8675984
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [新着順表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 (31) / 2: 同定お願いします (2) / 3: ムシヒキアブを教えてください。 (2) / 4: ムシヒキアブの一種について (2) / 5: Mallotaの同定のお願い (6) / 6: 同定お願いいたします。 (2) / 7: 田沢湖のアブについて (2) / 8: 種名を教えてください (2) / 9: 翅のないノミバエ (1) / 10: 双翅目昆虫の同定について (2) / 11: 同定のお願い (2) / 12: キノコバエ科でしょうか. (2) / 13: キアブでしょうか? (3) / 14: 同定をお願いします. (2) / 15: 同定のお願い (2) / 16: 長角亜目の翅脈の絵解き検索の質問 (2) / 17: ムシヒキアブの一種でしょうか? (2) / 18: 翅脈から、科が特定できないでしょうか? (2) / 19: ハチモドキバエの一種 (3) / 20: ノミバエ (2) /

おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
コメント内には下記と同じURLを書き込まないで下さい
参照URL
添付File  (100kBまで)
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
文字色

ニクバエの仲間でしょうか 投稿者:さびきこり 投稿日:2007/10/10(Wed) 22:50:25 No.3947  引用 
初めまして。
このハエはベッコウバチの巣の近くの草に止まり、ハチが穴を掘っている様子を窺うようにしていたところを捕らえたものです。
アナバチヤドリニクバエなどという種名は聞いたことはあるのですが、果たしてこれがそうなのでしょうか。
茨城県の南岸地域での採集品です。検分お願い致します。


Re: ニクバエの仲間でしょうか 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/10/11(Thu) 00:29:51 No.3948  引用 
Miltoglaminae・ヤドリニクバエ亜科であることは間違いないと思います。(外見は似てる種が多いのでパっと見の絵合わせ同定はほぼ不可能です。)

頭部の雰囲気では♀なのかな?とも思いますが、ニクバエ科の同定は♂交尾器で行うのが基本スタイルとなってしまうので、♀だとかなり難しいです。一応、腹部末端を見て交尾器が引き出せるかどうかを確認してみてください。ニクバエ科の標本処理は翅をきれいにするよりも、まず交尾器を引き出しておくことが大変重要で、採集した日の処理というのが面倒ですが、あとの同定を楽にします。今からですと、湯気で軟化するとか、エタノールを少しかけた脱脂綿入りのフィルムケースに入れて数日置くなどの方法で軟化する方法があります。(♂交尾器の確認が必須とご理解ください。)

このグループの参考資料としては Kurahashi Hiromu 著
STUDIES ON THE CALYPTERATE MUSCOID FLIES FROM JAPAN VII. REVISION OF THE SUBFAMILY MILTOGRAMMINAE (Diptera, Sarcophagidae) があり、これはCiNii  http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiTop#の方で公開されていますのでご参照ください。(アナバチヤドリニクバエの♂交尾器の図も出ています)

Re: ニクバエの仲間でしょうか 投稿者:さびきこり 投稿日:2007/10/12(Fri) 23:54:20 No.3950  引用 
ハエ男さま
ご教示ありがとうございます。
この個体は雌のようでしたが、参考にさせていただきます。
それにしても、雌で調べにくいのは困ったことですね。
もしかしてハチのグループごとに特異的な関係が見つかるのではと思っていたのですが、道は険しいです。

Re: ニクバエの仲間でしょうか 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/10/13(Sat) 00:21:51 No.3951  引用 
現在、倉橋弘 先生がニクバエ科の♀による同定のキーをまとめられているとのことですが、お話を聞く限りでは一般の方にはなかなか調べにくい部分や細かな部分もキーとしなくてはならないため、ある程度、訓練をつまれてそれらの部分を見るとわかるようになるかもしれません。

何という名前ですか? 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/10/09(Tue) 12:08:53 No.3940  引用 
これも昨日、撮ったのですが、葛の葉っぱにハエか?アブか?分からない虫がいました。
何という名前でしょうか?
広島市佐伯区湯来町です。
よろしくお願いします!<(_ _)>


Re: 何という名前ですか? 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/10/09(Tue) 12:09:57 No.3941  引用 
もう1枚横からです。

Re: 何という名前ですか? 投稿者:茨城@市毛 多少復活(~_~) 投稿日:2007/10/09(Tue) 12:34:24 No.3944  引用 
まゆみ様.

これは,ヤチバエ科のヒゲナガヤチバエで良いと思います.

