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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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シロオビギンガクニクバエ 投稿者: 投稿日:2010/02/27(Sat) 08:52:46 No.6186  引用 
みなさん,こんにちは.
先日はカヤニクバエ他で大変お世話になりました.

次のニクバエ画像が準備できましたのでまた投稿させていただきます.これも各地で採れているものとは思いますが,何かのお役に立てれば幸いです.また本種に関する採集情報等をおもちのかたがおられましたら,教えていただけたら幸いです.

シロオビギンガクニクバエ Sphenometopa matsumurai Rohdendorf
倉橋弘博士に同定していただきました.大変お忙しいにも関わらず,詳しく教えていただきました.誠にありがとうございました.
学名は倉橋先生の同定ラベルに従いました.
まず背面です.


Re: シロオビギンガクニクバエ 投稿者: 投稿日:2010/02/27(Sat) 08:56:37 No.6187  引用 
つづきまして腹部です.
第3腹板は構造色といいますか,角度によって黒く見えるのですが,この角度では3つの斑紋が見えます.
第4腹板はかなり白っぽくて,野外で非常に目立っていました.和名の由来はこれかなと思います.


Re: シロオビギンガクニクバエ 投稿者: 投稿日:2010/02/27(Sat) 09:03:07 No.6188  引用 
頭部です.
本種の最大の特徴と思いますが,複眼以外の広い部分が,銀白色につよく輝きます.
Metopiaの雄では前額が輝きますが,本種では全体が輝くので,野外でとても目立ちます.
銀色の頭部と,腹部の山水画のような白黒のカラリングがとっても素敵で,私が見たことがあるニクバエのなかで,この種が一番美麗ではないかと思っています.といいますか,この種をみてからハエに興味をもつようになったわけです.


Re: シロオビギンガクニクバエ 投稿者: 投稿日:2010/02/27(Sat) 09:07:09 No.6189  引用 
Aedeagus他,液浸です.
ゾウの鼻のように伸びた,膜質半透明で,茶色の細かい水玉模様がある特徴的なaedeagusです.写真では右下方向に向かって伸びています.
アルカリ処理をしなかったので筋肉が残っています.

採集当時は標本の作り方を知らず,翅は折れ,脚は伸ばしておらず,aedeagusも出しておらず,アルカリ処理もしていない,このような標本を同定してくださった倉橋先生に,重ねて御礼申し上げます.

2006年7月25日,山口県宇部市東岐波月崎海岸

以上です.

マドギワアブ 投稿者:Arge 投稿日:2010/02/24(Wed) 18:10:21 No.6184  引用 
「みんなで作る双翅目図鑑」のマドギワアブ(マドアブ)の項ですが・・・

http://furumusi.aez.jp/wiki.cgi?%a5%de%a5%c9%a5%a2%a5%d6%b2%ca

色々調べているうちに気づいたんですが、3のParasarcophagaってなんだかニクバエみたいだなと思ったら、旧ミセラニクバエ(現在のキヒゲミセラ)そのものの学名です。確認すると、上の2種もセンチニクバエ、オガサワラニクバエの学名です。

この図鑑のデータのミスかと思ったら、下の九大目録から間違っていました(769ページ)。どうしてこんなことになったのでしょう?

「みんなで作る双翅目図鑑」のほうは、後で直しておきます。

Re: マドギワアブ 投稿者:Arge 投稿日:2010/02/25(Thu) 18:31:15 No.6185  引用 
「みんなで作る双翅目図鑑」直そうと思ったら、アクセスできなくなっていました。修正は来月になりそうです。

後で思ったんですが、埼玉県昆虫誌あたりに何か書いてありそうな気もします。手元にこの本がないので確認できません。

ヒメガガンボの仲間か? 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 01:17:43 No.6168  引用 
翅長7ミリほどです。ヒメガガンボの雰囲気を感じさせます。
どこまで分かりますでしょうか?

2010.2.4三重県津市の自宅にて


Re: ヒメガガンボの仲間か? 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 01:23:45 No.6169  引用 
曲がりくねったA1脈が特徴的だと思いますが,いかがでしょうか?

