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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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シロスジナガハナアブ? 投稿者:しぐま 投稿日:2010/11/12(Fri) 19:41:17 No.6572  引用 
お世話になっております。
いまいちピントが合ってない写真で恐縮ですが、このアシナガバチみたいなのはシロスジナガハナアブなのでしょうか?
手元の図鑑(『札幌の昆虫』)の標本写真では胸背の黒斑紋などが少し違うのでどうなのかな?と。
9月中旬@山形県
山地の道端でお地蔵さんのお供え物の所に止まって身繕い中でした。
未採集、未採寸

よろしくお願いします。


Re: シロスジナガハナアブ? 投稿者:pakenya 投稿日:2010/11/15(Mon) 14:28:30 No.6600  引用 
しぐまさん、今日は。

画像のハナアブは、お察しのとおりMilesia undulata Vollenhoven,1863シロスジナガハナアブのメスです。腹部の独特な模様で迷うところはありません。

確かに「札幌の昆虫」の本種の標本は色が黒っぽくて、胸背の模様が判然としていませんね。普通は、しぐまさんの写真のように黄色い縦筋が2本あります(雌雄とも)。

主として夏場に、倒木周辺や積み上げた薪の周辺によく見られる大型種です。捕まえると、尾端を押し付けるようにして、まるでハチが刺すみたいな真似をします。

Re: シロスジナガハナアブ? 投稿者:しぐま 投稿日:2010/11/15(Mon) 20:48:20 No.6601  引用 
pakenya様
ご教示どうもありがとうございました。
シロスジナガハナアブ同一種内で黒斑紋のバリエーションがどのぐらいあるのか、紛らわしい近縁種がいるのか、といったことがまるで分からないもので、こちらでお尋ねした次第です。

>捕まえると、尾端を押し付けるようにして、まるでハチが刺すみたいな真似をします。
へぇー!
それはすごい面白い話です。
ベーツ擬態も見せかけだけに終わらないのですね。(蜂の威を借る虻)
是非自分でも試してみなければ。
来年撮りたい動画ネタが増えました♪
飛んでる姿もアシナガバチそっくりだったように記憶しています。

ハチモドキバエの一種 投稿者:pieris 投稿日:2010/11/15(Mon) 00:02:26 No.6595 ホームページ  引用 
投稿者:F 投稿日:2005/06/18(Sat) 23:12 No.1351
で、福岡県北部で写されたハチモキバエの写真が出ており、ハエ男さんのコメントで、韓国のデガシラバエの文献に出ている
Eupyrgota tigrinaっていう種類にそっくりだと書いてありました。

これと同じ種類と思われるハチモドキバエをやはり福岡県で写していますので、データの蓄積に投稿します。ピントが甘いです。
福岡県福岡市西区飯盛 2007.05.26撮影です。


Re: ハチモドキバエの一種 投稿者:茨城@市毛_介護休暇中 投稿日:2010/11/15(Mon) 05:27:04 No.6597  引用 
pieris様.

出来れば,撮影と同時に捕獲して標本にして頂ければ幸いです.
ハチモドキバエ類は,あまり剛毛が重要で無いので,フィルムケースにでも保存しておいて,死んだところで三角紙等に入れておくだけでも立派な標本となります.

では,また.

Re: ハチモドキバエの一種 投稿者:pieris 投稿日:2010/11/15(Mon) 10:53:40 No.6599 ホームページ  引用 
市毛様。おっしゃる通りです。
ハエ素人ですのと、写真撮影が主ですので、普通種と重要な種の見分けがまったくできないのが現状でして、写したハエ目の素性をあとから調べていくときにみな様からの助言などで、あの時に標本を採集しておけばよかったと悔やまれるケースにたまに会います。
私が出会うハエ目の99.9%まではたぶんごくごく普通種に違いありません。小数点以下の重要種のための標本採集から管理までの余裕が私にはほとんど取れません。
普通種と思われていても、将来はどう評価が変わるか予測のつかない現在ですし、普通種であってもデータ蓄積のための生標本収集の重要性が見逃せないのも十分に存じてはいるのですが、現実問題としてなかなか実行が難しいです。申し訳ありません。
ただ、アノニモミイアさんとは以前より親しくさせていただき、研究室も我が家から車で10分程度ですので、大変にお忙しいのを承知の上でこれからはお手?を煩わせようと心中ひそかに思っています。

ヒメガガンボ科の1種 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/11/14(Sun) 18:11:00 No.6585 ホームページ  引用 
 毎年秋になると、セイタカアワダチソウその他のキク科の花によくやって来る普通種です(写真は、東京都世田谷区西部で2010/11/02撮影)。翅脈からヒメガガンボ科と思います。口吻が長いのですが、クチナガガガンボほどではなく、また少し曲がっており、途中に小腮鬚の様なものが認められます。今までに何度か撮影していますが、全て同じ特徴を持っていました。
 翅脈を含めてかなり特徴的、且つ極く普通種なので、何とか種まで落ちないものでしょうか(ガガンボ類の3/4は未記載か未記録だそうですが・・・)。
 体長は約8mm、翅長は約7mmです。宜しく御教示下さい。



 先ずは全体像.


Re: ヒメガガンボ科の1種 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/11/14(Sun) 18:12:20 No.6586 ホームページ  引用 

 頭部の拡大ですが、口吻の先端は遂に撮れませんでした。


Re: ヒメガガンボ科の1種 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/11/14(Sun) 18:21:28 No.6587 ホームページ  引用 
 
 翅脈です。Scが良く見えませんが、他のぼけた写真を見ると、ScはR1に平行して存在しており、矢印Aの所でSc1とSc2(Sc-R)に別れ、直後にSc1は前縁脈に、Sc2はR1に終わっています。
 矢印Bの所は、どうなっているのか良く分かりません。R1はR2+3に繋がっている様に見えます。


Re: ヒメガガンボ科の1種 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/11/14(Sun) 18:23:12 No.6588 ホームページ  引用 

 最後に腹部と尾端です。ピクセル等倍なのでかなり荒れています。


Re: ヒメガガンボ科の1種 投稿者: 投稿日:2010/11/14(Sun) 19:02:59 No.6589  引用 
交尾器の詳細がわからないので「絶対に」とはいえませんが
ヒメガガンボ科ヒメガガンボ亜科の
Geranomyia gifuensis Alexander, 1921 に一票。
本州で記録されているGeranomyia属既知種で翅に斑点模様がないのは
本種のみです。

Re: ヒメガガンボ科の1種 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/11/14(Sun) 20:46:01 No.6590 ホームページ  引用 
 早速の御回答有難う御座います。

 白神自然観察園での御仕事に多忙で、暫く御回答を頂けないのではないかと案じておりました。
 東京都内の住宅地で極く当たり前の普通種なのですが、TKMにも何故か見当たりません。都内ではケンセイ様が頑張っておられるはずなのですが、まだ分類が確定していないせいなのでしょうか。
 「斑点模様がない」とのことですが、6587の写真には矢印B(何故かBの字が抜けています.後で写真を差換えておきます)の所に、不明瞭な斑紋があります。背景に紛れて分かり難くなっています。
 ブログの方には「Geranomyia gifuensis ?」とする予定で居ります。

 今後とも宜敷御指導下さい。

Re: ヒメガガンボ科の1種 投稿者: 投稿日:2010/11/14(Sun) 23:32:44 No.6593  引用 
アーチャーン様

>東京都内の住宅地で極く当たり前の普通種なのですが、TKMにも何故か見当たりません。都内ではケンセイ様が頑張っておられるはずなのですが、まだ分類が確定していないせいなのでしょうか。

どきっいずれガガンボ屋を名乗ろうと目論んでいるのですが・・・まだまだ修行中の身なので、私がわかるグループは限られています。特にヒメガガンボ亜科はまだほとんどわかりません。ぜひ、これからも気になるガガンボをアップして達磨大先生からコメントをもらってください。私も勉強させて頂きます^^

ケンセイ@当面は八王子市史のため八王子市のハエ目募集中

教えてください 投稿者:pieris 投稿日:2010/11/12(Fri) 23:51:24 No.6573  引用 
画像の解像度が悪いです。
面白い触角をもっていますが、これはガガンボダマシ科でしょうか。でも翅脈が非常にシンプルですね。
体長は4mm前後です。
福岡市郊外で2010年11月12日撮影です。