水辺でよく見られますので,色々なHPに写真が出ています.

Re: 何という名前ですか? 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/10/09(Tue) 21:15:55 No.3946  引用 
茨城@市毛さま
ヒゲナガヤチバエ検索して確認しました。
ありがとうございました♪<(_ _)>

何というハエですか? 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/10/09(Tue) 12:04:23 No.3937  引用 
昨日、カラムシの葉っぱに止まっていたのですが、背中が金色でお尻が真っ黒のハエです。
6〜7mmだったような気がします。
広島市佐伯区湯来町です。
よろしくお願いします!(^_^)/


Re: 何というハエですか? 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/10/09(Tue) 12:05:34 No.3938  引用 
横からです。

Re: 何というハエですか? 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/10/09(Tue) 12:06:27 No.3939  引用 
前方からです。

Re: 何というハエですか? 投稿者:茨城@市毛 多少復活(~_~) 投稿日:2007/10/09(Tue) 12:29:56 No.3943  引用 
まゆみ様.

ヤドリバエ科の1種ですが,非常に種類が多いため写真での同定は困難です.

今年の1月頃に,Calozenillia tamaraという学名のヤドリバエの写真が掲示板に出ており,今回のヤドリバエに良く似ています.

Re: 何というハエですか? 投稿者:まゆみ 投稿日:2007/10/09(Tue) 21:13:15 No.3945  引用 
茨城@市毛さま
今年1月のCalozenillia tamaraという学名のヤドリバエの写真を拝見しましたら、そっくりでした。
もう1枚ドアップにトリミングした写真を添付してみます。
ありがとうございました♪(^_^)/

教えてください 投稿者: 投稿日:2007/07/22(Sun) 21:33:51 No.3670  引用 
「ムシヒキアブ図鑑」を見ましたがわかりません。
教えてください。青森県下北半島で6月30日に撮したものです。


Re: 教えてください 投稿者: 投稿日:2007/07/22(Sun) 21:34:48 No.3671  引用 
もうひとつ。

Re: 教えてください 投稿者: 投稿日:2007/07/22(Sun) 21:36:23 No.3672  引用 
もうひとつ。よろしくお願いします。

Re: 教えてください 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/10/09(Tue) 07:53:25 No.3936  引用 
3ヶ月前の投稿でしたが,マガリケムシヒキの仲間は田川勇治さんの論文に検索表があります.標本を採集されていればこれで同定できると思います.

Tagawa, Yuji, 1981. Asilinae in Shikoku, Japan (Diptera:Asilinae). the Transactions of the Shikoku Entomological Society, vol.15, Nos.3-4:187-213.

ご参考までに.

Re: 教えてください 投稿者:茨城@市毛 多少復活(~_~) 投稿日:2007/10/09(Tue) 12:21:51 No.3942  引用 
おーやぎ様,アノニモミイア様.

田川さんの論文は未読なのですが,マガリケムシヒキ属は未記載種が幾つかあったと思います.

絵解き検索が,大石久志・田川勇治(1997)日本産マガリケムシヒキ属の再検討(1)に載っていたはずです.

では,また.

Hybos bicoloripes? 投稿者:茨城@市毛 多少復活(~_~) 投稿日:2007/10/07(Sun) 22:17:46 No.3931  引用 
7月に茨城県北部の山間部で採集した,体長3mm程のHybos属の1種です.

後腿節の色からするとHybos bicoloripesかその近縁種と思われますが,如何でしょうか?

よろしくお願い致します.


Re: Hybos bicoloripes? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/10/08(Mon) 00:00:46 No.3932  引用 
同定されたようにHybos bicoloripes Saigusa, 1963の♂です.原記載では奥入瀬の1ペアに基づいていますが,国内では結構分布が広く,九州南部の山地でも得られています.後腿節が著しく紡錘形に肥大しており,♂交尾器の背方に突起がのびているのも目安になります.場所と時期を選ぶと意外とまとまった数が採れることがあります.後腿節の先端が暗色のことも含めて識別しやすいものです.H. auriferのように前小楯板域が金色に輝くこともありません.

Hybosは種によっては多産するのですが,林床の葉の上に静止している姿しかほとんどみていないので,じっくり観察したことがありません.多産地で半日くらい費やすつもりで観察するといろいろと分ってくるのではないかと思います.前を向いた長い口吻も摂食時には真下を向くようになりますし.かなり獰猛な捕食者ですが,交尾のときにどのような行動をとるかも観察されていません.

