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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ハエでしょうか? 投稿者:まゆみ 投稿日:2008/08/31(Sun) 22:24:02 No.4819 ホームページ  引用 
こんばんは♪
8月27日に撮ったのですが、10mmくらいだったと思います。
長細い感じですが、ハエでしょうか?
広島市佐伯区湯来町にいました。
よろしくお願いします!


Re: ハエでしょうか? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/08/31(Sun) 22:51:15 No.4822  引用 
モモブトホソバエ科(フトモモホソバエ科)Megamerinidaeのクロフトモモホソバエ(科名にあわせてクロモモブトホソバエと読み替えることも可能でしょう)Texara compressa Walkerです.後脚の腿節が肥大しているので,科名の異名のフトモモは大腿(太腿)を現す意味もあるからやや難点があり,モモブト(大腿が太い)の方がより端的な和名でしょう.

ありがとうございました♪ 投稿者:まゆみ 投稿日:2008/09/01(Mon) 17:51:11 No.4825  引用 
アノニモミイア 様
細いので蜂か?アブかと思いましたが、モモブトが特徴のハエだったのですね?
ありがとうございました。m(__)m

道東海岸のMelangyna 投稿者:pakenya 投稿日:2008/08/27(Wed) 16:34:38 No.4810  引用 
こんにちは

北海道東部、十勝海岸の湧洞沼原生花園で6月下旬にオオハナウドに飛来していたMelangynaが同定できなくて困っています。

腹部の斑紋は側縁まで達しておらず、小楯板は黄色くて先が縮れた黒色長毛とやや短い黄色毛で覆われています。前中脚脛節は黄色で、太い暗色の輪を持ちます。


Re: 道東海岸のMelangyna 投稿者: 投稿日:2008/08/27(Wed) 16:43:19 No.4811  引用 
複眼は全く無毛、顔の黒色中条は顔幅の1/5と狭く触角下部で途切れます。半月は下部が黄色く上部は黒色です。

札幌の昆虫を参照すると、ハラボソムツモンホソヒラタアブの記述が近いようですが、小楯板の毛の色と半月の色が一致しません。

「極東ロシア」で検索すると、key11にたどり着き、翅の第2基室の微毛を見ると基部前方が広く無毛域となっているので、M. umbellatarumに確定!っていうことになってしまいます。
でも、この種は国内からは記録されていません。

このヒラタアブは、M. umbellatarumでいいのでしょうか?


Re: 道東海岸のMelangyna 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/08/27(Wed) 18:28:07 No.4812 ホームページ  引用 
pakenya様.

国後まで分布している種類は,かなり高い確率で北海道に分布していると思います.逆に,樺太や北方4島に分布していない種類がいきなり北海道で記録される確立は非常に低いと思います.

さて,写真のハナアブはかなりM. umbellatarumに近いと思います.
全脚の色彩を教えて下さい.

P.S. Melangynaはまだまだ増えます.

Re: 道東海岸のMelangyna 投稿者:pakenya 投稿日:2008/08/28(Thu) 11:43:48 No.4815  引用 
市毛様、いつもお世話になります。

やはりM. umbellatarumの可能性アリなんですね。

足の色が分る側面の画像を添付します。
後脚は膝部を除く全体が黒色、前中脚は基節から腿節基部までが黒く、脛節は黄色で明瞭な暗色の環を持ちます。


Re: 道東海岸のMelangyna 投稿者:pakenya 投稿日:2008/08/28(Thu) 12:13:05 No.4816  引用 
続いてGeni側面の画像です。

Hippa(1968)のM. umbellatarumの図と比較すると、lingula先端部が強く波を打つことが気になりますが、thecaやsurstylusの形、tubus先端の形などは類似しているように見えます。

Hippaの検討したFinlandの標本では、腹部第4背板のスポットはextending narrowly over side-marginsとなっていますが、この標本では側縁に達していません。が、色彩はこれだけの広域分布種であれば相当な変異があるだろうと思います。


・・もしや・・new to Japanですか?

ニセスズキフタモンハナアブっぽ... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/08/03(Sun) 16:06:49 No.4750  引用 
こんちは。
 ハナアブが苦手ながら、懲りずに質問です。

 埼玉の山地で採ったハナアブですが、ニセスズキフタモンハナアブに似てると思っています。
 しかし、スズキフタモンハナアブとはゲニを比較しないと確定できない、との説明があり 挑戦しようと思ったのですが、ゲニの良い図が見つけられなく、行き詰まりました。
 ちなみに、ハナアブ14号に それらしい図があるのですが、使いこなせません。

 スズキかニセスズキか、全然違う種か、ご教示いただけましたらありがたく存じます。


Re: ニセスズキフタモンハナアブ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/08/06(Wed) 17:32:14 No.4755 ホームページ  引用 
バグリッチ様.

♂交尾器で区別すると,茨城にもFerdinandea属は2種いますが,学名に結構問題がありそうです.(極東ロシアに分布していないヨーロッパとの共通種)

一方,北海道のリストでは3種になっていますし,どうなることやら(~_~;)

Re: ニセスズキフタモンハナアブ... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/08/07(Thu) 22:46:54 No.4766  引用 
市毛様、こんちは。

 ご教示 ありがとうございます。

 Ferdinandea属は問題が残っているんですね。
 当面は Ferdinandea sp.としておきます。

 引き続き 宜しくお願い致します。

Re: ニセスズキフタモンハナアブ... 投稿者: 投稿日:2008/08/27(Wed) 10:00:57 No.4808  引用 
スーパー遅レスですが、スズキF. cupreaとニセスズキF. nigrifronsのgeniを撮影したのでアップします。

はなあぶ14号に示されている図は、単にterminaliaとしか書かれていないのでどこを示しているのか分りづらいですが、hypandriumの腹面(5,7)とその先端部の側面(6)を示しています。

F. cupreaのhypandrium先端は一対のうちわ状で、互いに接近しています。


Re: ニセスズキフタモンハナアブ... 投稿者:pakenya 投稿日:2008/08/27(Wed) 10:10:54 No.4809  引用 
続いてF. nigrifronsのgeniです。

こちらの写真は暗くて分りづらいかもしれませんが、hypandrium先端は外側に三角形に張り出す形をしています。

このほかにも、surstylusがcupreaの方が長いなどの違いがあるようです。

で、バグリッチさんの写真を見るとsurstylusがずんぐり短く、翅の横脈の紋が小さく、額が黒く(種名のとおり)、腹部や頭部の立毛が短くて白っぽいことから、nigrifronsになると思います。

極東ロシアの2種のhypandrium側面図がはなあぶ18号P25に載っていますが、これらとの違いは(特にruficornis)よく判りません。

ご参考までに


Re: ニセスズキフタモンハナアブ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/08/27(Wed) 18:55:01 No.4813 ホームページ  引用 
pakenya様,バグリッチ様.

hypandrium先端ではなく,superiolr lobeもしくはGonostylusですね.

今のところ,cupreaをsp.A, nigrifronsをsp.Bとしています.
また,sp.Aは額の色と体色が変化します.

両種は,hypandrium先端の形状とその基部に見えるBasiphallusの形状のほうが,区別しやすいです.

ここら辺は,分類が滅茶苦茶なのでどのようにまとめようか悩んでいます.

また,現在ではF. nigrifronsはF. cupreaのシノニムとして扱われていますが,だれも正式にシノニム処置しないので,日本や日本の文献で同定している周辺諸国だけで使われている学名です.

以前のLejota属の不明種のように,交尾器を見れば種類が判る様だと良いのですが(^_^;)

Re: ニセスズキフタモンハナアブ... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/08/27(Wed) 22:16:31 No.4814  引用 
市毛様、pakenya様、ご教示 ありがとうございます。

 pakenyaさんの画像、非常に良くわかりました。ハナアブ14号の図が理解できるようになりました。

 市毛さんからの現在の分類上の問題、かなり厄介そうですね。いくつか集まったら、比較したいです。

 引き続き宜しくお願い申し上げます。

ガガンボの一種ですかね? 投稿者:まゆみ 投稿日:2008/08/25(Mon) 11:28:48 No.4804 ホームページ  引用 
こんにちは♪
昨日、撮ったのですが、14〜5mmくらいの大きさだったと思います。
真黒いので何かな?と思いましたが、ガガンボの一種でしょうか?
初めて見たのですが、ちょっと離れた場所で、もう1頭ワラビに止まったのも見ました。
この頃、発生する種でしょうか?
広島市佐伯区湯来町にいました。
よろしくお願いします。


Re: ガガンボの一種ですかね? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/08/25(Mon) 12:51:11 No.4805 ホームページ  引用 
まゆみ様,こんにちは.