Re: ヒメガガンボの仲間か? 投稿者: 投稿日:2010/02/22(Mon) 08:32:25 No.6180  引用 
属まで同定しますとこれはヒメガガンボ科のSymplecta (Symplecta)の一種。
日本からはホシウスバガガンボS. (S.) hybrida (Meigen, 1804)という種の記録があります。
おっしゃる通り,曲がりくねったA1脈とr3室にある余分な横脈が本亜属の大きな特徴です。

Re: ヒメガガンボの仲間か? 投稿者: 投稿日:2010/02/22(Mon) 23:06:15 No.6182  引用 
達磨様,
Symplecta属と同定していただき,また亜属の特徴など教えていただき,ありがとうございました。

竹中眞一氏についての質問 投稿者:Arge 投稿日:2010/02/22(Mon) 21:40:18 No.6181  引用 
お世話になります。

数年前から、はなあぶ誌上で兵庫県の双翅目について順次まとめているところですが、収集した文献の中に、名和昆虫研究所の月刊誌、「昆虫世界」の1934年分に、竹中眞一という方が「須磨産双翅目昆虫目録」という報告を5編にわたって発表されたものがあります。
須磨は兵庫県神戸市須磨のようですが、竹中眞一氏についてはこちらで他の情報を得ることができませんでした。
貴重な記録もいくつかあるのですが、古い文献の上に標本の所在が不明なので、残念ながらそのまま引用することができないものもあります。

そこで質問なのですが、どなたかこの竹中氏についてご存知ではありませんでしょうか。

よろしくお願いします。

オドリバエ科では 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 01:53:18 No.6170  引用 
昨年夏の写真を整理していたら,オドリバエ科とおぼしきハエを撮っていました。サイズは覚えておりません。鈴鹿山脈の登山道脇に渓流が流れており,少し開けた河川敷に生えるシダ植物上で見つけました。どこまで分かりますでしょうか?
2009.6.7三重県鈴鹿市


Re: オドリバエ科では 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 01:57:31 No.6171  引用 
少し角度を変えて撮ったもの

Re: オドリバエ科では 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 01:59:56 No.6172  引用 
真横からです

Re: オドリバエ科では 投稿者:三枝豊平 投稿日:2010/02/21(Sun) 04:04:13 No.6175  引用 
写真のオドリバエはRhamphomyia属Calorhamphomyia亜属(ウルワシオドリバエ亜属)の1種の雌です。

この亜属のcomplicans−pretiosa群の1種のように見えますが、今のところ写真では種まで確信を持って同定しがたいところです。雄であれば交尾器の形態で同定がしやすいのですが。新訂原色昆虫大図鑑第3巻に本亜属について記述してあります。

本年同時期同場所で少し注意されたら本種の群飛を観察できると思います。雄を採集してみてください。

Re: オドリバエ科では 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 21:10:14 No.6179  引用 
三枝先生,ありがとうございます。
ウルワシオドリバエの群飛を見てみたいものです。
オスを採集したら,また投稿させていただきます。

アリノスアブのような特徴的な触... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:22:09 No.5530  引用 
こんにちは。妙なナガハナアブ…と思われるハナアブを採集したのですが、いったい何者なのかと頭を悩ませています

先日、祖母の家(福井県小浜市)に帰った時近くの山(標高800m程度)の頂上で採集したものですが、多数のキョウトハナアブやヨコモンハナアブ、トゲモンハナアブに混じり3時頃に一匹だけ立ち枯れにふらりと飛んできてとまりました。

最初は、これがヒロズモンハナアブか〜この角張った三角頭がたまんねぇΣと山頂でニヤニヤしていましたが、家に帰ってきてから

・・・

なんだこの触角は!

となり今現在に至ります。


Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:23:50 No.5531  引用 
二枚目

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:26:05 No.5532  引用 
三枚目

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:28:59 No.5533  引用 
四枚目

なお、虫は写真に撮った後あっちの冷凍庫に入れてきたので、手元にはいまありません。


Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:41:26 No.5534  引用 
五枚目

その為、向こうで撮って来たこれだけが今ある全ての写真です。
PCにカメラから画像をコピーしている時に

あれ?? モンハナアブってこんなに触角長かったっけ??

と思い調べてみたものの全く当てはまるハナアブが無く、掲示板に書き込ませてもらいました。

他、ヒサマツハチモドキハナアブや、トゲモンハナアブと同じ位の小さめの黒いモンハナアブ?などなど、変わったハナアブが生息していたので、まさにハナアブの楽園でした。

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:42:44 No.5535  引用 
↑添付し忘れました。すみません;;

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2009/05/29(Fri) 08:27:18 No.5538  引用 
ゆーちゃん様.

写真のハナアブは,Sphecomyia属もしくは近縁の新属と考えているハナアブです.長野や石川県などで数頭採集されています.

借り物の標本ばかりなので,海外に送付して調べてもらっていません.

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:pakenya 投稿日:2009/05/29(Fri) 09:32:49 No.5540  引用 
すっげー!

ゆーちゃん、これってメチャええ虫やん。うらやましいです。

「極東」の属の検索部分(はなあぶNo.9)のSphecomyia属の触角の絵はよく似ていますね。でも「体はまばらに毛を装う。大型でスズメバチに似る」には該当しない感じですね。

はなあぶに投稿して!

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2009/05/29(Fri) 21:27:44 No.5545  引用 
pakenya様.

確かに,極東の昆虫の検索等の旧北区での属の検索Keyからは別種のように見えます.

しかし,私たちに身近なモンキモモブトハナアブ が属するPseudovolucella属の検索Keyなども,世界的に見ると例外的な種類の特徴を基にしており,大半のPseudovolucella属がたどり着けません.

このように,色彩などを重視せずに,形態を細かく観察してみてください.

なお,以前話題になったLejotaやBleraについても,Hippa(1978)に詳しく解説されています.

参考文献) Reemer & Hippa, 2008, Review of the species of Pseudovolucella Shiraki,. 1930 (Diptera: Syrphidae). Tijdschrift voor Entomologie 151: 77-93.
http://science.naturalis.nl/media/120203/reemer_hippa_2008_pseudovolucella.pdf

Hippa H. 1978, Classification of Xylotini (Diptera, Syrphidae). Acta Zoologica Fennica 156: 1-153.

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/30(Sat) 00:53:41 No.5553  引用 
≫市毛さん

同定ありがとうございます。ちょうど福井と滋賀と京都の県境付近にある山なので、ブナの原生林があり環境はとてもいい場所です。標高も(あの周辺じゃ)十分あるほうなんで、石川や長野のような比較的涼しい場所で採られているのもわかる様な気がします。


≫pakenyaさん
採ったときはずっとヒロズモンと思っていたので、帰ってきてからのほうが驚きました(笑

どっちかって言うと土蜂のような感じですね。毛もふさふさしていますし。あ、大きさはヨコモン♂と同じ位の大きさです

キバラナガの記録や、書いたままPCに眠っている文章が何件かあるのでまとめて投稿するつもりです☆



最後に、同じ所で採った1cm程の妙なハナアブ(めっちゃ下手糞な写真でゴメンナサイ…)


Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/30(Sat) 00:56:21 No.5554  引用 
顔面の写真

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2009/05/30(Sat) 19:22:52 No.5564  引用 
ゆーちゃん様.

妙なハナアブは,恐らくChalcosyrphus hisamatsui ヒサマツケブカハラナガハナアブと思われます.

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/30(Sat) 23:18:17 No.5565  引用 
≫市毛さん

ありがとうございます。確かに顔の辺りはそっくりですね。翅が若干黒っぽいので、ヒサマツケブカはスルーしてました…

合格! 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2010/02/20(Sat) 07:44:35 No.6166  引用 
無事、近畿大学農学部農業生産科学科に合格しました!


ようやくこれで大手を振って網を持てそうです。


去年の総会の時、声掛けて頂いたりとてもとても心配してくださった方、本当にご心配をお掛けしました。



溜まってる原稿、記録、色々ありすぎて締め切りが・・・


写真が無いと寂しいので、綺麗なCriorhinaを貼っておきます


これも上の記録と殆ど変わらない場所です


Re: 合格! 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2010/02/20(Sat) 13:33:18 No.6167  引用 
ゆーちゃん様,合格おめでとうございます.

今度の写真のハナアブは,九州産?の♀を見たことがあるのですが,MatsumyiaかCriorhinaかで悩んでいます.

Criorhina ainoと同様にkatepmeronに長毛を欠くので困っていました.
今回のは♂ですので,交尾器の構造で所属が解決するかもしれません.

Re: 合格! 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2010/02/21(Sun) 02:38:11 No.6173  引用 
ありがとうございます(^^

上にも出た「極東」の属の検索部分を見たんですが、オスの複眼は互いに離れる→Criorhina決定 ってあるのでCriorhinaだと思います。写真は写り悪いんで拡大してもぼやけちゃいますが…


ところで、katepmeronって何でしょうか???

今まで、ちゃんと虫の事勉強したわけじゃないので、専門用語が出てくると少し辛いです(;;

早く翅脈の名前とか交尾器の名称とか学ばなければ…

Re: 合格! 投稿者:三枝豊平 投稿日:2010/02/21(Sun) 04:34:33 No.6176  引用 
katepimeronについて添付書類を見てください。添付書類を本文にいれたら投稿拒否されたので、添付することにしました。

添付:6176.doc (20KB)

Re: 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2010/02/21(Sun) 21:03:12 No.6178  引用 
詳しく説明して頂きありがとうございます。

明後日、自然史博物館に用事があるので、その際に北隆館の図鑑も参照しながら他の各部の名称も勉強してきます。

今後また質問することが出てくると思うので、その際は宜しくお願い致します。

コシボソガガンボのまとめ 投稿者: 投稿日:2010/02/19(Fri) 10:36:41 No.6164  引用 
皆さん今日は達磨@白神自然観察園です。
昨年、アノニモ先生と一緒に日本産コシボソガガンボをまとめました。4新種を含む2属12種です。Zoosymposia 3: 273-303, 2009.
ご希望の方へはPDFをお送りいたしますので、私までご連絡ください。
これをまとめる上での最大の問題はPtychoptera takeuchiiの正体でしたが、タイプ標本を確認したところ、ホロタイプとパラタイプは別種で、これまでホロタイプは図示されたことがなく、原記載文に添えられた翅の図(パラタイプ)が混乱のもとであったことが判明しました。などなどです。
まとめた直後でこのようなことを言うのははばかられるのですが、実はまだ未記載種が数種いるようです。

カバエ科キイロカバエでしょうか... 投稿者: 投稿日:2007/02/03(Sat) 09:18 No.2977  引用 
 カバエ科については、日本昆虫総目録には5種類(Olbiogaster 1種, Sylvicola 4種) がリストアップされており、各地の目録を見るとキイロカバエ・スズキカバエ・マダラカバエが時折リストアップされていますが、同時に複数の種類が記録されていることが無いのが気になっております。

 写真のカバエは、キイロカバエSylvicola matsumuraiと思われますが、如何でしょうか?
残念ながら、手元にはこの1頭しか無いので他種との比較が出来ず、いまひとつ自信が持てません。

北隆館の図鑑に記されているように、胸背3黒条は明瞭、R室の斑紋は不明瞭、後腿節中央部には暗紋を欠いています。

体長約5mm, 茨城県のブナ林(alt.900m)で7月中旬に採集。

よろしくお願い致します。


Re: カバエ科キイロカバエでしょ... 投稿者: 投稿日:2007/02/03(Sat) 09:21 No.2979  引用 
斑紋が良く見えるように紙を置いてみました。

Re: カバエ科キイロカバエでしょ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/02/04(Sun) 03:13 No.2982  引用 
写真の種はSylvicola japonicus (Matsumura, 1915)です.S. matsumuraiではないと思います.日本列島にはSylvicola属が8種棲息しています.それらは私が作った次の検索表で区別できると思います.

日本産Sylvicola属の雄の検索表(雌にもほぼ使える)

1.M1脈とM2脈は基部が著しく接近するので,両脈の基部の間隔はM2脈とM3脈の間隔よりはるかに短い;翅端部は全く暗色にならない..............2
  M2脈の基部はM1脈とM3脈の基部のほぼ中間にある;翅端部には暗色部があるが,まれにほとんど消失することもある................3
2.r1室の斑紋はR2+3脈を越えない...S. fusucatus
  r1脈の斑紋はR2+3脈を越えて,R4+5室に達する...S. punctatus
3.後腿節は一様に黄褐色..........4
  後腿節は中央ないしやや先の方に幅広い暗色環をもつ.....7
4.中胸楯板には明瞭な暗条がある.......5
  中胸楯板はほぼ一様に暗色である....未同定種1
5.中胸楯板には幅広い3本の暗色帯があり,中央の暗色帯は極めて細い淡色条が中央を走ることもある.....6
  中胸楯板は密に灰褐色の粉で覆われ,4本の細い暗条がある.内側の2暗条はこれと同じ幅の灰褐色上で明瞭に区分される......未同定種種2
6.r2+3室端の翅端暗紋の内縁は判然とした境界となり,これと縁紋下の暗紋との間は明瞭な透明紋を形成する;R2+3室端の暗紋はR4+5脈を越えてr4+5室の前半部に拡大する.... S.japonicus
  r2+3室端の翅端暗紋の発達は悪く,その内縁は極めて不明瞭であるために,この内側に顕著な透明紋を形成しない;R2+3室端の暗紋はR4+5脈を越えないか,越えても極めて不明瞭である...... S. matsumurai
7.翅端部は広く顕著に暗色化し,r2+3室とr4+5室の亜端部には顕著な透明紋を現す;第1-3腹節は暗褐色;後腿節の暗環は節のほぼ中央に位置する;雄は合眼的.... S. suzukii
  翅端部は前部がやや暗化する程度であり,r2+3室の透明紋はかなり明瞭であるが,r4+5室には顕著な透明紋を現さない;第1-3腹節は黄色で,背板中央には暗条を現す;後腿節の暗環は中央より先に位置する;雄の両複眼は額で細く分離される.... 未同定種種3

なお,日本昆虫図鑑および原色日本昆虫大図鑑のS. matsumuraiはS. japonicusの誤同定,後書のPhryne japonicaは前述の検索表の未同定種種2に相当します.極東ロシアのKrivosheinaによる本科の部分で,S japonicusは上記未同定種種2に相当し,S. suzukiiの同定は正しく,S. matsumuraiは上記未同定種種1に相当します.S. matsumuraiの雌は雄よりも胸部が黄色くなる傾向が強いのですが,かなり暗色の個体もありますので,この形質はあまり当てになりません.
このような次第ですから,本属の同定に既刊の図鑑類を用いるのは不適切です.

Re: カバエ科キイロカバエでしょ... 投稿者: 投稿日:2007/02/04(Sun) 11:08 No.2983  引用 
アノニモミイア様、検索表まで掲示して下さり有難うございます。

 日本産昆虫総目録以外に2種程度は日本に生息しているだろうとは思っていましたが、8種も確認されていたのですね。

 私もKrivosheinaの検索を翻訳しては見たのですが、途中で♂交尾器の形質を使っているので最後まで辿りつけませんでした。
彼が図示した交尾器も、Okada(1935)の文献と異なっており、悩んでおりました。ところで、S. suzukiiの交尾器の図もOkadaの図とは大分違うようですが、如何でしょうか?

 極東ロシアの昆虫の検索は、日本産の双翅目も多数含まれているので便利そうなのですが、ハナアブ科の場合はタイプ標本等を調べずに原記載や再記載・図鑑など元に検索表を作っているので間違いが結構ありますね。
疑問に思って、著者に直接問合せたら、私も実物を見たことが無いと回答された種類もありました。
また、検索表だけで終わっている種類が殆どなので、全く別の種類にたどり着いても気がつかない危険性もあります。

 それにしても、日本昆虫図鑑と原色日本昆虫大図鑑の両方とも間違っているのには驚きました。

大変貴重な内容を公開して頂き有難うございました。

今後ともよろしくお願い致します。

Re: カバエ科キイロカバエでしょ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/02/04(Sun) 12:21 No.2984  引用 
市毛様 カバエの従来の文献について1,2説明します.

1.S. japonicusは松村松年先生が1915年に昆虫分類学下巻のp.53で記載された種です.この中で,「胸背ニ三個ノ黒縦條アリテ,中央ニアルモノハ太ク後縁ニ達セズ,両側ニアルモノハ少シク細ク,前縁ニ達セズ」とあります.また,Okada (1935)も,検索表で「Thoraxruecken dunkel grau, mit 3 weniger sichtbaren Streifen」と記述し,記載でも「Mesonotum grau mit 3 nicht so deutlichen, schwarzbraunen Streifen」と記述しています.Okada (1938)の記述もほぼ同様です.問題はOkada(1935)が,japonicusの雄交尾器として,p.168に示したものが実は真のjaponicusのものではなくて,北海道ではかなり普通種である私の検索表の未同定種2の交尾器です.この未同定種は胸背中央部には明確に分離された細い2暗条があり,これは松村先生の原記載には全く一致しません.Krivosheinaは彼女の極東の本で,Okadaの図からjaponicusを同定したので,誤同定をしたわけでして,彼女のjaponicusの交尾器の図はまさにOkada(1935)のjaponicusの交尾器の図に一致します.これらの図は私の未同定種2に相当します.
2.S. suzukiiの交尾器については,Okada (1935)の図も,Krivosheinaの図も同一のものです.ただ岡田一次先生はこの作図で,乾燥した交尾器を使ったのではないかと思います.なお,suzukiiはS. distinctus Brunettiに大変良く似ていて,同種かもしれませんが,インドの標本を持たないので,交尾器の比較をやっていませんから,現段階では同一であるとは断言できません.
3. S. matsumuraiは和名もキイロカバエ(松村先生はキバラマダラカバイという和名を使っています)ですが,言われているほど黄色っぽいハエではありません.中には雌で体がほとんど黄色の個体もありますが,通常はjaponicusよりやや淡色という程度です.

なお,前便の検索表で未同定種2のところで灰褐色上とあるのはお気づきでしょうが灰褐色条の誤入力です.また,fusucatusはfuscatusの間違いでした.また未同定種種はもちろん未同定種です.

以上ご参考までに.

Re: 修正について 投稿者: 投稿日:2007/02/04(Sun) 16:00 No.2985  引用 
茨城@市毛さん、アノニモミイアさん>

興味深い投稿をありがとうございます。
文字の誤入力に気が付いたときなどは、投稿者本人であれば
当BBS下の方に削除&修正のできる機能がありますので、そちらの機能もご利用下さい。

修正を選択し、記事No. 暗証キーを入力しますと修正フォームに行けます。元の投稿も出てきますので、それを修正していただき指示通りにやれば修正された記事が表示されるようになります。

Re: カバエ科キイロカバエでしょ... 投稿者: 投稿日:2007/02/04(Sun) 22:09 No.2986  引用 
アノニモミイア様、詳細な説明ありがとうございました。

 Okada (1935)で交尾器が別種のものというのも、かなり深刻なことですね。タイプ標本が身近にある先生が詳細に書かれていたということで、全く疑いもしませんでした。

ほんとになんと御礼を言ったら良いかわかりません。

ありがとうございました。

Re: カバエ科キイロカバエでしょ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/02/07(Wed) 16:20 No.2990  引用 
Sylvicolaの同定が検索表で自信がない場合のために雄の交尾器の略図を添付しましたので,参考にしてください.ただし,本属はスイーピングですと採集される個体の多くは雌です.雌は野菜などの腐敗物に簡単に産卵するそうですから,生かしておいて産卵,飼育して雄を出すのも一法かもしれません.私は本属ではやったことがありませんが,例えばキノコバエ科の同じような食性を示すAllactoneura属(体がやや太くて黒色,腹部前半が淡色,翅が縦に3重位に畳まれる属)の種や,今から個体数が増加するガガンボダマシ科のTrichocera属などは同様の方法(例えば果物の芯,人参のしっぷりの傷みかけたもの)で簡単に飼育できます.

Re: カバエ科キイロカバエでしょ... 投稿者: 投稿日:2007/02/07(Wed) 21:20 No.2992  引用 
アノニモミイア様。

長年かけて調べていた交尾器の図まで掲示して頂きありがとうございます。

また、飼育の方法など細かいことを教えて頂きありがとうございます。双翅目の飼育は、ごく一部の種類以外本等に書かれていないので、手探りで試行しておりました。
今度色々と試して見たいと思います。

ありがとうございました。

Re: カバエ科キイロカバエでしょ... 投稿者: 投稿日:2007/02/17(Sat) 13:24 No.3023  引用 
アノニモミイア様

先日名古屋の知り合いから名古屋市内のハエの同定を頼まれ、いろいろ見ていた中に熱田神宮内で3月に採れたカバエ科が3♂入っていました。早速、アノニモミイア様が公表していただいた検索表と交尾器画像で同定したところ、検索表でも交尾器画像でもともにマダラカバエ Sylvicola japonicus (Matsumura, 1915)となりました。これで自信をもって同定結果を報告できます。どうもありがとうございました。
取急ぎお礼まで。

ケンセイ@生息地:小平市

Re: カバエ科キイロカバエでしょ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/02/17(Sat) 14:44 No.3024  引用 
ケンセイ様,検索表をお役に立てていただいて喜んでいます.しかし,公表する以上責任がありますので,前回の検索表の不備を一部訂正や補足したものを掲示します(前回の掲示を修正するための暗証キーを忘れたので).宜しくご利用ください.交尾器の図も含めてほかに引用されてもOKです.

日本産Sylvicola属の種の雄の検索表(雌にもほぼ使える)

1.翅の中央室端から派生する箇所で,M1脈とM2脈は基部が相互に著しく接近するので,両脈の基部の間隔はM2脈とM3脈の基部の間隔よりはるかに短い;翅端部は全く暗色にならない.........2
  翅の中央室端から派生する箇所で,M2脈の基部はM1脈とM3脈の基部のほぼ中間に位置する;翅端部には暗色部があるが,まれにこれがほとんど消失することもある......3 
2.r1室の斑紋はR2+3脈を越えない...S. fuscatus (Fabricius, 1775)
  r1室の斑紋はR2+3脈を越えて,R4+5室に達する...S. punctatus (Fabricius, 1787)
3.後腿節は一様に黄褐色..........4
  後腿節は中央ないしやや先の方に幅広い暗色環をもつ.....7
4.中胸楯板には明瞭な縦の暗条がある.......5
  中胸楯板はほぼ一様に暗色で,明瞭な縦の暗条を欠く ......未同定種1
5.中胸楯板には幅広い3本の暗色帯があり,中央の暗色帯には,その幅の1/2より狭い極めて細い淡色条が中央を縦走することもある.....6
  中胸楯板は密に灰褐色の粉で覆われ,4本の暗色条がある.内側の2暗条はこれと同じ幅の灰褐色条で明瞭に分離される......未同定種2
6.r2+3室端の翅端暗紋の内縁は判然とした境界となり,これと縁紋下の暗紋との間は明瞭な透明紋を形成する;r2+3室端の暗紋はR4+5脈を越えてr4+5室の前半部に拡大する......S. japonicus (Matsumura, 1915)
  r2+3室端の翅端暗紋の発達は悪く,その内縁は極めて不明瞭であるために,この内側に顕著な透明紋を形成しない;r2+3室端の暗紋はR4+5脈を越えないか,越えても極めて不明瞭である........S. matsumurai (Okada, 1935)
7.翅端部は広く顕著に暗色化し,r2+3室とr4+5室の亜端部には顕著な透明紋を現す;第1-3腹節は暗褐色;後腿節の暗色環は節のほぼ中央に位置する;雄の両複眼は合眼的,額で密着する......S. suzukii (Matsumura, 1916)
  翅端部は前部がやや暗化する程度であり,r2+3室の透明紋はかなり明瞭であるが,r4+5室には顕著な透明紋を現さない;第1-3腹節は黄色で,背板中央には暗縦条を現す;後腿節の暗色環は中央より先に位置する;雄の両複眼は額で細く分離される......未同定種3

未同定種は東南アジアから記載されている多数の本属の種の検討を終えないと,学名が決定できないものです.


Re: カバエ科キイロカバエでしょ... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/02/18(Thu) 13:30:56 No.6163  引用 
以前このスレッドで日本産カバエ属Sylvicolaの種の検索表を示しました.その検索表の問題点について2008年2月3日に学名の適用の変更について投稿しましたが、その投稿がこのスレッドとはべつに独立のスレッドとしてしまいました。そのために、本スレッドの検索にしたがって同定すると、現行とは異なる同定結果になります。それで、2008年2月の投稿内容とほぼ同様のものを、本スレッドにも示しておきます。カバエ属の同定にはご注意ください。

「このスレッドで2007年2月にSylvicola japonicusについて原記載の記述と付図が異なる種であるから,この学名は原記載の記述にあう種,すなわち中胸楯板に3本の縦条を持つ種に適用しておきました.しかし,その後,本種の北大の模式標本の検討を行ったところ,北大に残っているsyntypesは原記載の記述とは異なるもので,原記載で図示されているのに相当する個体だけでした.そのために,現状では中胸楯板に4本の縦条が明瞭に現われる図示されたもの(検索表で未同定種種2としたもの)に,japonicusの学名を当てざるをえないことになりました.これも残念ながら暫定処置で,原記載の記述に一致する標本があるいはどこかに残されているかもしれません.無理に今残されている標本を後模式標本(lectotype)に指定してしまうのはまだ時期尚早と思われます.最近発行の北隆館の新訂原色昆虫大図鑑第三巻の392ページでもこのような分類学的処理がなされていますので,皆さんの注意を喚起します.」

なお、検索表で示した種のほかに、7にくる種がもう1種発見されました。この種は腹部背板が暗褐色で、各背板の後縁がやや広く黄色になっている(腹部に明瞭な横縞がある)ものです。福岡県の脊振山で1頭の雄が採集されています。

教えて下さい 投稿者:むいむい 投稿日:2010/02/15(Mon) 00:49:22 No.6156  引用 
お世話になります。
去年の8月30日に奈良で撮影したハエです。
お寺の門に6匹ほどとまっていました。
よろしければ、名前を教えていただきたいのです。
わかりづらい写真で申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。


教えて下さい 投稿者:むいむい 投稿日:2010/02/15(Mon) 00:52:34 No.6157  引用 
同じハエを横から撮った写真です。
よろしくお願いします。


Re: 教えて下さい 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2010/02/15(Mon) 09:36:23 No.6158  引用 
むいむい様.

イエバエ科のヒメクロバエ属Hydrotaea近辺ではないでしょうか.

Re: 教えて下さい 投稿者:むいむい 投稿日:2010/02/15(Mon) 17:26:59 No.6160  引用 
茨城@市毛 様

ご親切に教えていただきまして、ありがとうございます。

田んぼで見かけたニクバエ 投稿者:ありんこ 投稿日:2010/02/11(Thu) 22:04:56 No.6144  引用 
通りすがりの者です。
田んぼで見かけたハエについて、
よろしければ教えてください。

稲穂に止まっているのを写真におさめました。
このサイトでいろいろと調べてみたら、
「ゴヘイニクバエ」や「ハネボシスナニクバエ」に似ているなと思いましたが、イマイチ決め手に欠けます。似ているようですが、どちらも違うような気もします…。

撮影は、北海道で8月25日です。

名前がわかればどうかお教えください。


田んぼで見かけたニクバエ(2) 投稿者:ありんこ 投稿日:2010/02/11(Thu) 22:07:05 No.6145  引用 
写真2枚目です。
これも同じ種だと思うのですが。


田んぼで見かけたニクバエ(3) 投稿者:ありんこ 投稿日:2010/02/11(Thu) 22:07:56 No.6146  引用 
3枚目です。

Re: 田んぼで見かけたニクバエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2010/02/11(Thu) 22:47:45 No.6147  引用 
残念ながらニクバエ科ではなくヤドリバエ科の種だと思います。

ヤドリバエ科は大変種類数が多いため、生態画像のみの種の同定はごく一部の種しかできません。

Re: 田んぼで見かけたニクバエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2010/02/13(Sat) 08:52:19 No.6148  引用 
ハエ男さんの通りヤドリバエ科の1種でしょう。

ヤドリバエ科の最も重要な特徴は、胸部背面の後部を占める三角形ないし半円形の部分である小楯板の下に、膨らんだ土手のような部分が横断していることです。しかし、この特徴は普通の写真のアングルではみえません。

しかし、あなたの写真では、1)翅の中央にある翅室(翅脈で囲まれた部分;中室)から翅の外縁に向かう2本の翅脈の内の前の1本が途中で前のほうに強い角度で折れ曲がること、2)腹部の後半に長くて太い剛毛がほぼ直立していること、3)腹部の斑紋が帯状で、市松模様になっていないこと、4)翅の下に見える白い膜状の部分(覆弁)が純白で大型であること、5)生時で触角が前方に突き出していること、などの特徴が写真から読み取れるので、ヤドリバエである可能性が大変高いといえます。

ニクバエ科やクロバエ科(オオクロバエやキンバエ類が含まれる)では1)の特徴もありますが、2)より後の特徴がこの写真の種ほど顕著に現れる傾向がありません。特に一般的なニクバエ類では腹部に灰色と黒色の市松模様が現れます(但し、ヤドリニクバエ類では必ずしもこのようではない)。

ご参考までに。

多謝 投稿者:ありんこ 投稿日:2010/02/13(Sat) 16:22:20 No.6152  引用 
ていねいなご教示に感謝します。
腹部の「市松模様」は私のような初心者でも分りやすい目印になりそうです。

過去ログも読んでみました。
ヤドリバエというのは寄生性でものすごい種数いるようで。

この写真は無農薬の田んぼで撮ったものです。
農薬をまかないと、こういった「狩人」がやってきて、
害虫退治に一役買っているんでしょうね。

どうもありがとうございました!

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