Re: Hybos bicoloripes? 投稿者:茨城@市毛 多少復活(~_~) 投稿日:2007/10/08(Mon) 00:46:49 No.3933  引用 
アノニモミイア様,早速の回答ありがとうございます.

私も,Hybos属は葉上に静止している個体ばかり見ています.


先ほど,Dolichocephalaの1種を見つけました.
マウントしたのは覚えていたのですが,永らく行方不明になっておりました.

実は,この属は翅脈が変わっており,最初は検索で上手く落ちませんでした.他の属に比べ,bmやcup室がとても小さいのですね.

体長約1.5mm.7月に茨城県北部の山間部で採集しました.

当間山のオドリバエに描かれている種類とは,翅の斑紋が異なるようですが,別の種類なのでしょうか?

よろしくお願い致します.


Re: Hybos bicoloripes? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/10/08(Mon) 09:30:48 No.3934  引用 
これは日本に産する2種のDolichocephalaの片方です.もう1種は本種よりはるかに多数の白斑をあらわす種です.今回のはインドのSimlaから記載されたDolichocephala septemnotata Brunettiに極めて類似して別種と考えています.もう1種(これは伊藤先生が北隆館のミズタママメオドリバエの和名とD. irrorataの学名で掲載されています;しかし,irrorataとは♂交尾器が異なり別種です)に比べると今回の種は個体数がやや少ない傾向があります.

これら2種のほかに,Lamposoma属があり,これも頭部が長く,頸の位置が頭部の背方に移動していますが,DolichocephalaのようにR4がR2+3と横脈で結ばれていません.最近の分類ではこれもDolichocephalaに入れることがあるので,そうすると後2-3種増えます.Lamposomaは翅に水玉模様がありません.

これらの種はほかのClinocerinaeの属と異なって,渓流や岩清水にはいないで,Heleodromia属と同じように切り通し道などの斜面がわずかの漏水で常時湿っているような場所を主な生息場所にしていますので,このようなマイクロハビタートを丹念に繰り返し地上ぎりぎりをスイーピングすると採集できます.

Re: Hybos bicoloripes? 投稿者:茨城@市毛 多少復活(~_~) 投稿日:2007/10/09(Tue) 00:02:52 No.3935  引用 
アノニモミイア様.

やはり,別種なのですね.
来年は,御指摘のような場所に注意して,別の1種を狙ってみます.

ありがとうございました.

Hilara (Ochtherohilara) mantis... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/10/06(Sat) 17:38:58 No.3927  引用 
Hilara (Ochtherohilara) mantispa Freyの雄の画像を出しておきます.長野県島島谷(模式産地)のものです.前にも書いたように翅がかなり透き通って,腹部が細長く,黒光りしています.交尾器がやや下を向く,というのが乾燥標本で一般的です.No. 3880と比べてみてください.

Re: Hilara (Ochtherohilara) ma... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/10/06(Sat) 17:49:43 No.3929  引用 
ついでに先ごろから出ているTrichopeza albocincta (Boheman)の雄の写真をだします.腹部が少しよじれています.福岡県産です.

Re: Hilara (Ochtherohilara) ma... 投稿者:茨城@市毛 燃え尽き中;^_^) 投稿日:2007/10/07(Sun) 22:11:24 No.3930  引用 
アノニモミイア様.

わざわざ画像を張って下さりありがとうございました.

やはり,写真を見ると実感がわきます.

ツヤホソバエ科でしょうか 投稿者:F 投稿日:2007/09/19(Wed) 20:12:02 No.3851  引用 
島根県・石見銀山近くの水田雑草(オモダカ)の花を撮影したときに写りこんできたハエです。
撮影時はアリだと思っていて、PCで見たときに初めてハエだと分かりました。
「アリに擬態している」ということでハエ男さまの「ツヤホソバエ科」にあたり、「Black scavenger fly」で検索して
www.cirrusimage.com/fly_black_scavenger_Sepsidae.htm
www.biosurvey.ou.edu/okwild/misc/blkscafly.html
の画像を見つけました。体色・頭部・翅の紋など、そっくりだと思うのですが、この仲間と考えていいのでしょうか。
1枚偶然に撮った写真だけで申しわけありませんが、よろしくお願いします。

Re: ツヤホソバエ科でしょうか 投稿者:F 投稿日:2007/09/19(Wed) 20:32:29 No.3853  引用 
すみません、画像を付け忘れました。

あと、以前にも一度お世話になりました。ありがとうございました。


Re: ツヤホソバエ科でしょうか 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/09/19(Wed) 20:53:19 No.3854  引用 
お調べになったとおりツヤホソバエ科SepsidaeのSepsis属の種です.どの種であるかは,体の剛毛の状態や♂前足の構造が分らないと正確には決定できません.

この仲間は獣糞などを幼虫の食餌とし,成虫も糞を吸汁して生活していますので,この写真のように花に来ることは一般的な行動ではありません.牛糞,人糞,犬や猫などの糞にも良く集まっています.

Re: ツヤホソバエ科でしょうか 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/09/19(Wed) 21:53:57 No.3855  引用 
日本で記録のあるSepsis属のうち翅の先の方に黒点があるのは10種類くらいいるはずなのですが、一般的に圧倒的に多いのはヒトテンツヤホソバエで次がオスアカツヤホソバエになると思います。

このグループは♂の前足の形や剛毛、トゲなどの状態を見ないと識別できないのですが、上記2種の識別はFさんもご覧いただいたツヤホソバエのページhttp://furumusi.aez.jp/fly/spotlight/sepsidae/sepsidae1.htmの画像をクリックすると拡大画像が見れるようになっていますのでご参照下さい。

アノニモミイアさんは花に来るのが一般的な行動ではないと書かれていますが、私は低標高の場所(東海地方)の河原の白いキク科の花等でも良く見つけます。(別の獲物を狙って花を網でスイーピングすると一緒にポチポチ入ってきます・・・この場合はヒトテンツヤホソバエが圧倒的に多いです。)

また、3月の南アルプスの標高1700mの雪だらけの林道の中で飛んでいたツヤホソバエ科の一種(♀だったので種名は不明)を捕まえて驚いた記憶があります。(現在標本が行方不明なので・・・う〜む困ったもんです)

個人的には細いハエや平べったいハエにすごくあごがれてるのです注目してるハエではあります・・・

Re: ツヤホソバエ科でしょうか 投稿者:F 投稿日:2007/09/20(Thu) 00:29:23 No.3858  引用 
アノニモミイアさま
ハエ男さま

素人のぶしつけな質問に再三お答えいただき、ありがとうございました。
動き(花の上を歩き回る)もアリを思わせるものがありました。

Re: ツヤホソバエ科でしょうか 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/09/24(Mon) 16:25:26 No.3861  引用 
ハエ男さんが南アルプスの雪だらけの林道でツヤホソバエを採集されたということですが,Themira属の種はどちらかと言えば寒地性で,真冬でも少し暖かいと獣糞上で活動していることがあります(Themiraは翅端の黒点がない).それと,SepsisやDecachaetophoraの仲間は個体数が多い,すなわち餌になる牛糞などが多い,場所では周囲の低い植生の上にも群がって,徘徊したりそこで交尾したりしている個体がたくさんいます.それで花上でも観察されます.しかし,花で吸蜜しているか確かめたことはありません.

Re: ツヤホソバエ科でしょうか 投稿者:mahoro_s 投稿日:2007/10/06(Sat) 17:41:19 No.3928  引用 
訪花昆虫を採集していますとツヤホソバエが時々捕れます(ヒトテンかなと思っています)。湿地(水面上)ではミツガシワ、エゾノコリンゴなど、草地では木にからんだボタンヅルなどで記録しています。虫が雄蕊または雌蕊に接触していることを確認してから捕っており、採餌行動ではないかと考えているのですが、口器がどんなものか・・・花蜜ではなく花粉ということはないでしょうか。上のFさんの写真のオモダカは雄花ですし、私が採集した他の花も、花粉の多い白色の花です。次に出会ったらよく行動を観察してみたいと思います。

フトクロハラナガ?! 投稿者:pakenya 投稿日:2007/10/04(Thu) 16:03:55 No.3915  引用 
こんにちは。関東は久しぶりに日射が出て暑いです。

ハラナガハナアブの不明種を標本箱から見つけました。
3609のニセヨコモンハナアブ(はなあぶ24号に投稿中)と同じ山形県米沢市の吾妻連峰で今年の6月に採集したものです。

クロハラナガChalcosyrphus longus (Coquilett,1898)と同じように、広葉樹の枯木に飛来したものを採集しておりました。
クロハラナガと思い込んで標本箱に並べたら・・・

全然違うじゃん!

翅の曇りが少なく、腹部が太くて波を打ち、前中腿節も強く膨れています。後脛節末端にはトゲ状突起もありません。

日本のハナアブにも市毛さんのHPにも同じものは無いようですね。


Re: フトクロハラナガ?! 投稿者:pakenya 投稿日:2007/10/04(Thu) 16:05:44 No.3916  引用 
胸部を下側から撮影したものです。

たくましい脚部です。


Re: フトクロハラナガ?! 投稿者:pakenya 投稿日:2007/10/04(Thu) 16:12:24 No.3917  引用 
交尾器の側面です。

Ch. longusのsurstylusはこの角度から見ると長方形に見えますが、この個体は丸く膨れています。

Surstylusの先端が棍棒状に膨らむ種には、ambiguusやjaponicusがありますが、それより短めです。何より他の特徴が全く違います。

でっかくって、かっちょいいのに、同定できないのは寂しいです。教えてください。ちなみに体長はlongusと同じか少し大きいぐらいです。


Re: フトクロハラナガ?! 投稿者:茨城@市毛 燃え尽き中;^_^) 投稿日:2007/10/04(Thu) 18:37:13 No.3920  引用 
pakenya様.

今のところ,Chalcosyrphusの未記載種としています.
茨城〜近畿地方にかけて分布しています.

Chalcosyrphusは種類が多く,腹部が赤色と黒色の2型になる種類が幾つかあり意外と難しいです.

極東の昆虫の検索で収録されている種類のうち,半分ぐらいの種類しか比較標本がないので,詳細不明の種類が意外とあります.

では,また.

Re: フトクロハラナガ?! 投稿者:pakenya 投稿日:2007/10/05(Fri) 09:09:52 No.3925  引用 
市毛様。

ご教示ありがとうございます。
未記載種ということは、極東の昆虫の検索にも収録されていないんですね。これほどの大型種で未知の種がいるとは驚きです。

山形県は奥只見地区と同様に宝の山のようです。

Re: フトクロハラナガ?! 投稿者:茨城@市毛 燃え尽き中;^_^) 投稿日:2007/10/05(Fri) 12:43:32 No.3926  引用 
pakenya様.

私が把握していない未記載種も結構あるようです.
(まだまだ,7年目の会員ですから;^_^)

Xylotiniはまとまって採れない種類が多いので,個体変異かどうか判断出来ずに放置してあるようです.

斑紋が無いハナアブは,普通の人には判別できないのが多いので,放置されてしまうのです.近似種が多いグループも同様です.

以前から,標本の持ち寄りを提言しているのですが,普通種がしっかり同定出来る資料が無いので,なかなか話が進みません.

東北地方も未解明ですが,九州や四国も未記載種の実情がわかりません.
九州は,長崎以外の情報は熊本のリストしか無いようですし,四国も面河渓以外は小田深山ぐらいしかまとまっていません.

まだまだ,あちこちに宝の山があるようです.

水際のハエ 投稿者:タロ 投稿日:2007/10/04(Thu) 02:13:16 No.3909 ホームページ  引用 
以前はありがとうございました。
またお手数おかけいたします。

池の水際で見かけたハエ2種です。
何という名前のハエでしょうか?

どうぞ宜しくご教授下さい。


水際のハエ2 投稿者:タロ 投稿日:2007/10/04(Thu) 02:14:14 No.3910 ホームページ  引用 
もう一種の方です。

Re: 水際のハエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/10/04(Thu) 02:42:58 No.3912  引用 
2枚目の画像はミギワバエ科の一種だと思われます。変な顔のやつなので・・(別に差別してるわけではないのですが、このアゴの張った顔の様子から考えるとDryxoやParalimnaなどのハエっぽくない頭部のやつだとおもうんですよね・・
頭部側面か、正面からのアングルがあるともう少し絞り込めるのですが・・・

あと、質問される時は画像の撮影場所、撮影日時(標本の場合は採集データ)を入れるようにしてください。

画像のみの双翅目の同定は本来はかなり無理がある作業なのですが、画像から読み取れる形質や候補の分布域や発生時期などの情報からいろいろと絞り込んでいく場合が多いので、それらの情報をぜひ入れるようにしてください。(多分、他の投稿者の方々も、そういうデータは入れてくれていると思いますのでよろしくお願いいたします。)

Re: 水際のハエ 投稿者:タロ 投稿日:2007/10/04(Thu) 03:05:37 No.3913 ホームページ  引用 
ハエ男さん、本当に失礼致しました。
今後注意致します。
1枚目、2枚目とも埼玉県さいたま市にて今年の9月19日に撮影しました。
また2枚目のハエの方はもう一枚あるので添付いたします。
どうぞ宜しくお願い致します。


Re: 水際のハエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2007/10/04(Thu) 10:24:12 No.3914  引用 
だいたいの大きさはわかりますか?

Re: 水際のハエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/10/04(Thu) 17:29:48 No.3918  引用 
1枚目はアシナガバエ科の1種ですが,この背面からの画像では属の見当もなかなか付きにくいですね.おそらくDolichopodinaeのDolichopus,Hercostomus,Tachytrechusあたりの種でしょうけれど,確信はもてません.あるいはHydrophorinaeのThinophilus属かもしれません.この辺りは,顔面の溝とか,触角第1節の毛の状態とか,後脚の&#36311;節の剛毛の状態などの微細な構造をみないと亜科も属もわかりません,ハエの仲間は他の昆虫と違って,側面からしか観察できない形質が多いので,名前の見当をつけるためには背面と側面両方からの撮影が必須です.

Re: 水際のハエ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/10/04(Thu) 22:07:34 No.3922  引用 
タロさん、こんちは。

 1枚目の種は、この画像からは属がはっきりわかりませんが、アノニモミイアさんの仰るように、Dolichopus,Hercostomus あたりではないかと思います。

 2-3枚目は、ミギワバエ科のParalimna opacaに見えます。
 大型の特徴的なミギワバエです。さいたま市でしたら、普通に見られると思います。
 水際だけでなく、水辺から離れた雑木林の水溜りでも見かけることがあります。

Re: 水際のハエ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/10/04(Thu) 22:09:12 No.3923  引用 
写真添付忘れました。
手持ちのParalimna opacaの画像です。


Re: 水際のハエ 投稿者:タロ 投稿日:2007/10/05(Fri) 00:58:52 No.3924 ホームページ  引用 
ハエ男さん、アノニモミイアさん、バグリッチさん、
今晩は。そして、どうもありがとうございます。

ハエ男さん、大きさは両方とも5mm前後ではなかったかと思います。

アノニモミイアさん、このハエについては、写真は1枚しかないのですが、次回から背面、側面から撮るようにします。ピントがいっぱいいっぱいでなかなか大変でした。

バグリッチさん、2−3枚目は、Paralimna opacaという大型のミギワバエの画像と本当によく似ていますね。

体長3mm程のRhamphomyia属の1種 投稿者:茨城@市毛 燃え尽き中;^_^) 投稿日:2007/10/03(Wed) 20:26:33 No.3907  引用 
4月に茨城県水戸市周辺の里山で採集した,体長3mm程のオドリバエで,Rhamphomyia属の1種と思われます.

♂複眼が合眼的で,acrとdcがそれぞれ1列,R4脈を欠き,後脚基付節が肥大しています.

よろしくお願い致します.


Re: 体長3mm程のRhamphomyia属の... 投稿者:茨城@市毛 燃え尽き中;^_^) 投稿日:2007/10/03(Wed) 20:27:29 No.3908  引用 
同,交尾器です.

Re: 体長3mm程のRhamphomyia属の... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/10/04(Thu) 17:55:10 No.3919  引用 
写真の個体はRhamphomyia (Pararhamphomyia) parvula Frey, 1955の雄です.本種はDie Fliegenで交尾器の図をつけないで記載されていて,同定が難しいものですが,美ヶ原と志賀高原から記載されたsyntypesに基づくと,写真の個体は間違いなく本種です.近似種がありますが,雄交尾器の尾角突起が細長く,背板葉を越え,挿入器も単純であることが特徴です.

本種は本州中部の低地から山地に極めて普通で,深い森林と言うよりも雑木林のような環境に多く,林内の空地の地上2-3mの空間でランダム飛翔に近いような大きい群飛集団を形成します.成虫は4月上・中旬に発生するようです.♀は脚に羽状剛毛が発達しています.

Re: 体長3mm程のRhamphomyia属の... 投稿者:茨城@市毛 燃え尽き中;^_^) 投稿日:2007/10/04(Thu) 18:45:37 No.3921  引用 
アノニモミイア様.

Rhamphomyia属は交尾器に特徴があるので,図ばかり目が行ってしまいました.
来年は,♀が得られるように注意してみます.

ありがとうございました.

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172]

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -