8115917
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [新着順表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: CiNii一部サービス終了 論文閲覧不可 (1) / 2: 石川県の海浜で見つけたハエ (41) / 3: コマバムツボシヒラタアブ? (3) / 4: 空中静止をする微小なハエ (10) / 5: ガガンボ類の幼虫でしょうか (1) / 6: 芋虫の死骸に集まるミバエ? (3) / 7: 竹の中でアリと一緒に (5) / 8: ハナアブについて (1) / 9: なんという種類のハエでしょうか (3) / 10: 何バエでしょうか? (0) / 11: ハナホソバエ科で合ってますでしょうか? (7) / 12: ヒメチビクロバエ (2) / 13: トラ柄のハエ (2) / 14: モモアカマガリケムシヒキ種群 (4) / 15: 同定お願いします (3) / 16: マテバシイの殻斗のタマバエ (0) / 17: 同定お願いします (0) / 18: マレーゼトラップのサンプル (2) / 19: ハエの科の名前 (6) / 20: 同定のお願い (3) /

おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
コメント内には下記と同じURLを書き込まないで下さい
参照URL
添付File  (100kBまで)
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
文字色

Epistrophe sp. ? 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/06/02(Thu) 15:48:02 No.6915 ホームページ  引用 
 昨年の晩秋に我が家(東京都世田谷区西部)のコナラにいたアブラムシ(多くはTuberculatus sp.A)を食べていたヒラタアブの幼虫を飼育した結果、昨日(6月1日)漸く1頭が羽化しました(9頭飼育、内3頭は乾燥の為か死亡)。
 幼虫は最終的に体長15mm位まで成長し、室内(室温、長日条件)で飼っていたのですが、やがて赤化して休眠状態に入ってしまいました。冬は2ヶ月程外に出して低温に晒した後、寒い書庫で飼っていました。春になったので、また、一部を室内に戻し、霧吹きで水を与えると動き回るので、秋と同種のアブラムシを与えてみたのですが、全く食べません。
 その後、5月24日になって、2頭が蛹化しているのが確認されました。思うに22日に気温が30℃程度に上がったのがきっかけではないかと思います。
 これまで見たことのない姿をした幼虫で、しかも大型なので、この辺りとしてはオオフタホシヒラタアブではないかと思っていたのですが、現れたのはクロヒラタを大きくした様な、見たことのないヒラタアブでした。
 早速、市毛氏の写真集を参照してみました。しかし、該当するものがありません。色々調べた結果、翅脈や全体の印象等から、Epistropheの白帯グループに属すのではないか(ウスグロオビヒラタアブ辺り)と思ったのですが、如何でしょうか。
 後、蛹1個、幼虫4頭が残っていますが、無事羽化するか心配なので、早めにお尋ねすることにしました。尚、雌ですが虫体は確保してあります(まだ生きています)。

 宜敷、御教示下さい。


Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/06/02(Thu) 15:49:53 No.6916 ホームページ  引用 
 冷蔵庫で冷やして撮影、体長14mm。

Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/06/02(Thu) 15:51:54 No.6917 ホームページ  引用 
 背面。暗部をやや明るくし、コントラストも少し低くしてあります。

Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/06/02(Thu) 15:53:29 No.6918 ホームページ  引用 
 横から。

Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/06/02(Thu) 15:56:49 No.6920 ホームページ  引用 
 正面から。額も顔もかなり特徴的。

 沢山貼って申し訳ありません=>管理人様へ


Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:pakenya 投稿日:2011/06/03(Fri) 15:30:19 No.6921  引用 
アーチャーンさん、こんにちは。

このヒラタアブは紛れもなくEpistrophe属です。本属の黒ベースでシロオビを持つものの分類は結論が出ていません。
少なくとも4種はいるのですが、どの種名を充てるのがいいのか解らない状態なのです(昆虫と自然5月号2011及び過去ログNo.6870をご参照ください)。

ただ、和名ではほぼ共通認識になると思います。
まず複眼に毛があるかどうかですが、画像からは無毛に見えますね。次に翅の第2基室bmの微毛の状態を確認します。微毛が全体にあればウスグロオビヒラタアブ、前半分が無毛であればホソオビヒラタアブです(添付画像では確認できません)。
他の2種は複眼が有毛です。

いやー、いろんな生き物がいるお庭、うらやましいです。

Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:茨城@市毛_喪中 投稿日:2011/06/03(Fri) 18:21:47 No.6923  引用 
アーチャーン様,pakenya様.

