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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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イシアブ不明種 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/08/02(Tue) 21:43 No.1527 ホームページ  引用 
先日、茨城県の山間部(alt800m)で採集した、イシアブの仲間です。あまりムシヒキアブは採らないのですが、黄色い脚が気になって採集しました。
体長は約11mmほどです。


Re: イシアブ不明種 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/08/02(Tue) 22:23 No.1528  引用 
すげ〜・・・イシアブっすかこれで・・

tgwさんとこの画像を全部見たけど合うのがないっすね〜・・・
tgwさんのお出ましを請うしかないかも・・

Re: イシアブ不明種 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/08/02(Tue) 22:58 No.1531 ホームページ  引用 
ハエ男様、こんばんわ。

tgwさんには声をかけておきました(^。^)

イシアブかどうかは別にして、ムシヒキアブなのは間違いないと思います(^_^;)

Re: イシアブ不明種 投稿者: 投稿日:2005/08/04(Thu) 22:29 No.1537  引用 
市毛さん、お久しぶりです。
この種は手元に本州産、四国産合わせて4♂、9♀あるのですが属名もはっきりしません。いつだったかわすれましたが埼玉県昆虫誌の記事でOrthogonisとしていましたがOrthogonisではないでしょう。Hull(1962)のkeyをたどっていくとOrthogonisに落ちますが・・・。
以前、世界のAsilidae各種の写真を眺めていて、ひょっとしてこの属かと思ったことがあるのですが、それ以来手を付けていません。

ハエ男さん、金毛マガリケの件ですが、今、手元にマガリケ全ての標本がないので調べていません。返事が遅くなってすみません。

ムシヒキの課題は山積しています。
はっきりした回答でなく申し訳ないです。

Re: イシアブ不明種 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/08/05(Fri) 17:48 No.1538 ホームページ  引用 
tgwさん、ありがとうございます。

旧北区のマニュアル(CMPD)も、ムシヒキアブ科はヨーロッパ限定で書かれていましたので、こちらのグループは相当難しいのですかね。
綺麗な種類なのに残念です。

時々、ムシヒキアブも採っていますので、今後も宜しくお願い致します。

ちょっと 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/08/04(Thu) 05:42 No.1536  引用 
北陸にいってきまっす。

無題 投稿者: 投稿日:2005/04/16(Sat) 21:57 No.1143  引用 
Do you know what is this species?

Re: 無題 投稿者:バグリッチ 投稿日:2005/04/16(Sat) 22:51 No.1144  引用 
I think it is Stratiomydea species.

Perhaps・・・ Actina sp. or Beris sp.

Re: 無題 投稿者: 投稿日:2005/04/19(Tue) 22:57 No.1167 ホームページ  引用 
I suspect a species of Chorisops.

Re: 無題 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/04/20(Wed) 03:25 No.1170  引用 
Chorisops ってのはBeridinae なので、バグリッチさんが指摘してくれたのと同じ亜科なのですが、昆虫目録DBによればChorisops maculiala (和名無し)1種のみが出ております。
有名どころの図鑑には出てないようです。

実は、Beridinaeまではすぐわかったんだけど、ワシはMPDの検索を見て悩んで悩んで結局わからなくて、ほかっといたのですが・・この手合いではパルピの短いのがBeris,長くて複眼周りの毛の長さが長いのがActina,パルピは長くて複眼周りの毛が短いのがChorisopsということになります。
画像だとちょっとそこを見るのはしんどいのだけれど、普段見てると雰囲気でわかるってこともあるしね・・・

Re: 無題 投稿者:Xespok 投稿日:2005/08/03(Wed) 19:51 No.1532  引用 
Did you reach some conclusion concerning this early spring species?

I found other images of the same fly:

http://xespok.net/gallery/Stratiomyidae/Unidentified_Diptera_1000016153

The following image:

http://xespok.net/gallery/Stratiomyidae/DipteraB_1000016781

might show the same species, or a closely related one.



Re: 無題 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/08/03(Wed) 22:58 No.1535  引用 
I think,

First image is Actina sp.??

second image is Beris petiolata??

Fly with oversized head... 投稿者:xespok 投稿日:2005/07/15(Fri) 23:02 No.1474  引用 
I am not sure what this fly is. First I thought it is a Syrphidae sp. because it flew like one. Than I thought maybe it is Stratiomyidae. Now I think it is maybe Pipunculidae.

