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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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訃報 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/09/17(Mon) 14:16:31 No.3847  引用 
双翅目談話会の方々にも親交の深かった脇一郎さんが9月15日にご逝去されました。双翅目談話会BBSの方に投稿がありましたので、転載いたします。

本日、脇一郎さんがご逝去なされました。
謹んでご冥福をお祈りすると共に、皆様方にお知らせ申し上げます。

有限会社 興伸典礼 神奈川県綾瀬市寺尾南3−16−10 小山田ビル3F (0467)76−6044

通夜 2007年9月17日(月) 18:00〜
告別式 2007年9月18日(火) 10:00〜

会場 寺尾会館 (小山田ビル2F)

Re: 訃報 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/09/17(Mon) 23:15:14 No.3848  引用 
先ほど,告別式より戻りました.

今朝の幹事会メールで訃報を知らされ,呆然としたままあちこちに電話をかけましたが,東京のI氏も仕事で出られないの事でしたので,色々と標本をお借りしている手前もあり,急遽告別式に参列してきました.

式には,神奈川の鈴木氏,久保氏,松原氏や甲虫の平野氏等多数の神奈川昆虫同好会メンバーが参列されました.

脇さんは,直前まで元気だったそうで,まるで眠っているような御顔でした.奥様の話では,つい先日も夜間採集に出かけており,本人が一番驚いているのではないかとのことでした.

脇さんは,ハナアブ以外にもミギワバエやニセミギワバエについて多大な成果をあげており,非常に残念な思いです.
また,他のマイナー昆虫でも神奈川の第一人者であり,神奈昆のメンバーも,大きな損失と話しておりました.

謹んでご冥福をお祈りします.

Re: 訃報 投稿者:ウミユスリカ 投稿日:2007/09/18(Tue) 13:30:08 No.3849  引用 
今、昆虫学会から帰ってきて訃報を知り、驚いております。先日お目にかかったときはあんなにお元気でしたのに、信じようとしても信じられません。甲虫でもハネカクシの分野で大きな業績を挙げておられましたよね。本当に残念でなりません。

Re: 訃報 投稿者:TKM事務局 投稿日:2007/09/18(Tue) 21:16:59 No.3850  引用 
 脇さんはもともと蝶屋さんで地元の蝶やカラスアゲハの亜種間交配などを熱心にされていました。結局外国産の個体と交配しなければ結論がでないという壁に阻まれ中断しました。
 その後、90年代前半ころから脈翅、長翅、双翅などのマイナー昆虫に転向し、多くの論文を発表しました。昆虫と自然に連載したカラスアゲハを熱く語る話と、最近のミギワバエやニセケバエに熱中している有様はあまりの落差にとても同一人物とは思えません。
 その転身のきっかけになったのは神奈昆の例会に講師として招かれた佐々治寛之先生の言葉で、「神奈川は甲虫はすごいけど他の虫はぜんぜん調べられていない」といわれて発奮し、マイナー昆虫を手がけるようになったそうです。
 8/26の神奈昆の例会でも「世界でイスラエルと神奈川県愛川町でしか採れていない属のミギワバエ」についてお話されていました。晩年になっても新しい分野に挑戦し続ける姿勢には本当に頭が下がります。まだまだいろいろな虫を手がけたかったのではないでしょうか。
 ご冥福をお祈りいたします。

P.S.
>甲虫でもハネカクシの分野で大きな業績を挙げておられましたよね。
・・・・ウミさん、それ誰かと勘違いしてますよ。

ミバエの腹端のものは? 投稿者:タロ 投稿日:2007/09/13(Thu) 00:33:33 No.3839 ホームページ  引用 
タロといいます。こちらには初めてお邪魔します。
先日撮ったミバエの名前をネット上で絵合わせ的に調べていてキイロケブカミバエであろうところまでは判ったのですが、腹の先から何やら突起が飛び出しています。これは何なのでしょうか? 腹の先に円錐状の節がついているのは雌のようですが、それで正しいでしょうか?
宜しくご教示ください。


Re: ただいま 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/09/15(Sat) 13:05:55 No.3840  引用 
お待たせしました。出張帰りのハエ男(管理人)です。

画像はご推察の通りキイロケブカミバエXyphosia punctigera で良いと思います。
そして、腹部末端の状況もご推察のように♀の産卵管の構造です。
ミバエ科の♀は植物の中にこの産卵管を差し込んで産卵します。

どうもありがとうございます! 投稿者:タロ 投稿日:2007/09/16(Sun) 00:33:43 No.3841 ホームページ  引用 
よく分かりました。お疲れのところ、どうもありがとうございました!

・・・・と同時にもう一つ分からないことが出てきてしまいました。キイロケブカミバエはアザミの花に産卵するそうですが、葉の上なのでこれから産卵するという状態でもなさそうなのに産卵管を出して何を始めようとしていたのでしょうか?産卵管の調子をみるとかお手入れとかといったところでしょうか?

Re: 生態 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/09/16(Sun) 15:14:04 No.3843  引用 
う〜む・・・ミバエ科の詳細な生態情報についてはミバエ科を専門に研究されている方で無いとわからないと思います。(双翅目=ハエ目の生態や行動についての情報は少なく、それも本になってまとまってるようなものは極めて少ないのが現状です。私もミバエ科の専門で無いのでその辺はわかりません。あしからず・・)

再度、ありがとうございました! 投稿者:タロ 投稿日:2007/09/17(Mon) 00:06:50 No.3846 ホームページ  引用 
ハエ男さん、どうもありがとうございました。
意味のある行動だったのかどうかも判断が難しいことも現実にはあるのでしょうね。
かつてカメムシが背中を掻いていたのを見かけたこともありますが(笑)、それって人間の目から見たときの意味付けをするとすれば、鳥の羽繕いのようなものに喩えるしかなさそうでした。

何というハエですか? 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/09/16(Sun) 12:09:54 No.3842  引用 
こんにちは♪(^_^)/
ハエ男さん!出張お疲れ様でした。

2日に葛の葉っぱに止まっていたハエです。
大きさはいろいろ撮って、忘れてしまいました。(^^ゞ
広島市佐伯区湯来町です。
よろしくお願いします!


Re: どっちだろう? 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/09/16(Sun) 15:19:17 No.3844  引用 
ヒロクチバエ科のハエだとは思いますが、この科でこの手の翅の斑紋をしてるのがダイズコンリュウバエとツマグロホソナガヒロクチバエの2種が知られています。

この1枚だけだと決めかねるのですが、顔が細長く見えるところからダイズコンリュウバエになるのかもしれません。

Re: 何というハエですか? 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/09/16(Sun) 16:25:36 No.3845  引用 
ハエ男さん!
検索したら、キスをするハエの動画や、他にも画像が出て来ました。
そういえば、このハエは葉っぱの上でクルクル回っていました。
他の方向から撮ろうとしたら、逃げて行き、この方向の画像しか撮れなかったです。(^^;
ありがとうございました♪<(_ _)>

お留守宣言 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/09/11(Tue) 03:57:17 No.3838  引用 
管理人ハエ男はちょいと出張で留守にします。金曜深夜
または土曜に帰宅予定です。

ハエですよね? 投稿者:kuwachan 投稿日:2007/09/08(Sat) 23:57:49 No.3829  引用 
 こんばんは。
 昨日,職場の廊下に落ちていました。いやに口が長いので珍しいかもしれないと画像に撮ったのですが,調べることができませんでした。いつものカメラを持っていなかったので,コンデジのマクロです。(栃木県北部,全長約20ミリ)
 いつもは逃がすのですが,既にお亡くなりになっていたので残してあります。明日になればもうちょっと良い画像が撮れるかもしれません。よろしくお願いします。


Re: ハエですよね? 投稿者:kuwachan 投稿日:2007/09/08(Sat) 23:58:57 No.3830  引用 
別角度です。

Re: ハエですよね? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/09/09(Sun) 00:06:13 No.3831  引用 
kuwachan様.

恐らく,ヒメルリミズアブ Ptecticus matsumuraeではないかと思います.みんなで作る双翅目図鑑に標本を載せてあります.

口が長いとなっていますが,別のものが口器に絡まっているのではないでしょうか.

Re: ハエですよね? 投稿者:kuwachan 投稿日:2007/09/09(Sun) 21:10:22 No.3832  引用 
 市毛さんありがとうございました。
 白バックにすると見えなくなってしまうほど細く,実体顕微鏡で見ても構造が見えないので凄く不思議でした。何かの繊維が刺さっているとすれば理解できます。ちょうど口器に刺さって抜けなくなるなんてことがあるんですね。
 ファーブルにコンデジを付けて撮った画像を貼り付けます。

カマキリバエとミナミカマバエに... 投稿者:のらじ 投稿日:2007/09/01(Sat) 20:02:08 No.3820  引用 
埼玉県東南部の越谷市で2004年8月25日に水田で撮影したものです。2004年にこの掲示板で「カマキリバエとミナミカマバエの混生地」というタイトルでいろいろな話題が出ており、分布の境界が茨城県となっているので、埼玉だとミナミカマバエが一般的かと思うのですが、自分でも見分け方が分かるとおもしろいと思います。
2種を見分けるポイントを、教えていただけませんか?また、もし、この写真でどちらかがお分かりになれば、教えてください。お願いします。


カマキリバエとミナミカマバエに... 投稿者:のらじ 投稿日:2007/09/01(Sat) 20:03:49 No.3821  引用 
2004年8月21日に上記と同じ場所で撮影したものです。

カマキリバエとミナミカマバエに... 投稿者:のらじ 投稿日:2007/09/01(Sat) 20:06:15 No.3822  引用 
2004年8月21日に上記と同じ場所で撮影したものです。交尾のようです。

Re: カマキリバエとミナミカマバ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/09/02(Sun) 11:09:22 No.3824  引用 
Miyagiの検索表の部分を添付します.mantisが今はjaponicaになったのでしょう.小さいので図をクリックして拡大して見てください.

Re: カマキリバエとミナミカマバ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/09/02(Sun) 11:14:46 No.3825  引用 
Miyagiの前脚の図を添付します.50がpilimana Becker,51がcircularis Cresson, 52がmantis (=japonica)です.種を分けるポイントと言うことでご参考になれば.

Re: カマキリバエとミナミカマバ... 投稿者:のらじ 投稿日:2007/09/02(Sun) 12:32:50 No.3826  引用 
アノニモミイア様、ご回答ありがとうございました。
今、和訳辞書と格闘していたところですが、専門の辞書がないとだめかなとあきらめかけていました。前脚の図、とてもよく分かりました。前脚の映っている写真を見るとミナミカマバエでした。
詳しく、分かりやすい資料を、ありがとうございました。
こんどはつかまえて見てみます。

Re: カマキリバエとミナミカマバ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/09/02(Sun) 14:41:26 No.3827  引用 
形態用語があるので少しややこしいのと,検索表のカプレットの対応すべき形質があまりうまく対応されていないので,これを引いていてやや不安感をもちます.

しかし,写真から判断すると多分circularisでしょう.

1.頭楯は狭く,三角形;顔面,中胸楯板と小楯板の剛毛は棘状;顔面中央の2突起を生じる瘤は先端が光沢ある黒色;前脚の脛節の距は脛節それ自体より長く,後付節第一付小節と等長・・・curcularis Cresson
  頭楯は幅広く,先は丸みを帯びている;顔面,中胸楯板,小楯板の剛毛は毛状・・・2
2.小腮鬚と脚は黒褐色;腹部は黒色で側部は粉を噴いたような帯がある;中脚は顕著な毛や剛毛を持たない・・・O. mantis (DeGeer)
  小腮鬚,前・後付節は黄色;腹部は一様に灰色粉で覆われ縁の帯や斑点をもたない;♂では腿節や後脚第1付小節の後下面に長毛のような剛毛列を持つ・・・O. pilimana Becker

これらの撮影器具は何をお使いですか.

Re: カマキリバエとミナミカマバ... 投稿者:のらじ 投稿日:2007/09/02(Sun) 23:18:20 No.3828  引用 
アノニモミイア様、訳して頂いてしまいすみません。ほんとにややこしいですが、両者の実物を見ながらなら違いがよくわかりそうです。今後の楽しみです。ありがとうございました。

写真は、NIKONのcoolpix4500で撮影したものです。本体の半分がくるくる回るコンパクトデジカメです。

オオオビヒラタアブ 投稿者:pakenya 投稿日:2007/08/30(Thu) 18:52:54 No.3810  引用 
こんばんは
はなあぶ投稿原稿2本が完成したので、一休みです。

先週末、八ヶ岳の阿弥陀岳へ登った際、高山ならではのdipteraにも何種かお目にかかることができました。
画像は、アザミ類に訪花するオオオビヒラタアブMegasyrphus erraticus (Linnaeus,1758)です。名のとおりがっちりした体つきをしており、すぐにこの種と分りました。標高2100mぐらいに多く見られました。

このほかには、ヒロオビヒラタアブやメスグロヒゲボソムシヒキなどが採集できました。生態写真を撮る暇は無かったですが。この2種は、2500mぐらいになって姿を見せました。

オオオビの生態画像はあまり出回っていないと思います。
Web図鑑に使ってください。


Re: オオオビヒラタアブ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/09/01(Sat) 18:57:34 No.3819  引用 
pakenya様.

八ヶ岳ですか.
膝の悪い私にとっては,うらやましい限りです.

オオオビヒラタアブも生態がわからないハナアブですね.

一度,水戸市近郊で春先に♂が大量に発生していたのですが,その後は一度も見たことがありません.

来年は,アプローチが短い高山を幾つか選んで,採集許可を申請してみたいと考えております.

P.S. 現在,はなあぶの原稿執筆を放棄して海外逃亡したい気分です.

正体不明の無弁類 投稿者: 投稿日:2007/08/31(Fri) 12:18:23 No.3811  引用 
ケンセイです。

埼玉の平地で得られたハエの中に、画像に示すような
正体不明のハエが複数個体入っていました。

シマバエ?、ミギワバエ?、ショウジョウバエ?
久しぶりにファミリーがわからなくて悩んでいます。
もしおわかりの方がいればご教示ください。

頭頂にこぶのようなものがあり、翅の斑紋も特徴的なので
すぐにわかるとおもったのですが・・・


Re: 正体不明の無弁類 投稿者: 投稿日:2007/08/31(Fri) 12:19:43 No.3812  引用 
アングルを変えた画像です。

Re: 正体不明の無弁類 投稿者: 投稿日:2007/08/31(Fri) 12:21:06 No.3813  引用 
言い忘れましたが、体長は3mm程度です。

Re: 正体不明の無弁類 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/08/31(Fri) 13:35:10 No.3814  引用 
Odiniidaeトゲアシモグリバエ科のTraginops orientalis naganensis Kato, 1952です.Insecta Matsumurana, 18 (1-2):6で加藤先生が記載されたものです.本種はPeriscelididaeなどと同じように樹液生活者で,晩春から盛夏にかけてクヌギなどの樹液にショウジョウバエなどと共にたくさん集まっています.頭頂部が盛り上り,翅に霜降り模様があるところが特徴でしょう.この時期樹液を探せば平地から山地にかけてどこでも採集できるはずです.

Re: 正体不明の無弁類 投稿者: 投稿日:2007/08/31(Fri) 13:54:13 No.3815  引用 
アノニモミイア様、早速の回答ありがとうございます。
北驫ルの原色昆虫大図鑑IIIに掲載されている種なのですね。

ハエ屋としてはまだまだ修行が足りないことを再認識いたしました^^;;;

トゲアシモグリバエ科・・・・そんな科の存在を知らなかったです。

Re: 正体不明の無弁類 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/08/31(Fri) 22:00:37 No.3816  引用 
アノニモミイア様、ケンセイ様、こんちは。

 トゲアシモグリバエ科は、採集した事がありません。
 しかし、画像を見て『もしかしたら』と思ったことがあります。
 添付の画像は、10年くらい前に樹液に来ていた種です。
 採らなかったので正体は不明のままでしたが、シマバエ科だと思っていました。
 翅の模様が似ているように感じたのと、『樹液生活者』という記述に反応しました。

 翅が反射していて、よくわかりませんが、いかがでしょうか? 


Re: 正体不明の無弁類 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/09/01(Sat) 09:05:38 No.3817  引用 
写真のハエはTraginops orientalis naganesisではなくて多分同じOdiniidaeに属するSchildomyia yushimai Kato,1952でしょう.この種はTraginopsと同じ論文で同じく長野県の材料で記載されたものです.Shildomyiaと推定した根拠は頭部の状態で,頭頂部の突出が写真では顕著にはみえず,この部分が全面的に黒色に見えるからです.Traginopsではorbital bristlesの内側に顕著な黒条が走っていて,これは単眼部の黒斑と後端を除いて分離しています.Shildomyiaは国内の標本は持ちませんが,韓国のを持っています.沿海州からも記録があります.
撮影場所がまだ残っていてクヌギなどの樹液が出ていれば,まだこの時期採集可能ではないでしょうか.標本があれば同定可能です.

Re: 正体不明の無弁類 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/09/01(Sat) 18:37:28 No.3818  引用 
アノニモミイア様

 ご教示ありがとうございます。
 Schildomyia yushimaiの可能性が強いのですね。
 確かに、頭頂部の突出はないように見えます。

 撮影場所は残っているのですが、ここ数年樹液が出ていないので、きついかもしれませんが、また 探しに行ってみます。

 Insecta Matsumurana, 18 (1-2):6は、北大のHPで入手できました。いつも、貴重なご教示 ありがとうございます。

カマバエ類 投稿者:赤塚カケス 投稿日:2007/08/25(Sat) 17:16:12 No.3809  引用 
「昆虫おたずね掲示板」でハエ男さまにカマバエ類の見つかる場所を「河原の砂地というよりはちょっとネトっとした感じのした泥に近い感じの水辺」と教えてもらいました。

本日、このような場所を探して、茨城県の菅生沼というところに行って見ました。確かに、ネトとした泥っぽい感じの場所をじっと双眼鏡で探していると、カマバエを見ることができました。菅生沼を横断する形で橋が架かっているのですが、その橋から双眼鏡で見ると小さなハエが泥の上にいます。遠くて写真に捉えることができなかったのが残念です。

ほかのハエとは違いやや後ろ足で立ち上がったようなポーズで鎌をボクシング選手のように手元に引き込んで構えています。動きも他のハエとはかなり違います。

ひょとすると以前にも見たことが、あったのかもしれませんが、小さいハエなので、その異型の姿に気がつかなかったようです。
とても面白いハエだと思いました。ハエ男さんのアドバイスが大変有効でした。有難うございました。

田んぼのハエ 投稿者:ぽんたくん 投稿日:2007/08/21(Tue) 17:47:44 No.3797  引用 
私の父は兵庫県丹波市で有機米を作っているのですが、先日私にイネを加害する昆虫を調べて欲しいということで、田んぼのイネ、田んぼのあぜ、周辺のイネ科草本群落。以上の3環境で定量採集しました。現在同定中なのですがハエは苦手としており、専門としている方に教えていただきたいのです。写真の種(キモグリバエ科?)は田んぼのあぜで採集しました。体長は約3mmです。どうぞよろしくお願いします。

Re: 田んぼのハエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/08/21(Tue) 19:56:23 No.3799  引用 
きちんとした正確な同定をご希望の場合は本サイトのトップページに公開してあります管理人ハエ男こと(古田治)の方までご連絡ください。

ハエ目の画像による同定は、現実にはかなり厳しい作業であると言わざるを得ません。チョウなどと異なり、体色や紋を見る前に、翅脈や体の剛毛、刺毛などで科など識別することが多いからです。特に微小なハエの場合は♂交尾器を見ないと同定できない場合がほとんどなので、現物が保管してあることというのが前提条件になります。

当BBSでは画像の中に典型的な形質がきちんと写っているものに関してはお答えしています(またはご覧いただいてる各グループの専門家の方々が回答してくれる場合もあります。)

今回の場合は、水田という事もあり、確実ではありませんがイネキモグリバエである確立が高いと思います。

Re: 田んぼのハエ 投稿者:ぽんたくん 投稿日:2007/08/22(Wed) 08:53:47 No.3801  引用 
ハエ男様、ありがとうございました。イネキモグリバエの可能性があるとのこと、これ以上は自力で調べて見ます。
ハエ男様のお仕事は調査や名前を調べたりすることが本業のようですね。残念ながら私は趣味でやっているので連絡は控えさせていただきます。これまでも掲示板を拝見させていただいていたので、今回の写真もそれなりに考えて撮影したのですがだめだったようですね。今回の種以外にもいっぱい採ったのですがどれも数ミリの微小種でした。重要な形質がわかるように撮影できそうにないので、もう少し自力であがいてみます。せめて何の仲間かぐらいは推定してからお尋ねいたします。

Re: 参考文献 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/08/22(Wed) 22:22:59 No.3803  引用 
日本産キモグリバエ科を調べられる図鑑は残念ながらありません。

キモグリバエ科をさらに細かく調べるのでしたら下記タイトルの文献が必要です。(日本のキモグリバエ科のモノグラフです)
Kinkichi KANMIYA A Systematic Study of The Japanese Chlopidae (Diptera) 1983.The Entomological Society of Washington p.1-370

これによりますとキモグリバエ科はこれまでに世界で2000種、日本では140種強の記録があるとなっています。

Re: 参考文献 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/08/23(Thu) 17:46:12 No.3804  引用 
ハエ男さんの紹介されたK. Kanmiyaの日本産キモグリバエの総説の文献は,検索に関連した図がほとんどでていませんし,全形図も一つも入っていないので,この群の素人がこれを使ってキモグリバエを検索するのはかなりの辛抱と熟練が必要だろうと思います.この文献があればすぐにでもキモグリバエが同定できるというものではないと思います.私はとても使いこなせません.属などの見当をつけるのなら,むしろ旧北区の双翅目のマニュアルの方が便利でしょう.これにはいろいろな属について全形図がありますので,これで属の見当をつけてから.Kanmiyaの日本の総説で種を検索すると言うのも一つの方法です.

Re: 参考文献 投稿者:ぽんたくん 投稿日:2007/08/23(Thu) 22:50:27 No.3805  引用 
アノニモミイアさま、ありがとうございます。
ハエはキモグリバエ科だけでないことを考えると「んぎゃー!!」と叫んでしまいますね。せめて科ぐらいは分かるようになりたいです。これからも識別に重要な形質が移っていない画像でお尋ねすることもあると思いますが素人に免じてお許し願えたら幸いでございます。

Re: 田んぼのハエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/08/24(Fri) 01:05:57 No.3806  引用 
ぽんたくん>私のところに北海道の試験場でハモグリバエの研究をされている先生から上記の画像についてのメールが入りましたので転載します。(一部BS用に言葉遣いは改変)

以下転載文---

BBS「一寸のハエにも五分の大和魂」内に見慣れたキモグリバエに似た画像が目につきましたのでメールしました。(「田んぼのハエ」)。

このハエは、麦の害虫であるムギキモグリバエと同じ属のMeromyza属だと思います。腿節が肥大しているのが特徴です。
イネキモグリバエは北海道でも局地的にしか発生していないようで、私はまだ現物(生きたもの)を見たことがありませんが、もう少しころんとした丸っこい体型だろうと思います。場所が兵庫県とのことなので確信はもてませんが、水田畦畔ではムギキモグリバエの類似種であるMeromyza orientalisというのが沢山とれます。生きている時はもう少し緑色がかっています。頭部や胸部背面の色彩を見た限りでは、orientalisによく似ています。他の国産数種を私は見たことがないので自信はありませんが。orientalisは畦畔では多数捕獲される種で、水田内でもすくい取りに混入することがあります。北海道では6月上〜7月中旬、8月中〜9月下旬の2回発生します。ホストはおそらくイネ科の複数の種(?属)と思います。イネそのものには寄生しないだろうと思います。

ここまで転載文

とのことでした。キモグリバエ科のMeromyza属と絞り込めれば農業試験場関連の文献などで、情報が得られるかもしれません。

Re: 田んぼのハエ 投稿者:ぽんたくん 投稿日:2007/08/24(Fri) 13:25:30 No.3808  引用 
ハエ男様、たびたびのご返信ありがとうございます。
確かにこの種は死んですぐはきれいな薄い緑色っぽい色をしていていました。イネのスイープでは1頭たりとも入らなかったのであぜのイネ科植物を食べている可能性があるのでしょうね。
名前調べは慎重にすべきですね。これからもよろしくお願いいたします。

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