Re: 教えてください 投稿者:pieris 投稿日:2010/11/12(Fri) 23:52:14 No.6574  引用 
別のポーズです。

Re: 教えてください 投稿者:pieris 投稿日:2010/11/12(Fri) 23:54:34 No.6575  引用 
翅が反射しています。

Re: 教えてください 投稿者:pieris 投稿日:2010/11/12(Fri) 23:55:30 No.6576  引用 
触角の様子です。

Re: 教えてください 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/11/13(Sat) 09:55:27 No.6577  引用 
タマバエ科であることは間違いないのですが、重要な形質である付節の基部の状態が写真ではやや不明瞭です。しかし、3枚目の写真の左後脚の付節基部をよく見ると、付節幅の3倍くらいの部分でくびれないし色調の差が生じているように見えます。おそらくこの部分が第1付小節と第2付小節の分節部と思われます。そうであれば、写真の種は日本産タマバエ科の3亜科のうちのLestremiinaeではありません。残りはPorricondylinaeとCecidomyiinaeです。翅脈の状態から判断するとPorricondylinaeでしょうが、属までは画像だけでは判断できません。

タマバエ科の多くは触角鞭節の各小節がこのように変形して、多様な形状の刺毛を生じます。写真の種のように、各小節の基半部が太く、先が細く円筒状になる傾向は、クロキノコバエ科SciaridaeのZygoneura属などでも起こりますので、この特徴だけでタマバエ科と判断するのは早計ですが、多くはこの特徴でタマバエと推定して間違いないでしょう。

Re: 教えてください 投稿者:pieris 投稿日:2010/11/13(Sat) 17:30:35 No.6578  引用 
アノニモミイアさん
お忙しい中、大変ありがとうございます。
これを見たのは例の洞窟です。紛れ込んできたのでしょうね。
それにしても面白い触角をしていますね。撮影時は「あ、触角が長い」ぐらいにしか見えませんでしたが、PCで拡大して初めてこのような形状であることがわかりました。

お教えください 投稿者: 投稿日:2010/11/07(Sun) 17:32:31 No.6554  引用 
アーチャーン様よりハネオレバエ科の投稿を拝見し、不明の倉庫に眠っていたハエ画像を投稿します。翅が中途で折れ目のついたように見えますので記憶にありました。これもハネオレバエ科でしょうか。
体長は憶えていませんが5mmを少し超えたぐらいではなかったかと思います。
時々春先に見かけるハエです。
福岡県福岡市早良区油山田隈公園 2009年04月17日撮影


Re: お教えください 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/11/09(Tue) 00:23:17 No.6556  引用 
Pierisさん、アーチャーンさんの投稿された種は自信がなくて無沙汰していますが、あなたの写真はご推察の通りハネオレバエ科のChyliza属の1種です。Iwasa(1989)の検索表にある形質の多くが写真で読み取れまして、それによりますと、Chyliza nigrifemorata Iwasa, 1989モモグロクロハネオレバエという種である可能性が極めて高いと思います。ご参考まで、この文献、The Japanese species of the genus Chyliza (Diptera, Psilidae)はMitsuhiro Iwasaさんの著作で、Japanese Journal of Entomologyの57巻1号148-162ppにでてます。CiNiiでこのころの昆虫学会の会誌は無料でpdfがダウンロードできると思います。

Re: お教えください 投稿者: 投稿日:2010/11/09(Tue) 14:58:05 No.6562  引用 
アノニモミイアさん
老眼にはハネカクシのように見え、つまもうとすると瞬時に飛び去ります。
モモグロハネオレバエの可能性が高いとのこと。
大変ありがとうございます。

Re: お教えください 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/11/11(Thu) 17:34:49 No.6570 ホームページ  引用 
アノニモミイア先生

 御無沙汰しております。

 本スレッドの2つ前の先生の書き込みで、先日私が投稿した種(2種)について先生は自信がないとない、と書かれておられます。種ではなく、属レベルでは如何でしょうか。

 何分にも、写真から刺毛や基部に近い部分の翅脈が良く分かりませんので、検索表でハネオレバエ(Psilidae)に落ちた訳ではなく、主にBugguide.netの写真からPsilidaeと判断しました。更に、岩佐教授の論文から、日本にはChyliza、Loxocera、Psilaの3属しか居ないとの前提でBugguide.netでその3属の写真を比較した結果Psila属らしい、と思った訳です。

 要するに全て絵合わせレベルでの判断なので、確信が持てません。果たして、先の2種はPsila属で宜しいのでしょうか。

 割り込みになってしまいましたが、御教示を頂ければ幸です。

お教えください 投稿者: 投稿日:2010/11/08(Mon) 21:55:31 No.6555  引用 
これはシマバエ科でよろしいでしょうか。
長崎県長崎市野母町権現山 2009年10月27日撮影

同じ種を同じ場所で 2005年09月26日にも撮影しています。


Re: お教えください 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/11/09(Tue) 00:30:49 No.6557  引用 
ご推察の通りシマバエ科のTrigonometopusかその近縁属の種です。これに関しては本掲示板のNo. 5103でアーチャーンさんが「Trigonometopusの1種?}という投稿があり、このスレッドをご覧になると参考になるかと思います。

Re: お教えください 投稿者: 投稿日:2010/11/09(Tue) 15:03:58 No.6563  引用 
アノニモミイアさん
ここのバックナンバーを手がかりに少しずつ特徴的な種の、科までの見当をつけてみています。
まだまだまったく何の類かがわからないハエ目が山積しています。

お忙しい中、ありがとうございます。また、忙しくなる材料を放り込んでいます(笑)。

ランにいたハエ? 投稿者:ポンチ 投稿日:2010/11/09(Tue) 08:49:34 No.6559  引用 
はじめまして。

「昆虫質問箱」という掲示板でこちらを教えていただき、どうも小さな写真しかなく、情報不足かと思いますが、お邪魔いたしました。

場所は千葉県の里山で、道の脇の雑木と竹林が混在するような場所。
この果実は『アキザキヤツシロラン』で、この花自体がショウジョウバエの仲間ととても関係が深いようなのですが、果実になって見てみると、少し違うハエ?がいました。
これだけではわからないかもしれませんが、近い仲間などでもお教えいただければ幸いです。
この方向から撮ったこのカットしかないのですが、よろしくお願いします。


Re: ランにいたハエ? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/11/09(Tue) 10:37:26 No.6560  引用 
この重要な形質が不明瞭な写真では判定が困難ですが、全体的な印象としてはSphaeroceridaeハヤトビバエ科(フンコバエ科)の1種と推定できます。

Re: ランにいたハエ? 投稿者:ポンチ 投稿日:2010/11/09(Tue) 13:46:10 No.6561  引用 
アノニモミイアさん 早速お返事いただきましてありがとうございます。
何しろ虫のことが何もわかっていないもので、「ハヤトビバエ科」(フンコバエ科)という名前も初めて聞きました。
その名前で検索すると、またここの掲示板にたどりついたりもします。
とにかくその仲間ということを頭にいれて、もう少し検索してみたいと思います。

この質問をしたのは、ここ数年、ハエがこのランのポリネーターらしいということで秋には追いかけていました。
その中で違うものが出てきたので、またわからなくなったというような経緯で・・・。
ありがとうございます。
またいろいろと教えてください。
よろしくお願いします。

アシブトハナアブ(雌:黒色型)... 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/11/03(Wed) 09:40:47 No.6544 ホームページ  引用 
 最近はお世話になりっぱなしです。

 本日(2010/11/03)の早朝、我が家(東京都世田谷区西部)の庭で撮影したハナアブです。腹背に細い黄色紋しかないので始めは何かと思ったのですが、アシブトの黒色型以外には該当する種は思いつきません。

 Web上を探してもこれだけ黒いのは見付かりませんでした。此処まで黒くなるものなのでしょうか。


 (触角には焦点が合っていません)


Re: アシブトハナアブ(雌:黒色... 投稿者:pakenya 投稿日:2010/11/04(Thu) 08:57:24 No.6545  引用 
アシブトハナアブのメスですね。

あまり注意してみていませんが、暗色傾向の強いものもしばしば見られます。たまに、横縞がほとんど見えないものもあり、さすがにこのようなやつに出会うと何者?!ってな感じにどきっとします。

Re: アシブトハナアブ(雌:黒色... 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/11/04(Thu) 10:23:57 No.6546 ホームページ  引用 
pakenya様

 横縞が殆ど見えない様なものもあるのですか?ハナアブ類の腹部の模様と云うのは全く当てにならないものですね。

 初歩的な問い合わせに御回答下さり有難う御座いました。

ハネオレバエ科の1種(その2) 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/10/27(Wed) 11:31:24 No.6534 ホームページ  引用 
 以前、ハネオレバエ科のお尋ねをしたのですが(No.6477)、写真1枚だけのせいもあってか、残念ながら何方からもコメントを頂けませんでした。
 
 今回のは、我が家の庭(東京都世田谷区西部)で昨年(2009年)の10月17日に撮影したものです。写真が3方向からありますが、前回と同じく胸部は真っ黒で写真からは胸部刺毛の有無が良く分からず、岩佐教授の「Taxonomic Study of the Genus Psila Meigen ・・・」の検索表を見ても種の特定は無理な様です。
 しかし、今回は顔の中央に暗色の縦条が認められます。岩佐教授の論文で、顔に縦条があると記載があるのは2種のみで、その内 P. negriseta(クロゲハネオレバエ)には、顔は黄色で中央に1本の黒色条がある(face yellow, centrally with a longitudinal black stripe)と書かれています(もう1種は P. kanmiyai で、これは黄縦条)。写真を見ると、黒色ではなく、暗褐色ですが、標本では黒色に見えたのかも知れません。
 その他の記載を見ても、中脛節端にav刺毛があることなど、ほぼ全ての点で一致します。一致しない点は2つあり、1つは、論文では体長は雌雄ともに4−5mm、翅長4mmとあるのに対し、写真の虫は体長3.5mm、翅長は3mm強とやや小さいことと、論文のパラタイプ、ホロタイプの何れもが4月から7月の採集で、秋に採集された標本のないことです。
 
 P. negriseta は東京都本土部昆虫目録にも記録があります。写真のハネオレバエは P. negriseta でしょうか?よろしく御教示下さい。


Re: ハネオレバエ科の1種(その... 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/10/27(Wed) 11:32:47 No.6535 ホームページ  引用 
 余り鮮明な写真ではありませんが、顔の中央に暗褐色の縦条が認められます。

Re: ハネオレバエ科の1種(その... 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/10/27(Wed) 11:34:56 No.6536 ホームページ  引用 
 かなり前ピンですが・・・。

Re: ハネオレバエ科の1種(その... 投稿者: 投稿日:2010/11/01(Mon) 22:59:16 No.6539  引用 
アーチャーン様

誰からもレスがないようなので、コメントさせて頂きます。

ハエオレバエ科までたどり着いているハエ屋さんはおそらくほとんどいないと思います。私もまだ取り組んでいないハエのグループの一つで、とてもコメントできるレベルではありません。ということで、なかなかコメントは厳しいように思います。

ケンセイ@無弁類には未知のグループがまだまだたくさんいます

Re: ハネオレバエ科の1種(その... 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/11/02(Tue) 11:29:52 No.6543 ホームページ  引用 
ケンセイ様

 コメント有り難う御座いました。

 小さいグループですから、関心も薄いのかも知れません。此処で分からなければ、岩佐教授にメールを書くしか方法がないと思いますが、これは些か憚られます。

 先日のシママメの事で書き忘れたことがあります。毒ビンの薬品は、現在は毒性が強いので使用されていない(らしい)四塩化炭素を使っています。変色などは少ないと思いますが、採集に関する基礎情報としてお伝えしておきます。

ノヒラマメヒラタアブ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/10/12(Tue) 17:35:05 No.6499 ホームページ  引用 
 今日(2010/10/12)、我が家(東京都世田谷区西部)の庭で撮影したハナアブです。横から撮ろうとしたところ、植木鉢が倒れてしまい、この1枚しかありません(脚の付け根が見えない)。体長は6mm弱。

 シママメは珍種の部類に入るとのことなので、ノヒラマメとは思いますが、このサイトでのノヒラマメとシママメの違いに関する応答を読んでも今一つ分からないところがあります。写真のハナアブはやはりノヒラマメでしょうか。

 宜しく御指導下さい。


Re: ノヒラマメヒラタアブ 投稿者:pakenya 投稿日:2010/10/13(Wed) 09:27:57 No.6501  引用 
アーチャーン様、こんにちは。
いつも、きれいな画像を見せていただき、ありがとうございます。

さて、画像のハナアブですがシママメヒラタアブのメスです。
典型的なシマのメスの色彩でして、腹部背板3節以降に明瞭な横帯を持つのはシマです。特に末端節が黄色いノヒラの例はないようです。

また、触角の第2節が第1節より明らかに短いこと、翅の中央部に微毛microtrichiaが認められないこともシマの特徴です。

参考文献:大石久志・脇一郎,2001.シママメヒラタアブについて.はなあぶ;11:77-86.双翅目談話会.

シマは河川敷の草地に主に生息するようです。ご自宅は多摩川や野川の近くでしょうか?

Re: ノヒラマメヒラタアブ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/10/13(Wed) 09:54:06 No.6502 ホームページ  引用 
pakenya様

 早速の御回答有難う御座います。

 シママメと云うことでかなり驚いています。

 我が家は成城の駅近くにあります。野川からは約500m、仙川(川の仙川)からは約300mですが、両方とも崖下ですので、川から来たとすれば急斜面を上がってくる必要があります。しかし、以前大型種のヒゲナガカワトビケラが飛んで来たこともありますので、飛翔の出来る虫にとっては大した問題ではないかも知れません。

 このシママメはまた来るかも知れませんので、今後シッカリ注意することに致します。

 今後とも宜敷御指導下さい。

Re: ノヒラマメヒラタアブ 投稿者: 投稿日:2010/10/13(Wed) 23:08:13 No.6503  引用 
アーチャーン様

シママメヒラタアブは東京都未記録種なので、ぜひ標本を確保して「はなあぶ」などに投稿していただけると有り難いです。

本種は相模川の河川敷で採集したことがありますが、関東では比較的珍しい種類だと思います。ただし、兵庫県の河川の標本を同定したときにシママメヒラタアブだらけでびっくりしたことがあります。「所変われば珍品が普通種に変わる」でしょうか・・・

ケンセイ@所変わっても珍品なのが真の珍品かも

シママメヒラタアブ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/10/15(Fri) 13:54:33 No.6504 ホームページ  引用 
 次の日(10月13日)にまたシママメが現れました。多分最初の個体と同じだと思います(理由は後述)。虫集め用に買ってきた通称カラミンサ(Calamintha sp.:シソ科)の花に留まっていましたが、かなり弱っており、時々落下しました。今日の写真は何れも、落ちる可能性の少ないコスモスの花に移して撮影したものです。

 実は、話が面倒になるので前回は省略したのですが、最初のシママメは、体に纏わり付くヒトスジシマカの集団をネットで一網打尽にし、面倒なので網を丸めて押し潰した中に入っていたのです。幸いまだ生きて居たので、コスモスの花に移して撮影したのが前回の写真です。

 コスモスの花が倒れてシママメは見えなくなってしまったのですが、恐らく潰した時にかなりのダメージを受けていたものと考えられます。次の日に見つけたシママメが弱っていたのは、それが正にそのダメージを受けた個体であったからではないかと思います。

 撮影した写真をチェックしてから、TKMにはシママメの記録が無かったことを思い出しました(ケンセイ氏の書き込みの前です)。もう余命幾ばくもない様ですし、確保してケンセイ氏かPakenya氏に標本を送付すれば少しは御役に立てるかと思い、シャーレを持って見に行くと、何と、もう花の上には居ませんでした。ギングチバチは最近は見ていませんし、飛んで行く程の元気があったとは思われず、やはり下に落ちてスレートの上を歩き回っているのではないかと思い、周りの植木鉢をみな退けて探したのですが、残念ながら何処にも見当たりませんでした。何とも、面目ない次第です。



 
 一応背面からの写真も出しておきます。小楯板の色が少し違って見えますが、ストロボの方向が違うせいだと思います。


シママメヒラタアブ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/10/15(Fri) 13:58:17 No.6505 ホームページ  引用 
 真横から。基節は何れも黒く、腿節の中程に幅広い黒色の輪があります。

シママメヒラタアブ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/10/15(Fri) 14:00:00 No.6506 ホームページ  引用 
 斜め前から。

シママメヒラタアブ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/10/15(Fri) 14:03:40 No.6507 ホームページ  引用 
 触角の第2節が第1節より短いのが良く分かります。
 
 沢山貼ってスミマセン > 管理人様


シママメヒラタアブ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/10/16(Sat) 17:55:17 No.6509 ホームページ  引用 
 今日、何時も行く撮影場所(東京都世田谷区西部)に出掛けたところ、シママメと思われるハナアブがかなりの数居ました。先日は標本用を獲り逃がしたので、今日は、直ぐ家に返ってネットと毒ビンを持って来て採集してしまいました。

 4頭採集し、雄と雌の両方が入っていると思ったのですが、家に帰って良く見ると全部雄でした。

 私は昆虫関係の組織には入っていない為、採集報告は書けませんので、何方かへ虫体をお送りしようと思います。何方に送付すれば宜しいでしょうか?

 なお、虫が小さく標本にする自信がありません。毒ビン内で死んだままの形で、ティッシュペーパーを重ねた間にでも入れて送付するつもりで居ります。


Re: シママメヒラタアブ 投稿者:アーチャーン 投稿日:2010/10/16(Sat) 17:56:32 No.6510 ホームページ  引用 
 写真の方も3頭撮りましたが、それらは採集した個体とは別です。恐らく、その気になって採集すれば、20頭位は捕れるのではないかと思います。今年は異常気象で、虫の方も少しおかしいのかも知れません。

 なお、場所は仙川(成城と祖師ヶ谷大蔵の間を流れる川)から150m位の所にある草地です。


Re: シママメヒラタアブ 投稿者: 投稿日:2010/10/17(Sun) 11:35:33 No.6511  引用 
アーチャーン様

>私は昆虫関係の組織には入っていない為、採集報告は書けませんので、何方かへ虫体をお送りしようと思います。何方に送付すれば宜しいでしょうか?

それでは、私のアドレス宛にメールアドレスをお知らせ下さい。折り返し送付先をお知らせします。

> なお、虫が小さく標本にする自信がありません。毒ビン内で死んだままの形で、ティッシュペーパーを重ねた間にでも入れて送付するつもりで居ります。

問題ないです。
ティッシュにくるんでフィルムケースやタッパーに入れて郵送していただければ大丈夫です。

それでは、標本が届きましたらシママメヒラタアブであることを確認した上で、来年3月に発行する予定のはなあぶ31号用の原稿を書かせていただきます。

ケンセイ@たくさんシママメヒラタアブがいる場所が東京都にもあるようですね

Re: シママメヒラタアブ 投稿者:pakenya 投稿日:2010/10/17(Sun) 16:55:45 No.6512  引用 
横浜の内陸でもまとまって採れました。本日の昼、5分ほどの採集です。

河川からは離れた農道沿いのミゾソバが密生している草地にたくさん居ました。交尾ペアもいくつもです。

案外、どこにでも居たりして・・

秋の虫かも。


Re: シママメヒラタアブ 投稿者: 投稿日:2010/10/17(Sun) 17:59:27 No.6513  引用 
pakenya様

>横浜の内陸でもまとまって採れました。本日の昼、5分ほどの採集です。
>河川からは離れた農道沿いのミゾソバが密生している草地にたくさん居ました。交尾ペアもいくつもです。
>案外、どこにでも居たりして・・
>秋の虫かも。

あらら、そうでしたか^^;;;
でも東京都未記録種なので、きちんと報告したいと思います。

ケンセイ@ツマキオオヒラタアブも秋に河川敷で採ったことがあります

Re: シママメヒラタアブ 投稿者:pakenya 投稿日:2010/10/18(Mon) 08:38:53 No.6516  引用 
訪花植物を訂正いたします。
ミゾソバ→イヌタデ です。
いわゆるアカマンマです。

どこにでもある路傍雑草です。
自宅周辺(世田谷区西部国分寺崖線より下)などでも探してみます。

Re: シママメヒラタアブ 投稿者:pakenya 投稿日:2010/10/25(Mon) 09:39:01 No.6532  引用 
 土日でシママメを探してみました。
 世田谷区鎌田の多摩川河川敷では、湿地のミゾソバと運動公園沿いのイヌタデに多数が訪花していました。タデ科の花が好きなようですね。ですが、丸子川沿いのシャクチリソバには居ませんでした。

 勢いに乗って、八王子市内でも・・と思って長沼公園周辺へ行ってみました。が、ここでは出会えませんでした。平山丘陵がタイプロカリティーのキアシクロハナアブを探すのも兼ねていたのですが、両方空振りでした。

 そういえば、ここ2年くらい南多摩の河川敷で秋の調査をしてきたのですがシママメは記録されませんでした。やはり低地が分布の中心なのかもしれません。荒川や江戸川などの河川敷にはきっといると思います。

近くにお住まいの方、見てもらえませんか(他力本願)。


Re: シママメヒラタアブ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2010/10/26(Tue) 20:48:48 No.6533  引用 
こんちは。

 虫の数が徐々に少なくなってきて、秋らしくなってきました。
 さて、シママメは江戸川下流の河川敷や周辺の水田部にはごく普通に見られます。
 始めは 『珍しい?』と思ったのですが、そうでもないようなので、あまり標本も作っていません。
 あと、意外に普通なのは ルリハナアブ、モモブトハナナガコハナアブ、カルマイタマヒラタアブです。河川敷や周辺の水田には結構みられます。

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