福岡県小郡市の栗と梅の果樹園で、草刈りされたのり面の水仙の葉に止まっていました。以前(30年前)採れた福岡市東区の住宅地空き区画家庭菜園ののり面でも水仙の葉にとまっているのを採集しました。東区のほうは多産地でしたがアパート建設により消滅しました。以下のサイトの種とよく似ています
https://cjai.biologicalsurvey.ca/articles/sbc-48/#keyEmbed |
セダカオドリバエ科Chvalaeaと同じ場所で同じ時期にとれました。ノミバエにしてはトゲトゲしてなくて何だろうと思っていたら、北隆館図鑑に載っているヒコサンアリヅカノミバエAenigmatias gotoi Disneyに似ています。
|
先日セダカバエ(セダカオドリバエ)科Chvaraea属を教えていただきありがとうごじます! すぐ近いばしょほぼ音字場所(一つながりの同じシダ群落)で、採集しました。ハネオレバエか、ハネオレホソバエかな?と思いましたが、または全く別の科のハエでしょうか??
Chvalaeaでしたすみません
|
初めて投稿します。
今年の9月に福井県敦賀市で採集したミバエです。 原色昆虫大図鑑3巻で絵合わせしたかぎりではハネナガケブカミバエというやつに見えるのですが、解説には「九州と南西諸島で分布が知られている」とあります。 何か別の近似種が居るのかとネットで色々検索してみたのですがさっぱりヒットしませんでした。 これはハネナガケブカミバエでいいのでしょうか? 撮影技術が無いのであまり綺麗な写真が撮れず、申し訳ありません。 よろしくお願いいたします。
中西様.
ご推測通り,ナガバネケブカミバエ(ハネナガケブカミバエ)に良く似ておりますが,斑紋がやや細かいことと翅の下部の透明部が狭いことが気になります. 私では判断が付きませんので,ミバエが専門の方に問い合わせてみたいと思いますが,如何でしょうか?
市毛様
ありがとうございます。 ぜひよろしくお願いいたします。 よく考えてみれば敦賀には国際ターミナルがあるので、中国あたりから船に乗ってきた外来種なのかもしれないですね。
その後もう少し検索して、Elaphromyia属のことが書いてある論文が見られるのに気付きました。
https://www.researchgate.net/publication/336317967_A_review_of_the_fruit_fly_tribe_Pliomelaenini_Diptera_Tephritidae_Tephritinae_in_the_Indo-Australian_Region この論文ではincompletaがpterocallaeformisのシノニムとされていて、新訂原色昆虫大図鑑はこれに従っているのかと思いますが、日本産昆虫目録データベースではincompletaナガバネケブカミバエ(改称)となっているのは、その後また変更があったということなんでしょうか…? まぁとりあえず、今回のが該当しそうな日本のpterocallaeformisと台湾のmultisetosaの違いはpalpiの黒色剛毛の有無だと書いてあるので、ちょっと顕微鏡写真を撮ってみました。 palpiというのがどれのことなのかよく分からないのと、相変わらず撮影技術が追いついてないので、これで判別できるのか分かりませんが…。
中西様.
ミバエ科の専門家である末吉昌宏博士に伺ったところ,ナガバネケブカミバエ(ハネナガケブカミバエ) Elaphromyia pterocallaeformisで合っているとの返事をいただきました. 本州での記録はないので,ぜひ報文として報告して下さい.
同定して頂いた末吉様、問い合わせて頂いた市毛様、お二方ともありがとうございました。
環境アセス調査で採集したものなので、報文については依頼元の意向次第ということになるかと思いますが、検討はしてみようと思います。 |
TT(昆虫素人)様.
翅の中程と翅端の斑紋の形と,翅脈がしっかり見えないと種まで判別できません. 下記を参考文献にしてください Krivosheina, N. P. and Krivosheina, M. G. 1997. New Data on Palaearctic Species of the Genus Euxesta (Diptera, Ulidiidae), with Description of a New Species, Euxesta freyi. Ent. Rev., 77(9):1223-1228. Kameneva, E.P. 2000. New Synonyms of Euxesta pechumani (Diptera, Ulidiidae). Vestnik zoologii, 34(4-5): 16.
ありがとうございます!
|
長崎県松浦の砂浜に、同じハシリバエ亜科のPlatypalupusらしき個体がいました。普段見かけるものより格段に大型で3mm以上あります。 中脚が太いオドリバエは他にもいますか?
猛烈は風の中で同じ砂浜のコウボウムギの間のハマヒルガオの花をすくったら、Conchopus poseidoniusに似た種も網に入りました。
山本 様.
三枝(1995)日本産双翅目図解検索シリーズ1 オドリバエ科によれば,中脚が太くなって捕獲脚になるのはPlatypalpus属だけのようです. 日本産Platypalpus属で学名がついているのはP. itoi Freyの1種だけですが,三枝豊平氏によると60種以上が日本に棲息しているそうです. http://diptera.jp/usr/local/bin/perl/dipbbs/joyful.cgi?list=pickup&num=3889#3889
ご教示、ありがとうございます!乾燥標本でも3mm近くありますので、普段福岡市周辺で見かける小さなPlatypalpus属(1種ではなく複数種が混じってる可能性もありますが)よりもはるかに大型です。 人間に例えるならば和田アキ子と林家こぶ平、あるいはジャイアンと馬場に舞の海秀平みたいなもんでしょうか。
この巨大な種は長崎県の砂浜2か所でとれました。普段とれる小さい種類は叢や自販機の明かりなどでとれました。 |
- Joyful Note -
- Antispam Version -