恐らく,シロホシガガンボだと思います.
北隆館の大図鑑に載っています.

ありがとうございました♪ 投稿者:まゆみ 投稿日:2008/08/25(Mon) 17:27:11 No.4807  引用 
茨城@市毛様 こんにちは♪
ありがとうございます!
名前が分かって嬉しいです。
ネットで検索しても画像は出て来ませんね?
北隆館の大図鑑は持っていないので、図書館に行った時、見てみます。

ヒメガガンボEpiphragmaと思われ... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/08/24(Sun) 13:41:34 No.4803  引用 
こんちは。

 画像は 7月5日に埼玉県の山地(大滝)で採ったヒメガガンボです。
 以前、達磨さんが 図と共にEpiphragma3種についてご解説いただいたので、その図の翅の模様と比較してみました。
右の種は E.subinsignis に似ているように思いましたが、cua室で斑紋がつながっていない点が気になり、確定する自信が持てませんでした。(市毛さんのアップされたE.subinsignisの画像とも ずいぶん違う印象があります)
 左の種は、右の種に似ているのですが、相違点も多く、変異の範囲かどうか判断できませんでした。
 E.subinsignis(?)と同種で無いとした場合には、左の種の翅の基部側はE.evanescensも似ていますが、a1室の斑紋のバランスや先部側の斑紋の大きさなど、いろいろ異なっているようで、E.evanescensとは決め切れませんでした。

この2種について、画像から おわかりになる範囲で ご教示いただきますよう お願い申し上げます。

赤茶のHilara 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/08/18(Mon) 21:55:43 No.4797  引用 
こんちは。

 [ No.4527 ]のアノニモミイアのコメントに出てくる『複眼が赤みを帯びるHilaraは日本にこのほかの種群で数種あります』とされた種の仲間ではないかと思います。
 ゲニの剛毛が非常に長いのが特徴的でした。

 7月初めに 埼玉県の山地(alt1200m程度)でライトトラップに来ました。

 『新潟県のオドリバエ』にHilara tricolorという記述を見つけましたが、決め手がありませんでした。
 このあたりの種は、どの程度の解明度なのでしょうか?
 ある程度 種に近づけるものでしょうか?

 ヒントなどご教示いただけましたら幸甚です。
 


Re: 赤茶のHilara 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/08/19(Tue) 00:27:34 No.4798 ホームページ  引用 
バグリッチ様.

Hilara tricolorについては,No.3032から始まる「Hilara tricolorでしょうか?」というスレッドを参照してください.
http://furumusi.aez.jp/joyful1/joyful.cgi?list=pickup&num=3032#3032

Re: 赤茶のHilara 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/08/19(Tue) 21:39:37 No.4800  引用 
市毛さま

 Hilaraで検索したのですが、後ろの方を全部を見切っていなかたようです。
 No.3032から始まる「Hilara tricolorでしょうか?」というスレッドを確認しました。

 触角第3節は暗褐色(〜黒色)でしたので、アノニモミイアのコメントに沿って、Hilara tricolor Frey, 1955 [F205, F187, F230]と同定しておくことと致します。

 過去ログをしっかり見ないと ダメですねぇ。

 市毛さん、ご教示 ありがとうございました。
 

繭を紡ぐハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/07(Thu) 05:06:35 No.4757 ホームページ  引用 
先日貼ったケヅメカと同じ倒木にいた幼虫です。

集団で粘液の膜をはり、白い菌膜(?)を食べているようです。
本掲示板の過去スレッド(http://furumusi.aez.jp/joyful1/joyful.cgi?list=pickup&num=4696#4696)でアノニモミイア様の解説を思い出して、「粘液のハンモックにぶらさがる蛹!」を見たいと思い、持ちかえることにしました。(ケヅメカは実はその副産物です。)

2008年7月27日 キノコ付き樹皮採集
兵庫県神戸市須磨区(標高約100m)


Re: 繭を紡ぐハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/07(Thu) 05:08:39 No.4758 ホームページ  引用 
結局くだんの幼虫はハンモックを作らずに、溶けかけたオブラートを丸めたような楕円形の繭をこしらえて蛹になりました。

ハエが繭!?


Re: 繭を紡ぐハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/07(Thu) 05:10:38 No.4759 ホームページ  引用 
で月曜日、容器を見るとすでに羽化して交尾している個体が、、、
2008年8月4日羽化


Re: 繭を紡ぐハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/07(Thu) 05:11:46 No.4760 ホームページ  引用 
♂標本

Re: 繭を紡ぐハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/07(Thu) 05:12:52 No.4761 ホームページ  引用 
♂背面
Y字模様があります。


Re: 繭を紡ぐハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/07(Thu) 05:13:56 No.4762 ホームページ  引用 
♀標本

Re: 繭を紡ぐハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/07(Thu) 05:15:44 No.4763 ホームページ  引用 
翅脈スケッチ

Re: 繭を紡ぐハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/07(Thu) 05:23:19 No.4764 ホームページ  引用 
♂交尾器
長々と失礼しました。
翅脈と触角の特徴からツノキノコバエ科のKeroplatus属だと思うのですが、既知の種なのでしょうか?

p.s.この属の幼虫は光る種(いわゆるグロウワーム)がいるそうですが、これは短い観察期間では光りませんでした。


Re: 繭を紡ぐハエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/08/14(Thu) 19:11:29 No.4773  引用 
Aclerisさん.
この種はもちろんKeroplatidaeですが,Keroplatus群の属についてはMatileの総説でかなり詳しい検討があります.ここのところフィールドの仕事が多くてゆっくり検討できません.いま少しお待ちください.

Re: 繭を紡ぐハエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/08/17(Sun) 03:34:38 No.4782  引用 
Aclerisさん.

これはKeroplatus nipponicus Okadaだと思います.私のところには本種やK. biformis Okadaの既知種の他に2種未記録(未記載)の種が生息しています.そのうちの1種は本州中部からのもので,雄交尾器のgonostylus基部の突起がD. nipponicusのように細長くなくて,幅広い板状,もう1種は全身黄褐色でgonostylusが著しく細長いものです.写真で見る限り,背面として示されている交尾器の写真では,gonostylus基部の突起が細長く見えます.この点からD. nipponicusかと思います.しかし,この構造は見る方向でやや形状を変えますので,標本を解剖して検討する必要があるでしょう.なお,D. biformisは初めD. testaceusのformとして記載されたものですが,ヨーロッパのtestaceusとは別種です.

おそらく,D. nipponicusの生態の記録はないと思いますので,是非論文にして発表されることをお薦めします.

Re: 繭を紡ぐハエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/08/17(Sun) 10:37:38 No.4786  引用 
4782で
「私のところには本種やK. biformis Okadaの既知種の他に2種未記録(未記載)の種が生息しています.」としたのは,
「私のところには,日本産のものとしては本種やK. biformis Okadaの既知種の他に2種未記録(未記載)の種があります.」の誤記です.

なお,K. nipponicusに類似したgonostylusの基部突起が幅広い種は,翅の先が1/4ほど暗色になります.D. nipponicusでは前縁の先端部近くのみが暗色になる傾向があります.両種ともに胸部背面にV字型の暗条を現すのが一般的です.

Re: 繭を紡ぐハエ 投稿者:Acleris 投稿日:2008/08/19(Tue) 05:35:59 No.4799 ホームページ  引用 
アノニモミイア様、迅速な対応をしていただいていたのに、御礼が遅れて申し訳ありません。
Keroplatus nipponicus Okadaの可能性が極めて高いとのこと、後ほど交尾器をはずして確認をしたいと思います。
生態報告については、門外漢の断片的な観察ですので、ちょっと気後れしてしまいます。スイマセン。私の情報は、ネット上の話題提供程度と思っていただければ幸いです。

しかし、地元のマイナーな虫について、少しずつ理解が深まっていくのは楽しいです。
引き続き、よろしくお願いいたします。

ミバエの1種 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/08/17(Sun) 09:26:55 No.4783 ホームページ  引用 
今年の7月18日に東京都世田谷区の西部で撮ったミバエです。
このミバエの翅の模様はクロハスジハマダラミバエとよく似ており、Anomoiaの1種だと思うのですが、クロハスジとは体色が随分違います。また、このクロハスジハマダラミバエに関して調べてみると色々と判断に苦しむことが出て来ましたので、お伺いを立てる次第です。
先ず第一に、このミバエはクロハスジハマダラミバエでしょうか。
次に、このクロハスジハマダラミバエの和名ですが、九大の目録を見ると他のAnomoiaの和名はみな○○○ハススジハマダラミバエとなっています。このミバエだけが、「ス」が一字しかないクロハスジハマダラミバエで正しいのでしょうか。
また、学名の方は九大の目録ではAnomoia permundaとなっています。しかし、外国のサイトと参照すると非常に良く似たA. purmundaと言う種類が沢山出て来ます。permundaはpurmundaのmiss spellingだと書いているサイトもありますが、別種の様に書いているサイトもあります。A. permundaとA. permundaは別種なのでしょうか、それとも、どちらかがmiss spellingなのでしょうか。
皆様、かき入れ時で御多忙を極めて居られると思いますが、何卒宜しく御回答下さる様お願い申し上げます。


Re: ミバエの1種 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/08/17(Sun) 09:27:42 No.4784 ホームページ  引用 
前から

Re: ミバエの1種 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/08/17(Sun) 09:28:49 No.4785 ホームページ  引用 
斜め前から

Re: ミバエの1種 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/08/17(Sun) 12:40:02 No.4787 ホームページ  引用 
アーチャーン様.

第1前縁室に透明な部分が見えるので,クチジロハススジハマダラミバエA. leucochilaの可能性があります.

学名の件については,旧北区のカタログを見てもAnomoia permunda (Harris,1776)となっています.
和名の件を含め,ここらへんは歴史的な経緯を知っている専門家に聞かないと難しそうです.

 現在まとめているハナアブ科でも,論文の元となっている文献を調べていったら,図版の学名が間違っているのを見つけ,この間違いが原因で個体変異が新種として記載された種類を見つけました.
分類は,古い文献をどれだけ集めて読んでいるかで,見解が異なることもありえる難しい学問ですね;^_^)

Re: ミバエの1種 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/08/17(Sun) 16:30:12 No.4793 ホームページ  引用 
市毛様

早速の御回答有難う御座います。
九大の目録でAnomoiaを参照すると、本州に産するAnomoiaはクロハスジ(A.permunda)、クチジロハススジ(A.leucochila)、チャイロハススジ(A.vulgaris)、ツマモンハススジ(A.apicalis)、オスグロハススジ(A.okinawaensis)の5種となっています。写真のミバエを見ると口の辺りが白いので、それではクチジロハススジではないだろうかと冗談で言っていたのですが、冗談からコマが出た感じです。
また、permunda、purmundaを科学用語の語源に関するラテン語辞典で調べてみますと、permundaはper(非常に)+mundus(ギリシャ語起源:綺麗な、清潔な)で意味が通りますが、purmundaは意味付けが出来ません(地名の可能性はありますが・・・)。九大の目録に従ってA.permundaとすることにしておきます。

追記:宛名が間違っておりました。大変失礼しました。お詫び申し上げます。

Re: ミバエの1種 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/08/18(Mon) 00:47:40 No.4794  引用 
本種の学名のpermundaとpurmundaは紛らわしい上に研究者によって使い方が異なり,簡単ではないですね.

