8763479
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [新着順表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: ヒョウタンハリバエ属文献 (0) / 2: ガガンボさん? 同定お願い致します。 (6) / 3: 同定お願いいたします (2) / 4: 無題 (2) / 5: ツリアブ不明種? (4) / 6: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 (31) / 7: 同定お願いします (2) / 8: ムシヒキアブを教えてください。 (2) / 9: ムシヒキアブの一種について (2) / 10: Mallotaの同定のお願い (6) / 11: 同定お願いいたします。 (2) / 12: 田沢湖のアブについて (2) / 13: 種名を教えてください (2) / 14: 翅のないノミバエ (1) / 15: 双翅目昆虫の同定について (2) / 16: 同定のお願い (2) / 17: キノコバエ科でしょうか. (2) / 18: キアブでしょうか? (3) / 19: 同定をお願いします. (2) / 20: 同定のお願い (2) /

おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
コメント内には下記と同じURLを書き込まないで下さい
参照URL
添付File  (100kBまで)
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
文字色

シブキバエでしょうか 投稿者:はむし 投稿日:2015/03/24(Tue) 23:39:21 No.9251  引用 
2015年3月24日,島根県の低山地の渓流で採集しました.沢の流れの中の石の濡れた場所にたくさんとまっていました.スケールは1目盛りが1ミリです.

Re: シブキバエでしょうか 投稿者:はむし 投稿日:2015/03/24(Tue) 23:40:20 No.9252  引用 
生きている時の写真です.よろしくお願いいたします

Re: シブキバエでしょうか 投稿者:三枝豊平 投稿日:2015/03/25(Wed) 00:45:19 No.9253  引用 
鮮明な生態写真ですね。標本も含めて♂の前腿節の基半部腹面に多くの強い刺毛を生じていることと、交尾器の形状、翅がややくすんでいることからTrichoclinocera fuscipennis Saigusa, 1965
ハイイロケミャクシブキバエ(灰色毛脈飛沫蠅)だろうと思います。渓流の湿った岩の上で生活して、その場所にいる双翅目などの幼虫を食べています。

Re: シブキバエでしょうか 投稿者:はむし 投稿日:2015/03/25(Wed) 19:59:19 No.9255  引用 
三枝先生ありがとうございます.昨年の昆虫学会でシブキバエの講演を聴いてぜひ野外でみつけてみたいと思っていたところでした.さっそく出会うことができて嬉しく思います.ほかの種も探して見ます.

Re: シブキバエでしょうか 投稿者:三枝豊平 投稿日:2015/03/29(Sun) 14:11:19 No.9266  引用 
ハムシさん。シブキバエはやはりハイイロケミャクシブキバエTrichoclinocera fuscipennis Saigusaでした。本種は小楯板背面に短い刺毛を欠き(通常の縁の剛毛に加えて)、後脛節基部の背面に1対の剛毛を欠き、前腿節の後腹面に黒色の剛毛を列生するのが特徴です。他にも本属は数種日本に生息していますが、本種は上記の形質で区別できます。これらの特徴は今回の生態写真に写っています。

本種は西日本の渓流で春早くから活動します。本属の食性や配偶行動はほとんどわかっていません。幼虫は恐らく水生で、渓流の石の表面でブユやユスリカなどの幼虫を捕食していると思います。成虫も活動している石面で同様の餌を捕食しているのでしょう。

Megacyttarusの標本と共にお送りいただいた標本の一部を同定して返送致します。

Re: シブキバエでしょうか 投稿者:はむし 投稿日:2015/03/29(Sun) 21:51:59 No.9267  引用 
Rhamphomyia,Trichoclinoceraを確認いただき,ありがとうございました.
Trichoclinocera fuscipennisがたくさんいた岩の表面に幼虫がいないか,今後注意して探してみます.
季節が変わるとほかの種にも出会えると思いますので,今から楽しみにしています.引き続き,ご指導をよろしくお願いいたします.

ミナモカトリバエの仲間でしょう... 投稿者:はむし 投稿日:2015/03/24(Tue) 23:23:23 No.9248  引用 
2015年3月24日,島根県の低山地の渓流で採集しました.ミナモカトリバエの仲間でよろしいでしょうか.

Re: ミナモカトリバエの仲間でし... 投稿者:はむし 投稿日:2015/03/24(Tue) 23:24:26 No.9249  引用 
ばんざいをしながら水面を飛んでいました.

Re: ミナモカトリバエの仲間でし... 投稿者:はむし 投稿日:2015/03/24(Tue) 23:25:28 No.9250  引用 
すみません.ミナモオドリバエでした.失礼しました.
よろしくお願いいたします.

Re: ミナモカトリバエの仲間でし... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2015/03/25(Wed) 09:01:58 No.9254  引用 
これはミナモオドリバエ属Hilaraの種ではなくて、ホソオドリバエ属のRhamphomyiaのイミャクオドリバエ亜属MegacyttarusのRhamphomyia (Megacyttarus) geisha FreyゲイシャイミャクオドリバエかR. (M.) argyrosoma Saigusaギンパライミャクオドリバエでしょう。本亜属の種の多くはHilaraと同様に水面を滑走するように飛翔をしながら水面に浮いている小型の双翅目などを狩り、雌への求愛餌にしています。本種もHilaraと同様に前脚を挙げながら飛翔して獲物を見つけ次第それに襲い掛かれる体制をしているのが良く分かり、貴重な画像だと思います。本亜属の狩りの画像は見たことが無いので双翅目談話会の「はなあぶ」等何らかの雑誌に投稿されることをお勧めします。そのために正確な同定が必要でしたら、標本を私の方へお送りください。

Re: ミナモカトリバエの仲間でし... 投稿者:はむし 投稿日:2015/03/25(Wed) 20:09:25 No.9256  引用 
三枝先生,詳細な説明ありがとうございます.Hilara以外にもこのような飛翔をする種がいることを初めて知りました.ぜひ報告したいと思いますので,同定をお願いします.発送先は昆虫学会のサイトに出ているところで良いでしょうか.
http://www.entsoc.jp/secr.htm
シブキバエの同定も確定していただくとありがたいです.
次はHilaraを見つけたいです.

Re: ミナモカトリバエの仲間でし... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2015/03/25(Wed) 23:02:17 No.9257  引用 
念の為Trichoclinoceraもお送りください

Hilaraは未記録種を含めて日本に200種以上生息しています。5月上旬に多いHilara neglectaは最もポピュラーな種です。大型で個体数も多く、幅2,3mの流れでも淵の上高さ1-2mの空間に大きな群飛を形成するし、その下の流れでは雄が採餌水面飛翔をしています。

Re: ミナモカトリバエの仲間でし... 投稿者:はむし 投稿日:2015/03/28(Sat) 23:33:01 No.9262  引用 
27日に標本を発送しました.確認よろしくお願いいたします.
3月28日に島根県の低山地,公園の小川(流れあり)でまたみかけたので,撮影と採集しました.先日の種より小型です.


Re: ミナモカトリバエの仲間でし... 投稿者:はむし 投稿日:2015/03/28(Sat) 23:34:07 No.9263  引用 
飛翔の様子です.前脚を上げています.

Re: ミナモカトリバエの仲間でし... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2015/03/29(Sun) 13:44:16 No.9265  引用 
ハムシさん:標本は無事到着しました。Rhamphomyiaの方のMegacyttarus亜属の種はR. (M.) geisha Freyゲイシャイミャクオドリバエでした。本種はR. argyrosomaに大変よく似ていますが、♂の後腿節の腹面基部近くに2,3本と先の2/3あたりに1本の長い黄色の剛毛が生えています。R.argyrosomaにはこれがないか、あっても大変短くて周囲の刺毛と区別ができません。R. geishaは近畿地方から四国、九州にかけて分布しています。

それと最新の画像の種は同じMegacyttarus亜属のR. (M.) brunneostriata Freyケズネイミャクオドリバエです。本種は顔面(触角の下)に刺毛を生じ、♂の中脛節と短い第1付小節が肥大して長めの毛を生じています。これにはvar. monstrosaという型があって、通常型と混じっています。この型は中脚の第2付小節が肥大しています。今回の画像にあるような水面狩猟ができない場所の本種の群飛にはmonstrosa型がもっぱらです。あるいはこの肥大した第2付小節は♀に対するニセのnuptisal giftの役目をしているのかもしれません。

R. geisha,R. brunneostriataともに大変精度の良い水面狩猟の画像ですので、是非何らかの雑誌に報文をだしてください。

イミャクの意味は♀の翅脈相で、中室が変形や拡大をするので、♂の翅脈相と異なることに依拠しています。なお、Megacyttarusとは「大きな翅室」の意味でこれも拡大した雌の中室に依拠していると思います。

クロオビハナバエと似ていますが 投稿者:KURO 投稿日:2015/03/27(Fri) 20:12:17 No.9260  引用 
高知県室戸市での画像です(3/21)。
ネット上で見られるクロオビハナバエと似た外見ですが、
胸の黒紋の様子が微妙に違うような気がします。
やはり別種でしょうか?詳しい方のご見解をお願いいたします。


Re: クロオビハナバエと似ていま... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/03/28(Sat) 23:04:33 No.9261  引用 
KURO様.

写真のハナバエは,クロオビハナバエAnthomyia illocataではなく,近縁のA. latifasciataの可能性が高いと思います.

詳しくは,
Suwa, M. 1987. The genus Anthomyia in Palaearctic Asia (Diptera: Anthomyiidae). Insecta matsumurana 36:1-37.
をご覧になってください.

Re: クロオビハナバエと似ていま... 投稿者:KURO 投稿日:2015/03/29(Sun) 12:57:44 No.9264  引用 
茨城@市毛 様
回答ありがとうございます。
ご紹介いただいた文献はPDFで公開されていましたが、よく分かりませんでした。
でも、ハナバエ科Anthomyia属まで絞り込めただけでも良かったです。
どうもお世話になりました。

クロヒカゲイエバエ 投稿者: 投稿日:2015/03/26(Thu) 23:10:58 No.9258  引用 
採集場所は愛知県あま市,標高3m,採集日は2015年1月23日,体長は6mmです.

針は微針を刺しました.

はなあぶ誌37号の検索表で調べるとHebecnemaになります.
116ページのcouplet 16で,「♂の頭部上方はしばしば平圧される」とありますが,なかなか微妙なカーブだと思います.
日本のイエバエ科のクロヒカゲイエバエの説明では,”側額と亜側顔が横顔では見えない”という内容の事が書かれています.
中国蝿類の1071ページの図版231の2425では横顔が出ていて,カーブは多少違うものの雰囲気は似ていると思います.

37号の解説によると少ない種だそうで,採集地でも今までに数えるほどしか見たことがありません.
今回の採集地は標高が低いので山地性というよりは森林性という事になると思います.
冬だからかもしれませんが,ヒカゲではなく日の当たる葉の上にいました


Re: クロヒカゲイエバエ 投稿者: 投稿日:2015/03/26(Thu) 23:12:03 No.9259  引用 
日本のイエバエ科の検索表でも,はなあぶ誌28号の種類が増えた検索表でも,胸背と腹背に明瞭な縦線はないという選択肢になります.
一方で詳しい記述では,胸部に4本のはっきりしない暗い縦条と,腹部第3と第4背板に暗い中央の縦線があります.
手元の標本は暗い線も見当たらず,胸部と腹部で多少の質感の違いはあるものの,およそ黒一色に見えます.

もっと違いが目立つのは鱗弁の色で,
教科書通りなら褐色で,黄色い平均棍とは異なる色彩で,Plete 18-12を見ても上下とも暗色なのですが,
手元の標本は明るい色をしています.

しかし色彩についてはいろいろあるようで,例えば脚の色を見ると,
日本のイエバエ科では腿節が黒色,脛節が暗褐色であるのに対して,
中国蝿類のH. fumosa では中脚と後脚の脛節は黄色で,ある時には暗褐色で,検索表でも基本的には黄色という事になっています.
異なるカラーバリエーションがあってもいいかもしれないと思います.

今回はゲニタリアは未処理なので,追加個体が採れたら見てみようと思っています.

ついでになりますが中国のMydaeinaeの文献を見つけました.英文です.
http://jinsectscience.oxfordjournals.org/content/14/1/22

Phasia cf. albopunctata 投稿者: 投稿日:2015/03/13(Fri) 23:30:01 No.9243  引用 
採集場所は岐阜県海津市南濃町,月見の森,標高100m.
採集日は2014年11月30日,体長9mmです.
曇りでも平年より気温が高い中,サザンカの花を見て周っていました.
その時に採集した別のハエについては次号のはなあぶ誌に投稿しましたが,
こちらは同じく訪花していたヤドリバエです.

僕は初めて採りましたが一見してPhasiaのようで,Mosch-WebやPalekeyで確かめました.
翅がきれいな種類では角度を水平にして標本にすることもあると思いますが,
今回マウントする時間ができるまで冷凍したところ,解凍時に翅が上向きになりました.
角度が違うと印象が変わりますが,ゲニタリアを横からも見るので,これはこれで様になっているのではないかと思います.