Re: Fly with oversized head... 投稿者:xespok 投稿日:2005/07/15(Fri) 23:03 No.1475  引用 
Another individual that I saw two weeks later than the previous fly.

無題 投稿者:xespok 投稿日:2005/07/15(Fri) 23:04 No.1476  引用 
Another angle on the second fly.

Re: Fly with oversized head... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/16(Sat) 01:28 No.1478  引用 
I think,Microchrysa flaviventris or Microchrysa sp. :Stratiomyidae.

Wing vien is not Syrhidae.

Re: Fly with oversized head... 投稿者:xespok 投稿日:2005/07/16(Sat) 08:15 No.1479  引用 
Thx,

I find only one image of Michrochrysa flaviventris on the net:

http://www.saturn.dti.ne.jp/~dinsects/Abu-mizuabu.htm

But this species is clearly not the same with what I show here. Both the shape and coloration is different. Flaviventris means yellow-bellied, but the fly shown on the other website has metallic green abdomen (although the ventral part may still be yellow).

Xespok

Re: Fly with oversized head... 投稿者:xespok 投稿日:2005/07/16(Sat) 08:20 No.1480  引用 
Actually I found an image showing the same species.

http://www.geocities.co.jp/AnimalPark/2102/metahae/metahae.htm

But I can not extract any information from that page.



Re: Fly with oversized head... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/16(Sat) 09:15 No.1481  引用 
Michrochrysa flaviventris is known,male's abdomen is green-metallick and female's abdomen is yellow.

Re: Fly with oversized head... 投稿者:Xespok 投稿日:2005/08/03(Wed) 19:55 No.1533  引用 

Re: Fly with oversized head... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/08/03(Wed) 22:49 No.1534  引用 
Yes, May be same species.

キイロアブ 投稿者: 投稿日:2005/07/26(Tue) 21:56 No.1512  引用 
新潟市の海岸付近(いつもの所)での採集品です。
採集地は砂地+草まばらの開けた環境で、なんとなく草に止まっていました。
動薬研究のアブ検索表をみると、腹部の黄色の側斑が第3節までしかないことから、ハセガワキイロアブ Atylotus hasegawai に落ちます(ほんとかいな?)。
よく似たホルバートアブ、フタスジアブの情報はたくさんありますが、ハセガワキイロアブの情報ってほとんどないみたいなので、情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらご教示下さい。


Re: キイロアブ 投稿者: 投稿日:2005/07/26(Tue) 21:57 No.1513  引用 
左側面

Re: キイロアブ 投稿者: 投稿日:2005/07/26(Tue) 21:59 No.1514  引用 
横顔アップ

触角はこんな形です。


Re: キイロアブ 投稿者: 投稿日:2005/07/26(Tue) 22:01 No.1515  引用 
顔面どアップ

下額瘤はハセガワキイロアブらしい形ですが、中額瘤は二つに分かれているように見えて、むしろホルバートアブに似ているようです。


Re: キイロアブ 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/08/01(Mon) 02:30 No.1517  引用 
米津さん見てくれないかな・・・

すごく悩みますね・・・
ただ、中額瘤はV字のように見えますね。触角第2節の形は片側がとがってないようですね・・・
小顎鬚は根元まで毛が生えてるように見えます。
その部分だけを見ると「動薬研究アブ検索」ではホルバートに落ちちゃうんですよね。

・・・わからん・・

アブ屋さんに出てもらわねば・・

Re: キイロアブ 投稿者: 投稿日:2005/08/01(Mon) 13:05 No.1519  引用 
ハエ男さん、出張お疲れ様でした〜〜

え〜と・・・写真の写りが悪くてハエ男さんを余計なところで悩ませてしまいました。すみません。
触角と小顎鬚について、別々に角度を変えて撮り直しました。
触角第2節の上部は細長く突出しています。
小顎鬚の方は、、、私にはよくわかりません。


Re: キイロアブ 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/08/02(Tue) 22:29 No.1530  引用 
画像再撮影ありがとうございます。

触覚第2節は片側はとがってるんですね。(ホルバートはとがってないようです。)
小顎鬚の毛の生え方の違いがワシもイマイチわからんのですが、動薬研究にはあのようにみんな書いてあるってことは重要な形質なのではないかと思うのです。

先日のマレーズの様子 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/08/01(Mon) 19:36 No.1520 ホームページ  引用 
山中にかけているマレーズの様子です。
正常に機能していると思っていました。


マレーズトラブル 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/08/01(Mon) 19:40 No.1521 ホームページ  引用 
何気なく捕虫部のネットを見ると破れています。

最初、欠陥品だ!
と思いましたが、よく見てみると噛み破られているようにも見えます。

犯人はカミキリムシかもしれません。

激安マレーズトラップは、カミキリムシ非対応のようです(T_T)

とりあえず、ビニールテープで応急処置しておきました。
やれやれ(-_-)


マレーズの中身 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/08/01(Mon) 21:29 No.1522 ホームページ  引用 
本日、トラップの中身をソーティングしようとビーカー代わりのペットボトルにあけてびっくり!

アマガエルがマレーズトラップに入っていました。

蛙は、ピットホールで時々見かけていましたが、呆れました。

クモやトビムシ、ザトウムシなど御呼びでない常連さんがいますが、カエルはやめて下さい。


Re: カエルさんに 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/08/02(Tue) 15:57 No.1526  引用 
キンバエの幼虫は・・・ついてそうもありませんね・・・

Re: 先日のマレーズの様子 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/08/02(Tue) 22:25 No.1529  引用 
こないだ三重県の川でピットフォールをかけたら子供スッポンが入ってておどろきましたっさ・・

教えて下さい8続き) 投稿者:平群庵 投稿日:2005/07/16(Sat) 12:00 No.1483  引用 
2つ目です。

Re: 教えて下さい(続き) 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/16(Sat) 13:28 No.1484  引用 
ようこそ平群庵さん。
まず、ハエ類の同定というのは体の各部の刺毛、剛毛の並び方や♂交尾器などを見ないと正確には出来ないということをご了承下さい。(あとは、手元にある資料との絵合わせでの判定になりますので、精度にはかけてしまいます。)

イエバエ科のGraphomya属であることは間違いないと思います。
本属は2種が記録されてますが、キーになる場所が良く見えないので、正確ではないですが、雰囲気はG.rufitibia ヒメセマダライエバエに良く似ていると思います。

Re: 教えて下さい(続き) 投稿者:平群庵 投稿日:2005/07/16(Sat) 22:46 No.1486  引用 
さっそく教えていただきありがとうございます。
Graphomya属であること、2種記録があると言うことでネット検索しましたところ、自分の撮った写真の中にG.maculataと思われるハエもありました。添付写真はG.maculataでよろしいでしょうか。
それと、調べているうちに気がついた事なのですが、ネットに登場する和名と学名のスペルが微妙に違うのです。例えば次のサイトの記述です。
東京昆虫目録(TKM)
●イエバエ科 Muscidae
275. セマダラハナバエ Graphomyia maculata −・−・里・−・
276. ヒメセマダライエバエ Graphomyia rufitibia 皇・自・−・

福井県みどりのデータバンク
イエバエ科 Muscidae
392 セマダラハナバエ Graphomya maculata(Scopoli) − −
393 ヒメセマダラハナバエ Graphomya rufitibia(Stein) − −

これらは、どちらでも良いのでしょうか、それとも最新の名称はこうだと学会で決められたものがあるのでしょうか。重箱の隅のような事でしょうがネット検索ではかなり重要でして。


Re: 教えて下さい8続き) 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/17(Sun) 00:12 No.1487 ホームページ  引用 
はじめまして。市毛と申します。

これは困ったことですね。
某先生が、報告毎に2つのつづりを使っています。
どちらも引用の間違いではありません。
TKMは2000年の報告のつづりです。
福井は2003年と1989年に使われています。

学名は、多くがラテン語やギリシャ語語源の言葉のつづりが元になっています。

問題になっている場所は、ギリシャ語のハエを表すmyiaを接尾語とした属名で、同時にギリシャ語でハエをmyaともつづります。
従ってハエの属名では、-myiaと言う属名の場合と-myaと言う属名の場合があり、時には-miaとつづられる場合もあります。

色々調べた結果、両方とも使われているようです。
Google検索
 "Graphomya maculata" 143件
"Graphomyia maculata" 177件
"Graphomia maculata" 1件

その他、某先生が書いた著作は時々変わるようです。

どのように解釈すればよいのか、私には調べきれませんでした。

最近の名称(学名など)については、各学者の考えがありますので、学者によって異なる場合もあります。学会等で強制的に決められるものでは有りません。一部国際動物命名規約に抵触しているものについては処置されるようです。詳しくは忘れました。

一応の目安として、日本では日本産昆虫目録というのが発行されていまして、昆虫学データベースで無料で調べられます。
http://konchudb.agr.agr.kyushu-u.ac.jp/index-j.html
日本産昆虫目録データベース という項目です。
1989年の目録ですので、その後変更されたものとか、追加されたものがありますが、普通の種類はこの目録に従えばよいと思います。

むずかしいm(__)m

Re: 教えて下さい(続き) 投稿者:平群庵 投稿日:2005/07/17(Sun) 13:25 No.1489  引用 
市毛様 色々お手数をおかけして済みません。複雑なことは分かりました。私も調べている途中で知恵が付き、Google の検索オプションで「いずれかのキーワードを含む」に〜mya,〜myia を入力しました。しかし、国際的にデータベース化される時代に、学名に幾通りもの綴りがあるというのも困りものだと素人目には映ります。勿論、研究者によって分類の見解が異なり違う科や属になるというのはありうることですが。
で、市毛様の紹介の「昆虫学データベース」で調べたところ、
セマダラハナバエ Graphomya maculata(Scopoli)
ヒメセマダラハナバエ Graphomya rufitibia(Stein)
となっていました。従って、ハエ男様に教えていただいた「ヒメセマダライエバエ」は「ヒメセマダラハナバエ」と読み変えさせていただきます。ごめんなさいハエ男様、勝手なことをしました。この後は市毛様とチャンバラなさって下さい。
有り難うございました。



Re: 教えて下さい(続き) 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/17(Sun) 15:11 No.1490  引用 
イエバエ科で和名にハナバエとある種類は最新のイエバエ科のモノグラフ(篠永哲 著)では〜イエバエの形に置き換えられています。

学名についても上記のモノグラフから引用しました。
イエバエ科は昆虫学データベース以降に記載された種がかなりありますし、属の移行、亜種、種の取り扱いの変更などがかなりあるので、現在の所イエバエ科については篠永モノグラフを参照するのが当面はベストだと思います。。

Re: 教えて下さい(続き) 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/17(Sun) 15:22 No.1491  引用 
1486の画像はG.maculataではありません。背中の黒い筋が4本あるし・・

翅脈・・M1+2も大きく「ヘ」の字に曲がってますので、単なるMusca属の一種ではないかと思います。イメージ的にはノイエバエかクロイエバエあたりに良く似てると思います。

Re: 教えて下さい(続き) 投稿者:平群庵 投稿日:2005/07/17(Sun) 18:42 No.1492  引用 
ハエ男様、あなたとハエのことでチャンバラできません。仰せに従います。イエバエ科に○○ハナバエは素人としては混乱するのでそちらに統一される方が望ましいのですが、ちょっと反論の予感がして議論の続きを市毛様に振って逃げました。
ところで、その後 Graphomya maculata で検索して次のサイトに出くわしました。絵合わせだけですけれど、上記2枚の写真は♂♀の関係に見えました。信用できるでしょうか。
http://www.bioimages.org.uk/HTML/T94291.HTM

Re: 教えて下さい8続き) 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/17(Sun) 21:26 No.1493 ホームページ  引用 
ハエ男様、平群庵様。

平群庵様、残念ながらハエ男様はチャンバラするような方では有りません。とりあえずは一杯と、酒屋or郷土料理屋に連れ込まれる恐れはあります。後で参考にしなさいと目録等のコピーが頂けるかもしれません。

日本産昆虫目録ですとセマダラハナバエでしたか、これはうっかりしていました。たしかにモノグラフは出ているのですが、普通の人にモノグラフを参照にしろとは言えないですし・・・
やはり、このサイトに質問を書いてもらい、最近の傾向としては・・・なりの解説をもらうのが良いかもしれません。

現在、日本産昆虫目録の改定が進行していますので、早く改訂版が出れば解決する問題なのですが・・・

暫定的には、集録種類数が少ないのが難点ですが「河川水辺の国勢調査のための生物リスト」を参照にしてもらうのが良いかもしれませんね。
http://www.wec.or.jp/center/mizube/list/mizube-list.htm

平成12年版ですので、Graphomya maculata セマダライエバエと書かれています。

この他には、HGAP用提出昆虫類目録なども良いかもしれません。残念ながらGraphomya属は北海道にいないので載っていません。URLは忘れました。


どっちやねん 投稿者:TKM事務局 投稿日:2005/07/17(Sun) 21:35 No.1494 ホームページ  引用 
 平群庵さん、ウチのHPを引用して下さりありがとうございます。東京都本土部昆虫目録(TKM)事務局です。

 さて、セマダラハナバエ についてですが、現時点でもっとも権威あるイエバエ科分類書とである下記の文献ではGraphomya maculata という学名が、同属のヒメセマダライエバエにたいして Graphomya rufitibiaの学名が使われています。
●篠永 哲,2003,日本のイエバエ科,東海大学出版会,

 一方、最近出たてのほやほやで、最新の知見に基づいていると思われる下記文献ではヒメセマダライエバエに対して Graphomyia rufitibiaの学名が使われています。
●篠永 哲,2005,赤坂御用地と常盤松御用邸のイエバエ科、クロバエ科およびニクバエ科ハエ類,国立科学博物館専報,(39):375-386,

 どっちやねん。
 篠永先生に直接聞いてみるのが一番でしょうか。
 


Re: 教えて下さい8続き) 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/17(Sun) 21:45 No.1495 ホームページ  引用 
追記と訂正です。

HGAP用提出昆虫類目録
北海道Gap分析プログラム
http://homepage3.nifty.com/hgap/

この目録では、セマダライエバエは北海道に分布していないとのことで集録されていませんが、

2003年発行のモノグラフ、日本のイエバエ科では北海道の分布が書かれていますね。

むずかしいm(__)m

Re: 教えて下さい(続き) 投稿者:平群庵 投稿日:2005/07/17(Sun) 23:04 No.1496  引用 

市毛様、TKM事務局様 ハエの名前が知りたく、あら探しのつもりは毛頭なかったのですがお手を煩わせてしまって申し訳ありません。でも事のついでに調査結果(Graphomya maculataの前後)を抜き書きします。

「河川水辺の国勢調査のための生物リスト」の中の記述

Graphomia rufitibia ヒメセマダラハナバエ
Graphomya maculata セマダライエバエ
Graphomya rufitibia ヒメセマダライエバエ

やっぱりちょっと変
私は分類学の部外者なので名前はどれになってももいいのですが、昆虫のような大量のデータを扱うデータベースは個々の種名が一義的に定められていなければ混乱し、整理することなくデータを蓄積していくと、後で、すべてのデータを目で追うという途方もない労力を費やします。これは素人にも予想できます。
それと、権威的な存在、人とその著書についても間違いや勘違いがないとは限りません。
学会にもよりますが権威と異端があるのでしょうね。
ああ、そんなことは私にはどうでも良いのですが、専門家にこんな事をお話しする機会は滅多にないものでついつい偉そうなことを書いて失礼しました。
私は添付写真のハエの名が知りたいだけなのです。

Re: 実はチャンバラ好き・・ 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/18(Mon) 17:44 No.1497  引用 
ご幼少のみぎりには赤影のマネをし、ライオン丸のマネをし、赤胴真空切りもポーズだけはマスターしたワシですが、現在は6mの長いタモ網をいっきに振り切りツバメガエシと呼んでおります(ときどきツバメガエシの威力に負けてサオが折れるのが悩みなのです)。

それはおいといて、実は生き物の種名、学名の取り扱いについての日本国としてのああしなさい、こうしなさいといった法律はありません。あくまでも、私的に発表されたものを一般の方々&研究者が認めて、使っていくかどうかなのです。
たとえ、学会発表されたとしても、その種名については人間の氏名の戸籍上の取り扱いのような法律上の有効性はないのです。唯一「国際動物命名規約」にのっとってるかどうかが重要なのですが、これも、学名のみの取り扱いなので、和名に関しては本当にころころ変わります。(学名も良くかわるけど・・)

またいろいろと疑問点がありましたらどんどん書き込みをお願いします。ごく一部の研究者で進められてきた双翅目の情報をみんなで検証、より精度の高い情報に修正していきましょう。

そのためにはこっちも勉強せねば・・・

Re: 間違えたら素直にあやまる。 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/18(Mon) 21:53 No.1498  引用 
平群庵さん>1492でご指摘のサイトを見てワシも悩んでしまいました。♂と♀であんなに違うんですね・・・
篠永モノグラフでは♂の写真しかでていなかったので、ついついラフに絵合わせをしちゃったのですが、ご指摘の通り、1486の画像はG.maculataの♀である可能性が高いと思います。

ご指摘のサイトは英国のサイトのようですが、作りから考えてもかなり信頼できるように思います。(同定が怪しい時は危険って表示してあるし・)

ガセネタ振ってしまってすみませんでした。

Re: 素直にあやまられたら素直に... 投稿者:平群庵 投稿日:2005/07/18(Mon) 22:40 No.1500  引用 
素直にあやまられたら素直に受け入れる。冗談です、とんでもございません。Graphomyaの属名をいただけたので検索することが出来ました。みなさまのお知恵を借り、英国の Fly Man 氏にも助けられ画像に名前を付けられます。有り難うございました。

通りすがりですみません 投稿者:甲太郎 投稿日:2005/08/02(Tue) 00:55 No.1524  引用 
通りすがりで申し訳ありません。実家へ寄ったときしか見られないので・・・
面白そうだったので、Yahoo UKを探してBiosis
http://www.biosis.org.uk/ion/search.htm
というのを見つけましたので、ここでGraphomyiaとGraphomyaで検索をかけてみました。
その結果は Graphomyaでは該当するものがなく、GraphomyiaでDipteraに該当ありで出てきます。
今後の訂正もあるかもしれませんが、当面はGraphomyiaを使うのが無難ではないでしょうか。

Re: 教えて下さい(続き) 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/08/02(Tue) 15:56 No.1525  引用 
この学名の取り扱いについては著者に直接尋ねるしか方法がないと思います。

ただ、現状ではイエバエ科についての参考文献でもっとも新しく情報が多いのが東海大出版の「日本産イエバエ科のモノグラフ 篠永哲著 」なわけで、この著者が日本のイエバエ科やニクバエ科クロバエ科の目録作製に大きくかかわっている関係上当面は出典を明記の上、上記の篠永モノグラフを参考にせざるを得ないと思います。
学名の語尾の変更、訂正というのは多くはないですが、ときどきあるようですので(カブトムシなんかも属も変わったし、種小名も昔とは語尾が変わってますし・・)イエバエ業界でどのような話があったのか確認して、その辺がどうなってるのか見やすい媒体に解説をしてもらいたいものですね。

また、そのような情報をご存知の方がいましたらぜひ、当サイト内の投稿型HPの「みんなで作る双翅目Web図鑑」の方に投稿をお願いします。(ひそかに増殖中なのです。)

近況報告 投稿者: 投稿日:2005/08/01(Mon) 21:45 No.1523  引用 
最近とんとご無沙汰しています。ちょっと眺めていたら「はなあぶ」の原稿締め切りが8月末だとか。いつも提出し忘れ,あー,今回は忘れずに出さねば。現在Yellow sticky trapを製作中です。なにせ調達部品の品目が多く,製作が遅々と進みません。

行ってきます。 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/27(Wed) 04:13 No.1516  引用 
台風で延期になってた出張に行ってきます。現場ではPCは多分見れないと思うので、よろしくお願いします。日曜午前中に帰宅予定です。

この時間に出なきゃならん所が田舎暮らしのえらいところだな・・

Re: 行ってきます。 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/08/01(Mon) 02:31 No.1518  引用 
ただいま・・へろへろ・・です。

最近の標本箱・・・ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/25(Mon) 20:07 No.1508 ホームページ  引用 
私の最も新しい標本箱です。(採集ラベル待ち)

ハナアブもちらりと有るのですが・・・・


Re: 最近の標本箱・・・ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/25(Mon) 20:12 No.1509 ホームページ  引用 
変わったグループに占領されつつあります。

今年は、予想以上の金欠状態の為、近場で楽しめるグループを開拓しております。

熱しやすく冷めやすい性格ですので、来年は何を集めていることやら・・・・


Re: 最近の標本箱・・・ 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/26(Tue) 01:54 No.1511  引用 
ん?コンボウハバチも入ってます?
キノコバエ科もなかなか大変そうというか、・・・

そういえば、今日なんとなく九大DBでチョウバエ科を調べてたらマツタケチョウバエなんていうとんでもないやつがいることがわかりました・・・むむむ・・・欲しい・・・アダルトの標本も欲しいけど、幼虫の餌になる菌・・子実体も欲しい・・・

虫食いのやつをほっとくと出てくるのかも・・・でも、でも、あの赤松キノコの香りの誘惑には人間様もかなわずに食べちゃうんだろうなあ・・

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