本種は英国Kentから記載された種です.その英国で出版されているHandbooks for the identification of British insectsのシリーズでKloet & Hincks (1976)のA check list of British Insectsでも,White (1988)のTephritid Fliesでも,purmundaを用いています.このほか,Shiraki (1933)のA systematic study of Trypetidae in the Japanese Empireでは本種の原記載の出典を引用しながらPhagocarpus purmundusを用いています.中国のSing-Jian Wang (1996)のThe fruit flies of the East Asian Regionでも,本種の原記載の原綴をMusca purmunda Harrisとして,種の項目でもAnomoia purmunda (Harris)としていますが,それでもRemarksの中で,『The Eastern Palaearctic specimens of A. permunda usually have・・・・」と多分うっかりpermundaを使っています.1988にBishop Museumが中心に編集したオーストラリア・大洋州のDipteraのカタログでも,属の模式種としてMusca purmundus Harrisを使っています.

一方,permunda派はHawaii Universityが1977年に出版した東洋区のカタログではAnomoiaやRhagocarpusの模式種として,Musca permunda Harrisを用いています.また伊藤先生(1984)のDie Japanischen Bohrfliegen, Liefrung 2では本種の項で,本種の原記載出典を示して,模式種としてMusca permunda Harris, 1776を示しています.また,旧北区のカタログでは市毛さんが指摘している通り,種の項でも属の模式種の項でも本種の種名にpermundaを使っていますが,種のところでシノニムの項にはpurmundaが全く示されておらず,著者がこれら二つの学名をどのように考えているかがわかりません.

なお,ラテン語の形容詞purusにはcleanの意味があるようで,同様にラテン語のmundusにはworld, earthの意味のほかに,nice, neatの意味があります. 

Re: ミバエの1種 投稿者:アーチャーン 投稿日:2008/08/18(Mon) 17:26:25 No.4795 ホームページ  引用 
アノニモミイア様

色々と情報有難う御座います。1776年では、原著記載論文を入手するのも、国立の研究機関でないと難しいと思います。
イチョウの学名Ginkgo bilobaの様に、ぎんなん->銀杏->ギンキョウ->Ginkyo->Ginkgoと、誤読誤記が重なって意味不明の奇妙な文字列になってしまった例もある位で、当初の学名が何処かで2通りになってしまったのかも知れません。
何時も詳細な情報を有難う御座います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

名前を教えてください 投稿者:ティプラ 投稿日:2008/08/15(Fri) 20:29:28 No.4776  引用 
山地の草地(標高400m)、アザミの葉上、大きさ1cmくらい。ミバエの仲間かな。名前を教えて下さい。

Re: 名前を教えてください 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/08/17(Sun) 12:48:53 No.4789 ホームページ  引用 
ティプラ様.

これも,過去ログやネットでよく見かけるキイロケブカミバエと思われます.
一応,過去ログを調べてからの投稿をお願い致します.

Re: 名前を教えてください 投稿者:ティプラ 投稿日:2008/08/17(Sun) 13:32:38 No.4792  引用 
 茨城@市毛さん、同定有り難うございます。
なにぶん、関心持ちはじめて日が浅いもので、もっと修行を積みたいと思います。キイロケブカミバエXyphosia punctigera(ミバエ科)アザミに寄生とある。有り難うございます。

名前を教えて下さい 投稿者:ティプラ 投稿日:2008/08/15(Fri) 20:35:47 No.4777  引用 
 東北地方、南部、海岸に近い林の下草の葉上で見る小さい
(大きさ、8mm位)ハエの1種かな。名前を教えて下さい。


Re: 名前を教えて下さい 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/08/17(Sun) 12:46:57 No.4788 ホームページ  引用 
ティプラ様.

図鑑やネットでよく見かけるミスジミバエと思われます.

Re: 名前を教えて下さい 投稿者:ティプラ 投稿日:2008/08/17(Sun) 13:23:25 No.4791  引用 
 茨城@市毛さん、初めまして、今日は。同定有り難うございます。さっそく調べました。ミスジミバエZeugodacus scutellatus (ミバエ科)幼虫はカラスウリの雄花の中で育つ。
普通種。初対面のミバエなので、うれしいです。

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