Re: Phasia cf. albopunctata 投稿者: 投稿日:2015/03/13(Fri) 23:30:49 No.9244  引用 
メスの腹端部ですが,死んだ後で自然にこの状態になりました.

以前に紹介された文献,Sun, X. and S.A. Marshall. 2003. を見てみました.
図が多いと検索表よりも先に絵合わせがしたくなります.
細くとがっているのは第7腹板と第8腹板だそうです.
掲載されている中では,231ページのPhasia albopunctata が似ていると思います.

オスの頭部の図よりも手元のメスの標本のほうが額幅がわずかに狭いので,あれっと思いましたが,
記述でも,オスの眼は単眼の幅ほど離れるのに対して,メスではほぼ接するそうで,普通の感覚とは逆なので面白いと思いました.

日本昆虫目録で他の属から移動してきたものについてはどんな特徴があるのか調べられていません.

近辺では個体数が少ない種だと思いますが,今度はオスを採ってみたいです.


Re: Phasia cf. albopunctata 投稿者: 投稿日:2015/03/14(Sat) 00:54:42 No.9245  引用 
疑問が残るのは,63ページの検索表の35番で腹端部について述べている所ですが,
「Ovipositor (segment VIII) much shorter than sternite VIII」
という記述がよく理解できないのです.

そこで分岐するP. grazynaeは図がないのですが,

その記述は簡潔で,見ると,albopunctataに類似し,違いは問題の腹端部の相対的な長さだとあります.
「and females differ in relative lengths of ovipositor and sternite VII.」

もしかしたら検索表は本来は,sterniteのVIIIとVIIを比べるはずだったのだろうかと思ってしまいます.

そうだとしたら手元の標本はsterniteVIIIが長いgrazynaeの可能性もあると思います.

Character Matrixも形質の内容が書かれていないと思うのでそれで比べることもできないです.

何か勘違いをしているかもしれませんが,よく分からないのでcf.にしてあります.

Re: Phasia cf. albopunctata 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/03/15(Sun) 22:01:41 No.9246  引用 
大宮様.

恐らく,大宮さんの推測通りP. albopunctataと思われます.
原記載の付図を見ると,P. grazynaeのovipositorはsheathを超える位置で軽く波曲しています.また,顔も触角直下が窪んでいます.

couplet 35の検索についても,推測通りovipositor(segment VIII)とsheath(Sternite VII)の長さを比較しているようです.

Phasiaの尾端の用語は,Herting(1957)を読まないとはっきりしません.

Re: Phasia cf. albopunctata 投稿者: 投稿日:2015/03/15(Sun) 23:56:20 No.9247  引用 
茨城@市毛様

原記載を調べて下さりありがとうございます.
手元の標本との違いが分かりました.
cf.を外せそうです.
検索表の表記についても謎がひとつ解けました.

Herting(1957)はドイツ語の形態学の文献ですね.
ネット上で40ドルほどで購入できるようです.
現段階ではそういう文献があるという事は覚えておきたいと思います.

教えて下さりありがとうございました.

埼玉のガガンボダマシ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2015/03/07(Sat) 09:26:55 No.9240  引用 
皆さん こんにちは。

 今回、昨年12月に埼玉の平野部で採ったガガンボダマシについての質問です。
 これまでは、サカグチがほとんどで、たまにニッポン、ウスモン、フユが採れていましたが、突然、初めて見る特徴的なゲニ種が見つかりました。
 Trichocera mirabilisではないかと考えていますが、近似種情報などよく知りません。いかがでしょうか。
 分かる範囲でご教示いただきたく お願い申しあげます。

 


Re: 埼玉のガガンボダマシ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2015/03/07(Sat) 16:39:52 No.9241  引用 
Trichocera mirabilisの雄交尾器の図(部分)を貼っておきます。ご参考に。

Nakamura, T. & Saigusa, T., 1997. A revision of the Japanese species of the subgenus Metatrichocera Dahl, 1966 lf the genus Trichocera Meigen, 1803. Nature and Human Activities, 2: 59-89.

兵庫県立人と自然の博物館の報告書でして,これが交尾器に変形のあるTrichoceraの論文です。


Re: 埼玉のガガンボダマシ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2015/03/07(Sat) 18:40:19 No.9242  引用 
アノニモミイア様

 情報ありがとうございます。

 整理が悪かったのと、記憶が薄れていたことで抜けていましたが、ご教示いただいた文献があったような気がして探しましたところ、見出しました。

 画像のように異常に長い平均棍と、翅の端部・膜部裏面のmacrotrichiaも確認できましたので、Trichocera mirabilisで良いように思います。

 ご教示に御礼申し上げます。 

ヨツボシヒラタアブ? 投稿者:HY 投稿日:2015/03/03(Tue) 21:23:44 No.9236  引用 
お世話になります。
沖縄県国頭村で2015年2月に採集しました。体長は10mmです。
新訂原色昆虫大図鑑第3巻で調べた結果、ヨツボシヒラタアブに似ています。同定よろしくお願いします。


Re: ヨツボシヒラタアブ? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/03/04(Wed) 22:10:55 No.9238  引用 
HY様.

HY様のご指摘通り,ヨツボシヒラタアブXanthandrus comtusです.ヨーロッパから台湾まで広く分布しておりますが,南西諸島では少ないようです.

Re: ヨツボシヒラタアブ? 投稿者:HY 投稿日:2015/03/04(Wed) 23:56:23 No.9239  引用 
市毛 様

沖縄島に分布の資料が見いだせなかっため、同定依頼しました。
ご教示ありがとうございました。

シマバエ科? 投稿者:Arge 投稿日:2015/02/16(Mon) 20:56:05 No.9228  引用 
ご無沙汰しております。

兵庫県西部で5月にマレーズトラップで採集されたハエです。
一見トゲアシモグリバエ科かと思ったのですが、翅脈が違います。
検索表を読んでいくと、最終的にシマバエ科のItomyia属にたどり着いたのですが、既知種の写真を見る限り違うようで、どこかで検索表を読み違えたのではないかと思います。

何かわかりましたらよろしくお願いします。


Re: シマバエ科? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2015/02/19(Thu) 14:25:56 No.9229  引用 
しばらくどなたからも返信がないので,この仲間については詳しくありませんが一言。

写真が大変不鮮明で主要な分類形質がほとんど写っていないので,判断材料が稀薄です。

少なくともOdiniidaeトゲアシモグリバエ科ではないでしょう。同科にはpresutural dorosocentral bristleがあるのですが,どうもそれは写っていないようです。また,3対の額眼縁剛毛があり,前端の対はやや内側を向きます。これらの形質も画像では全く見えません。画像のコントラストが強すぎて,刺毛などがほとんどとんでしまっていますね。

Lauxaniidaeシマバエ科のような印象ですが,この科の主要形質である,2対の後傾額眼縁剛毛,脛節先端背面の1剛毛などが画像ではほとんど確認できません。これらの形質について標本で調べてみたらどうですか。

Itomyiaは画像のようなシマバエとは概観が全く異なります。

いい画像が撮れないのでしたら,科の検索表を調べた時の主要形質についての観察結果を示されたら参考になるでしょう。

その内,この仲間などに詳しい方が,写真の外観だけでコメントしてくれるといいですね。

Re: シマバエ科? 投稿者:Arge 投稿日:2015/02/19(Thu) 21:50:49 No.9230  引用 
アノニモミイア様
ご返信ありがとうございました。

再度撮影を試みましたが、デジカメが古くなったせいかモニターの移りが悪く、うまくピントの合った写真が撮れませんでした。

北隆館の図鑑の検索表を見る限り、まず無弁翅類で83まで行き、それから、口吻は短い、単眼がある、複眼に眼柄はない、触角刺毛が発達する、後付節第1節は発達しない、翅のSc脈は完全で直角に曲がらない、体は細長くない、触角梗節先端は突出しない、翅の前縁脈に切目がない、で95まで来て、ツヤホソバエ、フトモモホソバエ、ヨロイバエとは明らかに違い、Cu融合脈は短いので、結局シマバエ科ということになりました。

翅の斑紋が独特なので分かりやすいかと思ったのですが、どうも簡単に手に入る文献ではわからなさそうです。
専門の方はご高齢で同定依頼も難しそうですので、中国かロシアの文献を探してみようかと思います。

ありがとうございました。

Re: シマバエ科? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2015/02/21(Sat) 00:42:57 No.9231  引用 
参考にLauxanidaeと思われるネパールの標本の画像を貼っておきます。Traginopsカトウトゲアシモグリバエのように頭頂部が盛り上がっているのが平行現象のようにみえます。

Re: シマバエ科? 投稿者:Arge 投稿日:2015/03/03(Tue) 22:45:36 No.9237  引用 
アノニモミイア様

少し調べてみましたが、ロシアや中国だけではなく、東南アジアの方も調べる必要がありそうですね。

とりあえず、旧世界の属の分類に関する文献をネット上で見つけたので、それを足掛かりに何とか時間がある時に調べてみたいと思います。

ありがとうございました。

ヤマモトオオカバエでしょうか? 投稿者:りゅうひ 投稿日:2015/02/21(Sat) 11:47:31 No.9232  引用 
ご無沙汰いたしております。

栃木県内で2年前に採集したカバエですが、北驫ルの大図鑑を見ても自信が持てなかったもので、ここにご質問させていただきました。
この個体はヤマモトオオカバエ Olbiogaster yamamotoi Okadaでしょうか?県北部2箇所で採集されました。体長約11mmです。
よろしくお願いいたします。


Re: ヤマモトオオカバエでしょう... 投稿者:りゅうひ 投稿日:2015/02/21(Sat) 11:48:17 No.9233  引用 
上からの図です。
写真があまりよくなく、申し訳ありません。


Re: ヤマモトオオカバエでしょう... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2015/02/21(Sat) 12:58:40 No.9234  引用 
りゅうひさん。画像のカバエは間違いなくOlbiogaster yamamotoiです。大変稀な種ですが,2カ所で採集されたとのこと珍しい記録です。画像の個体は腹端の形状から雌のようです。もう一か所の個体の性はなんでしょうか。なお,本掲示板の原則でしょうから採集地,採集年月日などは差支えなければ画像と一緒に出してください。

Re: ヤマモトオオカバエでしょう... 投稿者:りゅうひ 投稿日:2015/02/21(Sat) 15:16:09 No.9235  引用 
アノニモミイア先生、大変ご無沙汰いたしております。
また、ご返信ありがとうございました。
うっかりしており、採集地と年月日の記述を忘れておりました。申し訳ありません。

もう1個体もメスです。本個体は那須塩原市の個体です。栃木県那須塩原市ではマレーズトラップで採集されました。6月下旬〜7月中旬にかけてです。もう1個体は日光市で採集されました。両方とも2013年の採集品です。
ヤマモトオオカバエとのこと、嬉しい限りです。どこかに報告いたしたいと思います。ありがとうございます。

都心ハモグリバエ? 投稿者:やまちゃん 投稿日:2015/02/09(Mon) 01:49:48 No.9222  引用 
冬の東京都心ですが、ハモグリバエ科と思われるハエを採集しました。あまり自信がないのですが、それで当たっていますでしょうか?! ご意見を頂けましたら幸いに存じます。

Re: 都心ハモグリバエ? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/02/09(Mon) 07:22:34 No.9223  引用 
やまちゃん様.

写真のハエは,ハモグリバエではなく,キモグリバエ科Chloropidaeの仲間です.

恐らく,Dicraeus phyllostachyusオオササノミモグリバエではないかと思われます.

Re: 都心ハモグリバエ? 投稿者:やまちゃん 投稿日:2015/02/09(Mon) 16:34:12 No.9224  引用 
これは早速にどうもありがとうございました。検索表を見ながら考えたつもりですが、なかなか難しいですね・・・。もっと修業が必要ですが、またご教示をよろしくお願いいたします。

Re: 都心ハモグリバエ? 投稿者:やまちゃん 投稿日:2015/02/09(Mon) 18:22:04 No.9225  引用 
市毛様:

たびたび恐縮です。そうしますと、これもキモグリバエ科の同じ種類かと思われますが、いかがでしょうか?


Re: 都心ハモグリバエ? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2015/02/10(Tue) 00:00:12 No.9226  引用 
キモグリバエ科はどちらかと言えば無弁翅類のなかでも一番識別しやすい科です。

1)Sc脈の発達が悪い。
2)R1脈が前縁に達する少し手前に顕著な前縁の切れ目がある。
3)後(第二)基室と中央室の境の脈が消えて,両室が合一する。
4)上記合一した室の後縁になる脈がやや手前でわずかではあるが特徴的に弱いカーブを示す。
5)頭頂に通常は無毛で光沢のある大型の単眼三角部がある。
6)翅にcua室(伝統的な臀室)を欠く。

とくに,4と5は重要な特徴です。

Re: 都心ハモグリバエ? 投稿者:やまちゃん 投稿日:2015/02/11(Wed) 17:58:21 No.9227  引用 
アノニモミイア様:

これはご丁寧な解説を、どうもありがとうございました。よく覚えておきまして、これから活用したいと存じます。いつもご親切なご教示を賜りまして、お礼申し上げます。

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172] [173]

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -