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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ニッポンシカシラミバエのゲニ 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/26(Thu) 14:36 No.2134  引用 
ニッポンシカシラミバエのゲニを撮影するため解剖をしてたんですが、いきなり、膜質部の多い腹部に穴を開けたとたん、真っ白な蛋白質様の物があふれ出て、ホールつきスライドグラスの中を真っ白にしてしまいました。

その中で、なんとか解剖をしたのですが、この白いものを除去するのにものすごく時間がかかりました。
白くて、粒子が細かくて粘りがあって、どこかで見たことあるような、ふと思いつきました。もしかしたらこれがニッポンシカシラミバエの精子なのではないか・・・きっとそうに違いない・・・


Re: ニッポンシカシラミバエのゲ... 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/26(Thu) 14:40 No.2135  引用 
解剖を続けてなんとか第5腹板と他のパーツを分離、

一応、ニクバエなどと同様に第5腹板はY字状をしています。
そして、その先の部分から鳥のくちばし状のものが確認されました。これがゲニ本体か?
解剖は進みます。


Re: ニッポンシカシラミバエのゲ... 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/26(Thu) 14:44 No.2136  引用 
あ、画像の順番が違う・・・2番目のはゲニ本体の画像でくちばし状の部分の中からさらに出てきたパーツです。

つまりこいつの下にはサヤに入った状態で普段はしまわれていたいたんですね。そして、交尾するときはこのサヤが開き、ゲニが勃起して、伸びて、♀に挿入するんですね〜〜。



Re: ニッポンシカシラミバエのゲ... 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/28(Sat) 21:02 No.2138  引用 
他のシラミバエはどうか知りませんが、ニッポンシカシラミバエに関しては♂の腹部末端には交尾鞘が確実に出ているようです。また第5腹版は通常は膜質部が短くなってる状況なので、わかりにくいです。

ちなみにケブカクモバエは♂の腹部は交尾期が露出してるので、明確にわかります。

Re: ニッポンシカシラミバエのゲ... 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/28(Sat) 21:08 No.2139  引用 
ちなみにケブカクモバエのゲニどす。

ミギワバエについての疑問 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/25(Wed) 23:06 No.2131  引用 
昆蟲ニューシリーズのVol.4 No.2 29-34 2002に笹川の双翅目ノート1ってのがあって、それを見てたときにふと思ったんです。この中にはミギワバエ科のシノニム情報などもけっこうあったのですが、(ミギワバエ科24種に関する記述あり)その中に気になる部分がひとつ・・・
Gymnomyzinae Palacopsidella grandis (Cresson 1925):P.opaca Miyagi (1977)はシノニムである。(Mathis,1986b)と書かれてるんですが、ここでいうP.opacaとはParalimna opacaのことなんだろうか?Palacopsidellaという属はFauna Japonicaには出てないのですが・・・同じPから始まる学名ではあるが、属が違いますよね。同属間でのシノニムならばわかりやすいのですが、属まですっとばして、シノニムとなった場合、Paralimna属は現在はどうなってるのか、ご存知の方いません?

Re: ミギワバエについての疑問 投稿者:フンコバエ 投稿日:2006/01/26(Thu) 11:48 No.2132  引用 
ハエ男様

Placopsidella opacaとParalimna opacaとは別物で、Paralimna属は今でも生きています。
Palacopsidellaで調べたので出ていなかったのではないでしょうか?正確にはPlacopsidellaで、FJの30ページに出ています。

Re: ミギワバエについての疑問 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/26(Thu) 11:55 No.2133  引用 
フンコバエ師匠>ありがとうございます。すっきりしました。

ツマグロコシボソハナアブ? 投稿者: 投稿日:2006/01/20(Fri) 17:23 No.2107  引用 
父島からですが、これも1・17日15時に撮影したものです。すこし画像がわるいですがいかがでしょうか?本種も今たくさんみられます。

Re: ツマグロコシボソハナアブ? 投稿者: 投稿日:2006/01/20(Fri) 22:43 No.2108  引用 
一応、ツマグロコシボソハナアブの父島からの記録はありますね。

出典
中根猛彦 小笠原諸島の昆虫類 小笠原の自然-小笠原諸島の学術・天然記念物調査報告書 文部省・文化庁・ 昭和45年3月

ちなみにニクバエ科はオガサワラホソニクバエ、センチニクバエ、ミセラニクバエ(duxかどうかは不明)の3種だけでした。

Re: ツマグロコシボソハナアブ? 投稿者: 投稿日:2006/01/20(Fri) 22:44 No.2109 ホームページ  引用 
和田勉之様。

おそらく、ツマグロコシボソハナアブの♀で合っていると思います。本種は小笠原父島からの記録が出ています。

Re: ツマグロコシボソハナアブ? 投稿者: 投稿日:2006/01/24(Tue) 10:26 No.2120  引用 
市毛様、ハエ男さん、ありがとうございます。本種も1月〜8月ぐらいに見られます。父島ではまだ多くいるようで属島の南島、兄島、母島で目撃しています。オガサワラニクバエは母島のみの記録になってますね。父島にもいそうですが、どんなとこ探せばいるんですか?花にくるハエだとわかりやすいんですが、あとシマモクセイミバエという特産種をさがしていますが、名のとおりシマモクセイの果実に潜るんですか、今ちょうど実が大きくなる途中ですが、それらしい気配はありません。

Re: オガサワラホソニクバエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/24(Tue) 11:51 No.2125  引用 
オガサワラホソニクバエは腹部の細い一見ニクバエ科に見えないハエです。でも、翅脈はきちんとニクバエの様相をしています。一応体型はものすごくスレンダーですが、胸背にはニクバエ類によく見られる3本の黒い線があります。

この類は比較的、海に近いところや海岸、砂地など石の上や漂流物、魚の死骸などの上で見られますので、オガサワラのやつもそういうところにいるのではないでしょうか?

Re: ツマグロコシボソハナアブ? 投稿者:OIKAWA 投稿日:2006/01/24(Tue) 22:20 No.2129 ホームページ  引用 
パプアでもコシボソハナアブにたような奴がいましたので貼っていきます。

Re: ツマグロコシボソハナアブ? 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/25(Wed) 00:41 No.2130  引用 
翅の紋がツマグロコシボソハナアブとはちょっと違いますね・・パプアじゃ無理ないか・・・

背中側からの画像はないっすか?

チスイコバエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/24(Tue) 20:52 No.2127  引用 
ちなみに件のチスイコバエ♂と思われるやつはこれです。
以前、フンコバエさんに教えていただいた種名Carnus hemapterusは北海道で♂が発見されててその画像が衛生動物2000vol51 No.4 p265-268に出てるのですが、その画像とは腹部の膜質部の状況があまりにも違うので上記論文の著者の岩佐先生に連絡を取って、送ることにしました。


Re: チスイコバエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/24(Tue) 20:55 No.2128  引用 
ちなみに記憶を蒸し返しますが、これが♀だす。頭部の様子なんかを見る限り同種っぽく見える気がするのですが・・

どうなることやら・・

お久しぶりです 投稿者:蠱沫 投稿日:2006/01/24(Tue) 10:31 No.2121  引用 
3年ほど前に、チスイコバエの画像を投稿した蠱沫(こまつ)です。
しばらくこちらのBBSを離れておりましたが、再び戻ってきました。ハエやアブなどについてまた色々ご教授して頂きたいとおもいます。双翅目談話会のほうに近日入信、いや入会予定です。

早速ですが、見て頂きたいハナアブがいるんです。
去年の4月上旬、松本市の山林で見つけました。手元の北隆館の
原色昆虫大図鑑を見る限り、ケブカハチモドキハナアブという
種類らしいのですが、いかがでしょうか。


Re: お久しぶりです 投稿者:蠱沫 投稿日:2006/01/24(Tue) 10:33 No.2122  引用 
標本画像です。生前は体表に密に毛を生じていたのですが、
標本にしたら毛がほとんど無くなっていました。どうやら
捕獲時にすぐシメずに狭い容器内に入れていたのが原因の
ようです。


Re: お久しぶりです 投稿者:蠱沫 投稿日:2006/01/24(Tue) 10:34 No.2123  引用 
背面拡大その1です。

Re: お久しぶりです 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/24(Tue) 11:37 No.2124  引用 
しばらくぶりのネット登場ですね。蠱沫さん>

画像のはケブカハチモドキハナアブでよいと思います。
ハナアブ誌に出ていた情報からも一致すると思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

Re: お久しぶりです 投稿者:蠱沫 投稿日:2006/01/24(Tue) 18:43 No.2126  引用 
ありがとうございます。
ハエ男様、こちらこそよろしくお願いします。

ちなみに背面拡大その2です。
あまり意味なかったかも・・

ヒラタアブ? 投稿者: 投稿日:2006/01/18(Wed) 18:59 No.2096  引用 
はじめまして、小笠原の父島で昆虫を調べていますが、オオヒメヒラタアブに見えますが自分ではよくわからないのでよろしくお願いします。撮影は1・17日15時父島海岸付近のキク科オオバナセンダングサに訪花中、体長は10ミリほどです。

Re: ヒラタアブ? 投稿者: 投稿日:2006/01/18(Wed) 21:52 No.2097  引用 
和田さん>ようこそ・・
この手はわかりそうで、実は難しいグループなのです。(よく似てるのがいっぱいいます。)
翅脈や複眼が有毛か無毛か、とか、各脚のどの部分が黒でどの部分が黄色かとか、その毛やトゲの生え方、頭部を正面から見たときの黒い部分の広がり方等をきちんと見ないとわからない種類が多いのです。さらに♂の交尾器まできちんと見ないとわからない場合も多いので、一面からの画像のみでは同定が難しい場合が多いです。

ですから、背面方向からのと正面から、側面で脚が見えてるような3方向からの画像が必要だと思われます。

ということで、これ以上いうとボロが出そうなのでハナアブ屋さんにタッチ・・・こそこそ・・・

Re: ヒラタアブ? 投稿者: 投稿日:2006/01/19(Thu) 08:03 No.2099 ホームページ  引用 
和田勉之様、はじめまして。

ハナアブを調べている市毛と申します。

写真のハナアブは、本土であればオオヒメヒラタアブのメスかな、と考えますが、小笠原には本土にいないハナアブが3種以上分布しています。

数年前、小笠原地域再生推進調査報告書に、オガサワラヒメヒラタアブSphaerophoria ogasawarensisという種類がいきなり復活しました。

この種類については、1963年の報告でトゲヒメヒラタアブIschiodon scutellarisの異物同名として処理されていたので、かなり驚きました。

この種類の標本を見たことが無いので、写真の種については回答が出来ません。

小笠原もまだまだ調査不足と思えるので、超高速船TSLが就航したらハエ類の調査に訪れたいと思っていましたが、挫折してしまったので残念に思っています。グリーンアノールに食べつくされる前に標本を確保したく願っています。

かなり人が昆虫の調査に入っている沖縄でも、ハナアブなどのハエ類は調べる人が少ないので、毎年のように未記録・未記載種が増えています。
写真だけでは調べきれないので、採集して送ってくれることを希望します。

Re: ヒラタアブ? 投稿者: 投稿日:2006/01/19(Thu) 15:31 No.2102  引用 
ハエ男さん、市毛さん、はじめまして。ヒラタアブについては画像だけでは似ているのが多いので無理だとは思ってましたが、一応お尋ねしてみました。みなさん現状について知らないと思うので少し書きます。現在、小笠原の昆虫(父島)はグリーンアノールによって食い尽くされているとされてますが、ハナアブには全く問題ないようです。それは出現時期が11月から6月で、とくに1月〜4月まで高密度にみられます。この時期アノールは冬眠かほとんど活動してないので、狙われることがないからです。外見で見分けがつかないということは、種類は多くいそうですね。これから個体を採集しますので集まったら連絡したいとおもいます。何個体ぐらい必要ですか?個体群は島の全域で確認してるのでかなりいるとおもいます。今後もよろしくお願いします。

Re: ヒラタアブ? 投稿者: 投稿日:2006/01/20(Fri) 22:56 No.2110 ホームページ  引用 
和田勉之様。

そうですか。グリーンアノールが活動しない時期があるのですね。初めて聞きました。

採集して頂けるのでしたら、10頭ぐらい希望します。(同一種と見えていても調べると混じっている可能性がありますので)

♂・♀の違いはお解りでしょうか? 一般的には、複眼が上部で接しているのが♂で、離れているのが♀です。種類によっては♂♀共に離れている場合もあります。

今まで何度か、学術調査のようなものが行われていますが、やはり現地に住んでいる人には敵いません。

本棚の片隅に、昨年TSL就航を考えて、購入した小笠原自然ガイドが眠っています。やはり、一度は訪れてみたいものです。

Re: ヒラタアブ? 投稿者: 投稿日:2006/01/24(Tue) 10:03 No.2119  引用 
市毛様、雌雄の判別は知りませんでした。とりあえず10頭ほどとりましたら連絡します。18度から20度で風が弱い天気の時しかでてこないので、少し時間がかかりますが。見ていただけるとは思っていなかったので光栄です。

これはなんですか 投稿者: 投稿日:2006/01/19(Thu) 23:17 No.2103 ホームページ  引用 
こんばんは。3年前の6月5日に青森県で獲ったものです。エタノール液浸にしていました。飛んできてとまったので、指で押し、圧死させたものをセロテープに貼り付けておいた、というのをもらい受けました。獲った場所は室内ですが、近くには山もあります。教えてください。

Re: これはなんですか 投稿者: 投稿日:2006/01/19(Thu) 23:19 No.2104 ホームページ  引用 
もうひとつ画像をあげます。

Re: これはなんですか 投稿者: 投稿日:2006/01/20(Fri) 12:52 No.2105  引用 
ぐ・・・天敵のヒトツ・・オドリバエ科ですな・・・

三枝の検索で見る限りはAnthalia属になるのですが・・・
オドリバエも多様でむずかしいなあ・・

Re: これはなんですか 投稿者: 投稿日:2006/01/22(Sun) 19:47 No.2115 ホームページ  引用 
ハエ男さんありがとうございます。
実はこの個体は「あるもの」を結果的に運ぶはめになったのです。このハエは屋外から中に入り廊下を飛行してある部屋までやってきたと考えられます。その飛行する虫を見たKさんは、「やけに形のへんな虫だ」と思って、留まったとき指でチョイと押しつぶしたら脚に何かがついている。それをセロテープにくっつけて「これなんだ」と私にくれたのです。見た瞬間はダニがついてるかと思ったのですが、ダニにあらず、なんとカニムシだったのです。カニムシは左手でこのオドリバエにつかまったまま空中飛行してきたのです。普通のことでしょうかねー。

Re: これはなんですか 投稿者: 投稿日:2006/01/22(Sun) 19:59 No.2116 ホームページ  引用 
つかまっていたカニムシです。オドリバエの体長は3から4o。カニムシの体長は2から3o。後脚をはさんでいました。

Re: これはなんですか 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/22(Sun) 21:47 No.2117  引用 
そんなこともあるんですね〜・・・
まさか、それがカニムシの移動戦略だとは思えないのですが・・・

う〜〜む・・

Re: これはなんですか 投稿者:ウミユスリカ 投稿日:2006/01/23(Mon) 20:03 No.2118  引用 
いやぁ、昆虫など他の動物にしがみついて移動する行動をみせるカニムシは結構多いようですよ。

・・・ 投稿者: 投稿日:2006/01/20(Fri) 14:23 No.2106  引用 
ひそかにEssig Museum of Entomology の文献DLサイトのURLが変わってました。それに前と違ってpdfが直接開けません。
一度自分のところに取り込んで(Winなら右クリックから対象を保存)、それを改めて開く必要があるみたいです。・・・どこがどう変わったんだろう・・・よくわからん・・

http://essig.berkeley.edu/
http://essig.berkeley.edu/pages/cispubs.htm

とりあえず、一報でした。

Re: ・・・ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2006/01/20(Fri) 23:03 No.2111  引用 
ハエ男様。

良い情報ありがとうございます。
興味のある論文を、片っ端からダウンロードしてきました。

先ほど、京都の大石氏から電話が掛かってきまして、原稿の進行具合を聞かれました(^_^;)

一応3件がほぼ書き終りで、別の3件を並行執筆中と答えておきました。

涙を流しながら、原稿を書いています(T_T)

Re: 締め切り・・ 投稿者: 投稿日:2006/01/20(Fri) 23:55 No.2112  引用 
今回ネタは3つ・・・2件ハナアブ、1件松本むしの会に出す予定・・あとは・・どうしよう・・締め切りは同じ日・・・どこに何が行くかは抽選できめちゃおうかな・・・そうだ、ウミさんとのやつも考えねば・・(ウミさん力作のエクセルデータはそれらしくしたんだけどね・・)(KKさんを泣かせないようにエクセルの表じゃなくしたのです。)(ちなみに日本周辺のニクバエのリスト入れなおすのはえらかった・・でも元を作るのはもっと大変だったろうなあと思うのです。

Re: ・・・ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2006/01/21(Sat) 09:41 No.2113  引用 
ハエ男様。

わたしも、原稿にExcelのグラフがあるのですが、Excelデータは、PageMakerに不都合があるのでしょうか?

PageMakerにExcelデータをインポートすることは可能だと記憶していたのですが?

Re: う表・・・ 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/22(Sun) 18:25 No.2114  引用 
PageMakerを使ったことがないので、詳しい事情はよくわからないのですが、以前KK氏が表を入れるのは大変だとこぼしたのを聞いたことがあります。私も表入りの投稿をしたことがないので、確認されるのが良いかと思います。

金色のアブ 投稿者:とらた 投稿日:2006/01/14(Sat) 17:22 No.2081  引用 
ハエ男さん、こんにちは。
これは、昨年の7月中旬に箒川(栃木県)上流で
写した写真です。写真の整理をしていたら出てきました。
胸と腹の背面が金色で美しかったことを覚えていますが、
大きさや他のことは忘れてしまいました。
お判りになるところまでで構いませんので、
この虫の名もしくはグループを教えて頂けると
ありがたく存じます。


Re: 金色のアブ 投稿者:とらた 投稿日:2006/01/14(Sat) 17:25 No.2082  引用 
もう一枚ありました。。。
これを見ますと腿節も輝いていますね。
ご参考までに追加の書き込みいたしました。
よろしくお願いいたします。


Re: 金色のアブ 投稿者: 投稿日:2006/01/14(Sat) 19:07 No.2083  引用 
とらたさん、こんにちは〜〜。
さて、この画像ですが、ルリイロハラナガハナアブ属の一種Xylota sp.だと思いますが・・・ハナアブ屋さんたちはどう思われますか?

胸背に筋も見えるので、ミヤマルリイロナガハナアブかもしれませんが、この属は近似種が多いそうなので、とりあえず、属でやめておきます。(多分、後脚のトゲなんかをきちんと見なきゃだめなんじゃないだろうか・・・?

Re: 金色のアブ 投稿者:とらた 投稿日:2006/01/14(Sat) 23:14 No.2084  引用 
ハエ男さん。お世話になります。
お早いお返事どうもありがとうございました。
ハナアブ科のルリイロハラナガハナアブ属sp.なのですね。
私には科もわからなかったので大変助かりました。

遅ればせながら・・・
 昨年はお世話になりました。今年もどうぞ宜しく、
 また、ご活躍をお祈りいたします。

Re: 金色のアブ 投稿者: 投稿日:2006/01/15(Sun) 11:20 No.2086  引用 
とらた様、どうもです。

ハナアブ科のXylotini族(Xylota属やChalcosyrphus属、Brachypalpoides属などが含まれる族)は研究が遅れており、まだまだ多くの新種や日本未記録種が存在します。そして、種を確定する為の形質は頭部、胸部、腹部、脚などなどの多くの細かい場所を精査する必要があるため、画像での同定はなかなか困難な場合が多いです。

それで、この画像の種ですが、胸背に縦条があるので、ミヤマルリイロハラナガハナアブ Xylota coquilletti の可能性があると思われますが、正確を期すためには後脛節基部腹面黒色毛列を見る必要があります。この形質は肉眼ではしんどいので、双眼実体顕微鏡が必要です。ちょっと面倒くさいですよね。

ということで、こんな答えでよろしかったでしょうか?

ケンセイ@ハチハエの画像同定はひやひやものです

Re: 金色のアブ 投稿者:とらた 投稿日:2006/01/16(Mon) 18:13 No.2088  引用 
ケンセイさま

初めまして。ご返答ありがとうございます。
ミヤマルリイロハラナガハナアブの可能性があるとのこと、
写真で無理を言いまして申し訳ございません。
ハエの名前を知るのはた易いものではありませんね。
今度みかけたらカメラでなく網を構えます!!(笑)
この度はお世話になりました。m(__)m

今日の1種 投稿者:バグリッチ 投稿日:2006/01/15(Sun) 21:14 No.2087  引用 
こんちは。

 今日は暖かかったので、フィールドも辛くはありませんでした。
 杉の朽木をひっくり返したら、樹皮がはがれて、オカザキコクロバエと思われる子を見つけました。
 越冬用に部屋を作っているのが良くわかりました。
 なかなかシッカリ者ですね。

 ではまた。
 

 

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