649の投稿も参照下さい.

Re: 立て続けですが・・・ 投稿者: 投稿日:2008/07/09(Wed) 11:34:09 No.4692 ホームページ  引用 
アノニモミイアさんの仰る通り、写真で種が特定できるのはたまたまよく調べられている種か、よほど特徴的な種だけです。承知しておいてください。

上の蚊は胸部の模様からすると、シロカタヤブカAedes nipponicus だと思いますが、写真情報のみによる同定は参考程度とお考えください。

Re: 立て続けですが・・・ 投稿者:エリユスリカ 投稿日:2008/07/22(Tue) 21:25:22 No.4709  引用 
ユスリカ科、モンユスリカ亜科、ダンダラヒメユスリカ属、ダンダラヒメユスリカAblabesmyia moniliformis Fittkau, 1962の雌です。

Re: 立て続けですが・・・ 投稿者:エリユスリカ 投稿日:2008/08/08(Fri) 16:33:44 No.4768  引用 
ユスリカ科は現在まで、訳1100種程が報告されています。この種数はおそらく600から700種程度に整理されるでしょう。しかし、日本列島の豊富な環境から考えて、また私自身の採集等から考えて最終的には2000種を超えると考えています。また、屋久島の北琉球から八重山に至る南琉球までにおそらく1000種を超すユスリカが分布していると思います。我々の身近にも相当な週が見いだせますが、ある程度は写真だけでも見当のつく種もいます。

Re: 立て続けですが・・・ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/08/14(Thu) 19:08:51 No.4772  引用 
エリユスリカさん.ユスリカについて,翅に斑紋があったり,顕著な体の色彩・斑紋の種などについて,画像から種とまではいかなくても,属や属群などについて同定して回答していただけると,これからこの場に投書する人が多いかと思います.宜しくお願いします.

教えてください。 投稿者:ゴンベ 投稿日:2008/08/06(Wed) 10:04:15 No.4753  引用 
初めまして。
自宅のバラに来るハエを調べていましたが、なかなかわかりません。調べていましたらここにたどり着きました。
もしお分かりでしたら種名を教えていただけたら幸いです。


Re: 教えてください。 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/08/06(Wed) 17:21:26 No.4754 ホームページ  引用 
ゴンベ様.

写真のハエはツマグロキンバエです.

Re: 教えてください。 投稿者:ゴンベ 投稿日:2008/08/07(Thu) 09:01:55 No.4765  引用 
茨城@市毛様

ありがとうございます。
ツマグロキンバエですね。
早速、生態などを調べてみます。

Re: 教えてください。 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/08/14(Thu) 19:05:50 No.4771  引用 
ツマグロキンバエについては,成虫は各種の花を訪花すること(腐肉などに集まっているのを観察したことがありません),雄は空中1-数mの高さをホバリング型の飛翔をしていること,土を耕すと雌がここに飛来すること,初夏から晩秋まで成虫が活動すること,などを知っています.しかし,私のたよりない記憶では,最近本種の幼生期についての記録が出ていたように思います.どなたか,これについて正確に出典をご存知でしたらお知らせください.

イラガの寄生蝿 投稿者:しぐま 投稿日:2008/08/03(Sun) 06:59:22 No.4746  引用 
初めまして。どこで質問しようか迷ったのですが、思い切ってここに来ました。素人には敷居が高そうなので少し緊張しています。

5月にフィールドでイラガの繭を採集し、室内飼育していました。
(セイボウが出たら良いなと少しだけ期待。)
そろそろ羽化する頃かと気にかけていたら先日なんと、容器内に一匹の大きなハエが居ました。繭の蓋はパカッときれいに開いていたので寄生されていたようです。
自分なりにネットで調べたところ、白くて大きな平均棍もあるし素人目にはブランコヤドリバエに似ている気もします。
しかし背中の縦筋が明瞭でないようです。羽化当日は不明瞭なのでしょうか。ブランコ状態の蛹も見ておりません。イラガの繭から突然ハエが羽化したようです。
残された羽化殻をピンセットで取り出そうとしたのですけど、固い繭を壊さないと難しいようです。
この寄生バエの名前を教えて下さい。よろしくお願いします。


Re: イラガの寄生蝿 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/08/03(Sun) 11:56:24 No.4748  引用 
寄生蝿の同定結果ではありませんが,2点.

1.双翅目の同定,特にハエ型の双翅類の同定は,顕著な翅斑,体形や腹部の斑紋などを現さないハエの場合は,翅脈相,体の刺毛の分布状態を,種までの同定では雄の交尾器などの形質を調べて,初めて可能になります.ヤドリバエ科でもダイミョウヒラタヤドリバエ,マルボシヒラタヤドリバエ,セスジハリバエのように特徴がはっきりしている種はかなりの正確さで同定できるのですが,このような特徴的な種以外は上記の形質を見ないと同定は一般に困難です.
ヤドリバエ科はしかも種が著しく多く,日本列島だけでも数百種以上が生息しており,その中には名称がない未記載種や日本から記録のない未記録種も多数含まれています.
また,このサイトでは日本で2名しかいないヤドリバエ科の分類学者の直接的な関与はまだありません.
以上の現状では,ヤドリバエの同定の必用がある場合は,よほど同定の重要性が客観的に認めてもらえば,上記分類学者に同定を依頼して,同定していただける可能性があるかもしれません.しかし,このサイトでは形質が判然としない画像のヤドリバエの同定は困難だろうと思います.

2.日本のヤドリバエ科のハエの寄主対象のカタログ(2006)があります.これによると,イラガ科のイラガに寄生するヤドリバエは2種記録されているようです.それらは,

ムラタヒゲナガハリバエ Bessa parallela (Meigen)
 イラガを初め,甲虫類,ハチ類,鱗翅類の多数の種に寄生する,寄主選択性の幅が著しく広い種です.

イラムシヤドリバエ Chaetexorista sp. (Chaetexorista属の1種). 
 イラガ,ナシイラガ,ヤママユガに寄生.

です.この他に,おなじChaetexorista属のC. atripalpis Shimaという種は,イラガ科からのみ記録されており,テングイラガ,クロシタアオイラガに寄生するようです.

また,クロシタアオイラガには,上記のほかにPales pavida (Meigen)カイコノクロウジバエが,アオイラガには,Compsilura concinnata (Meigen)ノコギリハリバエとExorista sorbillans (Wiedemann)クワゴヤドリバエが,アカイラガにはExorista japonica (Townsend)ブランコヤドリバエとPales pavida(Meigen)カイコノクロウジバエがそれぞれ寄生することが記録されています.上記の諸種のヤドリバエは寄主の範囲がかなり広いので,あるいはイラガにも寄生するかもしれません.

以上を参考にされて,調査されると飼育されたヤドリバエの種がかなり絞られるかもしれません.

なお,白くて大きい平均棍とありますが,白く見えているのは翅の基部後縁が拡大したもので,覆弁(胸弁,鱗弁,膜弁)と呼ばれている構造で,平均棍はこれに覆われているかなり小形の器官です.

Re: イラガの寄生蝿 投稿者:しぐま 投稿日:2008/08/03(Sun) 21:23:52 No.4752  引用 
アノニモミイアさん
トンチンカンな素人相手にも関わらず、大変詳細な解説を書いて下さりましてどうもありがとうございます。
候補が絞れただけでも助かります。とても参考になりました。
寄生蝿ときちんと接するのは今回が初めてでしたが、自然観察では興味のあるテーマなので折に触れ勉強していこうと思います。初めの一歩。

Dolichocephala(北隆館の種?) 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/08/03(Sun) 11:46:45 No.4747  引用 
こんちは。

 左の画像は、以前 市毛さんがアップされたDolichocephalaの近似種と思います。
 北隆館に図示されているミズタマヒメシブキバエと思います。いかがでしょうか?

 もう1種 似た種が採れました(右の画像)が、こちらはLanposoma属に行き着きました。

 小さいので、採り難いです。


Re: Dolichocephala(北隆館の種... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/08/03(Sun) 14:26:34 No.4749  引用 
バグリッチさん.左の個体はミズタマシブキバエです.右のはLamposomaの1種ですが,最近はこの属をDolichocephalaのシノニムにしていますので,Dolichocephala sp.ということになります.こちらの方がずっと個体数が少なくて,どちらかと言えば珍品です.なお,綴りはLanではなくてLamです.

なお,写真のように虫の背面が針側になるように三角台紙にはりますと,背面の刺毛状態や斑紋など観察しにくくなりますので,私は腹側(脚のある側)が針の方(三角台紙の底辺の方)を向くように糊付けして,三角台紙が針の左側ではなくて,向こう側(底辺が手前側)に来るようにしています.結果的には頭部は左,腹端が右,背面が向こう側,腹面が手前側(針側)になるようにしています.これですと左側面が観察しやすいのですが,背面を見る場合には右手で針を持つと胸部背面の前方が手前にきてしまいますが,左手で針を持てば,胸部背面の前方が向こう側にきます.

コウチュウや多くのハチの標本のように,左側面に三角台紙を張ると,針の右側に虫がきて,右手で持っても背面をみるのに前端を向こう側にできますが,これですと頭部や腹部を右側面から見ることになり,多くの図が左側面を描いていますので比較しにくい難点があります.

Re: Dolichocephala(北隆館の種... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/08/03(Sun) 16:21:13 No.4751  引用 
アノニモミイア様

 いつもご教示ありがとうございます。
 左がミズタマシブキバエ、右はDolichocephala sp.とのこと、詳細のご説明ありがとうございます。

 三角台紙の貼り方は、いつも考えてしまうのですが、なかなか決めきれないでいました。
 見やすく使いやすい標本が一番よいと思いますので、今度は、アノニモミイア様の方法で作成してみます。

 引き続き宜しくお願い申し上げます。
 
 

モモにコブのあるSphegina 投稿者:pakenya 投稿日:2008/08/01(Fri) 09:12:15 No.4735  引用 
今度はSpheginaです。

新潟県の奥只見地区で6月下旬に採集したSpheginaです。第1腹板は小さいですが顕著ですのでSphegina亜属です。

胸背の筋模様はほとんど認識できません。胸部の下面(下前側板)は白色微毛に覆われています。

前・中付節は黄色で先2節がやや暗化しています。


Re: モモにコブのあるSphegina 投稿者:pakenya 投稿日:2008/08/01(Fri) 09:14:42 No.4736  引用 
後脚です。

腿節は基部1/5が黄色の他黒く、中央下面にコブ状の突起を備えています。脛節は全体黒く、末端は尖ります。


Re: モモにコブのあるSphegina 投稿者:pakenya 投稿日:2008/08/01(Fri) 09:17:37 No.4737  引用 
第4腹板は顕著に盛り上がり、両側が角張り中央が平坦で断面は四角っぽいです。後縁は黄色く、左側が短く裁断されています。

Re: モモにコブのあるSphegina 投稿者:pakenya 投稿日:2008/08/01(Fri) 09:29:05 No.4738  引用 
Geniです。

Surstylusの形状はミカドハナダカに似ています。

昨年、市毛師匠から提供された暫定検索表では、S. (S.) stackelbergi アシグロハナダカチビハナアブに近いことが分るのですが、腹板の形状が違うように思います。

もしやこれがozeensisか?と思ってFauna Japonicaを見直しましたが、ozeensisやclunipesの記述とも一致しません。

これは、別物でしょうか?


Re: モモにコブのあるSphegina 投稿者:茨城@市毛_遠征中 投稿日:2008/08/01(Fri) 19:05:44 No.4740 ホームページ  引用 
pakenya様.

遠征中のため資料が手元にありませんが,私がS. (S.) stackelbergiとした種類と同一と思われます.

Mutinに標本を送ったところ,後腿節の突起や交尾器の構造からstackelbergiではなく未記載種と回答がありました.

Re: モモにコブのあるSphegina 投稿者:pakenya 投稿日:2008/08/01(Fri) 19:56:49 No.4742  引用 
市毛様、毎回ありがとうございます。

これはアシグロと同じなんですね。しかもまた、未記載種。

Spheginaのオスは皆、そこそこ特徴があって識別できるのですが、先日のまほろさんと同様、メスの識別に苦労しています。
Sphegina亜属だけでも何とかならないか検討中です。


ところで、また遠征中なんですね。また北海道でしょうか。
私のほうは、日曜からまた沖縄出張です。真夏の沖縄はハナアブが少なく、北国がうらやましく思えたりします。

Re: モモにコブのあるSphegina 投稿者:茨城@市毛_遠征中 投稿日:2008/08/01(Fri) 20:30:00 No.4743 ホームページ  引用 
pakenya様.

ご指摘のように,例によって北海道です.
今年より3年ほど山に登る予定です.
こちらも,海岸沿いの湿地を除き,平地では殆どハナアブが見られないようです.

山岳部でも,林道沿いでは殆どハナアブがいないのですが,花畑周辺や山頂部だけは多数のハナアブが見られます.

オオズクロハナアブか? 投稿者: 投稿日:2008/07/30(Wed) 19:45:42 No.4725  引用 
こんにちは

山形県で5月上旬に採集した小型(8mm)のCheilosiaです。
複眼は有毛、顔面にも顕著な長毛があるのでB種群です。
Fauna Japonica Syrphidaeで検索すると、Ch. ocularisオオズクロor sapporensisサッポロクロに行き着きました。
両種の区別点は、触角のサイズの違いにおかれています。
が、あれっ?
オオズクロの記載は1個体の♂に基づいているように書かれているのに、検索には♀の触角がkeyになっていますね。
なんじゃこれは!

農環研のType標本の写真を見ると、体色が赤褐色で翅はくちゃくちゃで、どうやらテネラル個体を元に記載されたようです。Holotypeの腹部は縮んでいるように見えますから、全長は記載の6mmより大きいのかもしれませんね。


Re: オオズクロハナアブか? 投稿者:pakenya 投稿日:2008/07/30(Wed) 19:48:23 No.4726  引用 
顔の写真です。

顔面はめっちゃ広く、下方に広がり、独特な顔つきです。
触角第3節は暗赤褐色です。
額が膨れていることなどもオオズクロの記載に一致します。


Re: オオズクロハナアブか? 投稿者:pakenya 投稿日:2008/07/30(Wed) 19:52:55 No.4727  引用 
横顔です。

これを見て、おや?って思ったのですが、極東の昆虫の図259に掲載されているCh. morioの横顔とそっくりです。
念のために、「極東」で検索するとやはりCh. morioにたどり着きます。でもこの種は日本からは記録されていません。

さあ、分らなくなってしまいました。


Re: オオズクロハナアブか? 投稿者: 投稿日:2008/07/30(Wed) 19:59:50 No.4728  引用 
最後に、geniの写真です。

「極東」に載っているmorioのgeniの図とはsurstylusのシルエットやsperior lobeの形は一致しないようです。

むしろ、sperior lobeの形状はsapporensisと一致するようです。

素木さんはgeniを研究しなかったので、FJSにはgeniの図はありませんので、これ以上進めなくなってしまいました。

さあ、この個体はオオズクロなのでしょうか、サッポロクロなのでしょうか。お導きをよろしくお願いいたします。


Re: オオズクロハナアブか? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/07/31(Thu) 20:18:05 No.4729 ホームページ  引用 
pakenya様.

これは上記とはまったく別物です.
腹部に不明瞭な斑紋を備えたB群の未記載種とされています.

北海道から関東に分布しています.

Re: オオズクロハナアブか? 投稿者:pakenya 投稿日:2008/08/01(Fri) 09:00:18 No.4734  引用 
市毛様

未記載種ですか、どおりでどれともピッタシではないんですね。すっきりしました。ありがとうございます。

Cheilosiaはやっぱり難敵です。

追加写真 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/07/17(Thu) 07:56:41 No.4703 ホームページ  引用 
 もう1枚、別の日に国分寺崖線の別の場所で撮った写真を追加しておきます。これも1枚撮ったところで逃げられてしまいました。これしか有りませんのであしからず。

Re: 追加写真 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/07/17(Thu) 08:58:54 No.4704 ホームページ  引用 
アーチャーン様,はじめまして.

ココログを見てきましたが,結構勉強しているようですね.
過去ログも色々と見てくれているので助かります.

さて,写真のヤドリバエはCylindromyia pandulata等とは腹部に白色微毛による帯を欠くことや翅脈が異なるので別種です.

また,手元に写真のヤドリバエと酷似した標本があるのですが,この標本では触角刺毛は多数の毛が生えているのでCylindromyia属とは別属になるようです.通常,Cylindromyia属は触角刺毛が無毛です.

一応,旧北区のヤドリバエ科の属の検索で調べたのですが,途中で躓いてしまいました.(実は,属の検索で100頁以上あります(^_^;)

Re: 追加写真 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/07/17(Thu) 13:30:20 No.4705 ホームページ  引用 
 早速の御回答有難う御座います。余りに素早いのでビックリしてしまいました。
 結果としては、「Cylindromyia属ではないが近縁属(ヒラタハナバエ亜科)のハエである可能性が高い」、と言うことでしょうか。
 色々御手数をかけたようです。どうも有難う御座いました。
 他にも訳の分からないハエの写真があります。今後とも宜敷御願致します。

Re: 追加写真 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/07/17(Thu) 18:30:46 No.4706 ホームページ  引用 
アーチャーン様.

Phasiinaeヒラタヤドリバエ亜科ではなく,Dexiinaeアシナガヤドリバエ亜科の仲間でPhyllomya属ではないかと思います.(図鑑に出ているコンボウナガハリバエTorocca mundaもDexiinaeです.)

Phyllomya属だとすると,手持ちの標本は,3+3 dc,1+1 stplで腹部に白色微毛を欠くのでPhyllomya nobilisと思われましたが,Mesnilの論文を殆ど持っていないので詳細が良く判らず放置してあります.

もっとも,Mesnilの論文自体がドイツ語で各部の詳細が記述されているだけだと思いますので,これだと決めるのはかなり大変です.

双翅目関連の論文では,外形が図示されることは非常に稀です.♂交尾器が図示されていれば良いほうで,文章から形態を読み取らなければなりません.
時には,○○に酷似するが下記の点で異なると書かれていることもあり,正しく同定された○○の標本が無いと完全にお手上げです.

Re: 追加写真 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/07/17(Thu) 21:34:12 No.4707 ホームページ  引用 
 市毛様

 重ねがさね有難う御座います。それでは、「アシナガヤドリバエ亜科の仲間でPhyllomya属の可能性が高い」とすることに致します。近々このハエをココログの方に掲載する予定で居ります。

Re: 追加写真 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/07/29(Tue) 17:06:59 No.4724 ホームページ  引用 
 先日、このハエを「アシナガヤドリバエの1種(Phyllomya sp.?)」としてココログhttp://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/phyllomya_sp_cb4d.htmlに掲載致しました。御笑覧下さい。

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