種名を確定できない市毛です(^_^;)

実は,水戸市内の住宅地にある我が家で11月に♀が採れています.山地性の種類と考えていたので非常に驚き,稀なケースと考えていたのですが,平地で発生して山間部と往復しているのですかね?

Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/06/03(Fri) 21:51:30 No.6924 ホームページ  引用 
 pakenya様、市毛様.

 御回答有り難う御座います.
 第2基室の微毛と云うのが、どうも良く分からないのですが、等倍マクロ撮影(或いは2倍)程度では見えないものなのでしょうか(2番目の背面からの写真は、撮影、切出、圧縮を含め、拡大して解像力は等倍撮影の1/2倍程度)。「札幌の昆虫」のハナアブ類を参照する時に、何時も困っています。
 現在、かなり過労状態なので、近日中に第2基室(擬脈のある室の内側ですね)の写真を撮って載せる予定でおります

 今まで虫は殺さない様にしておりましたが、結果的に皆様に大きな迷惑をおかけすることになっているのは明白なので、最近は虫体を確保する様にしております。
 このEpistrophe sp.も、現在、羽化♀1頭、蛹1幼虫4が居りますが、必要であれば(羽化後に?)標本にして何方かへお送りすることも可能です。

 昨年は猛暑だったそうですが(私はその時期、日本に居なかったので、どの程度の暑さだったのか知りません)、シママメヒラタアブが、我が家の庭を含めて、この辺りに多数出現したり、外庭のコナラにマガイヒラタアブが多数付いたり、かなり特殊な状況だったと思います。このEpistropheも、その様な状況で我が家に発生したのだろうと思っています(毎年、晩秋になるとブログネタが少なくなるのでコナラの葉裏はよく調べています)。

 近日中に第2基室の写真を貼りますので、今後とも宜敷御指導下さい。

Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/06/19(Sun) 12:26:20 No.6944 ホームページ  引用 
 翅の写真を生体のまま撮ってみましたが、体の毛が邪魔になって微毛の存在は良く分かりませんでした。
 雄が羽化したら標本にして写真を撮ろうと思っていたのですが、残りの蛹1個は羽化せずに黴が生え、幼虫4頭も未だに蛹化する気配はなく、かなり弱ってきました。そこで、仕方なく、上の写真の個体に、雌ですが、標本になって貰いました。展翅標本を作るのは40数年ぶりで、小翅片が折れ曲がり、Rs脈は折れてしまいました。
 色々な方向から写真を撮ってみましたが、翅が光を反射して中々良い写真が撮れません。後斜めから撮ったのが左の写真です(右の翅は小翅片が折れて第2基室に少し重なってしまったので左の翅で撮りました)。M3+4脈の上に見えるのが、問題の微毛でしょうか。
 そうであれば、ほぼ第2基室全体にありますから、ウスグロオビヒラタアブと云うことになります。

 これで、正しいのでしょうか、宜敷御指導下さい。


Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:pakenya 投稿日:2011/06/20(Mon) 08:54:38 No.6945  引用 
翅の微毛をきれいに写すのは結構難しいです。
僕は、白い背景で白い紙のハウジングの中でのバウンス主体のライティングにして5倍撮影しています。被写界深度が浅いので、翅の起伏で翅室全体にピンが来ないので苦労します。

さて、この写真で見ますと2nd basal cellの前半分は微毛がないように見えます(cu脈沿いには見えますよね)。1st basal cell(一つ前側の擬脈が走る部屋)や周辺のcellも無毛部が多いようですので、この標本はホソオビヒラタアブの方ではないでしょうか。
ウスグロオビヒラタアブは、翅のほぼ全体が微毛でびっしり覆われるので、翅は少し茶色く煙って見えることが多いです。

Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/06/20(Mon) 10:19:19 No.6946 ホームページ  引用 
pakenya様.

 よく考えてみると第2基室の後の部屋はcua室ですから、M3+4脈ではなくてCuA脈でした。お恥ずかしい。
 5倍で撮影されているとのこと。上の写真は等倍撮影で、拡大してピクセル等倍ですから、もう少し高倍率で撮り直して見ます。

 御回答有難う御座いました。

Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/06/21(Tue) 15:28:53 No.6947 ホームページ  引用 
pakenya様.

 倍率約3.5倍で撮ってみました。拡大してピクセル5/6倍に縮小してあります。
 等倍撮影では、第2基室の端に近い影はゴミだと思っていたのですが、どうやらこれは微毛の様です。また、CuA脈上だけでなく、室の方にも脈に沿った室や基部にも微毛があります。これらの微毛の分布からホソオビと判断しても問題ないのでしょうか。
 東京都本土部昆虫目録ではホソオビヒラタアブはEpistrophe (Epistrophe) angustifasciata となっています。しかし、白帯グループに関しては分類が確定していないとのことですから、現時点ではEpistrophe sp.とすべきなのでしょう。また、市毛氏の写真集を拝見すると、黄帯グループにEpistrophe亜属の種がかなりあります。「白帯グループ」とは亜属と関係のない便宜的なグループ分けなのでしょうか。
 良く分からないことだらけです。宜敷御指導下さい。


 第2基室の端側1/2


Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/06/21(Tue) 15:32:08 No.6948 ホームページ  引用 
 第2基室基部側1/2。上の写真と極く僅か(42ピクセル程度)重複しています。

Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:pakenya 投稿日:2011/06/21(Tue) 19:56:51 No.6949  引用 
アーチャーン様

2nd basal cellのCuA脈沿いに微毛が存在するものの、その前方に広く無毛域があるものがホソオビです。

亜属の問題ですが、解決していません。
はなあぶ24号に市毛さんがキオビグループのEpistropheについて解説しています。それによると、日本産昆虫総目録に収録されているEpistrophella亜属とされているものは間違いで、日本を含む旧北区にはEpistrophe亜属のみが分布する、もしくは別系統のものが含まれているがEpistrophella亜属ではないと考えられます。これらはgenitaliaの内部を詳細に見ないと判らないようです。で、白帯グループと黄帯グループは亜属とは関係がありません。まだ、Geniを含めて検討不十分といったところです。

Re: Epistrophe sp. ? 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/06/21(Tue) 21:40:00 No.6950 ホームページ  引用 
pakenya様.

 早速の御回答有難う御座います。

 ホソオビの特徴、白帯、黄帯と亜属との関係など、理解致しました。我が家(小田急線成城学園前駅から僅か250m)の庭で育った大型のヒラタアブの分類が未だに確定していないとは一寸驚きです。まァ、しかし、双翅目というのはその様なグループの様ですが・・・。

 残りの幼虫4は、自然環境に近いベランダに出しましたが、未だに蛹化していません。まだ柔らかいのですが、死んでいるものもある様です。幼虫9頭の内、羽化成功1頭とは、我ながら忸怩たる思いがあります。しかし、その儘にしておけば、植木屋さんに刈られて、焼却される運命にあったのですから・・・。

 標本は、私が持っていても意味がありませんので、雌ですが、何らかのお役に立つのであれば、お送り致したく存じます。

 今後とも宜敷御指導御願い申し上げます。

ムシヒキアブ亜科の類 投稿者:yamasanae 投稿日:2011/06/09(Thu) 22:46:15 No.6935  引用 
ムシヒキアブ図鑑の検索表によると、触角や翅脈などから、ムシヒキアブ亜科の類と思われますが、和名のついているものにはどれも似ていないような気がします。よろしくご教示願います。

Re: ムシヒキアブ亜科の類 投稿者:yamasanae 投稿日:2011/06/09(Thu) 22:47:38 No.6936  引用 
あまり角度は変わらないのですが、もう1枚添付します。

Re: ムシヒキアブ亜科の類 投稿者: 投稿日:2011/06/17(Fri) 12:42:18 No.6937  引用 
yamasanae様

誰からもコメントがつかないため、コメントします。

画像のムシヒキアブ亜科は♀ですが、尾端に棘が見られないようなので、日本未記録種ではないかと思われます。

関東周辺ならば、私もいろいろな場所で同様のムシヒキアブ亜科を採集しているのですが、場所はどちらになりますでしょうか?

ケンセイ@ムシヒキアブ科もどんどん新種や日本未記録種が追加されています。誰か整理しないかなあ・・・

Re: ムシヒキアブ亜科の類 投稿者:yamasanae 投稿日:2011/06/17(Fri) 13:34:02 No.6938  引用 
ケンセイさま ありがとうございます。
写真は、6月7日につくば市で撮影したものです。記載漏れをして、大変失礼しました。
6月9日に、これもよくわからない♂と思われる個体もいましたので、併せて添付します。


Re: ムシヒキアブ亜科の類 投稿者:yamasanae 投稿日:2011/06/17(Fri) 13:40:02 No.6939  引用 
6/9の同一個体です。

Re: ムシヒキアブ亜科の類 投稿者: 投稿日:2011/06/18(Sat) 12:52:25 No.6940  引用 
yamasanae様

確認ですが、ウェブサイトの「ムシヒキアブ図鑑」の「シロズヒメムシヒキ」を見ていただくと、♀の尾端に棘があるのが確認できると思います。本種も同じかどうかわかりますでしょうか?最初尾端に棘は無いように見えたのですが、拡大するとぼけてしまって棘があるのかどうかよくわかりません。

もし棘があれば、シロズヒメムシヒキの属の最近記載された種になると思われます。棘が無ければ別属になります。

ケンセイ@♂の交尾器にも特徴がありますが写真では厳しいと思います

Re: ムシヒキアブ亜科の類 投稿者:yamasanae 投稿日:2011/06/18(Sat) 14:30:36 No.6941  引用 
ケンセイさまお手数をおかけします。
尾部の拡大写真を添付します。
棘はないようです。ムシヒキアブ図鑑のムシヒキアブ亜科の中では、サキグロムシヒキの♀の尾部と似ていると思います。


Re: ムシヒキアブ亜科の類 投稿者: 投稿日:2011/06/18(Sat) 18:37:59 No.6942  引用 
yamasanae様

棘が無いのでしたら、以下の種になると思います。

Ktyr caucasicus (Richter, 1963)

私は平成7年頃より相模川の調査で本種を採集しています。
シロズヒメムシヒキ(現在ではほとんどナガトミヒメムシヒキ)に似ているのですが、大きさはやや小型で、♀の尾端に棘が無く、雄の交尾器の内側に突起がないので区別が出来ます。相模川河川敷(海老名市、厚木市)と東京都中野区の標本を確認しています。

ただし、本種を日本から正式に記録した論文はまだ未発表なので、私も正式な公表は出来ずにおります。U氏の論文が発表されるのを待っている状況です。

ケンセイ@本種は関東には広く分布しているかも・・・

Re: ムシヒキアブ亜科の類 投稿者:yamasanae 投稿日:2011/06/18(Sat) 22:07:40 No.6943  引用 
 ケンセイさま ありがとうございました。写真だけで無理なお願いをしたのでなければよいのですが。
 Ktyr caucasicus (Richter, 1963)はなかなか図鑑などでは確認できないようですが、庭にいろいろ来るムシヒキアブの類を注意して観察していきたいと思います。

このミバエは? 投稿者: 投稿日:2011/06/02(Thu) 13:21:14 No.6913  引用 
先日、海岸マツ林内のヤマザクラの葉に止まっていたミバエを採集しました。安直絵合わせで同定を試みたのですが、一致するものが見つかりませんでした。一見、フタヤマハマダラミバエ風の斑紋なのですが、細部の斑紋が合いませんし、翅の輪郭もちょっと違う点で別モノだろうと思いました。このミバエは何者でしょうか。おわかりになる方がいらっしゃいましたらご教示下さい。

新潟市 2011年5月24日採集 体長約5mm


Re: このミバエは? 投稿者: 投稿日:2011/06/02(Thu) 13:22:33 No.6914  引用 
頭部、胸背、後姿、
そして翅です。

よろしくお願いしますm(_ _)m。


Re: このミバエは? 投稿者:茨城@市毛_喪中 投稿日:2011/06/03(Fri) 18:11:59 No.6922  引用 
猫又様,御無沙汰しております.

極東の昆虫の検索でも出てこない斑紋ですね.
私も,フタヤマハマダラミバエAnastrephoides matsumuraiとは別物だと思います.
どちらかというと,近縁のMyoleja属(Shunraia Ito)に似たような斑紋の種類が見られます.

ほげさんのコメントを期待しましょう.


Re: このミバエは? 投稿者: 投稿日:2011/06/04(Sat) 00:35:22 No.6925  引用 
茨城@市毛さま
コメントありがとうございます。こちらこそ、ご無沙汰しております。毎度、やっかいなモノを持ち込んですみません。

確かに、お示しいただいた図と比べると、Myoleja属の方が斑紋パターンが似てますね。でも、どれもそこはかとなく違いますね。むむむ・・・

そうですね、ほげさんのコメントを待ってみます。

Re: このミバエは? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2011/06/05(Sun) 00:06:41 No.6926  引用 
Wang, 1996の写真をみてもMyoleja sinensisか、その亜種位の違いではないでしょうか。

Re: このミバエは? 投稿者:ほげ 投稿日:2011/06/05(Sun) 22:32:53 No.6927  引用 
猫又さま皆さま

どうもです。ほげです。ミバエが好きです。昨日は談話会の八王子調査会に行っておりました。ちょっとだけミバエも採りました。

最近はミバエネタが多くてうれしいです。その割に私のレスポンスが遅く、申し訳ありません・・。

さてご質問のミバエですが…むむむ?確かに「安直絵合わせ」にも伊藤修四郎博士のモノグラムにも載っていませんね(^_^;)。

素晴らしい標本写真ですので、これを見ながら手持ちの文献をあたってみた結論としては、三枝先生と同様、Myoleja sinensis (Zia)もしくはそれに極めて近い種(亜種)ということで良いのでは、というものでした。

文献上の記録としては、市田さんの「青森県のミバエ科」(津軽昆虫同好会 Celastrina No.29 1994年)に同種の報告があります。市田さんの書かれた論文ということだけでも十分ですが、標本の同定にはさらに伊藤修四郎先生の手も加わっておりますので、まず間違いはないだろうと思われます。

私の手持ちの標本(日本産)とも比べてみましたが、翅紋のパターンなど一致しており、同種と考えて間違いないようでした。

いつか、本家のMyoleja sinensisも見てみたいものです。

貴重な標本と思いますので、大事になさって下さいましm(_ _)m

Re: このミバエは? 投稿者: 投稿日:2011/06/06(Mon) 09:18:46 No.6928  引用 
三枝先生、ほげさま

色々調べていただきまして、ありがとうございます。
Myoleja sinensis もしくはごく近縁の何かという線で良さそうですね。茨城@市毛さんのお示しになったsinensisの図とは、斑紋が少々異なりますが、亜種レベルの変異だろうということですね。
ありがとうございました。

標本は、出来れば秋の同定会に持って行きたいと思います。

Re: このミバエは? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2011/06/07(Tue) 23:31:04 No.6933  引用 
本種に対する私やほげさんの見解をミバエの分類に詳しい末吉昌宏博士に問合せましたら、私たちの見解でいいのでは、というご返事をいただきました。だいたいこの線で落ち着きそうですね。

Re: このミバエは? 投稿者: 投稿日:2011/06/09(Thu) 00:44:17 No.6934  引用 
三枝先生

末吉博士にお問い合わせして下さったのですか!!
ありがとうございます。お手数をおかけしてすみません。
M. sinensis(亜種かもしれない)と判断して良さそうですね。

ガガンボの同定をお願いいたしま... 投稿者:なか 投稿日:2011/06/06(Mon) 16:24:00 No.6929  引用 
島根県出雲市でガガンボを見つけました。
ベッコウガガンボに近い仲間でしょうか?

同定をよろしくお願いいたします。


Re: ガガンボの同定をお願いいた... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2011/06/07(Tue) 00:37:30 No.6931  引用 
このガガンボはホリカワクシヒゲガガンボCtenophora (Pselliophora) bifascipennis (Brunetti, 1911)という種です。

本種に関しては、「みんなで作る昆虫ブログむし探検広場」の2008年9月26日に「色はハチのようで、形が蚊のようなトンボのような」という投稿があります。その投稿にたいするコメントとしてDipterophilusのハンドルネームで本種について生態も記述しておきましたのでご覧ください。このほかあと一件同じサイトでホリカワクシヒゲガガンボと検索すれば投稿がみられます。

Re: ガガンボの同定をお願いいた... 投稿者:なか 投稿日:2011/06/07(Tue) 13:07:53 No.6932  引用 
三枝豊平様
同定していただき、ありがとうございました。
「みんなで作る昆虫ブログむし探検広場」の2008年9月26日も
拝見いたしました。
発見場所の近くに朽ち木も腐葉土もありますので、
また出会えるかもしれませんね。
もう少しきれいな写真をとりたいなと思っております。

ガガンボの同定をお願いいたしま... 投稿者:なか 投稿日:2011/06/06(Mon) 16:25:14 No.6930  引用 
もう一枚写真をお送りします。

ミバエ 投稿者: 投稿日:2011/05/31(Tue) 21:38:05 No.6906  引用 
昨日(5月30日)に福岡市中央区の赤坂公園で写したミバエです。このミバエはVidalia accolaでよろしいでしょうか。

Re: ミバエ 投稿者: 投稿日:2011/05/31(Tue) 21:40:49 No.6908  引用 
同じ個体です。数カットお見せします。

Re: ミバエ 投稿者: 投稿日:2011/05/31(Tue) 21:42:33 No.6909  引用 
ここは住宅地に囲まれた、孤島みたいな小さな古い緑地です。

Re: ミバエ 投稿者: 投稿日:2011/05/31(Tue) 21:44:47 No.6910  引用 
最後のカットです。
古い大邸宅の跡地を市が買い取って一帯を公園にした場所で、住宅街の中にしてはちょっと面白い場所です。


Re: ミバエ 投稿者:ほげ 投稿日:2011/06/01(Wed) 01:49:37 No.6911  引用 
pierisさま、どうもです。ほげと申します。ミバエが好きです。

お写真のミバエですが、判然とはしないものの、うっすらと見える翅紋と、まっ黄色な体色などからVidalia accola(♀)でよろしいかと存じます。

まだ羽化したての個体なのではと思います。

Re: ミバエ 投稿者: 投稿日:2011/06/01(Wed) 09:36:49 No.6912  引用 
ほげ様
さっそくのご教示、大変ありがとうございます。
100KB以下に圧縮するときにノイズが入り、少々見にくい画像になってしまいました。

けっこう鈍感で、とまっている葉をつかんでも飛び去りませんで、ゆっくり写真を撮れました。看破なさったとおりに、羽化したてだったんでしょうね。

またよろしくお願いいたします。

中国のアシナガバエの総説 投稿者:三枝豊平 投稿日:2011/05/29(Sun) 08:08:54 No.6898  引用 
中国農業大学の楊定教授他の編著で、中国のアシナガバエk科の総説が出版されました。総ページ数約2000ページの大著です。

楊定他編著(2011)中国動物誌 昆虫綱 第53巻 双翅目長足虻科 科学出版社(北京)定価420元。

私は楊先生からpdfをいただいた段階ですが、上海学術書店等に問い合わせれば入手方法がわかると思います。科の概説、亜科、属、種の検索表、各種の記載とほとんどの種に♂交尾器、触角の図、種によっては翅脈の図が付いています。今後日本のアシナガバエ科を研究したり、同定するためには必須の書籍になります。 

Re: 中国のアシナガバエの総説 投稿者:バグリッチ 投稿日:2011/05/29(Sun) 09:29:28 No.6899  引用 
三枝先生

 大変興味深い情報です。
 是非 入手しようと思います。

 図が豊富なのは うれしいです。
 日本産の種の解明が進むことを期待したいです。

Re: 中国のアシナガバエの総説 投稿者:アーチャーン 投稿日:2011/05/29(Sun) 17:58:58 No.6903 ホームページ  引用 
 三枝先生他皆様、御無沙汰しております。

 早速、Web上で探してみましたが、上海学術書店のサイトでは見つかりませんでした。
 東方書店では2011/04出版となっており22,050円で「在庫なし」ですが、亜東書店では2011/02出版、「予価 19,950 円(税込)」となっています。まだ、入荷していないのかも知れません。
 しかし、高いですね。

Re: 中国のアシナガバエの総説 投稿者:茨城@市毛_喪中 投稿日:2011/05/29(Sun) 23:08:14 No.6904  引用 
皆様,こんばんは.

China Scientific Book Serviceでは,
 Fauna Sinica Insecta (Vol.53) Diptera Dolichopodidae Price: US$159
となっています.

中国産の文献は,横浜の書虫という本屋が安いようです.
http://www.frelax.com/

まだ,リストには載っていませんが,問い合わせをすれば価格等の返事がすぐ来ると思います.

なお,書虫では中国国家図書館(旧北京図書館)への文献複写も依頼できるような話です.直接図書館に申し込むよりかなり安いとの話でした.

Re: 中国のアシナガバエの総説 投稿者:TKM事務局 投稿日:2011/05/30(Mon) 22:15:44 No.6905  引用 
上海学術書店での検索できました。16800円です。

http://www.shanghaibook.co.jp/cart_sys/Saisin2C/

 こちらから検索する際に「中国動物誌 昆虫綱 第53巻 双翅目長足虻科」のうち、「動」と「長」が、簡体字という奴でしょうか、違う字です。また「誌」ではなく「志」でないと検索できません。「双翅目」とか「足虻」で検索するとよいでしょう。

 上海学術書店は複雑な割引制度があり、出版社割引20%(科学出版社は対象)さらに、大口割引(5000円以上→10%引、10000円以上→20%引、20000円以上→30%引、40000円以上→40%引)というのがあります。16800円×0.8×0.8で10752円ということでしょうか。正しいかどうかは同社にお問合せ下さい。
 書虫(しょむし)も18710円と表示されていますが詳細画面に進むと18710円 → 13100円とさらに値引き表示されています。
 この前の土曜日(5/28)に神田の亜東書店をのぞいてきましたがまだ店頭にはありませんでした。

黄色い小さなハエ 投稿者:tosaka 投稿日:2011/05/29(Sun) 11:05:36 No.6900  引用 
5月21日に八王子市で撮影しました。
No.6551で投稿されているミズアブ科のOxycera trilineata に似ていますが、近縁の種でしょうか?
画像から測った体長は約2.5mmありました。
属のレベルでもわかるようでしたら、教えていただけないでしょうか。よろしくお願い申し上げます。


Re: 黄色い小さなハエ 投稿者:茨城@市毛_喪中 投稿日:2011/05/29(Sun) 11:52:22 No.6901  引用 
tosaka様.

残念ながら,写真のハエはミズアブ科ではなくキモグリバエ科の1種です.写真だけでは属までたどり着くのは難しいと思われます.

Re: 黄色い小さなハエ 投稿者:tosaka 投稿日:2011/05/29(Sun) 11:57:22 No.6902  引用 
市毛様
早速ご教示いただきありがとうございました。
キモグリバエ科の1種ということまで判明してよかったです。

同定をお願いします 投稿者: 投稿日:2011/05/24(Tue) 06:37:20 No.6868  引用 
腹の先半分が黄色い毛で覆われていて面白いと思って撮った画像です(5/22徳島市)。
ハナアブとしてはかなり大きな個体(1.5センチ位)で、
遠目にはマルハナバチのように見えました。
WEB上の「ハナアブの世界」を参照したところ、「フトタカオハナアブ」あたりが近いと思いますが、
詳しい方のご意見を伺いたく投稿しました。
よろしくお願いします。


Re: 同定をお願いします 投稿者:pakenya 投稿日:2011/05/24(Tue) 15:54:25 No.6869  引用 
Y.SAKATAさん、こんにちは。

写真のハナアブは、翅のR4+5脈が顕著に曲がっており、ハラブトハナアブ属:Mallotaの1種です。複眼が左右接しており、立毛があるのでM. japonicaかM.mundaのどちらかと思いますが、同定のポイントになる後脚腿節の曲がり具合等が確認できないので判断できません。

この仲間はマルハナバチに擬態しており、春にはコマルハナバチのメスかワーカーのそっくりさんをしているものがよく見られます。が、困ったことに何種ものハナアブが同じような毛色をしているので、交尾器などの細かいところを観察しないと同定できないんです。

さらに、同じ種内に色違いがいて、別々に種名が付けられています(まだ、正式に整理されていない)ので、種名を口に出すのが面倒な仲間でもあります。

今の時点では、ニッポンミケハラブトハナアブjaponicaかアシボソミケハラブトハナアブmundaのどちらかということになります。

Re: 同定をお願いします 投稿者: 投稿日:2011/05/24(Tue) 20:55:26 No.6871  引用 
pakenya様
早速のご教示ありがとうございます。
趣味で昆虫の画像を集めており、これまで1000種余りを撮影してきましたが、
ハラブトハナアブは全くの初耳でした。
双翅目はネット上の情報も少なく、いつも未知との遭遇になります。
ところで過去ログに「後脛節がほどほどにカーブしているので、札幌の昆虫のニッポンミケハラブトM.japonicaに該当する」という旨のpakenyaさんのコメントを拝見しましたが、
投稿個体の湾曲した脚が別角度の画像で見受けられました。
正確には専門の先生による交尾器の検鏡が必要でしょうが、
とりあえずはニッポンミケハラブトM.japonicaと判断して良いでしょうか。


Re: 同定をお願いします 投稿者:pakenya 投稿日:2011/05/26(Thu) 09:26:33 No.6889  引用 
返答が遅れました。

ここが確認できれば・・というような同定のkeyが見れていないので確実ではありませんが、全体の体形や胸部前半の色彩、後脚の脛節の曲がり具合などからはjaponicaの可能性が高いです。両種は、横顔にも差が出るので(japonicaのほうが口縁が長く突出)横位置からの写真があればいいのですが・・

Re: 同定をお願いします 投稿者: 投稿日:2011/05/28(Sat) 03:04:48 No.6897  引用 
重ねての回答ありがとうございます。
採集をしていませんので、残念ながら横顔のアップはありませんでした。
でもハラブトハナアブ属の一種と分かっただけでも収穫でした。
どうもお世話になりました。

ミズアブ科Oxycera属? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2011/05/25(Wed) 19:00:14 No.6874  引用 
こんにちは。

 昨年夏に埼玉県の山地で採ったミズアブ科の一種です。

 小盾板がクリーム色で、1対の大きなとげがあります。(画像の左の1本は欠落しています)
 体長は 約4.5mm程度です。

 検索ではOxycera属になりますが、日本産の文献には、本種と思われる種は見つかりませんでした。

 属が違うか、未記録種か、何かヒントがいただけましたらありがたいです。

 よろしくお願い申し上げます。


Re: ミズアブ科Oxycera属? 投稿者:茨城@市毛_喪中 投稿日:2011/05/25(Wed) 23:07:10 No.6879  引用 
バグリッチ様.

 大阪市立自然史博物館で標本整理をしている大石氏からの情報では,直縫群の専門家であった永富コレクションの中に未記載種と思われる種類がまだまだ残っているそうです.

 極東エリアでのミズアブの研究者を探してみましたが,専門的に研究している人はいないようですね.
Dr.ROZKOSNYやDr.Nartshuk,Dr. Krivosheinaが片手間で研究しているようですが,極東エリアのファウナをまとめるまでには至っていないようです.

Re: ミズアブ科Oxycera属? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2011/05/26(Thu) 23:10:17 No.6896  引用 
市毛様

 早速のご教示 ありがとうございます。

 ミズアブ科はかなり解明されている印象でしたが、まだまだ未記載種があるのですね。
 この種が未記載日本未記録かは何とも言えませんが、奥深いようですので、今後のテーマの一つとします。

 そういえば、身近に普通なのOdontomyia属にも、例の有名な不明種がいますね。

 また いろいろ教えてください。

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169]

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -