8572331
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [新着順表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: 田沢湖のアブについて (2) / 2: 種名を教えてください (2) / 3: 翅のないノミバエ (1) / 4: 双翅目昆虫の同定について (2) / 5: 同定のお願い (2) / 6: 同定お願いいたします。 (1) / 7: キノコバエ科でしょうか. (2) / 8: キアブでしょうか? (3) / 9: 同定をお願いします. (2) / 10: 同定のお願い (2) / 11: 長角亜目の翅脈の絵解き検索の質問 (2) / 12: ムシヒキアブの一種でしょうか? (2) / 13: 翅脈から、科が特定できないでしょうか? (2) / 14: ハチモドキバエの一種 (3) / 15: ノミバエ (2) / 16: 種名を教えてください  (2) / 17: 種名を教えてください (2) / 18: 石川県の海辺で見かけたカトリバエ (4) / 19: オドリバエ科の♀? (2) / 20: ご教示ください (3) /

おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
コメント内には下記と同じURLを書き込まないで下さい
参照URL
添付File  (100kBまで)
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
文字色

ニホンクロニクバエでしょうか 投稿者: 投稿日:2013/01/18(Fri) 19:15:38 No.8075  引用 
初めて投稿させていただきます。愛知県に住む大宮といいます。
いつも見て勉強させていただいています。ありがとうございます。
趣味で写真を撮っていますが、少しは採集もするようになりました。
ニクバエについては、最近「みんなで作る双翅目図鑑 画像一括閲覧ページ」にたくさんアップされたのでうれしく思っています。

写真の標本ですが、2011年4月24日に、岐阜県海津市の標高100[m]位の所で採集しました。長さは11[mm]です。
素人の絵合わせで根拠はないのですが、ゲニタリアの雰囲気から、Heteronychiaの仲間かと思いました。
CiNiiで検索したところ、検索表が載っている文献が見つかりました。
Kano & Kurahashi (1999)
Discovery of the Female of Heteronychia nipponensis Shinonaga & Matsudaira (Diptera, Sarcophagidae).
Bulletin of the National Science Museum. Series A, Zoology 25(1), 73-77, 1999-03
4種載っていますが、R1脈の背面は裸、♂のepandriumは黒、などの特徴から、
H. nipponensis に行きつきました。今はSarcpphaga (Heteronychia) nipponensis でしょうか。

原記載でしょうか、下記の文献の図も見ました。
Shinonaga & Matsudaira (1970)
Three new species of the sarcophagid flies from Japan (Diptera, Sarcophagidae, Sarcophaginae).
Jan. J. Sanit. Zool.,21;87-90.
挿入器の図ですが、全く同じようには見えないのですが、個体変異の範囲でしょうか。

初心者で自信はありません。ご意見いただければ嬉しく思います。よろしくお願いします。


Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者: 投稿日:2013/01/18(Fri) 19:16:35 No.8076  引用 
尾角です。

Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者: 投稿日:2013/01/18(Fri) 19:17:33 No.8077  引用 
第五腹板です。

Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者: 投稿日:2013/01/18(Fri) 19:18:31 No.8078  引用 
R1脈です。
R4+5脈のほうはピントが外れていますが、合わせると、この倍率で刺毛が確認できました。


Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者: 投稿日:2013/01/18(Fri) 19:19:36 No.8079  引用 
生態写真です。

Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者:茨城@市毛 再びプロキシ偽装中 投稿日:2013/01/19(Sat) 23:34:39 No.8080  引用 
大宮様.

確かに,Heteronychia属のような交尾器ですね.
あまり採れない種類のようで,私は現物を見たことはありません.さんごさんやハエ男さんが出てこないと難しいと思います.

それにしても,原記載と再記載の図でこんなに変わっているのは困りますね.paramerも大分違いますし,outer forcepも三角形から四角に変わってます(^_^;)

写真のthecaが曲がっているのは,乾燥時の変形ですかね.
極東の昆虫で見ると,こんな感じに曲がるのはH. violovitshiだけですが,inner forcepsの形状が異なります.

Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者: 投稿日:2013/01/20(Sun) 06:47:43 No.8081  引用 
市毛様

ご返答ありがとうございます。

>確かに,Heteronychia属のような交尾器ですね.

同意していただけて、少しほっとしています。

>あまり採れない種類のようで,私は現物を見たことはありません.さんごさんやハエ男さんが出てこないと難しいと思います.

ニクバエは交尾器を見れば何とかなると簡単に考えたのが甘かったです。
でも珍しいものが採れたと考えると、うれしいです。
他の方のコメントも待ちたいと思います。

>写真のthecaが曲がっているのは,乾燥時の変形ですかね.

