ゴンベ様.
写真のハエはツマグロキンバエです.
茨城@市毛様
ありがとうございます。 ツマグロキンバエですね。 早速、生態などを調べてみます。
ツマグロキンバエについては,成虫は各種の花を訪花すること(腐肉などに集まっているのを観察したことがありません),雄は空中1-数mの高さをホバリング型の飛翔をしていること,土を耕すと雌がここに飛来すること,初夏から晩秋まで成虫が活動すること,などを知っています.しかし,私のたよりない記憶では,最近本種の幼生期についての記録が出ていたように思います.どなたか,これについて正確に出典をご存知でしたらお知らせください.
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アーチャーン様,はじめまして.
ココログを見てきましたが,結構勉強しているようですね. 過去ログも色々と見てくれているので助かります. さて,写真のヤドリバエはCylindromyia pandulata等とは腹部に白色微毛による帯を欠くことや翅脈が異なるので別種です. また,手元に写真のヤドリバエと酷似した標本があるのですが,この標本では触角刺毛は多数の毛が生えているのでCylindromyia属とは別属になるようです.通常,Cylindromyia属は触角刺毛が無毛です. 一応,旧北区のヤドリバエ科の属の検索で調べたのですが,途中で躓いてしまいました.(実は,属の検索で100頁以上あります(^_^;)
早速の御回答有難う御座います。余りに素早いのでビックリしてしまいました。
結果としては、「Cylindromyia属ではないが近縁属(ヒラタハナバエ亜科)のハエである可能性が高い」、と言うことでしょうか。 色々御手数をかけたようです。どうも有難う御座いました。 他にも訳の分からないハエの写真があります。今後とも宜敷御願致します。
アーチャーン様.
Phasiinaeヒラタヤドリバエ亜科ではなく,Dexiinaeアシナガヤドリバエ亜科の仲間でPhyllomya属ではないかと思います.(図鑑に出ているコンボウナガハリバエTorocca mundaもDexiinaeです.) Phyllomya属だとすると,手持ちの標本は,3+3 dc,1+1 stplで腹部に白色微毛を欠くのでPhyllomya nobilisと思われましたが,Mesnilの論文を殆ど持っていないので詳細が良く判らず放置してあります. もっとも,Mesnilの論文自体がドイツ語で各部の詳細が記述されているだけだと思いますので,これだと決めるのはかなり大変です. 双翅目関連の論文では,外形が図示されることは非常に稀です.♂交尾器が図示されていれば良いほうで,文章から形態を読み取らなければなりません. 時には,○○に酷似するが下記の点で異なると書かれていることもあり,正しく同定された○○の標本が無いと完全にお手上げです.
市毛様
重ねがさね有難う御座います。それでは、「アシナガヤドリバエ亜科の仲間でPhyllomya属の可能性が高い」とすることに致します。近々このハエをココログの方に掲載する予定で居ります。
先日、このハエを「アシナガヤドリバエの1種(Phyllomya sp.?)」としてココログhttp://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/phyllomya_sp_cb4d.htmlに掲載致しました。御笑覧下さい。
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初めまして。
楽天(参照URLに記載)とココログ(http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/)で虫を中心にしたブログをやっている者です。 このハエは今年の5月下旬に東京都世田谷区の西にある国分寺崖線(かつて多摩川の作用によって出来た崖)で撮影しましたが、種類が分からず困っております。 北隆館の図鑑ではコンボウナガハリバエが一番近いのですが、かなり異なります。そこで、このサイトを頭から拝見したところ、No.1993のバグリッチ氏が投稿されているCylindromyia pandulataを見付けました。この属を調べてみると、写真の様に、這いつくばった様な格好で留まることが多い様です。 腹部の形などは違いますが、このハエはCylindromyia属でしょうか。 直ぐに逃げられてしまったので、この方向からの写真しかありませんが、宜しく御願いいたします。 |
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