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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ハグロケバエでしょうか? 投稿者:神津WF 投稿日:2020/04/17(Fri) 13:05:48 No.10452  引用 
はじめて投稿させて頂きます。
4月16日に伊豆諸島の神津島で見つけました。
科や属レベルでも構いませんので、何卒宜しくお願い致します。


Re: ハグロケバエでしょうか? 投稿者:神津WF 投稿日:2020/04/17(Fri) 13:07:21 No.10453  引用 
こちらはオスだと思われる写真です。

Re: ハグロケバエでしょうか? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/17(Fri) 18:17:00 No.10455  引用 
神津WF 様.

メスの方はハグロケバエのようです.
オスも同種と思われます.

Re: ハグロケバエでしょうか? 投稿者:神津WF 投稿日:2020/04/17(Fri) 22:27:57 No.10460  引用 
茨城@市毛 様

早速のご回答ありがとうございました。
ハグロケバエとお答え頂き安心しました。

実はもうひとつご質問がございまして、、、
島在住の方がこのケバエに咬まれた(刺された)と情報を頂いたのですが、何かの拍子でそういうことが起こりえるのでしょうか?
もしくはケバエにそっくりな形態で、この時期に人間に危害を与えそうな昆虫は存在するのでしょうか?

Anthepiscopus属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/15(Wed) 21:34:41 No.10434  引用 
茨城県の北部山地で5月に得られる,体長3mm程の2種類の小型のオドリバエです.

こちらは,Iteaphila nitidula Zetterstedt, 1838クロクチナガハナオドリバエと判明しました.
(Shinclair & Shamshev, 2012, World revision of Iteaphila macquarti groupを参考にしましました)


Re: Anthepiscopus属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/15(Wed) 21:36:25 No.10435  引用 
このR4脈を欠く種類は,Anthepiscopus属と思われますが,如何でしょうか?

Re: Anthepiscopus属 投稿者:三枝豊平 投稿日:2020/04/16(Thu) 03:51:19 No.10436  引用 
Iteaphilaは同定された通り,I. nitidulaです.本種は日本でも広く分布していて,春にヤナギやカエデの花に集まっているのが採集できます.雄交尾器に背板葉が方形で長く伸びるのが特徴です.Anthepiscopus属も数種日本にいますが,私のところの標本はSinclairのところに行っていて,彼が研究することになっているはずです.お尋ねの種も多くはないのですが各地で取れます.IteaphilaのR4が失われたようなものです.

Re: Anthepiscopus属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/16(Thu) 19:38:53 No.10442  引用 
三枝 様.

やはり,Anthepiscopus属も複数の種類が日本にいるのですね.「はなあぶ」にでも記録しておきます.

未整理の標本箱を探したら,やはり県北山地で採集したIteaphila orchestris Melander, 1902ナミクチナガハナオドリバエが見つかりました.


Re: Anthepiscopus属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/16(Thu) 19:43:30 No.10443  引用 
気になったのが,北海道大雪山銀泉台で採集したこの個体です.

hypandriumの先端の形状が,全北区に分布するIteaphila macquarti Zetterstedtに良く似ています.


Re: Anthepiscopus属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/16(Thu) 19:47:19 No.10444  引用 
北海道大雪山銀泉台の個体の全形図です.

Re: Anthepiscopus属 投稿者:三枝豊平 投稿日:2020/04/17(Fri) 09:37:24 No.10447  引用 
I. orchestrisもI. macquartiも市毛さんの同定の通りです.このほかにI. saigusaiというのが奥志賀高原で採集されています.5月31日に私が採集したホロタイプの雄1頭が知られているだけです.そちらに適期に採集に行かれる方は,ヤナギやカエデの花を狙って探してみてください.この種では,市毛さんが図示された3種の雄交尾器のようには背板葉が三角形や方形に伸びていません.

Re: Anthepiscopus属 投稿者:三枝豊平 投稿日:2020/04/17(Fri) 10:02:34 No.10449  引用 
I macquartiは日本から記録されていたとばかり思っていました.理由はShamishevとSinclairのこの仲間のrevisionの論文作成の折に,私のIteaphilaのコレクションは全部貸し出したので,その中にI.macquartiの大雪山の標本も多数含まれていました.しかし,今彼らの論文を見直してみると,なぜか本種の標本記録の中に私の大雪山の材料が含まれていません.しかも,彼らから返却された標本の中には本種について彼らの同定ラベルがついた多数の大雪山の標本が入っています.
 カナダとロシアで別々に研究してきたのを共著にしたので,いろいろと手違いがあったのでしょう.ちなみに本来なら標本の提供者として謝辞に述べるべきリストのなかに私の名前も欠落しています.Iteaphila saigusai Shamishevという新種をこの論文の中で記載していながら,です.
 このような次第で,私も日本昆虫目録の中では彼らの論文に従って,I. macquartiを含めていませんでした(お粗末ながら,これも今回の市毛さんの投稿で気づきました).

Re: Anthepiscopus属 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/17(Fri) 18:19:36 No.10456  引用 
三枝 様.

了解しました.
I. macquartiの記録が抜けていたのですね.

これも「はなあぶ」に投稿しておきます.

ありがとうございました.

同定のお願い 投稿者:大表章二 投稿日:2020/04/16(Thu) 08:55:14 No.10438  引用 
キリウジガガンボでしょうか?

Re: 同定のお願い 投稿者:三枝豊平 投稿日:2020/04/17(Fri) 09:28:30 No.10446  引用 
門外漢ですが,キリウジュガガンボが属するTipula属には日本列島でも100種以上に及ぶ多数の種が含まれています.詳細な種の同定には雄の交尾器の細かな形態を調べる必要があります.ですから,ガガンボの専門家でもこのような生態の画像をみても,容易には種の同定はできないと思います.Tipula属の1種ということで,一般的には十分だろうと思います.

Re: 同定のお願い 投稿者:大表章二 投稿日:2020/04/17(Fri) 10:08:39 No.10450  引用 
> 門外漢ですが,キリウジュガガンボが属するTipula属には日本列島でも100種以上に及ぶ多数の種が含まれています.詳細な種の同定には雄の交尾器の細かな形態を調べる必要があります.ですから,ガガンボの専門家でもこのような生態の画像をみても,容易には種の同定はできないと思います.Tipula属の1種ということで,一般的には十分だろうと思います.


ご教示いただきありがとうございます。Tipula属の1種ということで理解しました。茨城@市毛様にもお伝えしたのですが、標本写真なしで同定できるハエ目はごく1部しかいないという事を知ってはいたのですが、書かずに投稿してしまいました。失礼しました。以後気を付けたいと思います。

ごあいさつ 投稿者:大表章二 投稿日:2020/04/16(Thu) 08:44:06 No.10437  引用 
私は、居住している北海道蘭越町という地域の昆虫類の調査をしている一市民です。これまで、手作りの昆虫図鑑を作り、町民センターや図書館、学校等に寄贈をしたり、蘭越自然探検隊というサークルを作り、昆虫採集や標本づくりの体験活動を行ったりしてきました。
 今回「蘭越の昆虫 アブ ハエ篇」というハエ目を70種余収録した図鑑を制作しました。ただ、一市民が撮影した写真をもとに、閲覧可能な図鑑やネット情報を頼りに作ったもので、誤りや不十分な点も多いと思っています。標本はまったく作っていません。
 これまで、チョウ目(ガを除く)やコウチュウ目、カメムシ目の図鑑を制作した際には、地域の学芸員の方に見ていただくなどして、正確さを期するように努めたのですが、ハエ目については専門の方を存じ上げず困っていた所でした。
 そのような時に、貴サイトにたどりつきました。大変うれしく思い、同定依頼等の投稿させていただくことにしました。
 先に記したように70種以上あるので、一挙に多くの投稿をしてはご迷惑になるのではと考え、少しずつお願いすることにしました。何か不都合の点が生じた際にはご指摘ください。
どうぞよろしくお願い致します。

Re: ごあいさつ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/16(Thu) 19:31:11 No.10441  引用 
大表様.

残念ながら,ハエ・アブ類は余程顕著な特徴を持つ種類でないと生態写真での同定は困難です.

一般の方からのガガンボやヤドリバエの投稿は多いですが,殆ど判別出来ていません.

この掲示板の過去のスレッドを色々と見てください.

「昆虫エクスプローラ」や「ハエ図鑑:アブ図鑑・カ(蚊)図鑑 - 教育学部 理科教育講座 地学教室」なども参考にしてください.

Re: ごあいさつ 投稿者:大表章二 投稿日:2020/04/17(Fri) 09:55:50 No.10448  引用 
> 大表様.
>
> 残念ながら,ハエ・アブ類は余程顕著な特徴を持つ種類でないと生態写真での同定は困難です.
>
> 一般の方からのガガンボやヤドリバエの投稿は多いですが,殆ど判別出来ていません.
>
> この掲示板の過去のスレッドを色々と見てください.
>
> 「昆虫エクスプローラ」や「ハエ図鑑:アブ図鑑・カ(蚊)図鑑 - 教育学部 理科教育講座 地学教室」なども参考にしてください.
ご教示いただきありがとうございます。ハエ目の場合、標本写真がなければ、種までの同定はほとんどの場合無理だという事を理解はしていたので、属や科段階でも教えていただければと思ってはいたのですが、そのことを書かずに同定のお願いをしてしまいました。大変失礼しました。
過去のスレッドや紹介していただいたサイトなども参考にしたいと思います。

同定のお願い 投稿者:芋虫のつぶやき 投稿日:2020/04/14(Tue) 18:35:13 No.10430  引用 
渓流に咲くハナネコノメのポリネーターです。
ご教示ください。


Re: 同定のお願い 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/14(Tue) 21:11:54 No.10433  引用 
芋虫のつぶやき様.

ハナダカチビハナアブ属Spheginaの1種です.

早春に咲くハナネコノメに飛来していることから,Sphegina(Asiosphegina) sp.3K
ハルノハナダカチビハナアブと思われます.

Re: 同定のお願い 投稿者:芋虫のつぶやき 投稿日:2020/04/16(Thu) 20:26:34 No.10445  引用 
茨城@市毛 様

早速のご返信、ありがとうございました。
ハルノハナダカチビハナアブと思われるとのこと、
ハナネコノメとの早春の生物同士の繋がりを感じさせます。
今後ともよろしくお願いいたします。

Hilara(Calohilara) sp.1ですか ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/13(Mon) 23:12:57 No.10422  引用 
これも,6月に茨城県北部の山地で採集した翅長2.8mm程のオドリバエです.

当間山のオドリバエ科にあるHilara(Calohilara) sp.1でしょうか?


Re: Hilara(Calohilara) sp.1で... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2020/04/13(Mon) 23:31:09 No.10425  引用 
市毛様.画像の雌は同定された通り,私が日本産水生昆虫第二版でHilara (Calohilara) sp.1とした種です.本州から九州まで広く分布していますが,局地的です.雄の採餌行動や配偶行動の詳細は研究されていません.対馬の種はやや大型です.
Calohilaraはミャンマーの東北部にあるKambaitiで,マレーゼトラップの創始者のMalaiseが採集した3種の標本でフィンランドのR. Freyが創設した亜属です.その後,私の知見ではネパール,ブータン,ミャンマー,中国の雲南省等各地,台湾,それに日本から約15種ほどが分布しています.典型的な西部支那系(日華区系)のグループです.ヨーロッパや北米にはいません.

Re: Hilara(Calohilara) sp.1で... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/14(Tue) 20:54:44 No.10431  引用 
三枝様,回答有り難うございます.

日本産水生昆虫第二版で確認するのを失念していました.

Hilara (Calohilara) sp. 1, Honda, 1973 ヒメハマダラミナモオドリバエとして解説されていたのですね.

ありがとうございました.

マガリモンハナアブ? 投稿者:いぐに 投稿日:2020/04/09(Thu) 17:04:17 No.10400  引用 
いつも拝見させていただいております。

先日千葉県で捕獲したのですが、マガリモンハナアブでしょうか?
ハナアブの世界には、”マガリモンハナアブの近縁種”と記載されていたので、マガリモンハナアブの同定は難しいのかなと思ったのでお尋ねさせていただきました…
写真が見づらいですが、申し訳ございません…
よろしくお願い致します。


Re: マガリモンハナアブ? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/11(Sat) 14:53:37 No.10412  引用 
いぐに様.

外見は酷似していますが♂交尾器が微妙に異なる個体があり,場所によっては混生しています.
未だ結論を出さずに放置していました.

取りあえずは,Anasimyia lunulata (Meigen, 1822) マガリモンハナアブとしてください.

Re: マガリモンハナアブ? 投稿者:いぐに 投稿日:2020/04/14(Tue) 18:04:04 No.10429  引用 
茨城@市毛様

ご回答いただきありがとうございます。
そういう事情があったわけですね。
これからも、掲示板楽しく拝見させていただきます!
ありがとうございました!

同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2019/05/01(Wed) 14:17:10 No.10155  引用 
いつもご指導、ありがとうございます。
5月1日に静岡県御殿場市で撮った画像を見ていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。


Re: 同定のお願い 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2019/05/02(Thu) 19:42:14 No.10156  引用 
HM様.

オドリバエ科1種です.
恐らく,Empis属やRhamphomyia属のような気がしますが,
種類が多いグループなので,翅脈など細かい場所を見ないとわかりません.

Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2019/05/03(Fri) 19:55:42 No.10157  引用 
茨城@市毛様
ご教示、ありがとうございます。
翅脈の画像を添付させていただきます。
もし属の絞りこみができるようでしたら、ご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。


Re: 同定のお願い 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2019/05/07(Tue) 12:10:48 No.10158  引用 
HM様.

恐らく,Rhamphomyia属と思われます.

Re: 同定のお願い 投稿者:HM 投稿日:2019/05/08(Wed) 05:08:40 No.10159  引用 
茨城@市毛様
ご教示、ありがとうございました。
今後もオドリバエに注目していきたいと思います。

Re: 同定のお願い 投稿者:三枝豊平 投稿日:2020/04/09(Thu) 13:59:09 No.10398  引用 
久しぶりにこのサイトを見て気づきました.市毛さんが回答されているようにRhamphomyia属です.この属のCalorhamphomyia亜属の種です.雌ですし,脚,特に後脚の特徴が種の同定には必要です.

Re: 同定のお願い 投稿者:三枝豊平 投稿日:2020/04/14(Tue) 15:17:43 No.10428  引用 
HMさん.すっかりご無沙汰をしています.画像のCalorhamphomyiaの雌は,以前にあなたがこの掲示板のNo.8819(20140427)で投稿された雄の種の雌だと思います.その折もお伝えしましたが,R. nipponensis群の1種で,愛知,静岡県東部にかけて分布する未記載種です.あれから6年ほど経過してしまい,Calorhamphomyiaの論文も未完成の状態でして,折角雌雄の標本をご恵贈いただいたのに,まだご厚情にこたえられず,申し訳ないです.

Empis(Planempis) constricta? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/13(Mon) 11:41:03 No.10418  引用 
6月に茨城県北部の山地で採集した体長6mm程のオドリバエです.

♂交尾器からすると,Empis(Planempis) constricta Saigusa, 1992クビレヒラオオドリバエと思われますが,如何でしょうか?


Re: Empis(Planempis) constrict... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/13(Mon) 11:41:55 No.10419  引用 
同♂交尾器です.

Re: Empis(Planempis) constrict... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2020/04/13(Mon) 18:36:07 No.10420  引用 
市毛様.画像の種は同定されたようにEmpis (Planempis) constricta Saigusa, 1992です.本種は北は静岡県から四国,南は鹿児島まで広く分布しています.茨城県は分布がさらに北関東まで及んでいることが分かりました.この亜属のholocleroides群としては分布が特別に広い種です.地理的分化をしたのちに異所的な種の一つが分布を拡大した,というような例かと思います.Calorhamphomyiaのcomplicans群のR. complicansの場合に似ているかと思います(complicansもすでに本州で3亜種に分化してます).E. constrictaの語源は,市毛さんが載せている交尾器側面の特徴からです.尾角突起の下垂している部分の基部が強く縊れている点に基づいています.

Re: Empis(Planempis) constrict... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2020/04/13(Mon) 22:02:54 No.10421  引用 
三枝様.

constrictaの原記載では,静岡以西だったので合っているか不安でした.
ありがとうございました.

引き続き,手元の不明種をアップしますので,お時間のあるときにでもご回答頂けると幸いです.

ウルワシオドリバエ亜属 投稿者: 投稿日:2020/04/10(Fri) 02:26:55 No.10403  引用 
連続になりますがよろしくお願いいたします.
長野県松本市大滝山(標高2600m),2019年7月25日,体長6mmです.
山頂よりも少し下ったお花畑の葉の上にいました.
蛹の殻が右翅の先端に付いていて広がらず羽化不全になっていました.


Re: ウルワシオドリバエ亜属 投稿者: 投稿日:2020/04/10(Fri) 02:27:41 No.10404  引用 
左翅背面と左後脚前面です.

Re: ウルワシオドリバエ亜属 投稿者: 投稿日:2020/04/10(Fri) 02:28:36 No.10405  引用 
出先で脚を矯正せず,交尾器がよい角度で撮影できず申し訳ありません.

北隆館の新訂原色昆虫大図鑑IIIのp.427からを見ましたが分かりませんでした.
検索表では,後腿節は広範に暗色,翅長9mm未満(採集個体は約8.5mm),後脛節腹面の毛は脛節幅よりも短く,翼状突起は単一の先端なので該当なしになります.

もし翅長9mm以上ならば,後腿節は真直ぐで前腹面の刺状剛毛は無く,尾葉角は等幅で,翼状突起は先端が単一,
その後4番へ行きますが,前ふ節に刺状の刺毛を欠き,翼状突起の先端はとがり,翅端部のわずかな暗色部は縁紋と連続しない,となりますが,
オグロオオウルワシオドリバエにしては挿入器は黒色ではありません.

このようなわけで分かりませんでした.ご教示願えたらと思います.よろしくお願いいたします.


Re: ウルワシオドリバエ亜属 投稿者:三枝豊平 投稿日:2020/04/10(Fri) 17:43:42 No.10406  引用 
1.この亜属の蛹は記録はもちろん私も採集したことがありません.今回のように,たまたま脱皮を失敗した個体について,オドリバエ科群のいくつかの属の蛹の標本を持っていますが,Calorhamphomyiaは初めてで,大変貴重な標本です.何らかの方法で(その部分だけ翅を切って,全体を中性洗剤を入れたぬるま湯で軟化して,液浸標本として観察するなど)形態を詳細に図説する価値が十分にあります.
2.種について,検索されたR. optimalisが含まれる群の未記載種です.この群には東北地方に1種,関東北部から東北南部にoptimalis,中部山岳地帯に3種,中国地方に2種,九州及び四国に1種を私は調べています.今回の種は中部地方の2000-2500mの高地に生息していて,R. optimalisによく似て,phallusが黄色の種です.今回の個体は後腿節前腹面の刺毛の発達がやや日本アルプスの集団より弱い感じがします.北アルプスの穂高岳などにはこれよりやや大型の種(オドリバエ科としては世界最大),上高地などには第7腹節の突起が扁平でへら状の種が生息しています.
Calorhamphomyia亜属はかなり前に既知種を含めて30種余りの交尾器,脚などの作図や記載を終わっているのですが,その後15種ほど新しく採集していて,これの作図を終わってから発表しようと,それが叶わず,年月が経ってしまい,同好の方々にご迷惑をおかけしています.

Re: ウルワシオドリバエ亜属 投稿者: 投稿日:2020/04/10(Fri) 20:28:34 No.10409  引用 
三枝先生

ご回答くださりありがとうございます.未記載種の差異や分布についての貴重な情報をお知らせくださり感謝いたします.大滝山は北アルプスの中でも上高地のすぐ近くですので,他にも教えてくださった種などが得られるかもしれません.去年初めて案内してもらい訪れましたが,今年以降も採集を続ける予定ですので,オドリバエ科もよく探したいと思います.

蛹につきましては,貴重なものであるとの事で驚きです.偶然見つけることができて幸運でした.ぜひ先生のご研究に用いてくださればと思います.お届けする方法をご指定いただければ,お送りしたいと思います.よろしくお願いいたします.

Re: ウルワシオドリバエ亜属 投稿者:三枝豊平 投稿日:2020/04/11(Sat) 21:06:23 No.10414  引用 
Calorhamphomyiaの蛹殻をお送りいただけるとのこと,大変貴重なものを有難うございます.すぐに研究にとりかかれませんが,それでよろしかったらよろしくお願いします.私の住所などは,North American Dipterists SocietyのhomepageでFLY TIMESが見れます.ネットでFLY TIMESと検索すれば出てくるはずです.それのiSSUE 47を開くと,2ページにDeuterophlebiaの記事を載せています.これをご覧になればわかりますので,調べtげ見てください.

Re: ウルワシオドリバエ亜属 投稿者: 投稿日:2020/04/12(Sun) 22:04:25 No.10417  引用 
三枝先生

お届け先が確認できました.お送りする準備をします.ありがとうございました.

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