変形については、二度触ったためかもしれません。
実は、標本にして半年以上たってから、正露丸で軟化させています。
最初死んだ時には、尾角の股の間から飛び出る形で挟まっていました。
そのままの状態で針に引っ掛けて開くことしかできなかったので、そのまま固まりました。
だいぶぼけていますが、その時の写真です。
後で柔らかくできることを知ったので、軟化させてから外したのですが、
今思えば無理に力を入れたので曲がったのかもしれません。説明不足でした。
他の文献も見ていただいて、ありがとうございました。


Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者: 投稿日:2013/01/21(Mon) 00:11:07 No.8082  引用 
大宮様

市毛@茨城様

こんばんは.

このグループはサタニクバエしか標本をもっていませんので,適切なコメントができません.申し訳ないです.

私の乏しい手持ち資料からも,ニホンクロニクバエ以外の種でしっくりくるものはほかにないように思いますが,おっしゃるように図からの絵合わせには限界があると思います.模式標本にアクセスできるといいのですが・・・・

しかし,市毛@茨城さんのお手持ちの資料(日本で最強?)でもほかに類似の種がないようですし,既知の日本産4種のうち本種以外のものとは明らかにことなりますので,記載の細かい記述と明らかに矛盾する点がないのでしたら,専門家でない私たちに取れる手段としては,「ニホンクロニクバエ」として記録しておき,同定の根拠として先の2論文をあげておき,標本を保管しておいて,後で新種が記載されたときに思い出して再検討するということで,先に進んで行ってもよいのではないかとも思います(甘いですかね).

この領域は情報がなかなか増えませんので,それもありかな,と思ったりしています(開き直りですかね).

交尾器は個体差もあり,標本の処理状態でも変化します.見る角度によっても相当に異なってみえることがありあす.テネラルでは乾燥時にかなり収縮することすらあります.

市毛@茨城さんが言われたように,本種は相当にめずらしい種類のようですので,たくさんの標本を比較検討するのはまず不可能でしょう.

ということで,結論「ニホンクロニクバエ,ただし交尾器に原記載とは微妙な差があり未記載種の可能性もある」ということでどうでしょうか

コメントすることがないのでよけいなことばかり言いました.

参考にならないですね.すみません.

ハエ男様,ヘルプよろしくお願いします.

Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者: 投稿日:2013/01/21(Mon) 21:53:01 No.8083  引用 
さんご様

現状と対処法を丁寧に説明して下さり、ありがとうございます。
珍しいと喜ぶと同時に、大変なものを採ってしまったようです。
僕が今しなくてはいけないのは、きちんと記載の細かい記述と照らし合わせることですね。
始めからそうしなさいと言われてしまいそうですが。

真剣に読むと意味が分からないところが出てくると思います。
また尋ねさせていただこうと思います。
皆様のお手を煩わせてしまいますが、よろしくお願いします。

Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者: 投稿日:2013/01/22(Tue) 22:26:24 No.8084  引用 
細かな記述を読んでみました。実際に当てはめようとすると、なかなか難しいものだと思いました。
色、長さ、幅なども、文章では明確ですが、判断に困ることがあります。
acや脚の剛毛などの一見分かりやすそうな所でも、二つの論文で違っていましたが、
このあたりは再記載のほうがよくあてはまると思いました。脛節で各方向の毛が一致すると、達成感があります。

少しだけ分からなかったところをお尋ねできたらと思います。
再記載のほうの頭部の記述ですが、acocというのは付属単眼剛毛だと思ったのですが、
pooc、pocと、いろいろ出てきて分からなくなりました。頭頂剛毛のあとにoccというのも出てきます。
また、胸部の最後の、ppとpstも分かりませんでした。
原記載の中脚で、alというのが出てきます。lateralのlを当てはめてみても意味が分からなくなります。
何の略なのかだけでも教えていただけたらと思います。

ごく基本的なことの質問になってしまっていると思いますが、よろしくお願いします。

Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2013/01/24(Thu) 19:59:45 No.8085  引用 
大宮様.

私もハエを調べ始めて,各部名称や剛毛の省略が著者や時代によってまちまちなのには泣かされています.

Fauna Japonica以降の有弁類の論文は殆ど読んでいないのですが,今回のはかなり違っていますね.

Fauna Japonicaでは,脚部の剛毛の位置としてanterolateral surfaceという表現を使っています.恐らく,これがalでしょう.
胸背のppやpstは,propleuronやprosternumですかね.楯板の剛毛は全部出ているので,側部から見る剛毛のようですがはっきりしません.
頭部のpocはpostocellar or postvertical bristlesと Kurahashi, 1970(Miltogramminae)で解説されてます.

その他の物も,色々と文献を読んでくと解ると思います.

Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者: 投稿日:2013/01/24(Thu) 22:48:02 No.8086  引用 
茨城@市毛様

各部名称を教えていただき、他の文献も教えてくださり、ありがとうございます。
表記がまちまちでも、根気強く調べようと思いました。
これからいろいろと文献を読んで覚えていきたいと思います。

今回の採集場所は時々行く所なので、気にかけて採集するようにすれば、追加個体が得られるかもしれません。
そんなに簡単ではないとはおもいますが。
もしまた採れたらご報告いたします。ありがとうございました。

Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者:さんご 投稿日:2013/01/27(Sun) 08:55:40 No.8087  引用 
茨城@市毛様

ご解説をいただきまして,ありがとうございます.略語がわからずコメントに窮しておりました.いつも勉強になります.今後とも,よろしくお願いいたします.

大宮様

たしかにこの報告は,見慣れない略語が多くて特に難解ですね.
私が偉そうなことを言ったためにずいぶん悩まれたことと思います.ご迷惑をおかけしました.すみません.

それにしてもめずらしい種の画像をみることができてとてもありがたいです.今後一緒に楽しみましょう.ニクバエは楽しいですよ!

Re: ニホンクロニクバエでしょう... 投稿者: 投稿日:2013/01/27(Sun) 16:28:41 No.8088  引用 
さんご様

お気遣いありがとうございます。
本来は隅から隅まで読むのが正道だと思いつつも、絵合わせで済ませてしまっていました。
今回投稿してコメントをいただけたので、きちんと読み直すよう励まされました。ありがとうございました。
画像のほうは喜んでいただけて光栄です。
交尾器を見て調べるというのは、この掲示板を見て初めて知りました。
真似をしてやってみたところ、今までニクバエ類としか分からなかったのが区別でき、面白いと思いました。
これから少しづつ採っていくと思います。
また投稿させていただいた時には、よろしくお願いします。

ダイミョウヒラタヤドリバエ? 投稿者:しぐま 投稿日:2013/01/14(Mon) 19:52:03 No.8068 ホームページ  引用 
皆様こんばんは。
今年もよろしくお願いします。

大きくて派手な色のハエがアメリカセンダングサに訪花していました。
2012年9月下旬@山形県・山地の道端
図鑑を眺めてなんとなくダイミョウヒラタヤドリバエ(別名ダイミョウヒラタハナバエ)かなと思ったのですが、もしかしてセスジハリバエとかでしょうか?
未採集で写真も動画撮影中のスナップショットしかありません。
(恐れ入りますが動画は拙ブログへのリンクをクリックして下さい)


Re: ダイミョウヒラタヤドリバエ... 投稿者:茨城@市毛 やっと普通に見られます 投稿日:2013/01/14(Mon) 20:37:01 No.8071  引用 
しぐま様.

こちらは,ヤドリバエ科のセスジハリバエTachina nupta (=T. mikado)の可能性が高いです.
ダイミョウヒラタヤドリバエは下記のHPのPhasia hemipteraを参考にしてください.
http://homepage3.nifty.com/syrphidae1/diptera_web/issun_photo.htm

Re: ダイミョウヒラタヤドリバエ... 投稿者:しぐま 投稿日:2013/01/15(Tue) 20:18:38 No.8074 ホームページ  引用 
光速回答ありがとうございました。
間違いに気づいてよかったです〜(汗)

写真よりも動画の方が手ブレ補正が効いて大分マシですが、もう1枚貼っておきます。

アブの交尾 投稿者:しぐま 投稿日:2013/01/14(Mon) 20:01:17 No.8069 ホームページ  引用 
もうひとつお尋ねがあります。
2012年10月上旬@山形県
平地を流れる用水路の欄干で交尾していたアブです。(未採集)
何科のアブなのかだけでも教えて頂けると助かります。

お邪魔する度に丸投げの鑑定依頼ばかりで恐縮です…。
よろしくお願いします。
これも動画がありますので興味のある方はすいませんがブログの記事からご覧下さい。


Re: アブの交尾 投稿者:茨城@市毛 やっと普通に見られます 投稿日:2013/01/14(Mon) 20:30:11 No.8070  引用 
しぐま様.

写真のアブは,ハナアブ科のナミルリイロハラナガハナアブXylota amamiensis かミヤマルリイロハラナガハナアブXylota coquilletti の可能性が最も高いと思います.(動画を見たのですが,腹部背板や脛節基部内側の剛毛が見えないので難しいです)
性別は,複眼が離れているのがメスです.

Re: アブの交尾 投稿者:しぐま 投稿日:2013/01/15(Tue) 20:13:10 No.8073 ホームページ  引用 
茨城@市毛さま
いつもお世話様です。
あっと言う間にご教示頂きまして、どうもありがとうございました。
手元にある『札幌の昆虫』という図鑑にもナミルリイロハラナガハナアブとミヤマルリイロハラナガハナアブの見分け方が記載されていました。
採集して標本を精査しないと無理と痛感しましたので、今回はルリイロハラナガハナアブの一種(Xylota sp.)としておきます。

オトシブミの揺籃から出てきたハ... 投稿者:コガネ虫女子 投稿日:2012/12/07(Fri) 14:11:54 No.8028  引用 
はじめて投稿させていただきます。
夏にナミオトシブミの揺籃を飼育していたら、キモグリバエ科と考えられる小さなハエがたくさん出てきました。キモグリバエ科のハエではこのような事例はよく知られているのでしょうか。
また、たくさんの揺籃をひとつの容器で飼育していたのではっきりとは分からないのですが、羽化したオトシブミの数は多くありませんでした。幼虫が寄生されていた可能性はあるでしょうか。何かご存じのことがありましたらよろしくお願いします。

Re: オトシブミの揺籃から出てき... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/12/07(Fri) 16:50:26 No.8029  引用 
コガネ虫女子様.

旧北区の双翅目マニュアルには下記のように記されているので,キモグリバエ科の一部の属は腐肉食や肉食性のようです.
したがって,揺籃内の幼虫や幼虫の死体から羽化してくる可能性は高いと思います.

The larvae of some species were found in dead caterpillars or in beetle larvae, in cocoons of Lepidoptera, in Aculeata nests (Anatrichus, some Polyodaspis). Some are carnivorous in acridid pods (Lasiambia palposa, L. costalis), in oothecae of Mantidae (Kurumemyia, some Lasiambia), in egg masses of spider (Pseudogaurax, Speccafrons). The larvae of Thaumatomyia live in under ground among root aphids and feed on them or feed on Coccoidea on twigs of trees.

P.S. そういえば,これに書かれているのは,オニグモヤドリキモグリバエPseudgourax chiyokoae KanmiyaやカマキリヤドリキモグリバエKurumemyia ongamea Kanmiyaという日本に分布している種類のことでした.

Re: オトシブミの揺籃から出てき... 投稿者:コガネ虫女子 投稿日:2012/12/07(Fri) 21:32:07 No.8031  引用 
早速のご回答有難うございます。
WEB上にあった2種の写真を見た限りで、しかも現在手元に標本がないのですが、どちらかというとカマキリヤドリバエの方に似ているようです(特に前胸後縁の形など)。ただ、脚の色が脛節の途中からかフ節から褐色であった点で違うように思います。メスの産卵管が鋭く尖っていたのが印象的だったので、捕食寄生性のハエかと思ったのですが、日本以外には甲虫の幼虫に寄生する種がいるという事で理解しました。丁寧なご回答有難うございました。

Re: オトシブミの揺籃から出てき... 投稿者:ezo-aphid 投稿日:2012/12/09(Sun) 13:13:50 No.8032  引用 
コガネ虫女子さま

大変興味深く拝見しました。
Kanmiya(1983)の報文21-24pに日本産キモグリバエの寄主が載っていますが、オトシブミの揺籃に関連したものはありません。キモグリバエでは記録が無いように思われます。
茨城@市毛さんがご紹介の「旧北区の双翅目マニュアル」の文章の前段には、以下の記述があります。
The larvae have varied habits, but are insufficiently investigated at present. Many species are saprophagous, feeding in frass left by other insects, decaying vegetable matter, sometimes in bird nests or in excrement and in dead animals. Many species live in decaying plants prefering in shoots of grasses and sedges.
幼虫の食性は多様で、現状では良くわかっていない。多くは腐食性・・・・・・、(他方で、イネ科・カヤツリグサ科の内部生長点を食べる幼虫群もたくさんいます)。
このことから、これがキモグリバエ科とすれば、「幼虫は揺籃を食べているのでは?」と想像します。いずれにしろ標本がないと論議になりませんので再捕獲が必要ですね。その際、1揺籃あたりの幼虫寄生数や、寄生された揺籃を分解してオトシブミ幼虫(または蛹)の状態などを調べ、何を食べているのか確認したいものです。これらがそろうと貴重な知見になると思いますので、ぜひ再挑戦して下さるようお願いします。

Re: オトシブミの揺籃から出てき... 投稿者:ezo-aphid 投稿日:2012/12/09(Sun) 15:13:44 No.8033  引用 
コガネ虫女子さま

追伸:ところで、この観察はどこの県で、どの樹種の揺籃でなされたものでしょうか? また、キモグリバエの羽化は、オトシブミの羽化に先立つものでしょうか?
ご教示いただけると有難く存じます。

Re: オトシブミの揺籃から出てき... 投稿者:コガネ虫女子 投稿日:2012/12/09(Sun) 18:18:00 No.8034  引用 
ezo-aphid 様

貴重な情報を有難うございます。揺籃は青森県でクリの木の下に落ちているのを採集しました。採集時は揺籃はまだ緑色でした。ただご指摘のように、ハエの存在に気付いたのは、オトシブミが羽化し始めてからでしたので、揺籃を食べていてオトシブミと一緒に出てきたのかもしれません。ハエの成虫標本は現在私の手元にないだけであるんです。それでキモグリバエ科らしいということがわかりました。標本が戻ってきたら、またご教示いただければ幸いです。よろしくお願いします。

Re: オトシブミの揺籃から出てき... 投稿者:ezo-aphid 投稿日:2012/12/10(Mon) 18:01:14 No.8035  引用 
コガネ虫女子さま

あ、お隣りでしたか。落下した揺籃だけに寄生しているのか、という点も注目したいですね。
キモグリバエ科の同定については、過去の相談をご覧になってお判りの通り、比較標本を持たない素人にとっては大変難しいもので、とくに概観で明瞭な特徴が無いものは雄交尾器を確認する必要があります。したがって、最終的には上宮先生に(了承して頂ければですが)標本を見ていただくしかないだろうと思います。複数の雌雄個体を準備しておきたいですね。

チョッキリの揺籃を食べる「寄生者」について、知見がありますのでご紹介します(河野広道、1977「森の昆虫記2-落し文扁」128-136頁)。イタヤハマキチョッキリの揺籃には、成虫の体長10mmほどになるイタヤマダラメイガ Etielloides curvellaが寄生し、土中で越冬蛹となります。その平均寄生数は1揺籃あたり3頭だそうです。これほど大きな寄生者が3頭も育つのですから、体長2-3mmのキモグリバエなら、複数寄生は容易だろうと想像します。詳しいことは本文をご覧ください。
管理人さまへ:ハエから逸脱した情報の書き込み、お許しください。

Re: オトシブミの揺籃から出てき... 投稿者: 投稿日:2013/01/12(Sat) 20:07:25 No.8064  引用 
コガネ虫女子様

やっとこ、同定がついたよ。
どうやっても腑に落ちる属の検索ができなくて、苦戦しましたが、雄交尾器を引っ張りだして絵合わせ(←職業ハエ屋としてお恥ずかしい。)でなんとか。引き慣れない検索表を引くのは大変。Kanmiya, 1983の図(左)と比較してみてください(右の写真がお預かりした標本)。キモグリバエ科ChloropidaeのPolyodaspis ruficornis (MacQuart, 1835) トゲヘリキモグリバエでよいと思います。詳しい方、ご意見を頂けますように。


Re: オトシブミの揺籃から出てき... 投稿者:ezo-aphid 投稿日:2013/01/13(Sun) 16:39:28 No.8065  引用 
The biology of the grass fly Polyodaspis ruficornis Kiauka & Narchuk(1972) Entomlogical Review 51(4):434-438.をコピーしてきました。
幼虫はとても幅広い環境で見つかり、食性は(柔軟性がありすぎて)単純には決めつけられないようです。要約には「植物または動物由来の腐廃物、昆虫の糞、果実・頭花などの生植物の一部、幼期昆虫の偶発的寄生」としています。他の昆虫と見つかる場合は、アワノメイガ類・モモシンクイガ類など、植物穿孔性の蛾類の例が多いようで、それらの糞・遺体を食べたり、幼虫の内部寄生もあるとしています。
揺籃については、ロシアアカデミーの所蔵標本2例だけで、腐食性か?とあるだけで、ちゃんとした食性などの報告は無さそうです。1)沿海州のポプラ揺籃(Byctiscus rugosus)、2)沿海州のハンノキ揺籃(Apoderus coryli) 。
詳しくは報文をご覧ください。

Re: オトシブミの揺籃から出てき... 投稿者:コガネ虫女子 投稿日:2013/01/14(Mon) 00:02:16 No.8066  引用 
達磨さま

金曜日の午後にお渡ししたのに、もう同定が終わられていたとは流石です。有難うございます!明日の夜、お話できるんでしたよね?よろしくお願いします。

ezo-aphidさま
長らく書き込みをぜず失礼しました。
いろいろとご教示いただき有難うござます。
私の方でも調べました結果、トゲヘリキモグリバエはエゴツルクビオトシブミの捕食寄生者で主な死亡要因のひとつとなっていました(Effects of leaf quality and microhabitat on the survial of a leaf-loalling weevil(Attelabidae). Ecological Research 22,150-155、2007.) 。茨城@市毛さんから最初にご指摘いただいたように、Polyodaspis属ということからも、甲虫の幼虫を捕食している可能性は高いと考えていいのですよね?ご紹介していただいた文献がすぐに手に入らないので伺ってしまいますが、ご教示いただいたロシアアカデミーの所蔵標本のトゲヘリキモグリバエが出てきたポプラ揺籃とハンノキ揺籃というのは、ナミオトシブミの揺籃と理解してよいのでしょうか?

Re: オトシブミの揺籃から出てき... 投稿者:ezo-aphid 投稿日:2013/01/14(Mon) 12:15:31 No.8067  引用 
このキモグリの食性については、(寄生状態を直接的には確認しにくいため)どうしても歯切れの悪い説明になってしまいます。
先の論文で、トゲヘリキモグリバエのクルミ果実への寄生状態について述べられています。ルーマニアの例では、1250個の果実のうちキモグリの幼虫・蛹がいたものが330個(26%)、そのうちモモシンクイガ類の被害があったものは127個(10%)だそうです。つまり、6割ほどの幼虫はクルミ単独で生育でき、4割ほどは蛾類の侵入食害に同伴して(食物は不明ですが)いることになります。それゆえ、先の説明のように、さまざまの有機物を食料としている、と要約されています。
その結論では、「P. ruficornisなどのような食性は、寄生性とはみなせず、偶発的捕食者(facultative predators)と考えるべき」と言ってます。
Anatrichus pygmaeusの例(Mushi 47:111-117. Wongsiri et al.(1974))では、メイガ幼虫で飼育でき死体まで利用するが、これが捕食者なのか腐食者なのか不明、としています。

オトシブミの種類は、それぞれカッコ書きに学名を記してありますので、ご確認ください。

Re: オトシブミの揺籃から出てき... 投稿者: 投稿日:2013/01/15(Tue) 17:44:39 No.8072  引用 
ezo-aphid様
この掲示板で情報の提供などお世話になっているコガネ虫女子が直接連絡を取りたいと申しております。その名のとおり「女子」なので、直接名前や連絡先を掲示板に書き込みたくないとのことで、相談を受けました。私はこの板上では素性がわれておりますので、私(中村剛之)まで、ご一報頂けないでしょうか。よろしくお願いいたします。

ヘリグロガガンボでしょうか 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/19(Mon) 22:37:09 No.7986  引用 
ヘリグロガガンボに似た個体を撮影したので、翅脈の図をみんなで作る双翅目図鑑の画像と重ね合わせてみました。
M1室といわれる部分に違いがあるように思えますが、共通点が多いように感じます。


Re: ヘリグロガガンボでしょうか 投稿者:komachan 投稿日:2012/11/19(Mon) 22:37:59 No.7987  引用 
生態写真です。

Re: ヘリグロガガンボでしょうか 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/11/21(Wed) 00:02:05 No.7991  引用 
ガガンボの専門家の達磨先生はしばらく留守なので,彼から返事があるとしても少し先になるでしょう.

Re: ヘリグロガガンボでしょうか 投稿者:komachan 投稿日:2012/12/22(Sat) 10:23:55 No.8042  引用 
こちらもよろしくお願いします。

Re: ヘリグロガガンボでしょうか 投稿者: 投稿日:2013/01/07(Mon) 21:18:06 No.8060  引用 
写真では種名は分かりませんが、ヘリグロガガンボTipula (Vestiplex) nigrocostataではないようです。

Re: ヘリグロガガンボでしょうか 投稿者:komachan 投稿日:2013/01/08(Tue) 09:06:39 No.8063  引用 
達磨さん、ありがとうございます。

この個体は、Tipulinaeガガンボ亜科Tipulini族の一種と整理することでよろしいでしょうか。

ヒゲのような触覚が特徴? 投稿者:komachan 投稿日:2013/01/01(Tue) 16:55:18 No.8046  引用 
撮影日 2012.11.23
撮影地 長野県駒ケ根市

触覚に特徴があるのではないかと思い、投稿させていただきます。
この画像と触覚だけでどの程度の同定が可能なのでしょうか。


Re: ヒゲのような触覚が特徴? 投稿者:komachan 投稿日:2013/01/01(Tue) 16:56:04 No.8047  引用 
拡大しました。

Re: ヒゲのような触覚が特徴? 投稿者:まあ 投稿日:2013/01/02(Wed) 17:24:35 No.8048  引用 
komachan様、はじめまして。
そして皆様、明けましておめでとうございます。
今年も私たちがいろいろな虫と出会えますように。^^

私も素人なのでよくわかりませんが、
http://bugguide.net/node/view/372203
というところのガガンボによく似てます。
触角の違いは♂がクシヒゲ状で♀がシュッとした形なのかな?
クシヒゲガガンボはそのような感じです。
『Limonia (Rhipidia)』で検索すると似たような触角のガガンボが見つかりました。
Limonia (Rhipidia) lecontei Alexander, 1940マダラクロヒメガガンボっていうのはどんなガガンボなのでしょうか?ちょっと気になります。

Re: ヒゲのような触覚が特徴? 投稿者:komachan 投稿日:2013/01/03(Thu) 09:52:29 No.8049  引用 
まあさん、ありがとうございます。
本年も、皆様にお世話になりたいと思います。

教えていただいた情報を基にするとLimonia duplicataの触覚が同じように思えます。
http://bugguide.net/node/view/90336

ご紹介いただいたURLの画像によく似た個体を撮影してあります。
これが♀ということになるのでしょうか。


Re: ヒゲのような触覚が特徴? 投稿者:まあ 投稿日:2013/01/04(Fri) 20:27:59 No.8051  引用 
私的には、たぶん同種の♀(ヒメガガンボ亜科Limonia (Rhipidia)属?)かなと思いますが、どうなのでしょう?^^;

Re: ヒゲのような触覚が特徴? 投稿者:茨城@市毛 プロキシ変更中 投稿日:2013/01/05(Sat) 00:31:14 No.8054  引用 
まあ様,komachan様.

世界のガガンボ科のデータベースでは,
Limonia (Rhipidia) leconteiマダラクロヒメガガンボ = Limonia (Rhipidia) maculataとなっています.

まあ様の御指摘どおり,♂が櫛ひげ状で,♀は普通の触角です.

Re: ヒゲのような触覚が特徴? 投稿者:komachan 投稿日:2013/01/05(Sat) 09:55:40 No.8056  引用 
茨城@市毛 プロキシ変更中さん、ありがとうございます。

素人なりに単純に解釈すると、この個体はマダラクロヒメガガンボの♂と♀でよろしいのでしょうか。

Re: ヒゲのような触覚が特徴? 投稿者:まあ 投稿日:2013/01/06(Sun) 10:22:00 No.8059  引用 
茨城@市毛様、Limonia (Rhipidia) leconteiマダラクロヒメガガンボ = Limonia (Rhipidia) maculataなのですね、ありがとうございます。

触角の形もLimonia (Rhipidia)でよいようなので、
最初のコメントで紹介したサイトの写真のガガンボが一番近いと思いますが、Limonia (Rhipidia)の仲間ということで種名にたどり着けませんでした。

ので日本の既知種に
Limonia (Rhipidia) isospilotqa
Limonia (Rhipidia) lecontei = Limonia (Rhipidia) maculataマダラクロヒメガガンボ
Limonia (Rhipidia) pulchraセアカヒメガガンボ
の3種が載っていたので、

マダラクロヒメガガンボというのが気になったわけです。

ということで、Limonia (Rhipidia) maculataで探して見ましたら今回のガガンボはマダラクロヒメガガンボではないようです。
http://www.kolumbus.fi/esko.viitanen/rhipidia_maculata_e.htm
どうでしょうか?
これらのサイトの写真についても、専門家の方なのかそうでないのかも私にはわかりませんので、たくさんの写真が見つからない本種については、残念ながら今のところLimonia (Rhipidia)の仲間ということしかわかりません。。

何か追加情報あるといいですね。

Re: ヒゲのような触覚が特徴? 投稿者: 投稿日:2013/01/07(Mon) 21:24:34 No.8061  引用 
現在ではRhipidiaは属として扱われることが多いようです。

Re: ヒゲのような触覚が特徴? 投稿者:komachan 投稿日:2013/01/08(Tue) 08:59:42 No.8062  引用 
達磨さん、まあさん、ありがとうございます。

この個体は、ヒメガガンボ亜科LimoniaのRhipidia属の一種の♂♀として整理してよさそうですね。

なぜか持ち上げられている? 投稿者:ポンチ 投稿日:2013/01/04(Fri) 20:43:23 No.8052  引用 
こんにちは。
あけましておめでとうございます。
実は、久しぶりにこちらの掲示板を覗いたのですが、なぜか2011年の10月6日の書き込みが持ち上げられています?
新たな書き込みがあったわけでもないのに不思議な気がしますが。
ちなみに昨年。
花粉を背負ったハエは捕獲し、某博物館に持ち込みました。
ただ、ハッキリ同定が出来たわけではありません。
ただ、そのサンプルだけは確保できました。
まァ、その先には進めませんが。
ちょっと「持ち上げ」が不可解だったので・・・。


Re: なぜか持ち上げられている? 投稿者:茨城@市毛 プロキシ変更中 投稿日:2013/01/05(Sat) 00:27:05 No.8053  引用 
ポンチ様.

昨年末に,2011年の10月6日の書き込みに新たなコメントがあったのですが,いつの間にか消されていました.その為,順番が上がっています.

Re: なぜか持ち上げられている? 投稿者:ポンチ 投稿日:2013/01/05(Sat) 06:59:39 No.8055  引用 
おはようございます。
茨城@市毛さん、事情がわかりました。
新たに書き込みがあったことに気付かず大変失礼しました。
書き込んでいただいた方には大変申し訳ないことをしました。
その内容が気になりますが。

Re: なぜか持ち上げられている? 投稿者:茨城@市毛 プロキシ変更中 投稿日:2013/01/05(Sat) 16:34:26 No.8057  引用 
バックアップが残っていないのですが,ヤツシロラン?に袋かけをして受粉の実験をしている人からのコメントだったと思います.

Re: なぜか持ち上げられている? 投稿者:ポンチ 投稿日:2013/01/05(Sat) 21:28:58 No.8058  引用 
ありがとうございます。
既に一年以上経過していたので、まさか新たな書き込みがあるとは思ってもみませんでした。
この花は、わからないことだらけなんですね。
唇弁の上で食われているハエ。
羽と足一本?

キノコバエAllodia ornaticollis... 投稿者:komachan 投稿日:2012/12/22(Sat) 10:21:14 No.8041  引用 
撮影日 2012.11.20
撮影地 長野県駒ケ根市

翅脈から検索するとタケカ科に近いように思えました。
さらに、海外の翅脈のサイトで検索すると「Allodia ornaticollis, wing」と表記された翅脈が若干の違いはあるものの似ていると思われます。
http://www.drawwing.org/insect/allodia-ornaticollis-wing

アドバイスをいただければ幸いです。


Re: キノコバエAllodia ornatico... 投稿者:ezo-aphid 投稿日:2012/12/22(Sat) 13:33:01 No.8043  引用 
こんな報文がありましたので、ご紹介まで。・・・ Allodia属の4新種は雄の尾端で判別しています。
Sasakawa & Ishizaki(2003) Fungus gnats of the genera Anatella, Allodia and Cordyla in Japan. Entomological science 6(2), 97-109.

Re: キノコバエAllodia ornatico... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/12/22(Sat) 18:32:52 No.8044  引用 
キノコバエ科(狭義)の属などの分類では,翅脈相以外に翅の表面に生じるmicrotrichiaという微小な棘状の毛の配列や脚の距や棘の状態,触角の長さなども重要な形質になります.

写真の個体は翅脈相に関してはAllodiaやBrevicornuに似ていますが,この写真だけでは判断が困難でしょう.

Re: キノコバエAllodia ornatico... 投稿者:komachan 投稿日:2012/12/23(Sun) 14:58:39 No.8045  引用 
ezo-aphidさん、アノニモミイアさん、ありがとうございます。

この画像では属までの同定はできないことがわかりました。
AllodiaやBrevicornuに似たキノコバエの一種として分類しておきます。

このツリアブは 投稿者: 投稿日:2012/12/20(Thu) 11:31:17 No.8037  引用 
先日訪れたロシアで撮ってきた気になるハエの写真を同定しています。
このツリアブは何であろうか。沿海地方産。
最終日に撮影したもの。たまたまこの時いいカメラを持っていなかったので、細部が分からないのが残念。楊定さんの『中国蜂虻科志』でもしっくり来ない。


Re: このツリアブは 投稿者: 投稿日:2012/12/20(Thu) 11:38:43 No.8038  引用 
翅脈はかなり単純で、Phthiria属あたりか?しかし、『中国、、志』p. 283を見ると、印象がずいぶん違う。写真の個体の触角もPhthiria属にしては細い印象。

Re: このツリアブは 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2012/12/21(Fri) 18:57:14 No.8039  引用 
何日も棚曝しになっては気の毒と思って一言.

不鮮明な写真なので自信はないけれど,脈相からして多分Phthiriaの1種でしょう.触角の太さなどはこの写真でははっきりわかりませんね.Phthiriaにはかなり種があるから,この程度の種は範囲に入るのでは.

Re: このツリアブは 投稿者:達磨 投稿日:2012/12/21(Fri) 20:36:51 No.8040 ホームページ  引用 
アノニモ先生 コメント、ありがとうございます。今になってようやく、20年前に採集した標本が整理されつつあります。アンドレフカで採集した黒いツリアブがBombylius koreanus、ウスリースクで捕ったマダラのツリアブがB. callopterusと同定がつきました。(これまで同定する気がなかっただけですけれど)。他にもいくつか面白いものがいそうです。

今年同定したNephrotoma属の変な... 投稿者: 投稿日:2012/12/07(Fri) 21:06:30 No.8030  引用 
ケンセイです。

今年いくつかホソガガンボ属(Nephrotoma属)の見慣れない奴を同定したのでつぶやきます。

一つは岩手の調査で得られた奴で、胸部や腹部が真っ黒で黒光りしているクロホソガガンボ Nephrotoma stygia の♂です。
珍しいかどうかは良くわかりませんが、関東では伊香保と中禅寺の記録が論文に載っています。私もこいつは初めて同定しました。真っ黒いNephrotoma属がいることは知らなかったので、ちょっとびっくりしました。

もう一つは南アルプスの標高2000mくらいの地点で得られた奴で、Nephrotoma saghalinensis の♂です。これについては本州の記録はかなり少ないような気がしますが、論文では湯元(日光湯元だと思います)の記録が載っています。珍品のような気がしますが・・・どうなんでしょう。亜高山帯より上では割と普通種なのかも知れません。

ということで。

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172]

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -